JP3396712B2 - 手持式のカッター付ラップフィルム用詰替容器 - Google Patents

手持式のカッター付ラップフィルム用詰替容器

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は手持式のカッター付ラッ
プフィルム用詰替容器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の軽便な手持式のカッター
付ラップフィルム用詰替容器は存在せず、電動カッター
もしくは電熱カッターを備えた据え置き式の業務用のも
のや、家庭用の食品包装用ラップフィルムに付属する使
い捨てのカッター付紙容器が知られているだけであっ
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の業務用のものは
機能は優れていたが、大型で軽便さに欠け、機構が複雑
で高価であった。 【0004】他方、家庭用のラップフィルムに付属する
使い捨てのカッター付紙容器は簡便で安価であったが、
耐久性に欠けるために箱が歪んでカッターが切れにくく
なったり、切断した反動でフィルムがからまったり、切
断にコツを要したり、蓋を手軽に閉じておくことができ
ないために見苦しくなりがちであったり、残量が少なく
なるにつれて軽くなったロールが箱から飛び出しがちに
なったりした。 【0005】さらに、安全上、露出した鋸歯をあまり鋭
利にするわけにいかず、ためにフィルムの粘着性を犠牲
にして切りやすさを優先するか、粘着性を優先して切り
やすさを犠牲にするかしなければならなかった。 【0006】また、一部回収努力がなされているもの
の、使用済みの容器は捨てられることが多く、省資源、
省エネルギー、環境保護の観点から見ても問題があっ
た。 【0007】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、硬軟いずれのフィルムにも対応でき、業務用とし
ての使用にも耐えうるカッター性能と、耐久性、機能性
を備え、かつ家庭用として安全で使いやすく、見た目の
よい手持式のカッター付ラップフィルム用詰替容器を提
供し、もって化粧箱不要の詰替専用ロールの提供を促
し、資源やエネルギーの節約と環境保護にも役立とうと
するものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的のうち、安全で
切れ味のよい耐久性に富んだカッターを達成するため
に、本発明におけるカッターは、蓋開放時は常時歯先を
防護され、切断時にのみ起立して歯先を露出させる回動
式のブレード10と該ブレード10の嵌入するブレード
ガイド溝17を組み合わせ、蓋体3をレバーとして押し
切り式にフィルムを切断するカッターを採用し、これを
容器開口部に設けてある。 【0009】また、硬軟いずれのフィルムにも対応しう
る性能をカッターに発揮させるには引き出したフィルム
を確実に固定し、軟質のフィルムであればあるほど切断
にさいする余分なフィルムの繰り出しや弛みを防止する
必要があるので、そのためにフィルムガイド板14上面
の先端部近傍に帯状の粘着部15を設け、同時にこの粘
着部15にフィルムの巻戻り防止も兼ねさせている。 【0010】また、機能的で使いやすく、耐久性に富
み、詰替可能の衛生的で美観に優れた容器を達成するた
めに、本発明の容器は、蓋体3、容器本体1、フィルム
ガイド板14、および、容器開口部長手方向に該ガイド
板14と一体をなすブレードガイド溝17などを合成樹
脂その他の適切な材料で成型し、蓋体3と容器本体1、
フィルムガイド板14と一体をなすブレードガイド溝1
7と容器本体1を、各々蝶番部イ2A、蝶番部ロ2Bに
よって展開自在に接続してある。 【0011】また、フィルムロール23を効率よく本体
1内に収容し、かつフィルム端をつまみやすくするため
に、フィルムガイド板14の断面形状を円孤状の山形と
し、該ガイド板14上の粘着部15に隣接して剥離部1
6を設け、蓋体3を容易に本体1に係止できるように容
器前面の中央部に留具9Aおよび留具係止部9Bを設け
てある。 【0012】 【作用】容器本体1はフィルムロール23を回転自在に
収容するにふさわしい直方体もしくは半円筒状の箱型を
なし、蝶番部イ2Aによって蓋体3と、蝶番部ロ2Bに
よってブレードガイド溝17と一体をなす山形のフィル
ムガイド板14と、各々展開自在に接続する。本体1内
面は適切な粘着防止処理が施され、フィルムロール23
の円滑な回転を妨げない。また、本体1内の一端に設け
られたロール片寄り防止壁22は、収容されたフィルム
ロール23のレバー押込部20側への片寄りを防止し、
両側面板内側の上端に設けられたフィルムガイド板係止
部24は、閉じたフィルムガイド板14を容器本体1に
係止する。 【0013】ブレードガイド溝17と一体をなすフィル
ムガイド板14は、蝶番部ロ2Bを介して容器本体1と
展開自在に接続し、もって本体1内へのフィルムロール
23の装填を可能ならしめ、本体1に係止されることに
よって収容されたフィルムロール23の飛び出しを防止
する。また、容器本体1上縁より突出し、蓋体3閉止時
には該蓋体3内に嵌合する円弧状の山形をなす断面形状
によってフィルムロール23を効率よく本体1内に収容
し、ブレードガイド溝17と一体をなすことによって該
溝17の剛性を補完し、その外方へのふくらみを防止す
る。 【0014】フィルムガイド板14はまた、その山形に
突出した形状と先端部近傍長手方向に帯状に設けられた
粘着部15、およびこれに隣接して開口部側に設けられ
た剥離部16によってフィルム端をつまみやすくすると
ともに、巻戻りを防止し、引き出されたフィルム18を
粘着部15で確実に固定することによって硬軟いずれの
フィルムにも対応しうる性能をカッターに発揮せしめ
る。 【0015】該ガイド板14の一端に切り込まれた仕切
り嵌合溝19によって形成された山形のレバー押込部2
0は、蓋体3の閉止動作によって下降した回動レバー5
を蓋裏側へ押し込み、もって蓋体3前縁内側のブレード
防護溝11に押し付けられたブレード10を起立せしめ
る。該押込部25に隣接する仕切り嵌合溝19には蓋裏
の回動レバー室4を構成する仕切り8が嵌合し、先端部
両端に設けられたフィルムガイド板係止部24は、閉じ
た該ガイド板14を本体1に係止する。 【0016】浅箱状の蓋体3は蓋本来の役目を果すとと
もに、容器開口部に設けられたカッターのレバーとして
機能し、閉止時には蓋裏がフィルムガイド板14頂部に
接してフィルム端を押え、すでに粘着部15によって固
定されたフィルム端の巻き戻りを二重に防止する。ま
た、その前縁内側に設けられたブレード防護溝11は、
蓋開放時は常時該溝11に押し付けられたブレード10
の歯先を防護し、安全性を確保する。 【0017】蓋裏前端部に設けられたブレード回動軸取
付部6A、6Bはブレード10を軸支し、蓋裏の一端に
設けられた回動レバー室4はブレード回動軸に連動する
回動レバー5を収容する。 【0018】蓋裏前端に軸支された帯状のブレード10
は、その片側に鋸歯状の切断歯を有し、下端部を軸とし
て限定的に回動し、該回動軸に連動する舌状弾性体から
なる回動レバー5を有する。 【0019】蓋開放時、該ブレード10は回動軸部に同
軸に取り付けられたコイルバネ13によって蓋体3前縁
内側に設けられたブレード防護溝11に押し付けられ、
常時歯先を防護され、安全性を確保されているが、蓋体
3閉止動作によって下降した回動レバー5がフィルムガ
イド板14の一端に形成されたレバー押込部20に当接
して蓋裏側へ押し込まれるにつれて起立し、ブレードガ
イド溝17へ嵌入することによって該ガイド溝17上に
展張されたフィルム18を切断する。 【0020】容器開口部長手方向にフィルムガイド板1
4と一体をなすブレードガイド溝17は蓋裏前端部に軸
支されたブレード10に対向して位置し、かつ容器前縁
より突出して蓋体3閉止時は該蓋体3内に嵌合し、起立
したブレード10の嵌入を許し、もって該ブレード10
によるフィルム切断を介助する。 【0021】蓋体3前縁中央部に設けられた留具9Aは
蓋体3を容器本体1に係止する。 【0022】本発明は以上のように作用するので、これ
を最初に使用するときは蓋体3とフィルムガイド板14
を観音開きに開き、新しいフィルムロール23を本体1
内に装填し、フィルムの引き出し端を蓋側へ引き出した
のちフィルムガイド板14を閉じ、フィルム18を斜め
上方へ引くようにして所望の長さだけ引き出してからフ
ィルム18を保持した手を低めてフィルム18を粘着部
15で固定し、カッターレバーとして機能する蓋体3を
軽く閉じるだけでフィルム18は切断される。以後、フ
ィルム引き出し、蓋体3閉止動作を繰り返せばよい。使
用後は本体1を保持した手の親指で容易に留具9Aを係
止することができる。ごく一部のきわめて軟質のフィル
ムの場合は引き出して固定したフィルムをやや強めに張
る必要があるが、一般的なフィルムにおいては軽く張る
だけでよい。 【0023】粘着部15はフィルムガイド板14先端部
よりやや後退しているので、フィルム18を斜め上方へ
引き出すかぎりその円滑な引き出しを妨げない。また、
該ガイド板14が山形をなし、その先端部側の傾斜面に
粘着部15が設けられているので、引き出したフィルム
18をわずかに上下させることで引き出し長さを微妙に
調節することができる。 【0024】ブレード10は、使用者が不用意に蓋体3
前縁をつかんでも、加えられた力が該ブレード10をブ
レード防護溝11側へ押し付ける方向へ作用するので安
全であり、回動レバー5が深溝状の回動レバー室4に収
められているので、故意に該レバー5を細いもので押し
込まないかぎり歯先は露出しない。 【0025】 【実施例】つぎに実施例について図面を参照して説明す
る。 【0026】図1、図2において、フィルムロール23
を回転自在に収容するに十分な大きさの直方体ないし半
円筒状の箱型をなす容器本体1、および、これに合致す
る浅箱型の蓋体3、ブレードガイド溝17と一体をなす
山形のフィルムガイド板14を合成樹脂などで成型し、
蝶番部イ2A、蝶番部ロ2Bを介して展開自在に接続す
る。そのさい、蝶番部イ2Aは本体1の長手方向上縁
に、蝶番部ロ2Bはブレードガイド溝17下部に設け、
フィルムロール23を装填しやすくする。また、本体1
内面やフィルムガイド板14の先端小口および裏面は、
フィルムの粘着を防ぎ、滑りをよくするために、ブラス
ト加工もしくは同等の効果を有する材料の貼付ないし塗
布等の適切な処置を施す。本体1内の一端には、収容さ
れたフィルムロール23のレバー押込部20側への片寄
りを防止するロール片寄り防止壁22を設ける。 【0027】蓋体3は浅箱型とし、蝶番部イ2Aを介し
て展開自在に本体1に接続する。また、蓋裏前端部の側
面には嵌め殺し式の縦溝状のブレード回動軸取付部6
A、6B、前縁内側にはブレード10の歯先を防護する
に十分な深さの断面が浅い切り欠き状をなすブレード防
護溝11を設け、回動レバー5の不用意な押し込みを防
止するために、蓋裏の一端を狭隘に仕切って該レバー5
を収容する回動レバー室4とする。蓋裏前端部の側面に
設ける回動軸取付部6A、6Bは必ずしも縦溝状でなく
ともよい。 【0028】回動レバー室4はフィルムガイド板14の
一端に形成されたレバー押込部20が嵌合するに十分な
深溝状とし、これを構成する仕切り8には、ブレード1
0取り付けにさいして回動レバー5わきの回動軸を挿入
するに十分なスリット状の回動軸挿入孔7を設ける。ま
た、ブレード10基部の当接する蓋裏には、起立したブ
レード10の過回動を防止する線状の突起からなるブレ
ードストッパー12を設ける。 【0029】留具9A開放時、該蓋体3は、ブレード1
0をブレード防護溝11側へ押し付けているコイルバネ
13の反発力によってわずかに容器本体1開口部より浮
いた状態になっており、カッターレバーとして機能する
蓋体3開閉動作にさいしては本体1を保持した手の親指
による開閉で十分であるが、なお必要とあれば蝶番部イ
2Aにバネを取り付け、自動的に半開状態になるように
してもよい。 【0030】ブレードガイド溝17と一体をなすフィル
ムガイド板14は、フィルムロール23を効率よく本体
1内に収容し、かつフィルム端をつまみやすくするため
に断面が円弧状の山形をなす長方形の曲面体とし、両端
側面部にリブ21を設けてこれを補強する。また、その
一端には蓋裏の回動レバー室4を形成する仕切り8の嵌
合する仕切り嵌合溝19を切り、該溝19を切ることに
よって形成されたフィルムガイド板14端部の耳状部分
をレバー押込部20とする。レバー押込部20は仕切り
嵌合溝19によって上部をフィルムガイド板14から分
離されつつもなお溝底で該ガイド板14と連続している
ようにする。 【0031】また、該ガイド板14を本体1に係止した
さいには先端小口と本体1後縁とのあいだにフィルムを
引き出すに十分な開口部が開くようにし、先端小口から
わずかに後退した長手方向全長にわたって帯状の粘着部
15、これと隣接して開口部側に剥離部16を設ける。
粘着部15には硬軟のビニールテープもしくは同等の効
果を有する塗材、剥離部16には布テープもしくは同等
の効果を有する塗材を貼付ないし塗布してもよい。先端
部両側には該ガイド板14を本体1に係止するフィルム
ガイド板係止部24を設ける。 【0032】容器開口部長手方向にフィルムガイド板1
4と一体をなすブレードガイド溝17は、ブレード10
が嵌入し、かつ抵触しないようにやや内側へ傾け、蓋体
3内に嵌合するように本体1前縁上端より突出して設け
る。 【0033】ブレード10は適当な剛性を有する帯状の
鋼材ないしはセラミックスなどで成型し、片側に粗目の
鋭利な鋸歯を設け、基部を軸として限定的に回動するよ
うに蓋裏前端部に軸支し、両端に突出した回動軸の一方
にコイルバネ13を取り付け、蓋開放時はブレード10
の歯先が常時ブレード防護溝11に押し付けられておく
ようにする。 【0034】また、もう一方の回動軸には、ブレード1
0に対してやや鋭角に突出し、適度に湾曲させた舌状弾
性体からなる回動レバー5を連結して設ける。そのさ
い、該レバー基部とブレード10端のあいだには適度の
間隔をおき、該軸部が回動レバー室4を形成する仕切り
8に設けた回動軸挿入孔7に挿入されても自由な回動を
妨げられないようにする。該レバー5は適度な弾性を有
し、かつブレード10を回動させるに十分な剛性を有す
るものとする。 【0035】回動レバー5をブレード10に対してやや
鋭角に取り付け、湾曲させておくのは、ブレード10が
起立を完了した時点でなお、該レバー5と蓋裏とのあい
だに起立したブレード10をブレードガイド溝17に嵌
入せしめるに十分な空間的余地を残すためである。 【0036】ブレード10の取り付けは、コイルバネ1
3取付部および回動レバー5基部からわずかに突出した
回動軸の両端部を蓋裏前端面に縦溝状に設けられた回動
軸取付部6A、6Bに嵌め殺して行うが、これは他の方
法でもかまわない。 【0037】留具9Aおよび留具係止部9Bは、蓋体3
前縁外側中央部と容器本体1前縁外側中央部に一体もし
くは別体成型して設け、蓋開放時はフィルム18の引き
出しを妨げないよう、上方へ跳ね上がるようにする。 【0038】ブレード10の安全性確保に関する他の実
施例としては、上記ブレード回動式の他につぎのような
ものも可能である。 【0039】その1、防護体回動式。蓋を閉じるにつれ
て連動ピン26を介して回動式防護体25に連結された
レバー27がフィルムガイド板14の一端に設けられた
切り欠き28に当接して押し込まれ、該防護体25を回
動させて固定されたブレード29を露出させる(図
3)。 【0040】その2、前後防護体式。前後防護体30間
にブレードガイド溝17が侵入し、該防護体30間に奥
まって固定されたブレード29の嵌入を許す(図4)。 【0041】その3、中枠防護式。蓋体を構成する中枠
31と天板32をバネ蝶番33で接続し、蓋閉止後、天
板32を圧縮することによって該天板32に固定され、
中枠31に防護されたブレード29が、該中枠31に設
けられたスリット34から押し出され、ブレードガイド
溝17に嵌入する(図5)。 【0042】なお、本器をアルミ箔など他のロール状フ
ィルム用のカッター付詰替容器として転用することも可
能である。 【0043】 【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、つぎに記載する効果を奏する。 【0044】引き出されたフィルム18を粘着部15で
確実に固定し、余分な繰り出しを防いで切断するので、
硬軟いずれのフィルムも切れ味よく切断できる。 【0045】切断にさいしてほとんど手を動かす必要が
ないので、フィルムのからまりがなく、所望の位置に切
断したフィルムを落とすことができる。 【0046】蓋開放時はブレード10が常時ブレード防
護溝11に押し付けられており、不用意にブレード部を
つかんでも歯先が露出しないので安全である。 【0047】ブレードガイド溝17と一体をなすフィル
ムガイド板14が展開自在なので、フィルムロール23
の本体1内への装填が容易である。 【0048】フィルムガイド板14が山形をなし、粘着
部15によってフィルム端が保持され、かつ隣接して剥
離部16が設けられているので、フィルム端がつまみや
すく、巻戻りの惧れがない。 【0049】本体1内に収容されたロール23が本体1
に係止されたフィルムガイド板14によって係止格納さ
れ、本体1内部とフィルムガイド板14裏面には適切な
内面処理が施されているので、フィルム18の引き出し
がスムーズでロールの飛び出しがない。 【0050】蓋体3が手軽に係止でき、切口のはみ出し
がないので衛生的で体裁がよい。 【0051】構造が簡単なので安価にできるが、使用材
料やデザインにこだわれば、現代的なキチンにふさわし
い厨房用品にすることができる。 【0052】コンパクトで、現行の使い捨て容器とほと
んどおなじ大きさなので、あまり違和感がない。また、
使用法が簡単なので子供でも使いこなせる。 【0053】機能性、耐久性に優れるので、家庭用のみ
ならず、飲食店や生鮮食料品店など一般小売店の日常業
務用としての使用にも耐える。 【0054】アルミ箔など他のロール状フィルム用のカ
ッター付容器としても転用できる。 【0055】一部を透明にしておけば残量が一目でわか
る。 【0056】詰替がきき、化粧箱が不要となるので、詰
替専用ロールが供給されるようになれば資源やエネルギ
ーが大幅に節約でき、環境保護に役立つ。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の蓋体3開放、フィルムガイド板14係
止状態における斜視図である。 【図2】本発明の蓋体3半開状態における断面図であ
る。(フィルムガイド板14端部で蓋体3および本体1
のみを切断。以下同じ) 【図3】ブレードの安全性確保に関する他の実施例のそ
の1を示す要部断面図である。 【図4】ブレードの安全性確保に関する他の実施例のそ
の2を示す要部断面図である。 【図5】ブレードの安全性確保に関する他の実施例のそ
の3を示す要部断面図である。 【符号の説明】 1 容器本体 2A 蝶番部イ 2B 蝶番部ロ 3 蓋体 4 回動レバー室 5 回動レバー 6A 回動軸取付部 6B 回動軸取付部 7 回動軸挿入孔 8 仕切り 9A 留具 9B 留具係止部 10 ブレード 11 ブレード防護溝 12 ブレードストッパー 13 コイルバネ 14 フィルムガイド板 15 粘着部 16 剥離部 17 ブレードガイド溝 18 フィルム 19 仕切り嵌合溝 20 レバー押込部 21 リブ 22 ロール片寄り防止壁 23 フィルムロール 24 フィルムガイド板係止部 25 回動式防護体 26 連動ピン 27 レバー 28 切り欠き 29 固定式ブレード 30 前後防護体 31 中枠 32 天板 33 バネ蝶番 34 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 25/52 B65D 5/72 B65D 83/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 蓋体(3)と容器本体(1)、ブレード
    ガイド溝(17)と一体をなすフィルムガイド板(1
    4)と容器本体(1)を、各々展開自在に接続してなる
    容器の開口部に、蓋体(3)をレバーとして回動式のブ
    レード(10)とブレードガイド溝(17)を組み合わ
    せてなる押し切り式カッターを設け、山形をなすフィル
    ムガイド板(14)上面の先端部近傍に帯状の粘着部
    (15)、該ガイド板(14)上面の開口部側に剥離部
    (16)を設けてなる手持式のカッター付ラップフィル
    ム用詰替容器。
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