JP3396635B2 - 電力変換装置 - Google Patents
電力変換装置Info
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Description
グ素子を使用した電力変換装置に関する。
導体スイッチング素子を直列接続して、接続点から交流
出力を取り出す電力変換装置が広く知られている。図9
は、このような広く知られた電力変換装置の回路構成を
示している。この従来の電力変換装置は、直流電圧源
1、直流電圧源1に対する平滑用リアクトル2、フィル
タコンデンサ3、半導体スイッチング素子を直列構成し
て成るスイッチングユニット4、フィルタコンデンサ3
とスイッチングユニット4との間の配線インダクタンス
分を集中して示した配線インダクタンス5から構成され
ている。そして、スイッチングユニット4内には、2組
の各々直列接続された半導体スイッチング素子Q1,Q
2;Q3,Q4と、各半導体スイッチング素子に対して
逆並列に接続されたダイオードD1,D2;,D3,D
4が含まれている。
の直列体、半導体スイッチング素子Q3,Q4の直列体
の接続点各々を交流出力端子Ta,Tbとし、半導体ス
イッチング素子Q1とQ4とが同時に導通状態の時、ま
た半導体スイッチング素子Q2とQ3とが同時に導通状
態の時に直流電圧源1を交流出力端子Ta,Tbに供給
する動作を繰り返すことにより、直流電力を交流電力に
変換して出力する。
従来の電力変換装置では、次のような問題点があった。
装置の故障などにより直列体を構成する半導体スイッチ
ング素子Q1とQ2、または半導体スイッチング素子Q
3とQ4が同時に導通状態になると、直流回路短絡が発
生してフィルタコンデンサ3に充電していた直流電荷が
短絡した回路に流れ込む。図10はこのときのフィルタ
コンデンサ3の電流波形を示している。直流短絡が発生
した後のフィルタコンデンサ電流は充電電圧、短絡回路
のインピーダンス及びフィルタコンデンサ3のキャパシ
ティで決まるが、通常、短絡回路の抵抗分が少ないため
に、図10に示すように振動電流が流れる。図10に示
す振動電流は、その正方向の電流(+表示部)は短絡回
路を流れるが、負方向の電流(−表示部)は半導体スイ
ッチング素子Q1〜Q4に逆並列に接続したダイオード
D1〜D4に分流して流れる。この振動電流は短絡回路
抵抗分が少ないほど振動が継続して流れるので、ダイオ
ードD1〜D4に流れる負方向の電流も繰り返し流れる
ことになり、ダイオードの異常発熱やサージ電流破壊を
引き起こすことがある。
ッチング素子と逆並列のダイオードのサージ電流耐量や
冷却容量を大きめに決めればダイオード破壊は避けられ
るが、それでは装置が大型化する問題がある。また半導
体スイッチング素子の種類で、半導体スイッチング素子
と同一パッケージ内に逆並列ダイオードが収納している
素子では、装置容量に比較して大容量の半導体スイッチ
ング素子が必要になり、装置の大型化は避けられない。
ンサ等を使用した場合などで、電解コンデンサの逆圧防
止として、フィルタコンデンサ3と逆並列にダイオード
を接続した例がある。この場合には、ダイオードが配線
インダクタンス5よりもフィルタコンデンサ3に近接し
て取り付けられるために、スイッチングユニット内で発
生した短絡電流が振動的にならないで、短絡電流が継続
して流れるので、装置の拡大事故を引き起こす原因とな
る。
決するためになされたもので、直列接続した半導体スイ
ッチング素子を備えた電力変換装置において、直流回路
短絡が発生した際に、フィルタコンデンサに流れる振動
電流により半導体スイッチング素子と逆並列に接続され
たダイオードに流れるサージ電流を低減して素子の異常
発熱やサージ電流破壊を未然に防ぐと共に、装置の大型
化を防止し、短絡電流が非振動で継続して流れることを
防止できる電力変換装置を提供することを目的とする。
の半導体スイッチング素子を直列接続すると共に各半導
体スイッチング素子にダイオードを逆並列に接続するこ
とによって構成された半導体スイッチング素子の直列体
を複数並列に備えた電力変換装置において、前記複数の
半導体スイッチング素子の直列体の直流側に並列に設け
られた共通のフィルタコンデンサと、前記半導体スイッ
チング素子の直列体と共通のフィルタコンデンサとの間
に形成される配線インダクタンスよりも当該複数の半導
体スイッチング素子の直列体寄りの位置で、かつ前記複
数の半導体スイッチング素子の直列体の両端に逆並列の
形で接続された共通のサージ電流バイパス用のダイオー
ドのみの回路とを備えて成るものである。
ング素子を直列接続すると共に各半導体スイッチング素
子にダイオードを逆並列に接続することによって構成さ
れた半導体スイッチング素子の直列体を複数並列に備え
た電力変換装置において、前記複数の半導体スイッチン
グ素子の直列体の直流側に並列に設けられた共通のフィ
ルタコンデンサと、前記複数の半導体スイッチング素子
の直列体とフィルタコンデンサとの間に形成される配線
インダクタンスよりも当該複数の半導体スイッチング素
子の直列体寄りの位置で、かつ前記複数の半導体スイッ
チング素子の直列体の各々の両端に逆並列の形で接続さ
れたサージ電流バイパス用のダイオードのみの回路とを
備えて成るものである。
ング素子を直列接続すると共に各半導体スイッチング素
子にダイオードを逆並列に接続することによって構成さ
れた半導体スイッチング素子の直列体を複数並列に備え
た電力変換装置において、前記複数の半導体スイッチン
グ素子の直列体の直流側に並列に設けられた共通のフィ
ルタコンデンサと、前記複数の半導体スイッチング素子
の直列体とフィルタコンデンサとの間に形成される配線
インダクタンスよりも当該複数の半導体スイッチング素
子の直列体寄りの位置で、かつ前記複数の半導体スイッ
チング素子の直列体の数よりも少ない数の選択された半
導体スイッチング素子の直列体の各々の両端に逆並列の
形で接続された1又は複数のサージ電流バイパス用のダ
イオードのみの回路とを備えて成るものである。
ング素子を直列接続すると共に各半導体スイッチング素
子にダイオードを逆並列に接続することによって構成さ
れた半導体スイッチング素子の直列体を複数並列に備え
た電力変換装置において、前記複数の半導体スイッチン
グ素子の直列体の直流側に並列に設けられた共通のフィ
ルタコンデンサと、前記複数の半導体スイッチング素子
の直列体各々の近傍に並列に設けられた複数のフィルタ
コンデンサと、前記複数の半導体スイッチング素子の直
列体と前記共通のフィルタコンデンサとの間に形成され
る配線インダクタンスよりも当該複数の半導体スイッチ
ング素子の直列体寄りの位置で、かつ前記複数の半導体
スイッチング素子の直列体のうち、代表相の直列体の両
端に逆並列の形で接続されたサージ電流バイパス用のダ
イオードのみの回路とを備えて成るものである。
ング素子を直列接続すると共に各半導体スイッチング素
子にダイオードを逆並列に接続することによって構成さ
れた半導体スイッチング素子の直列体を複数並列に備え
た電力変換装置において、前記複数の半導体スイッチン
グ素子の直列体の直流側に並列に設けられた共通のフィ
ルタコンデンサと、前記複数の半導体スイッチング素子
の直列体各々の近傍に並列に設けられた複数のフィルタ
コンデンサと、前記複数の半導体スイッチング素子の直
列体と前記共通のフィルタコンデンサとの間に形成され
る配線インダクタンスよりも当該複数の半導体スイッチ
ング素子の直列体寄りの位置で、かつ前記複数の半導体
スイッチング素子の直列体各々の両端に逆並列の形で接
続された複数のサージ電流バイパス用のダイオードのみ
の回路とを備えて成るものである。
ング素子を直列接続すると共に各半導体スイッチング素
子にダイオードを逆並列に接続することによって構成さ
れた半導体スイッチング素子の直列体を複数並列に備え
た電力変換装置において、前記複数の半導体スイッチン
グ素子の直列体の直流側に並列に設けられた共通のフィ
ルタコンデンサと、前記複数の半導体スイッチング素子
の直列体各々の近傍に並列に設けられた複数のフィルタ
コンデンサと、前記複数の半導体スイッチング素子の直
列体と前記共通のフィルタコンデンサとの間に形成され
る配線インダクタンスよりも当該複数の半導体スイッチ
ング素子の直列体寄りの位置で、かつ前記複数の半導体
スイッチング素子の直列体各々と複数のフィルタコンデ
ンサとの各間において、当該複数の半導体スイッチング
素子の直列体各々の両端に逆並列の形で接続された複数
のサージ電流バイパス用のダイオードのみの回路とを備
えて成るものである。
置では、半導体スイッチング素子の直列体各々の両端に
サージ電流バイパス用のダイオードを逆並列に接続する
ことにより、半導体スイッチング素子の直列体に直流回
路短絡が発生した際にフィルタコンデンサに流れる振動
電流をこのサージ電流バイパス用のダイオードによって
分流し、半導体スイッチング素子と逆並列に接続された
ダイオードに流れるサージ電流を低減して素子の異常発
熱やサージ電流破壊を未然に防ぐ。
て詳説する。図1は本発明の第1の実施の形態の回路構
成を示している。第1の実施の形態の電力変換装置で
は、図9に示した従来例の回路構成と同一の部分につい
ては同一の符号を付して示してある。第1の実施の形態
の特徴は、半導体スイッチングユニット4に対して、サ
ージ電流バイパス用のダイオード6を近接して設けたこ
とにある。
ッチング素子Q1とQ2とが同時に導通状態に(または
半導体スイッチング素子Q3とQ4とが同時に導通状
態)になると、直流回路短絡が発生してフィルタコンデ
ンサに充電していた直流電荷が上記の短絡回路に流れ込
む。図2は、この時のフィルタコンデンサ3の電流波形
例を示している。直流短絡が発生した後のフィルタコン
デンサ電流は、充電電圧、短絡回路のインピーダンス及
びフィルタコンデンサキャパシティで決まるが、通常、
短絡回路の抵抗分が少ないために振動電流が流れる。
(+表示部)は短絡回路を流れるが、負方向の電流はサ
ージ電流バイパス用のダイオード6と半導体スイッチン
グ素子Q1〜Q4に逆並列に接続したダイオードD1〜
D4に分流して流れる。ここで、半導体スイッチング素
子Q1〜Q4に逆並列に接続したダイオードD1〜D4
の電流は一方で、ダイオードD1,D2の直列回路に流
れ、他方はダイオードD3,D4の直列回路を流れるの
で、おのずと直列構成のないサージ電流バイパス用のダ
イオード6の電流分が多くなり、フィルタコンデンサ3
の振動電流の負方向の電流の大半は、図2のハッチング
部で示すようにサージ電流バイパス用のダイオード6に
流れるため、ダイオードD1〜D4の電流を十分に低減
することができる。
に基づいて説明する。第2の実施の形態の回路構成で
は、図8に示した従来例の回路要素と同一の部分につい
ては同一の符号を付して示してある。この第2の実施の
形態の特徴は、サージ電流バイパス用のダイオード6
A,6Bを各々、スイッチングユニット4内の半導体ス
イッチング素子Q1,Q2の直列体、半導体スイッチン
グ素子Q3,Q4の直列体各々に、それらの近傍位置で
両端に接続したことを特徴とする。
導体スイッチング素子Q1,Q2の直列体、半導体スイ
ッチング素子Q3,Q4の直列体各々の直近にサージ電
流バイパス用のダイオード6A,6Bを設置することに
より、図1に示した第1の実施の形態の回路構成と比較
し、さらに半導体スイッチング素子Q1〜Q4に逆並列
に接続したダイオードD1〜D4の電流低減ができると
共に、サージ電流バイパス用のダイオードが2回路分
(6A,6B)あるので、比較的小型のダイオードで構
成することができる。
て、三相ブリッジインバータ回路構成に本発明を適用し
た回路構成を示している。この例でも、図3に示した回
路構成と同じ構成要素については同じ符号を付して示し
ている。図4の回路構成では、三相ブリッジインバータ
回路のスイッチングユニット4内の三相各々の半導体ス
イッチング素子Q1,Q2;Q3,Q4;Q5,Q6の
直列体各々に近接し、それらの両端に逆並列にサージ電
流バイパス用のダイオード6A,6B,6Cを接続して
いる。
も、図3に示した電力変換装置と同様の効果があり、半
導体スイッチング素子Q1〜Q6に逆並列に接続したダ
イオードD1〜D6の電流低減ができると共に、サージ
電流バイパス用のダイオードが3回路分(6A,6B,
6C)あるので、比較的小型のダイオードで構成するこ
とができる。
に基づいて説明する。図5の回路構成において、図3に
示した第2の実施の形態の回路要素と同一のものには同
一の符号を付して示している。第3の実施の形態の特徴
は、スイッチングユニット4内に設けられている直列接
続された半導体スイッチング素子の直列体の数よりもサ
ージ電流バイパス用に設けるダイオードの数を少なく構
成した点にある。
ッジインバータ回路のスイッチングユニット4内におい
て、そのうちの2相の半導体スイッチング素子の直列
体、すなわち、フィルタコンデンサ3にもっとも近い相
の半導体スイッチング素子Q1,Q2の直列体、最も遠
い相の半導体スイッチング素子Q5,Q6の直列体各々
を代表として選び、それらに近接して逆並列に、サージ
電流バイパス用のダイオード6A,6Bを接続してい
る。
イパス用ダイオード6A,6Bにより、ダイオードの数
を少な目にして小型化が図れ、また第1、第2の実施の
形態と同様、フィルタコンデンサ3の振動電流の負方向
の電流の大半がサージ電流バイパス用のダイオード6
A,6Bに流れるため、ダイオードD1〜D6の電流を
十分に低減することができる。
基づいて説明する。図6の回路構成において、図4及び
図5に示した回路構成と同一の要素については同一の符
号を付して示してある。第4の実施の形態の電力変換装
置は、スイッチングユニット4内の三相ブリッジインバ
ータ回路を構成している各相の半導体スイッチング素子
の直列体に対してフィルタコンデンサ3A,3B,3C
が設置してあり、それらの半導体スイッチング素子の直
列体の1相を代表相にして、それに逆並列にサージ電流
バイパス用のダイオード6を設けている。
絡の発生時に複数のフィルタコンデンサ3,3A,3
B,3Cから短絡電流が流れ込むが、負方向のサージ電
流は半導体スイッチング素子Q1〜Q6に逆並列に接続
されたダイオードD1〜D6にも流れる。この電流は、
一方ではダイオードD1,D2の直列回路及びダイオー
ドD3,D4の直列回路を流れ、他方はダイオードD
5,D6の直列回路を流れるので、おのずと直列構成の
ないサージ電流バイパス用のダイオード6の電流分が多
くなり、各相の半導体スイッチング素子に逆方向に接続
されたダイオードの直列体(D1−D2,D3−D4,
D5−D6)に流れ込むサージ電流を低減することがで
きる。
基づいて説明する。図7に示す電力変換装置において、
図6に示した第4の実施の形態の電力変換装置と同一の
構成要素について同一の符号を付して示してある。第5
の実施の形態の特徴は、スイッチングユニット4内の各
相にフィルタコンデンサ3A,3B,3Cが設置されて
いる三相ブリッジインバータ構成に対して、これらのう
ちの2相のフィルタコンデンサ各々と並列に半導体スイ
ッチング素子の直列体(Q1−Q2,Q3−Q4)に近
接して逆並列にサージ電流バイパス用のダイオード6
A,6Bを接続した点にある。
ド6Aは、フィルタコンデンサ3A,3Bの間となる位
置において半導体スイッチング素子Q1,Q2の直列体
の両端に逆並列に接続し、サージ電流バイパス用ダイオ
ード6Bは、フィルタコンデンサ3B,3Cの間となる
位置において半導体スイッチング素子Q3,Q4の直列
体の両端に逆並列に接続しているのである。
スイッチング素子Q1〜Q6に逆並列に接続したダイオ
ードD1〜D6に流れる負方向のサージ電流を低減でき
ると共に、サージ電流バイパス用のダイオード6A,6
Bとして図6に示した第4の実施の形態のものよりも小
型のダイオードを使用することができる。
に基づいて説明する。図8に示す電力変換装置におい
て、図7に示した第5の実施の形態の電力変換装置と同
一の構成要素については同一の符号を付して示してあ
る。第6の実施の形態の電力変換装置の特徴は、図7に
示した第5の実施の形態の電力変換装置に対して、サー
ジ電流バイパス用のダイオード6A,6B,6Cを三相
各々に設置した点にある。
ド6Aは、フィルタコンデンサ3A,3Bの間となる位
置において半導体スイッチング素子Q1,Q2の直列体
の両端に逆並列に接続し、サージ電流バイパス用ダイオ
ード6Bは、フィルタコンデンサ3B,3Cの間となる
位置において半導体スイッチング素子Q3,Q4の直列
体の両端に逆並列に接続し、サージ電流バイパス用ダイ
オード6Cは、フィルタコンデンサ3Cよりもより半導
体スイッチング素子Q5,Q6の直列体に近接する位置
においてこれらの半導体スイッチング素子Q5,Q6の
直列体に逆並列に接続しているのである。
スイッチング素子Q1〜Q6に逆並列に接続したダイオ
ードD1〜D6に流れる負方向のサージ電流を低減でき
ると共に、サージ電流バイパス用のダイオード6A,6
B,6Cとして図7に示した第5の実施の形態のものよ
りもさらに小型のダイオードを使用することができる。
ば、半導体スイッチング素子の直列体各々の両端にサー
ジ電流バイパス用のダイオードを逆並列に接続すること
により、半導体スイッチング素子の直列体に直流回路短
絡が発生した際にフィルタコンデンサに流れる振動電流
をこのサージ電流バイパス用のダイオードによって分流
し、半導体スイッチング素子と逆並列に接続されたダイ
オードに流れるサージ電流を低減して素子の異常発熱や
サージ電流破壊を未然に防ぐことができ、装置の大型化
を防止し、短絡電流が非振動で継続して流れることを防
止できる。
子の直列短絡回路に流れる振動電流の低減効果を説明す
る波形図。
列短絡回路に流れる振動電流を示す波形図。
ド Q1〜Q6 半導体スイッチング素子 D1〜D6 ダイオード Ta〜Tc 交流出力端子
Claims (6)
- 【請求項1】 一対の半導体スイッチング素子を直列接
続すると共に各半導体スイッチング素子にダイオードを
逆並列に接続することによって構成された半導体スイッ
チング素子の直列体を複数並列に備えた電力変換装置に
おいて、 前記複数の半導体スイッチング素子の直列体の直流側に
並列に設けられた共通のフィルタコンデンサと、 前記複数の半導体スイッチング素子の直列体と共通のフ
ィルタコンデンサとの間に形成される配線インダクタン
スよりも当該複数の半導体スイッチング素子の直列体寄
りの位置で、かつ前記複数の半導体スイッチング素子の
直列体の両端に逆並列の形で接続された共通のサージ電
流バイパス用のダイオードのみの回路とを備えて成る電
力変換装置。 - 【請求項2】 一対の半導体スイッチング素子を直列接
続すると共に各半導体スイッチング素子にダイオードを
逆並列に接続することによって構成された半導体スイッ
チング素子の直列体を複数並列に備えた電力変換装置に
おいて、 前記複数の半導体スイッチング素子の直列体の直流側に
並列に設けられた共通のフィルタコンデンサと、 前記複数の半導体スイッチング素子の直列体とフィルタ
コンデンサとの間に形成される配線インダクタンスより
も当該複数の半導体スイッチング素子の直列体寄りの位
置で、かつ前記複数の半導体スイッチング素子の直列体
の各々の両端に逆並列の形で接続された複数のサージ電
流バイパス用のダイオードのみの回路とを備えて成る電
力変換装置。 - 【請求項3】 一対の半導体スイッチング素子を直列接
続すると共に各半導体スイッチング素子にダイオードを
逆並列に接続することによって構成された半導体スイッ
チング素子の直列体を複数並列に備えた電力変換装置に
おいて、 前記複数の半導体スイッチング素子の直列体の直流側に
並列に設けられた共通のフィルタコンデンサと、 前記複数の半導体スイッチング素子の直列体とフィルタ
コンデンサとの間に形成される配線インダクタンスより
も当該複数の半導体スイッチング素子の直列体寄りの位
置で、かつ前記複数の半導体スイッチング素子の直列体
の数よりも少ない数の選択された半導体スイッチング素
子の直列体の各々の両端に逆並列の形で接続された1又
は複数のサージ電流バイパス用のダイオードのみの回路
とを備えて成る電力変換装置。 - 【請求項4】 一対の半導体スイッチング素子を直列接
続すると共に各半導体スイッチング素子にダイオードを
逆並列に接続することによって構成された半導体スイッ
チング素子の直列体を複数並列に備えた電力変換装置に
おいて、 前記複数の半導体スイッチング素子の直列体の直流側に
並列に設けられた共通のフィルタコンデンサと、 前記複数の半導体スイッチング素子の直列体各々の近傍
に並列に設けられた複数のフィルタコンデンサと、 前記複数の半導体スイッチング素子の直列体と前記共通
のフィルタコンデンサとの間に形成される配線インダク
タンスよりも当該複数の半導体スイッチング素子の直列
体寄りの位置で、かつ前記複数の半導体スイッチング素
子の直列体のうち、代表相の直列体の両端に逆並列の形
で接続されたサージ電流バイパス用のダイオードのみの
回路とを備えて成る電力変換装置。 - 【請求項5】 一対の半導体スイッチング素子を直列接
続すると共に各半導体スイッチング素子にダイオードを
逆並列に接続することによって構成された半導体スイッ
チング素子の直列体を複数並列に備えた電力変換装置に
おいて、 前記複数の半導体スイッチング素子の直列体の直流側に
並列に設けられた共通のフィルタコンデンサと、 前記複数の半導体スイッチング素子の直列体各々の近傍
に並列に設けられた複数のフィルタコンデンサと、 前記複数の半導体スイッチング素子の直列体と前記共通
のフィルタコンデンサとの間に形成される配線インダク
タンスよりも当該複数の半導体スイッチング素子の直列
体寄りの位置で、かつ前記複数の半導体スイッチング素
子の直列体各々の両端に逆並列の形で接続された複数の
サージ電流バイパス用のダイオードのみの回路とを備え
て成る電力変換装置。 - 【請求項6】 一対の半導体スイッチング素子を直列接
続すると共に各半導体スイッチング素子にダイオードを
逆並列に接続することによって構成された半導体スイッ
チング素子の直列体を複数並列に備えた電力変換装置に
おいて、 前記複数の半導体スイッチング素子の直列体の直流側に
並列に設けられた共通のフィルタコンデンサと、 前記複数の半導体スイッチング素子の直列体各々の近傍
に並列に設けられた複数のフィルタコンデンサと、 前記複数の半導体スイッチング素子の直列体と前記共通
のフィルタコンデンサとの間に形成される配線インダク
タンスよりも当該複数の半導体スイッチング素子の直列
体寄りの位置で、かつ前記複数の半導体スイッチング素
子の直列体各々と複数のフィルタコンデンサとの各間に
おいて、当該複数の半導体スイッチング素子の直列体各
々の両端に逆並列の形で接続された複数のサージ電流バ
イパス用のダイオードのみの回路とを備えて成る電力変
換装置。
Priority Applications (1)
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JP30300198A JP3396635B2 (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | 電力変換装置 |
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JP2000134945A (ja) | 2000-05-12 |
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