JP3395948B2 - シリンダ内面のめっき処理方法とそのめっき前処理方法及びそのめっき処理装置とめっき前処理装置 - Google Patents
シリンダ内面のめっき処理方法とそのめっき前処理方法及びそのめっき処理装置とめっき前処理装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダ孔のよう
に内壁面をめっき処理するシリンダ内面のめっき処理方
法とそのめっき処理装置とそのめっき前処理方法とめっ
き前処理装置に関する。
に内壁面をめっき処理するシリンダ内面のめっき処理方
法とそのめっき処理装置とそのめっき前処理方法とめっ
き前処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、シリンダの内周面に複合めっき
を施す装置として、その内部に陽極を配設し、シリンダ
孔と陽極との間に形成される隙間に、めっき液を流動さ
せながら、シリンダ孔のめっきを行うめっき装置が発明
されている。このようなめっき装置では、一般にシリン
ダをめっき処理するためにこれを保持する部分と、めっ
き液を循環させる配管等が配設される。例えば、このよ
うな方法を採用するものとして、特開平7−11889
1号、118892号公報に開示されるめっき処理シス
テムおよびめっき処理部がある。また、液槽を被めっき
物の下に配してめっき処理を行う方法の例として、特開
平7−188985号公報があげられる。
を施す装置として、その内部に陽極を配設し、シリンダ
孔と陽極との間に形成される隙間に、めっき液を流動さ
せながら、シリンダ孔のめっきを行うめっき装置が発明
されている。このようなめっき装置では、一般にシリン
ダをめっき処理するためにこれを保持する部分と、めっ
き液を循環させる配管等が配設される。例えば、このよ
うな方法を採用するものとして、特開平7−11889
1号、118892号公報に開示されるめっき処理シス
テムおよびめっき処理部がある。また、液槽を被めっき
物の下に配してめっき処理を行う方法の例として、特開
平7−188985号公報があげられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般の自動車用のシリ
ンダブロックのように、シリンダブロックにクランクケ
ースの一部が一体的につながっているものに、めっき処
理する場合、クランクシャフトの軸受部等の開口部を完
全にシールすることは困難である。開口部のシールが不
完全な場合、めっき作業中にシリンダ内部から、開口部
を経て処理液が漏れ、めっき液の損失につながるばかり
でなく、めっき液が周辺に飛散するようなことがある。
特に、めっき処理はめっき前の前処理を伴い、この前処
理では被めっき面の洗浄活性化のため、通常は強酸また
は強アルカリ液を使用する。それらの液をシリンダ内に
流す場合に、シールが不完全で液が周囲に飛散するのは
好ましくない。また、めっき液も重金属イオンを含む酸
性、アルカリ性の液体であり、しかも温度が高い場合も
ある。また、従来では、被めっき物のシール方法や装
置、配管が複雑になり、そのため装置自体が大型化し、
専有面積も広くなるという問題があった。
ンダブロックのように、シリンダブロックにクランクケ
ースの一部が一体的につながっているものに、めっき処
理する場合、クランクシャフトの軸受部等の開口部を完
全にシールすることは困難である。開口部のシールが不
完全な場合、めっき作業中にシリンダ内部から、開口部
を経て処理液が漏れ、めっき液の損失につながるばかり
でなく、めっき液が周辺に飛散するようなことがある。
特に、めっき処理はめっき前の前処理を伴い、この前処
理では被めっき面の洗浄活性化のため、通常は強酸また
は強アルカリ液を使用する。それらの液をシリンダ内に
流す場合に、シールが不完全で液が周囲に飛散するのは
好ましくない。また、めっき液も重金属イオンを含む酸
性、アルカリ性の液体であり、しかも温度が高い場合も
ある。また、従来では、被めっき物のシール方法や装
置、配管が複雑になり、そのため装置自体が大型化し、
専有面積も広くなるという問題があった。
【0004】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、例えば、シリンダのような管状物の内面をめっき処
理する場合に、簡単な装置でめっき処理を行うことので
きるシリンダ内面のめっき処理方法とそのめっき処理装
置を提供することを目的とする。
で、例えば、シリンダのような管状物の内面をめっき処
理する場合に、簡単な装置でめっき処理を行うことので
きるシリンダ内面のめっき処理方法とそのめっき処理装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、被処理物が
クランクケースの上部と一体に形成されたシリンダであ
って、めっき液をシリンダ孔に流動させてめっき処理す
るシリンダ内面のめっき方法において上記めっき液を貯
溜している処理液槽からめっき液をシリンダの上側開口
に供給し、めっき液が上側開口からシリンダ孔内面を上
から下へ流しシリンダ孔をめっき処理し、めっき処理後
のめっき液をシリンダの下側開口から、シリンダの下側
に配設した処理液槽に排出したことを特徴とするシリン
ダ内面のめっき処理方法によって達成される。また、上
記目的は、被処理物がクランクケースの上部と一体に形
成されたシリンダであって、処理液をシリンダ孔に流動
させてめっき前処理するシリンダ内面のめっき方法にお
いて、上記処理液を貯溜している処理液槽から処理液を
シリンダの上側開口に供給し、処理液が上側開口からシ
リンダ孔内面を上から下へ流しシリンダ孔をめっき前処
理し、めっき前処理後のめっき液をシリンダの下側開口
から、シリンダの下側に配設した処理液槽に排出したこ
とを特徴とするシリンダ内面のめっき前処理方法によっ
て達成される。
クランクケースの上部と一体に形成されたシリンダであ
って、めっき液をシリンダ孔に流動させてめっき処理す
るシリンダ内面のめっき方法において上記めっき液を貯
溜している処理液槽からめっき液をシリンダの上側開口
に供給し、めっき液が上側開口からシリンダ孔内面を上
から下へ流しシリンダ孔をめっき処理し、めっき処理後
のめっき液をシリンダの下側開口から、シリンダの下側
に配設した処理液槽に排出したことを特徴とするシリン
ダ内面のめっき処理方法によって達成される。また、上
記目的は、被処理物がクランクケースの上部と一体に形
成されたシリンダであって、処理液をシリンダ孔に流動
させてめっき前処理するシリンダ内面のめっき方法にお
いて、上記処理液を貯溜している処理液槽から処理液を
シリンダの上側開口に供給し、処理液が上側開口からシ
リンダ孔内面を上から下へ流しシリンダ孔をめっき前処
理し、めっき前処理後のめっき液をシリンダの下側開口
から、シリンダの下側に配設した処理液槽に排出したこ
とを特徴とするシリンダ内面のめっき前処理方法によっ
て達成される。
【0006】また、上記目的は、被処理物がクランクケ
ースの上部と一体となったシリンダであって、めっき液
を貯溜する処理液槽と、該処理液槽の上部に配設されシ
リンダのクランクケース側の開口に合致する下治具開口
を有する下治具台と、上記シリンダを下治具台との間に
固定し、上記シリンダのヘッド側開口に合致する上治具
開口を設け、かつ該上治具開口に連通する貫通孔を設け
た上治具と、上記処理液槽のめっき液を上治具の貫通孔
に移送するポンプを備えてなり、該ポンプの駆動により
処理液槽のめっき液を、上治具を介してシリンダに圧送
し、かつシリンダから排出されためっき液を下治具の下
治具開口を通って処理液槽に循環させてめっき処理を行
うことを特徴とするシリンダ内面のめっき処理装置によ
って達成される。また、上記目的は、被処理物がクラン
クケースの上部と一体となったシリンダであって、処理
液を貯溜する処理液槽と、該処理液槽の上部に配設され
シリンダのクランクケース側の開口に合致する下治具開
口を有する下治具台と、上記シリンダを下治具台との間
に固定し、上記シリンダのヘッド側開口に合致する上治
具開口を設け、かつ該上治具開口に連通する貫通孔を設
けた上治具と、上記処理液槽の処理液を上治具の貫通孔
に移送するポンプを備えてなり、該ポンプの駆動により
処理液槽の処理液を、上治具を介してシリンダに圧送
し、かつシリンダから排出された処理液を下治具の下治
具開口を通って処理液槽に循環させてめっき前処理を行
うことを特徴とするシリンダ内面のめっき前処理装置に
よって達成される。
ースの上部と一体となったシリンダであって、めっき液
を貯溜する処理液槽と、該処理液槽の上部に配設されシ
リンダのクランクケース側の開口に合致する下治具開口
を有する下治具台と、上記シリンダを下治具台との間に
固定し、上記シリンダのヘッド側開口に合致する上治具
開口を設け、かつ該上治具開口に連通する貫通孔を設け
た上治具と、上記処理液槽のめっき液を上治具の貫通孔
に移送するポンプを備えてなり、該ポンプの駆動により
処理液槽のめっき液を、上治具を介してシリンダに圧送
し、かつシリンダから排出されためっき液を下治具の下
治具開口を通って処理液槽に循環させてめっき処理を行
うことを特徴とするシリンダ内面のめっき処理装置によ
って達成される。また、上記目的は、被処理物がクラン
クケースの上部と一体となったシリンダであって、処理
液を貯溜する処理液槽と、該処理液槽の上部に配設され
シリンダのクランクケース側の開口に合致する下治具開
口を有する下治具台と、上記シリンダを下治具台との間
に固定し、上記シリンダのヘッド側開口に合致する上治
具開口を設け、かつ該上治具開口に連通する貫通孔を設
けた上治具と、上記処理液槽の処理液を上治具の貫通孔
に移送するポンプを備えてなり、該ポンプの駆動により
処理液槽の処理液を、上治具を介してシリンダに圧送
し、かつシリンダから排出された処理液を下治具の下治
具開口を通って処理液槽に循環させてめっき前処理を行
うことを特徴とするシリンダ内面のめっき前処理装置に
よって達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
シリンダ内面のめっき処理方法とそのめっき処理装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明
にかかるめっき前処理装置1である。めっき前処理装置
1は、処理液槽2を設け、その内部にはめっき処理する
前の処理液3が供給されている。処理液槽2の上部に
は、内部が筒状の管状物であるシリンダ4を載置する下
治具台5が設けられている。シリンダ4は、本実施の形
態では直列4気筒であり、一般のシリンダブロックのよ
うに、クランクケースの上部と一体的に成形されてい
る。下治具台5には、そのクランクケース側を下に向け
て載置されている。
シリンダ内面のめっき処理方法とそのめっき処理装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明
にかかるめっき前処理装置1である。めっき前処理装置
1は、処理液槽2を設け、その内部にはめっき処理する
前の処理液3が供給されている。処理液槽2の上部に
は、内部が筒状の管状物であるシリンダ4を載置する下
治具台5が設けられている。シリンダ4は、本実施の形
態では直列4気筒であり、一般のシリンダブロックのよ
うに、クランクケースの上部と一体的に成形されてい
る。下治具台5には、そのクランクケース側を下に向け
て載置されている。
【0008】図2は、下治具台5の平面図である。図に
示すように下治具台5には、四角形状の下治具開口5a
が形成されている。この下治具開口5aの形状は、図3
に示すシリンダ4の下側開口4a部の内縁に適合する形
状である。また、下治具台5には、シリンダ4のクラン
ク軸の軸受部4bに臨む部分に、図2及び図4に示すよ
うに、下治具開口5aをシリンダ4の側壁部より突出さ
せた、ほぼ半円状のノッチ部5bが形成され、軸受部4
bを囲むようにしている。図5に示すように、ノッチ部
5bの径aは軸受部4bの径bよりも大きく形成されて
いる。
示すように下治具台5には、四角形状の下治具開口5a
が形成されている。この下治具開口5aの形状は、図3
に示すシリンダ4の下側開口4a部の内縁に適合する形
状である。また、下治具台5には、シリンダ4のクラン
ク軸の軸受部4bに臨む部分に、図2及び図4に示すよ
うに、下治具開口5aをシリンダ4の側壁部より突出さ
せた、ほぼ半円状のノッチ部5bが形成され、軸受部4
bを囲むようにしている。図5に示すように、ノッチ部
5bの径aは軸受部4bの径bよりも大きく形成されて
いる。
【0009】図1に示すように、下治具台5の上面には
フレーム6が配設され、フレーム6の上部フレーム6a
には、押圧ロッド7aが上下方向に伸縮できるエアシリ
ンダ7が固定され、その下端には取付ブラケット7bを
介在して、上治具8が取付けられている。上治具8は、
シリンダ4aの上部に載置し、エアシリンダ7の押圧力
でシリンダ4を下治具台5との間に挟持して固定するこ
とができる。上治具8には、その側部からシリンダ4の
シリンダ孔4cまで貫通する流通孔8aが形成され、流
通孔8aのシリンダ4側の上治具開口8cは、シリンダ
孔4cの上側開口と形状が一致している。処理液槽2の
側壁下部には、処理液3を排出する排出口2aが配設さ
れ、この排出口2aは管路9aにより高性能ポンプ10
に接続され、ポンプ10は管路9bにより上治具8の流
入口8bと連通している。
フレーム6が配設され、フレーム6の上部フレーム6a
には、押圧ロッド7aが上下方向に伸縮できるエアシリ
ンダ7が固定され、その下端には取付ブラケット7bを
介在して、上治具8が取付けられている。上治具8は、
シリンダ4aの上部に載置し、エアシリンダ7の押圧力
でシリンダ4を下治具台5との間に挟持して固定するこ
とができる。上治具8には、その側部からシリンダ4の
シリンダ孔4cまで貫通する流通孔8aが形成され、流
通孔8aのシリンダ4側の上治具開口8cは、シリンダ
孔4cの上側開口と形状が一致している。処理液槽2の
側壁下部には、処理液3を排出する排出口2aが配設さ
れ、この排出口2aは管路9aにより高性能ポンプ10
に接続され、ポンプ10は管路9bにより上治具8の流
入口8bと連通している。
【0010】次に、このめっき前処理装置1を用いたシ
リンダ4の前処理方法について説明する。図1に示すよ
うに、シリンダ4を下治具台5の上に載せ、シリンダ4
のシリンダヘッド側の上側開口と上治具8の上治具開口
8c、及び下治具台5の下治具開口5aとシリンダ4の
クランクケース部側の下側開口にずれがないように、シ
リンダ4の位置を調整する。この際、シリンダ4のマス
キング作業や、軸受部4bのシール作業をする必要はな
い。位置合わせの後に、エアシリンダ7を作動させて、
シリンダ4を下治具台5と上治具8の間に固定する。
リンダ4の前処理方法について説明する。図1に示すよ
うに、シリンダ4を下治具台5の上に載せ、シリンダ4
のシリンダヘッド側の上側開口と上治具8の上治具開口
8c、及び下治具台5の下治具開口5aとシリンダ4の
クランクケース部側の下側開口にずれがないように、シ
リンダ4の位置を調整する。この際、シリンダ4のマス
キング作業や、軸受部4bのシール作業をする必要はな
い。位置合わせの後に、エアシリンダ7を作動させて、
シリンダ4を下治具台5と上治具8の間に固定する。
【0011】次いで、ポンプ10を駆動させて処理液槽
2内の処理液3を循環させる。すなわち、ポンプ10に
吸入された処理液3は、管路9a,9bを通り上治具8
の流入口8bに圧送される。処理液3は、さらに上治具
8の流通孔8aを通り、シリンダ4内に導入され、シリ
ンダ孔4cでは上から下に向かって重力作用で、シリン
ダ孔4cの内部を流れ落ち、シリンダ孔4cの内面を洗
浄しながら、下治具台5の下治具開口5aを通って処理
液槽2に排出される。また、シリンダ孔4cを通り抜け
た処理液3は、クランクケース部が裾広がりなっている
ため、シリンダ孔4cから落下し、一部の処理液3が軸
受部4b側に流れる。
2内の処理液3を循環させる。すなわち、ポンプ10に
吸入された処理液3は、管路9a,9bを通り上治具8
の流入口8bに圧送される。処理液3は、さらに上治具
8の流通孔8aを通り、シリンダ4内に導入され、シリ
ンダ孔4cでは上から下に向かって重力作用で、シリン
ダ孔4cの内部を流れ落ち、シリンダ孔4cの内面を洗
浄しながら、下治具台5の下治具開口5aを通って処理
液槽2に排出される。また、シリンダ孔4cを通り抜け
た処理液3は、クランクケース部が裾広がりなっている
ため、シリンダ孔4cから落下し、一部の処理液3が軸
受部4b側に流れる。
【0012】軸受部4bはシールされていないが、図6
に示すように、下治具台5の下治具開口5aにはノッチ
部5bを設けているので、処理液3がシリンダ4の外部
に飛散するのが防止され、ノッチ部5bを通り、処理液
槽2内に戻される。こうして、シリンダ4のシリンダ孔
4cは、処理液3で処理される。なお、下治具台5の下
治具開口5aの形状は、4気筒エンジンの場合、その両
端の軸受部4bの部分にノッチ部5bを設け、その外周
部がシールされていれば、特に限定されない。但し、処
理液3がシリンダ孔4cから処理液槽2内にスムーズに
流れるようにするため、下治具台5の下治具開口5aの
断面積を、上治具8の流入口8bの断面積よりも広くす
る必要がある。
に示すように、下治具台5の下治具開口5aにはノッチ
部5bを設けているので、処理液3がシリンダ4の外部
に飛散するのが防止され、ノッチ部5bを通り、処理液
槽2内に戻される。こうして、シリンダ4のシリンダ孔
4cは、処理液3で処理される。なお、下治具台5の下
治具開口5aの形状は、4気筒エンジンの場合、その両
端の軸受部4bの部分にノッチ部5bを設け、その外周
部がシールされていれば、特に限定されない。但し、処
理液3がシリンダ孔4cから処理液槽2内にスムーズに
流れるようにするため、下治具台5の下治具開口5aの
断面積を、上治具8の流入口8bの断面積よりも広くす
る必要がある。
【0013】次に、シリンダ4をめっきをするめっき装
置について説明する。なお、上記しためっき前処理装置
1と同じ構成については、同一の符号を付して説明し、
その詳細な説明を省略する。図7に示すように、めっき
装置11は、処理液槽2内に処理液である複合めっき液
13が供給されている。下治具台5の上面と、めっきの
前処理が済んだシリンダ4との間には、陽極固定板14
及び絶縁板15が設けられている。陽極固定板14及び
絶縁板15は、シリンダ4のクランクケース部側の開口
縁部と同じ形状であり、シリンダ4の軸受部4bに臨む
箇所は、省略若しくは下治具台5のノッチ部5bの縁部
に対応する形状にしている。陽極固定板14の各シリン
ダ孔4cの中心の直下に対応する位置には、陽極固定板
14に支持された陽極16が支持されている。陽極16
は、電源17の+端子にリード線18aにより接続さ
れ、シリンダ4側は電源17の−側端子にリード線18
bにより接続されている。他の構成ついては、上記した
めっき前処理装置1と同じである。
置について説明する。なお、上記しためっき前処理装置
1と同じ構成については、同一の符号を付して説明し、
その詳細な説明を省略する。図7に示すように、めっき
装置11は、処理液槽2内に処理液である複合めっき液
13が供給されている。下治具台5の上面と、めっきの
前処理が済んだシリンダ4との間には、陽極固定板14
及び絶縁板15が設けられている。陽極固定板14及び
絶縁板15は、シリンダ4のクランクケース部側の開口
縁部と同じ形状であり、シリンダ4の軸受部4bに臨む
箇所は、省略若しくは下治具台5のノッチ部5bの縁部
に対応する形状にしている。陽極固定板14の各シリン
ダ孔4cの中心の直下に対応する位置には、陽極固定板
14に支持された陽極16が支持されている。陽極16
は、電源17の+端子にリード線18aにより接続さ
れ、シリンダ4側は電源17の−側端子にリード線18
bにより接続されている。他の構成ついては、上記した
めっき前処理装置1と同じである。
【0014】このような構成により、めっき装置11は
ポンプ10を駆動させて処理液槽2内のめっき液13を
循環させるとともに、電源17により陽極16に電圧を
加え、シリンダ4のめっき作業を行う。めっき液13の
流れについては、上記しためっき前処理における処理液
3と同じように、管路9bから上治具8、シリンダ孔4
cを流れ、処理液槽2に戻される。この際、めっき液1
3は、下治具台5の下治具開口5aにノッチ部5bを設
けているので、めっき液13がシリンダ4の外部に飛散
するのが防止され、処理液槽2内に戻される。シリンダ
4の軸受部4bがシールされていないが、めっき液13
は外側へ飛散するようなことがなく、処理液槽2内に戻
される。
ポンプ10を駆動させて処理液槽2内のめっき液13を
循環させるとともに、電源17により陽極16に電圧を
加え、シリンダ4のめっき作業を行う。めっき液13の
流れについては、上記しためっき前処理における処理液
3と同じように、管路9bから上治具8、シリンダ孔4
cを流れ、処理液槽2に戻される。この際、めっき液1
3は、下治具台5の下治具開口5aにノッチ部5bを設
けているので、めっき液13がシリンダ4の外部に飛散
するのが防止され、処理液槽2内に戻される。シリンダ
4の軸受部4bがシールされていないが、めっき液13
は外側へ飛散するようなことがなく、処理液槽2内に戻
される。
【0015】以上、説明したように、本発明の実施の形
態によれば、めっき装置11は、シリンダ孔4cにめっ
きを被覆することができる。めっき液13をシリンダ孔
4cの上方から下方に流し、かつシリンダ4の下部に処
理液槽2を配設しているので、複雑な配管を必要とせ
ず、設備を小型化することができ、省スペースを可能に
する。また、クランクケースが一体化したシリンダ4
で、軸受部4bをシールしていなくとも液漏れがなく、
効率の良いめっき処理ができ、さらに設備を簡略化でき
る。これらの効果については、めっき前処理装置1でシ
リンダ4の前処理する場合も同じである。
態によれば、めっき装置11は、シリンダ孔4cにめっ
きを被覆することができる。めっき液13をシリンダ孔
4cの上方から下方に流し、かつシリンダ4の下部に処
理液槽2を配設しているので、複雑な配管を必要とせ
ず、設備を小型化することができ、省スペースを可能に
する。また、クランクケースが一体化したシリンダ4
で、軸受部4bをシールしていなくとも液漏れがなく、
効率の良いめっき処理ができ、さらに設備を簡略化でき
る。これらの効果については、めっき前処理装置1でシ
リンダ4の前処理する場合も同じである。
【0016】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。例え
ば、以上の実施の形態では、シリンダ4については、シ
リンダ孔4cの中心軸を垂直方向に向けたが、シリンダ
のタイプによっては、V型エンジンのように中心軸が傾
斜しているものがあり、その場合は傾斜させた状態で処
理する。また、横置きエンジンのようなものは、場合に
よってはそのまま横置きにしてめっき処理してもよい。
よって、本発明は、シリンダ孔の軸が90(垂直)〜0
(水平)度の範囲まで実施できる。また、シリンダにつ
いても単気筒、多気筒にかかわらず実施できる。
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。例え
ば、以上の実施の形態では、シリンダ4については、シ
リンダ孔4cの中心軸を垂直方向に向けたが、シリンダ
のタイプによっては、V型エンジンのように中心軸が傾
斜しているものがあり、その場合は傾斜させた状態で処
理する。また、横置きエンジンのようなものは、場合に
よってはそのまま横置きにしてめっき処理してもよい。
よって、本発明は、シリンダ孔の軸が90(垂直)〜0
(水平)度の範囲まで実施できる。また、シリンダにつ
いても単気筒、多気筒にかかわらず実施できる。
【0017】また、下治具台5の下治具開口5aに形成
したノッチ部5bの形状について、略半円形状にした
が、その形状については、必ずしも略半円形状にする必
要がなく、種々の形状が可能である。その数例を図8の
A〜Cに示す。図8のAは、下治具台50の開口50a
の側部の一部を切欠いた四角形状のノッチ部50bが、
シリンダ4の軸受部4bを囲むようにして形成してい
る。図8のBは、下治具台51の開口51aの側部の一
部を切欠かないで、開口51aの側部全体を切欠いてい
る。図8のCは、下治具台52の開口52aを切欠かな
いで、シリンダ4の軸受部4bに複数個のめっき液の回
収孔52bを形成したものである。
したノッチ部5bの形状について、略半円形状にした
が、その形状については、必ずしも略半円形状にする必
要がなく、種々の形状が可能である。その数例を図8の
A〜Cに示す。図8のAは、下治具台50の開口50a
の側部の一部を切欠いた四角形状のノッチ部50bが、
シリンダ4の軸受部4bを囲むようにして形成してい
る。図8のBは、下治具台51の開口51aの側部の一
部を切欠かないで、開口51aの側部全体を切欠いてい
る。図8のCは、下治具台52の開口52aを切欠かな
いで、シリンダ4の軸受部4bに複数個のめっき液の回
収孔52bを形成したものである。
【0018】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明のシリンダ
内面のめっき方法とその装置によれば、処理液、めっき
液等をシリンダ孔の上方から下方に流し、かつシリンダ
の下部に処理液槽を配設しているので、複雑な配管を必
要とせず、装置を小型化することができ、省スペースを
可能にする。また、クランクケースが一体化したシリン
ダで、軸受部をシールしていなくとも液漏れがなく、効
率の良いめっき前処理及びめっき処理ができ、さらに設
備を簡略化できる。
内面のめっき方法とその装置によれば、処理液、めっき
液等をシリンダ孔の上方から下方に流し、かつシリンダ
の下部に処理液槽を配設しているので、複雑な配管を必
要とせず、装置を小型化することができ、省スペースを
可能にする。また、クランクケースが一体化したシリン
ダで、軸受部をシールしていなくとも液漏れがなく、効
率の良いめっき前処理及びめっき処理ができ、さらに設
備を簡略化できる。
【図1】本発明の実施の形態によるシリンダ内面のめっ
き前処理装置の概略断面図である。
き前処理装置の概略断面図である。
【図2】図1の下治具台の平面図である。
【図3】図1のシリンダのクランクケース側の底面図で
ある。
ある。
【図4】図2の下治具台にシリンダを載置させた状態の
ノッチ部拡大平面図である。
ノッチ部拡大平面図である。
【図5】図2の下治具台にシリンダを載置させた状態の
図2におけるX−X線方向の断面図である。
図2におけるX−X線方向の断面図である。
【図6】図5におけるY−Y線方向の断面図である。
【図7】本発明の実施の形態によるシリンダ内面のめっ
き処理装置の概略断面図である。
き処理装置の概略断面図である。
【図8】Aは、図2における下治具台の変形例を示す平
面図である。B及びCは、図2における下治具台の他の
変形例を示す平面図である。
面図である。B及びCは、図2における下治具台の他の
変形例を示す平面図である。
1 めっき前処理装置
2 処理液槽
3 処理液
4 シリンダ
4b 軸受部
4c シリンダ孔
5,50,51,52 下治具台
5a,50a,51a,52a 開口
5b,50b ノッチ部
8 上治具
11 めっき装置
13 めっき液
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 嶌崎 陽一
静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株
式会社内
(56)参考文献 特開 昭52−93636(JP,A)
特開 平9−303196(JP,A)
特開 平7−252686(JP,A)
特開 平7−157899(JP,A)
実開 昭52−111720(JP,U)
実開 平3−18167(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C25D 7/04
Claims (10)
- 【請求項1】 被処理物がクランクケースの上部と一体
に形成されたシリンダであって、めっき液をシリンダ孔
に流動させてめっき処理するシリンダ内面のめっき方法
において、上記シリンダのクランクケース側の開口に合致する下治
具開口を有する下治具台を設け、上記クランクケース
が、側壁部に軸受部を形成したものであって、該軸受部
に臨む上記下治具台の下治具開口部に、軸受部から外側
に飛散するめっき液を回収するための切込みを設けため
っき処理装置を用い、 上記めっき液を貯溜している処理液槽からめっき液をシ
リンダの上側開口に供給し、めっき液が上側開口からシ
リンダ孔内面を上から下へ流れシリンダ孔をめっき処理
し、めっき処理後のめっき液をシリンダの下側開口か
ら、シリンダの下側に配設した処理液槽に排出すること
を特徴とするシリンダ内面のめっき処理方法。 - 【請求項2】 被処理物がクランクケースの上部と一体
に形成されたシリンダであって、処理液をシリンダ孔に
流動させてめっき前処理するシリンダ内面のめっき前処
理方法において、上記シリンダのクランクケース側の開口に合致する下治
具開口を有する下治具台を設け、上記クランクケース
が、側壁部に軸受部を形成したものであって、該軸受部
に臨む上記下治具台の下治具開口部に、軸受部から外側
に飛散する処理液を回収するための切込みを設けためっ
き前処理装置を用い、 上記処理液を貯溜している処理液槽から処理液をシリン
ダの上側開口に供給し、処理液が上側開口からシリンダ
孔内面を上から下へ流れ落ちシリンダ孔をめっき前処理
し、処理後の処理液をシリンダの下側開口から、シリン
ダの下側に配設した処理液槽に排出することを特徴とす
るシリンダ内面のめっき前処理方法。 - 【請求項3】 被処理物がクランクケースの上部と一体
となったシリンダであって、 めっき液を貯溜する処理液槽と、 該処理液槽の上部に配設されシリンダのクランクケース
側の開口に合致する下治具開口を有する下治具台と、 上記シリンダを下治具台との間に固定し、上記シリンダ
のヘッド側開口に合致する上治具開口を設け、かつ該上
治具開口に連通する貫通孔を設けた上治具と、 上記処理液槽のめっき液を上治具の貫通孔に移送するポ
ンプを備えてなり、上記クランクケースが、側壁部に軸受部を形成したもの
であって、該軸受部に臨む上記下治具台の下治具開口部
に、軸受部から外側に飛散するめっき液を回収するため
の切込みを設け、 上記 ポンプの駆動により処理液槽のめっき液を、上治具
を介してシリンダに圧送し、かつシリンダから排出され
ためっき液を下治具の下治具開口を通って処理液槽に循
環させてめっき処理を行うことを特徴とするシリンダ内
面のめっき処理装置。 - 【請求項4】 被処理物がクランクケースの上部と一体
となったシリンダであって、 めっき液を貯溜する処理液槽と、 該処理液槽の上部に配設されシリンダのクランクケース
側の開口に合致する下治具開口を有する下治具台と、 上記シリンダを下治具台との間に固定し、上記シリンダ
のヘッド側開口に合致する上治具開口を設け、かつ該上
治具開口に連通する貫通孔を設けた上治具と、 上記処理液槽のめっき液を上治具の貫通孔に移送するポ
ンプを備え、かつシリンダの下側開口から処理液槽まで
の間に下治具のみを介してなり、 上記 ポンプの駆動により処理液槽のめっき液を、上治具
を介してシリンダに圧送し、かつシリンダから排出され
ためっき液を下治具の下治具開口を通って処理液槽に循
環させてめっき処理を行うことを特徴とするシリンダ内
面のめっき処理装置。 - 【請求項5】 上記切込の幅を軸受部の径よりも大きく
した請求項3に記載のシリンダ内面のめっき処理装置。 - 【請求項6】 上記下治具台の下治具開口面積を上記上
治具のめっき貫通孔の断面積よりも大きくした請求項3
または4に記載のシリンダ内面のめっき処理装置。 - 【請求項7】 被処理物がクランクケースの上部と一体
となったシリンダであって、 処理液を貯溜する処理液槽と、 該処理液槽の上部に配設されシリンダのクランクケース
側の開口に合致する下治具開口を有する下治具台と、 上記シリンダを下治具台との間に固定し、上記シリンダ
のヘッド側開口に合致する上治具開口を設け、かつ該上
治具開口に連通する貫通孔を設けた上治具と、 上記処理液槽の処理液を上治具の貫通孔に移送するポン
プを備えてなり、上記クランクケースは、側壁部に軸受部を形成したもの
であって、該軸受部に臨む上記下治具台の下治具開口部
に、軸受部から外側に飛散する処理液を回収するための
切込みを設け、 上記 ポンプの駆動により処理液槽の処理液を、上治具を
介してシリンダに圧送し、かつシリンダから排出された
処理液を下治具の下治具開口を通って処理液槽に循環さ
せてめっき前処理を行うことを特徴とするシリンダ内面
のめっき前処理装置。 - 【請求項8】 被処理物がクランクケースの上部と一体
となったシリンダであって、 処理液を貯溜する処理液槽と、 該処理液槽の上部に配設されシリンダのクランクケース
側の開口に合致する下治具開口を有する下治具台と、 上記シリンダを下治具台との間に固定し、上記シリンダ
のヘッド側開口に合致する上治具開口を設け、かつ該上
治具開口に連通する貫通孔を設けた上治具と、 上記処理液槽の処理液を上治具の貫通孔に移送するポン
プを備え、かつシリンダの下側開口から処理液槽までの
間に下治具のみを介してなり、 上記 ポンプの駆動により処理液槽の処理液を、上治具を
介してシリンダに圧送し、かつシリンダから排出された
処理液を下治具の下治具開口を通って処理液槽に循環さ
せてめっき前処理を行うことを特徴とするシリンダ内面
のめっき前処理装置。 - 【請求項9】 上記切込の幅を軸受部の径よりも大きく
した請求項7に記載のシリンダ内面のめっき前処理装
置。 - 【請求項10】 上記下治具台の下治具開口面積を上記
上治具の処理液貫通孔の断面積よりも大きくした請求項
7または8に記載のシリンダ内面のめっき前処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13658597A JP3395948B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | シリンダ内面のめっき処理方法とそのめっき前処理方法及びそのめっき処理装置とめっき前処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13658597A JP3395948B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | シリンダ内面のめっき処理方法とそのめっき前処理方法及びそのめっき処理装置とめっき前処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10324993A JPH10324993A (ja) | 1998-12-08 |
JP3395948B2 true JP3395948B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=15178732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13658597A Expired - Fee Related JP3395948B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | シリンダ内面のめっき処理方法とそのめっき前処理方法及びそのめっき処理装置とめっき前処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3395948B2 (ja) |
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KR20020031908A (ko) * | 2000-10-24 | 2002-05-03 | 권석수 | 중공형 부품용 도금장치 및 도금방법 |
JP4886555B2 (ja) * | 2007-03-07 | 2012-02-29 | 本田技研工業株式会社 | 円筒部材の内面処理装置及び同方法 |
JP5400525B2 (ja) * | 2009-08-07 | 2014-01-29 | 本田技研工業株式会社 | シリンダバレル内面の表面処理装置及びその表面処理方法 |
CN103614755A (zh) * | 2013-12-09 | 2014-03-05 | 山西北方机械制造有限责任公司 | 一种细长管件内孔镀液装置 |
KR101704615B1 (ko) * | 2016-04-19 | 2017-02-08 | (주)아이케이텍 | 도금 장치 |
-
1997
- 1997-05-27 JP JP13658597A patent/JP3395948B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10324993A (ja) | 1998-12-08 |
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