JP3395914B2 - 車両への液体注入方法 - Google Patents

車両への液体注入方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、車両に対して例えばウ
ォッシャ液や、オイル液を1つのロボットで効率的に注
入するようにした液体注入方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、車両の組立ラインではエンジンオ
イル、ブレーキオイル、ラジエータ液、ウィンドウォッ
シャ液等を供給する液体注入工程があり、このような液
体注入工程のうち、例えば注入サイクルが約15秒程度
のウォッシャ液注入工程は手動で行なわれており、又、
オイル等の注入はロボット等によって自動化されてい
る。つまり、従来の自動化されたオイル注入装置51
は、図4の左方に示すように、ラインを流動してきた車
体Wの位置決め部に面して設けられており、ロボット5
2のアーム先端にオイル注入ガン53を備えている。そ
して、車体Wがロボット52の前方に停止し位置決めさ
れると、オイル注入ガン53を車体Wのオイル注入部5
7にセットして所定量のオイルを注入する。尚、前記オ
イル注入ガン53には不図示のホースを介してオイル供
給ユニットが接続されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、ウォッシャ
液注入工程を自動化しようとして、例えば図4の右方に
示すように、既設のオイル注入装置51に隣接して新た
にウォッシャ液注入装置54を設けようとすると、新規
にロボット55等を備え付けるためのスペースが必要と
なり、又、このロボット55のアームにウォッシャ液注
入ガン56を持たせる必要もあって投資コストがかか
り、投資効率に見合った設備構築が出来ないという問題
があった。又、別個にウォッシャ液注入装置54を設け
る場合は、作業効率の点からも問題があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は位置決めされて停止した車両の複数箇所の
液体注入部にそれぞれの液体を注入するに際し、複数箇
所の液体注入部の全てをハンドリング領域内に含むロボ
ットのアーム先端に複数のガン把持部を設け、このガン
把持部に夫々の液体注入ガンを把持させて、そのうち少
なくとも1つの液体注入ガンを除いて残りを切り離し可
能とした。そして、この切り離し可能な液体注入ガンか
ら順次該当する液体注入部にセットして切り離してゆ
き、1つのロボット複数箇所の液体注入部に対してほ
ぼ同時にそれぞれの液体を注入させ、注入後前記液体注
入ガンを前記ガン把持部に把持させて原点に復帰するよ
うにした。 【0005】 【作用】切り離し可能な液体注入ガンから順次液体注入
部にセットして切り離してゆくことで、1つのロボット
で複数箇所の液体注入部に対して、夫々の液体をほぼ同
時に注入することが出来る。従って作業効率が向上す
る。又、設備費用がかからず、設置スペースも要さな
い。 【0006】 【実施例】本発明の車両への液体注入方法の実施例につ
いて添付した図面に基づき説明する。図1は本発明が適
用される液体注入装置の構成例図、図2は要部を拡大し
た斜視図、図3は上記装置の作動工程図である。 【0007】本液体注入方法は、例えば車両にウォッシ
ャ液を注入する際、従来であれば手動で行っていたもの
を自動化し、且つ既存のオイル注入装置と共用化を図る
べく構成したものであり、この液体注入装置1は、図1
に示すように、ラインを流動して来た車体Wの位置決め
部に面して設けられている。 【0008】そして、この液体注入装置1は、旋回可能
なアーム3を備えてなるロボット2と、該アーム3の先
端に設けられた複数のガン把持部4、5と、各ガン把持
部4、5に把持される後述のオイル注入ガン6、ウォッ
シャ液注入ガン7を備え、アーム3先端は旋回可能とさ
れている。 【0009】一方、前記車体Wの前方フードは開かれて
おりエンジンルーム内が開放状態とされている。そし
て、このエンジンルーム内には、図2に示すようなオイ
ルタンク8とウォッシャ液タンク9が配設され、各タン
ク8、9の注入部8a(ウォッシャ液タンク9の注入部
は図に表れない)は外部に露出している。 【0010】そして、前記ロボット2のアーム3の可動
範囲は、これらオイル注入部8a、ウォッシャ液注入部
でのハンドリングが充分可能な程度の範囲に設定されて
いる。 【0011】次に、ロボット2のアーム3の先端構造に
ついて、図2に基づき説明する。 【0012】アーム3先端のガン把持部4に把持される
前記オイル注入ガン6は、アーム3に固着されている。
そして、このオイル注入ガン6には、不図示のオイル供
給ユニットからオイルを供給するためのホースとか、各
種信号電送用のケーブル等の配線類10が接続されると
ともに、ガン把持部4の上部には、前記オイル注入部8
aを検知するための視覚センサ11を設けている。 【0013】又、アーム3の先端部側面には、前記ウォ
ッシャ液注入ガン7把持用のガン把持部5が設けられて
おり、このガン把持部5は、クランプシリンダユニット
12の作動によって開閉作動する一対のクランプ爪13
を備えている。 【0014】そして、このクランプ爪13は、ウォッシ
ャ液注入ガン7の外周筒部を把持可能となり、又、この
ガン把持部5の上方には視覚センサ14を設けている。
そして、この視覚センサ14は、前記ウォッシャ液タン
ク9のウォッシャ注入部を検知するためのものである。 【0015】又、このウォッシャ液注入ガン7には、ホ
ース15を接続して不図示の定量機に連結している。 【0016】以上のような液体注入装置1による注入方
法について、図3に基づき説明する。 【0017】車体Wが位置決め部に位置決めされて停止
すると、ロボット2が作動を開始し、アーム3先端に把
持するウォッシャ液注入ガン7をウォッシャ液タンク9
のウォッシャ注入部にセットする。この際、アーム3は
あらかじめティーチングされた軌跡を大まかに移動し、
最終的に視覚センサ14によって位置が補正された後セ
ットされる。 【0018】ウォッシャ液注入ガン7がセットされる
と、このウォッシャ液注入ガン7は、アーム3から切り
離される。つまり、クランプシリンダユニット12によ
ってクランプ爪13が開く。 【0019】ウォッシャ液注入ガン7を切り離したアー
ム3は、把持するオイル注入ガン6をオイルタンク8の
オイル注入部8aに向けて移動させる。そして、視覚セ
ンサ11によって最終的に位置補正した後、オイル注入
ガン6はオイル注入部8aに挿入セットされる。 【0020】この間、前記ウォッシャ液注入ガン7から
は、ウォッシャ液が所定量注入されており、又、挿入セ
ットが終えたオイル注入ガン6からも所定量のオイルが
注入される。 【0021】両方の注入が完了するとオイル注入ガン6
は引抜かれ、アーム3はウォッシャ液注入ガン7の位置
まで旋回してこれを受け取った後、原点に復帰する。 【0022】尚、以上の実施例では、新規なウォッシャ
液注入装置を既存のオイル注入装置に設けて、両者を共
用化した場合について述べたが、勿論、これ以外の液体
注入装置として構成してもよく、又、2箇所以上の液体
の注入に適用させるようにしてもよい。 【0023】 【発明の効果】以上のように、本発明の液体注入方法
は、位置決めされて停止した車両に対して1つのロボッ
トで複数の液体注入ガンを把持し、少なくとも1つの液
体注入ガンを除いて残りを切り離し可能にしたため、複
数の液体注入ガンをほぼ同時にセットし、注入すること
が出来る。従って、作業効率が向上し、且つ設備構築に
費用がかからず、スペース管理の点でも有利である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明が適用される液体注入装置の構成例図 【図2】要部を拡大した斜視図 【図3】同装置の作動工程図 【図4】従来図 【符号の説明】 1 液体注入装置 2 アーム 4、5 ガン把持部 6 オイル注入ガン 7 ウォッシャ液注入ガン 8 オイルタンク 9 ウォッシャ液タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67D 5/00 - 5/70 B62D 65/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 位置決めされて停止した車両の複数箇所
    の液体注入部にそれぞれの液体を注入する液体注入方法
    において、前記複数箇所の液体注入部の全てをハンドリ
    ング領域内に含むロボットのアーム先端に複数のガン把
    持部を設け、このガン把持部に夫々の液体注入ガンを把
    持させて、そのうち少なくとも1つの液体注入ガンを除
    いて残りを切り離し可能とし、この切り離し可能な液体
    注入ガンから順次該当する液体注入部にセットして切り
    離してゆき、1つのロボット複数箇所の液体注入部に
    対してほぼ同時にそれぞれの液体を注入させ、注入後前
    記液体注入ガンを前記ガン把持部に把持させて原点に復
    するようにしたことを特徴とする車両への液体注入方
    法。
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JP5869014B2 (ja) * 2014-02-06 2016-02-24 本田技研工業株式会社 液体注入装置
KR102429013B1 (ko) * 2017-07-11 2022-08-03 현대자동차 주식회사 자동 액 주입 시스템

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