JP3395887B2 - 多段変速装置の切替装置 - Google Patents

多段変速装置の切替装置

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JP3395887B2
JP3395887B2 JP10722198A JP10722198A JP3395887B2 JP 3395887 B2 JP3395887 B2 JP 3395887B2 JP 10722198 A JP10722198 A JP 10722198A JP 10722198 A JP10722198 A JP 10722198A JP 3395887 B2 JP3395887 B2 JP 3395887B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クラッチと主変速
機との間に設けられた副変速機により主変速機の変速段
数の2倍の段数だけ変速可能な多段変速装置であって、
この装置の副変速機を切替えるための装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多段変速装置として、図
6〜図8に示すように、例えば主変速機1aが前進5速
段と後進1速段とに変速可能に構成され、副変速機1b
が高速又は低速の2速段に変速可能に構成されたものが
知られている。図8に詳しく示すように、エンジン(図
示せず)の背面にはクラッチケース2aが取付けられ、
このクラッチケース2aの背面には副変速ケース2bを
介して主変速ケース2cが取付けられる。またクラッチ
ケース2a及び副変速ケース2bには第1入力軸3aが
回転可能に挿入され、副変速ケース2b及び主変速ケー
ス2cには第2入力軸3bが回転可能に挿入され、更に
主変速ケース2cには主軸3cが回転可能に挿入され
る。第1入力軸3aの前端は図示しないがクラッチを介
してクランク軸に接続される。また第2入力軸3bは第
1入力軸3aに対して、主軸3cは第2入力軸3bに対
してそれぞれ相対回転可能に構成される。副変速ケース
2b及び主変速ケース2cには上記第2入力軸3b及び
主軸3cに平行にカウンタ軸3dが回転可能に挿入され
る。
【0003】副変速機1bは第1入力軸3aに回転可能
に嵌入された入力側サブギヤ4aと、カウンタ軸3dに
固着され上記入力側サブギヤ4aに噛合するカウンタ側
サブギヤ4bと、第1入力軸3a及び第2入力軸3b間
に設けられ第1入力軸3aに入力側サブギヤ4a又は第
2入力軸3bのいずれかを固定するサブシンクロ機構5
とを備える。サブシンクロ機構5は第1入力軸3aの後
端に嵌着され外周面に外スプラインが形成されたクラッ
チハブ5aと、入力側サブギヤ4aに固着され外周面に
上記ハブ5aの外スプラインと同一の外スプラインが形
成された第1クラッチギヤ5bと、第2入力軸3bに嵌
着され上記ハブ5aの外スプラインと同一の外スプライ
ンが形成された第2クラッチギヤ5cと、上記ハブ5a
の外スプラインに噛合する内スプラインが形成され上記
ハブ5aに第2入力軸3bの軸方向に移動可能にかつ上
記ハブ5aに対して相対回転不能に遊嵌されたスリーブ
5dと、このスリーブ5dを第2入力軸3bの軸方向に
移動させて上記スリーブ5dの内スプラインを第1クラ
ッチギヤ5b又は第2クラッチギヤ5cの外スプライン
に噛合可能なシフトフォーク5eとを有する。
【0004】上記サブシンクロ機構5のシフトフォーク
5eはエアシリンダ6により駆動され、このエアシリン
ダ6への圧縮空気の給排は切替弁7により切替えられる
(図6及び図8)。エアシリンダ6は図6に詳しく示す
ように、ピストン6aを摺動可能に収容するシリンダハ
ウジング6bと、基端がピストン6aに固着されたピス
トンロッド6cと、ピストンロッド6cの先端に固着さ
れシフトシャフト(図示せず)を介してシフトフォーク
5eに係合する係合部材6dとを有する。図6の符号6
f,6gはピストンロッド6cの略中央の大径部6eの
位置を検出する高速位置センサ及び低速位置センサであ
り、これらのセンサ6f,6gにはそれぞれ高速ランプ
6h及び低速ランプ6iがそれぞれ電気的に接続され
る。
【0005】また切替弁7は高速用バルブ7aと低速用
バルブ7eからなり、これらのバルブ7a,7eは3方
2位置切替えの電磁弁である。これらのバルブ7a,7
eは第1ポート7b,7fと第2ポート7c,7gと排
出ポート7d,7hとをそれぞれ有する。第1ポート7
b,7fは圧縮エア源であるエアタンク8aにそれぞれ
接続され、第2ポート7c,7gはシリンダハウジング
6bの高速側ポート6j及び低速側ポート6kにそれぞ
れ接続される。バルブ7a,7eをオンすると第1ポー
ト7b,7f及び第2ポート7c,7gがそれぞれ連通
され、オフすると第2ポート7c,7g及び排出ポート
7d,7hがそれぞれ連通されるように構成される。ま
た運転席には運転者の操作により切替弁7への通電を切
替える切替スイッチ9が設けられ(図6)、クラッチペ
ダル8bの近傍にはクラッチペダル8bが踏込まれてこ
のペダル8bが底突きしているか否かを検出するクラッ
チスイッチ8cが設けられる(図6及び図7)。切替ス
イッチ9の高速側切替接点9a及び低速側切替接点9b
は高速用バルブ7a及び低速用バルブ7eにそれぞれ電
気的に接続され、切替スイッチ9の共通接点9cはクラ
ッチスイッチ8cを介してバッテリ8dに電気的に接続
される(図6)。
【0006】このように構成された多段変速装置の切替
装置では、サブシンクロ機構5により主軸3cの回転速
度を高速に切替えるときには、切替スイッチ9の可動片
9dを高速側切替接点9aに切替えた後に、クラッチペ
ダル8bを底突きするまで踏込む(図7(b))。クラ
ッチペダル8bの底突きによりクラッチスイッチ8cが
オンするので、高速用バルブ7aに電流が流れてこのバ
ルブ7aがオンし、圧縮空気が高速用バルブ7aを介し
てシリンダハウジング6bの高速側ポート6jに供給さ
れる。この結果、ピストン6a及びピストンロッド6c
を介して係合部材6dが図6の実線矢印の方向に移動す
るので、シフトフォーク5eがスリーブ5dを図8の実
線矢印の方向に移動させることにより、第1入力軸3a
に入力側サブギヤ4aが固定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の多
段変速装置の切替装置では、クラッチスイッチはクラッ
チペダルを底突きするまで踏込んだときにオンし、クラ
ッチペダルを離すとオフになるため、クラッチペダルを
クイック操作すると、即ちクラッチペダルを底突きする
まで踏込んだ後に直ぐに離すと、クラッチペダルのオン
状態が短く、十分な量の圧縮空気がエアシリンダに供給
することができず、サブシンクロ機構による主軸の高速
又は低速への切替えを確実に行うことができない場合が
あった。本発明の目的は、クラッチペダルをクイック操
作しても、エアシリンダに圧縮空気を十分に供給するこ
とができ、サブシンクロ機構による主軸の高速又は低速
への切替えを確実に行うことができる多段変速装置の切
替装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1〜図3に示すように、クラッチ及び主変速機12間
の副変速機13に設けられ主変速機12の主軸18の回
転速度を高速又は低速の2段階に変速可能なサブシンク
ロ機構26と、サブシンクロ機構26を駆動するエアシ
リンダ27への圧縮空気の給排を切替える切替弁28
と、運転者の操作により切替弁28への通電を切替える
切替スイッチ58と、クラッチペダル59の近傍に設け
られクラッチペダル59が踏込まれてこのペダル59が
底突きしているか否かを検出するクラッチスイッチ61
とを備えた多段変速装置の改良である。
【0009】その特徴ある構成は、クラッチペダル59
に接続されたマスタシリンダ66の油圧管路67に設け
られ油圧管路67内の油圧が所定値以上か否かを検出す
る圧力スイッチ72と、運転者が切替スイッチ58を切
替えかつクラッチペダル59が底突きしたことをクラッ
チスイッチ61が検出したときから油圧管路67の油圧
が所定値未満になったことを圧力スイッチ72が検出す
るまで切替弁28への通電を保持する自己保持回路73
とを備えたところにある。
【0010】この請求項1に記載された多段変速装置の
切替装置では、サブシンクロ機構26により主軸18の
回転速度を高速又は低速に切替えるときには、切替スイ
ッチ58を高速側又は低速側に切替えた後にクラッチペ
ダル59を踏込むと、クラッチペダル59に接続された
油圧管路67の油圧が所定値以上に上昇して圧力スイッ
チ72がオンする。更にクラッチペダル59を底突きさ
せると、クラッチスイッチ61がオンする。この結果、
クラッチペダル59から足を離してクラッチペダル59
が復帰し、クラッチスイッチ61がオフした後も、自己
保持回路73により切替弁28への通電が保持されるの
で、圧縮空気がエアシリンダ27に供給され続け、エア
シリンダ27がサブシンクロ機構26を駆動して主軸1
8を高速又は低速に確実に切替えることができる。上記
切替弁28への通電は、上記油圧管路67の油圧が所定
値未満になって圧力スイッチ72がオフになったときに
停止する。
【0011】請求項2に係る発明は、図4及び図5に示
すように、クラッチペダル59の近傍に設けられクラッ
チペダル59の踏込みが解除されてクラッチペダル59
が復帰したか否かを検出するクラッチ復帰スイッチ12
1と、運転者が切替スイッチ58を切替えかつクラッチ
ペダル59が底突きしたことをクラッチスイッチ61が
検出したときからクラッチペダル59が復帰したことを
クラッチ復帰スイッチ121が検出するまで切替弁28
への通電を保持する自己保持回路113とを備えたこと
を特徴とする。
【0012】この請求項2に記載された多段変速装置の
切替装置では、サブシンクロ機構により主軸の回転速度
を高速又は低速に切替えるときには、切替スイッチ58
を高速側又は低速側に切替えた後にクラッチペダル59
を踏込む。クラッチペダル59を踏込むと同時にクラッ
チ復帰スイッチがオンし、クラッチペダル59を底突き
させるとクラッチスイッチ61がオンする。この後にク
ラッチペダル59から足を離すと、クラッチペダル59
が復帰動作してクラッチスイッチ61がオフになる。し
かしクラッチスイッチ61がオフした後も、自己保持回
路113により切替弁28への通電が保持されるので、
圧縮空気がエアシリンダ27に供給され続け、エアシリ
ンダ27がサブシンクロ機構を駆動して主軸を高速又は
低速に確実に切替えることができる。上記切替弁28へ
の通電は、上記クラッチペダル59が完全に復帰してク
ラッチ復帰スイッチ121がオフになったときに停止す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の第1の実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1〜図3に示すように、多
段変速装置11はクラッチと主変速機12との間に設け
られた副変速機13により、主変速機12の変速段数の
2倍の段数で変速可能に構成される。図3に詳しく示す
ように、主変速機12は前進5速段と後進1速段とに変
速可能に構成され、副変速機13は高速又は低速の2速
段に変速可能に構成される。エンジン(図示せず)の背
面にはクラッチケース14が取付けられ、このクラッチ
ケース14の背面には副変速ケース16を介して主変速
ケース17が取付けられる。またクラッチケース14及
び副変速ケース16には第1入力軸21が第1軸受31
を介して回転可能に挿入され、副変速ケース16及び主
変速ケース17には第2入力軸22が第2及び第3軸受
32,33を介して回転可能に挿入され、更に主変速ケ
ース17には主軸18が第4及び第5軸受34,35を
介して回転可能に挿入される。
【0014】第1入力軸21の前端は図示しないがクラ
ッチを介してクランク軸に接続される。第2入力軸22
の前端は第1入力軸21の後端に遊挿されて第2軸受3
2により保持され、主軸18の前端は第2入力軸22の
後端に遊挿されて第4軸受34により保持される。これ
により第2入力軸22は第1入力軸21に対して、主軸
18は第2入力軸22に対してそれぞれ相対回転可能に
構成される。副変速ケース16及び主変速ケース17に
は上記第2入力軸22及び主軸18に平行にカウンタ軸
19が第6〜第8軸受36〜38を介して回転可能に挿
入される。上記第1〜第8軸受31〜38のうち第2及
び第4軸受32,34は針状ころ軸受であり、その他の
軸受31,33,35〜38は円筒ころ軸受である。
【0015】副変速機13は第1入力軸21に針状ころ
軸受である第2軸受32を介して回転可能に嵌入された
入力側サブギヤ23と、カウンタ軸19に固着され上記
入力側サブギヤ23に噛合するカウンタ側サブギヤ24
と、第1入力軸21及び第2入力軸22間に設けられ第
1入力軸21に入力側サブギヤ23又は第2入力軸22
のいずれかを固定するサブシンクロ機構26とを備え
る。サブシンクロ機構26は第1入力軸21の後端に嵌
着され外周面に外スプラインが形成されたクラッチハブ
26aと、入力側サブギヤ23に固着され外周面に上記
ハブ26aの外スプラインと同一の外スプラインが形成
された第1クラッチギヤ26bと、第2入力軸22に嵌
着され上記ハブ26aの外スプラインと同一の外スプラ
インが形成された第2クラッチギヤ26cと、上記ハブ
26aの外スプラインに噛合する内スプラインが形成さ
れ上記ハブ26aに第2入力軸22の軸方向に移動可能
にかつ上記ハブ26aに対して相対回転不能に遊嵌され
たスリーブ26dと、このスリーブ26dを第2入力軸
22の軸方向に移動させて上記スリーブ26dの内スプ
ラインを第1クラッチギヤ26b又は第2クラッチギヤ
26cの外スプラインに噛合可能なシフトフォーク26
eとを有する。クラッチハブ26a及び第1クラッチギ
ヤ26b間と、クラッチハブ26a及び第2クラッチギ
ヤ26c間とには、図示しないがスリーブ26dと第1
クラッチギヤ26b又は第2クラッチギヤ26cとの噛
合をスムーズに行うために、公知のシンクロナイザリン
グ(図示せず)が設けられる。
【0016】上記サブシンクロ機構26のシフトフォー
ク26eはエアシリンダ27により駆動され、このエア
シリンダ27への圧縮空気の給排は切替弁28により切
替えられる(図1及び図3)。エアシリンダ27は図1
に詳しく示すように、ピストン46を摺動可能に収容す
るピストン収容室29aが形成されたシリンダハウジン
グ29と、基端がピストン46に固着されたピストンロ
ッド47と、ピストンロッド47の先端に固着されシフ
トシャフト(図示せず)を介してシフトフォーク26e
に係合する係合部材48とを有する。シリンダハウジン
グ29の一端面にはピストンロッド47の略中央に形成
された大径部47aを摺動可能に収容するロッドハウジ
ング49が取付けられ、このロッドハウジング49には
大径部47aの位置を検出する高速位置センサ51及び
低速位置センサ52が所定の間隔をあけて取付けられ
る。これらのセンサ51,52はプランジャ51a,5
2aが大径部47aによりセンサケース51b,52b
内に押し込まれるとオンし、大径部47aが離れるとプ
ランジャ51a,52aがセンサケース51b,52b
内のばね(図示せず)の弾性力により突出してオフする
ようになっている。これらのセンサ51,52にはそれ
ぞれ高速ランプ53及び低速ランプ54がそれぞれ電気
的に接続される。
【0017】また切替弁28は高速用バルブ56と低速
用バルブ57からなり、これらのバルブ56,57は3
方2位置切替えの電磁弁である。これらのバルブ56,
57は第1ポート56a,57aと第2ポート56b,
57bと排出ポート56c,57cとをそれぞれ有す
る。第1ポート56a,57aは圧縮エア源であるエア
タンク55にそれぞれ接続され、第2ポート56b,5
7bはシリンダハウジング29の高速側ポート29b及
び低速側ポート29cにそれぞれ接続される。バルブ5
6,57をオンすると第1ポート56a,57a及び第
2ポート56b,57bがそれぞれ連通され、オフする
と第2ポート56b,57b及び排出ポート56c,5
7cがそれぞれ連通されるように構成される。また運転
席のチェンジレバー(図示せず)には運転者(図示せ
ず)の操作により切替弁28への通電を切替える切替ス
イッチ58が設けられ、クラッチペダル59の近傍には
クラッチペダル58が踏込まれてこのペダル58が底突
きしているか否かを検出するクラッチスイッチ61が設
けられる(図1及び図2)。
【0018】切替スイッチ58は可動片58aと共通接
点58bと高速側切替接点58cと低速側切替接点58
dとを有し、高速側切替接点58c及び低速側切替接点
58dは高速用バルブ56及び低速用バルブ57にそれ
ぞれ電気的に接続される。クラッチペダル59の上端は
ピン62を介して車体63に枢着され、ペダル59の下
端には運転者が踏込むための足載せ台59aが設けられ
る(図2)。またピン62にはペダル59とともに回転
するアーム64の基端が嵌着され、このアーム64の先
端には車体63に取付けられたマスタシリンダ66のピ
ストンロッド66aの先端が枢着される。このマスタシ
リンダ66は油圧管路67を介してクラッチのレリーズ
フォーク(図示せず)を駆動するレリーズシリンダ(図
示せず)に接続される。クラッチペダル59を踏込む
と、マスタシリンダ66内にピストンロッド66aが押
し込まれて油圧管路67内の油圧が上昇し、この油圧に
より上記レリーズシリンダが駆動されるようになってい
る。
【0019】またクラッチペダル59の略中央には第1
プランジャ押込みブラケット68が取付けられ、クラッ
チスイッチ61はクラッチペダル59近傍の車体63に
取付けられる。クラッチスイッチ61はクラッチペダル
59が底突きしているときのみ、プランジャ61aが上
記ブラケット68によりスイッチケース61b内に押込
まれてオンし、これ以外のときはプランジャ61aがス
イッチケース61b内のばね(図示せず)の弾性力によ
りスイッチケース61bから突出してオフするように構
成される。図1の符号69はクラッチペダル59を復帰
させる引っ張りコイルばねであり、符号71はバッテリ
である。
【0020】本実施の形態の特徴ある構成は、上記マス
タシリンダ66の油圧管路67に圧力スイッチ72が設
けられ、切替スイッチ58とクラッチスイッチ61と圧
力スイッチ72とで構成される電気回路に自己保持回路
73が設けられたところにある(図1)。圧力スイッチ
72は油圧管路67内の油圧が所定値以上か否かを検出
し、油圧が所定値以上のときにオンし所定値未満のとき
にオフするように構成される。この圧力スイッチ72は
切替スイッチ58の共通接点58bとバッテリ71との
間に接続される。また自己保持回路73はノーマルオー
プンの電磁リレー74とダイオード76とを有する。こ
の電磁リレー74のスイッチ部74aは切替スイッチ5
8の共通接点58bと圧力スイッチ72の間に接続さ
れ、電磁リレー74のコイル部74bはクラッチスイッ
チ61を介してバッテリ71に接続される。また切替ス
イッチ58の共通接点58bとクラッチスイッチ61の
反バッテリ側接点61cとは電線77により接続され、
この電線77には上記ダイオード76が接続される。こ
のダイオード76は切替スイッチ58側からコイル部7
4b側に電流が流れるのを許容し、上記とは逆に流れる
のを阻止するように接続される。
【0021】また図3に戻って、主変速機12は主軸1
8に回転可能に嵌入された第1〜第4変速ギヤ81〜8
4及びバックギヤ86と、第2入力軸22の後端に固着
された第5変速ギヤ85と、カウンタ軸19に固着され
た第1〜第5カウンタギヤ91〜95及びバックカウン
タギヤ96と、第1変速ギヤ81及びバックギヤ86間
に設けられた第1シンクロ機構101と、第2変速ギヤ
82及び第3変速ギヤ83間に設けられた第2シンクロ
機構102と、第4変速ギヤ84及び第5変速ギヤ85
間に設けられた第3シンクロ機構103とを備える。第
1〜第4変速ギヤ81〜84は第10〜第13軸受40
〜43を介して、バックギヤ86は第14軸受44を介
してそれぞれ主軸18に回転可能に嵌入される。第1〜
第5変速ギヤ81〜85は第1〜第5カウンタギヤ91
〜95にそれぞれ噛合し、バックギヤ86とバックカウ
ンタギヤ96とは図示しないがアイドル軸に固着された
一対のアイドルギヤを介して噛合するように構成され
る。また第1〜第3シンクロ機構101〜103は上記
サブシンクロ機構26と略同一に構成される。第10〜
第14軸受40〜44は針状ころ軸受である。
【0022】このように構成された多段変速装置の切替
装置の動作を説明する。サブシンクロ機構26により主
軸18の回転速度を高速に切替えるときには、切替スイ
ッチ58の可動片58aを高速側切替接点58cに切替
えた後に(図1)、クラッチペダル59を底突きするま
で踏込む(図2(b))。このときクラッチペダル59
に接続された油圧管路67の油圧が所定値以上に上昇す
るので、圧力スイッチ72がオンし、更にクラッチペダ
ル59に取付けられた第1プランジャ押込みブラケット
68がクラッチスイッチ61のプランジャ61aをスイ
ッチケース61bに押込むので、クラッチスイッチ61
がオンする。圧力スイッチ72がオンすることにより電
磁リレー74まで電流が流れ、更にクラッチスイッチ6
1がオンすることにより電磁リレー74のコイル部74
bに電流が流れてスイッチ部74aが閉じるので、高速
用バルブ56に電流が流れてこのバルブ56がオンす
る。
【0023】この状態でクラッチスイッチ61がオフし
ても、自己保持回路73により電流がダイオード76を
介してコイル部74bに流れ続けるので、スイッチ部7
4aが閉じた状態を保ち、高速用バルブ56に電流が流
れ続ける。この結果、エアタンク55の圧縮空気が高速
用バルブ56を介してシリンダハウジング29の高速側
ポート29bに供給されるので、ピストン46及びピス
トンロッド47を介して係合部材48が図1の実線矢印
の方向に移動し、この移動によりシフトシャフト(図示
せず)を介してシフトフォーク26eがスリーブ26d
を図3の実線矢印の方向に移動させる。従って、スリー
ブ26dがクラッチハブ26aの外スプライン及び第1
クラッチギア26bの外スプラインの両者に噛合するの
で、第1入力軸21に入力側サブギヤ23が確実に固定
される。上記高速用バルブ56への通電は、上記油圧管
路67の油圧が所定値未満になって圧力スイッチ72が
オフになったときに停止する。これによりクラッチペダ
ル59をクイック操作しても、エアシリンダ27の高速
側ポート29bに圧縮空気を十分に供給でき、サブシン
クロ機構26による主軸18の高速への切替えを確実に
行うことができる。
【0024】主軸18の回転速度を低速に切替えるとき
には、切替スイッチ58の可動片58aを低速側切替接
点58dに切替えた後に、クラッチペダル59を底突き
するまで踏込めば、油圧管路67の油圧が所定値未満に
なるまで低速用バルブ57に電流が流れ続けるので、サ
ブシンクロ機構26による主軸18の低速への切替えを
確実に行うことができる。
【0025】図4及び図5は本発明の第2の実施の形態
を示す。図4及び図5において図1及び図2と同一符号
は同一部品を示す。この実施の形態では、第1の実施の
形態の圧力センサに替えて、クラッチペダル59の近傍
にクラッチ復帰スイッチ121が設けられる。このクラ
ッチ復帰スイッチ121は図5に詳しく示すように、ク
ラッチペダル59近傍の車体63にスイッチホルダ12
3を介して取付けられ、クラッチペダル59の上部には
第2プランジャ押込みブラケット122が取付けられ
る。クラッチ復帰スイッチ121はクラッチペダル59
が完全に復帰しているときのみ、プランジャ121aが
上記ブラケット122によりスイッチケース121b内
に押込まれてオフし、これ以外のときはプランジャ12
1aがスイッチケース121b内のばね(図示せず)の
弾性力によりスイッチケース121bから突出してオン
するように構成される。また自己保持回路113は図4
に詳しく示すように、切替スイッチ58とクラッチスイ
ッチ61とクラッチ復帰スイッチ121とにより構成さ
れる。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成され
る。
【0026】このように構成された多段変速装置の切替
装置の動作を説明する。サブシンクロ機構(図示せず)
により主軸(図示せず)の回転速度を高速に切替えると
きには、切替スイッチ58の可動片58aを高速側切替
接点58cに切替えた後に(図4)、クラッチペダル5
9を底突きするまで踏込む(図5(b))。クラッチペ
ダル59の踏込みと同時に、第2プランジャ押込みブラ
ケット122がクラッチ復帰スイッチ121から離れ、
プランジャ121aがスイッチケース121bから突出
するので、クラッチ復帰スイッチ121がオンする。ま
たクラッチペダル59が底突きすると、第1プランジャ
押込みブラケット68がクラッチスイッチ61のプラン
ジャ61aをスイッチケース61bに押込むので、クラ
ッチスイッチ61がオンする。クラッチ復帰スイッチ1
21がオンすることにより電磁リレー74まで電流が流
れ、更にクラッチスイッチ61がオンすることにより電
磁リレー74のコイル部74bに電流が流れてスイッチ
部74aが閉じるので、高速用バルブ56に電流が流れ
てこのバルブ56がオンする。
【0027】この状態でクラッチスイッチ61がオフし
ても、自己保持回路113により電流がダイオード76
を介してコイル部74bに流れ続けるので、スイッチ部
74aが閉じた状態を保ち、高速用バルブ56に電流が
流れ続ける。この結果、エアタンク55の圧縮空気が高
速用バルブ56を介してシリンダハウジング29の高速
側ポート29bに供給されるので、ピストン46及びピ
ストンロッド47を介して係合部材48が図4の実線矢
印の方向に移動し、この移動によりシフトシャフト(図
示せず)を介してシフトフォーク(図示せず)がスリー
ブ(図示せず)を所定の方向に移動させる。従って、図
示しないが第1の実施の形態と同様に、スリーブがクラ
ッチハブの外スプライン及び第1クラッチギアの外スプ
ラインの両者に噛合するので、第1入力軸に入力側サブ
ギヤが確実に固定される。上記高速用バルブ56への通
電は、クラッチペダル59が完全に復帰して第2プラン
ジャ押込みブラケット122がプランジャ121aをス
イッチケース121b内に押込んでクラッチ復帰スイッ
チ121がオフしたときに停止する。これによりクラッ
チペダル59をクイック操作しても、エアシリンダ27
の高速側ポート29bに圧縮空気を十分に供給でき、サ
ブシンクロ機構による主軸の高速への切替えを確実に行
うことができる。
【0028】主軸の回転速度を低速に切替えるときに
は、切替スイッチ58の可動片58aを低速側切替接点
58dに切替えた後に、上記と同様の操作を行うことこ
とによりサブシンクロ機構による主軸の低速への切替え
を確実に行うことができる。なお、第1及び第2の実施
の形態では、主変速機を前進5速段に変速可能に構成し
たが、主変速機を前進2速段、3速段、4速段又は6速
段以上変速可能に構成してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ク
ラッチペダルに接続されたマスタシリンダの油圧管路に
この管路内の油圧を検出する圧力スイッチを設け、切替
スイッチとクラッチスイッチと圧力スイッチとで構成さ
れる電気回路に自己保持回路を設けたので、運転者が切
替スイッチを切替えかつクラッチペダルが底突きしたこ
とをクラッチスイッチが検出したときから油圧管路の油
圧が所定値未満になったことを圧力スイッチが検出する
まで、自己保持回路により切替弁への通電が保持され
る。この結果、クラッチペダルをクイック操作しても、
エアシリンダに十分な圧縮空気が供給されるので、サブ
シンクロ機構により主軸の高速又は低速への切替えを確
実に行うことができる。
【0030】またクラッチペダルの近傍にクラッチペダ
ルの踏込みが解除されてクラッチペダルが復帰したか否
かを検出するクラッチ復帰スイッチを設け、切替スイッ
チとクラッチスイッチとクラッチ復帰スイッチとで構成
される電気回路に自己保持回路を設ければ、運転者が切
替スイッチを切替えかつクラッチペダルが底突きしたこ
とをクラッチスイッチが検出したときからクラッチペダ
ルが復帰したことをクラッチ復帰スイッチが検出するま
で、自己保持回路により切替弁への通電が保持される。
この結果、上記と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の多段変速装置の切替装置
を示す回路構成図。
【図2】その切替装置のクラッチスイッチ及び圧力スイ
ッチを含むクラッチペダルの動作を示す図。
【図3】その多段変速装置の断面構成図。
【図4】本発明の第2実施形態を示す図1に対応する回
路構成図。
【図5】その切替装置のクラッチスイッチ及びクラッチ
復帰スイッチを含むクラッチペダルの動作を示す図。
【図6】従来例を示す図1に対応する回路構成図。
【図7】その切替装置のクラッチスイッチを含むクラッ
チペダルの動作を示す図。
【図8】その多段変速装置の断面構成図。
【符号の説明】 11 多段変速装置 12 主変速機 13 副変速機 26 サブシンクロ機構 27 エアシリンダ 28 切替弁 58 切替スイッチ 59 クラッチペダル 61 クラッチスイッチ 66 マスタシリンダ 67 油圧管路 72 圧力スイッチ 73,113 自己保持回路 121 クラッチ復帰スイッチ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッチ及び主変速機(12)間の副変速機
    (13)に設けられ前記主変速機(12)の主軸(18)の回転速度
    を高速又は低速の2段階に変速可能なサブシンクロ機構
    (26)と、前記サブシンクロ機構(26)を駆動するエアシリ
    ンダ(27)への圧縮空気の給排を切替える切替弁(28)と、
    運転者の操作により前記切替弁(28)への通電を切替える
    切替スイッチ(58)と、クラッチペダル(59)の近傍に設け
    られ前記クラッチペダル(59)が踏込まれてこのペダル(5
    9)が底突きしているか否かを検出するクラッチスイッチ
    (61)とを備えた多段変速装置において、 前記クラッチペダル(59)に接続されたマスタシリンダ(6
    6)の油圧管路(67)に設けられ前記油圧管路(67)内の油圧
    が所定値以上か否かを検出する圧力スイッチ(72)と、 前記運転者が前記切替スイッチ(58)を切替えかつ前記ク
    ラッチペダル(59)が底突きしたことを前記クラッチスイ
    ッチ(61)が検出したときから前記油圧管路(67)の油圧が
    所定値未満になったことを前記圧力スイッチ(72)が検出
    するまで前記切替弁(28)への通電を保持する自己保持回
    路(73)とを備えたことを特徴とする多段変速装置の切替
    装置。
  2. 【請求項2】 クラッチ及び主変速機(12)間の副変速機
    (13)に設けられ前記主変速機(12)の主軸(18)の回転速度
    を高速又は低速の2段階に変速可能なサブシンクロ機構
    (26)と、前記サブシンクロ機構(26)を駆動するエアシリ
    ンダ(27)への圧縮空気の給排を切替える切替弁(28)と、
    運転者の操作により前記切替弁(28)への通電を切替える
    切替スイッチ(58)と、クラッチペダル(59)の近傍に設け
    られ前記クラッチペダル(59)が踏込まれてこのペダル(5
    9)が底突きしているか否かを検出するクラッチスイッチ
    (61)とを備えた多段変速装置において、 前記クラッチペダル(59)の近傍に設けられ前記クラッチ
    ペダル(59)の踏込みが解除されて前記クラッチペダル(5
    9)が復帰したか否かを検出するクラッチ復帰スイッチ(1
    21)と、 前記運転者が前記切替スイッチ(58)を切替えかつ前記ク
    ラッチペダル(59)が底突きしたことを前記クラッチスイ
    ッチ(61)が検出したときから前記クラッチペダル(59)が
    復帰したことを前記クラッチ復帰スイッチ(121)が検出
    するまで前記切替弁(28)への通電を保持する自己保持回
    路(113)とを備えたことを特徴とする多段変速装置の切
    替装置。
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