JP3395627B2 - 生体の粒子画像の分類方法 - Google Patents
生体の粒子画像の分類方法Info
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Description
中などに含まれる沈渣成分の粒子測定結果に対する見直
しのための粒子画像の分類方法に関する。
や組織細胞などの様々な沈渣成分は、人体の健康と密接
な関係にある。この沈渣成分を分析することは臨床検査
を行う上で重要な検査となっている。
尿と沈渣成分とを分離し、分離した沈渣成分に染色処理
を施し、スライドガラス上に標本を作成し、検査技師が
顕微鏡で観察しながら検査や分類を行っていた。
より分類されているが、同じ成分でも多種多様の形状を
示すため、分類は非常な困難を伴う。
は正確に分類されるが、その他の沈渣成分は、分類が困
難であった。
中に含まれる粒子の分類を自動的に行う自動分析装置や
自動分析方法が開発されている。
で、特に画面上で粒子の画像処理を行う例として、特開
平8−29317号公報,特開平9−91430号公報に記載されて
いる技術が挙げられる。
結果は診断や治療のために使用される。撮影されただけ
で分類されていない粒子画像は診断や治療に使用するた
めに分類しなければならない。また機械により上述の如
く自動的に分類された粒子画像はその分類が正しいかど
うかをチェックし即ち見直し、誤った分類は訂正しなけ
ればならない。また大分類だけでその更に細かい分類項
目に分類されていない粒子画像は細分類項目に分類しな
ければならない。ここで誤ってなされた分類を訂正する
分類や、未分類の粒子画像の分類や、大分類はされてい
るが細分類が必要なための細分類、あるいはこれらの処
理のためのまたは正しいかどうかの見直しなどをすべて
含めて以下「分類」と記載する。
や治療に利用することが多くなってきた。このため、検
査を受ける人が増え、撮影された粒子画像の分類処理の
対象(検体)が増えている。この結果、単に撮影順に上
記分類処理を行うのではなく、検定の種別などに基づい
て優先的に処理できることが必要となってきている。検
査の種別などとは、例えば検体が外来か入院患者かであ
り、外来者の検査結果が優先的に早く出れば、外来者の
待ち時間を少なくできる。また別の例で、例えば陽性か
陰性か、あるいは診療科に基づいても優先処理が必要と
なることが生じる可能性がある。更に患者の状態に基づ
き、緊急度を指定し、この緊急性に基づいて優先的に処
理する必要性も考えられる。
測定結果を所定の条件に従って優先的に処理できる分類
方法を提供することである。
の一つの概念は、優先処理の条件で検体を並び替え、並
び替えられた検体リストに基づいて処理順序を決めるよ
うにしたものである。以下実施例に基づく説明の中で、
他の発明や、具体的実施形体を説明する。
を、添付図面を用いて説明する。なお、各図面において
同一のものは同一符号で示し、重複した説明を省略す
る。
分類システムの構成を示す図である。粒子画像分類シス
テムは、粒子画像を撮影し自動分類する粒子自動分類装
置1と、自動分類された粒子画像の分類、即ち再分類あ
るいは自動分類されなかった粒子画像の分類または見直
しを、表示画面を利用して行う粒子画像処理装置2と、
サーバー12から構成され、粒子自動分類装置1と粒子
画像処理装置2,サーバー12は、バス9により接続さ
れている。粒子自動分類装置1は、フローセル3と、フ
ラッシュランプ4と、CCDカメラ5と、画像処理部6
と、画像メモリ7と、ランプ制御部8とから構成され、
粒子画像処理装置2は、データ記憶部10と、画像処理
部11とから構成される。また、画像処理部11は、デ
ィスプレイ13と、CPUを有する本体14と、マウス
15,キーボード16とから構成される。なお、ディス
プレイ13はCRTディスプレイや液晶ディスプレイ,
プラズマディスプレイなどの画面表示装置を用いること
ができる。
類システムの動作を説明する。
は、フラッシュランプ4からのパルス光によって照射さ
れ、CCDカメラ5により画像信号に変換される。
面積や周囲長,平均濃度などの特徴を検出し、粒子画像
の分類を行う。分類された粒子は画像メモリ7に記憶さ
れ、粒子画像の分類が終了した後、バス9を介してサー
バー12に転送され、サーバー12に記憶される。な
お、粒子自動分類装置1の具体的な構成や動作について
は、特開平8−29317号公報に記載されている。
報の他に検体リストや定性データなどの検体に関する情
報も記憶されている。
分類あるいは一部の粒子画像が分類される。しかし、全
く分類されない状態で常に粒子画像が分類され、サーバ
ー12に記憶されるようにしても良い。
されている一次分類された粒子画像または分類されてい
ない粒子画像の分類あるいは、より高精度で粒子画像を
分類するには、ディスプレイ13上で検体を指定するこ
とにより、指定された検体のデータがサーバー12から
バス9を介して、データ記憶部10に転送される。しか
し、サーバー12を介さず、画像メモリ7に記憶された
粒子画像はバス9を介してデータ記憶部10に転送され
るようにしても良い。転送されたデータをディスプレイ
13上に表示させ、マウス15やキーボード16を操作
することにより、ディスプレイ13に表示された粒子画
像を利用してウィンドウ上で粒子画像の再分類あるい
は、より高精度な粒子画像の分類の操作を行う。
に関する一実施例である粒子画像分類システムにおける
粒子画像の再分類方法について説明する。図2は、本発
明の一実施例における検体データ表示ステップのフロー
チャートである。このフローチャートは、図3に示すよ
うな標準画面300における検体データ表示部302と
定性データ表示部303と分類結果表示部304に検体
データを表示するための操作と、分類されるべき粒子画
像の分類操作を行うための作業エリア308に表示する
ための操作を示すフローチャートである。
画像分類システムのシステムプログラムを立ちあげるこ
とにより、ディスプレイ13に初期画面が表示され(ス
テップ201)、内部処理が終了した後、自動的に標準
画面300が表示される(ステップ202)。この標準
画面300は図3に示すように、尿などの試料に含まれ
る粒子の分類を示す大分類項目アイコン301と、検体
番号,患者番号,診療科などの検体の情報を表示する検
体データ表示部302と、検体に関する定性的な情報を
表示する定性データ表示部303と、粒子の分類結果を
表示する分類結果表示部304と、ツールバー305
と、粒子画像の移動経過を表示する経過表示部306
と、不要な粒子画像を捨てるごみ箱307と、粒子画像
の表示,分類などの作業を行う作業エリア308と、タ
イトルバー309と、メニューバー310,日付や時刻
を表示するステータスバー311とから構成される。ま
た、ツールバー305は、図4に示すように、検体リス
トボタン401と、次検体ボタン402と、レビュー完
了ボタン403と、サンプル画像表示ボタン404と、
検体データ編集ボタン405と、検体一覧表示ボタン4
06とから構成される。
は、検体データ表示部302,定性データ表示部30
3,分類結果表示部304、及び作業エリア308はそ
れぞれ空欄である。
態では、検体が未だ指定されておらず、標準画面300
を構成する検体データ表示部302や定性データ表示部
303,分類結果表示部304,作業エリア308にデータ
や画像などの情報が表示されていないので、操作者は検
体を指定して作業を行うために検体リストを表示し、検
体をリストから選択する(ステップ204)。
ルバー305内に、粒子画像処理装置2の基本となる処
理である検体リストの表示や粒子画像の分類処理を終了
させるレビュー完了,標準となる粒子画像の表示,検体
データの追加・変更・削除のモード指定である検体デー
タ編集,検体の名称などを一括表示する検体一覧表示、
などを行う内容が表示されている。この表示はツールバ
ー305に示すごとく、画面上方で一列に並んで配置さ
れている。このような配置にすることにより、基本とな
る全体の処理機能を眺めることができ、処理すべき機能
を選択することが容易になる。またこの表示は、作業エ
リア308や検体データ表示部302,定性データ表示
部303,分類結果表示部304の上方に表示されてい
るので、見やすくなる。さらにこの表示は、大分類項目
アイコン301に比べて横長となっているので、それぞ
れの区別が速やかに行えるなどの効果がある。
は、メニューバー310(図3参照)に表示されている
「検体(K)」の中にも含まれているので、「検体
(K)」を選択することにより、上述した検体リストの
表示や粒子画像の分類処理を終了させるレビュー完了,
標準となる粒子画像の表示,検体データの追加・変更・
削除のモード指定である検体データ編集,検体の名称な
どを一括表示する検体一覧表示などを行うことができ
る。
「検体(K)」の中に含まれており、粒子画像の分類操
作を行う上で使用頻度の高い内容が表示される。またツ
ールバー305には「検体(K)」の中に含まれる他の
内容を表示することも可能である。
5の中から検体リストを表示するための検体リストボタ
ン401を選択する。検体リストボタン401をマウス
15で指定しクリックすることにより、図5に示すよう
に、検体リストを表示する検体リスト画面500が標準
画面300上に表示される(ステップ205)。なお、
図5に示した検体リスト画面500に表示される検体に
関するデータ(ID,氏名など)および各成分の数値デ
ータの値は、説明の都合上記載したものであり、実際に
は各検体に関するデータおよび検体が有する各成分の数
値データが表示される。
れた複数の検体の中から処理を行うための検体、例えば
粒子の分類を行うための検体501を選択し(ステップ
206)、検体リスト画面500を閉じると、図6に示すよ
うに標準画面300上に設けられた検体データ表示部3
02,定性データ表示部303,分類結果表示部304に
検体のデータが、さらに作業エリア308の画像ウィン
ドウ601に自動分類された粒子画像が表示される(ス
テップ207)。
タは、検体を選択したときに、選択した検体に関するデ
ータが他の分析装置や図1に図示しないホストコンピュ
ータからサーバー12に送られ、サーバー12を介して
表示される。
02,定性データ表示部303、及び分類結果表示部3
04が縦一列に並んで配置され、かつ作業エリア308
と同時に表示されるので、画面が見やすく,使い易いと
いう効果がある。
向の基準となる寸法を示す縦ルーラー602と、粒子画
像の横方向の基準となる寸法を示す横ルーラー603と
を有し、標準画面300上の作業エリア308に表示さ
れる。そして、マウス15やキーボード16を操作する
ことにより、作業エリア308内に粒子が表示され、分
類のための操作が行われる。また、画像ウィンドウ60
1に表示した粒子画像は、説明の都合上模式的に記載し
たものであり、実際には多種多様の形状や色彩を有する
粒子画像が表示される。
の画像ウィンドウだけが表示されているので、粒子自動
分類装置1で測定した結果、再分類しなければならない
項目が一目で分かる。また、再分類をする必要がある画
像ウィンドウだけが開いているので使い易いという効果
がある。
3に戻り、ステップ208に進む。ステップ208で
は、粒子の再分類を実施する。
分類方法について説明する。
テップ208の操作を示すフローチャートである。ここ
では一例として、赤血球の画像ウィンドウを用いた場合
の操作について説明する。
うに、作業エリア308に表示された画像ウィンドウ6
01の中から(ステップ701)、再分類すべき赤血球
の画像ウィンドウ801を選択し(ステップ702)、赤
血球の画像ウィンドウ801を最前面に表示する(ステ
ップ703)。次に画像ウィンドウ801に表示された
粒子画像の中から(ステップ704)、再分類すべき粒
子画像802を選択する(705)。選択された粒子画
像802には、選択された粒子画像であることを示す表
示である白色などの色が付いた枠803が付けられる
(ステップ706)。
い分類項目(細分類項目)があり、この細分類項目に分
類することが可能である。ステップ707において選択
した粒子画像802が分類されるべき大分類項目アイコ
ン301上で右クリックすると、細分類項目を一覧にし
たプルダウンメニュー804が表示される(ステップ7
08)。
802が分類されるべき細分類項目が存在すれば、細分
類項目をマウス15で左クリックするなどの方法で選択
し(ステップ709)、粒子の再分類が行われる(ステ
ップ710)。
枠803は白色からマジェンダ色に変わり、再分類した
粒子であることがわかるようにしている。その後、ステ
ップ704に戻り、画像ウィンドウ801に残っている
粒子の再分類を行う。
子画像が存在しない場合、ステップ701に戻り、再分
類すべき画像が存在する画像ウィンドウを選択すること
で、同一検体の別の項目の再分類を実施する。再分類す
べき画像が画像ウィンドウに存在しなくなるまでこの操
作は繰り返され、粒子画像の再分類が行われる。
画像802をスペースキーの入力により選択し、細分類
項目がもつ2桁の整数805をキー入力することによ
り、粒子画像の再分類を行っても良い。
コン301はツールバー305と作業エリア308の間
で横一列に並べることにより、操作者が見やすい位置に
配置されるので、粒子画像が分類されるべきアイコンを
探しやすいという効果がある。また、細分類項目を一覧
にしたプルダウンメニュー804が大分類項目アイコン
301の中に納まっているため、作業エリアが広く表示
できるので、画面が見やすく使い易いという効果があ
る。更に、画像ウィンドウ601から赤血球の画像ウィ
ンドウ801を移動して表示できるので、その下層の、
例えば白血球の画像ウィンドウと比較できるという効果
がある。
分類を行うことができるので、分類すべき粒子ごとに画
面を切り換える必要がなく、またマウスにより各処理操
作を行える操作性の良好な粒子画像分類システムを提供
することができる。
分類を行う場合について説明したが、これに限るもので
はなく、自動分類された粒子画像をより高精度な分類を
行う場合などにも本実施例を適用することが可能であ
る。
ステムは、例えばMicrosoft 社が開発したWindows シス
テム(WindowsはMicrosoft社の商標)を利用することが
可能である。
発明の第2の実施例に係る再分類の操作における次検体
の読み出しについて説明する。
テップ204から207の間の操作を示すフローチャー
トである。図9のステップ901では、図10に示す検
体リストボタン401を選択することで検体リスト画面
1001を表示する(ステップ902)。検体リスト画
面1001は図5で説明した検体リスト画面500の他
の実施例である。図10に示す検体リスト画面1001
は、図5に示した検体リスト画面500に表示された項
目に、尿などの色を示す項目1002と、検体に関する
コメントを記号で記す項目1003と、検体の測定日時
を表示する項目1004と、受付番号を表示する項目1
005とが追加されている。また、図5に示す検体リス
ト画面500にデータの並べ替えを設定する欄1006
と、検体のIDまたは氏名といった表示情報を切り換え
る欄1007と、検体に関するデータを詳細に示すボタ
ン1008が追加されている。さらに、検体データの追
加ボタン1009と、検体データを保存するボタン10
10と、検体データの削除を行うボタン1011,10
12と、画像レビューボタン1013と、キャンセルボ
タン1014から構成される。
欄1006に表示された測定日の項目に従って並べられ
ているが、必要に応じて検体種別の項目,陽性/陰性の
項目,診療科の項目,受付番号の項目のいずれかを選択
して(ステップ903)、検体データを並べ替えること
もできる(ステップ904)。また、図10に示す検体
リスト画面1001は、欄1007に表示されたIDの
項目に従って表示されているが、氏名の項目を指定し、
検体の氏名を表示することもできる。
作で行うことができる。欄1006内に示された検体種
別や陽性/陰性,診療科,測定日,受付番号の項目から
並べ替えたい条件の前にある丸印1015を1つだけ選
択し(ステップ903)マウスで左クリックすると、並
べ替えが上記設定条件を優先度の上位の条件として行わ
れる。検体種別としては一般検体/緊急検体がある。外
来/入院などの条件に置き換えても良い。このとき、例
えば陽性/陰性条件を選択すると、まず陽性検体をまと
めて表示し、その後に続いて陰性検体が表示される。陽
性検体の中の表示順は測定日順に並べられる。また、並
べ替えたい条件の前にある丸印1015を数値入力がで
きる欄にし、優先順位を入力できるようにして、複数の
条件組み合わせて並べ替えが行えるようにしてもよい。
行うことができる。欄1006内に示された検体種別と
陽性/陰性,診療科の項目の隣にある上下の矢印ボタン
1016をマウスでクリックすると、各項目の条件ごとに検
索ができる。また測定日と受付番号の項目の隣にある欄
1017に測定日、あるいは受付番号を入力すること
で、測定日あるいは受付番号が検索できる。図9のステ
ップ905,906は、図2におけるステップ206,
207に夫々対応する。
ステップ711から713の間の操作を示すフローチャ
ートである。図11のステップ1101では、図12に
示すレビュー完了403を選択することでレビュー完了
ダイアログ1201を表示する(ステップ1102)。
次にレビュー完了ダイアログ1201で次検体のチェッ
クボックス1202がチェックしてある状態でOKボタ
ンをクリックすると(ステップ1103)、図9のステ
ップ904で設定した並べ替えの条件に従いステップ1
104からステップ1108の条件判断を行い、条件に
したがって並び替えられた検体リストから表示順に次検
体を選択し、その検体のデータおよび画像ウィンドウを
表示する(ステップ1109)。
次検体のチェックボックス1202をチェックしない状
態でOKボタンをクリックすると(ステップ110
3)、再分類操作の終了となる(ステップ1110)。
設定した並べ替えの条件で次検体のデータおよび画像ウ
ィンドウを表示することができるので、レビュー完了毎
に検体リスト画面1001を表示する必要がなく操作時
間を短縮できるという効果がある。
1001の他の例である。図13に示す検体リスト画面
1301は、図10に示した検体リスト画面1001を
緊急/一般の検体種別の条件で、検体を並べ替えたもの
である。検体番号の左に表示されたEは緊急検体をNは
一般検体を示す。粒子画像処理装置2で再分類した検体
には、レビューフラグ1302が表示される。図13で
は緊急検体1303まで再分類が終了していることを示
す。
次々に粒子画像処理装置2に送られてくる。このとき、
新しいデータは検体リストに追加される。粒子自動分類
装置1で測定した緊急検体1305は、緊急検体をひと
まとめにしたリストの最下段の緊急検体1304の次に
追加され、引き続き一般検体が表示される。レビューフ
ラグ1302が付された検体のレビューが完了したと
き、ステップ1103において次検体を選択すると緊急
検体1303のデータおよび画像ウィンドウが表示され
る。
自動分類装置1で測定した緊急検体1305が粒子画像
処理装置2に送られてくる場合を説明したが、一般検体
1306までレビューが完了し、一般検体1307を再分類
中に緊急検体1305が粒子画像処理装置2に送られて
きた場合も同様に、粒子自動分類装置1で測定した緊急
検体1305はレビュー完了した緊急検体1304の最
下段検体の次に追加され、引き続き一般検体が表示され
る。このとき、一般検体1307のレビューが完了した
とき、ステップ1103において次検体を選択すると優
先順位の高い緊急検体リストをチェックし、送られてき
たばかりの緊急検体1305のデータおよび画像ウィン
ドウが表示される。このまま緊急検体1305がレビュ
ー完了し、ステップ1103において次検体を選択する
と一般検体1308のデータおよび画像ウィンドウが表
示される。
設定した並べ替えの条件で次検体のデータおよび画像ウ
ィンドウを表示することができるので、レビュー完了毎
に検体リスト画面1001を表示する必要がなく操作時
間を短縮できるという効果がある。また、ステップ90
4で設定した並べ替え条件を、再分類したい優先順位に
しておくことで、ステップ1103において次検体を選
択するだけで、再分類したい検体を優先的に再分類でき
る効果がある。この検体の分類操作の終了により次の検
体を呼び出したい場合、あるいは終了していないが中断
して次の検体を呼び出したい場合、次検体アイコン例え
ば図4のアイコンにおける次検体ボタン402を選択
し、実行する(マウスのクリックなども含む)とステッ
プ1104から1108で説明した優先度に基づいて並
びかえられたリストに従って次の検体が選択され、その
粒子画像が呼び出される。またその他のデータ編集も上
記新たな検体リスト順序で行われるので、その他の処理
も優先度に従って行われる。
果に対し、緊急性の必要度に応じて迅速な再分類作業を
行うことができる。
ムの構成を示す図である。
ムの検体データを表示するためのステップを示すフロー
チャートである。
ムの標準画面の構成を示す図である。
ムのツールバーの構成を示す図である。
ムの検体リストの構成を示す図である。
ムの標準画面上に画像ウィンドウが表示された状態を示
す図である。
ムの再分類方法を示すフローチャートである。
ムの標準画面上に画像ウィンドウと細分類項目候補が表
示された状態を示す図である。
ムの検体リストの並べ替えおよび検索方法を示すフロー
チャートである。
テムの検体が測定順に並べ替えられた検体リストの構成
を示す図である。
テムの再分類終了後の次検体選択操作を示すフローチャ
ートである。
テムの標準画面上に画像ウィンドウとレビュー完了ダイ
アログが表示された状態を示す図である。
テムの検体が検体種別順に並べ替えられた検体リストの
構成を示す図である。
ローセル、5…CCDカメラ、6,11…画像処理部、
7…画像メモリ、10…データ記憶部、12…サーバ
ー、13…ディスプレイ、300…標準画面、301…
大分類項目アイコン、302…検体データ表示部、30
3…定性データ表示部、304…分類結果表示部、30
5…ツールバー、306…経過表示部、308…作業エ
リア、401…検体リストボタン、402…次検体ボタ
ン、403…レビュー完了ボタン、404…サンプル画
像表示ボタン、405…検体データ編集ボタン、406
…検体一覧表示ボタン、500,1001,1301…
検体リスト画面、601…画像ウィンドウ、802…再
分類すべき粒子画像、804…プルダウンメニュー、1
006…データの並べ替え設定欄、1007…表示切り
換え欄、1008…詳細ボタン、1016…矢印ボタ
ン、1017…検索項目入力欄、1201…レビュー完
了ダイアログ、1202…チェックボックス、1302
…レビューフラグ、1303,1304,1305…緊
急検体、1306,1307,1308…一般検体。
Claims (7)
- 【請求項1】 検体の予め分類されている粒子画像を表示
し、表示された粒子画像を見直しあるいは再分類する、
生体の粒子画像の分類方法において、画面上の条件指定
エリアの表示が選択されることにより、指定された条件
に基づき検体リスト内の検体の並び替えが行われ、その
後、粒子画像の分類操作を行う表示画面が表示された状
態で、検体読み出し表示が選択されることにより、上記
並び替えられた順序に従って、次の検体が読み出される
ことを特徴とする生体の粒子画像の分類方法。 - 【請求項2】 検体リスト画面を表示し、この検体リスト
画面で検体を選択し、上記選択された検体に関し指定さ
れた分類項目の粒子画像が表示され、表示された粒子画
像の見直しあるいは再分類を行う、生体の粒子画像の分
類方法において、上記検体リスト画面は、検体リストの
表示および検体リスト並び替え指示表示を有し、上記検
体リスト並び替え指示表示が選択されることにより、リ
スト並び替えの条件設定表示が表示され、上記条件が設
定されると、この設定条件に従って検体リスト内の検体
の並び替えが行われ、粒子画像の見直しあるいは再分類
の操作において、次の検体の読み出しを行うと、上記並
び替えが行われた検体リストに基づいて次の検体が読み
出されることを特徴とする生体の粒子画像の分類方法。 - 【請求項3】 検体リスト画面を表示し、この検体リスト
画面に表示された検体リストから検体を選択し、上記選
択された検体に関する指定された分類項目の粒子画像が
表示され、表示された粒子画像の見直しあるいは再分類
を行う、生体の粒子画像の分類方法において、上記検体
リスト画面は、検体リストの表示および検体リスト並び
替え指示表示を有し、上記検体リスト並び替え指示表示
が選択されることにより、リスト検索の条件設定の表示
が行われ、上記条件が設定されると、この設定条件に従
ってリストの検索が行われ、粒子画像の見直しあるいは
再分類の操作において、次の検体の読み出しを行うと、
上記検索された検体リストに基づいて次の検体が選択さ
れることを特徴とする生体の粒子画像の分類方法。 - 【請求項4】 検体リスト画面を表示し、この検体リスト
画面に表示された検体リストから検体を選択し、上記選
択された検体に関する指定された分類項目の粒子画像が
表示され、表示された粒子画像の見直しあるいは再分類
を行う、生体の粒子画像の分類方法において、上記検体
リスト画面は、検体リストの表示および検体リスト並び
替え指示表示を有し、上記検体リスト並び替え指示表示
が選択されることにより、リストの並び替えの条件の設
定画面が表示され、並び替え条件として検体種別が設定
されると、この設定条件に従ってリストの検索が行わ
れ、粒子画像の見直しあるいは再分類の操作において、
次の検体の読み出しを行うと、上記検索された検体リス
トに基づいて次の検体が選択されることを特徴とする生
体の粒子画像の分類方法。 - 【請求項5】 検体リスト画面を表示し、この検体リスト
画面に表示された検体リストから検体を選択し、上記選
択された検体に関する指定された分類項目の粒子画像が
表示され、表示された粒子画像の見直しあるいは再分類
を行う、生体の粒子画像の分類方法において、上記検体
リスト画面は、検体リストの表示および検体リスト並び
替え指示表示を有し、上記検体リスト並び替え指示表示
が選択されることにより、リストの並び替えの条件の設
定画面が表示され、並び替え条件として外来か入院かが
設定されると、この設定条件に従ってリストの検索が行
われ、粒子画像の見直しあるいは再分類の操作におい
て、次の検体の読み出しを行うと、上記検索された検体
リストに基づいて次の検体が選択されることを特徴とす
る生体の粒子画像の分類方法。 - 【請求項6】 検体リスト画面を表示し、この検体リスト
画面に表示された検体リストから検体を選択し、粒子画
像分類項目の指定に応じて上記選択された検体に関する
指定された分類項目の粒子画像が表示され、表示された
粒子画像の見直しあるいは再分類を行う、生体の粒子画
像の分類方法において、上記検体リスト画面は、検体リ
ストの表示および検体リスト並び替え指示表示を有し、
上記検体リスト並び替え指示表示が選択されることによ
り、リストの並び替えの条件の設定画面が表示され、並
び替え条件として陰性か陽性かが設定されると、この設
定条件に従ってリストの検索が行われ、粒子画像の見直
しあるいは再分類の操作において、次の検体の読み出し
を行うと、上記検索された検体リストに基づいて次の検
体が選択されることを特徴とする生体の粒子画像の分類
方法。 - 【請求項7】 検体リスト画面を表示し、この検体リスト
画面に表示された検体リストから検体を選択し、上記選
択された検体に関する指定された分類項目の粒子画像が
表示され、表示された粒子画像の見直しあるいは再分類
を行う、生体の粒子画像の分類方法において、上記検体
リスト画面は、検体リストの表示および検体リスト並び
替え指示表示を有し、上記検体リスト並び替え指示表示
が選択されることにより、リストの並び替えの条件の設
定画面が表示され、並び替え条件として検査の緊急性が
設定されると、この設定条件に従ってリストの検索が行
われ、粒子画像の見直しあるいは再分類の操作におい
て、次の検体の読み出しを行うと、上記検索された検体
リストに基づいて次の検体が選択されることを特徴とす
る生体の粒子画像の分類方法。
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---|---|---|---|
JP02567598A JP3395627B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 生体の粒子画像の分類方法 |
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JPH11223595A JPH11223595A (ja) | 1999-08-17 |
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JP5048038B2 (ja) * | 2009-11-05 | 2012-10-17 | シスメックス株式会社 | 血液細胞分類結果の表示方法および血液細胞分類結果表示用プログラム |
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