JP2000258335A - 尿沈渣自動分析装置及びデータ集中管理方式 - Google Patents

尿沈渣自動分析装置及びデータ集中管理方式

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JP2000258335A
JP2000258335A JP11059730A JP5973099A JP2000258335A JP 2000258335 A JP2000258335 A JP 2000258335A JP 11059730 A JP11059730 A JP 11059730A JP 5973099 A JP5973099 A JP 5973099A JP 2000258335 A JP2000258335 A JP 2000258335A
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Yoshiyuki Shoji
義之 庄司
Yasuaki Kojima
康明 小島
Hakuo Owada
伯男 大和田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は多種多様な尿中の沈渣成分の沈渣物を
確定する時間を短縮し、分析効率を向上できる尿沈渣分
析装置を提供することを目的とする。 【解決手段】再分類結果確定権を含む分析結果の閲覧お
よび再編集を行う機能を有する主操作部と、再分類結果
決定権を持たない従操作部を複数台有し、従操作部によ
って再分類された結果をもとに分類結果を確定すること
を特徴とする尿沈渣自動分析装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、尿中の沈渣成分を
分類,計数する検査を自動化した尿沈渣分析装置および
データ管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】尿の検査は血液や血清などの検査と異な
り、同じ項目を原理の異なる2つの方法で測定する特徴
をもつ検査である。例えば化学的な反応を用いた検査法
だけでなく、色調や比重のような物理的性状を検査する
項目で1次スクリーニングとして測定している。また、
半定量分析を行う装置では試験紙法を用いて、1次スク
リーニングしている。
【0003】一方、尿中の沈渣成分を形態学的に検査す
ることはかなり以前から行われており、今なお重要な検
査項目の1つである。
【0004】ここで、本明細書中で“沈渣成分”とは血
球,上皮細胞,円柱,細菌、および結晶などの尿中の有
形成分を含む意味で使用する。
【0005】従来からの尿中の沈渣成分を自動で分析す
る方法としては、例えば特開平5−296915号公報に尿サ
ンプルを特別な形状の流路(フローセル)に通し、尿中
の沈渣成分を幅広の撮像領域中に流し、尿中の沈渣成分
が検出された時にフラッシュランプを点灯することによ
り、尿中の沈渣成分の拡大像を静止画像として撮影する
方法が示されている。
【0006】画像特徴量から対象の分類を行う技術とし
ては例えば特公昭58−29872号公報,特開平3−131756号
公報に血液像の分類に関する記載がある。特公昭58−29
872号公報では画像特徴量をもとに、統計的識別関数を
多段階に組み合わせた識別論理あるいは枝別れ論理を用
いている。特開平3−131756 号公報では認識論理として
階層型ネットワークを用いている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】生体の粒子画像の分類
結果は診断や治療のために使用される。撮影されただけ
で分類されていない粒子画像は診断や治療に使用するた
めに分類しなければならない。また機械により上述の如
く自動的に分類された粒子画像はその分類が正しいかど
うかをチェックし即ち見直し、誤った分類は訂正しなけ
ればならない。
【0008】また大分類だけでその更に細かい分類項目
に分類されていない粒子画像は細分類項目に分類しなけ
ればならない。ここで誤ってなされた分類を訂正する分
類や、未分類の粒子画像の分類や、大分類はされている
が細分類が必要なための細分類、あるいはこれらの処理
のためのまたは正しいかどうかの見直しなどをすべて含
めて以下「分類」と記載する。
【0009】上述の如く、粒子画像の分類結果を、診断
や治療に利用することが多くなってきた。しかし前述の
方法でも多種多様な尿沈渣成分を検査技師一人で完全に
分類することは困難であり、しばしば判別不明な細胞と
遭遇し、判定に多大な時間と労力を費やしている。現在
は文献を参照したり、他の検査技師や医師に直接撮影さ
れた画像、あるいは顕微鏡を用いて再度細胞を見ること
によって細胞の種類を確認している。
【0010】ところが、分析装置で自動分類した画像を
再分類するためには分析装置のデータ操作部で操作を行
う必要があった。データ編集部は操作の利便性から分析
部周辺に設置されることが多い。このため前述の画像を
他の人間が閲覧するためには、データ操作部の設置して
ある場所まで閲覧者が移動する必要があり、労力,時間
とも多くの無駄が発生していた。特に大きな施設になる
ほど影響は顕著であり、大規模システム化が進みつつあ
る検査室では非常に大きな問題となりつつある。
【0011】また複数台の分析装置が設置されている場
合、分析装置で自動分類した画像を再分類するためには
それぞれの分析装置のデータ操作部でデータ編集を行う
必要がある。このため分析装置の台数が増えるほどデー
タ操作部間での検査技師の移動が多くなり、検査効率低
下の要因となっている。本発明は多種多様な尿中の沈渣
成分の沈渣物を同定する時間を短縮し、検査効率を向上
できる尿沈渣分析装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ための課題解決手段は、単一の分析部に対し複数台のデ
ータ操作部を設置し、それぞれのデータ操作部から同様
のデータ編集を可能とすることであり、詳細は次の通り
である。
【0013】1.試料中の細胞の画像を撮像する光学系
と、撮像した画像中の細胞の特徴を抽出する画像処理器
と、抽出された特徴から細胞を形態学的に自動分類する
識別判定部を備えた分析部と、自動分類した結果および
撮影した画像の表示および再分類を行う操作部を備えた
分析装置において、再分類結果確定権を含む分析結果の
閲覧および再編集を行う機能を有する主データ操作部
と、再分類結果決定権を持たない従データ操作部を複数
台有し、前述の主データ操作部あるいは従データ操作部
によって再分類された結果をもとに、主データ編集部に
て分類結果を確定する。
【0014】本解決手段によれば、分析装置から離れた
場所にいる人間でも自動分類結果および取得画像を閲覧
および編集することが可能であり、判別困難な細胞を同
定するための時間,労力の低減が可能となる(請求項
1)。
【0015】2.1の装置において、主操作部および従
操作部間を通信手段で結合し、分類結果の編集が行われ
ている場合は主操作部にて編集中のデータにフラグをた
てることにより分類結果編集中の操作部があるかないか
を監視する。本解決手段によれば、現在編集中データの
判別が容易になり、データ編集作業の効率が向上する
(請求項2)。
【0016】3.1の装置において、分類結果編集中の
フラグがたっているデータに関し、再分類中の操作部以
外、再分類を不可能とする。本解決手段によれば、1つ
のデータを複数箇所の操作部から同時に編集することを
防ぐことができ、編集者の意図しない結果が入力されて
しまうことを防ぐことができる(請求項3)。
【0017】4.1の装置において、分類結果編集中の
フラグがなくなった場合、その他の操作部のディスプレ
イ上に編集が終了したことを表示させ、編集終了を自動
通知する。本解決手段によれば、データの編集可否を瞬
時に判別できる(請求項4)。 5.請求項1の装置において、複数台の分析装置を一台
の統括操作部に接続し、自動分類した結果および撮影し
た画像の表示および再分類を行う。本解決手段によれ
ば、複数台の分析装置を設置する規模の大きなシステム
においても一台の統括操作部でデータの最終決定ができ
るため、データ編集作業の効率が向上する(請求項
5)。
【0018】6.最終結果確定権を含む分析結果の閲覧
および再編集を行う機能を有する主操作部と、最終結果
決定権を持たない従操作部を複数台有し、従操作部によ
って編集された結果をもとに分類結果を確定する。本解
決手段によれば、分析装置から離れた場所にいる人間で
も自動分析結果を閲覧および編集することが可能とな
り、結果を最終決定するための時間,労力の低減が可能
となる(請求項6)。
【0019】7.6の方式において、主操作部および従
操作部間を通信手段で結合し、分類結果の編集が行われ
ている場合は主操作部にて編集中のデータにフラグをた
てることにより分類結果編集中の操作部があるかないか
を監視する。本解決手段によれば、現在編集中データの
判別が容易になり、データ編集作業の効率が向上する
(請求項7)。
【0020】8.6の方式において、分類結果編集中の
フラグがたっているデータに関し、再分類中の操作部以
外再分類を不可能とする。本解決手段によれば、1つの
データを複数箇所の操作部から同時に編集することを防
ぐことができ、編集者の意図しない結果が入力されてし
まうことを防ぐことができる(請求項8)。
【0021】9.6の方式において、分類結果編集中の
フラグがなくなった場合、その他の操作部のディスプレ
イ上に編集が終了したことを表示させ、編集終了を自動
通知する。本解決手段によれば、データの編集可否を瞬
時に判別できる。
【0022】10.6の方式において、複数台の分析装
置を一台の統括操作部に接続し、自動分析した結果およ
び編集を行う。本解決手段によれば、複数台の分析装置
を設置する規模の大きなシステムにおいても一台の統括
操作部でデータの最終決定ができるため、データ編集作
業の効率が向上する。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、画像分類システムの構成
を示す図である。図1において粒子画像分類システム
は、粒子画像を自動分類する粒子画像自動分類装置1
と、自動分類された粒子画像の再分類および自動分類さ
れなかった粒子画像の分類を表示画面を利用して行う粒
子画像分類装置2と、サーバー12から構成され、粒子
画像自動分類装置1と粒子画像分類装置2,サーバー1
2は、バス9により接続されている。
【0024】粒子画像自動分類装置1は、フローセル3
と、フラッシュランプ4と、CCDカメラ5と、画像処
理部6と、画像メモリ7と、ランプ制御部8とから構成
され、粒子画像分類装置2は、データ記憶部10と、画
像処理部11とから構成される。
【0025】また、画像処理部11は、ディスプレイ1
3と、CPUを有する本体14と、マウス15,キーボ
ード16とから構成される。なお、ディスプレイ13は
CRTディスプレイや液晶ディスプレイ,プラズマディス
プレイなどを用いることができる。
【0026】次に、本発明の一実施例に係る粒子画像分
類システムの動作を説明する。
【0027】まず、フローセル3を流れてきた尿試料
は、フラッシュランプ4からのパルス光によって照射さ
れ、CCDカメラ5により画像信号に変換される。
【0028】画像処理部6により、画像信号から粒子の
面積や周囲長,平均濃度などの特徴を検出し、粒子画像
の分類を行う。分類された粒子は画像メモリ7に記憶さ
れ、粒子画像の分類が終了した後、バス9を介してサー
バー12に転送され、サーバー12に記憶される。な
お、粒子画像自動分類装置1の具体的な構成や動作につ
いては、特開平8−29137号公報に記載されている。
【0029】サーバー12には、上述した粒子の画像情
報の他に検体リストや定性データなどの検体に関する情
報も記憶されている。
【0030】本実施例では、粒子画像自動分類装置1で
一次分類あるいは一部の粒子画像が分類される。しか
し、全く分類されない状態で常に粒子画像が分類され、
サーバー12に記憶されるようにしても良い。
【0031】サーバー12に保持されている一次分類さ
れた粒子画像または分類されていない粒子画像の分類あ
るいは、より高精度で粒子画像を分類するには、ディス
プレイ13上で検体を指定することにより、指定された
検体のデータがサーバー12からバス9を介して、デー
タ記憶部10に転送される。
【0032】転送されたデータをディスプレイ13上に
表示させ、マウス15やキーボード16を操作すること
により、ディスプレイ13に表示された粒子画像を利用
してウィンドウ上で粒子画像の再分類あるいは、より高
精度な粒子画像の分類の操作を行う。
【0033】次に、図2から図4を用いて、画面と操作
に関する一実施例である粒子画像分類システムにおける
粒子画像の再分類方法について説明する。
【0034】図2は、本発明の一実施例を示すフローチ
ャートである。このフローチャートは、図3に示すよう
な標準画面300の検体データ表示部302と定性デー
タ表示部303,分類結果表示部304に検体データを
表示するための操作と、分類されるべき粒子画像の分類
操作を行うための作業エリア308に表示するための操
作を示すフローチャートである。
【0035】図2において、実施例として説明する粒子
画像分類システムのシステムプログラムを立ちあげるこ
とにより、ディスプレイ13に初期画面が表示され(ス
テップ201)、内部処理が終了した後、自動的に標準
画面300が表示される(ステップ202)。
【0036】この標準画面300は図3に示すように、
尿などの試料に含まれる粒子の分類を示す大分類項目ア
イコン301と、検体の情報を表示する検体データ表示
部302と、検体に関する定性的な情報を表示する定性
データ表示部303と、粒子の分類結果を表示する分類
結果表示部304と、ツールバー305と、粒子画像の
移動経過を表示する経過表示部306と、粒子画像を一
時的に保存するクリップボード307と、粒子画像の表
示,分類などの作業を行う作業エリア308と、タイト
ルバー309と、メニューバー310,日付や時刻を表
示するステータスバー311とから構成される。
【0037】また、ツールバー305は、図4に示すよ
うに、検体リストボタン401と、次検体ボタン402
と、レビュー完了ボタン403と、サンプル画像表示ボ
タン404と、検体データ編集ボタン405と、検体一
覧表示ボタン406とから構成される。
【0038】ステップ202における標準画面300
は、検体データ表示部302,定性データ表示部30
3,分類結果表示部304,作業エリア308はそれぞ
れ空欄である。
【0039】図3に示した標準画面300の実施例で
は、粒子画像分類装置2の基本となる処理である検体リ
ストの表示や粒子画像の分類処理を終了させるレビュー
完了,標準となる粒子画像の表示,検体データの追加・
変更・削除のモード指定である検体データ編集,検体の
名称などを一括表示する検体一覧表示、などを行う内容
が表示されている。
【0040】この表示はツールバー305に示すごと
く、画面上方で一列に並んで配置されている。このよう
な配置にすることにより、基本となる全体の処理機能を
眺めることができ、処理すべき機能を選択することが容
易になる。またこの表示は、作業エリア308や検体デ
ータ表示部302,定性データ表示部303,分類結果
表示部304の上方に表示されているので、見やすくな
る。さらにこの表示は、大分類項目アイコン301に比
べて横長となっているので、それぞれの区別が速やかに
行えるなどの効果がある。
【0041】上記ツールバー305に表示した各内容
は、メニューバー310(図3参照)に表示されている
「検体(K)」の中にも含まれているので、「検体
(K)」を選択することにより、上述した検体リストの
表示や粒子画像の分類処理を終了させるレビュー完了,
標準となる粒子画像の表示,検体データの追加・変更・
削除のモード指定である検体データ編集,検体の名称な
どを一括表示する検体一覧表示などを行うことができ
る。
【0042】ツールバー305に表示される内容は、
「検体(K)」の中に含まれており、粒子画像の分類操
作を行う上で使用頻度の高い内容が表示される。またツ
ールバー305には「検体(K)」の中に含まれる他の
内容を表示することも可能である。
【0043】上記ステップ204では、図4に示すよう
なツールバー305の中から検体リストを表示するため
の検体リストボタン401を選択する。検体リストボタ
ン401をマウス15で指定しクリックすることによ
り、図5に示すように、検体リストを表示する検体リス
ト画面500が標準画面300上に表示される(ステッ
プ205)。なお、図5に示した検体リスト画面500
に表示された検体に関するデータ(ID,氏名など)お
よび各成分の数値データは、実施例を説明するための例
として記載したものであり、実際には各検体に関するデ
ータおよび検体が有する各成分の数値データが表示され
る。
【0044】定性データ表示部303に表示されるデー
タは、検体を選択したときに、選択した検体に関するデ
ータが他の分析装置や図1に図示しないホストコンピュ
ータからサーバー12に送られ、サーバー12を介して
表示される。ステップ204から208は通常の再分類
操作として繰り返し実施される内容である。
【0045】次に図5を用いて従操作部を複数台接続し
た構成について説明する。主操作部102には分析部1
01で撮像し、自動分類した結果が自動で送られてく
る。従操作部103は複数台の接続が可能であり、通信
手段104で主操作部および他の従操作部に接続されて
いる。通信手段は、例えばイーサネット,RS−232C,
LAN,GP−IBなどである。
【0046】分析部101で自動分類した結果のうち、
撮影した粒子画像の扱いは、撮影したすべての画像をす
べて主操作部に送信する、任意に設定した転送基準値を
超えたものに限って画像を転送する、分類結果の数値の
みを転送し画像は転送しない、を選択することが可能で
ある。
【0047】送信された自動分類結果および画像は主操
作部102内のメモリに保存されており、従操作部10
3は通信手段104を介して主操作部102内のデータ
を参照する構成になっている。
【0048】これは同一の検体のデータを主操作部で集
中管理することによって、各操作部で常に同じ状態の分
類結果および取得画像を表示を可能とするためである。
また必要とする検体のデータのみを参照するためデータ
転送量が軽減でき、通信手段の負荷を最小限に抑さえる
ことが可能である。
【0049】次に図6から図9を用いて制御フローにつ
いて説明する。図6中の点線部内は従操作部で操作する
内容である。
【0050】主操作部102に分析部101から新規の
分類結果が到着すると、主操作部102は新規データが
あることを他の従操作部103に送信する。従操作部10
3では新着データ情報が着信すると画面上に図7に示す
通知ウィンドウ1201を自動で表示させ、新規の分類
結果があることを検査技師に通知する。
【0051】本実施例では一検体でも新規の分類結果が
届くと通知するようになっているが、これは新規の分類
結果がある設定値以上になった時に通知するようにして
も良い。
【0052】通知ウィンドウ1201内のOKボタン1
202を選択することにより、図8に示す検体リストウ
ィンドウを表示させ、新規データの一覧を参照すること
が可能である。データの閲覧および編集を行わない場合
はキャンセルを選択することにより通知ウィンドウを消
去できる。通知ウィンドウは一定時間経過したら自動で
消去するようにしても良い。
【0053】検体リスト画面から任意の分類結果を選択
する際、他の操作部で目的とする検体のデータ編集がま
だ行われていなければデータ編集画面に遷移する。すで
にデータ編集中に状態遷移した場合はデータがマスクさ
れ、編集画面へ移行することができない。データ編集画
面ではの見直し,細分類およびデータの編集さらに画像
ファイル作成等の作業を行う。
【0054】ここで他に編集中の操作部があると、図8
に示すように他の操作部で編集中のデータが枠に囲ま
れ、現在編集作業中であることを知らせる。この時点で
は編集中のデータは他の操作部から編集することはでき
ない。編集中の操作部で編集作業終了は図4に示される
レビュー完了ボタン403が選択された時点である。
【0055】レビュー完了ボタンが選択されると主操作
部102にて先ほどまで編集されていたデータについ
て、編集中フラグがなくなる。編集中フラグが立ってい
る状態から編集終了によりフラグがなくなる状態に遷移
した場合、図9に示されるように他の操作部上に通知ウ
ィンドウ1204が表示され、編集作業が終了となった
検体があることを通知する。
【0056】この時点で編集が終了した検体のデータの
閲覧および編集がすべての操作部で可能となる。通知ウ
ィンドウ1204には編集が終了した検体の検体番号を
表示しており、どの検体の編集が終了したのか容易に判
断できるようになっている。最終的なデータの確定は主
操作部102において行われる。主操作部102におい
て編集結果の確認が行われ、検査技師が図4に示すレビ
ュー完了ボタン403が選択されると分類結果が確定され
る。この時点でデータは上位システムに転送され、確定
された分析結果として情報端末から結果を閲覧すること
が可能となる。
【0057】本実施例によれば、多種多様な尿中の沈渣
成分の沈渣物を確定する時間を短縮し、分析効率を向上
することが可能である。
【0058】また、本実施例においては、粒子画像の再
分類を行う場合について説明したが、これに限るもので
はなく、病院内の情報管理を行う場合などにも本実施例
を適用することが可能である。
【0059】なお、本実施例に記載した粒子画像分類シ
ステムは、例えばMicrosoft 社が開発したWindowsシス
テム(Windows はMicrosoft社の商標)を利用すること
が可能である。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、多種多
様な尿中の沈渣成分の沈渣物を確定する時間を短縮し、
分析効率を向上できる尿沈渣分析装置を提供することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像分類システムの基本構成図。
【図2】本発明の分析制御フローチャート。
【図3】本発明の標準画面を示す図。
【図4】基本操作画面を示す図。
【図5】基本構成を示す図。
【図6】基本制御フローチャート。
【図7】新着通知ウィンドウを示す図。
【図8】検体リスト画面を示す図。
【図9】編集終了通知画面を示す図。
【符号の説明】
1…尿サンプリング・ピペッタ、2…尿サンプル、3…
染色槽、4…染色液、5…ダイレクトサンプリング・ピ
ペッタ、6…シース液、7…シース液シリンジ、8…フ
ローセル、9…半導体レーザ、10…レーザ光学系、1
1…ストロボライト、12…コンデンサレンズ、13…
対物レンズ、14…粒子検出器、15…TVカメラ、1
6…特徴抽出回路、17…尿,沈渣自動分類、18…C
PU、19…メカコントローラ、20…データチェック
回路、21…プリンタ、22…液晶表示、23…操作パ
ネル、101…分析部、102…主操作部、103…従
操作部、104…通信ケーブル、201…搬送ライン、
202…半定量分析装置、203…尿沈渣分析装置、2
04…定量分析装置、205…試料容器、206…操作
部、207…ホストコンピュータ、208…サーバーシ
ステム、1201…新着データ通知ウィンドウ、120
4…編集終了通知ウィンドウ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大和田 伯男 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 Fターム(参考) 2G045 AA18 AA39 CB01 CB03 FA11 FA19 JA01 JA03 JA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料中の細胞の画像を撮像する光学系と、
    撮像した画像中の細胞の特徴を抽出する画像処理器と、
    抽出された特徴から細胞を形態学的に自動分類する識別
    判定部を備えた分析部と、自動分類した結果および撮影
    した画像の表示および再分類を行うデータ操作部を備え
    た分析装置において、再分類結果確定権を含む分析結果
    の閲覧および再編集を行う機能を有する主データ操作部
    と、再分類結果決定権を持たない従データ操作部を複数
    台有し、前述の主データ操作部、あるいは従データ操作
    部によって再分類された結果をもとに、主データ操作部
    にて分類結果を確定することを特徴とする尿沈渣自動分
    析装置。
  2. 【請求項2】請求項1の装置において、主データ操作部
    および従データ操作部間を通信手段で結合し、分類結果
    の編集が行われている場合は主データ操作部にて編集中
    のデータにフラグをたてることにより、分類結果編集中
    のデータ操作部があるかないかを監視することを特徴と
    する尿沈渣自動分類装置。
  3. 【請求項3】請求項1の装置において、データ編集中の
    フラグがたっているデータに関し、再分類中のデータ操
    作部以外再分類を不可能とすることを特徴とする尿沈渣
    自動分類装置。
  4. 【請求項4】請求項1の装置において、データ編集中の
    フラグがなくなった場合、その他のデータ操作部のディ
    スプレイ上に編集が終了したことを表示させ、編集終了
    を自動通知することを特徴とする尿沈渣自動分析装置。
  5. 【請求項5】請求項1の装置において、複数台の分析装
    置を一台の統括操作部に接続し、自動分類した結果およ
    び撮影した画像の表示および再分類を行うことを特徴と
    する尿沈渣自動分析装置。
  6. 【請求項6】データの最終結果確定権を含む分析結果の
    閲覧および再編集を行う機能を有する主端末と、データ
    決定権を持たない従端末を複数台有し、前述の主端末あ
    るいは従端末によって編集された結果をもとに、主端末
    にてデータを確定することを特徴とするデータ集中管理
    方式。
  7. 【請求項7】請求項6の方式において、主端末および従
    端末間を通信手段で結合し、データの編集が行われてい
    る場合は主端末にて編集中のデータにフラグをたてるこ
    とによりデータ編集中の端末があるかないかを監視する
    ことを特徴とするデータ集中管理方式。
  8. 【請求項8】請求項6の方式において、データ編集中の
    フラグがたっているデータに関し、編集中の端末以外デ
    ータ編集を不可能とすることを特徴とするデータ集中管
    理方式。
  9. 【請求項9】請求項6の方式において、データ編集中の
    フラグがなくなった場合、その他の端末のディスプレイ
    上に編集が終了したことを表示させ、編集終了を自動通
    知することを特徴とするデータ集中管理方式。
  10. 【請求項10】請求項6の方式において、複数台の分析
    装置を一台の統括端末に接続し、自動分析したデータの
    閲覧および編集を行うことを特徴とするデータ集中管理
    方式。
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