JP3395370B2 - リチウム二次電池 - Google Patents

リチウム二次電池

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  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リチウム二次電池に関
する。より詳しくは、本発明は、特定の正極活物質を使
用することにより、優れた電池特性を安価に達成するリ
チウム二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のカメラ一体型VTR、電話、ラッ
プトップコンピューター等の電子機器の小型軽量化、ポ
ータブル化に伴い、軽量で高容量の二次電池が求められ
るようになっており、その開発が進められている。その
中でも、リチウム二次電池は、従来から使用されている
ニッケル−カドミウム二次電池や鉛二次電池と比較して
軽量で、高エネルギー密度が得られ、高電圧を発生で
き、無公害の電池を実現できるため、活発に研究が進め
られている。この場合、研究の一つの柱は、リチウム二
次電池に適した正極活物質の開発にある。
【0003】従来、正極活物質として、例えば、チタ
ン、モリブデン、ニオビウム、バナジウム、ジルコニウ
ム等のカルコゲナイド(硫化物、セレン化物、テルル化
物)や、モリブデン、タングステン、バナジウム等の金
属酸化物もしくは鉄等のハロゲン化物などが提案されて
いる。
【0004】しかし、これらの正極活物質を使用したリ
チウム二次電池は、電池特性や経済性が実用上十分でな
いために実用化されているものは少ない。例えば、硫化
モリブデンを使用したものは、放電電位が低く、過充電
に弱い等の欠点を有している。また、バナジウム酸化物
を使用したものは放電電位は高いが放電容量が比較的小
さく、充放電サイクルに伴う容量低下も大きい。
【0005】これに対して、近年、放電電圧が高く、サ
イクル特性に優れた正極活物質としてリチウム含有酸化
コバルト(LiCoO:式中、xは電池の充放電状
態によって異なり、通常0.05≦x≦1.10であ
る)が提案されており、これを用いたリチウム二次電池
が実用化されている。また、安価に得られる正極活物質
として、硫酸第二鉄(Fe(SO)が提案され
ている(ECS Spring Meeting,Ho
nolulu,Hawaii,May 16−21,1
993,Extended Abstract,vo
l.93−1,No.87,p130)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リチウ
ム含有酸化コバルト(LiCoO)は、その原料と
なるコバルトが高価であり、さらに特定地域に偏在して
いるために経済的に安定供給を確保することが難しいと
いう問題を有している。また、硫酸第二鉄(Fe(S
)は、(NHFe(SO・6H
Oを焼成したり、硫酸第二鉄水和物(Fe(S
・nHO)を焼成したりすることにより得ら
れるが、前者の場合、焼成過程でNOやSOが発生
するため工業的には不利であるという問題があり、ま
た、後者の場合、結晶水が完全に除去できない等の問題
がある。
【0007】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであり電池特性及び経済性の両面に
優れたリチウム二次電池を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために種々の検討を重ねた結果、正極活物
質として、Fe(SO(MoO3−xを使
用することが有効であることを見出し、本発明を完成さ
せるに至った。
【0009】即ち、本発明は、リチウムをドープ、脱ド
ープできる材料、金属リチウム又はリチウム合金からな
る負極と、正極と、非水溶媒に電解質が溶解されている
非水電解液とを備えるリチウム二次電池において、正極
が組成式
【化2】Fe2(SO4)x(MoO)3-x (式中、xは0<x≦1.8を満たす数である。) で表
される正極活物質を含むことを特徴とするリチウム二次
電池を提供する。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】本発明のリチウム二次電池においては、上
述のように、正極を構成する正極活物質として、Fe
(SO(MoO3−xを使用することを特徴
としている。このように、硫酸第二鉄とモリブデン酸鉄
との複塩を正極活物質として使用することにより、後述
するように、明確なカットオフ電位、安定な作動電位及
び安定なサイクル特性などの電池特性並びに低コストの
両面に優れたリチウム二次電池を提供することができ
る。
【0012】本発明で使用する正極活物質の組成式中の
xに関し、xが小さすぎるとMoの含有率が上がり製造
コスト的に不利となり、xが大きすぎると放電容量が大
きく低下する傾向がある。従って、xの範囲は、0<x
≦1.8、好ましくは0<x≦1.5とする。
【0013】本発明で正極活物質として使用するFe
(SO(MoO3−xは、公知の方法により
製造することができる。例えば、酸化第二鉄(Fe
)と酸化モリブデン(MoO)と硫酸第二鉄水和物
(Fe(SO・nHO)とを所定比で混合し
た後、酸素含有雰囲気下で焼成することにより好ましく
製造することができる。あるいは、硝酸第二鉄もしくは
塩化第二鉄の水溶液とパラモリブデン酸アンモニウムの
水溶液とを混合し、生成した沈殿物を濾取し、乾燥し、
酸素雰囲気下で焼成することによりFe(MoO
を調製し、これと硫酸第二鉄水和物(Fe(S
・nHO)とを所定比で混合し、酸素含有雰
囲気下で焼成することにより好ましく製造することがで
きる。これらの方法によれば、硫酸鉄系の材料を使用し
ているにもかかわらず、NOやSOなどの発生がな
く、また、結晶水が仮に残存したとしてもその影響を排
除することができる。従って、Fe(SO(M
oO3−xは、無公害で、簡便且つ低コストで得る
ことができる。
【0014】なお、このようなFe(SO(M
oO3−xを使用して正極を構成するに際しては、
公知の導電剤や結着剤等を添加することができる。
【0015】本発明において、負極は、リチウムをドー
プ、脱ドープできる材料、金属リチウム又はリチウム合
金を使用して構成する。このような負極を形成する材料
または負極活物質のうちリチウムをドープ、脱ドープで
きる材料としては、例えば、熱分解炭素類、コークス類
(ピッチコークス、ニードルコークス、石油コークス
等)、グラファイト類、ガラス状炭素類、有機高分子化
合物焼成体(フェノール樹脂、フラン樹脂等を適当な温
度で焼成し炭素化したもの)、炭素繊維、活性炭等の炭
素質材料、あるいはポリアセチレン、ポリピロール等の
ポリマー等を使用することができる。また、リチウム合
金としては、例えば、リチウム−アルミニウム合金等を
使用することができる。中でも、負極としてに金属リチ
ウムを使用した場合には、3V付近に平坦な作動電圧が
得られ、従来の1.5V系電池と互換性よく使用するこ
とが可能となるので好ましい。また、炭素質材料を使用
する場合には、予め炭素質材料中にリチウムをドープし
ておくことが好ましい。。
【0016】本発明において、非水電解液は従来の非水
系リチウム二次電池と同様のものを使用することができ
る。すなわち、非水電解液の非水溶媒としては、例えば
プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ブチ
レンカーボネート、ビニレンカーボネート、γ−ブチロ
ラクトン、スルホラン、1,2−ジメトキシエタン、
1,2−ジエトキシエタン、2−メチルテトラヒドロフ
ラン、3−メチル−1,3−ジオキソラン、プロピオン
酸メチル、酪酸メチル、ジメチルカーボネート、ジエチ
ルカーボネート、ジプロピルカーボネート等を使用する
ことができる。特に、電圧に安定な点からプロピレンカ
ーボネート、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネ
ート、ビニレンカーボネート等の環状カーボネート類、
又はジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、ジ
プロピルカーボネート等の鎖状カーボネート類を使用す
ることが好ましい。また、このような非水溶媒は、1種
または2種以上を組み合わせて使用することができる。
【0017】また、非水溶媒に溶解させる電解質として
は、例えば、LiClO、LiAsF、LiP
、LiBF、LiCFSO、LiN(CF
SO等を使用でき、このうち特にLiPFやL
iBFを使用することが好ましい。
【0018】本発明の電池は、電池形状については特に
限定されることはない。円筒型、角型、コイン型、ボタ
ン型等の種々の形状にすることができる。
【0019】
【作用】本発明のリチウム二次電池は、正極活物質とし
て組成式Fe(SO(MoO3−xで表さ
れる化合物を使用するが、この正極活物質は工業的に容
易に得られ、また、主たる構成元素が鉄であるため安価
に得られるので、優れた経済性を有する。
【0020】さらに、この正極活物質を使用したリチウ
ム二次電池は、活物質内でのリチウムイオンの拡散速度
が速いため、電池特性も向上したものとなる。特に、充
電に際して定電流充電すると、まず電圧が3V付近で一
定となり、その後急速に電圧が上昇するが、この時点で
ほぼ100%の充電が完了している。したがって、10
0%の充電をするために定電流充電をするだけで足り、
従来のように定電流充電後さらに定電圧充電をすること
が不要となる。よって、簡略化した充電器を使用し、急
速充電をすることが可能となる。
【0021】また、本発明のリチウム二次電池において
負極に金属リチウムを使用すると、3V付近に平坦な作
動電圧が得られるので、従来の1.5V系電池と互換性
よく使用することが可能となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0023】実施例1〜5 (i) 正極活物質の合成 酸化鉄(III) と酸化モリブデンと硫酸第二鉄水和物(F
(SO・nHO)とを、Fe:S:Mo=
2:0.3:2.7となるように混合し、酸素雰囲気中
700℃で7時間加熱処理して正極活物質を調製した。
この正極活物質をサンプル1とした。同様に、酸化鉄(I
II) と酸化モリブデンと硫酸第二鉄水和物とを、表1に
示すFe:S:Moの比となるようにする以外は同様に
して正極活物質サンプル2〜5を調製した。
【0024】
【表1】 (ii)正極の作製 上記正極活物質サンプル1〜5のそれぞれを80重量
%、導電剤としてカーボンブラックを15重量%、結着
剤としてフッ素樹脂粉末5重量%を加え、乳鉢で十分混
合し、その混合物を直径16mmのSUS網上にディス
ク状に加圧成形し、正極活物質サンプル1〜5に対応し
た正極板1〜5を得た。 (iii) リチウム二次電池の作製 図1のコイン型電池(外径20.0mm、厚さ2.5m
m)を作製した。この電池は、負極1と、上述の正極板
1〜5からなる正極2とをセパレータ3を介してそれぞ
れ負極電池缶4及び正極電池缶5に収納し、封口ガスケ
ット6をかしめることにより作製したものである。な
お、正極板1を使用したものを実施例1の電池、正極板
2を使用したものを実施例2の電池、正極板3を使用し
たものを実施例3の電池、正極板4を使用したものを実
施例4の電池、正極板5を使用したものを実施例5の電
池とした。
【0025】ここで、負極1としては、リチウム圧延板
を打ち抜いたものを使用した。また、セパレータ3とし
ては、ポリプロピレン不織布を用意し、一方、電解液と
して、プロピレンカーボネート(PC)とジメチルカー
ボネート(DMC)との混合溶媒(PC:DMC=1:
1(体積比))に六フッ素リン酸リチウム(LiP
)を1mol/lの割合で溶解させたものを調製
し、これをポリプロピレン不織布からなるセパレータ3
に含浸させて使用した。
【0026】(電池特性試験)得られた電池の放電特性
を、定電流(0.5mA/cm)で充放電させるとい
う充放電サイクルを繰り返すことにより測定した。ま
ず、これらの実施例の電池の中で中間的な組成の正極活
物質を使用した実施例3の電池の5サイクル目と20サ
イクル目の放電特性を図2に示す。この図から、実施例
3の電池は3V付近に平坦な作動電圧を有しており、安
定した放電特性を有することがわかる。また、5サイク
ル目と20サイクル目の放電特性を比較すると、充放電
サイクルの繰り返しによる劣化も小さいことがわかる。
【0027】次に、実施例1〜5までの電池の10サイ
クル目の放電容量を比較した。その結果を図3に示す。
この図から、組成式Fe(SO(MoO
3−xにおけるxの値が実用的には1.8以下、好まし
くは1.5以下であることがわかる。
【0028】実施例6〜10 (i) 正極活物質の合成及び正極板の作製 硝酸鉄(III) 水溶液とパラモリブデン酸アンモニウム水
溶液とを、Fe:Mo=2:3となるように混合し、黄
色の折出物を得た。この折出物を分別し、純水で洗浄
し、大気中60℃で乾燥させ、さらに酸素雰囲気中70
0℃で6時間加熱処理してFe(MoOを得
た。これと硫酸第二鉄水和物(Fe(SO・n
O)とをS:Mo=0.3:2.7となるように混
合し、酸素雰囲気中700℃で7時間加熱処理して正極
活物質を調製した。この正極活物質をサンプル6とし
た。同様に、Fe(MoOと硫酸第二鉄水和物
とを、表2に示すS:Moの比となるようにする以外は
同様にして正極活物質サンプル7〜10を調製した。そ
して、正極活物質として、正極活物質サンプル1に代え
て上記正極活物質サンプル6〜10を使用する以外は実
施例1と同様にして正極板6〜10を作製した。
【0029】
【表2】 (ii)リチウム二次電池の作製 上記(i) で得た正極板6〜10を使用し、実施例1と同
様にして実施例6〜10のリチウム二次電池を作製し
た。
【0030】(電池特性試験)得られた電池の放電特性
を実施例1〜5と同様にして測定した結果、実施例1〜
5と同様の結果が得られた。
【0031】実施例11〜15 (i) 正極活物質の合成及び正極板の作製 実施例1〜5の正極活物質サンプル1〜5と同様の正極
活物質サンプル11〜15を調製し、更に実施例1に従
って正極板11〜15を作製した。 (ii)リチウム二次電池の作製 電解液として実施例1と同様のものを調製した。
【0032】また、負極を作製するに際しては、まず、
カーボン(フルフリルアルコールを焼成して得られた難
黒鉛化カーボン)とフッ素樹脂粉末とを重量比で9:1
に混合し、これを正極の作製の場合と同様に、直径16
mmのSUS網上にディスク状に加圧成形し、負極板と
した。そして、これをリチウム二次電池に組む前に、予
め、電解液中でリチウム金属電極と対向させて通電し、
負極板の中にリチウムイオンを挿入した。こうして負極
板を上述の正極板と組み合わせてリチウム二次電池を構
成した場合に、この負極板でリチウムイオンのドープ、
脱ドープが起こるようにした。
【0033】その後、この負極板と上述の正極板11〜
15と電解液とを使用して実施例1と同様に,外径2
0.0mm、厚さ2.5mmの実施例11〜15のコイ
ン型電池を作製した。
【0034】(電池特性試験)得られた電池の放電特性
を、実施例1〜5と同様に測定した。その結果、実施例
1〜5と同様のサイクル特性を示すことがわかった。た
だし、図4に示すように、これらの実施例11〜15の
電池の中で中間的な組成の正極活物質を使用した実施例
13の電池の5サイクル目と20サイクル目の放電特性
は、実施例3の電池の放電特性(図2)に比べ、作動電
圧が時間の経過に従って徐々に低下していた。これは、
負極として比較的結晶化度の低い炭素質材料を使用した
ためと考えられる。グラファイトなどの結晶性の高い炭
素質材料を負極として使用することにより、安定な放電
特性を示すことが期待できる。
【0035】実施例16〜20 (i) 正極活物質の合成及び正極板の作製 実施例6〜10の正極活物質サンプル6〜10と同様の
正極活物質サンプル116〜20を調製し、更に実施例
1に従って正極板16〜20を作製した。 (ii)リチウム二次電池の作製 正極板16〜20を使用する以外は実施例11〜15と
同様にして実施例16〜20のリチウム二次電池を作製
した。
【0036】(電池特性試験)得られた電池の放電特性
を実施例1〜5と同様にして測定した結果、実施例11
〜15と同様の結果が得られた。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、電池特性及び経済性の
両面に優れたリチウム二次電池を得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で作製したリチウム二次電池の断面図で
ある。
【図2】実施例3のリチウム二次電池の放電特性図であ
る。
【図3】実施例1〜5のリチウム二次電池の放電容量特
性図である。
【図4】実施例13のリチウム二次電池の放電特性図で
ある。
【符号の説明】
1 負極 2 正極 3 セパレータ 4 負極缶 5 正極缶 6 封口ガスケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−34257(JP,A) 特開 平6−119926(JP,A) 特開 平7−302618(JP,A) 特開 平7−176324(JP,A) 特開 平7−6761(JP,A) 特開 平6−349492(JP,A) 特開 平2−75157(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 4/02 H01M 4/58 H01M 10/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リチウムをドープ、脱ドープできる材
    料、金属リチウム又はリチウム合金からなる負極と、正
    極と、非水溶媒に電解質が溶解されている非水電解液と
    を備えるリチウム二次電池において、正極が組成式 【化1】Fe2(SO4)x(MoO)3-x (式中、xは0<x≦1.8を満たす数である。) で表
    される正極活物質を含むことを特徴とするリチウム二次
    電池。
  2. 【請求項2】 負極が金属リチウムからなる請求項1記
    載のリチウム二次電池。
  3. 【請求項3】 負極がリチウムをドープ、脱ドープでき
    る炭素質材料からなる請求項1記載のリチウム二次電
    池。
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