JP3395327B2 - 内ヘリカルギヤの製造方法および製造装置 - Google Patents

内ヘリカルギヤの製造方法および製造装置

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JP3395327B2 JP03891594A JP3891594A JP3395327B2 JP 3395327 B2 JP3395327 B2 JP 3395327B2 JP 03891594 A JP03891594 A JP 03891594A JP 3891594 A JP3891594 A JP 3891594A JP 3395327 B2 JP3395327 B2 JP 3395327B2
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  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒内面にハス歯を有
する内ヘリカルギヤの製造方法および製造装置に係り、
特に、粉末冶金によって内ヘリカルギヤを製造する方法
および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、粉末冶金による焼結機械部品の
製造方法は、金属粉を圧縮して圧粉体を成形する圧縮工
程と、該圧縮工程において成形された圧粉体を焼結炉に
投入することにより焼結する焼結工程と、該焼結工程に
おいて成形された焼結品にサイジング等の後処理を施す
ために再度圧縮を行う再圧縮工程とからなる。このう
ち、圧縮工程と再圧縮工程とは、ともに、プレス装置を
使用して行われる。
【0003】すなわち、圧縮工程は、図8に示すよう
に、(a)水平に配されるダイ1の孔2を下側から下パ
ンチ3によって閉塞状態とし、その孔2内に金属粉4を
充填した後に、(b)孔2の上側から上パンチ5を下降
させて、金属粉4を加圧することにより、圧粉体6を成
形する。そして、(c)ダイ1と下パンチ3とを上下方
向に相対移動させることによりダイ1の孔2内から圧粉
体5を抜き出すようにしている。
【0004】また、再圧縮工程は、上記圧縮工程と同様
のプレス装置(図示略)を使用して、ダイの孔内に挿入
配置した焼結品を、ダイの上下から近接させた上パンチ
と下パンチとによって再度加圧することにより、サイジ
ングやコイニングを行う。そして、ダイと下パンチとを
上下方向に相対移動させることにより、ダイの孔内から
焼結品を抜き出すようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に実施される粉末冶金による焼結機械部品の製造方法に
おいては、円筒内面にハス歯を有する内ヘリカルギヤを
製造することが困難である。すなわち、圧粉体6を成形
する圧縮工程において、成形された圧粉体6をダイ1か
ら抜き出す際に、圧粉体6の内面に形成されたハス歯
が、内型となる下パンチ3の外面のハス歯に噛み合って
しまうので、単に、ダイ1と下パンチ3とを上下方向に
相対移動させただけでは、下パンチ3から圧粉体6を分
離することができない。
【0006】また、再圧縮工程においても、成形された
焼結品の内面に形成されたハス歯と、下パンチの外面に
設けられているハス歯とを噛み合わせながら両者を嵌合
させなければならないので、この場合にも、ダイに対し
て下パンチを単に上下に相対移動させただけでは、焼結
品に下パンチを嵌合させることができないことになる。
【0007】前記圧縮工程の場合には、圧粉体6が成形
された時点では、圧粉体6と下パンチ3とは、噛み合わ
された状態であるので、例えば、圧粉体6に対して下パ
ンチ3を軸線回りに回転可能な構成とすれば、ダイ1と
下パンチ3とを上下に相対移動させながら、下パンチ3
に軸線回りの回転を付与して、圧粉体6から下パンチ3
を抜き出すことが可能となる。
【0008】しかしながら、再圧縮工程においては、上
記圧縮工程における抜き出し操作に対応する嵌合操作に
加えて、焼結品および下パンチに設けられたハス歯どう
しを噛み合わせる操作が必要となる。このため、噛み合
わせが開始される焼結品と下パンチとの位相関係を確認
しながら両者の位相を合わせることが必要となるが、こ
の噛み合い開始位置における焼結品および下パンチの端
面は、ダイの孔内に配されるため、噛み合い開始の確認
作業を目視によって実施することができず、作業効率が
低下して多大な作業工数を要していた。
【0009】また、上記のように下パンチを軸線回りに
旋回させる構成とすると金型の構造が複雑になって設備
コストが増大してしまうという不都合があった。
【0010】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、内面にハス歯を有する内ヘリカルギヤを
粉末冶金によって簡易に製造することができる内ヘリカ
ルギヤの製造方法および製造装置を提供することを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、圧縮工程と焼結工程と再圧縮工程とを具
備し、圧縮工程において、内型と外型とによって、内面
にハス歯を有しかつ外面に長手方向に沿う溝状の凹部を
有する筒状の圧粉体を圧縮成形し、再圧縮工程におい
て、凹部によって外型に位置決めした焼結品の内側に、
焼結品と内型とを相対回転させつつ近接させることによ
り内型を挿入して圧縮する内ヘリカルギヤの製造方法を
提案している。
【0012】上記内ヘリカルギヤの製造方法において
は、圧縮工程において圧粉体の外面に設けられる凹部
を、ハス歯の正面ピッチをピッチ円半径で除した角度の
整数倍の角度で周方向に間隔をおいて複数形成すること
が効果的である。
【0013】また、上記内ヘリカルギヤの製造方法にお
いては、再圧縮工程において焼結品への内型の挿入開始
時に、焼結品外面の凹部を外型に係合させておき、焼結
品に内型が挿入されると焼結品と外型との係合を解除す
ることにすれば、さらに効果的である。
【0014】また、本発明は、内面にハス歯を有しかつ
外面に凹部を有する筒状の焼結品を内側に挿入状態に配
置する外型と、その内側に半径方向に間隔を空けて配さ
れる内型と、外型内に挿入配置された焼結品を内型方向
に押圧して圧縮するプレス手段とを具備し、外型に、そ
の内面に突出させられて焼結品の凹部に係合させられる
係合手段が設けられており、係合手段が、外型の内面に
開口する収納孔と、該収納孔内に半径方向に移動可能に
配置されかつ外型の内面に突出させられる係合部材と、
該係合部材を半径方向内方に付勢する付勢手段とからな
る構成とされた内ヘリカルギヤの製造装置を提案してい
る。
【0015】
【0016】また、係合部材が、焼結品の外面を周方向
に転動可能な転動体よりなることとすればさらに効果的
な製造装置を構成することができる。さらに、係合手段
が、外型の内面に、焼結品のハス歯の正面ピッチをピッ
チ円半径で除した角度の整数倍の角度で、周方向に間隔
を空けて複数設けられている構成としてもよく、また、
係合手段が、外型の内面に周方向に等間隔に設けられて
いる構成としてもよい。
【0017】
【作用】本発明に係る内ヘリカルギヤの製造方法によれ
ば、圧縮工程において、内面にハス歯を有しかつ外面に
長手方向に沿う溝状の凹部を有する筒状の圧粉体が成形
されるので、該凹部によって圧粉体が外型に対して周方
向に係止され、内型を抜き出す際における圧粉体の回転
が防止される。また、再圧縮工程では、凹部によって焼
結品が外型に位置決めされるので、焼結品および内型の
ハス歯を容易に噛み合わせられることになる。そして、
焼結品と内型とを相対回転させつつ近接させることによ
り焼結品内に内型が挿入され、再度の圧縮を行うことが
可能となる。
【0018】また、圧粉体の外面に設けられる凹部を、
ハス歯の正面ピッチをピッチ円半径で除した角度の整数
倍の角度で周方向に間隔をおいて複数形成すれば、焼結
後の焼結品に複数の凹部を形成することができ、再圧縮
工程における外型への焼結品の位置決め位置を複数設け
ることが可能となる。これにより、焼結品の外型への組
付作業を容易なものとすることができることになる。
【0019】また、再圧縮工程において、焼結品への内
型の挿入開始時に、焼結品外面の凹部を外型に係合させ
ておくこととすれば、外型に焼結品を固定状態として、
焼結品のハス歯と内型のハス歯とを容易に位置合わせす
ることが可能となる。また、焼結品に内型が挿入された
状態で、焼結品と外型との係合を解除することとすれ
ば、焼結品が外型に対して相対回転自在に配され、近接
させられる内型のハス歯に倣って回転させられ、焼結品
内に内型を容易に嵌合させることが可能となる。
【0020】一方、本発明に係る内ヘリカルギヤの製造
装置によれば、外型に設けられた係合手段によって焼結
品がその凹部によって外型に固定されるので、焼結品の
ハス歯と内型のハス歯とを容易に位置合わせすることが
可能である。そして、焼結品内に内型を嵌合状態に配置
してプレス手段を作動させることにより、焼結品の圧縮
が行われることになる。この場合に、係合手段が、外型
の内面に開口する収納孔と、該収納孔内に半径方向に移
動可能に配置されかつ外型の内面に突出させられる係合
部材と、該係合部材を半径方向内方に付勢する付勢手段
とからなる構成とされているから、係合部材を収納孔内
において半径方向に移動させることにより、外型の内面
に進退させることが可能となる。そして、焼結品の外面
に設けた凹部に係合部材を収納状態とすれば、外型と焼
結品とが係合状態とされ、凹部から係合部材が外れた状
態とすれば、外型と焼結品との係合状態が解除されるこ
とになる。したがって、付勢手段によって係合部材を凹
部に圧接すれば、外型と焼結品とを係合状態に維持する
ことが可能となる。
【0021】
【0022】また、係合部材を、焼結品の外面を周方向
に転動可能な転動体とすれば、係合部材の焼結品外面で
の転動によって、焼結品と外型との係合状態を容易に解
除することが可能となる。
【0023】さらに、係合手段を、外型の内面に、焼結
品のハス歯の正面ピッチをピッチ円半径で除した角度の
整数倍の角度で、周方向に間隔を空けて複数設ければ、
係合手段を焼結品の凹部に係合させて外型と焼結品とを
固定することができる複数位置において、内型のハス歯
を焼結品のハス歯に位置合わせすることが可能となる。
これにより、外型への焼結品の取付作業を容易なものと
なる。
【0024】また、係合手段が外型の内面に周方向に等
間隔に設けられている構成とすれば、係合手段の付勢手
段によって焼結品が受ける付勢力は、周方向に均等に付
与されることになり、焼結品が外型内に安定して位置決
め状態に保持されることになる。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る内ヘリカルギヤの製造方
法および製造装置の一実施例について図面を参照して説
明する。本実施例の内ヘリカルギヤの製造方法は、金属
粉を圧縮して圧粉体を成形する圧縮工程と、成形された
圧粉体を焼結して焼結品を生成する焼結工程と、焼結品
を再度圧縮してサイジング等を行う再圧縮工程とを具備
している点で、図8に示す従来例と共通している。
【0026】しかし、本実施例の製造方法は、その圧縮
工程と再圧縮工程の内容において従来例と相違してい
る。すなわち、本実施例の製造方法における圧縮工程
は、図7に示す内ヘリカルギヤの圧粉体10を成形する
点で従来例と相違している。この圧粉体10は、全体と
して略円筒状に形成された内周面にハス歯11を有し、
一端に、図1および図2に示すように、その開口を閉塞
するように内鍔部12を有している。圧粉体10の外面
には、その長手方向に沿う溝状の凹部13が形成され
る。この凹部13は、例えば、前記ハス歯11の正面ピ
ッチをピッチ円半径で除した角度と同じ角度で周方向に
間隔を空けて設けられている。すなわち、ハス歯11の
歯数と同数だけ、等間隔を空けて形成されている。各凹
部13は、円弧状の断面形状に形成されている。
【0027】上記形状の圧粉体を成形するためには、例
えば、図5および図6に示す金型14を使用する。この
金型14は、水平に配されるダイ15(外型)と、該ダ
イ15を上下に貫通する孔16の内側に下方から挿入配
置される下パンチ17と、前記孔16の上方から該孔1
6を塞ぐように配される上パンチ18とを具備してい
る。
【0028】前記ダイ15の孔16の内面は、上記圧粉
体10の外面に形成すべき凹部13の型枠となる凸条1
9が複数形成されている。前記下パンチ17は、最外部
に配置され、前記ダイ15の孔16の内面に密接するよ
うに挿入される筒状の外側型20と、該外側型20の内
側に上下に相対移動可能に配置される内側型21(内
型)と、該内側型21の内側に上下に相対移動可能に設
けられる内部型22および内部ロッド23を具備してい
る。
【0029】前記外側型20は、その外面を前記ダイ1
5の内面に密接させることができるように、形成される
べき圧粉体10の外面と同一形状に形成されている。そ
して、ダイ15の孔16内に金属粉が充填される際に
は、該孔16の下部に挿入状態に配置されて該孔16を
閉塞するようになっている。また、該外側型20の内面
には、前記圧粉体10のハス歯11と同一形状のハス歯
24が形成されており、後述する内側型21のハス歯2
5に密接状態に噛合することができるようになってい
る。この外側型20は、単独で固定配置されており、圧
粉体10がダイ15の孔16から抜き出される際には、
ダイ15との間に生ずる上下方向の相対変位によって圧
粉体10をダイ15の上方に抜き出すことができるよう
になっている。
【0030】また、前記内側型21は、その外面に上記
圧粉体10のハス歯11にぴったりと嵌合する形状のハ
ス歯25を有している。またその内面は、滑らかな円筒
状に形成されており、後述する内部型22によって閉塞
されるようになっている。またこの内側型21は、ベア
リング26・27を介して架台28に水平回転自在に取
り付けられている。これにより、内側型21は、前記外
側型20に対して上下方向に相対移動させられると、外
側型20のハス歯24に倣って、螺旋状に移動させられ
るようになっている。
【0031】また、前記内部型22は、前記内側型21
の内面に密接させられる筒状部を有する。この内部型2
2は、前記内側型21に対して若干上下に相対移動させ
られるようになっており、圧粉体10を抜き出す際に、
内側型21の回転に先立って、圧粉体10との接合を切
り離されるようになっている。前記内部ロッド23は、
前記内部型22の中止孔22aを閉塞する柱状体であっ
て、圧粉体10を抜き出す際に、内部型22との間に若
干上下方向の相対移動を生じさせ、圧粉体10との接合
を切り離されるようになっている。
【0032】そして、このような金型14によって上記
圧粉体10を形成するには、図5に示すように金型14
を配置して、ダイ15の孔16と下パンチ17との間に
金属粉を充填し、上方から上パンチ18で圧縮すること
により行う。ダイ15の孔16内から圧粉体10を抜き
出すには、まず、内部型22および内部ロッド23を若
干下方に移動させて圧粉体10との接合を切り離した後
に、図6に示す状態まで、ダイ15、内側型21および
内部型22をそれぞれ下方に移動させる。これにより、
内側型21が外側型20のハス歯24に倣って螺旋状に
回転させられて外型型20およびダイ15に対して上方
に相対移動させられる。そして、内側型21が、圧粉体
10の内側から抜き出され、かつ、該圧粉体10がダイ
15の上方に抜き出されることになる。
【0033】次いで、このように形成された圧粉体10
を、焼結炉(図示略)に投入することによって内ヘリカ
ルギヤの焼結品29を成形した後に、再圧縮工程におい
て再度圧縮する。本実施例の製造方法における再圧縮工
程では、上記圧縮工程において成形された凹部13を有
する焼結品29を再度圧縮する際に、焼結品29の外面
に設けられた上記凹部13を利用して、焼結品29を外
型に固定する。このようにすれば、焼結品29の内側に
形成されているハス歯11と再圧縮工程における内型の
ハス歯とを一義的に位置合わせすることができる。これ
により、焼結品29と内型との位置合わせ作業が容易な
ものとなり、この後に、焼結品29と内型とを相対回転
させつつ近接させることにより、両者を完全に嵌合状態
として、圧縮することができるようになる。
【0034】また、上記製造方法の再圧縮工程において
は、焼結品29のハス歯11と内型のハス歯とを凹部1
3を利用して噛み合わせた後に、焼結品29と外型との
係合を解除することとすれば、外型内において焼結品2
9を回転自在として、内型と焼結品29との相対回転を
容易に実施することが可能となる。この場合、例えば、
焼結品29をその軸方向に沿って内型に近接させるだけ
で、焼結品29のハス歯11を内型のハス歯に倣わせて
両者を嵌合させることができるので、内型を回転させる
よりも簡易な構成により再圧縮工程を実現することがで
きる。
【0035】さらに、上記においては、凹部13を焼結
品29のハス歯11の歯数と同じくしたことにより、ど
の凹部13によって外型に位置決めしても、内型のハス
歯に対する焼結品29のハス歯11の位相関係を同一の
ものとすることができる。これにより、外型に対する焼
結品29の位相合わせの手間を省くことができる。
【0036】なお、上記凹部13の数は、焼結品29の
ハス歯11の歯数と同一である場合に、焼結品29と内
型との位置合わせ箇所を最も多く形成することができる
ので効果的であるが、これに限られるものではない。す
なわち、焼結品29のハス歯11の正面ピッチをピッチ
円半径で除した角度の整数倍の角度で周方向に間隔をお
いて凹部13を設けることとすれば、凹部13の数に応
じた噛み合わせ開始の位置を設けることができる。
【0037】具体的には、凹部13の数は、1箇所でも
よい。また、2箇所以上に設ける場合には、各凹部13
間の角度がハス歯11の正面ピッチをピッチ円半径で除
した角度の整数倍になっていればよい。
【0038】このような内ヘリカルギヤの製造方法を実
現する製造装置の一実施例について、図1ないし図4を
参照して以下に説明する。本実施例の製造装置は、上記
製造方法の再圧縮工程に使用される矯正装置30を有す
る。この矯正装置30は、水平状態に配置され上下に貫
通する孔31を有するダイ32と、該ダイ32の孔31
に下方から挿入される下パンチ33と、上方から挿入さ
れる上パンチ34とを具備している。
【0039】前記ダイ32は、前記焼結品29を挿入可
能な滑らかな内面の孔31を有するダイ本体35と、該
ダイ本体35の上部に一体的に設けられ、前記孔31よ
りも若干大きな案内孔36を有する位置決めブロック3
7とを具備している。この位置決めブロック37は、前
記案内孔36の周方向に間隔を開けて3箇所に配される
係合手段38を具備している。該係合手段38は、位置
決めブロック37の案内孔36の内面に開口しかつ半径
方向に沿って設けられる収納孔39と、該収納孔39内
に半径方向に移動可能かつ脱落不可に収納されるボール
40と、該ボール40の半径方向外方に配されボール4
0を半径方向内方に向けて付勢する例えばコイルスプリ
ングのような付勢手段41とを具備している。
【0040】前記ボールは、図4に示すように、前記焼
結品29の外面に形成されている凹部13内面の曲率半
径と同じ径寸法を有しており、案内孔36内に焼結品2
9が挿入されると、付勢手段41によって凹部13内面
に密接させられるようになっている。
【0041】前記係合手段38は、図3に示すように、
それぞれ隣り合う収納孔39が、案内孔36の周方向に
前記焼結品29のハス歯11の正面ピッチをピッチ円半
径で除した角度の整数倍の角度となるように設けられて
いる。これにより、案内孔36内に投入された焼結品2
9の凹部13に1の係合手段38のボール40が係合さ
れたならば、他の係合手段38のボール40も同時に他
の凹部13に係合されるようになっている。
【0042】前記下パンチ33は、上端内面に焼結品2
9のハス歯11と同一形状のハス歯42を有する円筒状
の外側型43と、該外側型43のハス歯42にぴったり
と填り合うハス歯44を有する柱状の内部ロッド45と
から構成されている。そして、この下パンチ33は、ダ
イ32の孔31内に挿入された状態で、該孔31の下部
開口を閉塞するようになっている。
【0043】このように構成された矯正装置30によっ
て焼結品29を再圧縮する場合について、以下に説明す
る。焼結工程を経て焼結された焼結品29に再圧縮を実
施するには、まず、ダイ32の孔31内に下方から下パ
ンチ33を挿入状態に配置し、該孔31の下部開口を閉
塞状態とする。
【0044】次いで、ダイ32の孔31の上方から焼結
品29を挿入する。この場合に、焼結品29は、まず、
ダイ本体35の上部に配置された位置決めブロック37
の案内孔36に挿入される。すると、案内孔36の内面
に突出状態に配置されている係合手段38のボール40
が半径方向外方に移動させられて、焼結品29の案内孔
36への挿入が許容される。そして、係合手段38が焼
結品29の外面に設けられている凹部13にその位相を
一致させられると、ボール40が凹部13内面に密接す
るように付勢手段41によって半径方向内方に突出させ
られる。これにより、凹部13にボール40が係合し
て、焼結品29がダイ32に対して周方向の移動を拘束
されることになる。
【0045】ここで、本実施例においては、焼結品29
の凹部13は、周方向に等間隔をおいて、焼結品29内
面のハス歯11の歯数と同数設けられているので、焼結
品29がダイ32に拘束される任意の位置において、焼
結品29内面のハス歯11が同位相に位置決めされるこ
とになる。このように位置決めされる焼結品29のハス
歯11の位相に一致するように、内部ロッド45のハス
歯44の位相を設定しておくことは容易であり、このよ
うな設定によって、焼結品29は、図1に示される位置
に配される。つまり、この状態で、焼結品29のハス歯
11の下端は内部ロッド45のハス歯44の上端に一致
するように配置され、焼結品29と内部ロッド45とが
近接させられると、ハス歯11・44どうしの噛み合い
が開始されることになる。
【0046】そして、この後に上パンチ34を焼結品2
9の上方から近接させて、焼結品29を下方に押圧する
ことにより、焼結品29のハス歯11と内部ロッド45
のハス歯44との噛み合いが開始され、焼結品29は、
内部ロッド45のハス歯44に倣って螺旋状に移動させ
られようとする。
【0047】この場合に、焼結品29は、位置決めブロ
ック37に設けた係合手段38によってダイ本体35に
対して周方向の移動を拘束されているが、係合手段38
が、半径方向に進退可能なボール40によって構成され
ているので、ボール40が収納孔39内を半径方向外方
に移動させられることにより、その拘束を容易に解除さ
れ、ダイ32の孔31内で回転自在とされる。さらに、
係合手段38が自転可能なボール40によって焼結品2
9をダイ32に係合しているので、焼結品29の回転に
伴ってボール40が焼結品29の外面を転動させられる
ことにより、より容易に係合を解除されることになる。
【0048】その結果、焼結品29は、上パンチ34の
押圧力によって、下方に移動させられる際に、そのハス
歯11を内部ロッド45のハス歯44に倣わせて回転さ
せられる。これにより、焼結品29は、図2の位置まで
下降させられると、内部ロッド45の外面にぴったりと
嵌合させられることになり、その後、上パンチ34と下
パンチ33とによって圧縮力を受けることにより、再度
圧縮される。この際、外側型43は、焼結品29の下端
に当接して焼結品29のそれ以上の回転を禁止する回り
止めとして機能する。
【0049】このように、本実施例に係る内ヘリカルギ
ヤの製造装置によれば、焼結品29を、その外面に設け
た凹部13に係合手段38のボール40を係合させるこ
とによって、ダイ32に位置決めすることとしたので、
焼結品29のハス歯11に対する内部ロッド45のハス
歯44の位相を一義的に決定することができ、目視によ
る確認の困難な焼結品29と内部ロッド45との噛み合
わせ作業を容易に行うことができる。しかも、凹部13
をハス歯11の歯数と同数設けることとしたので、ダイ
32に挿入される焼結品29を複数の位置においてダイ
32に位置決めさせることができ、位置決め作業の容易
性を向上することができる。
【0050】また、係合手段38を位置決めブロック3
7の案内孔36内面から進退させられるボール40とこ
れを半径方向内方に付勢する付勢手段41とから構成し
たので、ボール40を案内孔36内面に突出させて焼結
品29の凹部13に係合させることにより、焼結品29
のダイ32に対する周方向の移動を拘束することができ
るとともに、ボール40を半径方向外方に後退させるこ
とによって、焼結品29の係合を容易に解除することが
できる。これにより、内部ロッド45のハス歯44と焼
結品29のハス歯11との噛み合わせ開始時における位
置決め作用と、上パンチ34によって押圧される焼結品
29をダイ本体35の孔31内において回転させ両ハス
歯44・11を完全に噛み合わせる噛み合わせ作用とを
簡易な構成により両立させることができる。
【0051】しかも、ボール40は焼結品29の外面を
転動可能な転動体であるため、焼結品29の凹部13内
面にボール40を密接させる係合状態から、該ボール4
0を隣接する凹部13まで移動させる係合解除状態に、
容易に遷移させることができる。
【0052】さらに、係合手段38は、焼結品29の周
方向に間隔を空けて3箇所に設けられているので各係合
手段38からの焼結品29への押圧力を平衡させて、位
置決めブロック37の案内孔36内における焼結品29
を安定して支持することができる。特に、ハス歯11の
歯数との関係によって、係合手段38を等間隔に設ける
ことができれば、より効果的である。
【0053】なお、本発明に係る内ヘリカルギヤの製造
方法および製造装置においては、以下の技術を採用する
ことができる。 焼結品29の内面に設けたハス歯11と同数の凹部
13を焼結品29の外面に設けることとしたが、これに
代えて、1箇所またはハス歯11の正面ピッチをピッチ
円半径で除した角度の整数倍の角度で周方向に間隔をお
いて複数設けることとしてもよい。 また、係合手段38についても、周方向に間隔をお
いて3箇所に設けることとしたが、1箇所、2箇所また
は4箇所以上に、ハス歯11の正面ピッチをピッチ円半
径で除した角度の整数倍の角度で周方向に間隔をおいて
複数設けることとしてもよい。 係合手段38において、焼結品29の凹部13に係
合させられる係合部材をボール40としたが、これに代
えて、例えば、焼結品29の外面に転動自在に圧接され
るコロでもよい。 係合手段38において、ボール40を半径方向内方
に付勢する付勢手段をコイルスプリング41としたが、
これに限定されるものではなく、例えば、皿バネ、ある
いは、他の弾性体でもよい。 内鍔部12を有する焼結品29を例に採って説明し
たが、内鍔部12を有しないものであってもよい。すな
わち、筒状に形成された内面にハス歯11を有する焼結
品29による内ヘリカルギヤであれば、他の形状的限定
は、任意としてよい。 係合手段38を、ダイ本体35の上部に固定した位
置決めブロック37に設けることとしたが、これに代え
て、ダイ本体35に設けることとしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る内ヘ
リカルギヤの製造方法は、圧粉体を成形する圧縮工程
と、圧粉体を焼結する焼結工程と、焼結品を再度圧縮す
る再圧縮工程とを具備し、圧縮工程において、内面にハ
ス歯を有しかつ外面に少なくとも1つの長手方向に沿う
溝状の凹部を有する筒状の圧粉体を圧縮成形し、再圧縮
工程において、凹部によって外型に位置決めした焼結品
の内側に、焼結品と内型とを相対回転させつつ近接させ
ることにより内型を挿入して圧縮するので、焼結品のハ
ス歯と内型のハス歯との噛み合わせを容易に実施するこ
とができ、再圧縮工程における焼結品の設定作業に要す
る工数を削減することができるという効果を奏する。
【0055】また、上記製造方法において、圧粉体の外
面に設ける凹部を、ハス歯の正面ピッチをピッチ円半径
で除した角度の整数倍の角度で周方向に間隔をおいて複
数形成することとすれば、焼結品をどの凹部によって外
型に位置決めすることとしても、そのハス歯と内型のハ
スとを噛み合わせる位相関係に配置することが可能とな
り、再圧縮工程における焼結品の装着容易性を向上する
ことができるという効果を奏する。
【0056】さらに、再圧縮工程において、焼結品への
内型の挿入開始時に、焼結品外面の凹部を外型に係合さ
せておき、焼結品に内型が挿入されると焼結品と外型と
の係合を解除する構成とすれば、焼結品のハス歯と内型
のハス歯とを容易に噛み合わせ開始できるという上記効
果に加えて、内型を回転させることなく焼結品を内型の
ハス歯に倣わせて回転させることができ、再圧縮のため
の装置構成を簡易なものとすることができるという効果
を奏する。
【0057】また、本発明に係る内ヘリカルギヤの製造
装置は、内面にハス歯を有しかつ外面に凹部を有する筒
状の焼結品を内側に挿入状態に配置する外型と、その半
径方向内方に間隔を空けて配される内型と、外型内に挿
入配置された焼結品を内型に近接させ焼結品を圧縮する
プレス手段とを具備し、外型に、その内面に突出させら
れて焼結品の凹部に係合させられる係合手段を設けたの
で、外型内に挿入配置された焼結品を係合手段を凹部に
係合させることによって外型に位置決めし、その内側へ
の内型の嵌合を容易に実施することができるという効果
を奏する。しかも、係合手段が、外型の内面に開口する
収納孔と、該収納孔内に半径方向に移動可能に配置され
かつ外型の内面に突出させられる係合部材と、該係合部
材を半径方向内方に付勢する付勢手段とからなる構成と
されているから、付勢手段の付勢力によって係合部材を
凹部に係合させることにより焼結品と外型とを位置決め
し、付勢手段の付勢力に抗して係合部材を半径方向外方
に移動させることにより焼結品と外型との係合状態を解
除することを、簡易な構成によって実現することができ
るという効果を奏する。
【0058】
【0059】また、係合部材が、焼結品の外面を周方向
に転動可能な転動体よりなる構成とすれば、焼結品と外
型との係合状態を係合部材の転動によって容易に解除す
ることができるという効果を奏する。
【0060】さらに、係合手段が、外型の内面に、焼結
品のハス歯の正面ピッチをピッチ円半径で除した角度の
整数倍の角度で、周方向に間隔を空けて複数設けられて
いる構成とすれば、どの係合手段に焼結品の凹部が係合
する場合であっても、焼結品のハス歯と、内型のハス歯
とを噛み合わせ可能な位相関係に配置することができ
る。これにより、焼結品の製造装置への設定作業を簡易
に行うことができるという効果を奏する。
【0061】また、係合手段が外型の内面に周方向に等
間隔に設けられている構成とすれば、係合手段から焼結
品に付与される付勢力を均衡させ、焼結品を安定して支
持することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内ヘリカルギヤの製造装置の一実
施例における矯正装置を示す縦断面図である。
【図2】図1の矯正装置において焼結品に内型が嵌合し
た状態を示す縦断面図である。
【図3】図1の矯正装置における係合手段を示す横断面
図である。
【図4】図1の矯正装置において、係合手段の係合部材
が焼結品に係合した状態を示す拡大図である。
【図5】本発明の内ヘリカルギヤの成形方法における圧
縮工程に使用されるプレス装置を示す縦断面図である。
【図6】図5のプレス装置において、圧粉体を外型から
抜き出した状態を示す縦断面図である。
【図7】本発明の製造方法および製造装置において製造
される焼結品としての内ヘリカルギヤを示す斜視図であ
る。
【図8】焼結機械部品の圧縮工程を示す模式図である。
【符号の説明】
10 圧粉体 11 ハス歯 13 凹部 15 ダイ(外型) 21 内側型(内型) 29 焼結品 30 矯正装置 34 上パンチ(プレス手段) 35 ダイ本体(外型) 38 係合手段 39 収納孔 40 ボール(係合部材) 41 コイルスプリング(付勢手段) 45 内部ロッド(内型)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属粉を圧縮して圧粉体を成形する圧縮
    工程と、成形された圧粉体を焼結する焼結工程と、焼結
    品を再度圧縮する再圧縮工程とを具備し、 前記圧縮工程において、半径方向に間隔を空けて配され
    る内型と外型とによって、内面にハス歯を有しかつ外面
    に少なくとも1つの長手方向に沿う溝状の凹部を有する
    筒状の圧粉体を圧縮成形し、 前記再圧縮工程において、前記凹部によって外型に位置
    決めした焼結品の内側に、焼結品と内型とを相対回転さ
    せつつ近接させることにより内型を挿入して圧縮するこ
    とを特徴とする内ヘリカルギヤの製造方法。
  2. 【請求項2】 圧縮工程において、圧粉体の外面に設け
    られる凹部を、ハス歯の正面ピッチをピッチ円半径で除
    した角度の整数倍の角度で周方向に間隔をおいて複数形
    成することを特徴とする請求項1記載の内ヘリカルギヤ
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 再圧縮工程において、焼結品への内型の
    挿入開始時に、焼結品外面の凹部を外型に係合させてお
    き、焼結品に内型が挿入されると焼結品と外型との係合
    を解除することを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の内ヘリカルギヤの製造方法。
  4. 【請求項4】 内面にハス歯を有しかつ外面に凹部を有
    する筒状の焼結品を内側に挿入状態に配置する外型と、
    該外型内に半径方向に間隔を空けて配される内型と、前
    記外型内に挿入配置された焼結品を前記内型方向に押圧
    して圧縮するプレス手段とを具備し、 前記外型に、その内面に突出させられて焼結品の凹部に
    係合させられる係合手段が設けられており、 前記係合手段が、外型の内面に開口する収納孔と、該収
    納孔内に半径方向に移動可能に配置されかつ外型の内面
    に突出させられる係合部材と、該係合部材を半径方向内
    方に付勢する付勢手段とからなることを特徴とする内ヘ
    リカルギヤの製造装置。
  5. 【請求項5】 係合部材が、焼結品の外面を周方向に転
    動可能な転動体よりなることを特徴とする請求項4記載
    の内ヘリカルギヤの製造装置。
  6. 【請求項6】 係合手段が、外型の内面に、焼結品のハ
    ス歯の正面ピッチをピッチ円半径で除した角度の整数倍
    の角度で、周方向に間隔を空けて複数設けられているこ
    とを特徴とする請求項4または請求項5記載の内ヘリカ
    ルギヤの製造装置。
  7. 【請求項7】 係合手段が外型の内面に周方向に等間隔
    に設けられていることを特徴とする請求項6記載の内ヘ
    リカルギヤの製造装置。
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