JP3303068B2 - ヘリカルギヤの圧粉体の成形装置および型調整治具 - Google Patents

ヘリカルギヤの圧粉体の成形装置および型調整治具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉末冶金法によっ
てヘリカルギヤを製造する際に、ヘリカルギヤの圧粉体
を成形する成形装置およびその成形型の位置合わせを行
うための型調整治具に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、ここで成形対象とするヘリカル
ギヤの圧粉体(最終製品のヘリカルギヤも同形であるの
で、ここではこれをヘリカルギヤ1として扱う)を示
す。このヘリカルギヤ1は、リング状の本体1Aの外周
面に外歯(ハス歯)2を有すると共に、本体1A上に、
中心孔3および外歯2に対して周方向に一定の関係を持
つ位置決め孔5を有するものである。位置決め孔5は、
螺旋状の外歯2の、例えば歯底あるいは歯先に対して一
定の角度を持つものであり、中心孔3と平行に形成され
ている。
【0003】図6は、このようなヘリカルギヤ1を成形
するための従来の成形装置の概略構成を示す。この成形
装置は、下パンチ12と、この下パンチ12に外嵌して
内側に金属粉を収容するダイ11と、このダイ11の内
側に嵌合する上パンチ13と、下パンチ12の上端面か
ら上パンチ13側に貫通して取り付けられて、図5に示
したヘリカルギヤ1の中心孔3および位置決め孔5を形
成する中心コアロッド25および位置決めコアロッド2
6とを備えている。
【0004】ダイ11の内周面には、ヘリカルギヤ1の
外歯2(図5参照)を形成するための内型15が形成さ
れている。下パンチ12の外周面には、内型15と噛み
合う外歯16が形成されており、ダイ11を回転させる
ことにより、ダイ11を下パンチ12に対して上下動さ
せることができる。上パンチ13の外周面にも、内型1
5と噛み合う外歯17が形成されており、上パンチ13
を下方に移動させて内型15に噛み合わせることによ
り、金属粉20を圧縮成形するキャビティ19を形成す
ることができるようになっている。
【0005】また、中心コアロッド25は、下パンチ1
2の挿通孔21を貫通し、成形時に上パンチ13の挿通
孔27に進入する。また、位置決めコアロッド26は、
下パンチ12の挿通孔22を貫通し、成形時に上パンチ
13の挿通孔28に進入するようになっている。
【0006】ところで、上パンチ13の外周部は、上パ
ンチ13の外歯17がダイ11の内型15に噛み合うと
き、回転しなくてはならない。一方、上パンチ13の内
周部は、位置決めコアロッド26が、上パンチ13の挿
通孔28に進入するので、下パンチ12に対して周方向
に固定した関係になくてはならない。
【0007】そこで、上パンチ13は、外歯17を有し
た外周側のアウタリング13Aと、その内周に相対回転
自在に嵌合するインナリング13Bとに分割して構成さ
れている。
【0008】この成形装置で成形を行う場合、下パンチ
12にダイ11を嵌合させて、ダイ11の内部に金属粉
20を充填する。次に、上パンチ13を下降させ、ダイ
11に嵌合させる。そして、その状態で、ダイ11を回
転させて、ダイ11を下パンチ12との噛み合いにより
下降させながら、上パンチ13をさらに速く下降させる
ことにより、下パンチ12と上パンチ13で、キャビテ
ィ19内の金属粉20を圧縮成形し、図5のヘリカルギ
ヤ1を得る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この場合、ダイ11内
の金属粉20に対して、下パンチ12および上パンチ1
3は相対回転しながら圧縮作用をなす。従って、金属粉
20との接触面、つまり上パンチ13の下端面および下
パンチ13の上端面は、大きく摩耗する可能性がある。
摩耗が進行すると、成形精度の低下を来すので、摩耗面
を研磨して再生しなくてはならない。
【0010】ところが、上パンチ13については問題な
いが、下パンチ12の上端面を研磨した場合には、位置
決めロッド26と外歯16との関係がずれてしまうとい
う問題があった。
【0011】この点を図7を用いて説明する。図7
(a)は下パンチ12の上端部を示す。二点鎖線は初期
の上端面の形状、実線は研磨して新たに再生した上端面
の形状を示している。外歯16が螺旋状をなしているか
ら、上端面を研磨した場合、新たに再生した上端面での
外歯16の位置と、位置決めロッド26(ここでは挿通
孔22として示す)の位置とが、図7(b)に示すよう
に初期の関係よりも周方向に、例えば角度δだけずれて
しまう。外歯16と位置決めロッド26との関係がずれ
ると、その関係が、そのまま成形品であるヘリカルギヤ
に反映されてしまうため、成形品の精度低下を来す。
【0012】本発明は、上記事情を考慮し、位置決めコ
アロッドを有する下パンチの上端面を研磨した後も、外
歯とロッドとの関係を一定に保てるようにしたヘリカル
ギヤの圧粉体の成形装置を提供することを目的とする。
また、研磨した後で、外歯と位置決めコアロッドとの関
係を一定に保つように位置合わせするための型調整治具
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、リン
グ状の本体の外周面に外歯を有すると共に、前記本体上
に、前記外歯に対して周方向に一定の関係を持つ位置決
め孔を有したヘリカルギヤの圧粉体を成形対象とし、ヘ
リカルギヤの外歯を形成するための内型を有したダイ
と、内型に噛み合う外歯を有した上パンチおよび下パン
チとを備え、ダイの内部に金属粉を充填し、上パンチお
よび下パンチをダイに対して嵌合させることにより、ヘ
リカルギヤの圧粉体を圧縮成形する成形装置において、
前記上パンチおよび下パンチをそれぞれ、外歯を有した
アウタリングと、その内周に相対回転可能に嵌合された
インナリングとで構成し、下パンチのインナリングに前
記位置決め孔を構成するロッドを設けると共に、上パン
チのインナリングに成形時に該ロッドの進入する挿通孔
を設け、さらに、下パンチを支持する固定体と、上パン
チを下パンチに対して昇降させる昇降体と、下パンチの
インナリングおよび上パンチのインナリングを、周方向
位置を対応させて、それぞれ固定体および昇降体に固定
する下側インナリングクランプおよび上側インナリング
クランプと、下パンチのアウタリングを、同インナリン
グに対して周方向に位置合わせした状態で前記固定体に
固定する下側アウタリングクランプと、上パンチのアウ
タリングを回転自在に前記昇降体に支持させる上側アウ
タリング回転支持機構と、前記ダイを回転自在に支持す
ると共に、ダイを下パンチに対して上下動させるダイ支
持機構とを設けたことを特徴とする。
【0014】請求項2の発明は、前記下パンチのアウタ
リングを、前記ロッドを有したインナリングに対して周
方向に位置合わせする型調整治具であって、上壁部と、
その下面側に突出した周壁部とを有するカップ形をな
し、前記上壁部の下面に、下パンチのアウタリングの上
端面に当接する当接面が設けられ、前記周壁部の内周
に、アウタリングの外歯と噛み合う内歯が設けられ、前
記上壁部に、前記ロッドの嵌合する挿通孔が設けられて
いることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。まず、図1、図2を用いて成形装置
について説明する。図1は成形装置の要部断面図であ
る。図において、11はダイ、12は下パンチ、13は
上パンチを示す。下パンチ12は、一部のみ図示する基
台(固定体)50に、先端部を上に向けた姿勢で固定さ
れている。この下パンチ12は、先端部外周面に成形対
象のヘリカルギヤと同様の外歯16を有したアウタリン
グ12Aと、このアウタリング12Aの内周に相対回転
自在に嵌合されたインナリング12Bとで構成されてい
る。下パンチ12を構成するアウタリング12Aおよび
インナリング12Bは、周方向に互いに位置合わせされ
た状態で、それぞれ基台50に対してクランプで固定さ
れている。図1には、アウタリング12Aを固定するク
ランプ(下側アウタリングクランプ)52のみ図示して
あり、インナリング12Bを固定するクランプ(下側イ
ンナリングクランプ)は図示省略してある。
【0016】下パンチ12のインナリング12Bの中心
には、軸方向に貫通する挿通孔21が設けられており、
この挿通孔21には、ヘリカルギヤ1の中心孔3(図5
参照)を形成する中心コアロッド25が貫通している。
また、インナリング12Bには、中心の挿通孔21と平
行な挿通孔22が設けられており、この挿通孔22に
は、ヘリカルギヤ1の位置決め孔5(図5参照)を形成
する位置決めコアロッド26が貫通している。これらロ
ッド25、26は、下パンチ12に対して上下方向スラ
イド自在とされ、図示略のスライド機構によって、上下
動させられるようになっている。
【0017】下パンチ12の上端外周には、ダイ11が
嵌合配置されている。ダイ11には内型15が形成され
ており、この内型15が、下パンチ12の外歯16に噛
み合わせられている。ダイ11は、ダイ支持機構を構成
する上下動自在な移動台53とベアリング54とによ
り、上下方向移動可能および水平方向回転可能に支持さ
れている。従って、下パンチ12に嵌合した状態で、ダ
イ11を水平方向に回転させると、下パンチ12に対し
てダイ11が上下方向に移動する。
【0018】下パンチ12およびダイ11の上方には、
上パンチ13が、その軸線を下パンチ12の軸線に一致
させ、先端部を下に向けた姿勢で配設されている。上パ
ンチ13は、上パンチ支持機構を構成する昇降自在な昇
降体60によって支持されている。昇降体60は、図示
しない駆動機構により上下動させられる。また、上パン
チ13も、下パンチ12と同様に、アウタリング13A
とインナリング13Bとから構成されている。そして、
インナリング13Bは、昇降体60に対してクランプ6
1によって固定され、アウタリング13Aは、上側アウ
タリング回転支持機構を構成する回転部62にクランプ
65で固定され、ベアリング64を介して昇降体60に
対して回転自在に支持されている。
【0019】なお、上パンチ13のインナリング13B
には、成形時に、中心コアロッド25の進入する挿通孔
27と、位置決めコアロッド26の進入する挿通孔28
が形成されている。
【0020】図2は、ダイ11と、下パンチ12と、上
パンチ13の関係を、斜めから見て誇張して示してい
る。この図では、ダイ11と下パンチ12は、斜め上か
ら見た状態として示し、上パンチ13は斜め下から見た
状態として示してある。上下のインナリング12B、1
3Bは、周方向の位置が互いに対応していなくてはなら
ないので、下パンチ12を固定した上で、上パンチ13
のインナリング13Bを固定する。また、上パンチ13
のアウタリング13Aは、下降に従ってダイ11の内型
15に嵌合しなくてはならないので、ちょうど嵌合する
ように位置合わせされている。
【0021】この成形装置で成形を行う手順は前述した
のと同じであり、下パンチ12にダイ11を嵌合させ
て、ダイ11の内部に金属粉20を充填し、次に上パン
チ13を下降させてダイ11に嵌合させる。そして、そ
の状態で、ダイ11を回転させて下降させながら、上パ
ンチ13を下降させることにより、下パンチ12と上パ
ンチ13で金属粉を圧縮成形する。
【0022】成形によって上パンチ13の下端面や下パ
ンチ12の上端面が摩耗したら、その面を研磨する。そ
して、基準となる下パンチ12側で特に問題となる、ア
ウタリング12Aとインナリング12Bの周方向の位置
ずれを治具を用いて修正し、アウタリング12Aとイン
ナリング12Bの位置を正しく調整した上で、成形装置
の基台に固定する。なお、上パンチ13側は、アウタリ
ング13Aがインナリング13Bに対して回転可能とな
っているので、回転位置を調整することにより特に問題
とならない。
【0023】次に、下パンチ12のアウタリング12A
とインナリング12Bの位置合わせ用の治具(型調整治
具)と、それを用いた調整方法を説明する。図3は、治
具70によって、アウタリング12Aとインナリング1
2Bを周方向に位置合わせしている状態を示す。また、
図4は治具70の構成を示す。
【0024】この治具70は、上壁部71と、その下面
側に突出した周壁部72とを有するカップ形をなしてい
る。上壁部71と周壁部72は、図4(c)、(d)に
示すように、別ピースとして機械加工されており、ボル
ト73で相互に連結することで一体化されている。上壁
部71の下面は、下パンチ12のアウタリング12Aの
上端面が当接する当接面75となっている、また、周壁
部72の内周には、アウタリング12Aの外歯16と噛
み合う内歯76が設けられている。また、上壁部71に
は、中心コアロッド25の挿通する挿通孔77と、位置
決めコアロッド26の挿通する挿通孔78が設けられて
いる。なお、79a、79bは、上壁部71と周壁部7
2を周方向に位置決めする係合凹部と係合凸部である。
【0025】この治具70を用いて下パンチ12の位置
合わせを行う場合は、例えば次のような手順で行う。ま
ず、ロッド25、26を退縮させた状態で、治具70を
下パンチ12の上に被せ、治具70の下面の当接面75
を、アウタリング12Aの上端面に当接させると共に、
治具70の内歯76を、アウタリング12Aの外歯16
に噛み合わせる。そして、この状態で、治具70とアウ
タリング12Aを回しながら、治具70の挿通孔78と
下パンチ12の挿通孔22を合わせ、合ったところで位
置決めコアロッド26を上方に突き出す。このロッド2
6が、治具70の挿通孔78に入ると、アウタリング1
2Aは回らなくなり、アウタリング12Aとインナリン
グ12Bが適正に位置合わせされたことになる。従っ
て、この状態で、アウタリング12Aを基台くクランプ
で固定する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、成形の基準側である下パンチをアウタリングと
インナリングに分割して構成し、周方向に相互に位置調
整した上で固定できるようにしたので、上端面を研磨し
た場合にも、位置合わせコアロッドと外歯の位置関係を
適正に修正することができる。また、請求項2の発明の
型調整治具を用いることにより、下パンチのアウタリン
グとインナリングの位置調整が簡単にできるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の成形装置の要部断面図であ
る。
【図2】同実施例におけるダイと下パンチと上パンチの
関係を誇張して示す斜視図である。
【図3】前記成形装置の下パンチを、本発明の一実施例
の型調整治具を用いて位置合わせしている状態を示す断
面図である。
【図4】図3に示した型調整治具の構成図で、図(a)
は治具全体の断面図、図(b)は同下面図、図(c)は
治具の上壁部の断面図、図(d)は治具の周壁部の断面
図である。なお、図(a)は図(b)のIVa−IVa
矢視断面図である。
【図5】本発明の成形装置の成形対象であるヘリカルギ
ヤ(圧粉体)の構成図で、(a)は斜視図、(b)は平
面図である。
【図6】従来の成形装置の概略構成を示す断面図であ
る。
【図7】従来の成形装置における下パンチの上端部の構
成図で、(a)は斜視図、(b)は一部平面図である。
【符号の説明】
1 ヘリカルギヤ(圧粉体) 1A 本体 2 外歯 5 位置決め孔 11 ダイ 12 下パンチ 12A アウタリング 12B インナリング 13 上パンチ 13A アウタリング 13B インナリング 15 内型 16,17 外歯 20 金属粉 26 位置決めコアロッド 28 挿通孔 50 基台(固定体) 52 下側アウタリングクランプ 53 移動台(ダイ支持機構) 54 ベアリング(ダイ支持機構) 60 昇降体 61 上側インナリングクランプ 62 回転体(上側アウタリング回転支持機構) 64 ベアリング(上側アウタリング回転支持機構) 70 型調整治具 71 上壁部 72 周壁部 75 当接面 76 内歯 78 挿通孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状の本体の外周面に外歯を有する
    と共に、前記本体上に、前記外歯に対して周方向に一定
    の関係を持つ位置決め孔を有したヘリカルギヤの圧粉体
    を成形対象とし、 ヘリカルギヤの外歯を形成するための内型を有したダイ
    と、内型に噛み合う外歯を有した上パンチおよび下パン
    チとを備え、ダイの内部に金属粉を充填し、上パンチお
    よび下パンチをダイに対して嵌合させることにより、ヘ
    リカルギヤの圧粉体を圧縮成形する成形装置において、 前記上パンチおよび下パンチをそれぞれ、外歯を有した
    アウタリングと、その内周に相対回転可能に嵌合された
    インナリングとで構成し、 下パンチのインナリングに前記位置決め孔を構成するロ
    ッドを設けると共に、上パンチのインナリングに成形時
    に該ロッドの進入する挿通孔を設け、 さらに、 下パンチを支持する固定体と、 上パンチを下パンチに対して昇降させる昇降体と、 下パンチのインナリングおよび上パンチのインナリング
    を、周方向位置を対応させて、それぞれ固定体および昇
    降体に固定する下側インナリングクランプおよび上側イ
    ンナリングクランプと、 下パンチのアウタリングを、同インナリングに対して周
    方向に位置合わせした状態で前記固定体に固定する下側
    アウタリングクランプと、 上パンチのアウタリングを回転自在に前記昇降体に支持
    させる上側アウタリング回転支持機構と、 前記ダイを回転自在に支持すると共に、ダイを下パンチ
    に対して上下動させるダイ支持機構とを設けたことを特
    徴とするヘリカルギヤの圧粉体の成形装置。
  2. 【請求項2】 前記下パンチのアウタリングを、前記ロ
    ッドを有したインナリングに対して周方向に位置合わせ
    する型調整治具であって、 上壁部と、その下面側に突出した周壁部とを有するカッ
    プ形をなし、 前記上壁部の下面に、下パンチのアウタリングの上端面
    に当接する当接面が設けられ、 前記周壁部の内周に、アウタリングの外歯と噛み合う内
    歯が設けられ、 前記上壁部に、前記ロッドの嵌合する挿通孔が設けられ
    ていることを特徴とする型調整治具。
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