JP3395005B2 - 接地部材 - Google Patents
接地部材Info
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Description
高圧機器等を取り付けた鉄塔、電柱等の接地工事で採用
される接地部材に関するものである。 【0002】 【従来の技術】変圧器、避雷器、高圧機器等を取り付け
た電柱には、漏電による事故を防ぐため、接地工事が法
律で義務付けられている。この接地工事は、電柱位置の
周辺に所定深さで接地部材を埋め込み、該接地部材に導
電性を有する接地線を接続することにより行われる。 【0003】従来、この接地部材の埋め込み工事は、金
属棒等の接地部材をハンマ−で地中に打ち込み、埋め込
んだ接地部材の電気抵抗値を測定し、規定値以下の抵抗
値が得られた場合は合格としていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
接地部材は、体積の割には表面積が狭く、しかも電柱の
径等にかかわらず、形状や面積が一定であるため、現場
の状況に対する適応性に乏しく、規定の電気抵抗値を得
られない場合が多かった。 【0005】そこで、本願発明は、接地部材の形状を適
宜変形可能で、有効面積を広くし、規定の抵抗値を確実
に得ることが容易な接地部材を提供することを課題とし
ている。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成を採用した。すなわち、本
発明にかかる接地部材は、角形金属板に切り目をいれて
4つの区分に区切り、これら4つの区分には、幅の異な
る部分を有する切り目であって、表裏に貫通する複数の
互い違いの切り目を、それぞれ隣接する区分の切り目同
士が直交する方向となるように入れて、該互い違いの切
り目の方向と直交する方向へ各区分を拡張可能とすると
ともに、前記4つの区分の中央部に接地線を接続したこ
とを特徴としている。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の接地部材の具体例
について説明する。この接地部材1は、図1に示すよう
に、例えば銅やアルミニウム等の導電性に富んだ平らな
金属板1aに、表裏に貫通する多くの切り目2,…を入
れたものである。この切り目2,…は、金属板を拡張す
るためのもので、図示例では、接地板1を4区分(A,
B,C,D)に分割し、それぞれの区分に幅の小さい直
線状の切り目(溝)2を交互に前後位置をずらせて入れ
ているが、切り目2の大きさ、形状、方向等はこれに限
らない。各区分の間には、切り目のない部分Zが十文字
に設けられ、その中央部(端部でもよいが、中央部の方
がバランスがよいので好ましい)には接地線(リード
線)接続部3(図示例ではボルト穴)が設けられてい
る。この接続部には接地線5が適当な手段で接続(図示
例ではボルト穴に挿通したボルトで接続)されるが、そ
の接続は工場で行っておいてもよく、施工現場で接続す
るようにしてもよい。 【0008】この接地部材は、金属板に切り目を入れた
ものであるから、工場において容易に量産することがで
きる。そして、板状で薄く嵩ばらないので、多数重ね合
わせることができ、搬送、保管等に便利である。なお、
接地線の接続方法は、ボルト等を用いる代わりに、ろう
付け、溶接等、他の適当な手段で行ってもよい。 【0009】埋設現場での施工に際しては、この接地部
材を引き伸ばしたり折曲げたりすることにより、所望の
形状、寸法に変形することができる。この場合、多数の
切り目2,…が入れられているので、この変形は容易で
ある。図2はこの変形形態の一例をあらわすものである
が、これに限らず、種々の形状に変形させることができ
る。 【0010】図3は、この接地部材の埋設方法を示すも
ので、まず適当なさく孔装置で所定の位置に所定の深さ
の電柱穴7をさく孔する。このさく孔深さは、電柱の埋
め込み深さ(根入れ深さ)よりも30cm以上深くす
る。所定深さの穴7がさく孔されたら、その底部に導電
性の良い底部充填材(例えば石灰粉)8を所定深さだけ
充填し、表面を均一に均す。一方、建柱すべき電柱10
の上部から電柱に沿わせて(又は、電柱の内部を通し
て)引き下ろした接地線15の下端部付近を電柱の下部
の適当な位置にテープ11等で仮留めしておく。 【0011】接地板1を電柱穴7に合わせて拡張し、電
柱穴7の底部充填材8上に入れる。この時、電柱の下端
部から当該接地板1までの距離が基準値(通常は30c
m)以上あるように配置する。そして、接地板1の上か
ら所定深さまで、掘削土に導電性改良材(上記底部充填
材8と同種のもの等)を混入した改良土等の充填土9を
入れて、コン柱で1〜2度転圧する。然る後、その上に
電柱の基部を入れ、電柱側の接地線15と接地板1側の
接地線5とを接続し、さらに充填土9又は掘削土を電柱
の回りに充填する。この時、電柱の埋め込み深さと、電
柱下端部から接地板1までの距離が所定値となるように
注意する。これにより、建柱と接地工事が完了するが、
接地抵抗値が規定値よりも高い場合は、別途改修作業を
行う。 【0012】上記充填材としては、通常の土を用いるこ
ともできるが、石灰系粉末等、導電性を向上させる導電
性改良材を用いるのが好ましい。なお、石灰系粉末は、
アルカリ性であり、銅で作られた接地部材や接地線を腐
食しないので、この点でも有利である。さらに、アルカ
リ性の石灰系粉末を充填材として使用すれば、酸性土壌
の中和、地中の重金属の取り込み等の効果を期待するこ
ともできる。 【0013】 【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。図1に示すような100×400×1mmの角形
銅板の幅方向に、該銅板を貫通する互い違いの多くの切
り目2,…を10mm間隔で入れた接地部材1を製作し
た。この接地部材1の中央部には、接地線を接続するた
めの接続部(図示例ではボルト穴)3が設けられてい
る。 【0014】この接地部材1の埋設に際しては、図2に
示すように、切り目を入れた部分を元の長さの約50%
増しに長さ方向に引き延ばし、網目状膨張構造とすると
ともに、前記接続部3には接地線5をボルト、ナット、
ワッシャーなどで締め付けて接続した。接続方法は、両
者が電気的に接続できる方法であればよいことは言うま
でもない。 【0015】一方、建柱予定地に、図3に示すように、
電柱穴7をさく孔した。さく孔深さは5m程度、口径は
200mm程度とした。 【0016】所望の深さの電柱穴7がさく孔されたら、
これに上記手順により充填材8、接地部材1を挿入した
のち、充填材9を充填した。この状態で抵抗値の測定を
行い、規定値の10Ωより低い抵抗値が得られたため、
続いて土を充填し、開口部(深さ0.75m)に表土を
充填して埋設を完了させた。 【0017】接地部材1としては上記以外の形状、構造
のものが可能である。また、切り目2としては、図4の
ような同じ幅の直線溝状とするよりも、図5に示すよう
に、その両端部に円形の拡大部21,21をもつもの2
a、図6に示すように、全体が菱形に形成されたもの2
b、図7に示すように、中央部に三角形状の拡大部22
が設けられたもの2c、図8に示すように、中央部23
が両側から次第に細くなっている鼓状のもの2d、図9
に示すように、中央部24が片側から次第に細くなって
いる物2e等各種のものが考えられる。図5乃至図9の
ように、幅の異なる部分を有する切り目としておけば、
変形性が向上するので好ましい。このような形状の切り
目(溝)は、打ち抜き加工等で容易に形成することがで
きる。なお、上記切り目2,…は、互いに独立したもの
であるのが好ましいが、場合によっては、一部連続した
ものでもよい。 【0018】 【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
接地部材は、使用前の状態では薄い板状であるから、保
管や運搬に便利であり、埋設時には四方に拡張可能で、
面積を膨張させることができるので、有効面積が広く、
規定値以下の抵抗値を得るために好ましいものである。
拡張のための切り目は、幅の異なる部分を有する切り目
として形成されているので、変形性が向上し、比較的小
さな力で拡張することができる。また、全体形状を変形
させることもできるので、現場の状況や埋設条件等に対
する適応性に優れたものである。
る。 【図2】網目状構造に拡張した接地部材の外観図であ
る。 【図3】接地部材埋設法の説明図である。 【図4】好ましくない切り目形状の説明図である。 【図5】好ましい切り目形状の説明図である。 【図6】異なる切り目形状の説明図である。 【図7】異なる切り目形状の説明図である。 【図8】異なる切り目形状の説明図である。 【図9】異なる切り目形状の説明図である。 【符号の説明】 1 接地部材 2 切り目 3 接続部 5 接地線 7 電柱穴 8 充填材 10 電柱
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 角形金属板に切り目をいれて4つの区分
に区切り、これら4つの区分には、幅の異なる部分を有
する切り目であって、表裏に貫通する複数の互い違いの
切り目を、それぞれ隣接する区分の切り目同士が直交す
る方向となるように入れて、該互い違いの切り目の方向
と直交する方向へ各区分を拡張可能とするとともに、前
記4つの区分の中央部に接地線を接続したことを特徴と
する接地部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29738196A JP3395005B2 (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 接地部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29738196A JP3395005B2 (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 接地部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10125367A JPH10125367A (ja) | 1998-05-15 |
| JP3395005B2 true JP3395005B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=17845760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29738196A Expired - Fee Related JP3395005B2 (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 接地部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3395005B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-10-17 JP JP29738196A patent/JP3395005B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 実公31743(大正15年)(JP,Y1 T) |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10125367A (ja) | 1998-05-15 |
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