JP3395000B2 - 折り畳み容器 - Google Patents

折り畳み容器

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JP3395000B2
JP3395000B2 JP19865094A JP19865094A JP3395000B2 JP 3395000 B2 JP3395000 B2 JP 3395000B2 JP 19865094 A JP19865094 A JP 19865094A JP 19865094 A JP19865094 A JP 19865094A JP 3395000 B2 JP3395000 B2 JP 3395000B2
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container
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忠 橋本
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Mitsubishi Plastics Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はカード型などの折り畳み
容器に関する。 【0002】 【従来の技術】従来一般に用いられているカード型など
の折り畳み容器は、図4に示す如く、プラスチックシー
トに収納凹部22を有した容器部21と蓋部23とを連
設し、両部21,23間にリブ条に湾曲形成したヒンジ
部24を形成し、ヒンジ部24とは反対縁辺付近の両部
21,23に嵌合用凹凸部25,26を対応形成した構
成のものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の場合、ヒンジ部24の厚みが縁辺に出るので、外観
に劣るばかりか縁及び蓋部23をカード状に薄く形成す
ることができない。また、折り畳んだ状態での固定は凹
凸部25,26の嵌合で行うが、ヒンジ部24の曲げ応
力のために部分的に膨らみが生じやすく、また蓋部23
を開けてもフラット状態に開ききらず、さらに、凹凸嵌
合を外すためには凹凸部を両手で強く引張るが、嵌合が
外れた瞬間の反力を受けて容器部内の収納物が飛び出し
てしまうなどの欠点があった。またさらに、凹凸部2
5,26には、プラスチックシートを熱成形して加工す
るためにシートの肉厚フレや成形条件のフレなどにより
嵌合精度が不安定になりやすい問題があった。 【0004】本発明は従来技術の上記のような問題点に
着眼し、折り畳み容器において、特に開放操作が容易で
あると同時に折り畳み封止操作が良好に行え、かつ外観
が良好な構造の折り畳み容器を提供せんとするものであ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、プラスチックシートに容器部と蓋部とを形成
すると共に、両者間に折り畳み線を設け、かつ容器部と
蓋部のいずれか一方の開放側端部に切り込み部を設け、
他方の対応端部に上記切り込み部に差し込み可能な差し
込み片と差し込み片を形成したシート部を撓ませ得る押
し片とを形成し、折り畳み線と押し片先端との間の距離
が、折り畳み線と開放側辺との間の距離よりも長く、押
し片を切り込み部に差し込まれる差し込み片の長さより
長く形成した構成を有する折り畳み容器としたことを特
徴とするものである。 【0006】 【作用】折り畳み線によって折り畳み形が薄くすっきり
となる。押し片を押圧すれば、これを形成してあるシー
ト部分が簡単に撓むので、差し込み片を切り込み部に沿
わせるようにして押圧を緩めれば、差し込み片は切り込
み部にそのまま差し込まれ、折り畳み容器を折り畳み状
態で封止できる。逆の操作により差し込み片を外して容
器をそのままフラット状態に開放することができる。 【0007】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面によって説明
する。図1は、本発明に係る折り畳み容器の開放状態の
正面図と断面図、図2はその折り畳み封止状態の正面図
と断面図である。 【0008】この折り畳み容器は、プラスチックシート
単体又はラミネートシートを真空・圧空成形或いは加熱
加圧成形などして、容器部1と蓋部2とを折り畳み線3
を介してフラット状に開きかつ重合して閉じることが可
能なように連設して形成してある。 【0009】プラスチックシートはポリ塩化ビニル、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレ
ートなどの熱可塑性プラスチックなどからなる適度に腰
(張り)の強いシートが好適に使用できる。それらのラ
ミネートシート、或いは上記シートとプラスチックフィ
ルムとのラミネートシートでもよい。肉厚は0.1〜
1.0mm程度が好ましく、形状や大きさなどを勘案して
適宜に設定すればよい。 【0010】容器部1は、シート面内に適宜な収納凹部
7及び補強用のリブ8を形成し、少なくとも周縁部を平
坦面とし、折り畳み線3とは反対の開放側端部の平坦面
に切り込み部4を形成してなっている。 【0011】切り込み部4は、蓋部2の差し込み片5を
容易に差し込み得る適宜形態、適宜幅とすることがで
き、例えば、図示の如く円弧面(三日月状面)に切除
し、或いは円弧状、角括弧状、直線状、斜線状などのス
リット(線状又は孔状)として形成するのがよい。切り
込み部4形成の際に、該部に外方向の僅かな反りを与え
ると差し込み容易性がより向上する。 【0012】蓋部2は、シート面内に適宜な補強用リブ
9を好ましくは容器部1のリブ8と凹凸が合わさるよう
にして形成し、少なくとも上記収納凹部7に重なる部分
と周縁部を平坦面として形成すると共に、折り畳み状態
で上記切り込み部4に差し込み可能な部位に差し込み片
5を突設し、この差し込み片5に隣接して少なくともそ
の一側に、好ましくは図1,2のように両側に押し片6
を突設してある。 【0013】差し込み片5は、切り込み部4に容易に差
し込み得る適宜形態、適宜幅とすることができ、例え
ば、蓋部2の開放側辺から図1,2のように舌片状に突
出して形成し、或いはU字片状、V字片状などに突出し
て形成するのがよい。この場合、折り畳み線3と差し込
み片5先端との間の距離Aが、折り畳み線3と切り込み
部4との間の距離Bよりも長くなるように設定する。 【0014】押し片6は、これを押圧して蓋部2を適度
に撓ませることにより、折り畳み線3と差し込み片5先
端との間の距離Aが、折り畳み線3と切り込み部4との
間の距離Bよりも容易に縮むように、差し込み片5の側
方に山状の張出部として形成してある。この場合、折り
畳み線3と押し片6先端との間の距離Cが、折り畳み線
3と容器部1の開放側辺との間の距離Dよりも長く、切
り込み部4に差し込まれている差し込み片5部分の長さ
分以上の長さを有するように設定する。 【0015】折り畳み線3は、ミシン目状に形成したり
或いはV状等の切り込み筋をシート表面に形成するなど
して、容易に折り曲げ可能な構造としてある。 【0016】なお、図3は、上記切り込み部4、差し込
み片5、押し片6の変形例を示したものであり、これ以
外の変形も可能である。図3において、蓋部2の折り畳
み線3と開放側辺10との間の距離を、容器部1の折り
畳み線3と開放側辺11との間の距離よりも長く、切り
込み部4に差し込まれる差し込み片5部分の長さ分以上
の長さを有するように設定して、折り畳み容器を形成し
てある。 【0017】この場合、切り込み部4の形成部分13
は、容器部1の開放側辺11よりも突出して蓋部2の開
放側辺10と同じ突出程度となるようにし、一方、差し
込み片5は、蓋部2の開放側片10よりも凹ませた凹部
内にこの開放側片10と同じ突出程度となるようにする
ことにより、すべての部分を開放側片10内に納めるよ
うに形成することができる。 【0018】 【発明の効果】本発明は上述の構造であるから、押し片
を軽く押圧してから離すだけの極めて簡易な操作で、差
し込み片を切り込み部に差し込み或いは外すことがで
き、これによって容器部と蓋部を折り畳み封止し或いは
開放することができると同時に、この封止部分をシート
面からほとんど突出させることなく納めることができ、
また、折り畳み線によって折り畳み形を薄くすっきりと
することができて外観が良好となり、量産時の品質フレ
も生じ難くなり実用上の利益が大きい。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例に係る折り畳み容器を開放状
態で示しており、(A)はその正面図、(B)はその断
面図である。 【図2】図1の折り畳み容器を折り畳み封止状態で示し
ており、(A)はその正面図、(B)はその断面図であ
る。 【図3】本発明の別の実施例に係る折り畳み容器の折り
畳み封止状態を示す一部切断の正面図である。 【図4】従来公知の折り畳み容器例を示しており、
(A)は開放状態断面図、(B)は折り畳み嵌合状態の
断面図である。 【符号の説明】 1 容器部 2 蓋部 3 折り畳み線 4 切り込み部 5 差し込み片 6 押し片 7 収納凹部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 プラスチックシートに容器部と蓋部とを
    形成すると共に、両者間に折り畳み線を設け、かつ容器
    部と蓋部のいずれか一方の開放側端部に切り込み部を設
    け、他方の対応端部に上記切り込み部に差し込み可能な
    差し込み片と差し込み片を形成したシート部を撓ませ得
    る押し片とを形成し、折り畳み線と押し片先端との間の
    距離が、折り畳み線と開放側辺との間の距離よりも長
    く、押し片を切り込み部に差し込まれる差し込み片の長
    さより長く形成した構成を有することを特徴とする折り
    畳み容器。
JP19865094A 1994-08-23 1994-08-23 折り畳み容器 Expired - Lifetime JP3395000B2 (ja)

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JPH0858836A JPH0858836A (ja) 1996-03-05
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