JP3394370B2 - コイル自動結束設備 - Google Patents

コイル自動結束設備

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JP3394370B2
JP3394370B2 JP24671995A JP24671995A JP3394370B2 JP 3394370 B2 JP3394370 B2 JP 3394370B2 JP 24671995 A JP24671995 A JP 24671995A JP 24671995 A JP24671995 A JP 24671995A JP 3394370 B2 JP3394370 B2 JP 3394370B2
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直樹 高杉
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信之 井上
雅行 原田
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Astec Irie Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイル自動結束設
備に係り、さらに詳しくは、番線を用いるにも係わら
ず、結束されるコイル状物の条件に合わせて、疵付けず
に自動的にコイル状物を強固に結束できるコイル自動結
束設備に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車用鋼管などの多様な分野で
は、比較的小さな力で自在に曲げられる熱間仕上の鋼製
の小径管が使用されている。この小径管は、巻き取り装
置によりコイル状に巻き取られた後、複数箇所を結束し
て出荷されている。従来、このようなコイル状物の自動
結束装置として、帯状のフープにより結束する結束装置
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術の自動結束装置のように、フープによりコイル状
物を結束すると疵がつき難い反面、コスト高になり、し
かも荷を解く際にフープの切断に手間がかかるという問
題点があった。そこで、コイル状物の結束部材として、
低コストで容易に切断できる番線を用いて結束すること
が考えられるが、従来の自動結束装置により、比較的柔
らかい小径管を結束する場合には、結束中に疵が付き易
くて不良品が発生する虞れがある。
【0004】従って、番線によりこの小径管を結束する
際には、作業者の手作業に頼ることになり、人件費が嵩
んでコスト高になると共に、作業性が低下することが懸
念される。本発明はかかる事情に鑑みなされたもので、
番線を用いるにも係わらず、結束されるコイル状物の条
件に合わせて、疵付けずに自動的にコイル状物を強固に
結束できるコイル自動結束設備を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のコイル自動結束設備は、吊下フックに吊下された
コイル状物を、コイル軸線方向から一対の圧縮部材を押
し当てて所定の圧縮力で圧縮する圧縮装置と、該圧縮装
置により圧縮された前記コイル状物を番線により結束す
る結束装置と、前記コイル状物を複数箇所で結束できる
ように、該コイル状物を所定角度だけ回転させる回転手
段とを備えたコイル自動結束設備であって、前記圧縮部
材のコイル状物の押し当て面に弾性部材を取付け、また
前記圧縮装置による圧縮力を調整可能な圧縮力制御手段
と、前記結束装置によるコイル結束時の結束力を調整可
能な結束力制御手段とを有し、前記圧縮力制御手段が、
1回目の前記コイル状物の圧縮時は、前記圧縮部材によ
る圧縮力を直接制御し、また2回目以降の前記コイル状
物の圧縮時は、前記圧縮部材のストロークを制御するよ
うに構成されている。
【0006】なお、ストローク制御は、1回目のコイル
状物の圧縮位置またはその位置より手前で停止させる非
圧縮の場合をも含む。
【0007】さらにまた、請求項2記載のコイル自動結
束設備は、請求項1記載のコイル自動結束設備におい
て、前記圧縮装置が、前記弾性部材により前記コイル状
物の結束位置近傍だけを圧縮する装置であるように構成
されている。
【0008】そして、請求項3記載のコイル自動結束設
備は、請求項1及び2のいずれか1項に記載のコイル自
動結束設備において、前記コイル状物の番線結び目側の
反対側に、所定本数の結束支点ローラを出し入れ可能に
設けるように構成されている。
【0009】また、請求項4記載のコイル自動結束設備
は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコイル自動結
束設備において、前記コイル状物の番線結び目の先側
を、前記コイル状物側へ折り曲げる先曲げ手段を設ける
ように構成されている。
【0010】
【作用】請求項1〜4記載のコイル自動結束設備は、ま
ず圧縮装置を作動させてコイル状物の軸線方向から圧縮
部材をコイル状物に押し当てて1回目の圧縮を行うが、
圧縮部材のコイル状物の押し当て面に弾性部材が取付け
られているので、圧縮中にコイル状物に疵が付き難い。
次いで、結束装置を作動させて、圧縮状態のコイル状物
を番線により結束する(1回目の結束)。この際、結束
力制御手段により結束装置によるコイル状物の結束力が
調整されるので、結束時にコイル状物が疵つくのを防止
できる。
【0011】それから、結束されたコイル状物を回転手
段により所定角度だけ回転させて、同様に圧縮装置によ
るコイル状物の2回目の圧縮と、結束装置による2回目
の結束とを行う。その後、必要な分だけ同様の操作を繰
り返して3回目以降のコイル状物の圧縮と結束とを行
う。ただし、2回目以降のコイル圧縮時には、圧縮力制
御手段により、例えば1回目のコイル圧縮時の圧縮力に
比べて圧縮力を順次小さくできるので、2回目以降のコ
イル結束時に、前回結束した番線が弛むことはない。
【0012】そして、例えば圧縮力制御手段の圧縮力を
直接制御する圧縮制御により、圧縮装置の圧縮部材をコ
イル状物に押し当てて1回目の圧縮を行い、このときの
コイル状物の圧縮位置を記憶し、次いで2回目以降のコ
イル状物の圧縮時に、この記憶された圧縮位置を基準
に、圧縮力制御手段によるストローク制御によりコイル
状物の圧縮を行うので、2回目以降の圧縮時に、番線に
よりコイル状物が疵つくのを防止する目的で、例えば1
回目のコイル状物の圧縮位置またはその位置より手前で
圧縮部材を停止させる非圧縮の調整が行い易い。
【0013】また、請求項2記載のコイル自動結束設備
は、弾性部材により結束位置近傍だけを圧縮するので、
2回目以降の結束時に、前回の結束された番線の周辺を
圧縮することがなく、この2回目以降の結束により、前
回の番線の弛みが防止できる。
【0014】さらに、請求項3記載のコイル自動結束設
備は、コイル状物を番線で結束する際に、番線結び目側
の反対側に配置された所定本数の結束支点ローラにも番
線を架け渡して引き締め、その後、結束支点ローラを抜
きながら引き締めを続けて、最終的にはコイル状物のみ
の結束とするので、強い結束力で結束しても、番線が擦
れ易いコイル状物の角部に疵がつき難い。
【0015】そして、請求項4記載のコイル自動結束設
備は、コイル状物を結束する際に、先曲げ手段により番
線結び目の先側をコイル状物側へ折り曲げるので、取扱
い中の作業者が番線の尖った先端で怪我をし難いと共
に、コイル状物を軸線方向へ並べて保管や搬送する際
に、折り曲げた分だけコイル状物の間隔を短くでき、し
かも隣合うコイル状物どうしで互いに傷つけ合うのが防
止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。なお、実施の形態中の左右および前
後方向は図面における方向を示す。ここに、図1は本発
明の第1の実施の形態に係るコイル自動結束設備の正面
図、図2は同平面図、図3は同要部拡大概略側面図、図
4は本発明の第2の実施の形態に係るコイル自動結束設
備の要部拡大概略側面図、図5(a)は本発明の第3の
実施の形態に係るコイル自動結束設備を用いたコイル状
物の締結作業を示す概略断面図、図5(b)は同次工程
のコイル状物の締結作業を示す概略断面図、図5(c)
は同さらに次工程のコイル状物の締結作業を示す概略断
面図、図6(a)は同番線結び目の先側の折り曲げ前の
状態を示す斜視図、図6(b)は同番線結び目の先側の
折り曲げ後の状態を示す斜視図、図7は同番線結び目の
コイル内側折り込み状態を示す断面図、図8(a)は本
発明の他の実施態様のコイル自動結束設備を用いたコイ
ル状物の締結作業を示す概略断面図、図8(b)は同次
工程のコイル状物の締結作業を示す概略断面図、図8
(c)は同さらに次工程のコイル状物の締結作業を示す
概略断面図、図8(d)は同さらにまた次工程のコイル
自動結束設備の締結作業を示す概略断面図、図9は同番
線結び目のコイル内側折り込み状態を示す断面図であ
る。
【0017】まず、図1、2に基づいて、本発明の第1
の実施の形態に係るコイル自動結束設備を説明する。図
1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るコイ
ル自動結束設備10は、吊下フック11に吊下されたコ
イル状物12を、コイル軸線方向から左右一対ずつの圧
縮部材13を押し当てて所定の圧縮力で圧縮する圧縮装
置14と、圧縮装置14により圧縮されたコイル状物1
2を番線15により結束する結束装置16と、コイル状
物12を複数箇所で結束できるように、コイル状物12
を所定角度だけ回転させる回転手段17と、制御部18
とを備えている。
【0018】吊下フック11としては、コイル状物12
を吊下するCフックが採用されているが、その他どのよ
うなタイプのフックでも採用でき、またコイル状物12
としては、比較的小さな力で自在に曲げられる熱間仕上
の鋼製の小径管が採用されているものの、例えば棒状コ
イルなどであってもよい。
【0019】圧縮装置14は、コイル状物12の圧縮結
束位置aの両側に移動可能に配置された左側圧縮台車1
9と、右側圧縮台車20とを有している。左側圧縮台車
19は、ベース板21の左端部に設けられた取付け台2
2上の長尺な油圧シリンダ23のロッドを突出させるこ
とにより、レール24に沿って車輪が回転して圧縮結束
位置a方向に移動する。また、右側圧縮台車20は、ベ
ース板21の右端部付近に台板25を介して取付けられ
た油圧シリンダ26のロッドを突出させることにより、
レール24に沿って車輪が回転して同じく圧縮結束位置
a方向に移動する。
【0020】左右側圧縮台車19、20の対向側の端部
上に、前記圧縮部材13がそれぞれ補強材27により支
持されて立設されており、各圧縮部材13のコイル状物
12の押し当て面の上下対向位置には、弾性部材の一例
である4枚の比較的大きな軟質ゴム28が取付けられて
いる(図3も参照)。軟質ゴム28としては硬度50程
度のものが採用されている。
【0021】結束装置16は、右側圧縮台車20上に取
付けられて、左側の圧縮部材13の中央部付近に形成さ
れた開口部13aより水平に出し入れされる前後一対の
U字シェル板29を有している。各U字シェル板29
は、圧縮部材13に固着された一対の支持板30にそれ
ぞれ取付けられた油圧シリンダ31により出し入れされ
るようになっており、また各U字シェル板29は、右側
圧縮台車20側の対向位置に設けられた前後一対の半円
シェル板32に着脱可能に嵌合されることにより、圧縮
結束位置aに達したコイル状物12の両側部を各々環状
に挟み込む。
【0022】右側圧縮台車20の両側部上には一対のレ
ール33が設けられており、レール33上に番線15の
張替え作業時などにだけ圧縮部材13から離脱されて、
連結板34により連結された一対の結束台車35が移動
可能に取付けられている。なお、一対の結束台車35
は、連結板34により連結しなくても例えば一対の油圧
シリンダを用いて各々単独で移動させるようにしてもよ
い。それぞれの半円シェル板32は、これらの結束台車
35の圧縮結束位置a側の端部に取付けられており、各
半円シェル板32には、嵌合された両シェル板29、3
2間に番線15を走らせる一対の締結ヘッド36が取付
けられている。なお、実施の形態の番線15には、太さ
5.5mmのボンデ処理されたアズロール材のものが使
用されているが、これに限定されないのはいうまでもな
い。
【0023】それぞれの結束台車35上には、コイル状
物12を結束した番線15を引き締めるための固定滑車
37、移動滑車38が配設されており、コイル状物12
の結束後に油圧シリンダ39のロッドを引き込ませて、
移動滑車38を矢印方向に移動させることにより、番線
15を引き締める。前記回転手段17は、圧縮結束位置
aの下方に配置されたリフタ40の昇降板41に取付け
られており、減速モータ42によりコイル状物12を9
0度だけ回転させる一対の回転ローラ43を有してい
る。昇降板41を支持するリンク支持体44を、油圧シ
リンダ45により伸縮させることにより、ロッド45a
を介して連結されたリフタ40の右側の部分と左側の部
分とが連動して、回転手段17を昇降させる。
【0024】前記制御部18は、コイル自動結束設備1
0の各種装置を制御する制御部であり、その回路系に
は、圧縮装置14による1回目のコイル圧縮時の圧縮力
に比べて、回転手段17によりコイル状物12を所定角
度回転させて2回目以降の圧縮を行う際の圧縮力を小さ
くできる圧縮力制御手段と、結束装置16によるコイル
結束時の結束力を調整可能な結束力制御手段とを有して
いる。
【0025】圧縮力制御手段は、コイル状物12の材質
や太さに合わせて、圧縮時にコイル状物12を疵つけな
い高、中、低の三段階に圧縮力を調整する回路を有して
おり、また結束力制御手段も、材質や太さに合わせて、
結束時にコイル状物12を疵つけない高、中、低の三段
階に結束力を調整すると共に、1回目の結束力より2回
目の結束力の方が小さくなるような制御回路を有してい
る。図中、符号46は番線15のボビン、符号47は番
線15の導出ガイド支柱を示している。
【0026】続いて、本発明の第1の実施の形態に係る
コイル自動結束設備10の動作を説明する。予め、結束
されるコイル状物12の材質や太さに合わせて、制御部
18の圧縮力制御手段において1回目の圧縮力(高また
は中)と、2回目の圧縮力(中または低)とを設定し、
かつ結束力制御手段において、1回目の結束力(高また
は中)と、2回目の結束力(中または低)とを設定す
る。
【0027】次いで、図1に示すように、吊下フック1
1に吊下されたコイル状物12を圧縮結束位置aまで移
動し、リフタ40により回転手段17を上昇させて回転
ローラ43上にコイル状物12を載置する。それから、
圧縮装置14の油圧シリンダ23、26のロッドを突出
させて、左右側圧縮台車19、20を互いに近接する方
向に移動させることにより、コイル状物12の軸線方向
から各圧縮部材13をコイル状物12に押し当てて1回
目の圧縮を行う。この際、圧縮部材13のコイル状物1
2の押し当て面に軟質ゴム28が取付けられているの
で、圧縮中にコイル状物12に疵が付き難い。
【0028】次いで、圧縮装置14の油圧シリンダ31
のロッドを突出させると、U字シェル板29が圧縮結束
位置a方向に移動して半円シェル板32に嵌合し、これ
によりコイル状物12の両側部がそれぞれ環状に挟み込
まれる。続いて、締結ヘッド36から番線15を両シェ
ル板29、32間に走らせた後、油圧シリンダ39のロ
ッドを引き込ませて移動滑車38を外方向に移動させる
ことにより、番線15を引き締めて1回目の結束を行
う。このときの番線15の引締力は、結束力制御手段に
より制御されているので、番線15により結束している
にも係わらず、結束されるコイル状物12の条件に合わ
せて、コイル状物12を疵つけることなく、強固に自動
結束できる。
【0029】それから、結束されたコイル状物12を回
転手段17の減速モータ42により90度だけ回転させ
て、同様に圧縮装置14によるコイル状物12の2回目
の圧縮と、結束装置16による2回目の結束とを行う。
ただし、2回目のコイル圧縮時には、圧縮力制御手段に
より1回目のコイル圧縮時の圧縮力に比べて、圧縮力が
小さくなるように制御される。これにより、2回目のコ
イル結束時に、1回目に結束した番線15が弛むのを防
止できる。また、2回目のコイル結束時においては、1
回目のコイル結束時の結束力に比べ、結束力制御手段に
より結束力が小さくなるように制御されるので、結束中
のコイル状物12の疵が防止できると共に、コイル結束
終了後に、1回目に結束した番線15が弛まない。
【0030】このように、結束部材として従来のコイル
自動結束装置に使用されていた比較的高価で荷を解く際
に切断し難いフープではなく、安価で切断し易い番線1
5の使用が可能になったので、コイル状物12の締結コ
ストを低減でき、しかも荷が解き易い。
【0031】次に、図4を参照して、本発明の第2の実
施の形態に係るコイル自動結束設備を説明する。図4に
示すように、第2の実施の形態のコイル自動結束設備5
0は、比較的小さな4枚の軟質ゴム51を用いてコイル
状物12の結束箇所の上下部だけを圧縮する部分圧縮を
採用したものである。これにより、2回目の結束時にお
いて、1回目に結束された番線15の周辺を圧縮しない
ので、1回目の番線15の弛みを防止できる。
【0032】次に、図5〜9を参照して、本発明の第3
の実施の形態に係るコイル自動結束設備を説明する。図
5に示すように、第3の実施の形態のコイル自動結束設
備60は、コイル状物12の番線結び目15a側の反対
側に、2本の結束支点ローラ61、62を上方(紙面に
垂直方向)へ出し入れ可能に配置したものである。
【0033】コイル状物12を番線15で結束する際
に、結束支点ローラ61、62にも番線15を架け渡し
てコイル状物12の端面の内側角部で引き締め(図5
(a)参照)、その後、結束支点ローラ61を抜き(図
5(b)参照)、さらに結束支点ローラ62を抜いて引
き締めを続けることにより、コイル状物12のみの結束
とするので(図5(c)参照)、さらに強い結束力をか
けても、番線15が擦れ易いコイル状物12の角部に疵
がつき難い。その後、図6(a)、(b)に示すよう
に、捩じられた番線結び目15aの先側を、先曲げ手段
の一例である図外のレバーにより矢印方向から押し曲げ
ることにより、作業者がコイル状物12を取扱う際に、
番線15の尖った先端で怪我をする虞れが少なくなり、
またコイル状物12を軸線方向へ並べて保管したり搬送
する際に、番線結び目15aを折り曲げた分だけコイル
状物12の間隔が短縮できるので、同一スペースにさら
に多数個のコイル状物12を並べられ、しかも隣合うコ
イル状物12どうしで互いに傷つけ合うのが防止でき
る。
【0034】それから、図7に示すように、先側が折り
曲げられた番線結び目15aは、コイル状物12の中空
部内へ押し込まれるので、さらにコイル状物12の取扱
い時の怪我が減少すると共に、隣合うものどうしを接触
状態で並べてもコイル状物12を疵付けることがない。
なお、コイル状物12の巻き幅は、コイル状物12の巻
き数に応じて長いものもあれば短いものもあるので、こ
れに対応できるように、例えば図8に示すように、結束
支点ローラの使用本数を増やしてもよい(図8の場合に
は、結束支点ローラ61、62、63の3本)。また、
図9に示すように、番線結び目15aの位置も、コイル
状物12の端面の外側角部と内側角部との中間位置で引
き締めるようにしてもよい。
【0035】以上、本発明を図面に基づいて説明した
が、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものでは
なく、要旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあって
も本発明に含まれる。例えば、コイル状物の圧縮装置や
結束装置は、実施の形態の構造を有するものに限定され
るものではなく、どのようなタイプの圧縮装置、または
結束装置であってもよい。
【0036】また、実施の形態では、コイル状物の4箇
所結束を行ったが、これに限定しなくても、複数箇所の
結束であればその結束回数は限定されない。しかも、回
転手段によりコイル状物を1回目の結束後に90度回転
させて、2回目の結束を行うようにしたが、これに限定
しなくても、回転手段を使用した3回以上の結束作業を
行ってもよい。また、実施の形態の場合、4個の締結ヘ
ッドを用いて、コイル状物の4箇所を同時に結束しても
よい。
【0037】さらに、回転手段は、実施の形態の構造の
ものに限定しなくても、圧縮締結位置のコイル状物を回
転させることができれば、どのような構造の回転手段で
あってもよい。さらにまた、実施の形態では、弾性部材
として軟質ゴムを示したが、これに限定しなくても、例
えば発泡合成樹脂など、その他どのような素材からなる
弾性部材であってもよい。
【0038】そして、圧縮力制御手段は、3段階に圧縮
力を調整するものでなく、2段階または4段階以上の多
段階に分けて圧縮力を調整するようにしてもよい。ま
た、圧縮力制御手段は、1回目のコイル状物の圧縮時
に、圧縮部材による圧縮力を直接制御し、また2回目以
降のコイル状物の圧縮時は、圧縮部材のストロークを制
御するものとしてもよい。
【0039】この場合には、例えば1回目のコイル状物
の圧縮位置を記憶し、次いで2回目以降のコイル状物の
圧縮時に、この記憶された前回の圧縮位置を基準にし
て、圧縮力制御手段によるストローク制御によりコイル
状物の圧縮を行うようにすれば、2回目以降の圧縮時
に、番線によりコイル状物が疵つくのを防止するため
に、例えば1回目のコイル状物の圧縮位置またはその位
置より手前で圧縮部材を停止させるという非圧縮の調整
が行い易い。なお、1回目もストローク制御でもよい。
【0040】さらに、番線の引き締めに沿ってガイドを
開く方式を採用すれば、コイル結束時においてさらに強
い結束力で結束しても、直接、番線がコイル状物に当た
らないので、コイル状物により疵が付き難い。この方式
は、例えば熱間仕上げの鋼製の小径管のような疵が付き
易い軟質のコイル状物の結束に有利である。さらにま
た、このコイル自動結束設備を、P&Fコンベア(パワ
ー・アンド・フリーコンベア)設備などの搬送ラインと
連動運転させることもできる。
【0041】それから、圧縮力制御手段および結束力制
御手段を上位コンピュータに接続して、個々の製品に合
った管理を行うようにしてもよい。また、本発明のコイ
ル自動結束設備に、金タグ供給装置を配備することもで
きる。さらに、番線として、なまし処理を施したものを
使用すれば、例えば熱間仕上げの鋼製の小径管のよう
な、疵が付き易くて結束力を大きくできないコイル状物
であっても、弱い結束力でコイル状物になじむので好ま
しい。
【0042】また、実施の形態では、結束力制御手段に
よる結束力の調整を、1回目の結束力より2回目以降の
結束力を順次小さくするようにしたが、これに限定され
なくても、それぞれの結束時の結束力を同じにしたり、
2回目以降をその前の結束力より大きくするようにして
もよい。これら二つの場合でも、前述した圧縮部材に比
較的小さなサイズのものを採用してコイル状物の圧縮を
部分圧縮にすることにより、1回目の結束力より2回目
以降の結束力を順次小さくした場合の効果、すなわち2
回目以降のコイル結束時に、前回結束した番線が弛むの
を防止するという効果を得ることができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1〜4記載のコイル自動結束設備
においては、このように結束部材として安価な番線を採
用できるようにしたので、コイル状物の締結コストを低
減できると共に、荷を解き易い。また、圧縮装置により
圧縮部材をコイル状物に押し当てて圧縮する際に、圧縮
部材に弾性部材が取付けられるようにしたので、圧縮中
においてコイル状物に疵が付き難い。
【0044】コイル結束時に、結束力制御手段により結
束装置によるコイル状物の結束力が調整できるようにし
たので、番線を使用しているにも係わらず、結束される
コイル状物の条件に合わせて、コイル状物を疵付けずに
堅固に自動結束できる。さらに、コイル圧縮時の圧縮力
を圧縮力制御手段により調整できるようにしたので、例
えば1回目のコイル圧縮時の圧縮力に比べて圧縮力を順
次小さくすることができ、これにより2回目以降のコイ
ル結束時に、前回結束した番線が弛むのを防止できる。
【0045】特に、圧縮力制御手段として、1回目のコ
イル状物の圧縮時に圧縮部材による圧縮力を直接制御
し、また2回目以降のコイル状物の圧縮時には、圧縮部
材のストロークを制御するものを採用したので、例えば
1回目のコイル状物の圧縮位置を記憶し、次いで2回目
以降のコイル状物の圧縮時に、この記憶された前回の圧
縮位置を基準にして、圧縮力制御手段によるストローク
制御によりコイル状物の圧縮を行うようにすれば、2回
目以降の圧縮時に、番線によりコイル状物が疵つくのを
防止するために、例えば1回目のコイル状物の圧縮位置
またはその位置より手前で圧縮部材を停止させるという
非圧縮の調整が行い易い。
【0046】また、請求項2記載のコイル自動結束設備
は、弾性部材によるコイル状物の圧縮位置を結束位置近
傍だけとしたので、2回目以降の結束時に、前回までに
結束された番線の周辺を圧縮することがなく、前回の番
線の弛みが防止できる。
【0047】さらに、請求項3記載のコイル自動結束設
備は、コイル状物の結束時に、番線結び目側の反対側に
配置された結束支点ローラを利用してコイル状物を結束
するようにしたので、強い結束力をかけても、コイル状
物に疵がつき難い。
【0048】さらにまた、請求項4記載のコイル自動結
束設備は、作業者がコイル状物を取扱う際に、番線の尖
った先端で怪我をする虞れが少なくなり、またコイル状
物を軸線方向へ並べて保管したり搬送する際に、番線結
び目を折り曲げた分だけコイル状物の間隔が短縮できる
ので、同一スペースにさらに多数個のコイル状物を並べ
られ、しかも隣合うコイル状物どうしで互いに傷つけ合
うのが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態に係るコイル
自動結束設備の正面図である。
【図2】図2は同平面図である。
【図3】同要部拡大概略側面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るコイル自動結
束設備の要部拡大概略側面図である。
【図5】(a)本発明の第3の実施の形態に係るコイル
自動結束設備を用いたコイル状物の締結作業を示す概略
断面図である。 (b)同次工程のコイル状物の締結作業を示す概略断面
図である。 (c)同さらに次工程のコイル状物の締結作業を示す概
略断面図である。
【図6】(a)同番線結び目の先側の折り曲げ前の状態
を示す斜視図である。 (b)同番線結び目の先側の折り曲げ後の状態を示す斜
視図である。
【図7】同番線結び目のコイル内側折り込み状態を示す
断面図である。
【図8】(a)本発明の他の実施態様のコイル自動結束
設備を用いたコイル状物の締結作業を示す概略断面図で
ある。 (b)同次工程のコイル状物の締結作業を示す概略断面
図である。 (c)同さらに次工程のコイル状物の締結作業を示す概
略断面図である。 (d)同さらにまた次工程のコイル自動結束設備の締結
作業を示す概略断面図である。
【図9】同番線結び目のコイル内側折り込み状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
10:コイル自動結束設備、11:吊下フック、12:
コイル状物、13:圧縮部材、13a:開口部、14:
圧縮装置、15:番線、15a:番線結び目、16:結
束装置、17:回転手段、18:制御部、19:左側圧
縮台車、20:右側圧縮台車、21:ベース板、22:
取付け台、23:油圧シリンダ、24:レール、25:
台板、26:油圧シリンダ、27:補強材、28:軟質
ゴム、29:U字シェル板、30:支持板、31:油圧
シリンダ、32:半円シェル板、33:レール、34:
連結板、35:結束台車、36:締結ヘッド、37:固
定滑車、38:移動滑車、39:油圧シリンダ、40:
リフタ、41:昇降板、42:減速モータ、43:回転
ローラ、44:リンク支持体、45:油圧シリンダ、4
5a:ロッド、46:ボビン、47:導出ガイド支柱、
50:コイル自動結束設備、51:軟質ゴム、60:コ
イル自動結束設備、61:結束支点ローラ、62:結束
支点ローラ、63:結束支点ローラ
フロントページの続き (72)発明者 高杉 直樹 山口県光市大字島田3434番地 新日本製 鐵株式会社 光製鐵所内 (72)発明者 永石 憲幸 福岡県北九州市八幡東区大谷1丁目3番 1号 株式会社アステック入江内 (72)発明者 井上 信之 福岡県北九州市八幡東区大谷1丁目3番 1号 株式会社アステック入江内 (72)発明者 原田 雅行 山口県光市大字島田3434番地 株式会社 アステック入江 光支店内 (72)発明者 服部 辰治 愛知県名古屋市南区滝春町9番地 株式 会社大同機械製作所内 (56)参考文献 特開 平5−201420(JP,A) 特開 平6−255893(JP,A) 特開 昭64−37311(JP,A) 特開 平3−162220(JP,A) 特開 昭62−264173(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 81/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊下フックに吊下されたコイル状物を、
    コイル軸線方向から一対の圧縮部材を押し当てて所定の
    圧縮力で圧縮する圧縮装置と、該圧縮装置により圧縮さ
    れた前記コイル状物を番線により結束する結束装置と、
    前記コイル状物を複数箇所で結束できるように、該コイ
    ル状物を所定角度だけ回転させる回転手段とを備えたコ
    イル自動結束設備であって、前記圧縮部材のコイル状物
    の押し当て面に弾性部材を取付け、また前記圧縮装置に
    よる圧縮力を調整可能な圧縮力制御手段と、前記結束装
    置によるコイル結束時の結束力を調整可能な結束力制御
    手段とを有し、前記圧縮力制御手段が、1回目の前記コ
    イル状物の圧縮時は、前記圧縮部材による圧縮力を直接
    制御し、また、2回目以降の前記コイル状物の圧縮時
    は、前記圧縮部材のストロークを制御することを特徴と
    するコイル自動結束設備。
  2. 【請求項2】 前記圧縮装置が、前記弾性部材により前
    記コイル状物の結束位置近傍だけを圧縮する装置である
    ことを特徴とする請求項1記載のコイル自動結束設備。
  3. 【請求項3】 前記コイル状物の番線結び目側の反対側
    に、所定本数の結束支点ローラを出し入れ可能に設けた
    ことを特徴とする請求項1及び2のいずれか1項に記載
    のコイル自動結束設備。
  4. 【請求項4】 前記コイル状物の番線結び目の先側を、
    前記コイル状物側へ折り曲げる先曲げ手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコイ
    ル自動結束設備。
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