JP3394087B2 - 片持型遠心ポンプの軸受・軸封構造 - Google Patents

片持型遠心ポンプの軸受・軸封構造

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JP3394087B2
JP3394087B2 JP04628694A JP4628694A JP3394087B2 JP 3394087 B2 JP3394087 B2 JP 3394087B2 JP 04628694 A JP04628694 A JP 04628694A JP 4628694 A JP4628694 A JP 4628694A JP 3394087 B2 JP3394087 B2 JP 3394087B2
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主軸が片持ち構造の片
持型遠心ポンプの軸受・軸封構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のポンプにおいては図4に
示すように、羽根車1を片持ち式に支持する主軸2C
は、1対のころがり軸受3、4で支持され、軸封装置は
羽根車1の付近に設けられている。
【0003】図において、下半部には全体を符号10で
示す軸封装置が示され、このグランドパッキン式の軸封
装置10は羽根車1側から順に、3個のグランドパッキ
ング11、封水リング12及び2個のグランドパッキン
グ11からなり、グランド押え13で取付けられてい
る。また、上半部には、メカニカルシール式の軸封装置
10Aが示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、片持ち構造の
ためオーバーハングが長くなり、そのために、 (1) ポンプが軸方向に長くなる。
【0005】(2) 主軸2Cのたわみが大きく、した
がって、軸径が太くなる。
【0006】(3) 羽根車1に近い側の軸受4の軸受
荷重は、羽根車1に作用する荷重よりも一般的に大きく
なるため、大容量の軸受が必要となる。
【0007】そして、上記した要因から、ポンプが大き
く重くなる、という問題点が存在する。
【0008】また、図4に示す例では、軸封部のメンテ
ナンススペースが必要なため、軸受を軸封部近傍に配設
するにしても限度がある、という問題点が存在する。
【0009】本発明は、従来技術の問題点に鑑みて提案
されたもので、小型軽量な片持型遠心ポンプの軸受・軸
封装置の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、羽根車
(1)の主軸(2)がころがり軸受(3)で片持ち式に
支持され、そして羽根車(1)に近い側に軸封装置(1
0)が設けられている片持型遠心ポンプの軸受・軸封構
造において、前記軸封装置(10)と一体に羽根車側軸
受(5)が配設され、該羽根車側軸受(5)には自己潤
滑型軸受又は揚液潤滑型軸受が用いられている。
【0011】また、本発明によれば、羽根車(1)の主
軸(2A)がころがり軸受(3)で片持ち式に支持さ
れ、そして羽根車(1)に近い側に軸封装置(10)が
設けられている片持型遠心ポンプの軸受・軸封構造にお
いて、主軸(2A)の羽根車(1)側の羽根車側軸受
(6)を自己潤滑型軸受又は揚液潤滑型軸受とし、主軸
(2A)との隙間のもれの少ないもので構成し、該羽根
車側軸受(6)が軸封装置(10)を兼用させてある。
【0012】さらに、本発明によれば、羽根車(1)の
主軸(2B)がころがり軸受(3)で片持ち式に支持さ
れ、そして羽根車(1)に近い側に軸封装置(10)が
設けられている片持型遠心ポンプの軸受・軸封構造にお
いて、主軸(2B)の羽根車側軸受(7)を自己潤滑型
軸受又は揚液潤滑型軸受で構成し、羽根車側軸受(7)
の外側に軸封装置(10)を設けてある。
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】上記のように構成された本発明の片持型遠心ポ
ンプの軸受・軸封装置によれば、羽根車に近い側の軸受
を、極力羽根車に近付けて配設することにより、オーバ
ーハングが短くなり、軸受荷重が低減されると共に、主
軸のたわみが小さく抑えられる。
【0016】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。なお、これらの図面において、図4において示した
部材と対応する部材については、同じ符号を付して重複
説明を省略する。
【0017】図1において、主軸2を支持する羽根車1
に近い側の羽根車側軸受5は、軸封装置10と一体に配
設されている。
【0018】この羽根車側軸受5には、自己潤滑型軸受
又は揚液潤滑型軸受が用いられている。
【0019】したがって、オーバーハングは大幅に短縮
されている。そのため羽根車側軸受5の軸受荷重が低減
されると共に、主軸2のたわみが小さく抑えられる。そ
の結果、主軸2の軸径を従来より小さくすることがで
き、軸方向の長さを短くし、ポンプの大きさ重量を従来
より低減することができる。
【0020】図2は本発明の別の実施例を示し、主軸2
Aの羽根車1側の羽根車側軸受6を、自己潤滑型軸受又
は揚液潤滑型軸受で、主軸2との隙間が広くなく漏れの
少ない例えばセラミックス軸受で構成し、軸受を軸封装
置と兼用させた例である。この実施例では、オーバーハ
ング長さを極限まで短縮することができる。
【0021】図3も本発明の別の実施例を示し、主軸2
Bの羽根車側軸受7を、自己潤滑型軸受又は揚液潤滑型
軸受で構成し、その軸受7の外周に軸封装置10を設け
た例である。この実施例においても、図2の実施例と同
様の作用効果を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、軸受荷重を低減すると共に、たわみを小さ
く抑え、小型軽量な片持型遠心ポンプを提供することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す側断面図。
【図2】本発明の第2実施例を示す側断面図。
【図3】本発明の第3実施例を示す側断面図。
【図4】従来装置の一例を示す側断面図。
【符号の説明】
1、1A・・・羽根車 2、2A〜2D・・・主軸 3、4・・・ころがり軸受 5、6、7・・・羽根車側軸受 10、10A・・・軸封装置 11・・・グランドパッキング 12・・・封水リング 13・・・グランド押え

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽根車(1)の主軸(2)がころがり軸
    受(3)で片持ち式に支持され、そして羽根車(1)に
    近い側に軸封装置(10)が設けられている片持型遠心
    ポンプの軸受・軸封構造において、前記軸封装置(1
    0)と一体に羽根車側軸受(5)が配設され、該羽根車
    側軸受(5)には自己潤滑型軸受又は揚液潤滑型軸受が
    用いられていることを特徴とする片持型遠心ポンプの軸
    受・軸封構造。
  2. 【請求項2】 羽根車(1)の主軸(2A)がころがり
    軸受(3)で片持ち式に支持され、そして羽根車(1)
    に近い側に軸封装置(10)が設けられている片持型遠
    心ポンプの軸受・軸封構造において、主軸(2A)の羽
    根車(1)側の羽根車側軸受(6)を自己潤滑型軸受又
    は揚液潤滑型軸受とし、主軸(2A)との隙間のもれの
    少ないもので構成し、該羽根車側軸受(6)が軸封装置
    (10)を兼用させたことを特徴とする片持型遠心ポン
    プの軸受・軸封構造。
  3. 【請求項3】 羽根車(1)の主軸(2B)がころがり
    軸受(3)で片持ち式に支持され、そして羽根車(1)
    に近い側に軸封装置(10)が設けられている片持型遠
    心ポンプの軸受・軸封構造において、主軸(2B)の羽
    根車側軸受(7)を自己潤滑型軸受又は揚液潤滑型軸受
    で構成し、羽根車側軸受(7)の外側に軸封装置(1
    0)を設けたことを特徴とする片持型遠心ポンプの軸受
    ・軸封構造。
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