JP3393332B2 - 半自動畝合わせ除草、カルチベーター - Google Patents

半自動畝合わせ除草、カルチベーター

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JP3393332B2
JP3393332B2 JP29146498A JP29146498A JP3393332B2 JP 3393332 B2 JP3393332 B2 JP 3393332B2 JP 29146498 A JP29146498 A JP 29146498A JP 29146498 A JP29146498 A JP 29146498A JP 3393332 B2 JP3393332 B2 JP 3393332B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半自動畝合わせ除
草、カルチベーターに関するものである。特に、下記の
諸点に適したものである。 1.除草機、カルチベーターの半自動により作業しなが
ら畝合わせができる。 2.畝合わせを作業しながら行うことができるので、時
間の無駄が無い。 3.除草機、カルチベーターを半自動的に操作すること
を可能にしたものである。運転席にて作業をしながら畝
巾の大小に対して、スイッチ操作により追尾することを
可能にしたものである。 4.複数に植えた作物に対し、1行程で畝合わせをしな
がら作業ができるので、効率的である。 5.カルチベーターの巾はネジ止め式で固定してある。
従って、畝巾が合わない場合は作物に損傷を与えてしま
う。カルチ本体の組立ては、ボルトを緩め巾換えをする
ことはできるが、その都度変わる畝巾に対して巾合わせ
をすることは事実上不可能である。この点を解消しよう
とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来の除草、カルチベーターは、下記の
ように操作されていた。 1.畝合わせの度にトラクタを止めてカルチのネジを緩
め、ずらして、又締めの作業を行わざるを得ない。 2.畝の巾が広い、狭いの状態がある度に、上述作業を
行うためのトラクタへの乗り降りが多く、時間ばかりか
かっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.畝巾が広かったり、狭かったりすることで、カルチ
の刃で作物に傷が付き、生育が遅れたり枯れたりする。 2.除草カルチの巾換えに時間がかかる。 3.作物を傷めないために、広めに除草カルチをセット
して作業をするので、作物の根際の除草は非常に困難で
あった。 本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、上述の
問題を解決できるものを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
発明のものは、トラクタ2の進行方向と直交方向を
もって昇降調整自在に支持されたスライドフレーム部4
は、左方の固定フレーム4Aと、この固定フレームに対
してトラクタの進行方向とは直交方向にスライドする右
方のスライドフレーム4Bから構成され、スライドフレ
ーム部4に取付けられた除草装置部5は、左方の固定フ
レーム4Aの左端に取付けられた第1除草装置単体5A
と、第1除草装置単体5Aと所定間隔をもって左方の固
定フレーム4Aの右方に取付けられた第2除草装置単体
5Bと、右方のスライドフレーム4Bの右端に取付けら
れた第4除草装置単体5Dと、第4除草装置単体5Dと
所定間隔をもって右方のスライドフレーム4Bの左方に
取付けられた第3除草装置単体5Cから構成されている
半自動畝合わせ除草、カルチベーターである。
【0005】第発明のものは、トラクタ2のフロント
2A部分に装着されるフレーム部3と、スライドフレー
ム部4と、除草装置部5から構成され、 A.フレーム部3は、基本フレーム3Aと、水平フレー
ム3Bと、垂直フレーム3Cと、定規車3Dから構成さ
れ、基本フレーム3Aは、トラクタ2のフロント2A部
分に当該トラクタの進行方向とは直交方向をもって取付
けられたパイプ状の横杆体3A1と、横杆体の上面中央
に起立されたトップマスト3A2から構成され、水平フ
レーム3Bは、平面左右に平行に配された左右の水平フ
レーム単体3B1、3B1で構成され、これら左右の水
平フレーム単体3B1、3B1の後端は、基本フレーム
3Aの左右両端と当該トラクタの進行方向とは直交する
ピン3Eで連結され、トップマスト3A2と水平フレー
ム3Bとの間には、当該水平フレームの支持角度を調整
する油圧シリンダ3B2が掛架され、垂直フレーム3C
は、基本フレーム3Aと平行な上方杆3C1と、上方杆
の両端に下方に向け連設された左右の縦杆3C2、3C
2と、左右の縦杆の下端に取付けられた側面菱形の左右
のスライドフレーム受け3C3、3C4と、上方杆3C
1の上面中央に起立されたトップマスト3C5から構成
され、水平フレーム3Bにおける左右の水平フレーム単
体3B1、3B1の先端と、左右の縦杆3C2、3C2
の上方部分はピン3Eと同一方向のピン3B3で連結さ
れ、トップマスト3C5と基本フレーム3Aのトップマ
スト3A2との間には、ターンバックル3C61を有す
る連結杆3C6が掛架され、定規車3Dは、左右の定規
車単体3D1,3D1から構成され、定規車単体3D1
は、垂直フレーム3Cにおけるスライドフレーム受け3
C3よりトラクタの進行方向側に突設された高さ調整自
在の脚3D11と、この脚の下端に設けられた車輪3D
12から構成され、 B.スライドフレーム部4は、左方の固定フレーム4A
と、この固定フレームに対してトラクタの進行方向とは
直交方向にスライドする右方のスライドフレーム4B
と、スライドガイド棒4Cと、スライドガイドローラ4
Dと、油圧シリンダ4Eから構成され、左方の固定フレ
ーム4Aは、所定寸法の角パイプ4A1で構成され、当
該角パイプ4A1の稜線を上方に向けた状態で左のスラ
イドフレーム受け3C3に挿入固定されていると共に、
左方の固定フレーム4Aの右端下面と右のスライドフレ
ーム受け3C4の下面との間は連結板4A2で連結さ
れ、右方のスライドフレーム4Bは、所定寸法の角パイ
プ4B1で構成され、当該角パイプ4B1を右のスライ
ドフレーム受け3C4内に貫通させると共に、当該角パ
イプ4B1の左方部分が左方の固定フレーム4A内に進
退自在に挿入され、スライドガイド棒4Cは、左方の固
定フレーム4Aの前面と右のスライドフレーム受け3C
4の前面との間に、右方のスライドフレーム4Bと平行
な状態で掛架され、 C.除草装置部5は、左方の固定フレーム4Aの左端に
取付けられた第1除草装置単体5Aと、第1除草装置単
体5Aと所定間隔をもって左方の固定フレーム4Aの右
方に取付けられた第2除草装置単体5Bと、右方のスラ
イドフレーム4Bの右端に取付けられた第4除草装置単
体5Dと、第4除草装置単体5Dと所定間隔をもって右
方のスライドフレーム4Bの左方に取付けられた第3除
草装置単体5Cから構成され、第1除草装置単体5A
は、左方の固定フレーム4Aの前面に取付けられた縦角
パイプ状の支持金物5A1と、支持金物に昇降調整自在
に挿入された縦角パイプ状の支持脚5A2と、支持脚の
下端にトラクタの進行方向と平行な状態で取付けられた
除草装置5A3から構成され、第2除草装置単体5B
は、左方の固定フレーム4Aの前面に取付けられた縦角
パイプ状の支持金物5B1と、支持金物に昇降調整自在
に挿入された縦角パイプ状の支持脚5B2と、支持脚の
下端にトラクタの進行方向と平行な状態で取付けられた
除草装置5B3から構成され、第3除草装置単体5C
は、右方のスライドフレーム4Bの前面に取付けられた
縦角パイプ状の支持金物5C1と、支持金物に昇降調整
自在に挿入された縦角パイプ状の支持脚5C2と、支持
脚の下端にトラクタの進行方向と平行な状態で取付けら
れた除草装置5C3から構成され、第4除草装置単体5
Dは、右方のスライドフレーム4Bの前面に取付けられ
た縦角パイプ状の支持金物5D1と、支持金物に昇降調
整自在に挿入された縦角パイプ状の支持脚5D2と、支
持脚の下端にトラクタの進行方向と平行な状態で取付け
られた除草装置5D3から構成され、 D.スライドガイドローラ4Dは、第3除草装置単体5
Cの支持金物5C1の上面に水平状態で取付けられ、か
つスライドガイド棒4Cに接触して回動する小ローラ4
D1から構成され、 E.油圧シリンダ4Eは、第2除草装置単体5Bの支持
金物5B1と、第3除草装置単体5Cの支持金物5C1
の間に右方のスライドフレーム4Bと平行な状態で掛架
されている半自動畝合わせ除草、カルチベーターであ
る。
【0006】第1発明あるいは発明のものを、下記
のように構成することができる。スライドフレーム部4
における左方の固定フレーム4Aと右方のスライドフレ
ーム4Bを丸パイプで構成する。第発明あるいは第3
発明のものを、下記のように構成することができる。ト
ラクタ2のフロント2A部分に装着されるフレーム部3
に代えて、リヤ装着に適するフレーム部あるいはミット
マウント装着に適するフレーム部を使用してスライドフ
レーム部4と除草装置部5を支持するよう構成する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。1は本発明の半
自動畝合わせ除草、カルチベーターである。この半自動
畝合わせ除草、カルチベーターは、所謂フロント装着に
好適なものである。その構成は、トラクタ2のフロント
2A部分に装着されるフレーム部3と、スライドフレー
ム部4と、除草装置部5から構成されている。 A.フレーム部3は、基本フレーム3Aと、水平フレー
ム3Bと、垂直フレーム3Cと、定規車3Dから構成さ
れている。 a.基本フレーム3Aは、トラクタ2のフロント2A部
分に当該トラクタの進行方向とは直交方向をもって取付
けられたパイプ状の横杆体3A1と、横杆体の上面中央
に起立されたトップマスト3A2から構成されている。 b.水平フレーム3Bは、平面左右に平行に配された左
右の水平フレーム単体3B1、3B1で構成され、これ
ら左右の水平フレーム単体3B1、3B1の後端は、基
本フレーム3Aの左右両端と当該トラクタの進行方向と
は直交するピン3Eで連結されている。トップマスト3
A2と水平フレーム3Bとの間には、当該水平フレーム
の支持角度を調整する油圧シリンダ3B2が掛架されて
いる。
【0008】c.垂直フレーム3Cは、基本フレーム3
Aと平行な上方杆3C1と、上方杆の両端に下方に向け
連設された左右の縦杆3C2、3C2と、左右の縦杆の
下端に取付けられた側面菱形の左右のスライドフレーム
受け3C3、3C4と、上方杆3C1の上面中央に起立
されたトップマスト3C5から構成されている。この場
合、左のスライドフレーム受け3C3には、左方の固定
フレーム4Aを受ける短い角パイプ3C31が嵌込まれ
た状態で固定されている。そして、水平フレーム3Bに
おける左右の水平フレーム単体3B1、3B1の先端
と、左右の縦杆3C2、3C2の上方部分はピン3Eと
同一方向のピン3B3で連結されている。トップマスト
3C5と基本フレーム3Aのトップマスト3A2との間
には、ターンバックル3C61を有する連結杆3C6が
掛架されている。 d.定規車3Dは、左右の定規車単体3D1,3D1か
ら構成され、定規車単体3D1は、垂直フレーム3Cに
おけるスライドフレーム受け3C3よりトラクタの進行
方向側に突設された高さ調整自在の脚3D11と、この
脚の下端に設けられた車輪3D12から構成されてい
る。
【0009】B.スライドフレーム部4は、左方の固定
フレーム4Aと、この固定フレームに対してトラクタの
進行方向とは直交方向にスライドする右方のスライドフ
レーム4Bと、スライドガイド棒4Cと、スライドガイ
ドローラ4Dと、油圧シリンダ4Eから構成されてい
る。 a.左方の固定フレーム4Aは、所定寸法の角パイプ4
A1で構成され、当該角パイプ4A1の稜線を上方に向
けた状態で左のスライドフレーム受け3C3に挿入固定
されていると共に、左方の固定フレーム4Aの右端下面
と右のスライドフレーム受け3C4の下面との間は連結
板4A2で連結されている。 b.右方のスライドフレーム4Bは、所定寸法の角パイ
プ4B1で構成され、当該角パイプ4B1を右のスライ
ドフレーム受け3C4内に貫通させると共に、当該角パ
イプ4B1の左方部分が左方の固定フレーム4A内に進
退自在に挿入されている。 c.スライドガイド棒4Cは、左方の固定フレーム4A
の前面と右のスライドフレーム受け3C4の前面との間
に、右方のスライドフレーム4Bと平行な状態で掛架さ
れている。
【0010】C.除草装置部5は、左方の固定フレーム
4Aの左端に取付けられた第1除草装置単体5Aと、第
1除草装置単体5Aと所定間隔をもって左方の固定フレ
ーム4Aの右方に取付けられた第2除草装置単体5B
と、右方のスライドフレーム4Bの右端に取付けられた
第4除草装置単体5Dと、第4除草装置単体5Dと所定
間隔をもって右方のスライドフレーム4Bの左方に取付
けられた第3除草装置単体5Cから構成されている。 a.第1除草装置単体5Aは、左方の固定フレーム4A
の前面に取付けられた縦角パイプ状の支持金物5A1
と、支持金物に昇降調整自在に挿入された縦角パイプ状
の支持脚5A2と、支持脚の下端にトラクタの進行方向
と平行な状態で取付けられた除草装置5A3から構成さ
れている。 b.第2除草装置単体5Bは、左方の固定フレーム4A
の前面に取付けられた縦角パイプ状の支持金物5B1
と、支持金物に昇降調整自在に挿入された縦角パイプ状
の支持脚5B2と、支持脚の下端にトラクタの進行方向
と平行な状態で取付けられた除草装置5B3から構成さ
れている。
【0011】c.第3除草装置単体5Cは、右方のスラ
イドフレーム4Bの前面に取付けられた縦角パイプ状の
支持金物5C1と、支持金物に昇降調整自在に挿入され
た縦角パイプ状の支持脚5C2と、支持脚の下端にトラ
クタの進行方向と平行な状態で取付けられた除草装置5
C3から構成されている。 d.第4除草装置単体5Dは、右方のスライドフレーム
4Bの前面に取付けられた縦角パイプ状の支持金物5D
1と、支持金物に昇降調整自在に挿入された縦角パイプ
状の支持脚5D2と、支持脚の下端にトラクタの進行方
向と平行な状態で取付けられた除草装置5D3から構成
されている。
【0012】D.スライドガイドローラ4Dは、第3除
草装置単体5Cの支持金物5C1の上面に水平状態で取
付けられ、かつスライドガイド棒4Cに接触して回動す
る小ローラ4D1から構成されている。 E.油圧シリンダ4Eは、第2除草装置単体5Bの支持
金物5B1と、第3除草装置単体5Cの支持金物5C1
の間に右方のスライドフレーム4Bと平行な状態で掛架
されている。
【0013】スライドフレーム部4の他の実施例につい
て上述したスライドフレーム部4は、左方の固定フレー
ム4Aと右方のスライドフレーム4Bが、角パイプで構
成されている場合で説明したが、簡単な設計変更によっ
て丸パイプで構成することができることは当然である。
【0014】図11を参照して、半自動畝合わせ除草、
カルチベーター1をトラクタに対してリヤ装着の状態で
取付けることができる。当然、トラクタ2のフロント2
A部分に装着されるフレーム部3に代えて、リヤ装着に
適するフレーム部(図示略)を使用してスライドフレー
ム部4と、除草装置部5が支持されることになる。
【0015】図12を参照して、半自動畝合わせ除草、
カルチベーター1をトラクタに対してミットマウント装
着の状態で取付けることができる。当然、トラクタ2の
フロント2A部分に装着されるフレーム部3に代えて、
ミットマウント装着に適するフレーム部(図示略)を使
用してスライドフレーム部4と、除草装置部5が支持さ
れることになる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.2畝ずつ植えた作物を、4畝で除草カルチを入れる
場合、カルチの片側2畝分を固定して、これを基準とし
てもう一方の片側を電動アシストシリンダー又は油圧ホ
イストにより左右にスライドして、作物を傷めることな
く除草作業を行うことができる。しかも、このような畝
合わせを作業しながら、運転席のスイッチにより行うこ
とができる。 2.2畝ずつ植えた作物を4畝ずつ除草、カルチが入れ
られる。 3.作物の傷付きや、枯れたりすることが少なくなる。 4.作業時間の短縮することができる。 5.このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないの
で組立が容易である、経済的であるなどの効果をも有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロント方式で装着した場合の左側面図であ
る。
【図2】前方から見た斜視図である。
【図3】後方から見た要部の斜視図である。
【図4】右方定規車を中心に後方から見た分解斜視図で
ある。
【図5】スライドフレーム部の要部拡大斜視図である。
【図6】A−A拡大断面図である。
【図7】B−B拡大断面図である。
【図8】作用を説明する略図的平面図である。
【図9】作用を説明する略図的正面図である。
【図10】作用を説明する略図的正面図である。
【図11】リヤ方式の状態で装着した場合の左側面図で
ある。
【図12】ミットマウント方式の状態で装着した場合の
左側面図である。
【符号の説明】
1 半自動畝合わせ除草、カルチベーター 2 トラクタ 3 フレーム部 4 スライドフレーム部 4A 左方の固定フレーム 4B 右方のスライドフレーム 5 除草装置部 5A 第1除草装置単体 5B 第2除草装置単体 5C 第3除草装置単体 5D 第4除草装置単体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタ(2)の進行方向と直交方向を
    もって昇降調整自在に支持されたスライドフレーム部
    (4)は、左方の固定フレーム(4A)と、この固定フ
    レームに対してトラクタの進行方向とは直交方向にスラ
    イドする右方のスライドフレーム(4B)から構成さ
    れ、スライドフレーム部(4)に取付けられた除草装置
    部(5)は、左方の固定フレーム(4A)の左端に取付
    けられた第1除草装置単体(5A)と、第1除草装置単
    体(5A)と所定間隔をもって左方の固定フレーム(4
    A)の右方に取付けられた第2除草装置単体(5B)
    と、右方のスライドフレーム(4B)の右端に取付けら
    れた第4除草装置単体(5D)と、第4除草装置単体
    (5D)と所定間隔をもって右方のスライドフレーム
    (4B)の左方に取付けられた第3除草装置単体(5
    C)から構成されていることを特徴とする半自動畝合わ
    せ除草、カルチベーター。
  2. 【請求項2】 トラクタ(2)のフロント(2A)部分
    に装着されるフレーム部(3)と、スライドフレーム部
    (4)と、除草装置部(5)から構成され、 フレーム部(3)は、基本フレーム(3A)と、水平フ
    レーム(3B)と、垂直フレーム(3C)と、定規車
    (3D)から構成され、基本フレーム(3A)は、トラ
    クタ(2)のフロント(2A)部分に当該トラクタの進
    行方向とは直交方向をもって取付けられたパイプ状の横
    杆体(3A1)と、横杆体の上面中央に起立されたトッ
    プマスト(3A2)から構成され、水平フレーム(3
    B)は、平面左右に平行に配された左右の水平フレーム
    単体(3B1、3B1)で構成され、これら左右の水平
    フレーム単体(3B1、3B1)の後端は、基本フレー
    ム(3A)の左右両端と当該トラクタの進行方向とは直
    交するピン(3E)で連結され、トップマスト(3A
    2)と水平フレーム(3B)との間には、当該水平フレ
    ームの支持角度を調整する油圧シリンダ(3B2)が掛
    架され、垂直フレーム(3C)は、基本フレーム(3
    A)と平行な上方杆(3C1)と、上方杆の両端に下方
    に向け連設された左右の縦杆(3C2、3C2)と、左
    右の縦杆の下端に取付けられた側面菱形の左右のスライ
    ドフレーム受け(3C3、3C4)と、方杆(3C1)
    の上面中央に起立されたトップマスト(3C5)から構
    成され、水平フレーム(3B)における左右の水平フレ
    ーム単体(3B1、3B1)の先端と、 左右の縦杆(3
    C2、3C2)の上方部分はピン(3E)と同一方向の
    ピン(3B3)で連結され、トップマスト(3C5)と
    基本フレーム(3A)のトップマスト(3A2)との間
    には、ターンバックル(3C61)を有する連結杆(3
    C6)が掛架され、定規車(3D)は、左右の定規車単
    体(3D1,3D1)から構成され、定規車単体(3D
    1)は、垂直フレーム(3C)におけるスライドフレー
    ム受け(3C3)よりトラクタの進行方向側に突設され
    た高さ調整自在の脚(3D11)と、この脚の下端に設
    けられた車輪(3D12)から構成され、 スライドフレーム部(4)は、左方の固定フレーム(4
    A)と、この固定フレームに対してトラクタの進行方向
    とは直交方向にスライドする右方のスライドフレーム
    (4B)と、スライドガイド棒(4C)と、スライドガ
    イドローラ(4D)と、油圧シリンダ(4E)から構成
    され、左方の固定フレーム(4A)は、所定寸法の角パ
    イプ(4A1)で構成され、当該角パイプ(4A1)の
    稜線を上方に向けた状態で左のスライドフレーム受け
    (3C3)に挿入固定されていると共に、左方の固定フ
    レーム(4A)の右端下面と右のスライドフレーム受け
    (3C4)の下面との間は連結板(4A2)で連結さ
    れ、右方のスライドフレーム(4B)は、所定寸法の角
    パイプ(4B1)で構成され、当該角パイプ(4B1)
    を右のスライドフレーム受け(3C4)内に貫通させる
    と共に、当該角パイプ(4B1)の左方部分が左方の固
    定フレーム(4A)内に進退自在に挿入され、スライド
    ガイド棒(4C)は、左方の固定フレーム(4A)の前
    面と右のスライドフレーム受け(3C4)の前面との間
    に、右方のスライドフレーム(4B)と平行な状態で掛
    架され、 除草装置部(5)は、左方の固定フレーム(4A)の左
    端に取付けられた第1除草装置単体(5A)と、第1除
    草装置単体(5A)と所定間隔をもって左方の固定フレ
    ーム(4A)の右方に取付けられた第2除草装置単体
    (5B)と、右方のスライドフレーム(4B)の右端に
    取付けられた第4除草装置単体(5D)と、第4除草装
    置単体(5D)と所定間隔をもって右方のスライドフレ
    ーム(4B)の左方に取付けられた第3除草装置単体
    (5C)から構成され、第1除草装置単体(5A)は、
    左方の固定フレーム(4A)の前面に取付けられた縦角
    パイプ状の支持金物(5A1)と、支持金物に昇降調整
    自在に挿入された縦角パイプ状 の支持脚(5A2)と、
    支持脚の下端にトラクタの進行方向と平行な状態で取付
    けられた除草装置(5A3)から構成され、第2除草装
    置単体(5B)は、左方の固定フレーム(4A)の前面
    に取付けられた縦角パイプ状の支持金物(5B1)と、
    支持金物に昇降調整自在に挿入された縦角パイプ状の支
    持脚(5B2)と、支持脚の下端にトラクタの進行方向
    と平行な状態で取付けられた除草装置(5B3)から構
    成され、第3除草装置単体(5C)は、右方のスライド
    フレーム(4B)の前面に取付けられた縦角パイプ状の
    支持金物(5C1)と、支持金物に昇降調整自在に挿入
    された縦角パイプ状の支持脚(5C2)と、支持脚の下
    端にトラクタの進行方向と平行な状態で取付けられた除
    草装置(5C3)から構成され、第4除草装置単体(5
    D)は、右方のスライドフレーム(4B)の前面に取付
    けられた縦角パイプ状の支持金物(5D1)と、支持金
    物に昇降調整自在に挿入された縦角パイプ状の支持脚
    (5D2)と、支持脚の下端にトラクタの進行方向と平
    行な状態で取付けられた除草装置(5D3)から構成さ
    れ、 スライドガイドローラ(4D)は、第3除草装置単体
    (5C)の支持金物(5C1)の上面に水平状態で取付
    けられ、かつスライドガイド棒(4C)に接触して回動
    する小ローラ(4D1)から構成され、 油圧シリンダ(4E)は、第2除草装置単体(5B)の
    支持金物(5B1)と、第3除草装置単体(5C)の支
    持金物(5C1)の間に右方のスライドフレーム(4
    B)と平行な状態で掛架 されていることを特徴とする半
    自動畝合わせ除草、カルチベーター。
  3. 【請求項3】 スライドフレーム部(4)における左方
    の固定フレーム(4A)と右方のスライドフレーム(4
    B)が丸パイプで構成されている請求項1あるいは請求
    項2記載の半自動畝合わせ除草、カルチベーター。
  4. 【請求項4】 トラクタ(2)のフロント(2A)部分
    に装着されるフレーム部(3)に代えて、リヤ装着に適
    するフレーム部あるいはミットマウント装着に適するフ
    レーム部を使用してスライドフレーム部(4)と除草装
    置部(5)を支持するよう構成した請求項2あるいは
    求項3記載の半自動畝合わせ除草、カルチベーター。
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