JP3392794B2 - 遠心薄膜乾燥機 - Google Patents

遠心薄膜乾燥機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品工業、化学工
業、産業廃棄物処理業、水処理業などにおいて用いられ
る遠心薄膜乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】遠心薄膜乾燥機は、無薬注の運転を一回
行うだけで、高含水率の脱水汚泥などを自然焼却可能な
低含水率の程度にまで脱水、乾燥させることができる。
このため遠心薄膜乾燥機は、脱水汚泥などの脱水、乾燥
のための装置として、省エネルギーおよび環境保護の面
から注目されている。
【0003】図8に、従来の遠心薄膜乾燥機の全体断面
図を示す。図8において、遠心薄膜乾燥機20は薄肉の
伝熱胴1と、伝熱胴1内部に伝熱胴1と同軸に設けられ
た主軸2とを備えている。伝熱胴1の上部には脱水汚泥
6が投入される汚泥投入口1aが設けられ、伝熱胴1の
下端部には乾燥汚泥10が排出される汚泥排出口1bが
設けられている。主軸2は、駆動モータ7の駆動によっ
てプーリ15およびベルト16を介して回転するように
なっている。主軸2の汚泥投入口1a近傍部分に汚泥投
入口1aから伝熱胴1内に供給された脱水汚泥6を伝熱
胴1内面に沿って分散させるための分配リング3が設け
られている。
【0004】また、伝熱胴1の外側には汚泥の脱水、乾
燥用の熱源となる蒸気ジャケット5が設けられ、この蒸
気ジャケット5内に蒸気入口5aから加熱蒸気が流入
し、蒸気出口5bから流出するようになっている。
【0005】図8において、汚泥投入口1aから伝熱胴
1内に供給された脱水汚泥6は、主軸2とともに回転す
る分配リング3によって伝熱胴1の内壁に沿うように分
散される。さらに脱水汚泥6は主軸2とともに回転する
ブレード4によって伝熱胴1の内壁に押付けられ薄膜状
に引延ばされる。そして、薄膜状となった脱水汚泥6
は、脱水汚泥6の自重および次々に供給される新たな脱
水汚泥6の圧力によって、少しずつ降下する。その際、
脱水汚泥6は、伝熱胴1の外側の蒸気ジャケット5内に
供給される加熱蒸気によって伝熱胴1を介して加熱さ
れ、その水分が蒸発して乾燥されて、乾燥汚泥10とな
る。この乾燥汚泥10は伝熱胴1の下端に設けられた汚
泥排出口1bから排出される。他方、脱水汚泥6から蒸
発した水分は、伝熱胴1の上部に設けられた蒸発蒸気排
出口12から外方へ排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような遠心薄膜乾
燥機20において、汚泥投入口1aから伝熱胴1内に供
給される脱水汚泥6は季節によりその性状が変化する。
このような脱水汚泥6の性状の変化に伴なって遠心薄膜
乾燥機20の駆動モータの負荷も変動し、場合によって
は駆動モータの過負荷トリップが生じることがある。
【0007】また脱水汚泥の性状によっては、伝熱胴内
が摩耗してしまうこともある。
【0008】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、季節によって脱水汚泥の性状が変わって
も、駆動モータの過負荷トリップを未然に防止しかつ小
電力で汚泥を乾燥させることができ、さらに伝熱胴の耐
摩耗性を高めることができる遠心薄膜乾燥機を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、汚泥投入口と
汚泥排出口とを有する円筒状の伝熱胴と、伝熱胴内に回
転自在に設けられるとともに、多数のブレードが取付け
られた主軸と、主軸を駆動する駆動モータと、汚泥投入
口に設けられ、回転数が可変となる汚泥供給ポンプとを
備え、汚泥供給ポンプは駆動モータの電流値に基づい
て、制御装置によりその回転数が制御されることを特徴
とする遠心薄膜乾燥機である。
【0010】本発明は、汚泥投入口と汚泥排出口とを有
する円筒状の伝熱胴と、伝熱胴内に回転自在に設けられ
るとともに、多数のブレードが取付けられた主軸とを備
え、伝熱胴はステンレス鋼からなる母材と、この母材内
面に被覆され500μm以下の厚さの被膜とからなり、
この被膜は耐摩耗性を有する粉末材料からなることを特
徴とする遠心薄膜乾燥機である。
【0011】本発明は、汚泥投入口と汚泥排出口とを有
する円筒状の伝熱胴と、伝熱胴内に回転自在に設けられ
るとともに、多数のブレードが取付けられた主軸とを備
え、伝熱胴は鋼材からなる母材と、この母材内面に被覆
された500μm以下の厚さの被膜とからなり、この被
膜は耐摩耗性および耐食性を有する粉末材料からなるこ
とを特徴とする遠心薄膜乾燥機である。
【0012】本発明は、汚泥投入口と汚泥排出口とを有
する円筒状の伝熱胴と、伝熱胴内に回転自在に設けられ
るとともに、多数のブレードが取付けられた主軸とを備
え、伝熱胴は耐食性を有する母材と、この母材内面にイ
オン窒化法または軟窒化法により形成された硬化処理層
とからなることを特徴とする遠心薄膜乾燥機である。
【0013】本発明によれば、主軸を駆動する駆動モー
タの電流値に基づいて、制御装置が汚泥供給ポンプの回
転数を制御するため、汚泥の性状に応じて伝熱胴内への
汚泥の投入量を調整することができ、これにより駆動モ
ータの過負荷トリップを未然に防止できる。
【0014】また本発明によれば、伝熱胴の母材内面に
耐摩耗性を有する被膜、あるいは硬化処理層を形成した
ので、伝熱胴の耐摩耗性を向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。
【0016】図1乃至図5は本発明による遠心薄膜乾燥
機の第1の実施の形態を示す図である。
【0017】図1に示すように遠心薄膜乾燥機20は円
筒状の伝熱胴1と、この伝熱胴1内に回転自在に配設さ
れた主軸2とを備えている。
【0018】伝熱胴1の上部には脱水汚泥6が投入され
る汚泥投入口1aが設けられ、下端部には乾燥汚泥10
が排出される汚泥排出口1bが設けられている。
【0019】また主軸2の汚泥投入口1a近傍に、汚泥
投入口1aから伝熱胴1内に供給された脱水汚泥6を伝
熱胴1内面に沿って分散させるための分散リング3が設
けられている。さらに主軸2には脱水汚泥6を伝熱胴1
内面に引延ばすためのブレード4が複数固着されてい
る。
【0020】また伝熱胴1の外側には蒸気ジャケット5
が設けられ、該蒸気ジャケット5には、加熱蒸気が流入
する蒸気入口5aと加熱蒸気が流出する蒸気出口5bと
が設けられており、蒸気ジャケット5内の加熱蒸気によ
り伝熱胴1が加熱されるようになっている。また伝熱胴
1の上部に蒸発蒸気排出口12が設けられている。
【0021】さらに、伝熱胴1の汚泥投入口1aには脱
水汚泥6を供給するとともに回転数が可変となる濃縮汚
泥供給ポンプ18が設けられ、さらに蒸発蒸気排出口1
2には回転数が可変となるブロア22が設けられてい
る。また伝熱胴1内の分配リング3上方には洗浄水ノズ
ル30が設置されている。
【0022】遠心薄膜乾燥機20の主軸2は、プーリ1
5およびベルト16を介して駆動モータ7に連結され、
駆動モータ7には電流変換器17が設けられている。
【0023】電流変換器17は制御装置19へ接続さ
れ、制御装置19は電流変換器17から送られる駆動モ
ータ7の電流値に基づいて、濃縮汚泥供給ポンプ18を
駆動するインバータ21aを制御する。同時に制御装置
19は駆動モータ7の電流値に基づいて、ブロア22を
駆動するインバータ21aを制御するとともに、洗浄水
ノズル30を駆動制御する。
【0024】次にこのような構成からなる本実施の作用
について説明する。図1において、汚泥投入口1aから
伝熱胴1内に供給された脱水汚泥6は、主軸2とともに
回転する分配リング3によって伝熱胴1の内壁に沿うよ
うに分散される。さらに脱水汚泥6は、回転する主軸2
に取付けられたブレード4によって伝熱胴1の内壁に押
付けられ薄膜状に引延ばされる。そして、薄膜状となっ
た脱水汚泥6は、脱水汚泥6の自重および次々に供給さ
れる新たな脱水汚泥6の圧力によって、少しずつ降下す
る。その際、脱水汚泥6は、伝熱胴1の外側の蒸気ジャ
ケット5内に供給される加熱蒸気によって伝熱胴1を介
して加熱され、その水分が蒸発して乾燥されて、乾燥汚
泥10となる。この乾燥汚泥10は伝熱胴1の下端に設
けられた汚泥排出口1bから排出される。他方、脱水汚
泥6から蒸発した水分は、伝熱胴1の上部に設けられた
蒸発蒸気排出口12から外方へ排出される。
【0025】次に制御装置19の作用を図2(a)
(b)により説明する。まず主軸2を駆動する駆動モー
タ7の電流値が電流変換器17により変換されて制御装
置19へ入力される。通常、駆動モータ7の電流値は所
定の上限値H以下で変化する。しかし、脱水汚泥6は、
季節により汚泥の性状が変化するため、駆動モータ7の
負荷が変化することがある。
【0026】駆動モータ7の負荷が、所定の上限値Hに
達すると、制御装置19はインバータ21aの出力電流
を上げ、濃縮汚泥供給ポンプ18の回転数を増加させ
る。次に制御装置19は内蔵するタイマにより与えられ
たある時間経過後、インバータ21aの出力電流を戻
し、濃縮汚泥供給ポンプ18の回転数を戻す(図2
(a)および図5(a))。
【0027】同時に制御装置19は駆動モータ17の電
流値が所定の上限値Hに達すると、インバータ21bの
出力電流を下げブロア22の回転数を基準の回転数より
減少させる。その後、制御装置19は内蔵するタイマに
より与えられたある時間経過後、インバータ21bの出
力電流を戻し、ブロア22の回転数を戻す(図2(b)
および図5(b))。
【0028】一般に駆動モータ7の電流値が上限値Hに
達する場合は、主軸2のブレード4に脱水汚泥6が付着
し、ブレード4が脱水汚泥6を持ち回る状態と考えられ
る。このため伝熱胴1内への脱水汚泥6の投入量を増加
させ、かつブロア22からの蒸発蒸気量を低く抑えるこ
とにより、脱水汚泥6の持ち回りを回避することができ
る。
【0029】ところで、駆動モータ7の電流値が上限値
Hに達し、濃縮汚泥供給ポンプ18の回転数を大きくす
るとともに、ブロア22の回転数を減少させても、なお
駆動モータ7の電流値が上限値Hを越えた場合は、伝熱
胴1内面と、ブレード4および分散リング3との間に脱
水汚泥6が詰まった状態になったと考えられる。このた
めこの場合は、制御装置19により洗浄水ノズル30が
ONとなり、伝熱胴1内に洗浄水が噴出される。このよ
うな洗浄水の噴出により、ブレード4および分散リング
3に付着した脱水汚泥6が洗浄される。洗浄装置19は
内蔵するタイマにより与えられたある時間経過後、洗浄
水ノズル30をOFFとする(図3(a)(b))。
【0030】上記実施の形態において、制御装置19は
濃縮汚泥供給ポンプ18のインバータ21aと、ブロア
22のインバータ21bを各々独立して制御している
(図2(a)(b))。また必要に応じて、制御装置1
9は濃縮汚泥供給ポンプ18のインバータ21aの制御
と、ブロア22のインバータ21bの制御の後に、各々
洗浄水ノズル30の制御を行なっている(図3(a)
(b))。
【0031】しかしながら、制御装置19が、濃縮汚泥
供給ポンプ18のインバータ21aの制御と、ブロア2
2のインバータ21bの制御と、洗浄水ノズル30の制
御を、この順番で順次行なってもよい(図4)。
【0032】以上のように本実施の形態によれば、脱水
汚泥6が季節によってその性状が変動しても、主軸2の
駆動モータ7が過負荷トリップを生じさせることなく、
確実に脱水汚泥6の乾燥作用を行なうことができる。
【0033】第2の実施の形態 以下、図6および図7を参照して本発明による遠心薄膜
乾燥機の第2の実施の形態について説明する。図6およ
び図7に示す第2の実施の形態は、伝熱胴の構造に関す
るものである。
【0034】図6および図7において、伝熱胴1と蒸気
ジャケット5を便宜的に示すが、主軸2およびブレード
4等、遠心薄膜乾燥機20の他の構成は、図1乃至図5
に示す第1の実施の形態と略同一である。
【0035】図7において、伝熱胴1は耐食性に優れた
SUS材で構成された円筒状の母材50と、母材50の
内面に被覆された被膜51とからなり、この被膜51は
伝熱胴1の寿命と乾燥効率を考慮して、耐摩耗性を有す
るタングステンカーバイトの粉末を溶射して形成され
る。
【0036】また被膜51は500μm以下の厚さを有
し、かつ伝熱胴1の内面を硬化させる機能を有してい
る。
【0037】一般に伝熱胴1を介して脱水汚泥6に与え
られる熱量Qは次の様に表す事ができる。
【0038】Q=U×A×Δt ……(1) U:総括伝熱係数、A:伝熱面積、Δt:熱源と汚泥の
温度差 (1)式において、QとΔtが一定の場合、良熱伝導材
を使用し総括伝熱係数U値の向上を図ることができれ
ば、伝熱面積Aは小さくて済み、伝熱胴1はコンパクト
化する。
【0039】ここで、総括伝熱係数U値は次式で表す事
が出来る。
【0040】
【数1】 α:蒸気から伝熱胴への熱伝達率、δ:伝熱胴の板厚、
λ:伝熱胴の熱伝導率、δ1:被膜の膜厚、λ1:被膜
の熱伝導率 (2)式で、α、δ、λが一定である場合は被膜の膜厚
δ1が薄いほど、U値が向上することが判る。従って溶
射被膜はむやみに厚くすることなく、遠心薄膜乾燥機2
0の設備寿命及びコストを考えておこなうべきで、50
0μm以下の溶射被膜が最適であるといえる。
【0041】なお、伝熱胴1の母材50をSUS材で構
成した例を示したが、伝熱胴1の処理性能を向上してコ
ンパクト化を図るために、伝熱胴1の母材50を常温圧
力容器用炭素鋼材(SGV410)や一般構造用圧延鋼
材(SS400)等の良熱伝導材で構成してもよい。こ
のような材料は良熱伝導材である反面耐食性が無い。こ
のため、母材50の内面に形成される被膜51は、耐食
性と耐摩耗性のあるタングステンカーバイトまたはイン
コネル等の粉末を溶射して得られたものであり、被膜5
1の厚さは500μm以下となっている。
【0042】このように良熱伝導材の母材50と、耐食
性および耐摩耗性の粉末からなる被覆51とにより伝熱
胴1を構成して、伝熱胴51の処理能力を40%向上さ
せることができる。
【0043】さらに、伝熱胴1を耐食性を有する母材5
0と、母材50の内面にイオン窒化法または軟化法によ
り形成された硬化処理層53とから構成してもよい。
【0044】次にSUS304からなり硬化処理無しの
テストピース120と、SUS304からなりその表面
にタングステンカーバイトを溶射して被膜を形成したテ
ストピース110に対して摩耗試験機により加速摩耗実
験を行なった。
【0045】テストピース110および120に対する
加速摩耗実験の結果を図2に示す。図2においてSUS
304からなり硬化処理しないテストピース120は大
きな傾斜で摩耗し、遠心薄膜乾燥機20の寿命が20年
とすると、3回の伝熱胴1の交換(摩耗量半径で0.5
mm)が必要となる。
【0046】一方、SUS304からなりその表面にタ
ングステンカーバイト(JK)を溶射したテストピース
110は摩耗が極端に少ない。摩耗量が10μm/年と
すれば、10μm×20年=200μmであり、一回の
タングステンカーバイトの溶射で十分遠心摩耗乾燥機2
0の寿命まで持たせる事ができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、主軸を駆
動する駆動モータの過負荷トリップを防止することがで
きるので、安定した遠心薄膜乾燥機の運転を行なうこと
ができる。また伝熱胴の耐摩耗性を高めることができる
ので、遠心薄膜乾燥機の運転中における伝熱胴の変換回
転をなるべく少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遠心薄膜乾燥機の第1の実施の形
態を示す概略図。
【図2】本発明による遠心薄膜乾燥機の第1の実施の形
態における作用を示すフローチャート。
【図3】本発明による遠心薄膜乾燥機の第1の実施の形
態における作用を示すフローチャート。
【図4】本発明による遠心薄膜乾燥機の第1の実施の形
態における作用を示すフローチャート。
【図5】モータ電流値と、供給ポンプ回転数およびブロ
アの回転数との関係を示す図。
【図6】本発明による遠心薄膜乾燥機の第2の実施の形
態を示す図。
【図7】本発明による遠心薄膜乾燥機の第2の実施の形
態の作用効果を示す図。
【図8】従来の遠心薄膜乾燥機を示す図。
【符号の説明】
1 伝熱胴 1a 汚泥投入口 1b 汚泥排出口 2 主軸 4 ブレード 5 蒸気ジャケット 6 脱水汚泥 7 駆動モータ 18 濃縮汚泥供給ポンプ 19 制御装置 20 遠心薄膜乾燥機 21a,21b インバータ 22 ブロア 50 母材 51 被膜 53 硬化処理層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐 藤 信 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝 府中工場内 (72)発明者 河 内 恭 三 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会 社東芝 本社事務所内 (56)参考文献 特開 昭61−57201(JP,A) 特開 平11−319899(JP,A) 特開 昭64−75001(JP,A) 特開 平8−126900(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F26B 17/22 C02F 11/12 B01D 1/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】汚泥投入口と汚泥排出口とを有する円筒状
    の伝熱胴と、 この伝熱胴内に回転自在に設けられるとともに、多数の
    ブレードが取付けられた主軸と、 この主軸を駆動する駆動モータと、 前記汚泥投入口に設けられ、回転数が可変となる汚泥供
    給ポンプと、 前記伝熱胴に設けられた蒸発蒸気排出口、およびこの蒸
    発蒸気排出口に取付けられたブロアと、 前記駆動モータの電流値に基づいて、前記汚泥供給ポン
    プの回転数、および前記ブロアの風量制御を行なう制御
    装置と、 を具備することを特徴とする遠心薄膜乾燥機。
  2. 【請求項2】伝熱胴には洗浄水を噴出する洗浄水ノズル
    が設けられ、 制御装置は駆動モータの電流値に基づいて、洗浄水ノズ
    ルの駆動制御を更に行なうことを特徴とする請求項1記
    載の遠心薄膜乾燥機。
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