JP3392538B2 - 組み合せ計量装置の物品集合装置 - Google Patents

組み合せ計量装置の物品集合装置

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JP3392538B2
JP3392538B2 JP22257394A JP22257394A JP3392538B2 JP 3392538 B2 JP3392538 B2 JP 3392538B2 JP 22257394 A JP22257394 A JP 22257394A JP 22257394 A JP22257394 A JP 22257394A JP 3392538 B2 JP3392538 B2 JP 3392538B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は組み合せ計量装置に用い
られる物品の集合装置に関する。 【0002】 【従来の技術】複数の計量機にそれぞれ物品を供給し、
これらの物品の重量について組み合せ演算を行って、そ
の組み合せ加算値が目標重量に最も近くなる最適組み合
せを選択すると共に、その組み合せに該当した計量機の
みから物品を排出することにより、上記目標重量に近い
物品を得るようにした組み合せ計量装置が実用化されて
いるが、この種の計量装置においては、最適組み合せに
該当した複数の計量機から排出される物品を集合させる
ための集合装置が備えられる。 【0003】この種の集合装置としては、円形に配置し
た複数の計量ホッパの下方に備えられる逆円錐形状の集
合シュートが一般的であるが、例えば特公平1−584
48号公報に開示された自動計量装置においては、次の
ような集合装置が用いられている。 【0004】つまり、この公報の集合装置は、複数の計
量ヘッドを一列に配置すると共に、各計量ヘッドの前方
に、これらの計量ヘッドから排出される物品をバケット
に収容して同一ピッチで搬送する複数のバケットコンベ
アを配設し、かつ、これらのバケットコンベアの排出端
に沿って各バケットコンベアから排出される物品を順番
に収集する収集コンベアを備えると共に、各バケットコ
ンベアの計量ヘッドから収集コンベアに至るまでのバケ
ット数を収集コンベアの収集方向に沿って順次増設する
ことにより、最適組み合せに該当した複数の計量ヘッド
から同時に排出された物品が各バケットコンベアを介し
て収集コンベアに収集されるように構成したものであ
る。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な逆円錐形状の集合シュート、或はバケットコンベアを
用いた集合装置によると、集合シュート内で、或はバケ
ットに対する投入排出時等に物品がその自重によって落
下することになる。そのため、脆弱な物品の場合に割れ
や欠けを生じることがあり、また、物品が計量装置に整
列状態で供給されても、その整列状態を保持して排出さ
せることができない、という欠点がある。 【0006】そこで、本発明は、物品を落下させること
がなく、しかも整列状態で供給される物品をその整列状
態を保持して集合させることができる物品集合装置を提
供することを課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のように構成したことを特徴とする。 【0008】すなわち、横一列に配置された複数の計量
機と、これらの計量機に整列状態で物品を供給する物品
供給手段と、これらの計量機で得られた各組の物品の重
量について組み合せ演算を行って目標重量に最も近い最
適組み合せを求める演算手段とを有し、これらの計量機
から整列状態で排出された物品のうち、最適組み合せに
該当した物品のみを集合させるように構成した組み合せ
計量装置の物品集合装置において、複数の計量機からそ
れぞれ整列状態で排出された物品が並列状態で一斉に上
流端に搬入される平ベルト式の主コンベアと、該主コン
ベア上に配設されて各組の物品がそれぞれ搬入される物
品搬入路を複数のグループに分割し、各グループの搬入
路をグループごとに中間集合路に合流させると共に、こ
れらの中間集合路のグループを最終的に1つの排出路へ
と導くガイド部材と、上記各物品搬入路と各中間集合路
と最終排出路の出口にそれぞれ配設され、主コンベアに
よる物品の移送を阻止する多数のゲートと、これらのゲ
ートのうち、物品搬入路および中間集合路の同じグルー
プに属する複数の経路のゲートを所定の時間差をもって
順次開閉させることにより同じグループの複数の経路か
ら排出される物品を、次段のゲートにおいて前後に整列
させて集合させる制御手段とを設けたことを特徴とす
る。 【0009】 【作用】上記のような構成の物品集合装置によれば、複
数の計量機からそれぞれ整列状態で排出された物品が並
列状態で一斉に上流端に搬入される主コンベアと、該主
コンベア上に配設された物品搬入路を、複数のグループ
に分割し、各グループの搬入路をグループごとに中間集
合路に合流させると共に、これらの中間集合路のグルー
プを最終的に1つの排出路へと導くガイド部材とを設け
たので、物品搬入路にそれぞれ整列状態で一斉に搬入さ
れる多数の物品は、主コンベア上を移送されていく過程
で、グループごとに中間集合路に合流されると共に、中
間集合路に合流された物品もさらにグループごとに合流
されて、その場合に、物品はその集合過程で落下される
ことがないので、欠損等が生じることがないのである。 【0010】また、上記各物品搬入路と各中間集合路と
最終排出路の出口にはそれぞれ多数のゲートが設けられ
ていると共に、物品搬入路および中間集合路の同じグル
ープに属する複数の経路のゲートは所定の時間差をもっ
て順次開閉されるように構成されているので、同じグル
ープの複数の経路から排出される物品は、所定の間隔を
隔てて主コンベア上を移送されて次段のゲートにおいて
前後に整列されて集合されることとなるので、最終排出
路において整列状態が保持されたまま一つにまとめられ
ていることとなる。 【0011】 【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 【0012】この実施例は、一定形状に成形されたスナ
ック菓子用の組み合せ計量装置に関するもので、図1、
図2に示すように、この組み合せ計量装置1は、供給部
10と、計量部20と、集合部30とで構成されてい
る。 【0013】上記供給部10は、架台11上に加振機1
2を介してやや前下がりに設置された供給シュート13
を有すると共に、該シュート13に、この例の場合、9
列の物品供給路13a…13aが設けられている。 【0014】そして、図1に示すように、供給装置(図
示せず)から上記各物品供給路13a…13aに多数の
物品X…Xがそれぞれ整列状態で供給されると共に、こ
れらの物品Xが、上記加振機12によるシュート13の
振動により、整列状態を保持して前方へ移送されるよう
になっている。 【0015】一方、上記計量部20は、上記供給シュー
ト13における各物品供給路13a…13aの前端部に
それぞれ続くように横一列に配置された9個のプールコ
ンベア21…21と、これらのプールコンベア21…2
1にそれぞれ続くように同じく横一列に配置された9個
の計量コンベア22…22とを有すると共に、この実施
例においては、図3に拡大して示すように、各計量コン
ベア22…22の搬送面22a…22aが上流側のプー
ルコンベア21…21の搬送面21a…21aよりも高
さHだけ低下した状態で架台23上に据え付けられてい
る。これは、プールコンベア21…21から計量コンベ
ア22…22への物品の受渡しを円滑にするためであ
る。また、各プールコンベア21…21の前端部には、
シリンダ24…24によって開閉される供給ゲート25
…25がそれぞれ配置されている。 【0016】そして、上記9個の計量コンベア22…2
2に続く幅の広い平ベルト式の主コンベア2の上流部側
には、各計量コンベア22…22から排出された物品X
を整列させた状態で下流側の集合部30に案内する9列
の物品搬入路261〜269が設けられていると共に、各
物品搬入路261〜269の下流端側には、シリンダ27
…27によって開閉されるプールゲート28…28が設
置されている。つまり、上記計量部20を跨ぐように設
けられたフレーム3に、上記主コンベア2の搬送面に近
接した状態で複数の仕切部材29…29が適宜間隔をお
いて吊下状に支持されることにより、これらの仕切部材
29…29によって主コンベア2の搬送面上が上記物品
搬入路261〜269に画設されるようになっている。な
お、これらの物品搬入路261〜269は上記計量コンベ
ア22…22の後端部にそれぞれ連続されるようになっ
ている。 【0017】ここで、上記供給ゲート25…25、プー
ルゲート28…28及びこれらを駆動するシリンダ24
…24,27…27も、計量部20を跨ぐように設けら
れた上記フレーム3によって支持されるようになってい
る。 【0018】次に、本発明の特徴を備えた集合部30の
構成を説明する。 【0019】図4に示すように、上記主コンベア2の上
部には、上記計量部20におけるプールゲート28…2
8の下流側に位置して、隣接する3つの物品搬入路26
1〜263,264〜266,267〜269から排出される
物品をその下流側に配置されたそれぞれの中間集合路3
1a〜31cに集合させる3列の前置集合エリア311
〜313と、これら3つの中間集合路31a〜31cか
ら排出される物品を最終的に一列に集合させるメイン集
合エリア32と、該集合エリア32から流出した集合済
の物品を整列された状態で終端側まで案内する排出エリ
ア33とが直列状態に設けられている。 【0020】すなわち、図2及び図4の図面上の手前側
における第1物品搬入路261に対する図面上の手前側
の側壁部分を形成する仕切部材29には、図面上の手前
側に位置する第1前置集合エリア311の一方の案内面
を形成するガイド部材34の後端部が固設されていると
共に、このガイド部材34の前端部分が屈曲した後、図
面上の奥側に向かって傾斜状に配置されている。また、
手前側から3番目に位置する第3物品搬入路263に対
する図面上の奥側の側壁部分を形成する仕切部材29に
は、上記前置集合エリア311の他方の案内面を形成す
るガイド部材35の後端部が固設されている。そして、
このガイド部材35の前端部分が屈曲した後、図面上の
手前側に向かって傾斜状に配置されると共に、その先端
部において逆方向に屈曲した後、上記ガイド部材34と
平行する状態で傾斜状に延長されている。このようにし
て、下流部に中間集合路31aを有する第1前置集合エ
リア311が形成されることになる。その場合に、図面
上の手前側に位置する一方のガイド部材34の傾斜の勾
配が、上流側における他方のガイド部材35の勾配より
も緩やかとされている。 【0021】また、上記第4物品搬入路264に対する
図面上の手前側の側壁部分を形成する仕切部材29に固
設されたガイド部材36と、第6物品搬入路266に対
する図面上の奥側の側壁部分を形成する仕切部材29に
固設されたガイド部材37とが、上記と同様な形状で配
置されることにより、下流になるほど幅が狭くなり中間
集合路31bを形成する第2前置集合エリア312にお
ける両方の案内面を形成していると共に、第7物品搬入
路267に対する図面上の手前側の側壁部分を形成する
仕切部材29に固設されたガイド部材38と、第9物品
搬入路269に対する図面上の奥側の側壁部分を形成す
る仕切部材29に固設されたガイド部材39とが、この
場合においても上記と同様な形状で配置されることによ
り、下流になるほど幅が狭くなり中間集合路31cを形
成する第3前置集合エリア313における両方の案内面
を形成している。 【0022】そして、上記第1前置集合エリア311
おける図面上の手前側の案内面を形成する上記ガイド部
材34の前端部の外方には、上記メイン集合エリア32
の一方の案内面を形成するガイド部材40の後端部がオ
ーバーラップする状態で配置されていると共に、このガ
イド部材40の前端部分が図面上の奥側に向かって傾斜
状に配置されている。また、上記第3前置集合エリア3
3における図面上の奥側の案内面を形成する上記ガイ
ド部材39の前端部の外方には、上記メイン集合エリア
32の他方の案内面を形成するガイド部材41の後端部
が同じくオーバーラップする状態で配置されていると共
に、このガイド部材41の前端部分が今度は図面上の手
前側に向かって傾斜状に配置されている。このようにし
て、下流になるほど幅が狭くなるメイン集合エリア32
が形成されることになる。その場合に、図面上の手前側
に位置する一方の案内面の傾斜の勾配が、奥側における
他方の案内面の勾配よりも緩やかとされている。 【0023】また、上記主コンベア2の下流端側に設け
られた上記排出エリア33には、上記メイン集合エリア
32の一方の案内面を構成する上記ガイド部材40とで
物品排出路42を形成するガイド部材43が、該ガイド
部材40に対して所定の間隔をおいて対向配置されてい
る。 【0024】そして、上記各前置集合エリア311〜3
3における中間集合路31a〜31cの下流端側にお
ける出口には、シリンダ44…44によって開閉される
中間ゲート45…45がそれぞれ設けられていると共
に、上記排出エリア33における物品排出路42の下流
端側における出口には、シリンダ46によって開閉され
る最終ゲート47が設けられている。 【0025】なお、これらの中間ゲート45…45、最
終ゲート47及び駆動するシリンダ44…44,46並
びに上記各案内板34〜41,43は、主コンベア2を
跨ぐように設置されたフレーム4…4によって支持され
ている。 【0026】さらに、この計量装置1には、図5に示す
ようにコントロールユニット50が備えられている。こ
のコントロールユニット50は、各計量コンベア22…
22によって計量された計量信号を入力して、この計量
信号に基づいて組み合せ演算を行うと共に、上記各供給
ゲート25…25、プールゲート28…28、中間ゲー
ト45及び最終ゲート47を開閉するそれぞれのシリン
ダ24…24、27…27,44…44,46の作動
と、各プールコンベア21…21の作動とを制御するこ
とにより、物品の供給並びに排出の動作を制御するよう
になっている。 【0027】次に、この実施例の作用を説明する。 【0028】当該組み合せ計量装置1が作動すると、供
給部10における供給シュート13の振動により、整列
状態を保持して各物品供給路13a…13aを前方へ移
送された物品X…Xが整列状態のまま計量部20におけ
る各プールコンベア21…21上に供給される。そし
て、物品X…Xは、該コンベア21…21の作動によ
り、その前端部の供給ゲート25…25の位置まで移送
されると共に、該ゲートが開動した時に適当量の物品X
…Xが計量コンベア22…22上に導入されることにな
る。その場合に、コントロールユニット50は次のよう
に作動する。 【0029】すなわち、コントロールユニット50は、
まずシリンダ24…24を作動させて供給ゲート25…
25を開動させる。これにより、供給ゲート25…25
によって堰き止められていたプールコンベア21…21
上の物品X…Xが計量コンベア22…22に移載される
ことになる。 【0030】そして、コントロールユニット50は所定
時間が経過すると、プールコンベア21…21を一旦停
止させた後、逆転駆動させる。この場合、上記したよう
に計量コンベア22…22は常時駆動されていることか
ら、計量コンベア22…22に移載された物品X…Xは
下流側へと搬送される一方において、プールコンベア2
1…21上の物品X…Xは上流側へと戻される。これに
より、計量コンベア22…22に対してほぼ所定量の物
品X…Xが確実に移載されることになる。 【0031】一方、上記計量コンベア22…22上に導
入された物品X…Xの重量についての組み合せ演算が行
われるのであるが、この演算は具体的には次のように行
われる。 【0032】まず、プールコンベア21…21から計量
コンベア22…22に導入された物品X…Xは、該計量
コンベア22…22の作動により下流側へ移送されると
共に、その搬送途上で9個の計量コンベア22…22に
おける荷重検出器(図示せず)によってそれぞれのコン
ベア22…22上の物品X…Xの重量が計測されること
になる。各荷重検出器で計測された重量値が上記コント
ロールユニット50に入力されて、コントロールユニッ
ト50内に入力されている重量値についての組み合せ演
算が行われ、その組み合せ加算値が目標重量もしくはこ
れに最も近くなる最適組み合せが選択される。その場合
に、プールコンベア21…21から計量コンベア22…
22へ導入され計量された物品X…Xは、計量コンベア
22…22を素通りして下流側に位置する主コンベア上
の物品搬入路261〜269へと排入されると共に、主コ
ンベア2の移動に伴って下流端側のプールゲート28…
28の位置まで搬送され、該ゲート28…28によって
堰き止められることから、上記組み合せ演算は、実際に
は物品搬入路261〜269で貯留されている物品X…X
に対して行われたことになる。 【0033】一方、上記のようにして物品搬入路261
〜269に貯留された物品のうち、その最適組み合せに
該当した物品X…Xは、該集合部30で整列状態を保持
したまま集合されて、上記目標重量もしくはこれに近い
重量の物品が得られるのであるが、この集合部30にお
ける物品Xの集合動作は次のように行われる。 【0034】図6に示すように、物品搬入路261〜2
9に搬入された物品X…Xのうち、例えば、第1、第
4〜第6、第8物品搬入路261,264〜266,268
が最適組み合せに該当したものとすると、当該物品搬入
路261,264〜266,268におけるプールゲート2
8…28が開かれて、図の鎖線で示すように物品X…X
が前方の集合部30における第1〜第3前置集合エリア
311〜313に排出されることになると共に、物品X…
Xは、主コンベア2上を移送されながらガイド部材34
〜39によって中間集合路31a〜31cの方へと導か
れる。 【0035】その場合に、上記プールゲート28…28
の開閉時間は、物品Xの重量値に応じて変化することと
なる。即ち重量値が大きい時はゲート28…28の開い
ている時間が長く、重量値の小さい時はゲート28…2
8の開いている時間は短くなる。 【0036】また、同じ前置集合エリア311〜313
属する3つのプールゲート28…28は、所定の時間差
をもって順次開動されるようになっている。つまり、図
6に示すように同一エリア内に属する第4〜第6物品搬
入路264〜266が選択された場合には、まず、ガイド
部材36,37による抵抗が一番少なく、中間集合路3
1bへの到達時間が一番小さい中央の第5物品搬入路2
5から排出された物品Xが先頭に、プールゲート28
から中間集合路31bまでの間を、傾斜の緩やかな方即
ち、抵抗の少ない方のガイド部材36に導かれて進む図
面上の手前側の第4物品搬入路264から排出された物
品Xが中間に、ガイド部材37による抵抗が一番大き
く、中間集合路31bまでの移動に一番時間の要する図
面上の奥側の第6物品搬入路266から排出された物品
Xが最後尾というように、互いに間隔をあけて主コンベ
ア2上を中間集合路31bまで搬送されることになる。 【0037】このように、例えば第2前置集合エリア3
2においては、中間集合路までの到達時間が一番短い
第5搬入路265のゲート28から順次開動させること
によって、ゲート28を開動させる際の時間間隔を最小
にすることが出来る。 【0038】このようにして、各前置集合エリア内に排
出された複数の物品X…Xは、それぞれの中間集合路3
1a〜31cにおいて、中間ゲート45…45に堰き止
められることによって整列状態を保持したまま一列にま
とめられることとなる。 【0039】次に、図7に示すように、上記前置集合エ
リア311〜313下流端側の中央集合路31a〜31c
に整列した物品は、中間ゲート45…45が開動したと
きに図の鎖線で示すように、下流側のメイン集合エリア
32に排出されることになると共に、この排出された物
品は、ガイド部材40,41によって導かれながら、こ
のメイン集合エリア32を搬送される過程で最終的に1
列に集合された後、下流側の物品排出口32aから排出
エリア33に流出することになる。 【0040】この場合においても、物品搬入路261
269の下流端側のプールゲート28…28と同様に、
中間集合路31a〜31cの下流端側に設けられた中間
ゲート45…45においても、その開閉時間は物品Xの
重量値に応じて変化すると同時に、各中間ゲート45…
45は所定の時間差もって順次開動されるようになって
いる。つまり、ガイド部材40,41による抵抗を受け
ることが無く中間ゲート45が開いてから物品排出口3
2aへ到達するまでの時間が一番短い中央の物品集合路
31 bから排出された物品Xが先頭に、図面上手前側に
位置する傾斜の緩やかな方のガイド部材40に導かれて
物品排出口32aに到達する図面上手前側の中央集合路
31 bからの物品Xが中間に、傾斜が大きく物品との抵
抗が一番大きいガイド部材41に導かれるため物品排出
口32aに到達するのに一番時間を要する図面上一番奥
に位置する中間集合路31 cからの物品Xが最後尾にな
るように、互いに間隔をあけて主コンベア上2を搬送さ
れることになる。 【0041】そして、図8に示すように、整列状態を保
持したまま物品排出路42へと導入されると共に最終ゲ
ート47に堰き止められることにより一つにまとめら
れ、該ゲート47が開動したときに、当該計量部30か
ら包装装置(図示せず)などに排出されることになる。 【0042】この物品X…Xを排出した物品搬入路26
1〜269の上流側に位置する計量コンベア22…22に
は、後方のプールコンベア21…21における供給ゲー
ト25…25が開動して、該プールコンベア21…21
から次回計量用の物品X…Xが導入されると共に、計量
後の物品X…Xが該コンベアを素通りして空になった物
品搬入路261〜269に流出することになる。物品X…
Xを排出したプールコンベア21…21には、供給部1
0における対応する物品供給路13a…13aから物品
X…Xが補充される。このようにして、物品の供給、計
量及び最適組み合せに該当した物品の排出の各動作が連
続的に行われることになり、その間、各物品X…Xは整
列状態が保持される。 【0043】なお、本実施例においては、左右一対のガ
イド部材の傾斜は異なったものであったが、これは同じ
でもよい。この場合においてもゲートを所定の時間差で
もって開閉させることによって物品を一列にすることが
できる。 【0044】 【発明の効果】上記のような構成の物品集合装置によれ
ば、複数の計量機からそれぞれ整列状態で排出された物
品が並列状態で一斉に上流端に搬入される主コンベア
と、該主コンベア上に配設された物品搬入路を、複数の
グループに分割し、各グループの搬入路をグループごと
に中間集合路に合流させると共に、これらの中間集合路
のグループを最終的に1つの排出路へと導くガイド部材
とを設けたので、物品搬入路にそれぞれ整列状態で一斉
に搬入される多数の物品は、主コンベア上を移送されて
いく過程で、グループごとに中間集合路に合流されると
共に、中間集合路に合流された物品もさらにグループご
とに合流されて、その場合に、物品はその集合過程で落
下されることがないので、欠損等が生じることがないの
である。 【0045】また、上記各物品搬入路と各中間集合路と
最終排出路の出口にはそれぞれ多数のゲートが設けられ
ていると共に、物品搬入路および中間集合路の同じグル
ープに属する複数の経路のゲートは所定の時間差をもっ
て順次開閉されるように構成されているので、同じグル
ープの複数の経路から排出される物品は、所定の間隔を
隔てて主コンベア上を移送されて次段のゲートにおいて
前後に整列されて集合されることとなるので、最終排出
路において整列状態が保持されたまま一つにまとめられ
ていることとなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施例に係る組み合せ計量装置の要
部側面図である。 【図2】 同計量装置の要部平面図である。 【図3】 同計量装置における計量部の要部拡大側面図
である。 【図4】 同計量装置における集合部及びその周辺の構
成を示す平面図である。 【図5】 同計量装置の制御システム図である。 【図6】 作用の第1段階を示す説明図である。 【図7】 作用の第2段階を示す説明図である。 【図8】 作用の第3段階を示す説明図である。 【符号の説明】 1 組み合せ計量装置 2 主コンベア 13 供給シュート(物品供給手段) 22 計量コンベア(計量機) 28 プールゲート(ゲート) 261〜269 物品搬入路 30 集合部(物品集合装置) 31a〜31c 中間集合路 34〜41,43 ガイド部材 42 排出路 45 中間ゲート(ゲート) 50 コントロールユニット(演算、制御
手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特公 平1−58448(JP,B2) 実公 平7−33139(JP,Y2) 仏国特許出願公開1269978(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 19/387

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 横一列に配置された複数の計量機と、こ
    れらの計量機に整列状態で物品を供給する物品供給手段
    と、これらの計量機で得られた各組の物品の重量につい
    て組み合せ演算を行って目標重量に最も近い最適組み合
    せを求める演算手段とを有し、これらの計量機から整列
    状態で排出された物品のうち、最適組み合せに該当した
    物品のみを集合させるように構成された組み合せ計量装
    置の物品集合装置であって、複数の計量機からそれぞれ
    整列状態で排出された物品が並列状態で一斉に上流端に
    搬入される平ベルト式の主コンベアと、該主コンベア上
    に配設されて各組の物品がそれぞれ搬入される物品搬入
    路を複数のグループに分割し、各グループの搬入路をグ
    ループごとに中間集合路に合流させると共に、これらの
    中間集合路のグループを最終的に1つの排出路へと導く
    ガイド部材と、上記各物品搬入路と各中間集合路と最終
    排出路の出口にそれぞれ配設されて、主コンベアによる
    物品の移送を阻止する多数のゲートと、これらのゲート
    のうち、物品搬入路および中間集合路の同じグループに
    属する複数の経路のゲートを所定の時間差をもって順次
    開閉させることにより同じグループの複数の経路から排
    出される物品を、次段のゲートにおいて前後に整列させ
    て集合させる制御手段とを有することを特徴とする組み
    合せ計量装置の物品集合装置。
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