JP3392013B2 - 浴室の出入り口の構造 - Google Patents

浴室の出入り口の構造

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JP3392013B2 JP21883997A JP21883997A JP3392013B2 JP 3392013 B2 JP3392013 B2 JP 3392013B2 JP 21883997 A JP21883997 A JP 21883997A JP 21883997 A JP21883997 A JP 21883997A JP 3392013 B2 JP3392013 B2 JP 3392013B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、浴室の出入り口と
なる部分の構造に関し、詳しくはドアを閉じたとき水止
め部材が立ち上がって防水する手段を備えた出入り口の
構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】浴室の出入り口となる開口には開口に沿
って戸枠が設けられ、戸枠内にドアが回動自在に装着さ
れて開口が開閉自在にされている。そして、浴室の床面
より戸枠の下部枠の上面の高さが十分に高くなるように
段差を設けて浴室内の水が浴室外に流出しないようにし
ていた。ところが、戸枠の下部枠の上面の高さを高くし
て段差を設けると、段差で足をつまずいたりするおそれ
があって、安全面から好ましくないという問題がある。 【0003】そこで、近年、戸枠の下部枠の上面の高さ
を低くしても防水性を確保するために戸枠の下部枠に水
止め部材を起倒自在に設け、ドアを閉じたときドアの面
で水止め部材を押して水止め部材を立ち上げることも行
われるようになってきた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記水止め
部材は戸枠の下部枠の長手方向に亙るように設けられる
ものであり、水止め部材を上下に回動自在に装着して起
倒自在にする場合、図5に示すように下部枠4aに長手
方向に亙る円柱状の枢支突部6′を設け、水止め部材の
縁部の下面側に長手方向に亙って設けた断面略C字状の
枢支凹部を枢支突部6′に回転自在に嵌合していた。と
ころが、上記のように水止め部材が下部枠4aの全幅に
亙って支持されていると、枢支凹部と枢支突部6′との
接触面積が大きく、下部枠4aの多少の撓みでも水止め
部材を上下方向に回動することに支障をきたすという問
題があった。 【0005】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、枢支凹部と枢支突部との接触面積を必要最小限
とすることにより下枠部に多少の撓みがあっても水止め
部材が上下に回動して起倒する動作に影響がないように
できる浴室の出入り口の構造を提供することを課題とす
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の浴室の出入り口の構造は、浴室1の出入り口と
なる開口2にドア3を回動自在に設けて開口2を開閉自
在にし、開口2に設ける戸枠4の下部枠4aに下部枠4
aの長手方向に長い水止め部材5を起倒自在に装着し、
ドア3の閉動作によりドア3に連動して水止め部材5を
立ち上げるようにしたものにおいて、下部枠4aにおけ
水止め部材5の長手方向の両端に対応する部分にのみ
球形の枢支突部6を設けると共に水止め部材5の縁部に
設けた枢支凹部7を上記枢支突部6に回転自在に嵌合し
て成ることを特徴とする。両端部にのみ設けた枢支突部
6に枢支凹部7を回転自在に嵌合することで接触面積を
必要最小限とすることができて下部枠4aに多少の撓み
があっても水止め部材5が上下に回動して起倒する動作
に影響がないようにできる。 【0007】 【0008】 【発明の実施の形態】浴室1は例えばバスタブや洗い場
を有する浴室ユニットであるが、バスタブや洗い場以外
に便器や洗面器を有するサニタリールームユニットであ
ってもよい。浴室1と浴室1外との間には出入り口とな
る開口2を設けてあり、この開口2に沿って戸枠4を装
着してあり、戸枠4にドア3を開閉自在に装着してあ
る。浴室1外の部分は脱衣室や廊下等である。ドア3は
本例の場合、普通の一側を回転自在に装着した開き戸タ
イプのものであるが、二つ折りドアであってもよい。戸
枠4の下部枠4aは浴室1内の床面と浴室1外の床面8
との間に設けられるものであるが、浴室1内の床面と下
部枠4aの上面との間に余り段差ができないようにして
ある。 【0009】水止め部材5は下部枠4aの長手方向に亙
る長さの長いものであり、水止め部材5を下部枠4aに
起倒自在になるように装着してある。水止め部材5を下
部枠4aに回動自在に装着して水止め部材5を上下に起
倒自在にするには下部枠4aに枢支突部6を設けると共
に水止め部材5の縁部の下面側に枢支凹部7を設け、枢
支凹部7を枢支突部6に回転自在に嵌合してある。そし
て本発明の場合、下部枠4aに設ける枢支突部6が下部
枠4aの全長に亙るのでなく、下部枠4aの長手方向の
両端のみに設けてある。そして、下部枠4aの両端に設
ける枢支突部6は図4に示すように球状になっている。
水止め部材5の縁部に長手方向に亙って設ける枢支凹部
7は断面略C字状になっており、球状の枢支突部6に断
面略C字状の枢支凹部7を回転自在に嵌合してある。下
部枠4aの長手方向の両方の縦枠4b側の端部には止水
部材9を配置してあり、止水部材9を下部枠4aに装着
してある。この止水部材9の上面片9aの下面側には防
水のためのシール材9bを設けてあり、上記水止め部材
5が立ち上がったとき、シール材9bで水止め部材5の
端部と止水部材9との間のシールを行うようになってい
る。 【0010】また駆動装置10は図1、図2、図3に示
すように接続部材11にピン12にて回転自在になるよ
うに装着してあり、接続部材11が水止め部材5にリベ
ット13にて固着してある。駆動装置10の上部と接続
部材11との間にはピン12から離れた位置でバネ15
を懸架して接続してある。駆動装置10の先端部の上部
には第1の当接部16を設けてあり、先端部の下部には
第2の当接部17を設けてある。第1の当接部16は本
例の場合、回転自在なローラ16aであり、第2の当接
部17は本例の場合回転自在なローラ17aである。上
記ドア3を閉じたとき、ドア3が先に第1の当接部16
に当たってから次に第2の当接部17に当たるが、第1
の当接部16がドア3に当たるときも、第2の当接部1
7がドア3に当たるときもドア3の面に対して第1の当
接部16や第2の当接部17が略直交するように当たる
ようになっている。 【0011】しかして、ドア3を開いた状態では駆動装
置10の第1の当接部16や第2の当接部17がドア3
に接触していなく、図2に示すように水止め部材5は下
部枠4aの上に重なるように倒れており、水止め部材5
が邪魔になることなくスムーズに通行することができ
る。この状態からドア3を閉じて行くと、先ず第1の当
接部16がドア3に当たり、駆動装置10を介して水止
め部材5が立ち上がって行き、次いで第2の当接部16
がドア3に当たり、駆動装置10を介して立ち上がって
行き、ドア3を完全に閉じた状態で図1に示すように水
止め部材5が完全に立ち上げられる。これにより、水止
め部材5にて浴室1側から浴室1外の方に水が流出する
のが遮断される。またドア3を開くと、第1の当接部1
6や第2の当接部17がドア3から離れ、水止め部材5
が自重で倒れる。またドア3を閉めて水止め部材5が起
立した状態で、水止め部材5を踏んだりして水止め部材
5を押し下げるような力が加わったとき、バネ15が伸
びることよりピン12を中心に回転して水止め部材5が
下がり、力がかからなくなったとき元の状態に戻る。こ
のことにより水止め部材5が立ち上がっているときに上
から踏み付けたような場合でも、水止め部材5が破壊す
ることなく、また力がかからなくなったときに元の水止
め状態に復帰させることができる。上記のように水止め
部材5が上下に回動して起倒するが、両端部に位置する
球状の枢支突部6に対して断面略C字状の枢支凹部7が
回転する構造のために枢支突部6との枢支凹部7の接触
面積が小さくて下部枠4aが多少撓んでもこの部分がス
ムーズに回動して水止め部材5の起倒が支障なく行われ
る。 【0012】 【0013】 【発明の効果】本発明は叙述のように浴室の出入り口と
なる開口にドアを回動自在に設けて開口を開閉自在に
し、開口に設ける戸枠の下部枠に下部枠の長手方向に長
い水止め部材を起倒自在に装着し、ドアの閉動作により
ドアに連動して水止め部材を立ち上げるようにした浴室
の出入り口の構造において、下枠部における水止め部材
の長手方向の両端に対応する部分にのみ球形の枢支突部
を設けると共に水止め部材の縁部に設けた枢支凹部を上
記枢支突部に回転自在に嵌合したものであって、両端部
にのみ設けた球形の枢支突部に枢支凹部を回転自在に嵌
合することで接触面積を必要最小限とすることができ
て、下部枠に多少の撓みがあっても水止め部材が上下に
回動して起倒する動作に影響がないようにできるものあ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態の一例のドアを閉じた状態
の断面図である。 【図2】同上のドアを開いた状態の断面図である。 【図3】同上の駆動装置の部分の斜視図である。 【図4】同上の下部枠の斜視図である。 【図5】従来例の下部枠の斜視図である。 【符号の説明】 1 浴室 2 開口 3 ドア 4 戸枠 4a 下部枠 5 水止め部材 6 枢支突部 7 枢支凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 1/70 E06B 7/26 E05D 1/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 浴室の出入り口となる開口にドアを回動
    自在に設けて開口を開閉自在にし、開口に設ける戸枠の
    下部枠に下部枠の長手方向に長い水止め部材を起倒自在
    に装着し、ドアの閉動作によりドアに連動して水止め部
    材を立ち上げるようにした浴室の出入り口の構造におい
    て、下部枠における水止め部材の長手方向の両端に対応
    する部分にのみ球形の枢支突部を設けると共に水止め部
    材の縁部に設けた枢支凹部を上記枢支突部に回転自在に
    嵌合して成ることを特徴とする浴室の出入り口の構造。
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