JP3391990B2 - ロギング管理方法及びロギング用時計及び情報処理装置 - Google Patents

ロギング管理方法及びロギング用時計及び情報処理装置

Info

Publication number
JP3391990B2
JP3391990B2 JP24829096A JP24829096A JP3391990B2 JP 3391990 B2 JP3391990 B2 JP 3391990B2 JP 24829096 A JP24829096 A JP 24829096A JP 24829096 A JP24829096 A JP 24829096A JP 3391990 B2 JP3391990 B2 JP 3391990B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
logging
time
clock
information
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24829096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1097446A (ja
Inventor
充弘 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP24829096A priority Critical patent/JP3391990B2/ja
Publication of JPH1097446A publication Critical patent/JPH1097446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3391990B2 publication Critical patent/JP3391990B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のCPUによ
り各種プログラムの実行を行う情報処理装置において、
各CPUのロギングにシステム共通のロギング時刻を付
加して記録するロギング管理方法に係り、特に各CPU
の時系列的な処理状態を正確にロギングできるロギング
管理方法及びロギング用時計及び情報処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に情報処理装置においては、異常
事態の発生時にその原因等を究明するために、常時実行
された処理や操作の記録(ログ)をファイル等に記憶し
ている(ロギング)。特に、複数のCPUを組み込んだ
マルチCPUシステムでは、1つのプログラムを複数の
タスクに分け、各タスクを複数のCPUで並列に実行す
るので、異常事態の発生時は複数のCPUでいかなる動
作が行われたかを把握することが重要である。
【0003】そこで、各CPUの動作状態を時系列的に
ロギングするために、従来のロギング管理方法(第1の
ロギング管理方法)では、各CPU毎にロギング発生時
にシステム共通の時計から時刻を読み出し、その時刻デ
ータ(ロギング時刻)を付加したログ(ロギング情報)
をロギングデータとして、CPU毎のロギングエリア又
は共通のロギングエリアに記憶するようになっている。
ここで、システム共通にロギング用の時刻を発生させる
時計をロギング用時計又はリアルタイムクロック(rt
c)と呼ぶ。
【0004】従来のロギング用時計について図9を使っ
て説明する。図9は、従来のロギング用時計及びその周
辺のブロック図である。従来のロギング用時計1′は、
水晶発振器11と、分周器12と、マイクロコンピュー
タインタフェース13と、インターバルタイマ17とか
ら構成され、ロギング用時計1′の電源部分としてバッ
クアップ電源2と、動作用電源3と、スイッチ4′が設
けられている。
【0005】従来のロギング用時計の各部について説明
する。水晶発振器11は、時刻カウントのための基準ク
ロックを発生する発振器で、例えば、一般的なrtcで
は基準クロックに32.768khzの水晶発振器を使
用しており、周期は約30.5μ秒で、ロギングの最小
単位時間を約30.5μ秒以下とすることは不可能であ
る。
【0006】その理由としてrtcは、装置のメイン電
源がoffされている場合でも時刻をカウントしていな
ければならず、このため、電池などの補助電源により常
時電力を与え続ける必要があり、周波数を高くすると消
費電流が大きくなるという特性がある。また、周波数を
低く設定すれば、水晶発振器の場合、不安定になり易
く、また水晶自体を大型にしなければならない。このた
め、一般的には数10khz程度のものが使用される。
【0007】尚、一般的に用いられるロギング用時計の
ICでは、分解能(ロギングの単位時間)が1秒である
のが普通である。それに対して、CPUの速度はμ秒
(10-6)オーダであるため、1秒間という同一時間内
に数千〜数万のロギングが発生する可能性がある。
【0008】分周器12は、水晶発振器の出力を分周し
て、秒、分、時、日、月、年をカウントするものであ
る。尚、各分周期12のカウンタ値は、マイクロコンピ
ュータから現在の時刻を設定することも可能である。
【0009】マイクロコンピュータインタフェース13
は、分周器12とマイクロコンピュータとのインタフェ
ースであり、マイクロコンピュータインタフェース13
を介してマイクロコンピュータ(CPU)が必要な時に
分周器12のカウンタの値を読み出すことにより現在の
時刻を知ることができるようになっている。
【0010】バックアップ電源2は、装置のメイン電源
がoffされている場合に、時刻をカウントするための
バックアップ用の電源で、電池などの補助電源である。
尚、補助電源の容量の大きさに比例してバックアップ時
間の長短が決定されるが、補助電源の容量を大きくする
と、コスト、サイズ、重量が大きくなってしまう。
【0011】動作用電源3は、装置のメイン電源がon
されている場合のロギング用時計1′の電源であり、装
置のメイン電源と考えても良い。スイッチ4′は、装置
のメイン電源のon/offに従って、ロギング用時計
1′の電源を動作用電源3とバックアップ用電源2とで
切り替えるスイッチである。
【0012】インターバルタイマ17は、CPUから設
定された特定時間毎にCPUに対して割り込みを発生し
て、CPUにおいて特定の処理を行わせるために使用す
るタイマである。また、CPUの動作に関係なく、一定
時刻で特定の回路などを動作させる時などにも使用す
る。
【0013】そして、従来の第1のロギング管理方法
は、図10に示すように、複数のCPUで処理が終了す
る毎に、ロギング処理としてロギング用時計1′の分周
器12のカウンタ値から時刻(ロギング時刻)を読み出
し(時計リード)、その時刻データをロギング情報に付
加してロギングデータとしてCPU毎のロギングエリア
又は共通のロギングエリアに格納して記憶させるように
なっている。図10は、従来のロギング管理方法の動作
を示す説明図である。
【0014】例えば、異常状態が発生し、各CPUから
のロギング発生によるロギング用時計1′への時刻読み
出しが集中すると、ロギング用時計1′の単位時間以内
で各CPUから複数の時刻読み出しが発生し、その結果
図11に示すように、各処理のロギングデータのロギン
グ時刻として同一の時刻が付与される場合があり得る。
図11は、同一時刻内に複数のロギングが発生した場合
のロギングエリアの様子を示す説明図である。
【0015】CPU毎に異なるロギングエリアにロギン
グデータを格納する場合は、ロギング時刻が同一である
と、各CPUのロギングの発生順序は全く分からないこ
とになる。また、複数のCPUが共通のロギングエリア
にロギングデータを格納する場合は、各CPUは各々同
期をとらずにロギングエリアにロギングデータの書き込
みを行うため、エリアに記憶された順序がそのままロギ
ング発生順序であるかどうかの判定は難しく、ロギング
時刻が同一であると、各CPUのロギングの発生順序は
全く分からないことになる。
【0016】また、別のロギング管理方法の1つとして
提案されている特開平2−197954「並列実行再現
方式」(第2のロギング管理方法)では、タスク生成時
刻と修了時刻とをタイマで監視して、ログファイルに記
憶し、各タスクの実行順序を制御して再現できるもので
ある。
【0017】また、別の従来のロギング管理方法として
特開平4−21644「ロギング管理方式」がある(第
3のロギング管理方法)。この方式においては、複数の
CPUで発生したロギング情報に対して、共通のカウン
トエリアでカウントしたシリアル番号を付けて、ロギン
グ情報をCPU毎のエリアに記憶するようになってい
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の第1のロギング管理方法及びロギング用時計では、
例えば、32.768khzの水晶発振器を用いると周
期は約30.5μ秒であり、30.5μ秒以下はロギン
グの時刻を区別できないという問題点があった。
【0019】特にマイクロコンピュータでは、1ステッ
プの処理速度が1μ秒以下のものもあり、この30.5
μ秒の周期では30ステップ以上の処理が実行可能であ
るため、各処理単位にロギングを取るとすると、ロギン
グ時計の単位時間内に複数回のアクセスが発生し、この
場合には同一時刻がロギングされどちらが先かの判定が
できないという問題点があった。
【0020】更に、一般的なロギング用時計のICで
は、ロギングの単位時間が1秒のものが多く、先に示し
た問題点が更に発生し易くなるという問題点があった。
【0021】また、第2のロギング管理方法では、タイ
マの精度がかなり高いことが要求され、一般的なロギン
グ用時計では、動作困難であるという問題点があった。
【0022】また、第3のロギング管理方法では、共通
の記憶エリアには管理データを記憶し、各ロギング情報
は、個々のCPU毎に記憶エリアを設ける構成となり、
解析時には管理エリアより順番に読み出した後、該読み
出したデータに従って各CPU毎のエリアを参照する動
作となり、解析作業が大変であるという問題点があっ
た。
【0023】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、同一時刻に複数回のロギングが発生しても、ロギン
グの順序を正確に記憶することができるロギング管理方
法及びロギング用時計及び情報処理装置を提供すること
を目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、互いに関連する複
数のCPUで構成されるシステムにおける、前記各CP
Uがロギングの情報を共通の記憶部に記憶させるロギン
グの際に、共通のロギング用時計をアクセスしてロギン
グ時刻を取得し、前記ロギング時刻をロギングの情報に
付加してロギングデータとするロギング管理方法におい
て、前記ロギング時刻の単位時間より十分に短い周期で
行われるカウントが前記ロギング用時計に同期するよう
周期的にリセットされ、前記ロギング時刻と前記カウン
トされたカウント値とをロギングの情報に付加してロギ
ングデータとすることを特徴としており、同一ロギング
時刻内に発生したロギングの順番をカウント値の大小で
判別でき、更にロギングの発生時刻をロギング時刻の単
位時間よりも精度の高い時刻で得ることができる。
【0025】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、ロギング用時計において、日時をカ
ウントし、複数のCPUからのアクセスに対して前記カ
ウントされた日時をロギング時刻として出力するロギン
グ用時計であって、前記ロギング時刻の単位時間より十
分に短い周期でカウントし、当該カウントが前記ロギン
グ用時計に同期するよう周期的にリセットされるカウン
タを設け、前記複数のCPUからのアクセスに対して前
記ロギング時刻と、前記カウンタの値を出力することを
特徴としており、同一ロギング時刻であってもアクセス
の順番をカウント値で出力することができる。
【0026】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、複数のCPUにより各種のプログラ
ムを実行するマルチCPUシステムでのロギング管理を
行う情報処理装置において、日時をカウントし、複数の
CPUからのアクセスに対して前記カウントされた日時
をロギング時刻として出力するロギング用時計と、前記
ロギング時刻の単位時間より十分に短い周期でカウント
し、前記複数のCPUからのアクセスに対して前記カウ
ントしたカウント値を出力すると共に当該カウントが前
記ロギング用時計に同期するよう周期的にリセットされ
カウンタ手段と、前記ロギング時刻と前記カウント値
とをロギングの情報に付加してロギングデータとして記
憶する制御手段とを有することを特徴としており、複数
CPUにおける同一ロギング時刻内に発生したロギング
の順番をカウント値の大小で判別でき、更にロギングの
発生時刻をロギング時刻の単位時間よりも精度の高い時
刻で得ることができる。
【0027】上記従来例の問題点を解決するための請求
項4記載の発明は、複数のCPUにより各種のプログラ
ムを実行するマルチCPUシステムでのロギング管理を
行う情報処理装置において、請求項2記載のロギング用
時計と、前記ロギング用時計から得られるロギング時刻
とカウント値とをロギングの情報に付加してロギングデ
ータとして記憶する制御手段とを有することを特徴とし
ており、複数CPUにおける同一ロギング時刻内に発生
したロギングの順番をカウント値の大小で判別でき、更
にロギングの発生時刻をロギング時刻の単位時間よりも
精度の高い時刻で得ることができる。
【0028】
【0029】
【発明の実施の形態】請求項に係る発明について、その
実施の形態を図面を参照しながら説明する。本発明に係
るロギング管理方法及びロギング用時計及び情報処理装
置は、ロギング用時計の単位時間よりも十分に短い周期
でカウントを行うカウンタを設け、ロギング時刻とカウ
ンタの値とをロギング情報に付加して記憶部のロギング
エリアに記憶させるので、同一のロギング時刻に複数回
のロギングが発生しても、ロギングの順序を正確に識別
することができ、更にロギングの発生時刻をロギング時
刻の単位時間よりも精度の高い時刻で得ることができる
ものである。
【0030】まず、本発明に係るロギング用時計及びそ
れを用いたロギング管理方法を実現する構成について図
1を使って説明する。図1は、本発明に係るロギング用
時計及びその周辺の構成ブロック図である。尚、図9と
同様の構成をとる部分については同一の符号を付して説
明する。
【0031】本発明のロギング用時計1は、従来のロギ
ング用時計(RTCのIC)1′に加えて、本発明の特
徴部分としてカウンタ14とバスバッファ15とカウン
ト用クロック16とを設け、ロギング用時計1の電源部
分としてバックアップ電源2と、動作用電源3と、スイ
ッチ4が設けられている。尚、ロギング用時計(RTC
のIC)1′の内部は、従来と同様で、水晶発振器11
と、分周器12と、マイクロコンピュータインタフェー
ス13と、インターバルタイマ17とから構成されてい
る。そして、本発明のロギング用時計1の周辺の構成と
して、複数のCPU20と、メモリ30が設けられてい
る。
【0032】次に、本発明のロギング用時計及びその周
辺の各部について具体的に説明するが、RTCのIC
1′を構成する水晶発振器11と、分周器12と、マイ
クロコンピュータインタフェース13と、インターバル
タイマ17と、電源であるバックアップ電源2と、動作
用電源3は、従来と全く同様であるのでここでは説明を
省略し、本発明の特徴部分だけを説明する。
【0033】スイッチ4は、従来と同様に装置のメイン
電源のon/offに従って、電源を動作用電源3とバ
ックアップ用電源2とで切り替えるスイッチであるが、
本発明では、装置のメイン電源がonの時は、動作用電
源3をRTCのIC1′とカウント用クロック16及び
カウンタ14の両方及びシステム全体に供給し、装置の
メイン電源がoffの時は、バックアップ用電源2をR
TCのIC1′のみに供給するようになっている。
【0034】カウント用クロック16は、カウンタ14
でカウントアップするタイミングのクロックを発生する
ものである。
【0035】カウンタ14は、カウント用クロック16
のクロックタイミングでカウントアップを行い、インタ
ーバルタイマ17からの信号をリセット信号としてカウ
ントのリセットを行うものである。
【0036】インターバルタイマ17におけるリセット
信号の出力間隔は、CPUからの制御により変更するこ
とができるが、説明を簡単にするために、RTCのIC
1′の単位時間を1秒とし、インターバルタイマ17の
出力も1秒に1回として説明する。
【0037】カウント用クロック16として、例えば約
0.1秒間隔でクロックを発生するものを使用した場
合、カウンタ14は0.1秒間隔でカウントアップされ
るので、CPUが取得するカウント値は0.1秒間隔の
時刻と考えても良く、その結果ロギング時刻の単位時間
が1秒から0.1秒に短くなったと考えても良い。CP
Uの処理速度が速い場合、このカウント用クロック16
のクロックをより速く設定すれば、ロギング時刻の単位
時間をより短くすることができる。
【0038】また、ロギング時刻の精度にとらわれなけ
れば、0.1秒より長い間隔のクロック、例えば、0.
2秒〜0.5秒であっても、ロギング時刻の単位時間内
に発生した複数のロギングの順番を判別でき、更にロギ
ング時刻の単位時間内の大まかなロギング発生時刻をも
取得できる。
【0039】カウンタ14の動作は、図2に示す例で説
明すると、初期値が全ビットLowでカウント値“0”
であり、カウント用クロック16からのクロックで1ず
つ加算されるようにカウンタ14の各ビットが変化す
る。そして、インターバルタイマ17からのリセット信
号で全ビットがLowになって初期値にもどる。
【0040】そして、その間、CPUからの読み出し信
号を受け取ると、カウンタ14のカウント値が読み出さ
れるようになっている。図2は、本発明のカウンタ14
の動作の具体例を示す説明図である。
【0041】カウントクロック17の精度がRTCのI
C1′の精度より悪い場合、インターバルタイマ17に
よるリセット信号がカウントクロック16のクロックと
ずれるため、図2の例にあるように、カウンタ14のカ
ウント値が10の時にリセットされたり、カウント値が
9の時にリセットされる場合がある。
【0042】いずれにしても、CPUからロギング時刻
取得のために読み出される順序は正しくカウントされ、
カウント時間の精度は上記例の場合、±0.1秒とな
る。一般的なクロック用水晶発振器の精度は±100p
pm程度であり、4桁(±0.0001)の精度が出
せ、CPUのロギング用時計としては十分な精度が出せ
る。
【0043】バスバッファ15は、CPUからの読み出
し信号でカウンタ14のカウント値を読み出してデータ
バスに出力するバッファである。
【0044】メモリ30は、CPUのロギングデータを
記憶するロギングエリアを有する記憶部で、CPU毎に
ロギングエリアを設けてもよいし、共通のロギングエリ
アを設けてもかまわない。
【0045】ここで、ロギングエリアについて図3、図
4を使って具体例で説明する。図3は、CPU毎にロギ
ングエリアを設けた場合のロギングエリア内のフォーマ
ット例であり、図4は、共通のロギングエリアを設けた
場合のロギングエリア内のフォーマット例である。
【0046】CPU毎にロギングエリアを設けた場合
は、図3に示すように、1つの処理のロギングデータが
ロギング時刻と、カウント値と、処理のロギング情報か
ら構成されている。一方、共通のロギングエリアを設け
た場合は、図4に示すように、1つの処理のロギングデ
ータがロギング時刻と、カウント値と、CPUの識別子
と、処理のロギング情報から構成されている。
【0047】CPU20は、割り当てられた処理を行
い、処理終了後にロギングのためのロギング処理を行う
ものである。尚、このCPU20が請求項における制御
手段に相当する。ここでロギング処理とは、ロギング時
刻を読み込む時計リード処理と、ロギングデータを格納
する格納処理とから構成されている。
【0048】時計リード処理は具体的に、ロギング用時
計1に対してロギング時刻の読み出し信号を出力して、
マイクロコンピュータインタフェース13を介して分周
器12からのロギング時刻を受け取り、更にバスバッフ
ァ15からのカウント値を受け取る処理である。
【0049】また、格納処理は、ロギング情報と受け取
ったロギング時刻とカウント値とを1組のロギングデー
タとしてメモリ30のロギングエリアに出力する処理で
ある。尚、共通のロギングエリアにロギングデータを出
力する場合は、ロギングデータにCPU識別子を付加す
るようになっている。
【0050】次に、本発明のロギング用時計を用いたロ
ギング管理方法について図1、図3、図5を使ってCP
Uが2つの場合で説明する。図5は、本発明のロギング
管理方法の具体例を示す説明図である。本発明のロギン
グ用時計を用いたロギング管理方法は、図5に示すよう
に、RTCのIC1′の分周器12の各カウンタの値
(時刻)は、96年3月26日12時00分00秒を示
しており、カウンタ14のカウント値は初期値“0”か
らカウントアップされる。
【0051】そして、CPUaにおいて処理Aが行われ
終了したなら、CPUaはロギング処理に入って、時計
リード処理で分周器12からロギング時刻“9603261200
00”を受け取り、バスバッファ15からカウント値
“2”を受け取り、格納処理で、図3に示すように、処
理Aに関するロギングデータをメモリ30のCPUa用
のロギングエリアに格納する。
【0052】続いて、CPUaにおいて処理Bが行われ
終了したなら、CPUaはロギング処理に入って、時計
リード処理で分周器12から前回同様のロギング時刻
“960326120000”を受け取り、バスバッファ15からは
カウント値“8”を受け取り、格納処理で、図3に示す
ように、処理Bに関するロギングデータをメモリ30の
CPUa用のロギングエリアに格納する。
【0053】その間、CPUbにおいて処理Cが終了
し、CPUbはロギング処理に入って、時計リード処理
で分周器12からCPUaと同様のロギング時刻“9603
26120000”を受け取り、バスバッファ15からはカウン
ト値“9”を受け取り、格納処理で、図3に示すよう
に、処理Cに関するロギングデータをメモリ30のCP
Ub用のロギングエリアに格納する。
【0054】その後、分周器12では時刻が1秒カウン
トアップされ、カウンタ14ではインターバルタイマ1
7からのリセット信号を受けて、カウント値が0にリセ
ットされる。
【0055】そして、CPUaにおいて処理Dが行われ
終了したなら、CPUaはロギング処理に入って、時計
リード処理で分周器12からロギング時刻“9603261200
01”を受け取り、バスバッファ15からはカウント値
“3”を受け取り、格納処理で、図3に示すように、処
理Dに関するロギングデータをメモリ30のCPUa用
のロギングエリアに格納する。
【0056】その間、CPUbにおいて処理Eが終了
し、CPUbはロギング処理に入って、時計リード処理
で分周器12からCPUaと同様のロギング時刻“9603
26120001”を受け取り、バスバッファ15からカウント
値“5”を受け取り、格納処理で、図3に示すように、
処理Eに関するロギングデータをメモリ30のCPUb
用のロギングエリアに格納するようになっている。
【0057】この時の各CPUのロギングエリアには、
図3に示すようなロギングデータが記憶される。これに
より、CPUa,CPUbの各処理は、カウント値によ
りA、B、C、D、Eの順に終了し、ロギングが行われ
たことを把握、解析することができる。
【0058】また、図3の例では、処理Aのロギング時
刻は、96年3月26日12時00分00秒とカウント
値2となり、実時間換算で96年3月26日12時00
分00.2秒と考えても良い。同様に処理Bのロギング
時刻は、96年3月26日12時00分00.3秒とな
り、処理Dについては96年3月26日12時00分0
1.3秒となる。
【0059】よって、カウント用クロック16のクロッ
ク間隔が0.1秒であれば、ロギングエリアに記憶され
たロギング時刻及びカウント値を用いて、ロギング時刻
にxx年xx月xx日xx時xx分xx.xx秒として
ロギングデータを表示又は印字することにより、ロギン
グ情報の相対的な時間関係を見易く表現することもでき
る。
【0060】尚、上記説明では、カウント用クロック1
6及びカウンタ14及びバスバッファ15をロギング用
時計1内に設けた構成で説明したが、ロギング用時計1
とは別にロギング時刻の単位時間より十分短い間隔でカ
ウントを行い、CPUからの要求に応じてカウント値を
出力するカウンタ手段を設けても構わない。
【0061】本発明のロギング時計及びロギング方法を
各種情報処理装置に適用した例について、図6、図7、
図8を用いて説明する。図6は、本発明のロギング時計
及びロギング方法をマルチCPUのコンピュータシステ
ムに適応した例を示す構成ブロック図であり、図7は、
本発明のロギング用時計及びロギング方法を回線交換機
に適応した例を示す構成ブロック図であり、図8は、本
発明の第2のロギング時計及びロギング方法をネットワ
ークセンターに適応した例を示す構成ブロック図であ
る。
【0062】本発明のロギング時計及びロギング方法を
マルチCPUのコンピュータシステムに適応し、図6に
示すように、複数のCPUで各種処理の終了後にロギン
グ処理を行い、ロギング用時計1をアクセスして、RT
C1′からのロギング時刻とカウンタ14からのカウン
ト値とを取得し、ロギング情報に付加してロギングデー
タとして共通の記憶部であるメモリ(共通RAM)30
のロギングエリアに記憶しておき、情報処理装置内部で
発生した異常事態の解析に使用できる。
【0063】また、本発明のロギング用時計及びロギン
グ方法を回線交換機に適応し、図7に示すように、回線
交換機毎にその内部のCPUが入出力データのロギング
情報を作成し、各CPUからのロギング情報をセンター
のCPU20で受け取り、ロギング用時計1をアクセス
して、ロギング時刻及びカウント値を一括管理し、ロギ
ング時刻及びカウント値を付加したロギング情報を発生
順に交換機の共通記憶部(RAM)30のロギングエリ
アに一括して記憶しておくことができる。
【0064】また、本発明のロギング時計及びロギング
方法をネットワークセンターに適応し、図8に示すよう
に、各端末における通信過程で異常が発生した場合、各
端末毎の異常とは別に、通信異常を集中管理するため
に、センターのCPU20がロギング用時計1にアクセ
スし、得られたロギング時刻とカウント値をロギング情
報に付加してセンターの記憶部(RAM)30のロギン
グエリアに記憶することにより、ネットワーク上で発生
した異常処理などのロギングデータを一括して記憶して
おくことができる。
【0065】以上、説明したように本発明のロギング用
時計及びロギング方法によれば、ロギング用時計1のカ
ウンタ14において、ロギング時刻の単位時間より十分
に短い周期でカウントを行い、CPUではロギング時刻
とカウント値とをロギング用時計1から取得して、ロギ
ング情報に付加してロギングエリアに記憶するので、ロ
ギング情報の発生時刻を、ロギング時刻の単位時間より
も精度の高い時刻で表すことができ、ロギングの発生順
を正確に把握できる。
【0066】また、本発明のロギング方法及びロギング
用時計は、マルチCPUのシステムにおけるロギングを
前提としているが、カウント値によって実時間(時刻)
を記録することができるため、シングルCPUシステム
のロギングにおいても、CPUの動作時間の記録を行う
こともでき、これによりCPUの動作時間に対する各処
理の解析にも利用できる。
【0067】また、本発明のロギング時計及びロギング
方法を用いた情報処理装置によれば、複数のCPUにお
けるロギング情報をロギング時刻とカウント値とを付加
した形で記憶するので、異常事態発生時に事象や異常状
態などの発生時刻及び発生順を正確に把握することがで
きトラブルシューティング等に有効な情報を得ることが
できる。
【0068】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ロギング
時刻の単位時間より十分に短い周期で行われるカウント
がロギング用時計に同期するよう周期的にリセットさ
、ロギング時刻とカウント値とをロギングの情報に付
加してロギングデータとするロギング管理方法としてい
るので、同一ロギング時刻内に発生した複数CPUのロ
ギングの順番をカウント値の大小で判別することによ
り、ロギングの発生時刻とともにその発生順を正確に把
握でき、更にロギングの発生時刻をロギング時刻の単位
時間よりも精度の高い時刻で得ることができ、トラブル
シューティング等に有効な情報を得ることができる効果
がある。
【0069】請求項2記載の発明によれば、カウンタが
ロギング時刻の単位時間より十分に短い周期でカウント
し、当該カウントがロギング用時計に同期するよう周期
的にリセットされ、CPUからのアクセスに対してロギ
ング時刻と、カウンタのカウント値を出力するロギング
用時計としているので、同一ロギング時刻内に発生した
複数CPUのロギングの順番をカウント値で出力するこ
とにより、トラブルシューティング等に有効な情報を得
ることができる効果がある。
【0070】請求項3記載の発明によれば、ロギング用
時計がロギング時刻を出力し、カウンタ手段がロギング
時刻の単位時間より十分に短い周期でカウントすると共
に当該カウントが前記ロギング用時計に同期するよう周
期的にリセットされ、制御手段がロギング時刻とカウン
ト値とをロギングの情報に付加してロギングデータとし
て記憶する情報処理装置としているので、同一ロギング
時刻内に発生した複数CPUのロギングの順番をカウン
ト値の大小で判別することにより、ロギングの発生時刻
とともにその発生順を正確に把握でき、更にロギングの
発生時刻をロギング時刻の単位時間よりも精度の高い時
刻で得ることができ、トラブルシューティング等に有効
な情報を得ることができる効果がある。
【0071】請求項4記載の発明によれば、請求項2記
載のロギング用時計がロギング時刻とカウント値を出力
し、制御手段がロギング用時計から得られるロギング時
刻とカウント値とをロギングの情報に付加してロギング
データとして記憶する情報処理装置としているので、同
一ロギング時刻内に発生した複数CPUのロギングの順
番をカウント値の大小で判別することにより、ロギング
の発生時刻とともにその発生順を正確に把握でき、更に
ロギングの発生時刻をロギング時刻の単位時間よりも精
度の高い時刻で得ることができ、トラブルシューティン
グ等に有効な情報を得ることができる効果がある。
【0072】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロギング用時計及びその周辺の構
成ブロック図である。
【図2】本発明のカウンタの動作の具体例を示す説明図
である。
【図3】CPU毎にロギングエリアを設けた場合のロギ
ングエリア内のフォーマット例である。
【図4】共通のロギングエリアを設けた場合のロギング
エリア内のフォーマット例である。
【図5】本発明のロギング管理方法の具体例を示す説明
図である。
【図6】本発明のロギング用時計及びロギング管理方法
をマルチCPUのコンピュータシステムに適応した例を
示す構成ブロック図である。
【図7】本発明のロギング用時計及びロギング管理方法
を回線交換機に適応した例を示す構成ブロック図であ
る。
【図8】本発明のロギング用時計及びロギング管理方法
をネットワークセンターに適応した例を示す構成ブロッ
ク図である。
【図9】従来のロギング用時計及びその周辺のブロック
図である。
【図10】従来のロギング管理方法の動作を示す説明図
である。
【図11】同一時刻内に複数のロギングが発生した場合
のロギングエリアの様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1′…ロギング用時計、 2…バックアップ電源、
3…動作用電源、4,4′…スイッチ、 11…水晶
発振器、 12…分周器、 13…マイクロコンピュー
タインタフェース、 14…カウンタ、 15…バスバ
ッファ、 16…カウント用クロック16、 17…イ
ンターバルタイマ、 20… CPU30…メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/34 G06F 15/177

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに関連する複数のCPUで構成され
    るシステムにおける、前記各CPUがロギングの情報を
    共通の記憶部に記憶させるロギングの際に、共通のロギ
    ング用時計をアクセスしてロギング時刻を取得し、前記
    ロギング時刻をロギングの情報に付加してロギングデー
    タとするロギング管理方法において、 前記ロギング時刻の単位時間より十分に短い周期で行わ
    れるカウントが前記ロギング用時計に同期するよう周期
    的にリセットされ、前記ロギング時刻と前記カウントさ
    れたカウント値とをロギングの情報に付加してロギング
    データとすることを特徴とするロギング管理方法。
  2. 【請求項2】 日時をカウントし、複数のCPUからの
    アクセスに対して前記カウントされた日時をロギング時
    刻として出力するロギング用時計であって、 前記ロギング時刻の単位時間より十分に短い周期でカウ
    ントし、当該カウントが前記ロギング用時計に同期する
    よう周期的にリセットされるカウンタを設け、前記複数
    のCPUからのアクセスに対して前記ロギング時刻と、
    前記カウンタの値を出力することを特徴とするロギング
    用時計。
  3. 【請求項3】 複数のCPUにより各種のプログラムを
    実行するマルチCPUシステムでのロギング管理を行う
    情報処理装置において、 日時をカウントし、複数のCPUからのアクセスに対し
    て前記カウントされた日時をロギング時刻として出力す
    るロギング用時計と、 前記ロギング時刻の単位時間より十分に短い周期でカウ
    ントし、前記複数のCPUからのアクセスに対して前記
    カウントしたカウント値を出力すると共に当該カウント
    が前記ロギング用時計に同期するよう周期的にリセット
    されるカウンタ手段と、 前記ロギング時刻と前記カウント値とをロギングの情報
    に付加してロギングデータとして記憶する制御手段とを
    有することを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 複数のCPUにより各種のプログラムを
    実行するマルチCPUシステムでのロギング管理を行う
    情報処理装置において、 請求項2記載のロギング用時計と、 前記ロギング用時計から得られるロギング時刻とカウン
    ト値とをロギングの情報に付加してロギングデータとし
    て記憶する制御手段とを有することを特徴とする情報処
    理装置。
JP24829096A 1996-09-19 1996-09-19 ロギング管理方法及びロギング用時計及び情報処理装置 Expired - Fee Related JP3391990B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24829096A JP3391990B2 (ja) 1996-09-19 1996-09-19 ロギング管理方法及びロギング用時計及び情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24829096A JP3391990B2 (ja) 1996-09-19 1996-09-19 ロギング管理方法及びロギング用時計及び情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1097446A JPH1097446A (ja) 1998-04-14
JP3391990B2 true JP3391990B2 (ja) 2003-03-31

Family

ID=17175898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24829096A Expired - Fee Related JP3391990B2 (ja) 1996-09-19 1996-09-19 ロギング管理方法及びロギング用時計及び情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3391990B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7925894B2 (en) * 2001-07-25 2011-04-12 Seagate Technology Llc System and method for delivering versatile security, digital rights management, and privacy services
US8028166B2 (en) 2006-04-25 2011-09-27 Seagate Technology Llc Versatile secure and non-secure messaging
US7539890B2 (en) * 2006-04-25 2009-05-26 Seagate Technology Llc Hybrid computer security clock
US8429724B2 (en) 2006-04-25 2013-04-23 Seagate Technology Llc Versatile access control system
JP4901813B2 (ja) * 2008-05-30 2012-03-21 三菱電機株式会社 マルチコントローラシステム
JP7291107B2 (ja) * 2020-07-22 2023-06-14 株式会社日立製作所 電子計算機、再現試験方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1097446A (ja) 1998-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3391990B2 (ja) ロギング管理方法及びロギング用時計及び情報処理装置
US5923874A (en) Resource measurement facility in a multiple operating system complex
CN110377136A (zh) 一种psu原始值日志记录方法及装置
CN115309347B (zh) 基于ssd主控变频的时间管理方法、装置、设备及介质
WO2019223171A1 (zh) 工作流管理方法、系统、计算机设备和存储介质
JPH1097445A (ja) ロギング管理方法及びロギング用時計及び情報処理装置
CN110096416B (zh) 异常报警方法、装置、计算机装置及可读存储介质
CN113806383A (zh) 日程实时同步方法和装置
CN113064803A (zh) 双芯智能电表的停电事件记录方法、装置和计算机设备
CN112269826A (zh) 一种基于大数据的可视化加工处理系统及方法
JP2020181533A (ja) データ収集システムおよびデータ収集方法
JPH05274057A (ja) 計時装置
JP2002215428A (ja) タスク監視装置、タスク監視方法及びこの方法を記録した記録媒体
JPH046023B2 (ja)
JP2006226846A (ja) データロガー装置およびそのデータ収集方法
JPH0713805A (ja) 並列計算機及びプログラム実行再現方法
JP2775830B2 (ja) 命令頻度測定方式
US20080104439A1 (en) Real time clock having a register
JP2002181968A (ja) 時刻タイマ
CN116991827A (zh) 一种日志数据的分区统计方法与系统
JPS621237B2 (ja)
JPH11306060A (ja) データの分散編集方法
JPH0282334A (ja) バスサイクルトレース回路
JPS62226294A (ja) 経時変化の記録可能なicカ−ド
JPS6234119B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080124

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100124

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100124

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120124

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees