JP3391813B2 - マンモグラフィ用ｘ線診断装置 - Google Patents
マンモグラフィ用ｘ線診断装置Info
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- 238000009607 mammography Methods 0.000 title claims description 6
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 8
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/50—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment specially adapted for specific body parts; specially adapted for specific clinical applications
- A61B6/502—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment specially adapted for specific body parts; specially adapted for specific clinical applications for diagnosis of breast, i.e. mammography
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- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スタンド内に配置され
た軸受を中心に水平軸を介して回転できるＸ線管と、選
択的に撮影位置にもたらされる少なくとも２個のカセッ
テホルダとを有し、一つのカセッテホルダが撮影位置に
置かれているとき他のカセッテホルダが待機位置にある
ように回動できるようなマンモグラフィ（乳房造影）用
Ｘ線診断装置に関する。
た軸受を中心に水平軸を介して回転できるＸ線管と、選
択的に撮影位置にもたらされる少なくとも２個のカセッ
テホルダとを有し、一つのカセッテホルダが撮影位置に
置かれているとき他のカセッテホルダが待機位置にある
ように回動できるようなマンモグラフィ（乳房造影）用
Ｘ線診断装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のＸ線診断装置はドイツ連邦共和
国特許出願公開第３３１９６２２号公報で公知である。
種々の大きさのＸ線フィルムカセッテに対するカセッテ
ホルダは、例えばＸ線管と撮影面との間に設けられた水
平軸を中心として回動可能に取り付けられている保持体
に固定されている。これによってその保持体は、カセッ
テホルダがその待機位置においてＸ線管の真上に存在す
るように形成されている。このためＵ字形を形成するカ
セッテホルダ付きの保持体は非常に大きく、従ってカセ
ッテホルダを撮影位置から待機位置に移動する際にその
操作がかなり困難であり、同時に不格好な印象を与え
る。
国特許出願公開第３３１９６２２号公報で公知である。
種々の大きさのＸ線フィルムカセッテに対するカセッテ
ホルダは、例えばＸ線管と撮影面との間に設けられた水
平軸を中心として回動可能に取り付けられている保持体
に固定されている。これによってその保持体は、カセッ
テホルダがその待機位置においてＸ線管の真上に存在す
るように形成されている。このためＵ字形を形成するカ
セッテホルダ付きの保持体は非常に大きく、従ってカセ
ッテホルダを撮影位置から待機位置に移動する際にその
操作がかなり困難であり、同時に不格好な印象を与え
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べた形式のＸ線診断装置を改良して、水平軸が所望
の位置においてその撮影中にＸ線管を垂直な位置に維持
し、これによって患者をそのままの状態でＸ線管を回転
できるようにすることにある。更にカセッテホルダに対
する位置交換装置を著しく小形にし、操作を簡単にしよ
うとするものである。
に述べた形式のＸ線診断装置を改良して、水平軸が所望
の位置においてその撮影中にＸ線管を垂直な位置に維持
し、これによって患者をそのままの状態でＸ線管を回転
できるようにすることにある。更にカセッテホルダに対
する位置交換装置を著しく小形にし、操作を簡単にしよ
うとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、冒頭に述べた形式のＸ線診断装置において、水平軸
の回転軸線が検査対象物の中心とほぼ一直線に配置さ
れ、カセッテホルダが水平軸に回転可能に配置された保
持体に、一つのカセッテホルダが撮影位置に置かれ他の
カセッテホルダが検査対象物から見てＸ線管の後ろの待
機位置にあるように取り付けられ、保持体の水平軸を中
心とした回転が、少なくとも２個のカセッテホルダのそ
れぞれが撮影位置にあるとき、水平軸の回転軸線に対し
てそれぞれほぼ同じ距離を有するように、行われること
によって達成される。
は、冒頭に述べた形式のＸ線診断装置において、水平軸
の回転軸線が検査対象物の中心とほぼ一直線に配置さ
れ、カセッテホルダが水平軸に回転可能に配置された保
持体に、一つのカセッテホルダが撮影位置に置かれ他の
カセッテホルダが検査対象物から見てＸ線管の後ろの待
機位置にあるように取り付けられ、保持体の水平軸を中
心とした回転が、少なくとも２個のカセッテホルダのそ
れぞれが撮影位置にあるとき、水平軸の回転軸線に対し
てそれぞれほぼ同じ距離を有するように、行われること
によって達成される。
【０００５】
【作用効果】その場合、水平軸を中心とした保持体の回
転は、カセッテホルダが撮影位置にあるときにカセッテ
ホルダが水平軸の回転軸線に対して同じ距離を有するよ
うに行われる。その回転軸線が検査対象物の中心とほぼ
一致しているＸ線管回転用の軸を持ったこの種のＸ線診
断装置は、スウェーデン国特許出願第９１００３６２−
４号に図示され説明されている。本発明に基づくカセッ
テホルダに対する位置交換装置は特に、この種のＸ線診
断装置に対して適している。カセッテホルダが待機位置
においてＸ線管とスタンドとの間の空間にあることによ
って、カセッテホルダはこの状態において作業員の邪魔
にはならない。更に装置全体はスマートな構造であると
いう印象を受ける。更にまた位置交換装置はこの構造に
よって小形となり、これにより操作が簡単となる。
転は、カセッテホルダが撮影位置にあるときにカセッテ
ホルダが水平軸の回転軸線に対して同じ距離を有するよ
うに行われる。その回転軸線が検査対象物の中心とほぼ
一致しているＸ線管回転用の軸を持ったこの種のＸ線診
断装置は、スウェーデン国特許出願第９１００３６２−
４号に図示され説明されている。本発明に基づくカセッ
テホルダに対する位置交換装置は特に、この種のＸ線診
断装置に対して適している。カセッテホルダが待機位置
においてＸ線管とスタンドとの間の空間にあることによ
って、カセッテホルダはこの状態において作業員の邪魔
にはならない。更に装置全体はスマートな構造であると
いう印象を受ける。更にまた位置交換装置はこの構造に
よって小形となり、これにより操作が簡単となる。
【０００６】本発明の有利な実施態様では、保持体が回
転可能に取り付けられている支持ディスクの中心軸と、
水平軸の回転軸線が約４５゜の角度を成して設けられて
いる。
転可能に取り付けられている支持ディスクの中心軸と、
水平軸の回転軸線が約４５゜の角度を成して設けられて
いる。
【０００７】本発明の有利な実施態様では、保持体は３
個のカセットホルダを同じ角度間隔を置いて取り付けら
れている。
個のカセットホルダを同じ角度間隔を置いて取り付けら
れている。
【０００８】本発明の他の実施態様では、水平軸に軸受
ハウジングが設けられ、この軸受ハウジングに、支持デ
ィスクの回転軸が水平軸の回転軸線に対して約４５°の
角度を成して取り付けられ、保持体が支持ディスクに設
けられている。これによって保持体の水平軸への固定構
造が著しく単純化される。
ハウジングが設けられ、この軸受ハウジングに、支持デ
ィスクの回転軸が水平軸の回転軸線に対して約４５°の
角度を成して取り付けられ、保持体が支持ディスクに設
けられている。これによって保持体の水平軸への固定構
造が著しく単純化される。
【０００９】本発明の構造的に簡単な実施態様では、軸
受ハウジングは、支持ディスクが取り付けられている少
なくとも１つのフランジを備えている。この構造によっ
て軸受ハウジングと支持ディスクとの間の簡単で安定し
た結合が生じる。
受ハウジングは、支持ディスクが取り付けられている少
なくとも１つのフランジを備えている。この構造によっ
て軸受ハウジングと支持ディスクとの間の簡単で安定し
た結合が生じる。
【００１０】本発明の別の有利な実施態様では、保持体
はリングおよびこのリングに対するカバーによって支持
ディスクを中心に回転可能に設けられ、支持ディスクと
リングおよび支持ディスクカバーとの間に滑り軸受が配
置されている。これによって、保持体が支持ディスクを
中心として容易に回転できることが保証される。
はリングおよびこのリングに対するカバーによって支持
ディスクを中心に回転可能に設けられ、支持ディスクと
リングおよび支持ディスクカバーとの間に滑り軸受が配
置されている。これによって、保持体が支持ディスクを
中心として容易に回転できることが保証される。
【００１１】本発明の構造的に簡単な実施態様では、水
平軸が、Ｘ線管と軸受ハウジングとカセッテホルダのた
めの保持体と共にスタンドの軸受を中心に回転可能であ
って、該水平軸は、係止位置付きの鎖錠カラーを用い
て、およびこの鎖錠カラーで係止位置の一つに拘束でき
る掛け金を用いて、所定の位置に係止できる。このよう
にしてＸ線管は容易に所望の角度位置に調整できる。
平軸が、Ｘ線管と軸受ハウジングとカセッテホルダのた
めの保持体と共にスタンドの軸受を中心に回転可能であ
って、該水平軸は、係止位置付きの鎖錠カラーを用い
て、およびこの鎖錠カラーで係止位置の一つに拘束でき
る掛け金を用いて、所定の位置に係止できる。このよう
にしてＸ線管は容易に所望の角度位置に調整できる。
【００１２】本発明の別の有利な実施態様は特許請求の
範囲の他の請求項に記載されている。
範囲の他の請求項に記載されている。
【００１３】
【実施例】以下図に示した実施例を参照して本発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
【００１４】図１にはマンモグラフィ用のＸ線診断装置
が示されている。これはスタンド１を有し、このスタン
ド１はＸ線管３を支持するハウジング２を含んでいる。
ハウジング２は、スタンド１に配置され軸方向に移動で
きる軸受５を中心に水平軸４を介して回転できるように
取り付けられている。水平軸４の回転軸線６は検査対象
物７の中心とほぼ一直線に配置されている。水平軸４に
は種々の大きさのＸ線フィルムカセッテに対する２個の
カセッテホルダ９、１０の保持体８が取り付けられてい
る。カセッテホルダ９、１０はその一方のカセッテホル
ダ１０が撮影位置に置かれているとき他方のカセッテホ
ルダ９が検査対象物７から見てＸ線管３に対するハウジ
ング２の後ろの待機位置にあるように、保持体８に１８
０°の角度間隔を置いて取り付けられている。或る大き
さの検査対象物７を撮影しようとするとき、後述する手
段によって、この大きさに対して最も適したカセッテホ
ルダが待機位置から撮影位置にもたらされる。水平軸４
を中心とした保持体８の回転は、カセッテホルダ９、１
０のそれぞれが撮影位置にあるとき水平軸４の軸線に対
してそれぞれほぼ同じ距離を有するように行われる。図
に示されているようにカセッテホルダ９、１０は、これ
が撮影位置をとっているとき、接物テーブルとして使用
される。ハウジング２には押圧板１１が高さ調整可能に
配置されている。この押圧板１１は検査対象物７を撮影
する前にカセッテホルダ９、１０に向けて押される。ハ
ウジング２はＸ線管３と共に水平軸４によってスタンド
１における軸受５を中心として別の所望の撮影位置まで
回転させられる。この回転の際に保持体８もカセッテホ
ルダ９、１０と共に回転させられる。カセッテホルダ
９、１０はかかる傾斜位置においても待機位置から撮影
位置に移動させることができる。
が示されている。これはスタンド１を有し、このスタン
ド１はＸ線管３を支持するハウジング２を含んでいる。
ハウジング２は、スタンド１に配置され軸方向に移動で
きる軸受５を中心に水平軸４を介して回転できるように
取り付けられている。水平軸４の回転軸線６は検査対象
物７の中心とほぼ一直線に配置されている。水平軸４に
は種々の大きさのＸ線フィルムカセッテに対する２個の
カセッテホルダ９、１０の保持体８が取り付けられてい
る。カセッテホルダ９、１０はその一方のカセッテホル
ダ１０が撮影位置に置かれているとき他方のカセッテホ
ルダ９が検査対象物７から見てＸ線管３に対するハウジ
ング２の後ろの待機位置にあるように、保持体８に１８
０°の角度間隔を置いて取り付けられている。或る大き
さの検査対象物７を撮影しようとするとき、後述する手
段によって、この大きさに対して最も適したカセッテホ
ルダが待機位置から撮影位置にもたらされる。水平軸４
を中心とした保持体８の回転は、カセッテホルダ９、１
０のそれぞれが撮影位置にあるとき水平軸４の軸線に対
してそれぞれほぼ同じ距離を有するように行われる。図
に示されているようにカセッテホルダ９、１０は、これ
が撮影位置をとっているとき、接物テーブルとして使用
される。ハウジング２には押圧板１１が高さ調整可能に
配置されている。この押圧板１１は検査対象物７を撮影
する前にカセッテホルダ９、１０に向けて押される。ハ
ウジング２はＸ線管３と共に水平軸４によってスタンド
１における軸受５を中心として別の所望の撮影位置まで
回転させられる。この回転の際に保持体８もカセッテホ
ルダ９、１０と共に回転させられる。カセッテホルダ
９、１０はかかる傾斜位置においても待機位置から撮影
位置に移動させることができる。
【００１５】図２には、水平軸４がスタンド１に軸受５
を中心に回転可能にどのように設けられているかが詳細
に示されている。水平軸４は滑り軸受１３、１４を持っ
た軸受ハウジング１２を備えている。このようにして水
平軸４は軸受ハウジング１２に対して回転できる。軸受
ハウジング１２はフランジ１５を備えている。このフラ
ンジ１５は水平軸４に対して約４５°の角度を成して設
けられ、ここに支持ディスク１６がボルト１７、１８に
よって取り付けられている。図２には一つのフランジ１
５しか示されていない。保持体８はリング１９およびこ
のリング１９に対するカバー２０を備えている。このカ
バー２０はそれを中心として保持体８が回転できる支持
ディスク１６を取り囲んでいる。支持ディスク１６とリ
ング１９および支持ディスク１６とカバー２０との間
に、支持ディスク１６を中心とする保持体８の回転を容
易にする滑り軸受２１が設けられている。カセッテホル
ダ９、１０は既に述べたように保持体８に１８０°の角
度間隔を置いて設けられている。カバー２０はカセッテ
ホルダ９、１０をそれぞれ撮影位置に係止するための係
止溝２２、２３を備えている。カセッテホルダ９、１０
の一つが所望の撮影位置に置かれるとき、係止溝例えば
２２は掛け金２４の前に正確に位置する。その掛け金２
４は軸２５によって軸受ハウジング１２に回転可能に設
けられ、レバー２６によって係止溝２２の中に下ろさ
れ、その際、カセッテホルダ１０はその位置に係止され
る。カセッテホルダ９、１０を位置交換する際、掛け金
２４はレバー２６によって係止溝２２から出され、保持
体８はリング１９およびカバー２０によって支持ディス
ク１６を中心にカセッテホルダ９の係止溝２３が正確に
掛け金２４の前に位置するまで１８０°回転される。そ
してこの掛け金２４は上述したようにカセッテホルダ９
を撮影位置に係止する。
を中心に回転可能にどのように設けられているかが詳細
に示されている。水平軸４は滑り軸受１３、１４を持っ
た軸受ハウジング１２を備えている。このようにして水
平軸４は軸受ハウジング１２に対して回転できる。軸受
ハウジング１２はフランジ１５を備えている。このフラ
ンジ１５は水平軸４に対して約４５°の角度を成して設
けられ、ここに支持ディスク１６がボルト１７、１８に
よって取り付けられている。図２には一つのフランジ１
５しか示されていない。保持体８はリング１９およびこ
のリング１９に対するカバー２０を備えている。このカ
バー２０はそれを中心として保持体８が回転できる支持
ディスク１６を取り囲んでいる。支持ディスク１６とリ
ング１９および支持ディスク１６とカバー２０との間
に、支持ディスク１６を中心とする保持体８の回転を容
易にする滑り軸受２１が設けられている。カセッテホル
ダ９、１０は既に述べたように保持体８に１８０°の角
度間隔を置いて設けられている。カバー２０はカセッテ
ホルダ９、１０をそれぞれ撮影位置に係止するための係
止溝２２、２３を備えている。カセッテホルダ９、１０
の一つが所望の撮影位置に置かれるとき、係止溝例えば
２２は掛け金２４の前に正確に位置する。その掛け金２
４は軸２５によって軸受ハウジング１２に回転可能に設
けられ、レバー２６によって係止溝２２の中に下ろさ
れ、その際、カセッテホルダ１０はその位置に係止され
る。カセッテホルダ９、１０を位置交換する際、掛け金
２４はレバー２６によって係止溝２２から出され、保持
体８はリング１９およびカバー２０によって支持ディス
ク１６を中心にカセッテホルダ９の係止溝２３が正確に
掛け金２４の前に位置するまで１８０°回転される。そ
してこの掛け金２４は上述したようにカセッテホルダ９
を撮影位置に係止する。
【００１６】図２には、掛け金３１を持ったもう一つの
レバー２７が軸受ハウジング１２に軸２８を中心に回転
可能に取り付けられていることも示されている。ステン
ド１および軸受５への接続部に、水平軸４を取り囲む鎖
錠カラー２９が取り付けられている。この鎖錠カラー２
９は、その外周面に例えばそれぞれ１５°の角度間隔を
隔てて一様に分布された係止溝３０を備えている。レバ
ー２７がそれが一点鎖線で示された位置に置かれたと
き、即ち掛け金３１が係止溝３０に係止されたとき、水
平軸４はハウジング２およびＸ線管３と共にこの位置に
係止される。ハウジング２をＸ線管３と一緒に水平軸４
により所望の傾斜撮影位置に回転しようとするとき、掛
け金３１はレバー２７によって係止溝３０から出され、
そして水平軸４はハウジング２およびＸ線管３と共に所
望の位置に回転させられる。この位置において水平軸４
は上述したように掛け金３１によって再び係止される。
この水平軸４の回転の際に軸受ハウジング１２も保持体
８と共に回転させられる。
レバー２７が軸受ハウジング１２に軸２８を中心に回転
可能に取り付けられていることも示されている。ステン
ド１および軸受５への接続部に、水平軸４を取り囲む鎖
錠カラー２９が取り付けられている。この鎖錠カラー２
９は、その外周面に例えばそれぞれ１５°の角度間隔を
隔てて一様に分布された係止溝３０を備えている。レバ
ー２７がそれが一点鎖線で示された位置に置かれたと
き、即ち掛け金３１が係止溝３０に係止されたとき、水
平軸４はハウジング２およびＸ線管３と共にこの位置に
係止される。ハウジング２をＸ線管３と一緒に水平軸４
により所望の傾斜撮影位置に回転しようとするとき、掛
け金３１はレバー２７によって係止溝３０から出され、
そして水平軸４はハウジング２およびＸ線管３と共に所
望の位置に回転させられる。この位置において水平軸４
は上述したように掛け金３１によって再び係止される。
この水平軸４の回転の際に軸受ハウジング１２も保持体
８と共に回転させられる。
【００１７】既に述べたように水平軸４は軸受ハウジン
グ１２に対しても回転できる。これは立体撮影に関連し
て行われる。かかる撮影の際にＸ線管３はカセッテホル
ダ９、１０に対して垂直撮影に比べて両方向において約
３．５°の角度だけ回転させられる。かかる撮影の際に
軸受ハウジング１２は上述したように鎖錠カラー２９に
よって係止される。水平軸４をその回転軸線６に対して
垂直に貫通し水平軸４に取り付けられている軸３２の両
端３３、３４は溝３５、３６の中に延びている。溝３
５、３６の長さは、水平軸４の回転運動が７°に制限さ
れるように寸法づけられている。図２に示されている溝
３５、３６は紙面の方向に延びている。
グ１２に対しても回転できる。これは立体撮影に関連し
て行われる。かかる撮影の際にＸ線管３はカセッテホル
ダ９、１０に対して垂直撮影に比べて両方向において約
３．５°の角度だけ回転させられる。かかる撮影の際に
軸受ハウジング１２は上述したように鎖錠カラー２９に
よって係止される。水平軸４をその回転軸線６に対して
垂直に貫通し水平軸４に取り付けられている軸３２の両
端３３、３４は溝３５、３６の中に延びている。溝３
５、３６の長さは、水平軸４の回転運動が７°に制限さ
れるように寸法づけられている。図２に示されている溝
３５、３６は紙面の方向に延びている。
【００１８】本発明の枠内において、保持体が３個のカ
セッテホルダをそれぞれ同じ角度間隔を置いて支持する
ようにすることもできる。各カセッテホルダ間のこの角
度間隔によって待機中のカセッテホルダは、第３のカセ
ッテホルダが撮影位置に置かれているときに邪魔になら
ない。
セッテホルダをそれぞれ同じ角度間隔を置いて支持する
ようにすることもできる。各カセッテホルダ間のこの角
度間隔によって待機中のカセッテホルダは、第３のカセ
ッテホルダが撮影位置に置かれているときに邪魔になら
ない。
【００１９】保持体８が回転軸に取り付けられている支
持ディスクの中心軸と、水平軸４の回転軸線６とが、４
５°の角度を成して設けられていることによって、保持
体８の構造は著しく小さくなり、簡単に作ることもで
き、同時にカセッテホルダ９、１０を上品に撮影位置か
ら待機位置にスムーズに移動することができる。
持ディスクの中心軸と、水平軸４の回転軸線６とが、４
５°の角度を成して設けられていることによって、保持
体８の構造は著しく小さくなり、簡単に作ることもで
き、同時にカセッテホルダ９、１０を上品に撮影位置か
ら待機位置にスムーズに移動することができる。
【図１】本発明に基づくカセッテホルダに対する位置交
換装置を持ったＸ線診断装置の側面図。
換装置を持ったＸ線診断装置の側面図。
【図２】図１における交換装置の側面図。
１ スタンド
２ ハウジング
３ Ｘ線管
４ 水平軸
５ 軸受
６ 回転中心
７ 検査対象物
８ 保持体
９，１０ カセッテホルダ
１１ 押圧板
１２ 軸受ハウジング
１３，１４，２１ 滑り軸受
１５ フランジ
１６ 支持ディスク
１７，１８ ボルト
１９ リング
２０ カバー
２２，２３ 係止溝
２４，３１ 掛け金
２５，２８，３２ 軸
２６，２７ レバー
２９ 鎖錠カラー
３０ 係止溝
３３，３４ 端部
３５，３６ 溝
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平４−317632（ＪＰ，Ａ)
実開 昭61−156907（ＪＰ，Ｕ)
米国特許4613982（ＵＳ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G03B 42/02 - 42/04
A61B 6/00 - 6/14
Claims (10)
- 【請求項１】 スタンド内に配置された軸受を中心に水
平軸を介して回転できるＸ線管と、選択的に撮影位置に
もたらされる少なくとも２個のカセッテホルダとを有
し、一つのカセッテホルダが撮影位置に置かれていると
き他のカセッテホルダが待機位置にあるように回動でき
るようなマンモグラフィ用Ｘ線診断装置において、水平
軸（４）の回転軸線（６）が検査対象物（７）の中心と
ほぼ一直線に配置され、カセッテホルダ（９，１０）が
水平軸（４）に回転可能に配置された保持体（８）に、
一つのカセッテホルダが撮影位置に置かれ他のカセッテ
ホルダが検査対象物（７）から見てＸ線管（３）の後ろ
の待機位置にあるように取り付けられ、保持体（８）の
水平軸（４）を中心とした回転が、少なくとも２個のカ
セッテホルダ（９，１０）のそれぞれが撮影位置にある
とき、水平軸（４）の回転軸線（６）に対してそれぞれ
ほぼ同じ距離を有するように、行われることを特徴とす
るマンモグラフィ用Ｘ線診断装置。 - 【請求項２】 Ｘ線管（３）が水平軸（４）に取り付け
られているハウジング（２）内に設けられていることを
特徴とする請求項１記載のＸ線診断装置。 - 【請求項３】 保持体（８）が回転可能に取り付けられ
ている支持ディスクの中心軸と、水平軸（４）の回転軸
線が約４５゜の角度を成して設けられていることを特徴
とする請求項１又は２記載のＸ線診断装置。 - 【請求項４】 保持体（８）が２個のカセッテホルダ
（９，１０）を１８０゜の角度間隔を置いて保持してい
ることを特徴とする請求項１から３までのいずれか１項
記載のＸ線診断装置。 - 【請求項５】 ３個のカセッテホルダが保持体（８）に
同じ角度間隔を置いて取り付けられていることを特徴と
する請求項１から３までのいずれか１項記載のＸ線診断
装置。 - 【請求項６】 水平軸（４）に軸受ハウジング（１２）
が設けられて、この軸受ハウジング（１２）に、支持デ
ィスク（１６）の中心軸が水平軸（４）の回転軸線に対
して約４５゜の角度を成して取り付けられ、保持体
（８）が支持ディスク（１６）に設けられていることを
特徴とする請求項１から５までのいずれか１項記載のＸ
線診断装置。 - 【請求項７】 軸受ハウジング（１２）が、支持ディス
ク（１６）が取り付けられている少なくとも１つのフラ
ンジ（１５）を備えていることを特徴とする請求項６記
載のＸ線診断装置。 - 【請求項８】 保持体（８）がリング（１９）およびこ
のリング（１９）に対するカバー（２０）によって支持
ディスク（１６）を中心に回転可能に設けられ、支持デ
ィスク（１６）とリング（１９）および支持ディスク
（１６）とカバー（２０）との間に滑り軸受（２１）が
配置されていることを特徴とする請求項６又は７記載の
Ｘ線診断装置。 - 【請求項９】 カバー（２０）あるいはリング（１９）
が、カセッテホルダ（９，１０）を撮影位置に係止する
ために掛け金（２４）が沈み込む係止溝（２２，２３）
を備えていることを特徴とする請求項６から８までのい
ずれか１項記載のＸ線診断装置。 - 【請求項１０】 水平軸（４）が、Ｘ線管（３）と軸受
ハウジング（１２）とカセッテホルダ（９，１０）のた
めの保持体（８）と共に、スタンド（１）の軸受（５）
を中心に回転可能であって、該水平軸（４）が、係止位
置（３１）を備えた鎖錠カラー（２９）を用いて、およ
びこの鎖錠カラー（２９）で係止位置（３０）の一つに
拘束できる掛け金（３１）を用いて、所定の位置に係止
されることを特徴とする請求項６から９までのいずれか
１項記載のＸ線診断装置。
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| SE9101216A SE9101216L (sv) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | Roentgendiagnostikapparat foer mammografiundersoekningar |
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