JPH0453538B2 - - Google Patents

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JPH0453538B2
JPH0453538B2 JP58072941A JP7294183A JPH0453538B2 JP H0453538 B2 JPH0453538 B2 JP H0453538B2 JP 58072941 A JP58072941 A JP 58072941A JP 7294183 A JP7294183 A JP 7294183A JP H0453538 B2 JPH0453538 B2 JP H0453538B2
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JP
Japan
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ray
ray tube
pedestal
rotation
subject
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58072941A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59200636A (ja
Inventor
Kozo Tazumi
Katsuhide Abe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP58072941A priority Critical patent/JPS59200636A/ja
Publication of JPS59200636A publication Critical patent/JPS59200636A/ja
Publication of JPH0453538B2 publication Critical patent/JPH0453538B2/ja
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、X線管とX線検出器とを被検体の
回りに回動してX線透過データを収集する第三世
代のX線CT装置に関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
第三世代のX線CT装置では、X線管と多チヤ
ンネル検出器が被検体の回りを360゜回転しながら
X線透過データを収集し、このデータを再構成す
ることにより被検体の断層像を得る方式が基本的
である。
ところで、従来より、X線管とX線検出器との
被検体に対する回転範囲を180゜+(X線管のフア
ンビーム角)に制限した方式、いわゆるハーフス
キヤン方式によつてX線透過データの収集を行う
ものが知られている。
しかしながら、従来よりハーフスキヤン方式
は、360回転型のX線CT装置の一方式として行な
われていたため、X線CT装置としてはX線管と
X線検出器とを一回転させる構造となり、被検体
挿入口を中心とする円筒形の架台を必要としてい
た。
また、X線CT装置においては、被検体を寝台
天板上に載置して断層撮影が行なわれている。こ
のため、X線管が被検体の上方に位置するときに
は、X線管から曝射されるX線は、被検体を通過
後にさらに寝台天板を透過してX線検出器に入射
することになる。これに対し、X線管が被検体の
下方に位置するときには、X線管より曝射される
X線は、先ず寝台を透過し、その後被検体を通過
してX線検出器に入射することになる。従つて、
後者の場合には、被検体透過後のX線がX線検出
器に至るまでに何らの妨げも受けないため、X線
を有効に検出することができる。さらに、X線管
からの同一曝射量に対して、X線管が被検体の下
方に位置する場合には、被検体への被曝線量の低
減を図ることができる。
このように、X線管の回転範囲を360゜とする必
要がない場合には、X線管を被検体の下方に位置
設定することが有利であるが、従来のX線CT装
置においてはこの点に特に配慮が成されていなか
つた。
〔発明の目的〕
この発明は前記事情に鑑みて成されたものであ
り、ハーフスキヤン方式専用とすることで装置の
小型化を図り、また、透過X線を有効に検出する
ことができると共に被曝線量の低減を図ることが
できるX線CT装置を提供することを目的とする
ものである。
〔発明の概要〕
前記目的を達成するためのこの発明の概要は、
被検体を挟んで対向配置したX線管及びX線検出
器と、該X線管及びX線検出器を回転中心の回り
に回動可能に保持する架台とを有するX線CT装
置において、前記X線管及び前記X線検出器の回
転領域が1回転未満であつて、かつ、180゜+(X
線管のフアンビーム角)以上であり、前記架台
は、前記X線管の回転領域における前記回転中心
から外形までの距離に対して、前記X線管の非回
転領域における前記回転中心から外形までの距離
を、前記X線管とX線検出器との回転半径の差分
に基づいて縮小化したことを特徴とするものであ
る。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。第1図はこの発明に係るX線CT装置の
データ収集部を示す概略説明図であり、第2図
は、X線管の回転領域を示す概略説明図である。
第1図において、X線CT装置のデータ収集部は、
中央部に被検体挿入口1aを有する架台1と、前
記被検体挿入口1a内に挿入される被検体(図示
せず)を挟んで対向配置されると共に、撮影領域
2の中心たる回転中心3の回りに回動可能に前記
架台1に保持されるX線管4及びX線検出器5と
から成つている。
前記X線管4は、撮影領域2に対して角度θの
広がりを有するフアンビーム6を、各回転位置毎
に曝射し、被検体を透過したX線を前記X線検出
器5において検出するようになつている。
次に、前記X線管4の回転領域について第2図
を参照して説明する。第2図において、X線管4
の回転の始点及び終点は、前記回転中心3を通る
水平線3aに対して角度θ/2(θは前記フアン
ビーム6の広がり角度)だけ上方に位置してい
る。そして、X線管4は、この回転領域内で可逆
回転駆動されるようになつている。尚、X線検出
器5は、前記X線管4に対向する位置において、
X線管4と共に回転駆動されるようになつてい
る。これを、第1図にて説明すると、図示A点に
位置するX線管4は、この位置から時計方向に回
転駆動されて下端B点に達し、さらに移動して図
示C点に至る。X線検出器5は、X線管4と対向
する位置においてX線管4と共に移動を行う。そ
して、さらに、X線管4は図示C点から逆回転
(反時計方向)してB点、A点に至るように回転
を行う。尚、X線管4の回転半径aは、X線検出
器5の回転半径bに比べて大きくなつている。こ
れは、所定のフアンビーム角θで広い撮影領域巾
Cを得るためである。
前記架台1は、X線管4の非回転領域における
前記回転中心3から外形(上端)までの距離が、
前記X線管4とX線検出器5との回転半径の差分
(a−b)に基づいて縮小されている。このため、
通常の360゜回転型のX線CT装置においては、架
台の高さが床面7から高さeだけ要するのに対
し、この発明に係るX線CT装置においては、架
台の高さが図示dの寸法となり縮小化されてい
る。
以上のように構成されたX線CT装置の作用に
ついて説明する。前述したハーフスキヤンを行う
ためには、X線管とX線検出器との回転角度が
180゜+(X線管のフアンビーム角)だけ要するこ
とは既知である。これ以下の角度であれば、ハー
フスキヤンによる画像再構成が不可能となるから
である。本実施例においては、X線管4とX線検
出器5との回転角度を180゜+(X線管のフアンビ
ーム角)と限定することにより、ハーフスキヤン
専用のX線CT装置として使用することになる。
次に、このようにX線CT装置をハーフスキヤ
ン専用とすることによつて成される装置の小型化
について説明する。X線CT装置においては、通
常、X線管4の回転半径aは、X線検出器5の回
転半径bよりも長くなつている。従つて、X線管
4の非回転領域においては前記回転半径の差分
(a−b)に基づいて装置の小型化が達成される。
例えば、第1図において、撮影領域の巾Cを400
mmとし、回転半径a,bをそれぞれ685mm、250mm
とすれば、通常の360゜回転型のX線CT装置の架
台高さeは2000mmを要する。ところが、ハーフス
キヤン専用とすることで、架台の高さdは1400mm
となり、架台高さを600mm短縮することができる。
この小型化の割合は容積で約30%となる。
また、従来より、X線CT装置では回転機構の
ための構成部品のスペースを必要とするため、回
転中心3の高さが制限され、被検体を載置する寝
台の床面からの高さが600〜800mmとなつていた。
このため、寝台高さを低く設定する手段として架
台の底部を床下に埋め込むことが考えられる。例
えば、第3図に示すように、架台の底部を寸法A
だけ床下に埋め込むとすれば、この発明にに係る
X線CT装置の高さ方向の縮小率を、従来のX線
CT装置に比して大きくすることができる。従来
装置及びこの発明に係る装置の埋め込み後の床面
からの高さをそれぞれB,Cとすれば、縮小率は
つれぞれA/A+B、A/A+Cとなり、B>C
であるから明らかに縮小率が増大する。
次に、X線管4aの回転領域を第2図に示す範
囲としたことによつて、透過X線の有効な検出を
行い得ることについて、第4図をも参照して説明
する。第4図に示すように、前記被検体挿入口1
aには、被検体9が寝台8に載置されて挿入配置
される。この際、X線管4の回転領域における大
部分の領域においては、寝台8を介して被検体9
にX線が曝射されることになり、被検体9を透過
後のX線がX線検出器5に至るまでに何らの妨げ
もない。従つて、被検体9を透過したX線を有効
に検出することができ、また、被検体の被曝線量
の低減が実現される。
この発明は前記実施例に限定されるものではな
く、この発明の要旨の範囲内で種々の変形例を包
含することは言うまでもない。
前記実施例においては、X線管4の非回転領域
を架台1の上部に設けたが、これに限らず第5図
a,b,cに示すように、架台1の下部、左側部
又は右側部にX線管4の非回転領域10を設けて
もよい。このようにしても、X線管4の非回転領
域10において架台の一部をとり除くことができ
る。また、特に、X線管4の非回転領域10を架
台1の下部に設けた際には、床面7から回転中心
3までの距離fを短くすることができる。このた
め、床面から寝台までの高さを300〜500mm程度に
下げることができ、通常病室等で用いられる寝台
と同等の高さとすることができる。しかも、架台
1の底部を床下に埋め込むことなく寝台高さを下
げることが可能となる。
尚、X線管4の非回転領域を架台1の上部以外
に設けた場合(第5図a,b,c図示の場合)に
は、先の実施例と比べてX線の有効な検出の効果
面では劣ることになる。また、X線管4とX線検
出器5との回転領域は、少なくとも1回転未満で
あつて、かつ180゜+(フアンビーム角)以上であ
れば、装置の小型化に寄与できる。
次に、この発明に係るX線CT装置においても、
従来のX線CT装置と同様に、スキヤノスコープ
(平面像)撮影は可能である。即ち、患者に対す
る任意方向にX線管を固定しておき、一定時間間
隔でX線を曝射すると共に、これと同期して寝台
を移動させることにより、X線写真と同様の平面
像を撮影することができる。この際、X線管を寝
台下方に設定して平面像の撮影を行うことによ
り、透過X線の検出を有効に行うことができ、ま
た、被曝線量の低減を実現することができる。
また、この発明に係るX線CT装置において、
被検体とX線管との距離を可変とするシフト機構
を追加することにより、小さな径の被検体に対し
てもX線フアンビームを有効に利用することがで
きる。第6図a,bはシフト機構を有するX線
CT装置において、最大照射視野と最小照射視野
とを示す概略説明図である。第6図a,bにおい
て、被検体挿入口11aを有する支持部11は、
架台1に対して上下方向にスライド移動が可能と
なつており、かつ、X線管4及びX線検出器5の
回転中心3は撮影領域2の移動に伴つて上下動す
るようになつている。また、X線管4とX線検出
器5を固定した固定部12は、支持部11に対し
て上下方向にスライド移動ができ、このことによ
り回転中心3に対して任意の撮影半径を設定する
ことができる。尚、このとき、支持部11と固定
部12とは一体となつて回転する。
第6図aでは、支持部11を上端に設定し、固
定部12を支持部11に対して下方にスライド移
動させて撮影領域2とX線管4とを遠ざけること
により広い視野を得ることができる。第6図bで
は、支持部11を下端に設定し、固定部12を支
持部11に対して上方にスライド移動させて撮影
領域2とX線管4とを近接させることにより、狭
い視野の拡大像を得ることができる。尚、このシ
フト機構を具備しても、架台1の外形に影響がな
いため、装置の小型化を妨げることはない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によるとハーフ
スキヤン方式専用とすることで装置の小型化を図
ることができるX線CT装置を提供することがで
きる。しかも、X線管の非回転領域を架台1の上
部に設けることにより、寝台に妨げられることの
ないX線の有効な検出を行うことができる。ま
た、X線管の非回転領域を架台1の下部に設ける
ことにより、寝台高さを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるX線CT装
置のデータ収集部を示す概略説明図、第2図はX
線管の回転領域を示す概略説明図、第3図はX線
CT装置の架台底部を床下に埋め込んだ状態を示
す概略説明図、第4図は、X線管の回転領域と寝
台との位置関係を示す概略説明図、第5図aはX
線管の非回転領域を架台の下部に設けたX線CT
装置の概略説明図、第5図b,cはX線管の非回
転領域をそれぞれ架台の左側部、右側部に設けた
X線CT装置を示す概略説明図、第6図a,bは
シフト機構を有するX線CT装置において、それ
ぞれ最大照射視野、最小照射視野を示す概略説明
図である。 1……架台、3……回転中心、4……X線管、
5……X線検出器、8……寝台、9……被検体、
10……X線管の非回転領域、θ……X線管のフ
アンビーム角、a……X線管の回転半径、b……
X線検出器の回転半径。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被検体を挟んで対向配置したX線管及びX線
    検出器と、該X線管及びX線検出器を回転中心の
    回りに回動可能に保持し、かつ前記X線管及び前
    記X線検出器の回動範囲を囲むに充分な大きさの
    外形とされた架台とを有するX線CT装置におい
    て、前記X線管及びX線検出器の回転領域が1回
    転未満であつて、かつ、180゜+(X線管のフアン
    ビーム角)以上であり、さらに、前記X線管の非
    回転領域における前記回転中心から前記架台外形
    までの距離を、前記X線管の回転領域における前
    記回転中心から前記架台外形までの距離に対し、
    前記X線管とX線検出器との回転半径の差分に基
    づいて縮小化して前記架台を構成したことを特徴
    とするX線CT装置。 2 前記架台は、前記X線管の非回転領域を架台
    上部に設けたことを特徴とする請求項1記載のX
    線CT装置。 3 前記架台は、前記X線管の非回転領域を架台
    下部に設けたことを特徴とする請求項1記載のX
    線CT装置。 4 前記架台は、前記X線管の非回転領域を架台
    側部に設けたことを特徴とする請求項1記載のX
    線CT装置。
JP58072941A 1983-04-27 1983-04-27 X線ct装置 Granted JPS59200636A (ja)

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JP58072941A JPS59200636A (ja) 1983-04-27 1983-04-27 X線ct装置

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JPS59200636A JPS59200636A (ja) 1984-11-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007125174A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Canon Inc 放射線画像撮影方法及び装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832744A (ja) * 1981-05-05 1983-02-25 ザ ボ−ド オブ トラステイ−ズ オブ ザ リ−ランド スタンフオ−ド ジユニア ユニバ−シテイ 多重エネルギx線減算撮像システム

Patent Citations (1)

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JPS5832744A (ja) * 1981-05-05 1983-02-25 ザ ボ−ド オブ トラステイ−ズ オブ ザ リ−ランド スタンフオ−ド ジユニア ユニバ−シテイ 多重エネルギx線減算撮像システム

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