JP3391574B2 - 芳香族ポリイミド、ポリアミド又はポリアミド−イミドとポリエ−テルスルホンとのブレンド、及びそれから作られたガス分離膜 - Google Patents

芳香族ポリイミド、ポリアミド又はポリアミド−イミドとポリエ−テルスルホンとのブレンド、及びそれから作られたガス分離膜

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、芳香族ポリエ
−テルスルホン、芳香族ポリイミド、及びアルキル置換
された芳香族ポリイミド、ポリアミド又はポリアミド−
イミドの3成分ブレンドに関する。本発明はまた、芳香
族ポリエ−テルスルホンと、芳香族ポリイミド及び/又
はアルキル置換された芳香族ポリイミド、ポリアミド又
はポリアミド−イミドの2成分又は3成分ポリマ−ブレ
ンドから成形された、ガス分離膜に関する。膜の正確な
ガス輸送特性は、特定のポリマ−成分のブレンドに基づ
いて調整され得る。
【0002】
【従来の技術】改良された特性を有する安価な材料を得
るために、ブレンドによりポリマ−特性を変性すること
が知られている。ポリマ−ブレンドは、均一(混和性)
ブレンドと不均一(非混和性)ブレンドとに分類され
る。しかし、均一ブレンドは比較的まれであり、芳香族
ポリエ−テルスルホンと芳香族ポリイミドの均一ブレン
ドが文献に示されている。特に、“ Thermal and Reolo
gical Properties of Miscible Polyethersulfon / Pol
yimide Blends ” K.Liang, J. Grebowicz, E. Valles,
F.E.Karasz 及びW.J. MacKnight 著、Journal of Pol
ymer Science社発行、Part B: Polymer Phisics, Vol.
30 pp. 465-476(1992)には、芳香族ポリエ−テルスルホ
ン(商品名、VICTREX(登録商標))と芳香族ポ
リイミド(商品名、MATRIMID5218(登録商
標))の、全混合組成範囲にわたる混和性ブレンド、特
に、10%未満の芳香族ポリイミドを含むブレンドが記
載されている。
【0003】しかし、芳香族ポリエ−テルスルホンは、
他の芳香族ポリイミド、ポリアミド又はポリアミド−イ
ミドとの混和性がない。優れた高温特性及び高軟化点と
ともに、この非混和性は、芳香族ポリエ−テルスルホ
ン、及び芳香族ポリイミド、ポリアミド又はポリアミド
−イミドのブレンドが、多くの製品に製造されるのを非
常に困難にする。芳香族ポリエ−テルスルホン、及び芳
香族ポリイミド、ポリアミド又はポリアミド−イミドの
ブレンドからの、膜、被覆、及び他の構造の製造は、一
般に複雑なプロセスを必要とする。特に、下記式(1
6)に示す繰り返し単位を有する芳香族ポリエ−テルス
ルホンは、特定のアルキル置換された芳香族ポリイミ
ド、ポリアミド又はポリアミド−イミドと混和性がない
ことが知られている。
【0004】
【化16】 ガス分離膜がポリマ−から成形され得ることもまた、一
般に知られている。ポリマ−膜によるガス成分の分離
は、化学的親和性、動力学、及び構造特性に依存すると
考えられる。ゴム状ポリマ−は、一般に、高い拡散性及
び比較的低い選択性により特徴づけられるが、一方、ガ
ラス状ポリマ−は、低い拡散性及び高い選択性により特
徴づけられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ポリマ−のブレンド
は、主として異なるポリマ−は一般に相互に混和性がな
いため、伝統的に、膜の分野では問題があるか、又は利
点がないと考えられてきた。混和性があると考えられる
幾つかのポリマ−は、ブレンドの困難性、劣った機械特
性、限られた範囲のガス輸送特性、及びブレンド組成物
とガス輸送特性との間の複雑な関係を含む種々の理由の
ため、膜の分野において、ブレンドする場合の利点を提
供しない。
【0006】米国特許第5,055,116号には、特
定の芳香族ポリイミドのブレンドについて記載されてお
り、この場合、ポリマ−成分の混合は、ポリマ−膜の所
定の透過性及び選択性を達成するために調整される。新
規なポリマ−膜の最終的特性は、所望の最終特性を有す
る膜が製造され得るように、予言され得る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、(i)芳香族
ポリエ−テルスルホン、(ii)芳香族ポリイミド、及
び(iii)アルキル置換された芳香族ポリイミド、ポ
リアミド又はポリアミド−イミド、又はその混合物の3
成分ブレンドを提供する。この混和性ブレンドは、非混
和性ブレンドに対しては利用されない新規な製造機会を
提供する。特に、本発明は、(i)芳香族ポリエ−テル
スルホンと芳香族ポリイミドの2成分ブレンド、及び
(ii)(a)芳香族ポリエ−テルスルホン、(b)芳
香族ポリイミド、及び(c)特定のアルキル置換された
芳香族ポリイミド、ポリアミド又はポリアミド−イミド
又はその混合物の3成分ブレンドから作られたガス分離
膜を提供する。これらの膜のガス透過性及び選択性は優
れている。本発明のブレンドから製造された膜は、ポリ
マ−ブレンドから作られた膜により示される高い透過性
及び選択性により、例えばH2 、N2 、CH4 、CO、
CO2 、He、及びO2 を含む分離プロセスに非常に有
用である。
【0008】本発明は、3成分ブレンドを提供する。こ
のブレンドは、(i)芳香族ポリエ−テルスルホン、
(ii)芳香族ポリイミド、及び(iii)アルキル置
換された芳香族ポリイミド、ポリアミド又はポリアミド
−イミド、又はその混合物を含む。
【0009】ポリマ−のブレンド混和性は、構成するブ
レンド成分間に存在するガラス転位温度に依存する単一
組成の存在により確認され得る。ガラス転位温度を測定
するためには、示差走査熱量計が使用された。
【0010】3成分ブレンドに使用された芳香族ポリエ
−テルスルホンは、下記式(1)に示す繰り返し単位を
有する。
【0011】式(1)において、Qは、好ましくは存在
しないか、又は下記式(2)により表される。式(2)
において、tは0又は1、好ましくは0であり、Q´は
下記式(3)により表されるものか又はその混合であ
る。
【0012】Zはすべての場合において独立に−H、1
−6の炭素原子を有するアルキル基、6−12の炭素原
子を有する芳香族基、又は−F、−Cl、−Br、又は
−Iのようなハロゲン基である。Zは、好ましくは−H
であり、mは0−4の整数、好ましくは0である。
【0013】
【化17】 市販されている好ましいポリエ−テルスルホンは、下記
式(16)〜(18)に示す繰り返し単位を有し、式
(16)は、ICI Americas Corp.からVICTREX
(登録商標)として市販されており、式(17)は、Am
oco Corp. からUDEL(登録商標)として市販されて
おり、式(18)は、Amoco Corp. からRYDEL(登
録商標)として市販されている。
【0014】
【化18】 本発明において有用なアルキル置換されたポリイミド
は、下記式(6)に示す繰り返し単位を有する。式
(6)において、Arは下記式(7)により表される芳
香族ジアミン部分であり、式(7)においてAr´は下
記式(8)により表され、下記式(8)においてXは存
在しないか又はR´であり、好ましくは存在せず、R´
は、下記式(9)により表されるか又ははその混合であ
り、Zは上で定義されており、Zは好ましくは第3ブチ
ル基であり、n=であり、R”は下記式(10)により
表されるか又はその混合であり、Rは、下記式(11)
により表されるか又はその混合であり、R´”は下記式
(12)により表されるか又はその混合であり、R´は
上に示されているものか又はその混合である。
【0015】
【化19】
【化20】
【化21】 一般に、本発明のポリイミドは、好ましくは約23,0
00から約400,000まで、より好ましくは約5
0,000から約280,000までの範囲内の平均重
量分子量を有している。
【0016】本発明のポリイミドを製造する好ましい方
法では、ほぼ等モル量のジアンハイドライドとジアミン
とを従来から確立されている手順で反応させる。一般
に、この方法は、ジアミンとジアンハイドライドの重縮
合、及びそれに引き続く得られたポリアミック酸の脱水
により、ポリイミドを形成するものである。
【0017】好ましくは、ジアミンは、最初に重合溶媒
媒体中に溶解され、撹拌しながら徐々にジアンハイドラ
イドが滴下される。すべてのモノマ−を添加した後、反
応体の濃度は、約10〜約30重量%(好ましくは約2
0重量%)の範囲内の溶液濃度が達成されるようにすべ
きである。必要ならば、このレベルを達成するために、
追加の溶媒を加えてもよい。
【0018】重合プロセスに使用され得る溶媒は、有機
溶媒、好ましくは極性非プロトン性溶媒であり、その官
能基は、実質的にはジアンハイドライド又はジアミンの
いずれにも反応せず、この溶媒には、ジアンハイドライ
ド又はジアミンのいずれか、好ましくは両方、及びポリ
マ−は可溶である。適切な溶媒の例として、N,N−ジ
メチルホルムアミド又はN,N−ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン、ガ
ンマ−ブチロラクトン、ピリジン、ジグリム等、及びそ
のような溶媒の混合物がある。
【0019】重合は、冷却浴により約35℃未満、好ま
しくは約20℃〜30℃の温度に維持された混合物を撹
拌しつつ、無水条件下で行なわれる。重合は、所望の分
子量のポリアミック酸を形成するに十分な時間、通常は
約2〜約20時間、行なわれる。ポリアミック酸は、次
いで、例えばイミド化が実質的に完了するまでポリアミ
ック酸溶液を加熱することによって、又は触媒を用いて
又は用いずに、ポリアミック酸溶液と脱水剤とをコンバ
インし、かつ任意に、イミド化が完了するまで得られた
混合物を加熱することにより、公知の幾つかの方法の1
つによりポリアミドに変換され得る。次いで、ポリイミ
ドは、適切な非溶媒(例えばメタノ−ル又は水)を用い
て、沈殿により溶液から回収され、追加の非溶媒により
洗浄される。
【0020】得られたポリイミドは、次いで、必要なら
ば、通常の溶液ブレンド技術を用いてブレンドされ、特
に適合された特性を有するブレンドが得られる。
【0021】本発明に有用なアルキル置換されたポリイ
ミドは、下記式(13)に示す繰り返し単位を有し、式
(13)においてArは上で定義した通りであり、Ra
は、下記式(19)及び(20)に示す任意の芳香族二
酸部分であるか又はその混合であり、好ましくは下記式
(21)に示すものである。
【0022】
【化22】 本発明に有用なアルキル置換された芳香族ポリアミド−
イミドは、下記式(14)で表される単位の少なくとも
1種を含み、式(14)において、Arは上で定義され
ており(それぞれの場合において、異なっていてもよ
い)、R及びRaは独立に上で定義されており、Rb
下記式(22)に示すような任意の芳香族三酸部分であ
り、x,y,zは、x+y+z=1を満たす分数であ
る。
【0023】
【化23】 ポリアミド−イミドはまた、上述のポリイミドとポリア
ミドの混合物でもよい。ポリアミド及びポリアミド−イ
ミドは、公知の方法により製造され得る。
【0024】本発明において特に有用な芳香族ポリイミ
ドは、下記式(4)で表される単位の少なくとも一種
(式中、Ar”は下記式(5)により表され、Rは上で
定義されており、−Yは独立に、1−6の炭素原子を有
するアルキル基、又は6−12の炭素原子を有する芳香
族基である。
【0025】それぞれの−Yが−CH3 であり、Rが下
記式(22´)により示されるものならば、このポリマ
−は、チバ−ガイギ−社により市販されており、一般に
MATROMID5218(登録商標)として知られて
おり、これは好ましい組成物である。
【0026】
【化24】 本発明はまた、ポリマ−の混和性ブレンドから作られた
ガス分離膜を提供する。本発明で採用されているポリマ
−は、異なる分子構造を有し、膜に成形されたときに異
なる透過性及び選択性特性を有し、ブレンドされた時に
驚異的に優れたガス透過性及び選択性を有する膜を提供
する。
【0027】特に、本発明は、(i)芳香族ポリエ−テ
ルスルホンと芳香族ポリイミドのブレンド、又は(i
i)芳香族ポリエ−テルスルホン、芳香族ポリイミド、
及びアルキル置換された芳香族ポリイミド、ポリアミド
又はポリアミド−イミド又はその混合物のブレンドから
作られたガス分離膜を含む。
【0028】既に示したように、芳香族ポリエ−テルス
ルホンは、一般に、本明細書に記載されているアルキル
置換された芳香族ポリイミド、ポリアミド又はポリアミ
ド−イミドとは混和性がない。
【0029】ブレンドされたポリマ−は、所望の膜特性
を達成するために、任意の割合で混合され、好ましくは
50%までのポリエ−テルスルホン、及び50%までの
芳香族ポリイミドである。ブレンドから作られた膜が驚
異的に優れたガス透過特性を達成するだけでなく、ブレ
ンドされたポリマ−膜の所望の最終特性を達成するため
に、生産性及び選択性が好都合に設計される。
【0030】既に示したように、本発明に利用される好
ましいポリマ−は、ブレンドに採用された個々のポリマ
−成分に起因する最高ガラス転移点と最低ガラス転移点
の間にあるガラス転移点(Tg ℃)に依存する単一成分
により明白なように、優れた膜のために有利なブレンド
比で相互に混和する。ポリマ−が相互に充分には混和し
ない限り、得られた膜は均一ではなく、多くの場合、ガ
ス輸送特性は逆に作用する。加えて、ブレンドのTg
上の温度である、見掛けの相境界温度以上にブレンドを
アニ−ルした後、ブレンドの幾つかは、2つのTg の存
在により証明されるように、不可逆的相分離を示す。こ
のことは、相境界が真の平衡状態を示していないことを
意味する。
【0031】本発明に従って、膜を製造するためには、
得られたブレンド溶液は支持体上にシ−トとして成形さ
れるか、又はスピナレットを通して紡糸され、中空ファ
イバ−を与える。次いで溶媒が除去される。例えば、も
し均一な膜が望まれるならば、膜又はファイバ−構造
は、ポリマ−のための非溶媒及び既に存在する有機溶媒
のための溶媒である液体中で急冷される。
【0032】本明細書において使用されているように
(及び当業者により認識されているように)、「膜」又
は「膜構造」とは、限定されることなく、分離の用途で
使用されている構造、例えばフィルム、厚膜、複合構
造、非対称構造、中空ファイバ−、モジュ−ル等を指す
言葉である。
【0033】膜は、N2 、CO、CH4 を含むガスから
のH2 の分離、天然ガスからのCO2 、H2 、水蒸気の
分離、及び窒素又は酸素による空気の濃縮に使用され
る。加えて、水素は、アンモニア製造プラントから回収
され、同様に、水素は、合成燃料製造のための石炭のガ
ス化プロセスから回収される。
【0034】緻密な膜を通してのガスの透過率を測定す
る標準単位はバレル(Barrer)である。それは、次のよ
うにして定義される。
【0035】1バレル=10-10 cm3 (STP)×cm/
cm2 ×sec.×cm.Hg 式中、cm3 /sec の単位の流束(流量)は、標準温度
及び圧力における透過ガスの体積/秒であり、cmはフ
ィルムの厚さ、cm2 はフィルムの面積、cm.Hgは
圧力(又は透過のための推進力)である。
【0036】2成分流量混合物を分離する膜の選択性
は、容易には通過しない成分の通過率に対するより容易
に通過する成分の通過率の比として定義される。選択性
は、公知のガス混合物を膜と接触させ、透過物を分析す
ることにより直接得られ得る。あるいは、選択性の第1
の近似は、同一の膜について別々に決定された2成分の
通過率を計算することにより得られる。通過率は、バレ
ル(B)単位で表され得る。選択性の例として、αO2
/N2 =10は、問題の膜は、酸素ガスを窒素のl10
倍の率で通過させることを示す。
【0037】非対称膜の生産性は、以下の式で定義され
るGPUで測定される。
【0038】GPU=10-6×cm3 (STP)/cm2 ×
sec.×(cm.Hg)
【0039】
【実施例】以下の実施例は、本発明に従って作られるポ
リイミドブレンド及び膜の説明に役立つものである。こ
れらの実施例に用いられる成分は次の通りである。
【0040】(1)「ポリエーテルスルホン」または
「PES」は、下記式(16)に示す化学構造の繰り返
し単位を有する芳香族ポリエーテルスルホンである。I
CIアメリカスコーポレーション製 商標 ビクトレッ
クス(VICTREX)をいう。
【0041】
【化25】 (2)「芳香族ポリイミド」は、3,3´,4,4´−
ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物と5(6)−
アミノ−1−(4´−アミノフェニル)−1,3,3´
−トリメチルインダンとの縮合物のポリイミドである、
チバガイギー社製 商標 マトリミッド(MATRIM
ID)をいう。
【0042】(3)「アルキル置換芳香族ポリイミド」
は、下記式(23)〜(25)に示す成分から得られ
る。
【0043】
【化26】
【化27】
【化28】 (4)「商標 シルガード(SYLGARD)」は、エ
ラストマー系シリコン材料 ダウケミカル社製 商標
シルガード 184をいう。
【0044】(5)「商標 アルテム(ULTEM)」
は、下記式(26)に示す構造式の繰り返し単位を有す
るポリエーテルイミド、ゼネラルエレクトリック社製
商標アルテム 1000をいう。
【0045】
【化29】 実施例1 本実施例は、重量比50:50のポリエーテルスルホン
(「PES」):芳香族ポリイミド 二成分ブレンドの
厚膜サンプルを作る方法、ブレンド混和性の測定方法、
及びO2 /N2 固有透過特性の測定方法を説明する。N
−メチルピロリドン溶媒中に重量比50:50のPE
S:芳香族ポリイミド ブレンド溶液20重量%を入れ
たものを用意した。15ミル(3.84×10-5m)の
注型用ナイフギャップを有する100℃に保持されたホ
ットプレート上に、ブレンドポリマーを流し込んだ。1
00℃で0.5時間乾燥した後、このフィルムを、真空
オーブン(20インチ 水銀)内で、室温で、さらに一
晩乾燥した。このフィルムをプレートから剥し、真空オ
ープン中、120℃で4時間乾燥した。上述のように用
意された1.8から2ミルの範囲の厚さを有する5つの
サンプルについて、その30℃における混合ガスO2
2 (モル比21/79)透過性を試験した。その透過
性および選択性の測定の平均は、 O2 生産性=1.12バレル(Barrers) O2 /N2 選択性=6.4 であった。
【0046】この重量比50:50のポリエーテルスル
ホン(「PES」):芳香族ポリイミドのブレンドの混
和性は、示差走査熱量計(DSC)によって確かめた。
第1の熱DSC走査は、約260℃の単独Tgの存在を
示し、それは各ブレンド成分のTg(ポリエーテルスル
ホンTg=230℃及び芳香族ポリイミドTg=318
℃)の間であった。しかしながら、ブレンドのTg以上
でアニールした後、第2のDSC走査では、各ブレンド
成分に応じた2つのTgの存在を示した。
【0047】実施例2 本実施例は、重量比50:50のPES:芳香族ポリイ
ミドブレンド中空ファイバ−膜の製造を説明する。N−
メチルピロリドン中に重量比50:50のPES:芳香
族ポリイミドブレンドポリマーを含む30重量%のポリ
マー含有物、テトラメチレンスルホン10.5重量%、
及び無水酢酸1.8重量を含むポリマー溶液を用意し
た。上記ポリマー溶液を外径(OD)21ミル(533
ミクロン)、内径(ID)10ミル(254ミクロン)
の紡糸溝寸法を有する中空ファイバ−紡糸口金を通して
160cm3 /時間、70℃で押し出した。80重量%
のN−メチルピロリドン水溶液を糸の内腔に48cm3
/時間の速さで噴出した。得られた中空ファイバ−を、
室温で2.5cmの長さの空隙に通し、6℃に維持され
た水凝固浴中に入れた。この中空ファイバ−を、分速1
00mでドラム上に巻き付けた。湿潤した中空ファイバ
−を米国特許第4,080,743号公報に教示されて
いるように脱水した。このことは、水をメタノールで連
続して交換すること、メタノールをヘキサンで交換する
こと、その後乾燥することを含む。この中空ファイバ−
は、その両端をエポキシ樹脂に浸し、直線状のスチール
内部に入れて、中空ファイバ−の内腔をとおして供給ガ
スを適用した。この中空ファイバ−を、混合ガスO2
2 (21/79)で、100psigの内腔供給圧、2
1℃で試験した。この中空ファイバ−は、95%のN2
含む不活性の高い生成流れを作り、下記のガス分離特性
を示した。
【0048】O2 生産性=127GPU O2 /N2 選択性=1.5 この中空ファイバ−を、米国特許第4,230,463
号公報に教示されているように処理し、厚い外気分離層
を通って出る欠陥を塞いだ。このことは、中空ファイバ
−の外面を、1重量%のシルガードを含むヘキサン溶液
で、室温で30分間、及び中空ファイバ−内腔内を20
インチ水銀の減圧下にして、接触させることを含む。こ
のヘキサンを抜取り、中空ファイバ−を空気乾燥させ
た。上述の処理された中空ファイバ−を、混合ガスO2
2 (21/79)で、100psigの内腔供給圧、
21℃で試験した。中空ファイバ−は、95%のN2
生産し、下記の分離特性を示した。
【0049】O2 生産性=16GPU O2 /N2 選択性=6.7 実施例3 この実施例は、重量比25:75のPES:芳香族ポリ
イミド中空ファイバ−膜の製造方法を説明する。N−メ
チルピロリドン中に、重量比25:75のPES:芳香
族ポリイミドブレンドポリマー30重量%及びテトラメ
チレンスルホン10.5重量%を含むポリマー含有物と
無水酢酸1.8重量%とを含むポリマー溶液を用意し
た。上記ポリマー溶液を実施例2で述べたものと同様の
中空ファイバ−紡糸口金をとおして押し出した。80重
量%のN−メチルピロリドン水溶液を45cm3 /時間
の速度で中空ファイバ−の内腔内に噴射した。得られた
中空ファイバ−を室温で2.5cmの長さの空隙にとお
し、29℃に維持された水凝固浴に通し、分速100m
の速度で中空ファイバ−ーをドラムに巻き上げた。湿潤
した中空ファイバ−を脱水し、実施例2に示すように、
混合ガスO2 /N2を100psigを内腔に供給して
試験を行なった。
【0050】O2 生産性=62 GPU O2 /N2 選択性=2.1 実施例2と同様の工程でこれらの中空ファイバ−を後検
査したところ、以下の結果が得られた。
【0051】O2 生産性=11.8 GPU O2 /N2 選択性=6.1 実施例4 本実施例は、重量比75:25のPES:芳香族ポリイ
ミド中空ファイバ−膜の製造を説明する。N−メチルピ
ロリドン中に、重量比75:25のPES:芳香族ポリ
イミド ブレンド37重量%、テトラメチレンスルホン
12.3%、及び無水酢酸2.2重量%を含む溶液を実
施例2と同様の紡糸溝寸法を有する紡糸口金をとおし
て、160cm3 /時間、80℃で押出した。80重量
%のN−メチルピロリドン水溶液を含む内腔流体を5
2.5cm3 /時間で中空ファイバ−の内腔内に噴射し
た。得られた中空ファイバ−を、周囲温度で、5cmの
長さの空隙にとおし、7℃に保持された水凝固浴に入
れ、分速100mでドラムに巻き上げた。湿潤した中空
ファイバ−を実施例2に示すように乾燥した。中空ファ
イバ−のループをステンレススチール管内に挿入し、そ
の中空ファイバ−の両端をエポキシ樹脂に浸して、供給
ガスの入り口、廃棄ガス出口、及び透過ガス出口を提供
することにより、ガス分離モジュールを組立てた。
【0052】上述のような中空ファイバ−について、室
温で、混合ガスO2 /N2 (21/79)を中空ファイ
バ−のシェル側に100psigの供給圧で用い、混合
ガスO2 /N2 (21/79)透過性の試験を行なっ
た。結果は以下のとおりである。
【0053】O2 生産性=73 GPU O2 /N2 選択性=1.3 実施例2と同様の工程でこれらの中空ファイバ−を後検
査し、混合ガスO2 /N2 のシェル側の供給について再
試験を行なった。結果は以下のとおりである。
【0054】O2 生産性=12 GPU O2 /N2 選択性=6.9 実施例5−16 これらの実施例は、重量比50:25:25のPES:
芳香族ポリイミド:アルキル置換芳香族ポリイミド 三
成分ブレンドの厚膜試料を作成する方法、ブレンド混和
性測定、固有機械的特性及びO2 /N2 透過率の測定に
ついて述べる。−メチルピロリドン中に、重量比50:
25:25のPES:芳香族ポリイミド:アルキル置換
芳香族ポリイミドを20重量%含む溶液を調整した。こ
の溶液をキャストして、厚膜サンプルを得、実施例1と
同様の方法で試験を行なった。透過性および選択性の測
定結果は以下のとおりである。
【0055】 O2 生産性=1.16バレル(Barrers) O2 /N2 選択性=6.4 重量比50:25:25のPES:芳香族ポリイミド:
アルキル置換芳香族ポリイミドブレンドのブレンド混和
性をDSCによって確認した。しかしながら、第2の熱
DSC走査は、ブレンドのTgより高いアニールのため
に初期混和ブレンドが相分離していることを示した。
【0056】種々のPES:芳香族ポリイミド:アルキ
ル置換芳香族ポリイミド 三成分ブレンド膜サンプルの
固有O2 /N2 透過特性を実施例1に示すように試験し
た。その結果を表1に示す。
【0057】種々のPES:芳香族ポリイミド:アルキ
ル置換芳香族ポリイミド 三成分ブレンド膜サンプルの
固有機械的特性を測定した。初期弾性率、降伏応力、及
び%破断点伸び率は、ASTM D−882(薄膜プラ
スチックシートの引っ張り特性)に従って、23℃で延
伸して測定した。その結果を表2に示す。
【0058】
【表1】
【表2】 実施例17 本実施例は、重量比50:25:25のPES:芳香族
ポリイミド:アルキル置換芳香族ポリイミド三成分ブレ
ンド中空ファイバ−膜を作成する方法を説明する。重量
比50:25:25のPES:芳香族ポリイミド:アル
キル置換芳香族30重量%及びテトラメチレンスルホン
10.5%を含むポリマー含有物、及び無水酢酸1.8
%を用いてポリマー溶液を調製した。このポリマー溶液
を、実施例2と同様の紡糸溝寸法(CD)を有する中空
ファイバ−紡糸口金をとおして、160cm3 /時間、
70℃で押出した。80重量%のN−メチルピロリドン
水溶液を、中空ファイバ−の内腔へ、48cm3 /時間
の速さで噴射した。得られた中空ファイバ−を室温で
2.5cmの長さの空隙にとおし、6℃に保持された水
凝固浴に入れ、この中空ファイバ−を分速100mでド
ラムに巻き上げた。この中空ファイバ−を、実施例2に
示すように乾燥し、エポキシ樹脂に浸し、中空ファイバ
−の内腔をとおして供給ガスを提供した。この中空ファ
イバ−を、混合ガスO2 /N2 (21/79)で、室温
で100psigの内腔供給により試験した。この中空
ファイバ−は、以下の分離特性を表し、95%N2 を含
む不活性生成物流れを作った。
【0059】O2 生産性=121 GPU O2 /N2 選択性=2.1 この中空ファイバ−を実施例2と同様に後検査し、試験
した。
【0060】O2 生産性=17 GPU O2 /N2 選択性=5.9 また、上記処理された中空ファイバ−の他のガスに対す
る分離特性を100psigの管側圧及び室温で試験し
た。単独のガス透過率データは以下のとおりである。
【0061】H2 生産性 =245GPU He生産性 =242GPU N2 =2.3GPU CH4 生産性 =2.3GPU H2 /CH4(単独のガス)選択性=107 実施例18 本実施例は、ポリイミドブレンド基材上に、分離膜とし
て、重量比50:25:25のPES:芳香族ポリイミ
ド:アルキル置換芳香族ポリイミド三成分ブレンドを含
む、複合中空ファイバ−ガス分離膜を製造する方法を説
明する。基材ポリマーは、重量比90:10のアルテ
ム:芳香族ポリイミドである。
【0062】重量比90:10のアルテム:芳香族ポリ
イミドを含む基材溶液を、N−メチルピロリドン中に、
ブレンドポリマー31重量%、LiNO3 2.3重量%
+テトラメチレンスルホン9.3重量%、及び無水酢酸
1.5重量%及び酢酸0.3重量%を含む配合に従って
調製した。実施例17に示す重量比50:25:25の
PES:芳香族ポリイミド:アルキル置換芳香族ポリイ
ミド三成分ブレンドポリマー溶液を、分離ポリマー溶液
として用いた。上記溶液を、米国特許第5,085,6
76号公報に記載の複合中空ファイバ−紡糸口金をとお
して共押出しした。分離ポリマー溶液を15cm3 /時
間の速さで押出し、基材溶液を1253/時間の速さで
押出した。90容量%のN−ピロリドン水溶液中空ファ
イバ−の内腔内に48cm3 の速度で噴射し、その間紡
糸口金を90℃に維持した。得られた二成分中空ファイ
バ−を室温で1cmの長さの空隙に通し、9℃の水凝固
浴にいれた。この複合中空ファイバ−を、分速80mで
ドラムに巻き上げた。この複合中空ファイバ−を、実施
例2に示すような溶媒交換法により、洗浄および乾燥し
た。この中空ファイバ−を実施例2に示すように、その
両端を浸して供給ガスを提供し、中空ファイバ−の内腔
にとおした。この中空ファイバ−を、O2 /N2 (21
/79)混合ガスを用いて室温で100psigで内腔
に供給し、試験を行なった。この中空ファイバ−は下記
の分離特性を現し、95%N2 を含有する不活性の高い
生成物流れを作る。
【0063】O2 生産性=49GPU O2 /N2 選択性=2.5 この中空ファイバ−を実施例2に従って後検査し、試験
した。処理された複合中空ファイバ−は、以下の分離特
性を表し、95%のN2 を製造する。
【0064】O2 生産性=16.5GPU O2 /N2 選択性=6.0 実施例19 本実施例は、重量比10:10:80のPES:芳香族
ポリイミド:アルキル置換芳香族ポリイミド三成分ブレ
ンド中空ファイバ−膜を説明する。重量比10:10:
80のPES:芳香族ポリイミド:アルキル置換芳香族
ポリイミドブレンドポリマーを含むポリマー溶液28重
量%、テトラメチレンスルホン9.8重量%、酢酸1.
7重量%を含むポリマー溶液を、実施例2と同様の紡糸
溝寸法を有する中空ファイバ−紡糸口金をとおして押出
した。80重量%のN−メチルピロリドン水溶液を中空
ファイバ−の内腔に48cm3 /時間の速さで噴射し
た。この初期中空ファイバ−を、室温で、7.5cmの
長さの空隙をとおして22℃に保持された水凝固浴に入
れた。
【0065】中空ファイバ−を、分速100mの速度で
ドラムに巻き上げた。この中空ファイバ−を、実施例2
と同様の工程で洗浄し、脱水した。中空ファイバ−のル
ープをステンレススチール内に挿入し、開口端をエポキ
シ樹脂内に浸して、供給ガス入り口、廃棄ガス出口、お
よび透過ガス出口を提供することにより、ガス分離モジ
ュールを用意した。
【0066】上述のように用意された中空ファイバ−を
用い、O2 /N2 混合ガス(21/79モル)透過性
を、このガスを室温で中空ファイバ−のシェル側に10
0psigで適用して試験した。結果は、以下のとおり
である。
【0067】O2 生産性=35 GPU O2 /N2 選択性=4.2 中空ファイバ−を、実施例1に示すように後検査して試
験した。結果は以下の通りである。
【0068】O2 生産性=17 GPU O2 /N2 選択性=5.6 実施例20 本実施例は、重量比1:1:1のPES:芳香族ポリイ
ミド:アルキル置換芳香族ポリイミドブレンド中空ファ
イバ−膜の作成を説明する。重量比1:1:1のPE
S:芳香族ポリアミド:アルキル置換芳香族ポリイミド
ブレンド30重量%、トリメチレンスルホン)9重量
%、及び無水酢酸1.8重量%を含むポリマー溶液を、
150cm3 /時間、71℃で、実施例2と同様の中空
ファイバ−紡糸口金をとおして押出した。80重量%の
N−メチルピロリドン水溶液を48cm3 /時間の速度
で中空ファイバ−の内腔内に噴射した。初期の中空ファ
イバ−を、室温で、5cmの長さの空隙にとおし、13
℃に維持された水凝固浴に入れた。この中空ファイバ−
を分速100mで巻き上げた。この中空ファイバ−を、
実施例2に示すように、洗浄、脱水した。実施例19に
示すような上述の中空ファイバ−を試験するための透過
器を用意した。O2 /N2 混合ガスの透過性を、室温で
100psigのシャル側供給圧で適用して試験し、以
下の結果を得た。
【0069】O2 生産性=26 GPU O2 /N2 選択性=3.7 この中空ファイバ−を、実施例2に示すように、後検査
して試験した。
【0070】その結果は以下の通りである。
【0071】O2 生産性=12 GPU O2 /N2 選択性=6.0 実施例21 本実施例は、N−メチルピロリドン中に、重量比80:
10:10のPES:芳香族ポリアミド:アルキル置換
芳香族ポリイミドブレンド中空ファイバ−膜の作成を説
明する。80:10:10のPES:芳香族ポリアミ
ド:アルキル置換芳香族ポリイミド37.5重量%、テ
トラメチルスルホン13.1重量%、無水酢酸1.5重
量%を含むポリマー溶液を、実施例2と同様の中空ファ
イバ−紡糸口金をとおして、150cm3 /時間で70
℃で押出した。80重量%のN−メチルピロリドン水溶
液を中空ファイバ−の内腔に48cm3 /時間で噴射し
た。初期の中空ファイバ−を、室温で、5cmの長さの
空隙にとおし、6℃に保持された水凝固浴にいれた。こ
の中空ファイバ−を分速100mの速度でドラムに巻き
上げた。
【0072】この中空ファイバ−を洗浄、脱水し、エポ
キシ樹脂に浸し、実施例20に示す透過器を組み立て
た。この中空ファイバ−をO2 /N2 混合ガスを用い、
100psigシェル側圧、室温で試験した。
【0073】その結果は以下のとおりである。
【0074】O2 生産性=16 GPU O2 /N2 選択性=1.6 この中空ファイバ−を、実施例2に示すように、後検査
して試験した。
【0075】その結果は以下の通りである。
【0076】O2 生産性=8 GPU O2 /N2 選択性=4.7
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−313335(JP,A) 特開 昭62−258707(JP,A) 特開 昭60−255118(JP,A) 特表 平2−501988(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 71/64

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)芳香族ポリエーテルスルホン、 (b)芳香族ポリイミド、及び (c)アルキル置換された芳香族ポリイミド、ポリアミ
    ド又はポリアミド−イミド、又はその混合物を含有する
    ブレンドにおいて、 前記芳香族ポリエーテルスルホンは、下記式(1)で表
    される単位の少なくとも一種(式中、Qは存在しないか
    又は下記式(2)により表され、式(2)においてtは
    0又は1であり、Q'は下記式(3)に示す基又はその
    混合であり、Zはすべての場合において独立に−H、1
    −6の炭素原子を有するアルキル基、6−12の炭素原
    子を有する芳香族基、又は−F、−Cl、−Br、又は
    −Iのようなハロゲン基であり、好ましくは−Hであ
    り、mは0−4の整数である。)を含み、 【化1】 前記芳香族ポリイミドは、下記式(4)で表される単位
    の少なくとも一種(式中、Ar”は下記式(5)により
    表され、Rは以下に定義されており、Yは1−6の炭素
    原子を有するアルキル基、6−12の炭素原子を有する
    芳香族基である。)を含み、 前記アルキル置換された芳香族ポリイミドは、下記式
    (6)で表される単位の少なくとも一種(式中、Arは
    下記式(7)により表される芳香族ジアミン部分であ
    り、式(7)においてAr'は下記式(8)により表さ
    れ、下記式(8)においてXは存在しないか又はR'で
    あり、R'は、下記式(9)により表されるか又はその
    混合であり、Zは独立に−H、1−6の炭素原子を有す
    るアルキル基、6−12の炭素原子を有する芳香族基、
    又は−F、−Cl、−Br、又は−Iのようなハロゲン
    基であり、nは0〜4の整数であり、R”は下記式(1
    0)により表されるか又はその混合であり、Rは、下記
    式(11)により表されるか又はその混合であり、
    R'''は下記式(12)により表されるか又はその混合
    である。)を含み、 【化2】 【化3】 【化4】 前記アルキル置換された芳香族ポリアミドは、下記式
    (13)で表される単位の少なくとも1種(式中、Ar
    は上で定義した通りであり、Rは、任意の芳香族二酸
    部分である。)を含み、 前記アルキル置換された芳香族ポリアミド−イミドは、
    下記式(14)で表される単位(式中、Ar、R及びR
    は独立に上で定義されており、Rは任意の芳香族部
    分であり、x,y,zは、x+y+z=1を満たす分数
    である。)を含み、又は前記アルキル置換された芳香族
    ポリアミド−イミドは、前記アルキル置換された芳香族
    ポリイミドとアルキル置換された芳香族ポリアミドの混
    合物でもあり得るガス分離膜用ポリマーブレンド。 【化5】
  2. 【請求項2】アルキル置換された芳香族ポリイミドを含
    み、Zは第3ブチル基である請求項1に記載のガス分離
    膜用ポリマーブレンド。
  3. 【請求項3】Arは下記式(15)により表される請求
    項2に記載のガス分離膜用ポリマーブレンド。 【化6】
  4. 【請求項4】(a)芳香族ポリエーテルスルホン、及び (b)芳香族ポリイミドの混和性ブレンドを含むガス分
    離のための膜構造体において、 前記芳香族ポリエーテルスルホンは、下記式(1)で表
    される単位の少なくとも一種(式中、Qは存在しないか
    又は下記式(2)により表され、式(2)においてtは
    0又は1であり、Q'は下記式(3)に示す基又はその
    混合であり、Zはすべての場合において独立に−H、1
    −6の炭素原子を有するアルキル基、6−12の炭素原
    子を有する芳香族基、又は−F、−Cl、−Br、又は
    −Iのようなハロゲン基であり、好ましくは−Hであ
    り、mは0−4の整数である。)を含み、 【化7】 前記芳香族ポリイミドは、下記式(4)で表される単位
    の少なくとも一種(式中、Ar”は下記式(5)により
    表され、Rは下記式(11)により表されるか又はその
    混合であり、式(11)においてR'”は下記式(1
    2)により表され、R'は以下に示されるものか又はそ
    の混合であり、−R'−は下記式(9)により表される
    か又はその混合であり、Zは上で定義されており、R”
    は下記式(10)により表されるか又はその混合であ
    り、Yは1−6の炭素原子を有するアルキル基、6−1
    2の炭素原子を有する芳香族基である。)を含むガス分
    離用膜構造体。 【化8】 【化9】 【化10】
  5. 【請求項5】請求項4の組成物と、アルキル置換された
    ポリイミド、ポリアミド又はポリアミドーイミドの混和
    性ブレンドを更に含み、 前記アルキル置換された芳香族ポリイミドは、下記式
    (6)で表される単位の少なくとも一種(式中、Arは
    下記式(7)により表される芳香族ジアミン部分であ
    り、式(7)においてAr'は下記式(8)により表さ
    れ、下記式(8)においてXは存在しないか又はR'で
    あり、R'は、下記式(9)により表されるか又はその
    混合であり、Zは独立に−H、1−6の炭素原子を有す
    るアルキル基、6−12の炭素原子を有する芳香族基、
    又は−F、−Cl、−Br、又は−Iのようなハロゲン
    基であり、nは0〜4の整数であり、R”は下記式(1
    0)により表されるか又はその混合であり、Rは、下記
    式(11)により表されるか又はその混合であり、
    R'”は下記式(12)により表されるか又はその混合
    である。)を含み、 【化11】 【化12】 【化13】 前記アルキル置換された芳香族ポリアミドは、下記式
    (13)で表される単位の少なくとも1種(式中、Ar
    は上で定義した通りであり、Rは、任意の芳香族二酸
    部分である。)を含み、 前記アルキル置換された芳香族ポリアミドーイミドは、
    下記式(14)で表される単位(式中、Ar、R及びR
    は独立に上で定義されており、Rは任意の芳香族部
    分であり、x,y,zは、x+y+z=1を満たす分数
    である。)を含み、又は前記アルキル置換された芳香族
    ポリアミドーイミドは、前記アルキル置換された芳香族
    ポリイミドとアルキル置換された芳香族ポリアミドの混
    合物でもあり得る請求項4に記載のガス分離用膜構造
    。 【化14】
  6. 【請求項6】前記混和性ブレンドは、アルキル置換され
    た芳香族ポリイミドを含み、Zは第3ブチル基である
    求項5に記載のガス分離用膜構造体
  7. 【請求項7】Arは下記式(15)により表される請求
    項6に記載のガス分離用膜構造体。 【化15】
  8. 【請求項8】前記膜は非対称膜又は複合膜である請求項
    に記載のガス分離用膜構造体
  9. 【請求項9】前記膜は中空ファイバー膜である請求項4
    に記載のガス分離用膜構造体
  10. 【請求項10】前記膜は非対称膜又は複合膜である請求
    項5に記載のガス分離用膜構造体
  11. 【請求項11】前記膜は中空ファイバー膜である請求項
    に記載のガス分離用膜構造体
  12. 【請求項12】ガス混合物から1種又はそれ以上のガス
    を分離する方法であって、前記ガス混合物を、請求項
    4、5、又は7の膜構造の第1の側と、膜を通して混合
    物の一部を透過側に通過させるように、接触させる工程
    を具備し、透過側に得られたガス混合物は、第1の側の
    混合物よりも、1種又はそれ以上の成分において濃縮さ
    れているガス分離方法。
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