JP3391356B2 - 青色発光蛍光体 - Google Patents

青色発光蛍光体

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JP3391356B2 JP21634292A JP21634292A JP3391356B2 JP 3391356 B2 JP3391356 B2 JP 3391356B2 JP 21634292 A JP21634292 A JP 21634292A JP 21634292 A JP21634292 A JP 21634292A JP 3391356 B2 JP3391356 B2 JP 3391356B2
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寛治 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はセリウム(Ce)、およ
びルテチウム(Lu)で母体の一部が置換された希土類
オキシハロゲン化物青色発光蛍光体に関する。 【0002】 【従来の技術】一般式がMOX:A(但し、MはLa、
Gdの内の少なくとも一種、XはCl、Brの内の少な
くとも一種、AはCe、Tbの内のすくなくとも一
種。)で表される希土類オキシハロゲン化物蛍光体は、
電子線、X線および紫外線で励起されて青色に発光する
蛍光体として古くから知られている。例えば、特公昭4
9−34130号公報においてはLaOBr:Ce、T
b蛍光体が開示され、特公昭50−35510号公報に
おいてはLaOBr:Tb、Yb蛍光体が開示され、特
公昭53−21391号公報ではLaOBr:Tb、T
m蛍光体が開示されている。これらの蛍光体は、少ない
X線照射量で高輝度が得られるため、人体に対するX線
被爆量を低減する目的で、X線増感紙に使用されてい
る。 【0003】また、電子線励起の用途として、30kV
以上の高速の加速電圧で加速する投写管用蛍光体とし
て、特開昭61−19688号公報にはLaとGdのモ
ル比を0.3〜25とするLaGdOBr:Ce蛍光体
が記載されている。この公報に開示されるように、希土
類オキシハロゲン化物蛍光体を青色発光成分とすること
により、従来多用されている青色発光成分であるZn
S:Ag蛍光体に比して電流−輝度飽和特性(γ特性)
を向上させることができる。このように希土類オキシハ
ロゲン化物蛍光体は数々の用途が見いだされており、非
常に有用な蛍光体である。 【0004】ところで、最近、数多くのメーカー、研究
機関でフラットパネルディスプレイが研究されており、
その中でも電界放出カソード(Field Emission Cathod
e:以下、FEカソードという。)を用いたフィールド
エミッションディスプレイ(Field Emission Display:
以下、FEDという)が注目されている。FEカソード
とは冷陰極カソードの一種であり、既にいくつか発表さ
れている。{第38回応用物理学関係連合講演会講演予
稿集、No.2、p525、(1991)、第52回応用物理学関係連
合講演会講演予稿集、No.2、p505、(1991)} 【0005】FEDの一構造を図1で簡単に説明する
と、これは基本的に、絶縁基板1上に設けられた行電極
2、列電極3およびエミッター4よりなるFEカソード
5(2、3、4を総称してFEカソードという。)と、
それと対向するITO等の透明導電膜が形成されたフロ
ントガラスであるアノード6とを有し、エミッター4か
ら発せられる電子をカソード・アノード間で、およそ
0.1〜2kVの中速に加速して、アノード6側の透明
導電膜に蛍光体が塗布されて成る蛍光膜7を励起して発
光させる構造を有するものである。 【0006】上記構造のFEDにおいて、蛍光膜の形成
方法、発光原理等が陰極線管と類似しているため、その
蛍光膜に適用される蛍光体には、陰極線管用蛍光体が使
用されることが多い。しかしながら、何分FED自体が
新規な構造のディスプレイであるため、どのような蛍光
体を、如何にして使用するか、よく知られていないのが
実状である。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】現在フルカラー、マル
チカラーのFEDは未だ開発されていないが、将来、F
EDをカラー化するためには、B、G、R各発光色の蛍
光体が必要である。特に高輝度ディスプレイを実現する
ためには、高輝度な青色発光成分の蛍光体が求められて
いる。また、投写管等の陰極線管においては、その青色
発光成分として、さらにγ特性の向上した高輝度な蛍光
体が望まれている。 【0008】従って、本発明はこのような事情を鑑み成
されたものであり、その目的とするところは、フルカラ
ー、マルチカラーのFEDを実現することができ、ま
た、陰極線管に至っては、γ特性に優れた高輝度な青色
発光蛍光体を提供するものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】我々は希土類オキシハロ
ゲン化物蛍光体はもとより、青色発光蛍光体に関して数
々の研究を行った結果、特に、希土類オキシハロゲン化
物蛍光体のCe含有量を特定の範囲に調整し、さらに新
規な元素としてルテチウム(Lu)で母体を一部置換す
ることにより、FEDでは最も高輝度とすることがで
き、また、γ特性をさらに改良した陰極線管用の蛍光体
とすることができることを新たに見いだし本発明を成す
に至った。 【0010】即ち、本発明の蛍光体は、一般式(M
1−X−YLuCe)OX(但し、MはLa、Gd
の内の少なくとも一種、XはBr、Clの内の少なくと
も一種であり、Xは1×10−5≦X≦0.1、Yは5×
10−3≦Y≦0.1の範囲である。)で表され、FE
Dにおいて使用されることを特徴とするものである。 【0011】 【実施例】[実施例1〜8]、[比較例1] 蛍光体原料として酸化ランタン(La)、酸化ガ
ドリニウム(Gd)、酸化ルテチウム(Lu
)および酸化セリウム(Ce)を表1に示すよ
うに秤量し、さらに臭化アンモニウム(NHBr)3
00gを添加して充分混合した後、原料混合物をアルミ
ナ坩堝に入れ、弱還元雰囲気中、1200℃で2時間焼
成した。焼成後、焼成物を2〜3回水洗した後、120
℃で乾燥して、最後に篩を通すことにより、本発明の蛍
光体を含む希土類オキシハロゲン化物蛍光体A〜Iを得
た。 【0012】これらの蛍光体を常法に従ってガラス板に
塗布して蛍光膜を作成した後、蛍光膜を加速電圧0.5
kV、励起電流密度20μA/cmと、FED励起とほ
ぼ同条件で励起した場合の相対輝度を表1に示す。さら
に表1の数値にもとづいて、蛍光体のLu含有量(X
値)と相対輝度との関係を図2に示す。なお、表1及び
図2において相対輝度は、Luを含まない蛍光体Aの輝
度(比較例1)を100%として示している。 【0013】さらに、B蛍光体、D蛍光体、およびI蛍
光体よりなる蛍光膜をそれぞれ加速電圧32kVのも
と、励起電流密度を変えて励起した場合の輝度の変化、
つまり本発明の蛍光体のγ特性を図3に示す。この図に
おいて相対輝度は、Agを900ppm含むZnS:A
g,Cl蛍光体の輝度を100%として示している。 【0014】 【表1】【0015】図2に示すように、((LaGd)0.98-X
LuXCe0.02)OBr蛍光体のLa、Gdの一部をL
uで置換しただけで、FEDにおける中速の加速電圧域
で輝度が上昇し、X値が2×10-4付近を過ぎたところ
から徐々に低下する傾向にある。したがって、X値は1
×10−5≦X≦0.1を限定理由とした。 【0016】また図3に示すように本発明の蛍光体は、
投写管用の励起条件にも匹敵する加速電圧、および電流
密度域で励起しても、従来のZnS:Ag,Clに比し
て、優れたγ特性を有していることが分かる。 【0017】[実施例9〜14] 蛍光体原料を表2に示す量とする他は、実施例1と同様
にして本発明の蛍光体を得た。即ち、Gd量を0.32、L
u量を0.00001に固定した(La0.68-YGd0.32Lu0.0
0001CeY)OBr蛍光体(B蛍光体)のY値を0.00
5(J)、0.01(K)、0.02(L)、0.03
(M)、0.05(N)、0.1(O)とする蛍光体で
ある。この蛍光体のCe含有量(Y値)と、相対輝度と
の関係を図4に示す。この図において相対輝度は、低
速、高速のいずれの電子線で励起しても良好な輝度を有
する銀付活硫化亜鉛蛍光体(ZnS:Ag)について、
Agの付活量を変えてFEDと同様の加速電圧、電流密
度で試験したところAgを900ppm含む蛍光体が輝
度の最大値であったため、この銀付活硫化亜鉛蛍光体の
輝度を100%として示している。 【0018】 【表2】【0019】図4に示すようにCe量、即ち、Y値が
0.02付近で輝度の最大値を有することが分かる。従
って、Y値は、Agを900ppm含む硫化亜鉛蛍光体
とほぼ同等か、もしくはそれ以上の輝度を有する値、即
ち、0.005≦Y≦0.1を限定理由とした。 【0020】[実施例15] 蛍光体原料として、臭化アンモニウム(NHBr)の
代わりに、塩化アンモニウム(NHCl)を300g
用いる他は、実施例3と同様にして、本発明の(La0.
686Gd0.294Lu0.0002Ce0.02)OCl蛍光体を得
た。この蛍光体も同様に塗布してFED励起条件でその
相対輝度を測定したところ、110.8%であった。 【0021】[実施例16] 蛍光体原料として、臭化アンモニウム226.5gと、
塩化アンモニウム87.5gを併用する他は、実施例3
と同様にして、本発明の(La0.686Gd0.294Lu0.00
02Ce0.02)Br,Cl蛍光体を得た。この蛍光体の相
対輝度もFED励起条件で110.4%と優れた特性を
示した。 【0022】 【発明の効果】以上説明したように、希土類オキシハロ
ゲン化物蛍光体のCe含有量を最適化し、さらにまたL
uを含有させることにより、高輝度な青色発光蛍光体を
提供することができる。よってフルカラー、マルチカラ
ーのFEDが実現可能となる。また、本発明の蛍光体の
La、Gdの一部をさらにTm、Yb、Tb等で置換し
てX線用蛍光体、あるいは他の発光色の投写管用蛍光体
として使用することもでき、その産業上の利用価値は大
きい。
【図面の簡単な説明】 【図1】 フィールドエミッションディスプレイの一構
造を示す模式断面図。 【図2】 本発明の蛍光体のLu含有量(X値)と相対
輝度との関係を示す図。 【図3】 本発明の一実施例の蛍光体のγ特性を示す
図。 【図4】 本発明の蛍光体のCe含有量(Y値)と相対
輝度との関係を示す図。 【符号の説明】 1・・・・・・絶縁基板 2・・・・・・行電極 3・・・・・・列電極 4・・・・・・エミッター 5・・・・・・電界放出カソード(FEカソード) 6・・・・・・アノード 7・・・・・・蛍光膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−19688(JP,A) 特開 昭50−24176(JP,A) 特開 平3−24189(JP,A) 特開 昭60−90288(JP,A) 特開 昭54−52881(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09K 11/00 - 11/86 H01J 29/10 - 29/34 G21K 4/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一般式(M1−X−YLuCe)O
    X(但し、MはLa、Gdの内の少なくとも一種、Xは
    Br、Clの内の少なくとも一種であり、Xは1×10
    −5≦X≦0.1、Yは5×10−3≦Y≦0.1の範囲
    である。)で表され、FEDにおいて使用されることを
    特徴とする青色発光蛍光体。
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