JP3390076B2 - セメント混和材及びセメント組成物 - Google Patents

セメント混和材及びセメント組成物

Info

Publication number
JP3390076B2
JP3390076B2 JP00661594A JP661594A JP3390076B2 JP 3390076 B2 JP3390076 B2 JP 3390076B2 JP 00661594 A JP00661594 A JP 00661594A JP 661594 A JP661594 A JP 661594A JP 3390076 B2 JP3390076 B2 JP 3390076B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
cement
parts
caso
cao
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00661594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07206492A (ja
Inventor
実 盛岡
敏夫 三原
嘉久 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP00661594A priority Critical patent/JP3390076B2/ja
Publication of JPH07206492A publication Critical patent/JPH07206492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3390076B2 publication Critical patent/JP3390076B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/14Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing calcium sulfate cements
    • C04B28/16Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing calcium sulfate cements containing anhydrite, e.g. Keene's cement

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に、土木・建築分野
において使用されるセメント混和材及びセメント組成物
に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】セメントは安価に大きな構造物
をつくり出すことができることから、広範囲に使用され
る材料であるが、収縮するという課題を有しており、こ
の収縮を補う目的で、数多くのセメント混和材が提案さ
れている(特開昭53-13650号公報や特開昭53-31170な
ど)。これらのセメント混和材は、膨張性を付与するも
のであり、セメントの収縮を補うことに関して優れてい
る材料である。
【0003】しかしながら、セメントを用いた硬化体
は、拘束力をなんら受けない状態で、大きな膨張力を受
ければ受けるほど、強度発現性は低下するという課題を
有しており、強度発現性を低下させずに大きな膨張性を
付与できるセメント混和材の要望が高まりつつあった。
【0004】本発明者は、これら課題を解消すべく、鋭
意努力を重ねた結果、特定の膨張物質と、無水セッコウ
を組み合わせたセメント混和材を使用することにより、
また、さらに、非晶質カルシウムアルミネートを併用す
ることにより、前記課題が解決できることを知見し本発
明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、CaO原
料とCaSO4原料を含む混合物を熱処理して生成する膨張
物質であって、CaOとCaSO4を有効成分とする鉱物からな
り、かつ、該鉱物中の成分割合は、CaSO4が、CaOとCaSO
4の合計100重量部中、10〜50重量部である膨張物質と、
無水セッコウとを含有してなるセメント混和材であり、
該膨張物質と、非晶質カルシウムアルミネ−トと、無水
セッコウとを含有してなるセメント混和材であり、該セ
メント混和材とセメントとを含有してなるセメント組成
物である。
【0006】以下、本発明をさらに詳しく説明する。
【0007】本発明に係る膨張物質の原料は、純度やコ
ストにより、任意に選択されうるものであり、特に限定
されるものではないが、例えば、CaO原料としては、石
灰石や消石灰などのCaCO3質やCa(OH)2質などが、また、
CaSO4原料としては、無水セッコウ、半水セッコウ、及
び二水セッコウ等が挙げられる。原料中に存在するSi
O2、Fe2O3、CaF2、MgO、及びTiO2等の不純物の混入は、
本発明の目的を実質的に阻害しない範囲内では特に限定
されるものではない。
【0008】本発明における各種原料の配合割合は、生
成物である膨張物質の化学組成として、CaSO4が、CaOと
CaSO4の合計100重量部中、10〜50重量部となるようにす
ることが必要であり、20〜40重量部が好ましい。CaSO4
が10重量部未満では、例えば、材令1日までに急激な膨
張性を示し、その膨張物質を用いた硬化体にクラックが
発生したり、強度発現性が低下する場合があり、CaSO4
の使用量が50重量部を超える量では膨張性が低下する傾
向がある。
【0009】本発明では、原料の混合物の配合比や不純
物の含有量により、セッコウの脱硫酸分解温度が大きく
変化するため、焼成時の焼成温度は特に限定されるもの
ではないが、通常、焼成温度は1,100〜1,600℃程度が好
ましい。原料の混合方法は特に限定されるものではな
く、通常の方法が可能である。膨張物質を製造する熱処
理方法としては特に限定されるものではなく、例えば、
ロ−タリ−キルンによる焼成や電炉による溶融などのい
ずれの方法も可能である。
【0010】膨張物質の粒度は特に限定されるものでは
ないが、ブレーン値で1,500〜8,000cm2/gが好ましい。
1,500cm2/g未満では強度発現性が悪くなる傾向があり、
8,000cm2/gを越えると膨張性が十分に発揮されない場合
がある。
【0011】膨張物質の使用量は、膨張物質と、後述の
無水セッコウとからなるセメント混和材100重量部中、5
0〜90重量部が好ましく、60〜80重量部がより好まし
い。50重量部未満では膨張性が低下する場合があり、90
重量部を超えると強度発現効果が十分に得られない場合
がある。また、後述の非晶質カルシウムアルミネ−トを
併用する場合は、膨張物質、非晶質カルシウムアルミネ
−ト、及び無水セッコウからなるセメント混和材100重
量部中、50〜80重量部が好ましく、55〜65重量部がより
好ましい。50重量部未満では膨張性が低下する場合があ
り、80重量部を超えると強度発現効果が十分に得られな
い場合がある。
【0012】本発明に係る無水セッコウは、特に限定さ
れるものではなく、天然に産出する天然無水セッコウの
他、半水セッコウや二水セッコウを熱処理して脱水させ
たものや工業副産物として発生するものなどの使用が可
能であるが、溶解速度が300mg/l・min以上の、溶解速度
が大きい無水セッコウの使用が好ましい。ここで、無水
セッコウの溶解速度とは、20℃の1リットルの水に、50
gの無水セッコウを加え、1分間、60rpmで攪拌し、上澄
み液中の硫酸イオンをイオンクロマトグラフィーで分析
し、CaSO4量に換算した値を示すものである。
【0013】無水セッコウの粒度は、特に限定されるも
のではないが、ブレーン値で2,500〜9,000cm2/gが好ま
しい。2,500cm2/g未満では長期耐久性が悪化する場合が
あり、9,000cm2/gを越えると膨張性が十分に発揮されな
い場合がある。
【0014】無水セッコウの使用量は、膨張物質と無水
セッコウからなるセメント混和材100重量部中、10〜50
重量部が好ましく、20〜40重量部がより好ましい。10重
量部未満では十分な強度発現効果が得られない場合があ
り、50重量部を超えると膨張性が不十分になる場合があ
る。また、非晶質カルシウムアルミネ−トを併用する場
合は、膨張物質、非晶質カルシウムアルミネ−ト、及び
無水セッコウからなるセメント混和材100重量部中、10
〜40重量部が好ましく、20〜30重量部がより好ましい。
10重量部未満では十分な強度発現効果が得られない場合
があり、40重量部を超えると膨張性が不十分になる場合
がある。
【0015】本発明に係る非晶質カルシウムアルミネ−
トはCaO含有量が35〜45重量%のものが好ましい。CaO含
有量が35重量%未満では膨張性や強度発現性が不十分に
なる場合があり、45重量%を超えると流動性が低下して
作業性が悪化する恐れがある。非晶質カルシウムアルミ
ネ−トは、CaO原料とAl2O3原料を溶融し、急冷して得ら
れたクリンカ−を粉砕することによって得られる。非晶
質カルシウムアルミネ−トの粒度は特に限定されるもの
ではないが、ブレ−ン値で1,500〜6,000cm2/gが好まし
い。1,500cm2/g未満では十分な膨張性が得られない場合
があり、6,000cm2/gを超えると作業性が悪くなる恐れが
ある。
【0016】非晶質カルシウムアルミネ−トの使用量
は、膨張物質、非晶質カルシウムアルミネート、及び無
水セッコウからなるセメント混和材100重量部中、5〜2
5重量部が好ましく、10〜20重量部がより好ましい。5
重量部未満では強度発現効果が得られ難い場合があり、
25重量部を超える量では膨張性が低下する場合や、セメ
ント、セメント混和材、及び水等を混練したセメント混
練物の流動性が低下して作業性が悪くなる場合がある。
【0017】本発明のセメント混和材の粒度は、使用す
る目的や用途に依存し、特に限定されるものではない
が、通常、ブレ−ン値で1,500〜8,000cm2/gの範囲で使
用することが好ましい。1,500cm2/g未満では、強度発現
性に悪影響をおよぼす恐れがあり、8,000cm2/gを越える
と膨張性が十分に発揮されない場合がある。
【0018】本発明のセメント混和材の使用量は、使用
する目的により異なるが、セメント混和材が膨張物質と
無水セッコウからなる場合は、セメントとセメント混和
材の合計100重量部に対して、3〜15重量部が好まし
く、5〜12重量部がより好ましい。3重量部未満では膨
張性が十分でなく、15重量部を超えると異常膨張を起こ
す場合がある。また、セメント混和材が膨張物質、非晶
質カルシウムアルミネ−ト、及び無水セッコウからなる
場合は、3〜20重量部が好ましく、5〜15重量部がより
好ましい。3重量部未満では膨張性が十分ではなく、20
重量部を越えて使用すると異常膨張を起こす場合があ
る。
【0019】本発明に係るセメントとしては、普通、早
強、超早強、及び中庸熱等の各種ポルトランドセメン
ト、これらポルトランドセメントに、高炉スラグやシリ
カなどのポゾラン物質を混合した各種混合セメント、及
びアルミナセメント等が挙げられる。本発明のセメント
混和材は、特に混合セメントと併用する場合においてそ
の効果が顕著である。
【0020】本発明では、セメントやセメント混和材の
他に、凝結調整剤、減水剤、高性能減水剤、AE剤、A
E減水剤、高性能AE減水剤、増粘剤、砂や砂利などの
骨材、セメント急硬材、防錆剤、防凍剤、高分子エマル
ジョン、ベントナイト等の粘土鉱物、ゼオライト、ハイ
ドロタルサイト、及びハイドロカルマイト等のイオン交
換体、硫酸アルミニウムや硫酸ナトリウムなどの無機硫
酸塩、無機リン酸塩、並びに、ホウ酸等のうちの一種又
は二種以上を本発明の目的を実質的に阻害しない範囲で
併用することが可能である。
【0021】本発明において、各材料の混合方法は特に
限定されるものでなく、それぞれの材料を施工時に混合
してもよいし、あらかじめ一部を、あるいは全部を混合
しておいても差し支えない。混合装置としては、既存の
いかなる撹拌装置も使用可能であり、例えば、傾胴ミキ
サ−、オムニミキサ−、V型ミキサ−、ヘンシェルミキ
サ−、及びナウタ−ミキサ−等の使用が可能である。
【0022】本発明のコンクリ−トの養生方法は、特に
限定されるものではなく、一般に行われる常温・常圧養
生、蒸気養生、高温・高圧蒸気養生、及び加圧養生等の
いずれの養生方法も適用可能であるが、蒸気養生を行っ
た場合に本発明の効果がより顕著である。蒸気養生を行
う場合は、常温・常圧において3〜8時間程度の前置き
養生を行うことがより好ましい。
【0023】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。
【0024】実施例1 CaO原料として石灰石粉を、また、CaSO4原料として天然
無水セッコウを使用し、その混合物を最高焼成温度1,40
0℃で、ロ−タリ−キルンを用いて焼成し、得られたク
リンカ−を粉砕し、ブレ−ン値で3,000±200cm2/gに調
整して膨張物質を得た。単位量が、各々セメント500kg/
m3、粗骨材960kg/m3、細骨材713kg/m3、及び水200kg/m3
の配合のコンクリ−トに、表1に示す膨張物質70重量部
と無水セッコウ30重量部からなるセメント混和材を、セ
メントとセメント混和材の合計100重量部に対して7重
量部配合し、コンクリート混練物を調製し、φ100mm、
L200mmの供試体を作製した。作製した供試体を、前置
き4時間の後、昇温速度16℃/hで昇温し、65℃で5時
間の蒸気養生を行い、自然放冷した。その後、各材令に
おける圧縮強度の測定を行った。また、JIS A 6202 B
法に準じて膨張率の測定を行った。なお、1日材令測定
後は水中養生を行った。結果を表1に併記する。
【0025】<使用材料> CaO原料 :電気化学工業社青海鉱山産石灰石粉末、
4,230cm2/g CaSO4原料 :天然無水セッコウ、ブレーン値5,830cm2/
g 無水セッコウ:天然セッコウ、溶解度352mg/l・min セメントα :電気化学工業社製普通ポルトランドセメ
ント 粗骨材 :新潟県姫川産、Gmax=15mm、比重2.67 細骨材 :新潟県姫川産、比重2.63 水 :水道水 なお、膨張物質の組成は、JIS R 5202に従って、CaOとS
O3量を分析し、さらにSO3量をCaSO4に換算して求めた。
【0026】
【表1】
【0027】実施例2 CaOとCaSO4の合計100重量部中、CaSO4が30重量部の膨張
物質を用いて、セメントとセメント混和材の合計100重
量部に対するセメント混和材の配合量を表2に示すよう
に変化したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を
表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】実施例3 セメントとして高炉セメントを用い、単位量が、各々セ
メント500kg/m3、粗骨材953kg/m3、細骨材708kg/m3、及
び水193kg/m3の配合のコンクリ−トに、減水剤をセメン
トとセメント混和材の合計100重量部に対して1重量部
配合したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を表
3に示す。
【0030】<使用材料> セメントβ :電気化学工業社製高炉セメントB種 減水剤 :電気化学工業社製「デンカFT-500G」主成
分ナフタリンスルホン酸ホルマリン縮合物
【0031】
【表3】
【0032】実施例4 実施例2で用いた膨張物質を使用し、セメント混和材10
0重量部中の無水セッコウの量を表4に示すように変え
たこと以外は実施例3と同様に行った。結果を表4に示
す。
【0033】
【表4】
【0034】実施例5 表5に示す膨張物質60重量部、非晶質カルシウムアルミ
ネ−ト(A−CA)15重量部、及び無水セッコウ25重量部
からなるセメント混和材を、セメントとセメント混和材
の合計100重量部に対して、10重量部配合したこと以外
は実施例1と同様に行った。結果を表5に併記する。
【0035】<使用材料> A−CAイ :試薬1級の炭酸カルシウムと酸化アルミ
ニウムとのモル比が10:8の混合物を1,650℃で溶融
し、急冷して得られたクリンカ−を粉砕してブレ−ン値
3,410cm2/gとした。CaO含有量40%
【0036】
【表5】
【0037】実施例6 実施例2で用いた膨張物質を使用して、セメントとセメ
ント混和材の合計100重量部に対するセメント混和材の
配合量を表6に示すように変化したこと以外は実施例5
と同様に行った。結果を表6に併記する。
【0038】
【表6】
【0039】実施例7 セメントとしてセメントβを用いたこと以外は実施例5
と同様に行った。結果を表7に示す。
【0040】
【表7】
【0041】実施例8 実施例2で用いた膨張物質を使用して、セメント混和材
100重量部中の無水セッコウの量を変え、膨張物質とA
−CAの量を等量づつ増減してセメント混和材の量を一
定にしたこと以外は実施例7と同様に行った。結果を表
8に示す。
【0042】
【表8】
【0043】実施例9 実施例2で用いた膨張物質を使用して、セメント混和材
100重量部中のA−CAの種類と量を変え、膨張物質と
無水セッコウの量を等量づつ増減してセメント混和材の
量を一定にしたこと以外は実施例7と同様に行った。結
果を表9に示す。
【0044】<使用材料> A−CAロ :試薬1級の炭酸カルシウムと酸化アルミ
ニウムとのモル比が10:10の混合物を1,650℃で溶融
し、急冷して得られたクリンカ−を粉砕してブレ−ン値
3,150cm2/gとした。CaO含有量35% A−CAハ :試薬1級の炭酸カルシウムと酸化アルミ
ニウムとのモル比が10:7の混合物を1,650℃で溶融
し、急冷して得られたクリンカ−を粉砕してブレ−ン値
3,090cm2/gとした。CaO含有量44%
【0045】
【表9】
【0046】
【発明の効果】本発明のセメント混和材とを使用するこ
とにより、特に、混合セメントに対して効果的な膨張性
が付与され、高強度発現性が良好なセメント組成物が得
られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭52−41285(JP,B1) 特公 昭57−13511(JP,B1) 笠井芳夫,小林平几,セメント・コン クリート用混和材料,日本,技術書院, 1986年5月15日,第141頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C04B 22/00 - 22/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CaO原料とCaSO4原料を含む混合物を熱処
    理して生成する膨張物質であって、CaOとCaSO4を有効成
    分とする鉱物からなり、かつ、該鉱物中のCaSO4が、CaO
    とCaSO4の合計100重量部中、10〜50重量部である膨張物
    質と、無水セッコウとを含有してなるセメント混和材。
  2. 【請求項2】 CaO原料とCaSO4原料を含む混合物を熱処
    理して生成する膨張物質であって、CaOとCaSO4を有効成
    分とする鉱物からなり、かつ、該鉱物中のCaSO4が、CaO
    とCaSO4の合計100重量部中、10〜50重量部である膨張物
    質と、非晶質カルシウムアルミネ−トと、無水セッコウ
    とを含有してなるセメント混和材。
  3. 【請求項3】 セメントと、請求項1又は2記載のセメ
    ント混和材とを含有してなるセメント組成物。
JP00661594A 1994-01-25 1994-01-25 セメント混和材及びセメント組成物 Expired - Fee Related JP3390076B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00661594A JP3390076B2 (ja) 1994-01-25 1994-01-25 セメント混和材及びセメント組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00661594A JP3390076B2 (ja) 1994-01-25 1994-01-25 セメント混和材及びセメント組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07206492A JPH07206492A (ja) 1995-08-08
JP3390076B2 true JP3390076B2 (ja) 2003-03-24

Family

ID=11643277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00661594A Expired - Fee Related JP3390076B2 (ja) 1994-01-25 1994-01-25 セメント混和材及びセメント組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3390076B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4954068B2 (ja) * 2005-06-14 2012-06-13 電気化学工業株式会社 セメント混和材、セメント組成物、並びに、モルタル又はコンクリート製品の製造方法
WO2006134670A1 (ja) * 2005-06-14 2006-12-21 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha セメント混和材及びセメント組成物
CN110066130B (zh) * 2019-04-30 2021-04-20 镇江苏博特新材料有限公司 一种用于装饰混凝土的白色膨胀剂及其制备方法
JP7444619B2 (ja) * 2020-01-23 2024-03-06 デンカ株式会社 セメント混和材

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
笠井芳夫,小林平几,セメント・コンクリート用混和材料,日本,技術書院,1986年5月15日,第141頁

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07206492A (ja) 1995-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3549615B2 (ja) 急硬性セメント混和材及び急硬性セメント組成物
JP3390078B2 (ja) グラウト用のセメント混和材及びセメント組成物
JP3390076B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP2001064054A (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP3290790B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP3390075B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP3390077B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JPH09156978A (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP2001064053A (ja) セメント混和材及びセメント組成物
WO2021215509A1 (ja) セメント混和材、膨張材、及びセメント組成物
JP3390082B2 (ja) グラウト用のセメント混和材及びセメント組成物
JPH1112006A (ja) セメント混和材、セメント組成物、及びそれを用いたケミカルプレストレストコンクリート
JP4744678B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP3289854B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP4459379B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP3390080B2 (ja) グラウト用のセメント混和材及びセメント組成物
JP2002226243A (ja) 膨張材及びセメント組成物
JPH09110490A (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP4459380B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP4108533B2 (ja) ポルトランドセメントクリンカおよびそれを用いたセメント組成物
JP4498555B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JPH0891894A (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP7260998B2 (ja) 膨張組成物、セメント組成物およびセメント・コンクリート
JP3367576B2 (ja) セメントの水和熱発生時間調整材及びセメント組成物
JP3460161B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080117

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100117

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100117

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110117

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110117

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120117

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120117

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130117

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130117

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140117

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees