JP3389771B2 - 配達区分装置 - Google Patents

配達区分装置

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JP3389771B2
JP3389771B2 JP05284796A JP5284796A JP3389771B2 JP 3389771 B2 JP3389771 B2 JP 3389771B2 JP 05284796 A JP05284796 A JP 05284796A JP 5284796 A JP5284796 A JP 5284796A JP 3389771 B2 JP3389771 B2 JP 3389771B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は郵便書状等を区分す
る配達区分装置に関し、特に郵便書状をその宛て先情報
に基づき、郵便員の配達順に沿って自動的に区分する配
達区分装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における郵便書状等(以下、単に書
状ともいう)を配達する配達区分は、配達局と呼ばれる
書状の区分け・配達する場所で行われている。この配達
局には200口程度の区分棚と整理棚とを対向的に配置
したものと、書状を区分する配達区分機とがある。以
下、これらの構成を利用した配達区分方法について説明
する。
【0003】各配達員は配達を担当する配達区と呼ばれ
る単位に大まかに区分する配達区分をする場合、書状を
配達区分機にかけ、この配達区分機から区分けされた書
状が区分棚の各区分庫へ区分される。そして、区分機係
員が区分棚の各区分庫に区分された書状を区分棚に対向
して置かれた整理棚の整理庫に一定の順序に基づきそれ
ぞれ取り出して並べる(大区分)。
【0004】更に、区分機係員は同一配達区分内の書状
を配達区分機にかけて同様に細区分を行い、区分棚の各
区分庫に細区分された書状を整理棚に配達宛て先番号に
対応した順番に取り出して揃え(中区分)、再度、配達
区分機にかけて書状の配達道順に並べる道順組み立てが
行われる(小区分)。
【0005】この様に従来の配達区分装置は、配達局の
スペース等の問題から必ず区分棚の大きさが制限される
ため(例えば200口程度)、区分棚から整理棚への並
べ換え作業が必要で、更に、大、中、小の区分のように
数度の配達区分が必要となります。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の配達区分方
法によると、郵便書状を配達区分機にかける度毎に、係
員が郵便書状を区分棚の各区分庫から一定の順序に従っ
て取り出して、整理棚の各整理庫に並べる作業を繰り返
す必要がある。この係員が行う取り出し並べ替え作業に
は、単純くり返し作業であるが、回数が多いことから、
書状の取り忘れ、収納順番の間違え等が発生しやすいこ
とと、時間がかかり、係員の負担になる。
【0007】更に、整理棚から、区分機に郵便書状をか
ける際にも、同様に取り出しの書状順番の狂いや、書状
を一枚づつ分離搬送するために、係員が書状を整列し
て、さばきをかける必要があり、区分機に書状をかける
度に係員の作業量が増える状況であった。
【0008】また、郵便書状は、各集配局からの郵便書
状の到着には時間差があり、到着順に区分作業を行い複
数回の道順組立て作業を行うために、係員の負担は益々
増大し、区分庫から整理棚への移し変え作業にもミスを
誘発することになる。
【0009】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
し、区分棚から整理棚への係員による書状の取り出し並
べ作業に関し、書状の取り忘れ、書状の収納順番の間違
え等を防止し、円滑な操作性の良い配達区分装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の配達区分装置は、区分棚の各区分庫と整理棚の
各整理庫の夫々に係員が可視可能な表示ランプを設け
て、ある一定の書状の取り出し並べ作業のルールに従い
該当する夫々の表示ランプを順次点灯する構成を採用
し、この構成により係員は間違いなく書状の取出し整理
ができるようにするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の配達区分装置につ
いて図面を用いて詳細に説明する。本発明の配達区分装
置は大別すると配達区分機と区分棚と整理棚とから構成
されており、以下、図1、図2、図3を使用し、一実施
形態を説明する。
【0012】図1は本発明の配達区分装置のうち、郵便
書状の宛先情報に従って区分する配達区分機とその区分
された書状を200口程度の各区分庫へ収納可能な区分
棚とを示した概略図、図2は対向して配置した区分棚と
整理棚とを上方より見た図、図3は区分棚と整理棚とを
横方向より見た図である。尚、実線と点線で示した係員
10は書状の取り出し、並べ替えをしている動きを示し
たものである。
【0013】図1において、12は係員がかける郵便書
状を自動的に区分けする配達区分機を示し、そしてこの
配達区分機12は、係員が書状の取出し・収納をするも
ので郵便書状を1通づつ供給する供給部1、書状の宛て
名面をスキャナ等によって光学的に走査する走査部2、
走査部2からの走査信号より書状の宛名情報を判別する
判別部3、上記各部を制御し、予め記憶されている配達
情報と判別部3により判別された宛名情報とを比較して
書状を配達順に従って並べ換える(区分け、区分ともい
う)制御部4、制御部4からの情報に基いて後述の区分
庫から係員が書状を抜き取る順序を指示する区分庫指示
制御部5とから構成されている。尚、制御部4及び区分
庫指示制御部5とは配達区分機12中でなくとも外付け
等の構成をとっても後述する配達区分装置の動作に問題
は生じない。
【0014】また、7は配達局に配置され、配達区分機
12によって自動的に区分される書状を一時的に逐次収
納する区分棚を示している。この区分棚7は前述したよ
うに200口程度の複数の区分庫8を図示するように縦
横の行列でマトリックス状に配置して構成されている。
尚、区分棚7は図面の関係上多数の区分庫8のうち一部
分のみ図示した正面図を示している。
【0015】最初に配達区分機12より書状が区分棚7
へ区分される一実施形態について説明する。
【0016】係員は各集配局から集められた郵便書状を
到着順に複数にまとめ、そのまとまった複数の書状毎に
配達区分機12の供給部1にセットする。セットされた
書状は図1に示す矢印の方向に搬送され、搬送路の途中
に設けられた走査部2により書状に付加された宛名面が
走査される。走査された情報は宛名情報として判別部3
により判別され、制御部4はその判別された宛名情報に
従って区分棚7の区分庫8へのゲートの切換等を行う。
従って供給部1にセットされた書状は自動的に所定の区
分庫8へ収納されていく。
【0017】続いて、係員は図2、図3に示すように区
分棚7の区分庫8に収納された書状を図示の実線から点
線の動きのように、区分棚7の所定の区分庫8から整理
棚13の所定の整理庫16へ一時収納する。後述する
が、区分庫8と整理庫16には夫々、可視光の表示ラン
プが付加されており、例えば、区分棚7が200口の区
分庫8により構成されているとき200個の表示ランプ
がある。整理棚13の整理庫16も同様に表示ランプが
ある。係員はこの夫々の表示ランプの点灯により書状を
区分けしていき、間違った書状の区分け等が防止可能と
なる。
【0018】次に図1に示した区分棚7の区分庫8の詳
細を図4、図5を基に詳細に説明する。尚、図4は区分
庫8を斜めより見た斜視図、図5は区分庫8を正面より
見た正面図をそれぞれ示している。区分棚7に搬送され
る書状は、配達区分機12の制御部4の指令により、図
1に示した行方向に配列されたゲート10、更には図
4、5に示されるゲート10のオン・オフ動作により所
定の区分庫8へ宛先情報に沿った集積が成される。前述
したように各区分庫8には夫々可視光の表示ランプ6が
設置されており、例えば、区分庫8に集積される書状の
集積状態が満杯であるかどうか、或いはジャム状態にあ
るかどうか等の区分庫8の状態を表示する。
【0019】更に区分庫8には、図示しない紙札を発行
する印刷部があり、係員11は押しボタンスイッチ9の
押下により紙札の発行を指示する。この紙札は区分庫8
に集積される書状と一緒に使用するもので、その集積さ
れた書状を送るための送り先が表示されている。但し、
この紙札を発行する印刷部及び押しボタンスイッチ9は
必ず必要な構成ではなく、区分庫8にあらかじめ送り先
を表示した紙札を収納する場合もある。
【0020】ここで表示ランプ6は前述したように区分
庫8の各々に設置されているものであるが、図2の整理
棚13の整理庫16にも同様に表示ランプ14が設置さ
れている。従って、以下、区分庫8の表示ランプ6は区
分庫表示部6と表現し、整理庫16の表示ランプ14を
整理庫表示部14と表現する。
【0021】又、整理棚13は図2及び図3に示すよう
に区分棚7に対向して設置され、区分棚7を構成する複
数の区分庫8と同様に、書状を配達区分に応じて一時集
積収納する整理庫16が縦横の行列方向の複数から構成
されている。更にこの整理庫16の夫々には前述の整理
庫表示部14が設置されている。
【0022】次に区分庫表示部6及び整理庫表示部14
の制御について図6のブロック図を用いて説明する。配
達区分機12には図1で説明したように、書状の宛先情
報に従って書状を区分する制御部4がある。区分庫指示
制御部5は、この制御部4の情報から係員11の書状の
抜き取りの順序を制御する、つまり、区分庫表示部6の
点灯或いは点滅を制御する。また、整理庫指示制御部1
5は区分庫指示制御部5の制御情報を基に整理庫表示部
14の点灯或いは点滅を指示する。
【0023】具体的には、書状の宛先に「神奈川県」と
あると、この「神奈川県」という宛先情報に従って制御
部4は図1及び図4、5のゲート10のオン/オフを制
御し、「神奈川県」に対応した区分庫8へその書状を搬
送する。一方、「神奈川県」の区分庫8の書状の収納が
満杯になる図示しない満杯検知器が検知し区分庫指示制
御部5へ通知する。区分庫指示制御部5はこの通知によ
り「神奈川県」の区分庫8に設置された区分庫表示部6
を点灯する。係員11がこの点灯した「神奈川県」の区
分庫8から書状を抜き取ると、抜き取ったことを示す信
号が区分庫指示制御部5を介して整理庫指示制御部15
へ通知される。整理庫指示制御部15はこの情報(「神
奈川県」の区分庫8から書状を抜き取られたという情
報)から「神奈川県」に対応した整理庫16に設置され
た整理庫表示部14を点灯するように指示する。これに
より係員11は「神奈川県」の区分庫8から抜き取った
書状を整理庫表示部14が点灯している「神奈川県」の
整理庫16へ収納することが可能となる。
【0024】尚、制御部4と区分庫指示制御部5と整理
庫指示制御部15とを夫々分けて説明したがこれらを1
つの制御部と考えても良いし、また、この制御部は前述
したように配達区分機12の中でなく、外付けでも当然
に実施可能である。また、満杯検知器は各区分庫に設置
されているものとして説明したが、配達区分装置の制御
部等書状の枚数を各区分庫毎に管理し、カウント等の方
法で書状の満杯を検知する一実施形態もある。
【0025】次に本願発明の配達区分装置の実際の動作
について図7及び図8のフロー図を用いて詳細に説明す
る。
【0026】図7は、図1で説明した配達区分機12と
区分棚7からなる通常の配達区分装置が行う差し立て区
分を示したフロー図である。この差し立て区分とは、郵
便書状を集配する集配局(中央局とも言う)から郵便書
状を配達する配達局へ区分けすることをいう。
【0027】以下、本願発明の配達区分機12と区分棚
7からなる配達区分装置を使用した差し立て区分につい
て図7のフロー図を基に第1の実施例として説明する。
集配局には図1の配達区分装置が設置されており、最初
に係員は集配されてくる郵便書状を供給部1にセットす
る。セットされた郵便書状は供給部から1通づつ分離搬
送され、書状の宛て名若しくはそれに相当するコードが
走査部2で読み込まれ、判別部3で認識判別が実行され
る。この判別部3で判別された宛て名情報に応じて制御
部4では収納すべき区分庫8への割り当てを行い、書状
はその割り当てられた区分庫8へ分離搬送され(ステッ
プ100)、区分庫8に書状が堆積していく(ステップ
102)。
【0028】区分庫8に堆積された書状が満杯なると図
示しない満杯検知器がオンとなり(ステップ102)、
図6で説明した区分庫指示制御部5へ伝えられる。区分
庫指示制御部5はこの満杯検知の受信により、満杯とな
った区分庫8の区分庫表示部6を点灯し(ステップ10
3)、区分機係員へ満杯であることを伝える。区分機係
員はこの表示された区分庫8に設置された押しボタンス
イッチ9を押下することで(ステップ104)、図示し
ない印刷部へ該当する区分庫8に収納された書状の送り
先を表示した紙札が印刷される(ステップ105)。区
分機係員は区分庫8の区分庫表示部6を点灯から満杯と
なった区分庫8の書状を抜き取り(ステップ106)、
印刷された紙札と共に取り出した書状を一緒に把束して
(ステップ107)、所望の配達局に発送する。
【0029】次に配達区分から道順組立をする第2の実
施の形態について、特に配達局に本願発明の配達区分機
12と区分棚7と整理棚13からなる配達区分装置が配
置された実施の形態を図8のフロー図を基に詳細に説明
する。尚、図8に示したステップ201から204は図
7のフロー図で説明したステップ100から103と同
様なので説明を省略する。
【0030】配達区分機12によって区分された郵便書
状は区分棚7の所望の区分庫8に堆積し、この書状が満
杯状態になると前述したように区分庫指示制御部5の制
御により区分庫表示部6を点灯する(ステップ20
4)。係員11は区分庫表示部6の点灯している区分庫
8より堆積している書状を抜き取る(ステップ20
5)。書状が抜き取られると満杯検知器による満杯検知
が解除され、解除された情報(簡単に、以下、抜き取り
情報という)が区分庫指示制御部5に伝えられ、この区
分庫指示制御部によりその区分庫表示部6を消灯する
(ステップ206)。この際、抜き取り情報から書状が
抜き取られたことは区分庫指示制御部5で認識できるの
で、該当する区分庫8の番号も認識できる(ステップ2
07)。
【0031】そして図5で示している区分庫指示制御部
5と整理庫指示制御部15との間で前述の抜き取り情報
の交信が行われる(ステップ208)。この抜き取り情
報の交信から整理庫指示制御部15は区分庫8の番号が
認識できるので、該当する区分庫8に対応した整理棚1
3内の整理庫16に設置された整理庫表示部14を点灯
するように制御する。例えば、点灯後消灯する区分表示
部6の区分庫8と同一の番号を持った整理庫16の整理
庫表示部14を点灯する(ステップ209)。
【0032】係員はこの整理庫表示部14を点灯により
所望の整理庫16に書状を入れることが可能となる(ス
テップ210)。このように、次々に満杯検知された区
分庫8から係員が書状を抜き取る毎にこれに対応する整
理庫16が整理庫表示部14によって指示されるため、
係員は戸惑うことなく、書状を移しかえることが出来
る。
【0033】また満杯になる前に区分庫8から整理棚1
6へ移しかえる時には(ステップ301)、抜き取るべ
き区分庫8の押しボタンスイッチ9を書状を抜き取る時
に押下する(ステップ302)。勿論このときはモード
設定により、押しボタンスイッチ9は印刷のリクエスト
を無効にするように設定されている。この時、押下され
た情報が区分庫指示制御部5に送られ、前述の説明と同
様に、整理棚指示制御部15との交信により該当する整
理庫16の整理庫表示部14を点灯させ、係員はこの指
示に従って書状を整理庫に入れることが可能となる(ス
テップ207から210)。
【0034】この様に一回目の区分が終了し(ステップ
211、212)、整理棚13に書状が移し変えられる
と、整理庫指示制御部15から整理庫13に対し、図1
で説明した供給部1へ投入すべき順序を指示する(ステ
ップ213)。この指示にしたがい各整理庫13の整理
庫表示部14が順次点灯する(ステップ214)。係員
はこの整理庫表示部14の点灯の順番等より順次書状を
整理庫13より抜き出し、順次供給部1に書状を移し変
え(ステップ215)、2回目の区分が行われる(ステ
ップ216)。この様な区分を複数回繰り返すことによ
り(ステップ217)、書状の道順組立を行うことが可
能となる。
【0035】次に、配達区分プログラムに従い、区分庫
指示制御部5の指示により移し変えを指示する方法に他
の実施形態について図9を用いて更に詳細に説明する。
【0036】書状はゲート10のオン/オフ制御等によ
り分離搬送され(ステップ400)、各区分庫8に集積
されていく(ステップ401)。
【0037】この時、区分庫指示制御部5は、例えば集
積枚数を各区分庫8ごとに計数し(ステップ402)、
書状の集積枚数が規定枚数を越えた場合(ステップ40
3)、区分庫指示制御部5と整理庫指示制御部15との
交信により(ステップ404)、区分庫8ついての区分
庫表示部6を点灯させると同時に、整理庫16の整理庫
表示部14を点灯させる(ステップ405)。
【0038】係員は区分庫表示部6の点灯している該当
の区分庫8から書状の取出しを行い(ステップ40
6)、同じく整理庫表示部14の点灯している該当の整
理庫16にその書状を収納する(ステップ407)。
【0039】次に、係員が区分庫8より書状を取り出
し、該当する整理庫16への収納が終わると点灯してい
る区分庫表示部6と整理庫表示部14のそれぞれは消灯
し(ステップ408)、1回目の道順組立が終了する
(ステップ409)。
【0040】このような一連の書状の取出し、書状の収
納の係員の動作処理に対応して、動作処理が終了したこ
とを認識する(検出する)手段を少なくとも整理庫16
或いは整理棚13に備えている。一例として図2、3に
示すように、各段の整理庫16の両端に対向する一対の
光センサー17を設ける構成が挙げられる。これにより
係員が書状を整理棚16に収納する際にも、その光セン
サー17の出力を整理棚指示制御部15に入力すること
で、書状収納の動作終了を認識することが可能となる。
また、その動作終了を無線または有線により区分庫指示
制御部5に伝えることで、次に該当する区分庫を新たに
指示する。こうして、一連の書状取出し収納処理が逐次
終了できる。
【0041】この際に、取出す書状が少ない等場合に
は、同時に複数個の区分庫8を区分庫表示部6の点灯/
点滅又は点滅の時間又は色などを変えることにより、複
数の区分された書状の取出しを行うようにすることもで
きる。この複数取出しに対応して、整理棚13の方も複
数の整理庫16のランプ点滅の仕方を区分庫8と対応し
て変えることで、区分庫8から整理庫16への移し変え
を誤りなく行うことが出来る。
【0042】続いて、一回目の道順組立による配達区分
が終了すると(ステップ409)、2回目の区分を開始
する前に、各区分庫8に入るべき書状の区分量(集積
量)は算出できる(ステップ410)。これは既に一回
目の配達区分により書状の区分先が認識されているため
である。従って2回目からの区分時にはこの情報にもと
ずき、取り出すべきタイミングを指示できる。すなわち
係員が取り出すタイミングを均一にし取り出し動作が時
間的に偏らないようすることができる等の効果がある。
【0043】この後の2回目の動作は、前述したよう
に、整理棚13から供給部1へ順次移し変えが行われて
いき、所望の道順組立を行うことが可能となる(ステッ
プ411から413、500、501等)。
【0044】尚、前述の区分庫8の指示を例えば集積量
で行う方式を説明したが、図7で説明した中央局等で差
し立て区分時に認識された情報を得て、区分庫8に入る
べき書状の量を予め算出し、この結果に基いて取り出す
べき区分庫8へ所望の指示しても良い。この実施の形態
を一例として図10に示す。
【0045】すなわち、中央局等で差し立て区分時に認
識したデータ(図7で説明)が、本発明の配達区分装置
に送信される(ステップ600)。この時、配達区分装
置では一回目の書状の区分で各区分庫8に集積される区
分量を算出し(ステップ601)、この算出を基に書状
が分離搬送され(ステップ602)、区分庫8において
理想的な書状の集積が行われる(ステップ603)。こ
の後の区分処理は(ステップ604)、前述してきた内
容と同様のため説明は省略する(ステップ403から4
13等)。
【0046】
【発明の効果】以上、本発明によれば、書状の配達区分
並びに道順組立を配達区分機や区分棚、整理棚を用いて
配達区分と道順組立て時の操作を機械的に手順が決めら
れることにより、係員の直接作業のミスの低減、疲労度
の低減、作業の高速化等が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】郵便書状の宛先情報に従って区分する配達区分
機と区分棚とを示した概略図。。
【図2】対向して配置した区分棚と整理棚とを上方より
見た図。
【図3】区分棚と整理棚とを横方向より見た図係員処理
を基にした配達区分装置の構成図。
【図4】区分庫8の斜視図。
【図5】区分庫8の正面図。
【図6】区分庫表示部及び整理庫表示部を説明する制御
ブロック図。
【図7】差し立て区分を示すフロー図。
【図8】道順組立の第1の実施形態を示したフロー図。
【図9】道順組立の第2の実施形態を示したフロー図。
【図10】差し立て区分時の情報を使用したフロー図。
【符号の説明】
1…供給部、2…走査部、3…判別部、4…制御部、5
…区分庫制御部、6…区分庫表示部、7…区分棚、8…
区分庫、9…押しボタンスイッチ、10…ゲート、11
…操作員、12…配達区分機、13…整理棚、14…整
理庫表示部、15…整理庫制御部、16…整理庫、17
…光センサ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−293446(JP,A) 特開 平5−309343(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07C 3/00 - 3/20 B07C 7/00 - 7/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の配達順に郵便書状を区分する区分棚
    と、 前記郵便書状を区分整理する整理棚と、 前記郵便書状を一時蓄積し且つ所望の区分庫へ供給する
    供給部と、前記郵便書状の面を光学的に走査する走査部
    と、該走査部から出力される走査信号より前記郵便書状
    上の宛て名を判別する判別部と、該判別部より判定され
    出力される宛名情報と、該宛名情報に対応して記憶され
    る前記郵便書状の配達順を規定する配達情報とを比較し
    且つ前記配達情報に従って前記郵便書状を並べ換える制
    御部とから成る配達区分機とを有する配達区分装置であ
    って、 前記区分棚は、該区分棚を構成する複数の区分庫毎に夫
    々区分庫表示部を有し、 前記整理棚は、該整理棚を構成する複数の整理庫毎に夫
    々整理庫表示部を有し、 複数の前記区分庫表示部と複数の前記整理庫表示部とを
    制御し且つ前記区分庫表示部の点灯に応じて所定の整理
    庫表示部を点灯することを特徴とする配達区分装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の配達区分装置において、前
    記区分庫の郵便書状の集積が一定量以上になったとき前
    記区分庫表示部を点灯し、当該点灯した区分庫より前記
    郵便書状が抜き取られたとき点灯して前記区分庫表示部
    を消灯し且つ前記区分庫に対応した所定の整理庫表示部
    を点灯することを特徴とする配達区分装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の配達区分装置において、前
    記区分庫より集積された郵便書状を抜き取ったとき該区
    分庫に対応した整理庫の整理庫表示部を点灯することを
    特徴とする配達区分装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の配達区分装置において、前
    記整理棚に操作員による書状の収納又は抜き取りを検知
    する検知手段を設け、該検知手段の検知により前記整理
    庫表示部の点灯又は消灯を制御することを特徴とする配
    達区分装置。
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