JPH1027202A - 証明書自動交付機 - Google Patents
証明書自動交付機Info
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- JPH1027202A JPH1027202A JP8183199A JP18319996A JPH1027202A JP H1027202 A JPH1027202 A JP H1027202A JP 8183199 A JP8183199 A JP 8183199A JP 18319996 A JP18319996 A JP 18319996A JP H1027202 A JPH1027202 A JP H1027202A
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- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 16
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 13
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
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- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の自治体が採用している証明書用紙の様
式等がそれぞれ異なっていても、それに応じて正しい証
明書を発行することのできる証明書自動交付機を提供す
る。 【解決手段】 CPU13は、カード挿入口から挿入さ
れたIDカード内のデータから利用者の属する自治体を
判断し、それに基づいてトレイA50a、トレイB50
b、トレイC50cのいずれかから該自治体用の証明書
用紙の収納されているトレイを選択して、レーザプリン
タ11によって証明書を印字、発行させる。
式等がそれぞれ異なっていても、それに応じて正しい証
明書を発行することのできる証明書自動交付機を提供す
る。 【解決手段】 CPU13は、カード挿入口から挿入さ
れたIDカード内のデータから利用者の属する自治体を
判断し、それに基づいてトレイA50a、トレイB50
b、トレイC50cのいずれかから該自治体用の証明書
用紙の収納されているトレイを選択して、レーザプリン
タ11によって証明書を印字、発行させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住民票や印鑑登録
などの各証明書を、利用者が必要な項目を入力すること
によって自動的に交付する証明書自動交付機に関する。
などの各証明書を、利用者が必要な項目を入力すること
によって自動的に交付する証明書自動交付機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、証明書自動交付機は、その証明書
自動交付機が設置されている自治体に属している住民の
住民情報等を格納しているホストコンピュータに接続さ
れており、利用者の操作によって証明書交付を行う際に
は、証明書の交付に必要な情報を該ホストコンピュータ
から受け取り、該情報に基づいて印刷するようになって
いる。具体的には、証明書の交付を受けるために、利用
者は、該利用者を特定するためのIDコード等が記憶さ
れている住民カードなどを挿入し、暗証番号の入力等所
定の操作をすることによって、所望の証明書を取得する
ことができるようになっている。
自動交付機が設置されている自治体に属している住民の
住民情報等を格納しているホストコンピュータに接続さ
れており、利用者の操作によって証明書交付を行う際に
は、証明書の交付に必要な情報を該ホストコンピュータ
から受け取り、該情報に基づいて印刷するようになって
いる。具体的には、証明書の交付を受けるために、利用
者は、該利用者を特定するためのIDコード等が記憶さ
れている住民カードなどを挿入し、暗証番号の入力等所
定の操作をすることによって、所望の証明書を取得する
ことができるようになっている。
【0003】また、上述した従来のシステムにおいて
は、利用者は、自己の属している自治体に設置されてい
る証明書自動交付機のみを操作することによって、所望
の証明書を取得することができるに過ぎず、自己の属し
ている自治体以外の自治体、例えば自己の属する自治体
と隣接している自治体に設置されている証明書自動交付
機を操作しても所望の証明書を取得することができな
い。
は、利用者は、自己の属している自治体に設置されてい
る証明書自動交付機のみを操作することによって、所望
の証明書を取得することができるに過ぎず、自己の属し
ている自治体以外の自治体、例えば自己の属する自治体
と隣接している自治体に設置されている証明書自動交付
機を操作しても所望の証明書を取得することができな
い。
【0004】そこで、証明書自動交付機を複数の自治体
の有しているホストコンピュータと接続させることによ
って、1台の証明書自動交付機によって複数の自治体の
証明書を発行することのできる、いわゆる広域化対応の
証明書自動交付機が提案されている。
の有しているホストコンピュータと接続させることによ
って、1台の証明書自動交付機によって複数の自治体の
証明書を発行することのできる、いわゆる広域化対応の
証明書自動交付機が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た広域化対応の証明書自動交付機において、該証明書自
動交付機が接続されている複数の自治体の採用している
証明書の発行に関する種々の規格が全て同一であれば問
題ないが、自治体によっては、他の自治体とは異なる独
自の改竄防止を施した証明書用印刷用紙を使用したり、
異なるサイズの用紙を使用したりすることがあり、その
場合に、それらに対応した複数種類の証明書用紙があら
かじめ用意されていなければならず、従来のように、証
明書自動交付機内に用意されている単一の用紙トレイを
あらかじめ用意しているだけでは該複数種類の証明書を
発行するには無理があることがある。
た広域化対応の証明書自動交付機において、該証明書自
動交付機が接続されている複数の自治体の採用している
証明書の発行に関する種々の規格が全て同一であれば問
題ないが、自治体によっては、他の自治体とは異なる独
自の改竄防止を施した証明書用印刷用紙を使用したり、
異なるサイズの用紙を使用したりすることがあり、その
場合に、それらに対応した複数種類の証明書用紙があら
かじめ用意されていなければならず、従来のように、証
明書自動交付機内に用意されている単一の用紙トレイを
あらかじめ用意しているだけでは該複数種類の証明書を
発行するには無理があることがある。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、複数の自治体が採用している証
明書用紙の様式等がそれぞれ異なっていても、それに応
じて正しい証明書を発行することのできる証明書自動交
付機を提供することを目的とする。
になされたものであり、複数の自治体が採用している証
明書用紙の様式等がそれぞれ異なっていても、それに応
じて正しい証明書を発行することのできる証明書自動交
付機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1に記載の証明書自動交付機は、証明書を発行
する発行手段を有する証明書自動交付機であって、複数
の各自治体の様式に対応した証明書用紙を格納する複数
の給紙装置と、利用者の属する自治体を識別する識別手
段と、前記識別手段の識別結果に基づいて対応する給紙
装置を選択する給紙装置選択手段とを備え、前記給紙選
択手段によって選択された給紙装置から供給された証明
書用紙で前記発行手段に証明書を発行させる制御手段を
備えたことを特徴とする。ゆえに、給紙装置選択手段が
識別手段による自治体の識別に基づいて正しい給紙装置
を選択し、制御手段が発行手段に該選択された給紙装置
から供給された証明書用紙でもって証明書を発行させ
る。従って、複数の自治体において、例えば異なる証明
書サイズが採用されていたとしても、それぞれの利用者
の属する自治体に応じて的確に証明書を発行することが
できる。
に請求項1に記載の証明書自動交付機は、証明書を発行
する発行手段を有する証明書自動交付機であって、複数
の各自治体の様式に対応した証明書用紙を格納する複数
の給紙装置と、利用者の属する自治体を識別する識別手
段と、前記識別手段の識別結果に基づいて対応する給紙
装置を選択する給紙装置選択手段とを備え、前記給紙選
択手段によって選択された給紙装置から供給された証明
書用紙で前記発行手段に証明書を発行させる制御手段を
備えたことを特徴とする。ゆえに、給紙装置選択手段が
識別手段による自治体の識別に基づいて正しい給紙装置
を選択し、制御手段が発行手段に該選択された給紙装置
から供給された証明書用紙でもって証明書を発行させ
る。従って、複数の自治体において、例えば異なる証明
書サイズが採用されていたとしても、それぞれの利用者
の属する自治体に応じて的確に証明書を発行することが
できる。
【0008】また、請求項2に記載の証明書自動交付機
は、請求項1に記載の証明書自動交付機であって、前記
給紙装置に証明書用紙が所定枚数格納されているか否か
を検知する検知手段と、前記検知手段によって給紙装置
に格納されている証明書用紙が所定枚数以下になったと
検知したとき、該当する自治体にその旨を通知する通知
手段を備えたことを特徴とする。ゆえに、検知手段が給
紙装置に格納されている証明書用紙が所定枚数以下にな
った旨を検知すると、通知手段がその旨を該当する自治
体に通知する。従って、各自治体側では、検知手段から
の通知があった時点で証明書用紙の補給対応をすれば済
み、わざわざ証明書自動交付機が設置されている場所ま
で出向いて、装置内部に設置されている給紙装置内に収
納されている証明書用紙の有無を確認しなければならな
い手間を省くことができる。
は、請求項1に記載の証明書自動交付機であって、前記
給紙装置に証明書用紙が所定枚数格納されているか否か
を検知する検知手段と、前記検知手段によって給紙装置
に格納されている証明書用紙が所定枚数以下になったと
検知したとき、該当する自治体にその旨を通知する通知
手段を備えたことを特徴とする。ゆえに、検知手段が給
紙装置に格納されている証明書用紙が所定枚数以下にな
った旨を検知すると、通知手段がその旨を該当する自治
体に通知する。従って、各自治体側では、検知手段から
の通知があった時点で証明書用紙の補給対応をすれば済
み、わざわざ証明書自動交付機が設置されている場所ま
で出向いて、装置内部に設置されている給紙装置内に収
納されている証明書用紙の有無を確認しなければならな
い手間を省くことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
例を図面を参照して説明する。
例を図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本実施例における証明書自動交付
機1の概略外観図である。
機1の概略外観図である。
【0011】証明書自動交付機1の筐体1aの前面パネ
ルには、図示はしないが、利用者個々が持つ暗証番号を
含むユーザID識別コード等の種々の情報が記録されて
いる磁気テープ(磁気カードの場合)若しくはICチッ
プ(ICカードの場合)を備えたIDカードを挿入する
ためのカード挿入口2aが設けられており、このカード
挿入口2aの奥にはカードリーダ2(図4参照)が設け
られている。
ルには、図示はしないが、利用者個々が持つ暗証番号を
含むユーザID識別コード等の種々の情報が記録されて
いる磁気テープ(磁気カードの場合)若しくはICチッ
プ(ICカードの場合)を備えたIDカードを挿入する
ためのカード挿入口2aが設けられており、このカード
挿入口2aの奥にはカードリーダ2(図4参照)が設け
られている。
【0012】そのカード挿入口2aの側方には、例えば
用紙切れ等のように証明書自動交付機1にトラブルが発
生した際に、当該トラブルを解決する保守担当員を呼び
出すための呼び出しボタン22が設けられている。その
呼び出しボタン22の上方には、例えば操作方法や案内
等の表示される表示手段としてのCRT表示装置3が設
けられており、そのCRT表示装置3の上面には、表示
されている部分に直接触れることによって利用者が所望
の情報を入力することのできる入力手段としてのタッチ
パネル4が設けられている。
用紙切れ等のように証明書自動交付機1にトラブルが発
生した際に、当該トラブルを解決する保守担当員を呼び
出すための呼び出しボタン22が設けられている。その
呼び出しボタン22の上方には、例えば操作方法や案内
等の表示される表示手段としてのCRT表示装置3が設
けられており、そのCRT表示装置3の上面には、表示
されている部分に直接触れることによって利用者が所望
の情報を入力することのできる入力手段としてのタッチ
パネル4が設けられている。
【0013】そのタッチパネル4の側方には、手数料を
支払うためのコイン投入口5a及び紙幣挿入口6aが形
成されており、これらはそれぞれコインメック5及びビ
ルバリ6(いずれも図4参照)と連通している。これら
のコイン投入口5a及び紙幣挿入口6aの下方には、釣
り銭及びレシートを取り出すための取り出し口8が設け
られている。また、取り出し口8の側方には、後述する
レーザプリンタ11(図4参照)にて印刷された住民票
等の証明書を排出する証明書排出口7が構成されてい
る。
支払うためのコイン投入口5a及び紙幣挿入口6aが形
成されており、これらはそれぞれコインメック5及びビ
ルバリ6(いずれも図4参照)と連通している。これら
のコイン投入口5a及び紙幣挿入口6aの下方には、釣
り銭及びレシートを取り出すための取り出し口8が設け
られている。また、取り出し口8の側方には、後述する
レーザプリンタ11(図4参照)にて印刷された住民票
等の証明書を排出する証明書排出口7が構成されてい
る。
【0014】そして、取り出し口8及び証明書排出口7
の下方に位置し、証明書自動交付機1の内部には、給紙
装置としてのトレイA50a、トレイB50b、トレイ
C50cが格納されている。トレイA50aにはA市が
発行するための証明書用印刷用紙が格納されており、ト
レイB50bにはB市が発行するための証明書用印刷用
紙が格納されており、トレイC50cにはC市が発行す
るための証明書用印刷用紙が格納されている。
の下方に位置し、証明書自動交付機1の内部には、給紙
装置としてのトレイA50a、トレイB50b、トレイ
C50cが格納されている。トレイA50aにはA市が
発行するための証明書用印刷用紙が格納されており、ト
レイB50bにはB市が発行するための証明書用印刷用
紙が格納されており、トレイC50cにはC市が発行す
るための証明書用印刷用紙が格納されている。
【0015】このトレイA50a、トレイB50b、ト
レイC50cは、図2の断面図にも示すように上からト
レイA50a、トレイB50b、トレイC50cと重ね
られた状態で内部に格納されている。なお、これらのト
レイA50a、トレイB50b、トレイC50cは通
常、図示はしないがレーザプリンタ11と一体となって
構成されている。
レイC50cは、図2の断面図にも示すように上からト
レイA50a、トレイB50b、トレイC50cと重ね
られた状態で内部に格納されている。なお、これらのト
レイA50a、トレイB50b、トレイC50cは通
常、図示はしないがレーザプリンタ11と一体となって
構成されている。
【0016】また、上述した呼び出しボタン22の下方
には、車椅子を利用している人がこの証明書自動交付機
1を利用する際、容易に操作できるように配慮したアシ
ストバー42が設けられている。
には、車椅子を利用している人がこの証明書自動交付機
1を利用する際、容易に操作できるように配慮したアシ
ストバー42が設けられている。
【0017】更に、このアシストバー42の下方で筐体
1aの一部には、車椅子の利用者が利用しやすくなるよ
うに、車椅子に乗車している人の膝から下が納まる程度
の大きさの掘り込み43が形成されており、その掘り込
み43の内側面には車椅子の一部が衝突した場合にショ
ックを吸収するためのショック吸収シート44が設けら
れている。また、この証明書自動交付機1の高さは、車
椅子の利用者でも楽に利用できるように、例えば130
cmになるように構成されている。
1aの一部には、車椅子の利用者が利用しやすくなるよ
うに、車椅子に乗車している人の膝から下が納まる程度
の大きさの掘り込み43が形成されており、その掘り込
み43の内側面には車椅子の一部が衝突した場合にショ
ックを吸収するためのショック吸収シート44が設けら
れている。また、この証明書自動交付機1の高さは、車
椅子の利用者でも楽に利用できるように、例えば130
cmになるように構成されている。
【0018】また、上述したタッチパネルの上方には、
この証明書自動交付機1が使用可能状態であるか使用不
能状態にあるかを表示する操作表示器10が設けられて
いる。
この証明書自動交付機1が使用可能状態であるか使用不
能状態にあるかを表示する操作表示器10が設けられて
いる。
【0019】次に、図3を参照して、証明書自動交付機
1内に設置されたトレイA50a、トレイB50b、ト
レイC50cの構成について説明する。トレイA50a
内には、A市用証明書印刷用紙100が格納されてい
る。該用紙100が所定量以下となった場合は、センサ
A51aが検知し、後述するA市に設置されたホストコ
ンピュータ31aにその旨を通知する。トレイB50
b、トレイC50cについても同様に、それぞれB市用
証明書印刷用紙101、C市用証明書用紙102が格納
されており、それぞれの用紙が所定量以下となった場合
は、センサB51b及びセンサC51cが検知し、その
旨をB市に設置されたホストコンピュータ31b及びC
市に設置されたホストコンピュータ31cにその旨を通
知する。
1内に設置されたトレイA50a、トレイB50b、ト
レイC50cの構成について説明する。トレイA50a
内には、A市用証明書印刷用紙100が格納されてい
る。該用紙100が所定量以下となった場合は、センサ
A51aが検知し、後述するA市に設置されたホストコ
ンピュータ31aにその旨を通知する。トレイB50
b、トレイC50cについても同様に、それぞれB市用
証明書印刷用紙101、C市用証明書用紙102が格納
されており、それぞれの用紙が所定量以下となった場合
は、センサB51b及びセンサC51cが検知し、その
旨をB市に設置されたホストコンピュータ31b及びC
市に設置されたホストコンピュータ31cにその旨を通
知する。
【0020】利用者が証明書発行操作をすると、トレイ
A50a、トレイB50b、トレイC50cのうちいず
れかに収納されている印刷用紙を図示しないモータ等の
駆動手段により排出経路53へ排出させ、排出ローラ5
2a及び52bを駆動、回転させてレーザプリンタ11
へ送出させる。
A50a、トレイB50b、トレイC50cのうちいず
れかに収納されている印刷用紙を図示しないモータ等の
駆動手段により排出経路53へ排出させ、排出ローラ5
2a及び52bを駆動、回転させてレーザプリンタ11
へ送出させる。
【0021】続いて、証明書自動交付機1を含む証明書
自動交付システムの電気的構成について図4を参照して
説明する。
自動交付システムの電気的構成について図4を参照して
説明する。
【0022】本実施例の証明書自動発行機1は、A市に
設置されているホストコンピュータ31a、B市に設置
されているホストコンピュータ31b及びC市に設置さ
れているホストコンピュータ31cのそれぞれと通信制
御装置21を介して接続されているCPU13の指令に
よって動作する。なお、CPU13は本発明における制
御手段及び給紙装置選択手段として機能し、CPU13
と通信制御装置21とは、本発明における通知手段を構
成する。このCPU13は、上述した識別手段としての
カードリーダ2と、CRT表示装置3と、タッチパネル
4と、コインメック5と、ビルバリ6と、呼び出しボタ
ン22と、レシートを印刷するためのジャーナルプリン
タ12と、操作方法等を音声にて説明するための発声装
置16と、CPU13を制御して証明書自動発行機1を
所定のプロセス通りに動作させ、証明書を発行するため
の動作プログラムを格納したり、各自治体毎に対応する
証明書用紙の書式を記憶したテーブル等を格納するハー
ドディスク、ROM、RAM等で構成される記憶装置1
7と、証明書自動発行機1の稼働状況や呼び出しボタン
22が押されたこと等を保守担当員に知らせるためのリ
モート操作パネル40と、発行手段としてのレーザプリ
ンタ11と、レーザプリンタ11で印刷された書類が複
数枚である時にそれらの書類の端部を綴じるためのステ
ープラ14及びそれらの書類に割印を付すための割印機
15とが接続されている。
設置されているホストコンピュータ31a、B市に設置
されているホストコンピュータ31b及びC市に設置さ
れているホストコンピュータ31cのそれぞれと通信制
御装置21を介して接続されているCPU13の指令に
よって動作する。なお、CPU13は本発明における制
御手段及び給紙装置選択手段として機能し、CPU13
と通信制御装置21とは、本発明における通知手段を構
成する。このCPU13は、上述した識別手段としての
カードリーダ2と、CRT表示装置3と、タッチパネル
4と、コインメック5と、ビルバリ6と、呼び出しボタ
ン22と、レシートを印刷するためのジャーナルプリン
タ12と、操作方法等を音声にて説明するための発声装
置16と、CPU13を制御して証明書自動発行機1を
所定のプロセス通りに動作させ、証明書を発行するため
の動作プログラムを格納したり、各自治体毎に対応する
証明書用紙の書式を記憶したテーブル等を格納するハー
ドディスク、ROM、RAM等で構成される記憶装置1
7と、証明書自動発行機1の稼働状況や呼び出しボタン
22が押されたこと等を保守担当員に知らせるためのリ
モート操作パネル40と、発行手段としてのレーザプリ
ンタ11と、レーザプリンタ11で印刷された書類が複
数枚である時にそれらの書類の端部を綴じるためのステ
ープラ14及びそれらの書類に割印を付すための割印機
15とが接続されている。
【0023】また、CPU13には、前述したように、
A市において発行される証明書を印刷する為の証明書用
紙を格納しているトレイA50a、B市において発行さ
れる証明書を印刷する為の証明書用紙を格納しているト
レイB50b、C市において発行される証明書を印刷す
る為の証明書用紙を格納しているトレイC50cがそれ
ぞれ接続されている。更に、CPU13には、トレイA
50aに格納されている証明書用紙が所定量以下となっ
た時に検出信号を発生するセンサA51a、トレイB5
0bに格納されている証明書用紙が所定量以下となった
時に検出信号を発生するセンサB51b、トレイB50
cに格納されている証明書用紙が所定量以下となったか
否かを検出するセンサC51cがそれぞれ接続されてい
る。
A市において発行される証明書を印刷する為の証明書用
紙を格納しているトレイA50a、B市において発行さ
れる証明書を印刷する為の証明書用紙を格納しているト
レイB50b、C市において発行される証明書を印刷す
る為の証明書用紙を格納しているトレイC50cがそれ
ぞれ接続されている。更に、CPU13には、トレイA
50aに格納されている証明書用紙が所定量以下となっ
た時に検出信号を発生するセンサA51a、トレイB5
0bに格納されている証明書用紙が所定量以下となった
時に検出信号を発生するセンサB51b、トレイB50
cに格納されている証明書用紙が所定量以下となったか
否かを検出するセンサC51cがそれぞれ接続されてい
る。
【0024】なお、トレイA50a、トレイB50b及
びトレイC50cにはそれぞれ、センサA51a、セン
サB51b及びセンサC51cが対応して配置されてい
る。このセンサA51a、センサB51b及びセンサC
51cは、本発明における検知手段に相当する。
びトレイC50cにはそれぞれ、センサA51a、セン
サB51b及びセンサC51cが対応して配置されてい
る。このセンサA51a、センサB51b及びセンサC
51cは、本発明における検知手段に相当する。
【0025】また、ホストコンピュータ31aには、A
市に属する種々の住民データが格納されているデータベ
ース32aが接続されており、ホストコンピュータ31
bには、B市に属する種々の住民データが格納されてい
るデータベース32bが、ホストコンピュータ31cに
は、B市に属する種々の住民データが格納されているデ
ータベース32cがそれぞれ接続されている。
市に属する種々の住民データが格納されているデータベ
ース32aが接続されており、ホストコンピュータ31
bには、B市に属する種々の住民データが格納されてい
るデータベース32bが、ホストコンピュータ31cに
は、B市に属する種々の住民データが格納されているデ
ータベース32cがそれぞれ接続されている。
【0026】次に、記憶装置17の構成及び記憶されて
いるデータ内容について図5を参照して説明する。
いるデータ内容について図5を参照して説明する。
【0027】記憶装置17は、ROM33、RAM3
5、ハードディスク37及びRAMディスク39とで構
成されている。
5、ハードディスク37及びRAMディスク39とで構
成されている。
【0028】ROM33には、CRT表示装置3に表示
させるための画面表示プログラムをはじめとして、証明
書自動交付機1の動作における基本的な制御に関するプ
ログラムおよびデータが記憶されている。
させるための画面表示プログラムをはじめとして、証明
書自動交付機1の動作における基本的な制御に関するプ
ログラムおよびデータが記憶されている。
【0029】RAM35には、証明書種別記憶エリア3
5a、市町村コード記憶エリア35b、世帯コード記憶
エリア35cが用意されている。証明書種別記憶エリア
35aには、利用者によって交付する証明書の種類が選
択された時点で、各証明書毎に付された固有の値がセッ
トされる。市町村コード記憶エリア35b、世帯コード
記憶エリア35cには、カードリーダ3によって読み取
られたIDカード内に記憶されている市町村コードと世
帯コードとがそれぞれ記録される。市町村コードとは、
市町村毎に固有に付されたコードである。また、世帯コ
ードとは、各市町村が独自に定めた世帯毎に固有に付さ
れたコードである。
5a、市町村コード記憶エリア35b、世帯コード記憶
エリア35cが用意されている。証明書種別記憶エリア
35aには、利用者によって交付する証明書の種類が選
択された時点で、各証明書毎に付された固有の値がセッ
トされる。市町村コード記憶エリア35b、世帯コード
記憶エリア35cには、カードリーダ3によって読み取
られたIDカード内に記憶されている市町村コードと世
帯コードとがそれぞれ記録される。市町村コードとは、
市町村毎に固有に付されたコードである。また、世帯コ
ードとは、各市町村が独自に定めた世帯毎に固有に付さ
れたコードである。
【0030】ハードディスク37内は、プログラム記憶
領域37a、データ記憶領域37bとに分けられてい
る。プログラム記憶領域37aには、ROM33内に記
録されている制御プログラムを除いた、証明書自動交付
機1の動作を制御するプログラム群が記憶されている。
データ記憶領域37bには、A市用の証明書書式データ
を記憶する記憶エリア37e、B市用の証明書書式デー
タを記憶する記憶エリア37f、C市用の証明書書式デ
ータを記憶する記憶エリア37gが用意されている。印
刷する証明書の書式は自治体毎に異なるので、各自治体
毎に対応した書式データが、あらかじめハードディスク
37内に記憶されている。そして、A市用の証明書書式
の記憶エリア37e、B市用の証明書書式の記憶エリア
37f、C市用の証明書書式の記憶エリア37gのそれ
ぞれには、住民票、記載事項証明書、印鑑登録証明書用
の書式データが記憶されている。従って、本実施例の証
明書自動交付機1は、住民票、記載事項証明書、印鑑登
録証明書の3種類の証明書を交付することができる。
領域37a、データ記憶領域37bとに分けられてい
る。プログラム記憶領域37aには、ROM33内に記
録されている制御プログラムを除いた、証明書自動交付
機1の動作を制御するプログラム群が記憶されている。
データ記憶領域37bには、A市用の証明書書式データ
を記憶する記憶エリア37e、B市用の証明書書式デー
タを記憶する記憶エリア37f、C市用の証明書書式デ
ータを記憶する記憶エリア37gが用意されている。印
刷する証明書の書式は自治体毎に異なるので、各自治体
毎に対応した書式データが、あらかじめハードディスク
37内に記憶されている。そして、A市用の証明書書式
の記憶エリア37e、B市用の証明書書式の記憶エリア
37f、C市用の証明書書式の記憶エリア37gのそれ
ぞれには、住民票、記載事項証明書、印鑑登録証明書用
の書式データが記憶されている。従って、本実施例の証
明書自動交付機1は、住民票、記載事項証明書、印鑑登
録証明書の3種類の証明書を交付することができる。
【0031】RAMディスク39には、住民データ記憶
エリア39aが用意されている。更に、RAMディスク
39にはA市用の証明書用紙サイズデータ記憶エリア3
9e、B市用の証明書用紙サイズデータ記憶エリア39
f及びC市用の証明書用紙サイズデータ記憶エリア39
gも用意されている。住民データ記憶エリア39aに
は、ホストコンピュータ31a、31b及び31cのい
ずれかから通信制御装置21を介して受信した、証明書
の交付に必要な各種の住民データが記憶される。そし
て、証明書の交付に必要なこれら各種の住民データは、
RAM35内の証明書種別記憶エリア35a、市町村コ
ード記憶エリア35b、世帯コード記憶エリア35cに
記憶されている記憶内容によって、後の段階で証明書を
印字するために参照される。また、A市用の証明書用紙
サイズデータ記憶エリア39e、B市用の証明書用紙サ
イズデータ記憶エリア39f及びC市用の証明書用紙サ
イズデータ記憶エリア39gも同様に、証明書を印刷す
る際に選択される。なお、これらのA市用の証明書用紙
サイズデータ記憶エリア39e、B市用の証明書用紙サ
イズデータ記憶エリア39f及びC市用の証明書用紙サ
イズデータ記憶エリア39gには、証明書自動交付機1
を稼動させるとき、即ち電源投入時に、ホストコンピュ
ータ31a、31b及び31cのそれぞれより通信制御
装置21を介して取得した各自治体の採用する証明書用
紙サイズデータが記憶される。
エリア39aが用意されている。更に、RAMディスク
39にはA市用の証明書用紙サイズデータ記憶エリア3
9e、B市用の証明書用紙サイズデータ記憶エリア39
f及びC市用の証明書用紙サイズデータ記憶エリア39
gも用意されている。住民データ記憶エリア39aに
は、ホストコンピュータ31a、31b及び31cのい
ずれかから通信制御装置21を介して受信した、証明書
の交付に必要な各種の住民データが記憶される。そし
て、証明書の交付に必要なこれら各種の住民データは、
RAM35内の証明書種別記憶エリア35a、市町村コ
ード記憶エリア35b、世帯コード記憶エリア35cに
記憶されている記憶内容によって、後の段階で証明書を
印字するために参照される。また、A市用の証明書用紙
サイズデータ記憶エリア39e、B市用の証明書用紙サ
イズデータ記憶エリア39f及びC市用の証明書用紙サ
イズデータ記憶エリア39gも同様に、証明書を印刷す
る際に選択される。なお、これらのA市用の証明書用紙
サイズデータ記憶エリア39e、B市用の証明書用紙サ
イズデータ記憶エリア39f及びC市用の証明書用紙サ
イズデータ記憶エリア39gには、証明書自動交付機1
を稼動させるとき、即ち電源投入時に、ホストコンピュ
ータ31a、31b及び31cのそれぞれより通信制御
装置21を介して取得した各自治体の採用する証明書用
紙サイズデータが記憶される。
【0032】なお、RAMディスク39に記憶されてい
る前述の記憶内容は、証明書自動交付機の稼動終了時即
ち電源オフ時にクリアされる。
る前述の記憶内容は、証明書自動交付機の稼動終了時即
ち電源オフ時にクリアされる。
【0033】また、ホストコンピュータ31a、31b
及び31cのそれぞれは、A市、B市及びC市のそれぞ
れの自治体に属する種々の住民データを格納しているデ
ータベース32a、32b及び32cが接続されてい
る。
及び31cのそれぞれは、A市、B市及びC市のそれぞ
れの自治体に属する種々の住民データを格納しているデ
ータベース32a、32b及び32cが接続されてい
る。
【0034】次に、上記構成を有する証明書自動交付機
1の動作について図6及び図7のフローチャートを参照
して説明する。
1の動作について図6及び図7のフローチャートを参照
して説明する。
【0035】証明書自動交付機1は、通常CPU13に
より該証明書自動交付機1を利用する人のために、例え
ば「画面にタッチして下さい」というモードの画面を静
止画と一緒にCRT表示装置3に表示している(S
1)。利用者は、この表示画面を見てタッチパネル4に
触れることにより(S2:YES)、CRT表示装置3
にカード挿入画面が表示される(S3)。
より該証明書自動交付機1を利用する人のために、例え
ば「画面にタッチして下さい」というモードの画面を静
止画と一緒にCRT表示装置3に表示している(S
1)。利用者は、この表示画面を見てタッチパネル4に
触れることにより(S2:YES)、CRT表示装置3
にカード挿入画面が表示される(S3)。
【0036】そして、利用者がIDカードを証明書自動
交付機1のカード挿入口2aに挿入するのを検知すると
(S4:YES)、CPU13が該IDカードの挿入を
検出し、カードリーダ2にデータの読み取りを指示す
る。カードリーダ2は、IDカードに記録されているデ
ータを読み取り、CPU13にデータを転送する。CP
U13は、挿入されたIDカードが証明書自動交付機1
用のカードであるかどうかを確認する(S5)。このカ
ードが該証明書自動交付機1用のカードでなければ(S
5:NO)、カード挿入口2aからIDカードを排出し
(S10)、スタート画面に戻る(S1)。
交付機1のカード挿入口2aに挿入するのを検知すると
(S4:YES)、CPU13が該IDカードの挿入を
検出し、カードリーダ2にデータの読み取りを指示す
る。カードリーダ2は、IDカードに記録されているデ
ータを読み取り、CPU13にデータを転送する。CP
U13は、挿入されたIDカードが証明書自動交付機1
用のカードであるかどうかを確認する(S5)。このカ
ードが該証明書自動交付機1用のカードでなければ(S
5:NO)、カード挿入口2aからIDカードを排出し
(S10)、スタート画面に戻る(S1)。
【0037】一方、IDカードが該証明書自動交付機1
用のカードであれば(S5:YES)、CPU13は、
暗証番号入力画面をCRT表示装置3に表示する。ま
た、発声装置16へも信号を送って、例えば、「暗証番
号を入力してください」と発声させる(S6)。利用者
がタッチパネル4を触れて暗証番号を入力するのを検知
する(S7:YES)と、CPU13は利用者が入力し
た暗証番号が、カードリーダ2に挿入されたIDカード
の個人IDデータと一致するかどうかを照合する(S
8)。IDカードの個人IDデータと比較して、利用者
により入力された暗証番号が正しくなければ(S9:N
O)、その旨をCPU13へ伝送し、カード挿入口2a
からIDカードを排出する(S10)と共に、スタート
画面に戻る(S1)。
用のカードであれば(S5:YES)、CPU13は、
暗証番号入力画面をCRT表示装置3に表示する。ま
た、発声装置16へも信号を送って、例えば、「暗証番
号を入力してください」と発声させる(S6)。利用者
がタッチパネル4を触れて暗証番号を入力するのを検知
する(S7:YES)と、CPU13は利用者が入力し
た暗証番号が、カードリーダ2に挿入されたIDカード
の個人IDデータと一致するかどうかを照合する(S
8)。IDカードの個人IDデータと比較して、利用者
により入力された暗証番号が正しくなければ(S9:N
O)、その旨をCPU13へ伝送し、カード挿入口2a
からIDカードを排出する(S10)と共に、スタート
画面に戻る(S1)。
【0038】また、利用者が入力した暗証番号が、ID
カードの個人IDデータと一致すれば(S9:YE
S)、その旨をCPU13に伝送する。次にCPU13
は、証明書選択画面をCRT表示装置3に表示させる
(S11)。
カードの個人IDデータと一致すれば(S9:YE
S)、その旨をCPU13に伝送する。次にCPU13
は、証明書選択画面をCRT表示装置3に表示させる
(S11)。
【0039】それから、IDカードから読み取ったカー
ド所有者の居住する市町村コード、及び所帯コードをR
AM35内の市町村コード記憶エリア35b及び所帯コ
ード記憶エリア35cに記憶させる(S12)。
ド所有者の居住する市町村コード、及び所帯コードをR
AM35内の市町村コード記憶エリア35b及び所帯コ
ード記憶エリア35cに記憶させる(S12)。
【0040】そして、利用者が、証明書の種類を選択す
るのを検知すると(S13:YES)、CPU13は、
選択した証明書の種類コードをRAM35内の証明書種
別選択エリア35aに記憶させる(S14)。
るのを検知すると(S13:YES)、CPU13は、
選択した証明書の種類コードをRAM35内の証明書種
別選択エリア35aに記憶させる(S14)。
【0041】そして、RAM35内の市町村コード記憶
エリア35bに記憶されたコードを参照して、現在証明
書自動交付機1を操作している利用者が、A市、B市若
しくはC市のいずれの住民であるのかを判断する(S1
5)。その結果、A市の住民であれば(S15:A)、
CPU13は、A市に設置してあるホストコンピュータ
31aにアクセスし、通信制御装置21を介して該利用
者に該当する住民データを取得し、RAMディスク39
内の住民データ記憶エリア39aに記憶させる(S1
6)。続いて、ハードディスク37内のA市用証明書書
式記憶エリア37eに記憶されているA市用証明書書式
データを選択し(S19)、更に、RAMディスク39
内のA市用証明書用紙サイズデータ記憶エリア39eに
記憶されているA市用証明書用紙サイズデータを選択
し、該サイズデータに基づいてトレイA50a内の証明
書印刷用紙100を選択する(S20)。そして、それ
らのデータにRAMディスク39内の住民データ記憶エ
リア39aに記憶された住民データを参照しながら印刷
イメージを作成し(S21)、該イメージデータをレー
ザプリンタ11に送り、図示しない駆動手段を駆動さ
せ、証明書用紙100を排出経路53へ送出し、排出ロ
ーラ52a及び52bの回転駆動によって該証明書用紙
100をレーザプリンタ11へ送出し、A市用の証明書
を印刷させ、証明書排出口7から排出させる(S2
2)。そのようにして印刷された証明書は、A市の採用
した書式、サイズに合致したもので、A市における正式
の証明書となっている。そして、A市用証明書印刷用紙
がトレイA50a内に所定量残っていない旨をセンサA
が検出し、該検出信号を受信すると(S23:YE
S)、CPU13は、その旨の信号を通信制御装置21
を介してホストコンピュータ31aに送信し、トレイA
に格納されている証明書用印刷用紙が残り少なくなった
旨を通知する(S24)。従って、A市側においては、
わざわざ証明書自動交付機1が設置されている場所まで
出向いていく必要もなく、ホストコンピュータAに送信
された通知を確認することだけで、証明書用紙の残量が
わずかになったことをすることができる。
エリア35bに記憶されたコードを参照して、現在証明
書自動交付機1を操作している利用者が、A市、B市若
しくはC市のいずれの住民であるのかを判断する(S1
5)。その結果、A市の住民であれば(S15:A)、
CPU13は、A市に設置してあるホストコンピュータ
31aにアクセスし、通信制御装置21を介して該利用
者に該当する住民データを取得し、RAMディスク39
内の住民データ記憶エリア39aに記憶させる(S1
6)。続いて、ハードディスク37内のA市用証明書書
式記憶エリア37eに記憶されているA市用証明書書式
データを選択し(S19)、更に、RAMディスク39
内のA市用証明書用紙サイズデータ記憶エリア39eに
記憶されているA市用証明書用紙サイズデータを選択
し、該サイズデータに基づいてトレイA50a内の証明
書印刷用紙100を選択する(S20)。そして、それ
らのデータにRAMディスク39内の住民データ記憶エ
リア39aに記憶された住民データを参照しながら印刷
イメージを作成し(S21)、該イメージデータをレー
ザプリンタ11に送り、図示しない駆動手段を駆動さ
せ、証明書用紙100を排出経路53へ送出し、排出ロ
ーラ52a及び52bの回転駆動によって該証明書用紙
100をレーザプリンタ11へ送出し、A市用の証明書
を印刷させ、証明書排出口7から排出させる(S2
2)。そのようにして印刷された証明書は、A市の採用
した書式、サイズに合致したもので、A市における正式
の証明書となっている。そして、A市用証明書印刷用紙
がトレイA50a内に所定量残っていない旨をセンサA
が検出し、該検出信号を受信すると(S23:YE
S)、CPU13は、その旨の信号を通信制御装置21
を介してホストコンピュータ31aに送信し、トレイA
に格納されている証明書用印刷用紙が残り少なくなった
旨を通知する(S24)。従って、A市側においては、
わざわざ証明書自動交付機1が設置されている場所まで
出向いていく必要もなく、ホストコンピュータAに送信
された通知を確認することだけで、証明書用紙の残量が
わずかになったことをすることができる。
【0042】その後、IDカードをカード排出口2aか
ら排出させ(S40)、再びスタートに戻る。
ら排出させ(S40)、再びスタートに戻る。
【0043】また、S15において、RAM35内の市
町村コード記憶エリア35bに記憶されたコードを参照
した結果、B市の住民である場合(S15:B)の処
理、即ち図7のフローチャートで示すS17、S25及
びS27〜S31までの動作については、前述したS1
6、S19〜S24までの動作と同様なので説明を省略
する。
町村コード記憶エリア35bに記憶されたコードを参照
した結果、B市の住民である場合(S15:B)の処
理、即ち図7のフローチャートで示すS17、S25及
びS27〜S31までの動作については、前述したS1
6、S19〜S24までの動作と同様なので説明を省略
する。
【0044】更に、S15において、RAM35内の市
町村コード記憶エリア35bに記憶されたコードを参照
した結果、C市の住民である場合(S15:C)の処
理、即ち図7のフローチャートで示すS18、S33及
びS35〜S39までの動作についても、前述したS1
6、S19〜S24までの動作と同様なので説明を省略
する。
町村コード記憶エリア35bに記憶されたコードを参照
した結果、C市の住民である場合(S15:C)の処
理、即ち図7のフローチャートで示すS18、S33及
びS35〜S39までの動作についても、前述したS1
6、S19〜S24までの動作と同様なので説明を省略
する。
【0045】以上、本実施例の証明書自動交付機1によ
れば、利用者がカード挿入口2aから挿入したIDカー
ド内のデータを識別することにより、該当する自治体の
ホストコンピュータから住民データを取得し、更に、該
自治体に対応した証明書書式に合わせて証明書印刷イメ
ージを作成し、印刷出力させるので、自治体毎にそれぞ
れ異なった証明書発行様式を採用していたとしても、そ
れぞれの自治体に応じた正しい証明書を発行することが
できる。
れば、利用者がカード挿入口2aから挿入したIDカー
ド内のデータを識別することにより、該当する自治体の
ホストコンピュータから住民データを取得し、更に、該
自治体に対応した証明書書式に合わせて証明書印刷イメ
ージを作成し、印刷出力させるので、自治体毎にそれぞ
れ異なった証明書発行様式を採用していたとしても、そ
れぞれの自治体に応じた正しい証明書を発行することが
できる。
【0046】なお、本実施例では、IDカードに市町村
コードと世帯コードとを記憶させるようにしたが、利用
者が、証明書自動交付機1におけるタッチパネル4に証
明書の交付条件を入力する時に、利用者に自己の属する
市町村を選択入力させるように構成することも可能であ
る。
コードと世帯コードとを記憶させるようにしたが、利用
者が、証明書自動交付機1におけるタッチパネル4に証
明書の交付条件を入力する時に、利用者に自己の属する
市町村を選択入力させるように構成することも可能であ
る。
【0047】また、本実施例においては、A市、B市及
びC市の3種類の自治体の証明書用紙を発行することが
できるようにしたが、対応することのできる自治体の数
を更に増やすために、それに応じた数だけ装置内部に設
置するトレイの種類を増やすようにしてもよい。
びC市の3種類の自治体の証明書用紙を発行することが
できるようにしたが、対応することのできる自治体の数
を更に増やすために、それに応じた数だけ装置内部に設
置するトレイの種類を増やすようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1に記載の証明書自動交付機によれば、給紙装置選
択手段が識別手段による自治体の識別に基づいて正しい
給紙装置を選択し、制御手段が発行手段に該選択された
給紙装置から供給された証明書用紙でもって証明書を発
行させるので、複数の自治体において、自治体毎に例え
ば異なる証明書サイズや書式が採用されていたり、異な
る改竄加工等が施されていたりしても、それぞれの利用
者の属する自治体に応じて的確に証明書を発行すること
ができる。
求項1に記載の証明書自動交付機によれば、給紙装置選
択手段が識別手段による自治体の識別に基づいて正しい
給紙装置を選択し、制御手段が発行手段に該選択された
給紙装置から供給された証明書用紙でもって証明書を発
行させるので、複数の自治体において、自治体毎に例え
ば異なる証明書サイズや書式が採用されていたり、異な
る改竄加工等が施されていたりしても、それぞれの利用
者の属する自治体に応じて的確に証明書を発行すること
ができる。
【0049】また、請求項2に記載の証明書自動交付機
によれば、検知手段が給紙装置に格納されている証明書
用紙が所定枚数以下になった旨を検知すると、通知手段
がその旨を該当する自治体に通知するので、各自治体側
では、検知手段からの通知があった時点で証明書用紙の
補給対応をすれば済み、わざわざ証明書自動交付機が設
置されている箇所まで出向いて、装置内部に設置されて
いる給紙装置内に収納されている証明書用紙の有無を確
認しなければならない手間を省くことができる。
によれば、検知手段が給紙装置に格納されている証明書
用紙が所定枚数以下になった旨を検知すると、通知手段
がその旨を該当する自治体に通知するので、各自治体側
では、検知手段からの通知があった時点で証明書用紙の
補給対応をすれば済み、わざわざ証明書自動交付機が設
置されている箇所まで出向いて、装置内部に設置されて
いる給紙装置内に収納されている証明書用紙の有無を確
認しなければならない手間を省くことができる。
【図1】本実施例の証明書自動交付機の概略外観図であ
る。
る。
【図2】本実施例の証明書自動交付機の断面図である。
【図3】本実施例の証明書自動交付機内部のトレイの断
面図である。
面図である。
【図4】本実施例の証明書自動交付機の電気的構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図5】本実施例の証明書自動交付機における記憶装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図6】本実施例の証明書自動交付機の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図7】本実施例の証明書自動交付機の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
11 レーザプリンタ 13 CPU 21 通信制御装置 35 RAM 37 ハードディスク 39 RAMディスク 50 トレイ 51 センサ
フロントページの続き (72)発明者 水谷 敏明 名古屋市中区錦3丁目10番33号 株式会社 エクシング内 (72)発明者 宮田 賢二 名古屋市中区錦3丁目10番33号 株式会社 エクシング内
Claims (2)
- 【請求項1】 証明書を発行する発行手段を有する証明
書自動交付機において、 複数の各自治体の様式に対応した証明書用紙を格納する
複数の給紙装置と、 利用者の属する自治体を識別する識別手段と、 前記識別手段の識別結果に基づいて対応する給紙装置を
選択する給紙装置選択手段とを備え、 前記給紙選択手段によって選択された給紙装置から供給
された証明書用紙で前記発行手段に証明書を発行させる
制御手段を備えたことを特徴とする証明書自動交付機。 - 【請求項2】 請求項1に記載の証明書自動交付機にお
いて、 前記給紙装置に証明書用紙が所定枚数格納されているか
否かを検知する検知手段と、 前記検知手段によって給紙装置に格納されている証明書
用紙が所定枚数以下になったと検知したとき、該当する
自治体にその旨を通知する通知手段を備えたことを特徴
とする証明書自動交付機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8183199A JPH1027202A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 証明書自動交付機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8183199A JPH1027202A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 証明書自動交付機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1027202A true JPH1027202A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16131511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8183199A Pending JPH1027202A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 証明書自動交付機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1027202A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002007604A (ja) * | 2000-06-22 | 2002-01-11 | Toshiba Corp | 証明書発行システム及び証明書発行方法 |
CN105427088A (zh) * | 2015-11-09 | 2016-03-23 | 成都传晟信息技术有限公司 | 不动产证智能发放器及其发放控制方法 |
CN109300260A (zh) * | 2018-07-17 | 2019-02-01 | 宿州市徽腾知识产权咨询有限公司 | 一种高校知识产权信息自助网络登记系统 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP8183199A patent/JPH1027202A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002007604A (ja) * | 2000-06-22 | 2002-01-11 | Toshiba Corp | 証明書発行システム及び証明書発行方法 |
CN105427088A (zh) * | 2015-11-09 | 2016-03-23 | 成都传晟信息技术有限公司 | 不动产证智能发放器及其发放控制方法 |
CN109300260A (zh) * | 2018-07-17 | 2019-02-01 | 宿州市徽腾知识产权咨询有限公司 | 一种高校知识产权信息自助网络登记系统 |
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