JP3389763B2 - 記録液 - Google Patents
記録液Info
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- JP3389763B2 JP3389763B2 JP30418495A JP30418495A JP3389763B2 JP 3389763 B2 JP3389763 B2 JP 3389763B2 JP 30418495 A JP30418495 A JP 30418495A JP 30418495 A JP30418495 A JP 30418495A JP 3389763 B2 JP3389763 B2 JP 3389763B2
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- JP
- Japan
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- group
- hydrogen atom
- carbon atoms
- substituent
- phenyl
- Prior art date
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は記録液およびそれに
用いる色素に関するものである。詳しくはインクジェッ
ト記録に適した黒色系記録液およびそれに用いる色素に
関するものである。
用いる色素に関するものである。詳しくはインクジェッ
ト記録に適した黒色系記録液およびそれに用いる色素に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】直接染料や酸性染料の水溶性色素を含む
記録液の液滴を微小な吐出オリフィスから飛翔させて記
録を行う、所謂インクジェット記録方法が実用化されて
いる。この記録液に関しては、長時間安定した吐出が可
能であることの他、電子写真用紙等のＰＰＣ（プレイン
ペーパー コピア）用紙、ファンホールド紙（コンピ
ューター等の連続用紙）等の一般事務用に汎用される記
録紙に対する定着が速く、しかも印字物の印字品位が良
好であること、即ち印字に滲みがなく輪郭がはっきりし
ていることが要求されると共に、記録液としての保存時
の安定性も優れていることが必要である。
記録液の液滴を微小な吐出オリフィスから飛翔させて記
録を行う、所謂インクジェット記録方法が実用化されて
いる。この記録液に関しては、長時間安定した吐出が可
能であることの他、電子写真用紙等のＰＰＣ（プレイン
ペーパー コピア）用紙、ファンホールド紙（コンピ
ューター等の連続用紙）等の一般事務用に汎用される記
録紙に対する定着が速く、しかも印字物の印字品位が良
好であること、即ち印字に滲みがなく輪郭がはっきりし
ていることが要求されると共に、記録液としての保存時
の安定性も優れていることが必要である。
【０００３】記録液用の色素としては、記録液の溶剤に
対して充分な溶解性を有すると共に、記録液として長時
間保存した場合にも安定であり、また印字された画像の
濃度が高く、しかも耐水性、耐光性に優れていること等
が要求されるが、これ等の多くの要求を同時に満足させ
ることは困難である。このため種々の方法（例えば特開
昭５５−１４４０６７号、特開昭５５−１５２７４７
号、特開昭５７−２０７６６０号、特開昭５８−１４７
４７０号、特開昭６２−１９０２６９号、特開昭６２−
１９０２７１号、特開昭６２−１９０２７２号、特開昭
６２−２５００８２号、特開昭６２−２４６９７５号、
特開昭６２−２５７９７１号、特開昭６２−２８８６５
９号、特開昭６３−８４６３号、特開昭６３−２２８６
７号、特開昭６３−２２８７４号、特開昭６３−３０５
６７号、特開昭６３−３３４８４号、特開昭６３−６３
７６４号、特開昭６３−１０５０７９号、特開昭６４−
３１８７７号、特開平１−９３３８９号、特開平１−２
１０４６４号、特開平２−１４０２７０号、特開平３−
１６７２７０号、特開平３−２００８８２号等各公報参
照）が提案されているが、性能上市場の要求を充分に満
足するとともに製造の容易な色素の開発には至っていな
い。
対して充分な溶解性を有すると共に、記録液として長時
間保存した場合にも安定であり、また印字された画像の
濃度が高く、しかも耐水性、耐光性に優れていること等
が要求されるが、これ等の多くの要求を同時に満足させ
ることは困難である。このため種々の方法（例えば特開
昭５５−１４４０６７号、特開昭５５−１５２７４７
号、特開昭５７−２０７６６０号、特開昭５８−１４７
４７０号、特開昭６２−１９０２６９号、特開昭６２−
１９０２７１号、特開昭６２−１９０２７２号、特開昭
６２−２５００８２号、特開昭６２−２４６９７５号、
特開昭６２−２５７９７１号、特開昭６２−２８８６５
９号、特開昭６３−８４６３号、特開昭６３−２２８６
７号、特開昭６３−２２８７４号、特開昭６３−３０５
６７号、特開昭６３−３３４８４号、特開昭６３−６３
７６４号、特開昭６３−１０５０７９号、特開昭６４−
３１８７７号、特開平１−９３３８９号、特開平１−２
１０４６４号、特開平２−１４０２７０号、特開平３−
１６７２７０号、特開平３−２００８８２号等各公報参
照）が提案されているが、性能上市場の要求を充分に満
足するとともに製造の容易な色素の開発には至っていな
い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、インクジェ
ット記録用及び筆記用具用等として、普通紙に記録した
場合にも印字品位が良好であると共に、記録画像の濃度
が高く、耐水性や耐光性に優れており、長時間保存した
場合の安定性が良好である記録液を提供することを目的
とするものである。
ット記録用及び筆記用具用等として、普通紙に記録した
場合にも印字品位が良好であると共に、記録画像の濃度
が高く、耐水性や耐光性に優れており、長時間保存した
場合の安定性が良好である記録液を提供することを目的
とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録液は、
水性媒体中に遊離酸型が一般式（１）〜（３）のいずれ
かで表わされる色素を含有していることを特徴とするも
のである。
水性媒体中に遊離酸型が一般式（１）〜（３）のいずれ
かで表わされる色素を含有していることを特徴とするも
のである。
【０００６】
【化５】
【０００７】これらの一般式において、Ａはアミノ基、
アシルアミノ基、ヒドロキシル基、カルボン酸基（−Ｃ
ＯＯＨ）及びスルホン酸基（−ＳＯ3 Ｈ）からなる群か
ら選ばれる置換基を有していてもよいフェニル基又はナ
フチル基を表わし、Ｘは水素原子、炭素数１〜４のアル
キル基又は炭素数１〜４のアルコキシ基を表わし、Ｙは
アシルアミノ基、ヒドロキシル基、カルボン酸基（−Ｃ
ＯＯＨ）及びスルホン酸基（−ＳＯ3 Ｈ）からなる群か
ら選ばれる置換基を有していてもよいフェニル基又はナ
フチル基を表わし、Ｘは水素原子、炭素数１〜４のアル
キル基又は炭素数１〜４のアルコキシ基を表わし、Ｙは
【０００８】
【化６】
【０００９】を表わし、Ｙ1 及びＹ2 は水素原子を表わ
すか又はＹ1 とＹ2 とが結合して置換基を有していても
よいベンゼン環を形成しており、Ｙ3 は水素原子又はヒ
ドロキシル基を表わし、Ｚは水素原子又は置換基を有し
ていてもよいフェニル基を表わす。
すか又はＹ1 とＹ2 とが結合して置換基を有していても
よいベンゼン環を形成しており、Ｙ3 は水素原子又はヒ
ドロキシル基を表わし、Ｚは水素原子又は置換基を有し
ていてもよいフェニル基を表わす。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明について詳細に説明する
と、本発明で用いる一般式（１）〜（３）の色素におい
て、Ａで表わされるフェニル基又はナフチル基に置換し
ていてもよいアシルアミノ基としては、アセチルアミノ
基、プロピオニルアミノ基などの炭素数１〜４のアルキ
ルカルボニルアミノ基やベンゾイルアミノ基があげられ
る。Ｙ1とＹ2 とが結合してベンゼン環を形成している
場合に、このベンゼン環に結合していてもよい置換基と
しては、ヒドロキシル基、カルボン酸基や塩素原子のよ
うなハロゲン原子などがあげられる。また、Ｚがフェニ
ル基を表わす場合に、これに結合していてもよい置換基
としては、カルボン酸基、スルホン酸基、炭素数１〜４
のアルキル基又は炭素数１〜４のアルコキシ基があげら
れる。
と、本発明で用いる一般式（１）〜（３）の色素におい
て、Ａで表わされるフェニル基又はナフチル基に置換し
ていてもよいアシルアミノ基としては、アセチルアミノ
基、プロピオニルアミノ基などの炭素数１〜４のアルキ
ルカルボニルアミノ基やベンゾイルアミノ基があげられ
る。Ｙ1とＹ2 とが結合してベンゼン環を形成している
場合に、このベンゼン環に結合していてもよい置換基と
しては、ヒドロキシル基、カルボン酸基や塩素原子のよ
うなハロゲン原子などがあげられる。また、Ｚがフェニ
ル基を表わす場合に、これに結合していてもよい置換基
としては、カルボン酸基、スルホン酸基、炭素数１〜４
のアルキル基又は炭素数１〜４のアルコキシ基があげら
れる。
【００１１】一般式（１）〜（３）の色素のカルボン酸
基及びスルホン酸基の対イオンとしては、リチウム、ナ
トリウムなどのアルカリ金属、アンモニア、ヒドロキシ
ル基を有していてもよい炭素数１〜４のアルキル基が窒
素原子に１〜４個結合している１〜３級アミンや第４級
アンモニウムなどがあげられる。なお、対イオンは全て
同一である必要はなく、記録液中にいくつかの異なる対
イオンが併存していてもよい。本発明で用いられる色素
のいくつかを第１表に示す。
基及びスルホン酸基の対イオンとしては、リチウム、ナ
トリウムなどのアルカリ金属、アンモニア、ヒドロキシ
ル基を有していてもよい炭素数１〜４のアルキル基が窒
素原子に１〜４個結合している１〜３級アミンや第４級
アンモニウムなどがあげられる。なお、対イオンは全て
同一である必要はなく、記録液中にいくつかの異なる対
イオンが併存していてもよい。本発明で用いられる色素
のいくつかを第１表に示す。
【００１２】
【表１】
【００１３】
【表２】
【００１４】
【表３】
【００１５】
【表４】
【００１６】本発明で用いる前記一般式（１）〜（３）
で示される色素は、それ自体周知の方法〔例えば、細田
豊著「新染料化学」（昭和４８年１２月２１日 技報堂
発行）第３９６〜４０９頁参照〕に従って、ジアゾ化、
カップリング工程を経て製造することができる。記録液
中における前記一般式（１）〜（３）で表わされる色素
の含有量は、記録液全量に対して０．５〜５重量％、特
に２〜４重量％程度が好ましい。なお、色素は単独で用
いても、いくつかを併用してもよい。
で示される色素は、それ自体周知の方法〔例えば、細田
豊著「新染料化学」（昭和４８年１２月２１日 技報堂
発行）第３９６〜４０９頁参照〕に従って、ジアゾ化、
カップリング工程を経て製造することができる。記録液
中における前記一般式（１）〜（３）で表わされる色素
の含有量は、記録液全量に対して０．５〜５重量％、特
に２〜４重量％程度が好ましい。なお、色素は単独で用
いても、いくつかを併用してもよい。
【００１７】本発明の記録液を構成する水性媒体として
は、水及び水溶性有機溶剤からなるものが好ましい。水
溶性有機溶剤としては、例えばエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ブチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレング
リコール（＃２００）、ポリエチレングリコール（＃４
００）、グリセリン、Ｎ−メチルピロリドン、Ｎ−エチ
ルピロリドン、１，３−ジメチルイミダゾリジノン、チ
オジエタノール、ジメチルスルホキシド、エチレングリ
コールモノアリルエーテル、エチレングリコールモノメ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、２−ピロリドン、スルホラン、エチルアルコール、
イソプロパノール等を用いるのが好ましい。これ等の水
溶性有機溶剤は、通常記録液の全量に対して５〜３０重
量％の範囲で使用される。一方、水は記録液の全量に対
して６０〜９０重量％の範囲で使用される。本発明の記
録液には、その全量に対して０．１〜１０重量％、好ま
しくは０．５〜５重量％の尿素、チオ尿素、ビウレッ
ト、セミカルバジドから選ばれる化合物を添加したり、
又０．００１〜５．０重量％の界面活性剤を添加するこ
とによって、印字後の速乾性及び印字品位をより一層改
良することができる。
は、水及び水溶性有機溶剤からなるものが好ましい。水
溶性有機溶剤としては、例えばエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ブチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレング
リコール（＃２００）、ポリエチレングリコール（＃４
００）、グリセリン、Ｎ−メチルピロリドン、Ｎ−エチ
ルピロリドン、１，３−ジメチルイミダゾリジノン、チ
オジエタノール、ジメチルスルホキシド、エチレングリ
コールモノアリルエーテル、エチレングリコールモノメ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、２−ピロリドン、スルホラン、エチルアルコール、
イソプロパノール等を用いるのが好ましい。これ等の水
溶性有機溶剤は、通常記録液の全量に対して５〜３０重
量％の範囲で使用される。一方、水は記録液の全量に対
して６０〜９０重量％の範囲で使用される。本発明の記
録液には、その全量に対して０．１〜１０重量％、好ま
しくは０．５〜５重量％の尿素、チオ尿素、ビウレッ
ト、セミカルバジドから選ばれる化合物を添加したり、
又０．００１〜５．０重量％の界面活性剤を添加するこ
とによって、印字後の速乾性及び印字品位をより一層改
良することができる。
【００１８】
【実施例】以下本発明を実施例について更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限りこれ等の実施
例に限定されるものではない。 〔実施例１〕ジエチレングリコール１０重量部、イソプ
ロピルアルコール３重量部、前記第１表のＮｏ．Ｉ−１
の染料３重量部に水を加え、アンモニア水でｐＨを９に
調整して全量を１００重量部とした。この組成物を充分
に混合して溶解し、孔径１μｍのテフロンフィルターで
加圧濾過した後、真空ポンプ及び超音波洗浄機で脱気処
理して記録液を調整した。
するが、本発明はその要旨を越えない限りこれ等の実施
例に限定されるものではない。 〔実施例１〕ジエチレングリコール１０重量部、イソプ
ロピルアルコール３重量部、前記第１表のＮｏ．Ｉ−１
の染料３重量部に水を加え、アンモニア水でｐＨを９に
調整して全量を１００重量部とした。この組成物を充分
に混合して溶解し、孔径１μｍのテフロンフィルターで
加圧濾過した後、真空ポンプ及び超音波洗浄機で脱気処
理して記録液を調整した。
【００１９】得られた記録液を使用し、インクジェット
プリンター（商品名ＢＪ−１０Ｖ、キャノン社製）を用
いて電子写真用紙（ゼロックス社製）にインクジェット
記録を行い、高濃度の青味黒色の印字物を得た。また下
記（ａ）、（ｂ）及び（ｃ）の方法による評価を行なっ
た結果を示す。 （ａ）記録画像の耐光性：キセノンフェードメーター
（スガ試験機社製）を用い、記録紙に１００時間照射し
た。照射後の変退色は小さかった。
プリンター（商品名ＢＪ−１０Ｖ、キャノン社製）を用
いて電子写真用紙（ゼロックス社製）にインクジェット
記録を行い、高濃度の青味黒色の印字物を得た。また下
記（ａ）、（ｂ）及び（ｃ）の方法による評価を行なっ
た結果を示す。 （ａ）記録画像の耐光性：キセノンフェードメーター
（スガ試験機社製）を用い、記録紙に１００時間照射し
た。照射後の変退色は小さかった。
【００２０】（ｂ）記録画像の耐水性：水道水中に記録
紙を５秒間浸漬したのち目視にて画像の滲みを調べた
が、画像の滲みは殆んど認められなかった。 （ｃ）記録液の保存安定性：記録液をテフロン容器中に
密閉し、５℃及び６０℃で１ヶ月間保存した後の変化を
調べたところ、不溶物の析出は認められなかった。
紙を５秒間浸漬したのち目視にて画像の滲みを調べた
が、画像の滲みは殆んど認められなかった。 （ｃ）記録液の保存安定性：記録液をテフロン容器中に
密閉し、５℃及び６０℃で１ヶ月間保存した後の変化を
調べたところ、不溶物の析出は認められなかった。
【００２１】実施例２〜５
実施例１において、第１表のＮｏ．Ｉ−１の色素の代り
に、Ｎｏ．Ｉ−２の色素、Ｎｏ．II−２の色素、Ｎｏ．
II−４の色素及びＮｏ．Ｉ−７とＮｏ．III −１とを等
量混合した色素を用いた以外は、実施例１と同様にして
記録液の調製及び印字を行ない、黒色の記録物を得た。
また、この記録物及び記録液について実施例１と同様の
試験を行なったところ、実施例１と同様にいずれも良好
な結果を得た。
に、Ｎｏ．Ｉ−２の色素、Ｎｏ．II−２の色素、Ｎｏ．
II−４の色素及びＮｏ．Ｉ−７とＮｏ．III −１とを等
量混合した色素を用いた以外は、実施例１と同様にして
記録液の調製及び印字を行ない、黒色の記録物を得た。
また、この記録物及び記録液について実施例１と同様の
試験を行なったところ、実施例１と同様にいずれも良好
な結果を得た。
【００２２】比較例１〜２
実施例１において、第１表のＮｏ．Ｉ−１の色素の代り
に、特開平７−３４０２０号公報に記載されている下記
Ｒ−１又はＲ−２の色素を用いた以外は、実施例１と同
様にして記録液の調製及び印字を行なった。この記録物
について、３種類の電子写真用紙について実施例１と同
様にして耐水性を試験した。結果を第２表に示す。なお
第２表には、実施例１の記録液を用いた場合の結果も併
記した。
に、特開平７−３４０２０号公報に記載されている下記
Ｒ−１又はＲ−２の色素を用いた以外は、実施例１と同
様にして記録液の調製及び印字を行なった。この記録物
について、３種類の電子写真用紙について実施例１と同
様にして耐水性を試験した。結果を第２表に示す。なお
第２表には、実施例１の記録液を用いた場合の結果も併
記した。
【００２３】
【化７】
【００２４】
【表５】
目視判定規準
○ 滲みが殆んどない。
△ 滲みがわずかある。
× 滲みがある。
電子写真用紙Ａ：ＪＩＳ Ｐ８１３３により測定したｐＨが５．３５
電子写真用紙Ｂ：ＪＩＳ Ｐ８１３３により測定したｐＨが６．２９
電子写真用紙Ｃ：ＪＩＳ Ｐ８１３３により測定したｐＨが９．２３
【００２５】実施例６〜１１
実施例１において、第１表のＮｏ．Ｉ−１の色素の代り
にＮｏ．Ｉ−４、Ｉ−６、Ｉ−８、II−１、II−３、II
I −２の各色素を用いた以外は、実施例１と同様にして
記録液の調製及び印字を行なった。この記録液及び記録
物について実施例１と同様の試験を行なったところ、実
施例１と同様にいずれも良好な結果を得た。
にＮｏ．Ｉ−４、Ｉ−６、Ｉ−８、II−１、II−３、II
I −２の各色素を用いた以外は、実施例１と同様にして
記録液の調製及び印字を行なった。この記録液及び記録
物について実施例１と同様の試験を行なったところ、実
施例１と同様にいずれも良好な結果を得た。
【００２６】
【発明の効果】本発明の記録液は、インクジェット記録
用、筆記用具用として用いられ、普通紙に記録した場
合、黒色系の記録物を得ることができ、その印字濃度及
び耐光性、耐水性が優れている他、記録液としての保存
安定性も良好である。
用、筆記用具用として用いられ、普通紙に記録した場
合、黒色系の記録物を得ることができ、その印字濃度及
び耐光性、耐水性が優れている他、記録液としての保存
安定性も良好である。
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭58−176265（ＪＰ，Ａ)
特開 昭52−47027（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−34020（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−125318（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−268256（ＪＰ，Ａ)
米国特許5494507（ＵＳ，Ａ)
英国特許出願公開1213993（ＧＢ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
C09D 11/00 - 11/20
ＣＡ（ＳＴＮ)
ＲＥＧＩＳＴＲＹ（ＳＴＮ)
Claims (2)
- 【請求項１】 水性媒体中に、遊離酸型が一般式（１）
〜（３）のいずれかで表わされる色素を含有することを
特徴とする記録液。 【化１】 （式中、Ａはアミノ基、アシルアミノ基、ヒドロキシル
基、カルボン酸基（−ＣＯＯＨ）及びスルホン酸基（−
ＳＯ3 Ｈ）からなる群から選ばれる置換基を有していて
もよいフェニル基又はナフチル基を表わし、Ｘは水素原
子、炭素数１〜４のアルキル基又は炭素数１〜４のアル
コキシ基を表わし、Ｙは 【化２】 を表わし、Ｚは水素原子又は置換基を有していてもよい
フェニル基を表わす） 【化３】 （式中、Ａはアミノ基、アシルアミノ基、ヒドロキシル
基、カルボン酸基（−ＣＯＯＨ）及びスルホン酸基（−
ＳＯ3 Ｈ）からなる群から選ばれる置換基を有していて
もよいフェニル基又はナフチル基を表わし、Ｘは水素原
子、炭素数１〜４のアルキル基又は炭素数１〜４のアル
コキシ基を表わし、Ｙ1 及びＹ2 は水素原子を表わすか
又はＹ1 とＹ2 とが結合して置換基を有していてもよい
ベンゼン環を形成しており、Ｚは水素原子又は置換基を
有していてもよいフェニル基を表わす） 【化４】 （式中、Ａはアミノ基、アシルアミノ基、ヒドロキシル
基、カルボン酸基（−ＣＯＯＨ）及びスルホン酸基（−
ＳＯ3 Ｈ）からなる群から選ばれる置換基を有していて
もよいフェニル基又はナフチル基を表わし、Ｘは水素原
子、炭素数１〜４のアルキル基又は炭素数１〜４のアル
コキシ基を表わし、Ｙ3 は水素原子又はヒドロキシル基
を表わし、Ｚは水素原子又は置換基を有していてもよい
フェニル基を表わす） - 【請求項２】 遊離酸型が一般式（１）〜（３）のいず
れかで表わされることを特徴とするインクジェット記録
用色素。 【化５】 （式中、Ａはアミノ基、アシルアミノ基、ヒドロキシル
基、カルボン酸基（−Ｃ ＯＯＨ）及びスルホン酸基（−
ＳＯ 3 Ｈ）からなる群から選ばれる置換基を有していて
もよいフェニル基又はナフチル基を表わし、Ｘは水素原
子、炭素数１〜４のアルキル基又は炭素数１〜４のアル
コキシ基を表わし、Ｙは 【化６】 を表わし、Ｚは水素原子又は置換基を有していてもよい
フェニル基を表わす） 【化７】 （式中、Ａはアミノ基、アシルアミノ基、ヒドロキシル
基、カルボン酸基（−ＣＯＯＨ）及びスルホン酸基（−
ＳＯ 3 Ｈ）からなる群から選ばれる置換基を有していて
もよいフェニル基又はナフチル基を表わし、Ｘは水素原
子、炭素数１〜４のアルキル基又は炭素数１〜４のアル
コキシ基を表わし、Ｙ 1 及びＹ 2 は水素原子を表わすか
又はＹ 1 とＹ 2 とが結合して置換基を有していてもよい
ベンゼン環を形成しており、Ｚは水素原子又は置換基を
有していてもよいフェニル基を表わす） 【化８】 （式中、Ａはアミノ基、アシルアミノ基、ヒドロキシル
基、カルボン酸基（−ＣＯＯＨ）及びスルホン酸基（−
ＳＯ 3 Ｈ）からなる群から選ばれる置換基を有していて
もよいフェニル基又はナフチル基を表わし、Ｘは水素原
子、炭素数１〜４のアルキル基又は炭素数１〜４のアル
コキシ基を表わし、Ｙ 3 は水素原子又はヒドロキシル基
を表わし、Ｚは水素原子又は置換基を有していてもよい
フェニル基を表わす）
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30418495A JP3389763B2 (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 記録液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30418495A JP3389763B2 (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 記録液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09143413A JPH09143413A (ja) | 1997-06-03 |
| JP3389763B2 true JP3389763B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=17930050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30418495A Expired - Fee Related JP3389763B2 (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 記録液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3389763B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-22 JP JP30418495A patent/JP3389763B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09143413A (ja) | 1997-06-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |