JP3389452B2 - ウィンドウ表示制御装置、ウィンドウ表示制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ウィンドウ表示制御装置、ウィンドウ表示制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP3389452B2
JP3389452B2 JP11988997A JP11988997A JP3389452B2 JP 3389452 B2 JP3389452 B2 JP 3389452B2 JP 11988997 A JP11988997 A JP 11988997A JP 11988997 A JP11988997 A JP 11988997A JP 3389452 B2 JP3389452 B2 JP 3389452B2
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太郎 川岸
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株式会社ジャストシステム
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マウスなどのポ
インティングデバイスの動作を認識してウィンドウ表示
を制御するウィンドウ表示制御装置、ウィンドウ表示制
御方法およびその方法をコンピュータに実行させるプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークステーションなどの情報処
理装置では、マウスからの指定によるコマンド実行方式
が採用されている。このコマンド実行方式では、マウス
ボタンのクリックに応じてポップアップメニューが表示
され、そのポップアップメニューから所望のコマンドが
選択されると、そのコマンドに応じた動作が実行され
る。
【0003】この種のコマンド実行方式は単純なコマン
ド入力に適していたが、近年、もう少し複雑なコマンド
入力にも適応できる技術が、例えば特開平8−8737
8号公報により提案されている。この公報によれば、パ
ターン認識の技術を利用してマウス動作に対して割り当
てられたコマンドおよびアルファベット文字を認識する
ことにより、そのアルファベット文字により形成される
パラメータの指定を有したコマンドを実行するという技
術が開示されている。
【0004】また、上記公報の他にも例えば特開平4−
7726号公報があり、この公報においても、マウス動
作のパターンからそのパターンに対応するコマンドを実
行する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報のように従来
例では、マウス動作をコマンドに変換して直接コマンド
実行するという技術が適用されているので、操作が簡略
化されるというメリットはあるが、今日の多種多様な機
能が存在する現状から見ると、その機能の数に応じて沢
山のコマンドを覚える必要があることから、操作以外の
面でユーザへの負担が多くなるという危惧があった。
【0006】この発明は、マウス動作による直接的なコ
マンド実行とは異なる観点に着目して、マウス動作を各
コマンドに応じて個別に覚えなくても、簡単なマウス動
作によってコマンドのウィンドウ表示を制御することが
可能なウィンドウ表示制御装置、ウィンドウ表示制御方
法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を得
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係るウィンドウ
表示制御装置は、表示画面上の位置を示すための位置デ
ータを入力する位置入力手段と、予め規定した複数種の
軌跡にそれぞれ対応させて複数のコマンドを表示するた
めのウィンドウ表示形式を登録した登録手段と、前記位
置入力手段により入力された位置データに基づいて連続
的に変化する位置の軌跡を判定する判定手段と、前記登
録手段を参照して前記判定手段により判定された軌跡に
対応するウィンドウ表示形式を選択する表示形式選択手
段と、前記表示画面上で前記表示形式選択手段により選
択されたウィンドウ表示形式に従ってウィンドウ表示を
制御する表示制御手段と、を備え、前記ウィンドウ表示
形式はそれぞれに対応する軌跡上に予めその軌跡に対応
付けた複数のウィンドウの表示配置を行う形式であり、
前記表示制御手段は前記選択された表示形式に従って前
記判定手段により判定された軌跡上にウィンドウの表示
配置を行うことを特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明に係るウィンドウ表
示制御装置は、請求項1に記載の発明において、前記軌
跡が、線,円,矩形などの形状であることを特徴とす
る。
【0009】また、請求項3の発明に係るウィンドウ表
示制御装置は、表示画面上の位置を示すための位置デー
タを入力する位置入力手段と、予め規定した複数種の軌
跡にそれぞれ対応させて複数のコマンドを表示するため
のウィンドウ表示形式を登録した登録手段と、前記位置
入力手段により入力された位置データに基づいて連続的
に変化する位置の軌跡を判定する判定手段と、前記登録
手段を参照して前記判定手段により判定された軌跡に対
応するウィンドウ表示形式を選択する表示形式選択手段
と、前記表示画面上で前記表示形式選択手段により選択
されたウィンドウ表示形式に従ってウィンドウ表示を制
御する表示制御手段と、を備え、前記軌跡が、線,円,
矩形などの形状であり、前記表示制御手段が、前記位置
入力手段の位置が前記軌跡上に表示配置された複数のウ
ィンドウの内のいずれかのウィンドウ内に入った場合、
前記いずれかのウィンドウを予め決められた基準角度に
回転補正することを特徴とする。
【0010】また、請求項4の発明に係るウィンドウ表
示制御方法は、表示画面上の位置を示すための位置デー
タを入力する位置入力工程と、前記位置入力工程により
入力された位置データに基づいて連続的に変化する位置
の軌跡を判定する判定工程と、予め規定した複数種の軌
跡にそれぞれ対応させて該当する軌跡上に複数のコマン
ドを表示するためのウィンドウの表示配置を行うための
ウィンドウ表示形式を登録したテーブルを参照して前記
判定工程により判定された軌跡に対応するウィンドウ表
示形式を選択する表示形式選択工程と、前記表示画面上
で前記表示形式選択工程により選択されたウィンドウ表
示形式に従って前記判定工程により判定された軌跡上に
ウィンドウの表示配置を行う表示制御工程と、を含み、
前記ウィンドウ表示形式はそれぞれに対応する軌跡上に
予めその軌跡に対応付けた複数のウィンドウの表示配置
を行う形式であり、前記表示制御工程は前記選択された
表示形式に従って前記判定工程により判定された軌跡上
にウィンドウの表示配置を行うことを特徴とする。
【0011】また、請求項5の発明に係るウィンドウ表
示制御方法は、請求項4に記載の発明において、前記軌
跡が、線,円,矩形などの形状であることを特徴とす
る。
【0012】また、請求項6の発明に係るウィンドウ表
示制御方法は、請求項5に記載の発明において、前記表
示制御工程が、前記位置入力工程の位置が前記軌跡上に
表示配置された複数のウィンドウの内のいずれかのウィ
ンドウ内に入った場合、前記いずれかのウィンドウを予
め決められた基準角度に回転補正することを特徴とす
る。
【0013】また、請求項7の発明に係るウィンドウ表
示制御方法は、表示画面上の位置を示すための位置デー
タを入力する位置入力工程と、前記位置入力工程により
入力された位置データに基づいて連続的に変化する位置
の軌跡を判定する判定工程と、予め規定した複数種の軌
跡にそれぞれ対応させて該当する軌跡上に複数のコマン
ドを表示するためのウィンドウの表示配置を行うための
ウィンドウ表示形式を登録したテーブルを参照して前記
判定工程により判定された軌跡に対応するウィンドウ表
示形式を選択する表示形式選択工程と、前記表示画面上
で前記表示形式選択工程により選択されたウィンドウ表
示形式に従って前記判定工程により判定された軌跡上に
ウィンドウの表示配置を行う表示制御工程と、を含み、
前記軌跡は、線,円,矩形などの形状であり、前記表示
制御工程は、前記位置入力工程の位置が前記軌跡上に表
示配置された複数のウィンドウの内のいずれかのウィン
ドウ内に入った場合、前記いずれかのウィンドウを予め
決められた基準角度に回転補正することを特徴とする。
【0014】また、請求項8の発明に係る記録媒体は、
請求項4〜7のいずれか一つに記載された方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムを記録したことで、その
プログラムをコンピュータ読み取り可能となり、これに
よって、請求項4〜7の動作をコンピュータによって実
現することが可能である。
【0015】これらの発明によれば、予め規定した複数
種の軌跡にそれぞれ対応させて複数のコマンドを表示す
るためのウィンドウ表示形式を登録しておき、表示画面
上に入力された位置データに基づいて連続的に変化する
位置の軌跡を判定し、登録内容を参照してその判定され
た軌跡に対応するウィンドウ表示形式を選択して、表示
画面上でその選択されたウィンドウ表示形式に従ってウ
ィンドウ表示を制御するようにしたので、軌跡を得るた
めの連続的に変化させる位置を各コマンドに応じて個別
に覚える必要がないことに加え、ウィンドウ表示形式に
制約がなくなり、これによって、入力位置の軌跡からコ
マンドのウィンドウ表示を簡単に制御することが可能で
ある。
【0016】また、これらの発明によれば、選択された
表示形式に従って軌跡上に予めその軌跡に対応付けた複
数のウィンドウの表示配置を行うようにしたので、軌跡
に応じてウィンドウの表示配置について所望のバリエー
ションを与えることが可能である。
【0017】また、これらの発明によれば、ウィンドウ
を複数のコマンドにより形成されるポップアップメニュ
ーとしたので、表示画面上の任意の位置にウィンドウ表
示することが可能である。
【0018】また、これらの発明によれば、マウスなど
のポインティングデバイスにより連続的に変化する位置
を入力するようにしたので、キーボードなどの他の入力
装置の支援を受けることなく、ポインティングデバイス
の動作のみでウィンドウ表示を制御することが可能であ
る。
【0019】また、これらの発明によれば、軌跡を線,
円,矩形などの形状にしたので、位置を連続的に変化さ
せる際の入力が簡略化され、これによって、ウィンドウ
表示制御の操作性を向上させることが可能である。
【0020】また、これらの発明によれば、入力位置が
軌跡上に表示配置された複数のウィンドウの内のいずれ
かのウィンドウ内に入った場合にそのいずれかのウィン
ドウを予め決められた基準角度に回転補正するようにし
たので、入力位置の移動だけでコマンド指定の対象とな
るコマンドを含むウィンドウが優先して見やすくなり、
これによって、ユーザインタフェースの向上を図ること
が可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係るウィンドウ表示制御装置、ウィンドウ表示制
御方法およびその方法をコンピュータに実行させるプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0022】(実施の形態1) 図1はこの発明の実施の形態1によるウィンドウ表示制
御装置を機能的に示す機能ブロック図である。図1に示
したウィンドウ表示制御装置は、マウス1、マウス動作
監視部2、ストローク検出部3、軌跡判定部4、ポップ
アップメニュー選択部5A、軌跡−ポップアップメニュ
ー変換テーブル6A、ウィンドウ出力部7、及び表示部
9により構成される。この実施の形態1では、ウィンド
ウの一例としてポップアップメニューを例に挙げる。
【0023】マウス1は、表示部9により形成される表
示画面上の座標位置を示したりその座標位置を指定する
ポインティングデバイスの一種である。マウス動作監視
部2は、マウス1についてアップダウン状態,移動状
態,クリック状態を監視して、ダウン状態かつ非クリッ
ク状態でのマウス1の動きを検出する。この検出対象と
なるマウス1の動きを以下にマウス動作として定義す
る。ストローク検出部3は、マウス動作監視部2により
検出されたマウス動作の内、クリックされない状態での
マウスの動きからストロークを検出する。軌跡判定部4
は、ストローク検出部3により検出されたストロークか
ら軌跡を判定する。
【0024】ポップアップメニュー選択部5Aは、軌跡
−ポップアップメニュー変換テーブル6Aを参照して軌
跡判定部4により判定された軌跡をポップアップメニュ
ーに変換する。軌跡−ポップアップメニュー変換テーブ
ル6Aは、予め用意された軌跡の種類(以下に軌跡情報
と称する)にそれぞれ異なるポップアップメニューの種
類(以下にポップアップメニュー情報と称する)を対応
付けて記憶したテーブルである。なお、各ポップアップ
メニューは、1又は複数のコマンドを含んでいる。
【0025】ウィンドウ出力部7は、ポップアップメニ
ュー選択部5Aにより選択されたポップアップメニュー
情報に基づきその情報に対応する予め登録されたポップ
アップメニューを表示するための情報(以下にポップア
ップメニュー表示情報と称する)を読み出し、そのポッ
プアップメニュー表示情報に基づく表示データを表示部
9に出力する。ここで、ポップアップメニュー情報とポ
ップアップメニュー表示情報とは、1対1対応の関連付
けがなされているものとする。表示部9は、ウィンドウ
出力部7から受け取った表示データに基づいて軌跡に応
じたポップアップメニューを表示する。
【0026】続いて、軌跡−ポップアップメニューの変
換方法について説明する。図2は実施の形態1による軌
跡−ポップアップメニュー変換テーブル6Aの一例を示
す図である。この実施の形態1では、マウスダウン状態
かつ非クリック状態でのマウスの動きすなわちマウス動
作から軌跡が判定される。そのため、マウス動作とし
て、文字,記号などを描くような複雑な操作は不適であ
り、単純化を図る上では円,矩形などのように一筆書き
できる形状が適用される。すなわち、ポップアップメニ
ューの種類が6種類あったと仮定した場合には、図2に
示したように、ポップアップメニュー情報1,2,3,
4,5,6に対してそれぞれ軌跡情報として右回りの
円,左回りの円,右回りの四角,左回りの四角,右回り
の三角,左回りの三角を対応付ければい。なお、この軌
跡の形状は、一例に過ぎないものである。
【0027】次に、動作について説明する。図3は実施
の形態1による動作を説明するフローチャートであり、
図4は実施の形態1によるウィンドウ表示制御方法を示
す図である。
【0028】マウス動作監視部2により常時マウス1の
マウス動作が監視され(ステップS1)、マウス1がダ
ウン状態かつ非クリック状態で移動を開始すると(ステ
ップS2)、マウス動作監視部2によりその連続的な移
動が検出される。そのマウス動作の情報はマウス動作監
視部2よりストローク検出部3へ渡され、ストローク検
出部3においてストロークとしての検出が行われる(ス
テップS3)。そして、軌跡判定部4によりそのストロ
ークに基づいて軌跡が判定される(ステップS4)。な
お、この軌跡はマウス1のマウス動作の開始から終了ま
での動きをひとつの単位とするものであり、必ずしも軌
跡情報として登録された軌跡に該当するとは限らない。
【0029】ここまでの動作を図4の例を挙げて説明す
る。同図(a)にはマウス1の動きに合わせて表示部9
の表示画面上を移動するカーソルCUSが示されてる。
この状態で同図(b)のように、マウス動作に従ってマ
ウス1で右回りの円(図中、二点鎖線で示す)を描いた
場合には、同図(c)のように、表示画面上でもマウス
1の動きに追従して同様の右回りの円(図中、二点鎖線
で示す)がカーソルCUSの軌跡となる。したがって、
この軌跡が軌跡判定部4により判定されることになる。
【0030】再びフローの説明に戻り、ステップS5に
おいて、軌跡判定部4により判定された軌跡に該当する
軌跡情報が軌跡−ポップアップメニュー変換テーブル6
Aに登録されているか否か判断される。この判断では、
円,四角,三角以外の形状を示す軌跡についてはポップ
アップメニュー表示の対象として該当しないので、この
ような場合には、ポップアップメニューの表示指示では
ないとして処理は再びステップS1に戻る。
【0031】しかしながら、図4の例では、右回りの円
が軌跡として判定されたことから、処理はさらにステッ
プS6に移行する。このステップS6では、ポップアッ
プメニュー選択部5Aに相当する処理が実行される。す
なわち、図2に示した軌跡−ポップアップメニュー変換
テーブル6Aにより、右回りの円を示す軌跡情報からポ
ップアップメニュー1を示すポップアップメニュー情報
への変換が行われ、ポップアップメニュー1が選択され
たことになる。
【0032】続くステップS7では、ウィンドウ出力部
7に相当する処理が実行される。すなわち、ポップアッ
プメニュー1を示すポップアップメニュー情報に基づい
てポップアップメニュー表示情報8から対応するポップ
アップメニュー表示情報が抽出され、そのポップアップ
メニュー表示情報に基づく表示データが表示部9に出力
される。これにより、ステップS7において、図4
(d)に示したように、カーソルCUS位置を表示の起
点として上述した表示データに基づくポップアップメニ
ュー1のイメージPUMが表示される。
【0033】上述した一例では、右回りの円に応じたポ
ップアップメニュー1の表示について説明したが、円の
方向を逆(左回りの円)にするだけでポップアップメニ
ュー2を表示することができ、また、その図形を四角や
三角にすればさらに異なるポップアップメニューを表示
することができる。
【0034】次に、上述したウィンドウ表示制御装置を
ハードウェア構成で実現した場合の構成例について説明
する。図5はこの発明の実施の形態1によるウィンドウ
表示制御装置をハードウェア的に示すブロック図であ
る。図5に示したウィンドウ表示制御装置は、CPU1
0、プログラムメモリ11、RAM12、軌跡−ポップ
アップメニュー変換テーブル6A、表示情報記憶部1
3、ディスクI/F(インタフェース)14、磁気ディ
スク15、入力I/F16、マウス1、キーボード1
7、出力I/F18、表示部9、印刷部19、通信部2
0、及びこれらを接続する内部バス21より構成され
る。
【0035】CPU10は、プログラムメモリ11に格
納された各種プログラムに従って本装置全体の動作を制
御するユニットである。すなわち、CPU10は、プロ
グラムメモリ11に格納された各種プログラムの実行、
RAM12に対するデータのリード/ライト、軌跡−ポ
ップアップメニュー変換テーブル6Aを利用した変換、
表示情報記憶部13に対するポップアップメニュー表示
情報のリード/ライト、マウス1やキーボード17から
の操作の受け付け、表示部や印刷部19に対する出力、
通信部20を通じての通信などを内部バス21を介して
制御する。
【0036】プログラムメモリ11は、オペレーティン
グシステムであるOS11A、アプリケーションプログ
ラムであるAP11B、CPU10の動作に必要な各種
パラメータなどを格納している。アプリケーションプロ
グラムAP11Bには、前述のマウス動作監視部2,ス
トローク検出部3,軌跡判定部4,ポップアップメニュ
ー選択部5A,ウィンドウ出力部7の各機能を実現する
ためのプログラムが含まれている。RAM12は、CP
U10の実行時のワークエリアとして使用される。
【0037】表示情報記憶部13は、前述のポップアッ
プメニュー表示情報8を記憶している。ディスクI/F
14は、磁気ディスク15に接続され、その磁気ディス
ク15をアクセスして各種データのリード/ライトを行
う。入力I/F16は、マウス1やキーボード17に接
続され、マウス1から座標情報を入力し、キーボード1
7から文字などの情報を入力してそれら情報をCPU1
0へ出力する。出力I/F18は、表示部9や印刷部1
9に接続され、CPU10の制御により表示部9に表示
のための表示データを出力し、印刷部19に記録紙など
への印刷のための印刷データを出力する。通信部20
は、回線を介して外部とのデータ通信を行うユニットで
ある。
【0038】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、予め規定した複数種の軌跡にそれぞれ対応させて複
数のコマンドを表示するためのウィンドウを登録してお
き、表示画面上に入力された位置データに基づいて連続
的に変化する位置の軌跡を判定し、登録内容を参照して
その判定された軌跡に対応するウィンドウを選択して、
表示画面上でその選択されたウィンドウの表示制御を行
うようにしたので、軌跡を得るための連続的に変化させ
る位置を各コマンドに応じて個別に覚える必要がなく、
これによって、入力位置の軌跡からコマンドのウィンド
ウ表示を簡単に制御することが可能である。
【0039】また、ウィンドウを複数のコマンドにより
形成されるポップアップメニューとしたので、表示画面
上の任意の位置にウィンドウ表示することが可能であ
る。
【0040】また、マウス1などのポインティングデバ
イスにより連続的に変化する位置を入力するようにした
ので、キーボード17などの他の入力装置の支援を受け
ることなく、ポインティングデバイスの動作のみでウィ
ンドウ表示を制御することが可能である。
【0041】また、軌跡を線,円,矩形などの形状にし
たので、位置を連続的に変化させる際の入力が簡略化さ
れ、これによって、ウィンドウ表示制御の操作性を向上
させることが可能である。
【0042】(実施の形態2) さて、前述した実施の形態1では、マウス動作による軌
跡に応じてひとつのウィンドウすなわちポップアップメ
ニューを表示するようにしていたが、以下に説明する実
施の形態2のように、マウス動作による軌跡に応じて複
数のウィンドウを表示するようにしてもよい。
【0043】まず、構成について説明する。図6はこの
発明の実施の形態2によるウィンドウ表示制御装置の要
部を機能的に示す機能ブロック図である。図6に示した
ように、この実施の形態2では、軌跡−ポップアップメ
ニュー変換テーブル6Aに代わって軌跡−ポップアップ
メニュー表示形式変換テーブル6Bが設けられるととも
に、ポップアップメニュー選択部5Aに代わってポップ
アップメニュー表示形式選択部5Bが設けられる。
【0044】軌跡−ポップアップメニュー表示形式変換
テーブル6Bは、図6に示した如く、予め決められた複
数のポップアップメニューを一度に表示する際の各種表
示形式にそれぞれ対応して軌跡情報を記憶している。例
えば、右回りの円(楕円含む)や右回りの多角形(三角
形,四角形,菱形,台形などを含む)の軌跡には、予め
決められた複数のポップアップメニューをマウス動作の
始点から終点に向かってメニューの昇順に、かつ放射状
となるように分散させて配置する表示形式が対応する。
【0045】これに対して左回りの円や左回りの多角形
の軌跡には、右回りとは逆方向にポップアップメニュー
が並ぶように配置される。また、直線や曲線などの線の
軌跡には、マウス動作の始点から終点に向かってメニュ
ーの昇順に、かつその軌跡に沿ってポップアップメニュ
ーが並ぶように配置される。
【0046】ポップアップメニュー表示形式選択部5B
は、上述した軌跡−ポップアップメニュー表示形式変換
テーブル6Bを参照して軌跡判定部4から受け取った軌
跡情報に対応するポップアップメニュー表示形式を選択
し、そのポップアップメニュー表示形式の情報をウィン
ドウ出力部7に出力する。なお、ウィンドウ出力部7
は、ポップアップメニュー表示形式選択部5Bから受け
取ったポップアップメニュー表示形式の情報に従って予
め決められた複数のポップアップメニュー表示情報を読
み出すとともに、軌跡判定部4から表示画面上の軌跡の
座標位置を入手し、その座標位置に沿って表示形式に従
ってポップアップメニューを表示配置する。
【0047】次に、動作について説明する。図7は実施
の形態2による動作の要部を説明するフローチャート、
図8は実施の形態2によるウィンドウ表示制御方法の一
例を示す図、そして、図9は実施の形態2によるウィン
ドウ表示制御方法の他の例を示す図である。
【0048】動作としては、全体の流れが前述した図3
のフローに従うことから、ここでは相違する部分につい
て説明する。図3に示したステップS5において、マウ
ス動作が右もしくは左回りの円,右もしくは左回りの多
角形,直線,又は曲線であった場合には、ポップアップ
メニューの表示指示が確認されるので、実施の形態2で
は、続くステップS8においてポップアップメニュー表
示形式選択部5Bによる処理が実行される。すなわち、
軌跡−ポップアップメニュー表示形式変換テーブル6B
を参照して軌跡判定部4で判定された軌跡に対応するポ
ップアップメニューの表示形式が選択される。
【0049】ここで、一例として、右回りの円を軌跡と
するマウス動作があった場合について図8を参照して説
明する。同図(a)のように表示部9の表示画面上にカ
ーソルCUSが表示されている状態で、同図(b)のよ
うにマウス1が右回りの円(図中、2点鎖線で示す)を
描くと、同図(c)のようにそのマウス動作により右回
りの円(図中、2点鎖線で示す)が軌跡となる。
【0050】したがって、軌跡−ポップアップメニュー
表示形式変換テーブル6Bからは、その右回りの円を示
す軌跡情報に対応するポップアップメニューの表示が選
択される。このため、実施の形態2のステップS7で
は、図8(d)に示したように、その表示形式に従っ
て、右回りの円を示す軌跡上に、予め決められた複数の
ポップアップメニューのイメージPUM1〜PUM6
が、マウス動作の始点から終点に向かってメニューの昇
順に、かつ放射状となるように分散させて表示配置され
る。
【0051】また、直線(右方向)を軌跡とするマウス
動作があった場合について図9を参照して説明する。表
示部9の表示画面上にカーソルCUSが表示されている
状態で、同図(a)のようにマウス1が直線(図中、2
点鎖線で示す)を描くと、同図(b)のようにそのマウ
ス動作により直線(図中、2点鎖線で示す)が軌跡とな
る。
【0052】したがって、軌跡−ポップアップメニュー
表示形式変換テーブル6Bからは、その直線を示す軌跡
情報に対応するポップアップメニューの表示が選択され
る。このため、実施の形態2のステップS7では、図9
(c)に示したように、その表示形式に従って、直線を
示す軌跡上に、予め決められた複数のポップアップメニ
ューのイメージPUM1〜PUM6が、マウス動作の始
点から終点に向かってメニューの昇順に、かつ軌跡に沿
って表示配置される。
【0053】続いて、ウィンドウ表示補正について説明
する。図10は実施の形態2によるウィンドウ表示補正
の動作を説明するフローチャートであり、図11は実施
の形態2によるウィンドウ表示補正方法の一例を示す図
である。
【0054】前述した図8(d)のポップアップメニュ
ー表示状態において、表示画面上でのカーソルCUSの
位置が検出され(ステップS11)、マウス動作により
図11(a)に示したカーソルCUSが同図(b)のよ
うにポップアップメニュー4のイメージPUM4内に移
動すると、カーソル位置はステップS12においてメニ
ュー内であると判断され、さらにステップS13におい
て前回(この場合には軌跡形成時)とは異なる別のメニ
ュー内であると判断される。
【0055】この場合には、処理はステップS15に移
行し、そのステップS15において、図11(c)に示
したように、現表示形式で形成されるポップアップメニ
ューのリングを例えば時計回りに回転させ(図中の矢印
Sの方向)、対象メニューであるポップアップメニュー
4のイメージPUM4が基準角度に配置されるように回
転補正される。この基準角度とは、メニューを表す文字
列が画面右方向(画面水平方向)に並ぶように見やすい
角度を指す。
【0056】再び処理はステップS11においてカーソ
ル位置を検出するが、その際、カーソルCUSは図8
(c)に示した如くポップアップメニュー4のトップコ
マンドの位置にあることから、ステップS12及びステ
ップS13において前回と同一メニューという判断が得
られる。このため、処理はステップS14に移行し、そ
のトップコマンドのプルダウンメニューのイメージPU
M41を表示して、そのプルダウンメニューからのコマ
ンド選択の有無を判断する。この場合にはクリック操作
があれば、その位置のコマンドが選択されたものとして
処理はステップS16に移行し、そのコマンドに応じた
処理を実行する。また、コマンド選択がなければ、その
まま処理はステップS11に戻る。
【0057】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、前述した実施の形態1と同様の効果が得られること
はもちろん、予め規定した複数種の軌跡にそれぞれ対応
させて複数のコマンドを表示するためのウィンドウ表示
形式を登録しておき、表示画面上に入力された位置デー
タに基づいて連続的に変化する位置の軌跡を判定し、登
録内容を参照してその判定された軌跡に対応するウィン
ドウ表示形式を選択して、表示画面上でその選択された
ウィンドウ表示形式に従ってウィンドウ表示を制御する
ようにしたので、軌跡を得るための連続的に変化させる
位置を各コマンドに応じて個別に覚える必要がないこと
に加え、ウィンドウ表示形式に制約がなくなり、これに
よって、入力位置の軌跡からコマンドのウィンドウ表示
を簡単に制御することが可能である。
【0058】また、選択された表示形式に従って軌跡上
に予めその軌跡に対応付けた複数のウィンドウの表示配
置を行うようにしたので、軌跡に応じてウィンドウの表
示配置について所望のバリエーションを与えることが可
能である。
【0059】また、入力位置が軌跡上に表示配置された
複数のウィンドウの内のいずれかのウィンドウ内に入っ
た場合にそのいずれかのウィンドウを予め決められた基
準角度に回転補正するようにしたので、入力位置の移動
だけでコマンド指定の対象となるコマンドを含むウィン
ドウが優先して見やすくなり、これによって、ユーザイ
ンタフェースの向上を図ることが可能である。
【0060】さて、この発明は、軌跡について、画面上
での位置や大きさについても加味するようにしてもよ
く、また、軌跡の種類をさらに細分化してポップアップ
メニューの表示順序を任意に選択できるようにしてもよ
い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予め規定した複数種の軌跡にそれぞれ対応させて複数の
コマンドを表示するためのウィンドウ表示形式を登録し
ておき、表示画面上に入力された位置データに基づいて
連続的に変化する位置の軌跡を判定し、登録内容を参照
してその判定された軌跡に対応するウィンドウ表示形式
を選択して、表示画面上でその選択されたウィンドウ表
示形式に従ってウィンドウ表示を制御するようにしたの
で、軌跡を得るための連続的に変化させる位置を各コマ
ンドに応じて個別に覚える必要がないことに加え、ウィ
ンドウ表示形式に制約がなくなり、これによって、入力
位置の軌跡からコマンドのウィンドウ表示を簡単に制御
することが可能なウィンドウ表示制御装置またはウィン
ドウ表示制御方法が得られるという効果を奏する。
【0062】また、本発明によれば、選択された表示形
式に従って軌跡上に予めその軌跡に対応付けた複数のウ
ィンドウの表示配置を行うようにしたので、軌跡に応じ
てウィンドウの表示配置について所望のバリエーション
を与えることが可能なウィンドウ表示制御装置またはウ
ィンドウ表示制御方法が得られるという効果を奏する。
【0063】また、本発明によれば、軌跡を線,円,矩
形などの形状にしたので、位置を連続的に変化させる際
の入力が簡略化され、これによって、ウィンドウ表示制
御の操作性を向上させることが可能なウィンドウ表示制
御装置またはウィンドウ表示制御方法が得られるという
効果を奏する。
【0064】また、本発明によれば、入力位置が軌跡上
に表示配置された複数のウィンドウの内のいずれかのウ
ィンドウ内に入った場合にそのいずれかのウィンドウを
予め決められた基準角度に回転補正するようにしたの
で、入力位置の移動だけでコマンド指定の対象となるコ
マンドを含むウィンドウが優先して見やすくなり、これ
によって、ユーザインタフェースの向上を図ることが可
能なウィンドウ表示制御装置またはウィンドウ表示制御
方法が得られるという効果を奏する。
【0065】また、記載された方法をコンピュータに実
行させるプログラムを記録したことで、そのプログラム
をコンピュータ読み取り可能となり、これによって、動
作をコンピュータによって実現することが可能な記録媒
体が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるウィンドウ表示
制御装置を機能的に示す機能ブロック図である。
【図2】実施の形態1による軌跡−ポップアップメニュ
ー変換テーブルの一例を示す図である。
【図3】実施の形態1による動作を説明するフローチャ
ートである。
【図4】実施の形態1によるウィンドウ表示制御方法を
示す図である。
【図5】この発明の実施の形態1によるウィンドウ表示
制御装置をハードウェア的に示すブロック図である。
【図6】この発明の実施の形態2によるウィンドウ表示
制御装置の要部を機能的に示す機能ブロック図である。
【図7】実施の形態2による動作の要部を説明するフロ
ーチャートである。
【図8】実施の形態2によるウィンドウ表示制御方法の
一例を示す図である。
【図9】実施の形態2によるウィンドウ表示制御方法の
他の例を示す図である。
【図10】実施の形態2によるウィンドウ表示補正の動
作を説明するフローチャートである。
【図11】実施の形態2によるウィンドウ表示補正方法
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 マウス 2 マウス動作監視部 3 ストローク検出部 4 軌跡判定部 5A ポップアップメニュー選択部 5B ポップアップメニュー表示形式選択部 6A 軌跡−ポップアップメニュー変換テーブル 6B 軌跡−ポップアップメニュー表示形式変換テーブ
ル 7 ウィンドウ出力部 8 ポップアップメニュー情報 9 表示部 10 CPU 11 プログラムメモリ 12 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 G06F 3/03 - 3/037 G06F 3/14 - 3/153

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面上の位置を示すための位置デー
    タを入力する位置入力手段と、 予め規定した複数種の軌跡にそれぞれ対応させて複数の
    コマンドを表示するためのウィンドウ表示形式を登録し
    た登録手段と、 前記位置入力手段により入力された位置データに基づい
    て連続的に変化する位置の軌跡を判定する判定手段と、 前記登録手段を参照して前記判定手段により判定された
    軌跡に対応するウィンドウ表示形式を選択する表示形式
    選択手段と、 前記表示画面上で前記表示形式選択手段により選択され
    たウィンドウ表示形式に従ってウィンドウ表示を制御す
    る表示制御手段と、 を備え、 前記ウィンドウ表示形式はそれぞれに対応する軌跡上に
    予めその軌跡に対応付けた複数のウィンドウの表示配置
    を行う形式であり、前記表示制御手段は前記選択された
    表示形式に従って前記判定手段により判定された軌跡上
    にウィンドウの表示配置を行うことを特徴とするウィン
    ドウ表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記軌跡は、線,円,矩形などの形状で
    あることを特徴とする請求項1に記載のウィンドウ表示
    制御装置。
  3. 【請求項3】 表示画面上の位置を示すための位置デー
    タを入力する位置入力手段と、 予め規定した複数種の軌跡にそれぞれ対応させて複数の
    コマンドを表示するためのウィンドウ表示形式を登録し
    た登録手段と、 前記位置入力手段により入力された位置データに基づい
    て連続的に変化する位置の軌跡を判定する判定手段と、 前記登録手段を参照して前記判定手段により判定された
    軌跡に対応するウィンドウ表示形式を選択する表示形式
    選択手段と、 前記表示画面上で前記表示形式選択手段により選択され
    たウィンドウ表示形式に従ってウィンドウ表示を制御す
    る表示制御手段と、 を備え、 前記軌跡は、線,円,矩形などの形状であり、 前記表示制御手段は、前記位置入力手段の位置が前記軌
    跡上に表示配置された複数のウィンドウの内のいずれか
    のウィンドウ内に入った場合、前記いずれかのウィンド
    ウを予め決められた基準角度に回転補正することを特徴
    とするウィンドウ表示制御装置。
  4. 【請求項4】 表示画面上の位置を示すための位置デー
    タを入力する位置入力工程と、 前記位置入力工程により入力された位置データに基づい
    て連続的に変化する位置の軌跡を判定する判定工程と、 予め規定した複数種の軌跡にそれぞれ対応させて該当す
    る軌跡上に複数のコマンドを表示するためのウィンドウ
    の表示配置を行うためのウィンドウ表示形式を登録した
    テーブルを参照して前記判定工程により判定された軌跡
    に対応するウィンドウ表示形式を選択する表示形式選択
    工程と、 前記表示画面上で前記表示形式選択工程により選択され
    たウィンドウ表示形式に従って前記判定工程により判定
    された軌跡上にウィンドウの表示配置を行う表示制御工
    程と、 を含み、 前記ウィンドウ表示形式はそれぞれに対応する軌跡上に
    予めその軌跡に対応付けた複数のウィンドウの表示配置
    を行う形式であり、前記表示制御工程は前記選択された
    表示形式に従って前記判定工程により判定された軌跡上
    にウィンドウの表示配置を行うことを特徴とするウィン
    ドウ表示制御方法。
  5. 【請求項5】 前記軌跡は、線,円,矩形などの形状で
    あることを特徴とする請求項4に記載のウィンドウ表示
    制御方法。
  6. 【請求項6】 前記表示制御工程は、前記位置入力工程
    の位置が前記軌跡上に表示配置された複数のウィンドウ
    の内のいずれかのウィンドウ内に入った場合、前記いず
    れかのウィンドウを予め決められた基準角度に回転補正
    することを特徴とする請求項5に記載のウィンドウ表示
    制御方法。
  7. 【請求項7】 表示画面上の位置を示すための位置デー
    タを入力する位置入力工程と、 前記位置入力工程により入力された位置データに基づい
    て連続的に変化する位置の軌跡を判定する判定工程と、 予め規定した複数種の軌跡にそれぞれ対応させて該当す
    る軌跡上に複数のコマンドを表示するためのウィンドウ
    の表示配置を行うためのウィンドウ表示形式を登録した
    テーブルを参照して前記判定工程により判定された軌跡
    に対応するウィンドウ表示形式を選択する表示形式選択
    工程と、 前記表示画面上で前記表示形式選択工程により選択され
    たウィンドウ表示形式に従って前記判定工程により判定
    された軌跡上にウィンドウの表示配置を行う表示制御工
    程と、 を含み、 前記軌跡は、線,円,矩形などの形状であり、 前記表示制御工程は、前記位置入力工程の位置が前記軌
    跡上に表示配置された複数のウィンドウの内のいずれか
    のウィンドウ内に入った場合、前記いずれかのウィンド
    ウを予め決められた基準角度に回転補正することを特徴
    とするウィンドウ表示制御方法。
  8. 【請求項8】 前記請求項4〜7のいずれか一つに記載
    された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記
    録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
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