JP3388806B2 - シリアルインタフェイス制御を用いるプリンタ装置 - Google Patents

シリアルインタフェイス制御を用いるプリンタ装置

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JP3388806B2
JP3388806B2 JP12927493A JP12927493A JP3388806B2 JP 3388806 B2 JP3388806 B2 JP 3388806B2 JP 12927493 A JP12927493 A JP 12927493A JP 12927493 A JP12927493 A JP 12927493A JP 3388806 B2 JP3388806 B2 JP 3388806B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリアルインタフェイス
制御を用いるプリンタ装置、特に、調歩同期式に従って
所定データ長毎に同期して、送信を行う送信部及び受信
を行う受信部と、各種データ処理の制御を行う制御部と
を各々有する2以上のデータ処理装置がシリアル通信回
線で接続されたシリアルインタフェイス制御を用いるプ
リンタ装置及び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図13に示すプリンタ装置があっ
た。同図に示すように、本例に係るプリンタ装置にあっ
ては、各データ処理装置901 ,902 には、調歩同期
式に従って1バイト毎に、送信を行う送信部100 1
1002 及び受信を行う受信部1011 ,1012 と、
MPU及びROM等からなる制御部911 ,912 とを
有する。前記送信部1001 ,1002 には、並直変換
を行うシフトレジスタ921 ,922 が設けられ、1バ
イトの情報ビット毎にスタートビット及びストップビッ
トが付与されて送信される。
【0003】また、前記受信部1011 ,1012
は、スタートビット及びストップビットが付与された受
信データから1バイトの情報ビットを抽出して直並変換
を行うシフトレジスタ931 ,932 と、受信データの
1バイト毎に、前記制御部91 1 ,912 に対し、割込
信号を送出する1バイト毎割込信号送出部991 ,99
2 とを有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、従来例に係るプ
リンタ装置にあっては、同図に示すように、データの通
信を行うシリアル通信回線3,4の他に、各データがコ
マンドであるか否かを示すための制御信号線5,6が前
記シリアル通信回線3,4を必要とする。
【0005】また、送信データを受信した場合に制御部
911 ,912 に通知する割込信号は、1バイト毎に送
出されている。そのため、1つの情報に対する送信が前
記1バイトでは伝えきれない場合、数回に分けて割込が
行われなければならず、制御部のMPUの負担が増え、
制御部がデータ処理を高速に行うことができないという
問題点を有していた。
【0006】さらに、受信側が受け取れる範囲内で送信
側が一方的に送信を行い、受信側が受信できないとき、
送信側は、エラーとして判断するしかない。もし、ハン
ドシェイク方式にする場合には、従来では特別な制御線
を必要とし、光ケーブルを介してデータ伝送を行う場合
には、コスト面で不利益になるという問題点を有してい
た。そこで、本発明は、調歩同期式にシリアルに通信を
行う場合に、制御部の負担を増大させることなく、か
つ、新たに制御線を設けることなく、効率良くかつ、安
価に通信を行うことのできるシリアルインタフェイス制
御を用いるプリンタ装置及び制御方法を提供することを
目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の技術的
課題を解決するためになされたものであり、本発明は、
図1に示すように、調歩同期式に従って所定データ長毎
に同期させて、送信を行う送信部20i ;i=1, …n 及び
受信を行う受信部21i と、各種データ処理の制御を行
う制御部11i とを有する2以上の各データ処理装置1
i がシリアル通信回線で接続されたプリンタ装置であ
って、前記送信部20i は、コマンド及び可変長のパラ
メータの組からなる送信データを保持する送信データ保
持部12 i と、送信データの中からコマンドを選別し、
当該コマンドに含有されるパラメータ長データに基づい
てパラメータを選別する送信データ選別部15i と、選
別されたコマンド及びパラメータに、両者を識別する識
別フラグを前記所定データ長毎に付与する識別フラグ付
与部16i とを有し、前記受信部21i は、コマンド及
びパラメータの組からなる受信データを保持する受信デ
ータ保持部13i と、前記識別フラグに基づいて受信デ
ータの中からコマンドとパラメータとを識別し、かつ識
別されたコマンドに含有されたパラメータ長データの検
出を行う受信データ識別部18i と、検出されたパラメ
ータ長データから求められた受信データの受信完了時に
前記制御部11i に対し割込信号を送出する受信完了時
割込信号送出部19i とを有するものである。
【0008】ここで、「調歩同期式」とは、調歩するタ
イミング(ボーレート)をデータ中のスタートビットの
幅で指定し、スタートビットとストップビットとに挟ま
れた所定データ長毎に同期をとる方式をいう。「所定デ
ータ長」とは、スタートビットとストップビットに挟ま
れた、パリティや本発明に係る識別フラグ等のビットを
除いた情報ビットのデータ長をいい、通常は1バイトで
ある。
【0009】「送信データ選別部」によるコマンドの選
別は、例えば、前記制御部からのアドレスの指定等によ
り行われる。「識別フラグ」とは、コマンドとパラメー
タとを識別するために、当該コマンド及びパラメータの
所定桁位置に付与されるフラグをいう。例えば、コマン
ドでは、“1”とし、パラメータでは“0”とする。
「パラメータ」とはコマンドが処理の対象とする可変長
データであって、コマンドには当該パラメータの可変長
データのデータ長を表すパラメータ長(例えば、バイト
数)データが含有されている。
【0010】「受信完了時割込信号送出部」は、コマン
ドを受信して、当該コマンドに含有されているパラメー
タ長情報に基づいて求められる受信完了時に、前記制御
部11i に対し、割込信号を送出するものであり、従
来、前記ストップビットを受信する一定データ長毎に割
込信号を送出する場合と異なることになる。
【0011】尚、送信部20i は前記送信データ保持部
12i 、送信データ選別部15i 、及び、識別フラグ付
与部16i を有し、受信部21i は、前記受信データ保
持部13i 、受信データ識別部18i 、及び、受信完了
時割込信号送出部19i を有する。尚、図2には、前記
データ処理装置が、シリアル通信回線を介して中継局2
2と接続され、当該中継局には、各データ処理装置の送
信部から通信回線を介して送信されたコマンドに含有さ
れる送信先の識別データを、送信元の識別データに変換
してコマンドに含有させて、前記送信先のデータ処理装
置に送信させる送信先・送信元識別データ変換部23を
有する実施態様が示されている。
【0012】また、図3には、受信完了通知コマンド作
成部31ai 、送信フラグ保持部45i 及び受信完了通
知コマンド検出部44i を設け、送信データを送信して
いる旨を表す送信フラグを保持し、受信完了通知コマン
ド検出部44i により受信完了通知コマンドが検出され
た場合には、前記送信フラグの保持を解除する。
【0013】ステップS1で、送信しようとするコマン
ド及びパラメータからなる送信データを作成し、制御部
11i から送信データ保持部12i に送出して保持させ
る。尚、コマンドの種類の例は図10に示す。ステップ
S2で、送信データ選別部15i は、例えば制御部11
i のアドレスにより指定された送信データ保持部12i
の所定位置を読み出すことにより、コマンドを選別し、
そのコマンドに版有されるパラメータ長データに基づい
てパラメータを選別する。
【作用】
【0014】ステップS3で、選別されたコマンド及び
パラメータには、識別フラグ付与部16i により、前記
所定データ長毎にコマンド及びパラメータを識別する識
別フラグを付与する。ステップS4で、さらに、前記所
定データ長毎に先頭部にスタートビットを、最後尾にス
トップビットを付与して、当該所定データ長毎に同期し
て、通信回線を介して送信データが送信される。
【0015】ステップS5で、当該通信回線を介して送
信され、送信先のデータ処理装置10j の受信部21j
に受信されると、スタートビット及びストップビットに
挟まれた情報ビット、識別フラグまたはパリティビット
を抽出し、ステップS6で、前記受信データ識別部18
j は、受信データの前記識別フラグに基づいて、コマン
ドとパラメータを識別し、前記所定データ長のデータが
コマンドである場合には、含有されているパラメータ長
を検出する。ステップS7で、前記受信完了時割込信号
送出部19j は、前記パラメータ長に基づいて、受信デ
ータの受信の完了時に、割込信号を前記制御部11j
送出する。
【0016】
【実施例】続いて、本発明の実施例について説明する。
図5には、本発明に係るシリアルインタフェイス制御を
用いるプリンタ装置を適用した直接製版装置(DPS装
置 Direct Platemaking System ; プリンタ装置の一
種)の機器構成ブロック図を示す。
【0017】本例に係る直接製版装置80は,OPCを
感光素材としたアルミニュウム版材を出力媒体とし、R
IP光インタフェイスにより接続されるものである。図
5に示すように、本例に係る直接製版装置システムは、
入出力の制御を行う入出力制御装置(RIP ;Raster I
mage Processorを含む)71と、当該入出力装置71と
光インタフェイスで接続された直接製版装置80と、自
動穴あけ機及び自動折り曲げ機が設けられた出力部74
とを有するものである。
【0018】さらに、直接自動製版装置80は、複数の
データ処理装置501 ,502 ,503 と、各データ処
理装置と光ファイバーで形成されたシリアル通信回線
1,2を介して各々接続された中継局62と、紙面デー
タを格納するメモリ72及びハードディスク73とを有
する。
【0019】前記データ処理装置501 ,502 ,50
3 のうち、データ処理装置501 は、光学部、給版露光
機構部、給版露光制御部及び電源回路からなり給版及び
露光を行う給版露光部であり、データ処理装置50
2 は、現像定着機構部、現像定着制御部及び電源回路か
らなり現像及び定着を行う現像・定着部であり、データ
処理装置503 は、溶出ガム機構部及び溶出ガム制御部
からなり溶出及び乾燥を行う溶出・乾燥部である。
【0020】図6に本実施例に係る直接製版装置の機能
ブロック図を示す。同図に示すように、各データ処理装
置501 ,502 ,503 は、各種データ処理の制御を
行うMPUやメモリにより構成される制御部511 ,5
2 ,51 3 と、LSI671 ,672 ,673 と、光
モジュール681 ,682 ,683とを有する。また、
前記中継局62には、各データ処理装置との間の送受信
の制御を各々行う光モジュール684 ,685 ,6
6 、LSI674 ,685 ,686 、制御部66及び
コンソール部62aを有する。また、各LSI671
672 ,673 ,674 ,675 ,676 には、各々調
歩同期式に従って所定単位毎に同期して、送信を行う送
信部601 ,602 ,603 ,604 ,605 ,606
と、受信を行う受信部611 ,612 ,613,6
4 ,615 ,616 とを有する。
【0021】図7には、前記送信部60i (i=1,2, …,
6)及び制御部51i を示す。送信部60i には、コマン
ド及びパラメータの組からなる送信データを保持する送
信データ保持部52i と、送信データの中からコマンド
を選別し、当該コマンドに含有されるパラメータ長デー
タに基づいてパラメータを選別する送信データ選別部5
i と、選別されたコマンド及びパラメータに、両者を
識別する識別フラグを前記所定データ長毎に付与する
(前記識別フラグ付与部に相当)とともに、調歩同期式
の通信フォーマットに従って、スタートビット及びスト
ップビットを付与し、かつパリティを生成して付与する
各種ビット付与部56i とを有する。
【0022】また、前記送信データ保持部52i は、前
記制御部51i から送出されたパラレル送信データのう
ちコマンドを保持する1バイトのコマンド用レジスタ5
21 i と、前記制御部51i から送出されたパラレル送
信データのうち可変長のパラメータを保持する、各1バ
イトのパラメータ用レジスタ522i ,523i ,52
i と、パラレルデータをシリアルデータに変換して、
調歩同期式に従って、前記所定データ長毎に同期して、
通信回線を介してシリアルに送信データの送信を行わせ
る並直変換部525i とを有する。
【0023】また、前記送信データ選別部55i には、
前記制御部51i からのアドレスの指定に基づいて、各
レジスタに選択信号(CS信号)を送出してレジスタを
選択し、選択したレジスタに制御部51i から送出され
た送信データを保持させる選択部55ci と、前記コマ
ンド用レジスタ521i に保持されているコマンドの所
定桁位置を読み出して、パラメータ長データであるパラ
メータのバイト数を検出するバイト数検出部55a
i と、当該バイト数に基づいてコマンド及びパラメータ
をCS信号により選択し、選択されたデータを読み出し
て前記並直変換部525i へ送出する選択部55bi
を有する。
【0024】さらに、前記制御部51i は、コマンド及
びパラメータの組からなる送信データを作成するととも
に、受信データの受信が完了した旨を通知する特定コマ
ンドの受信完了通知コマンドを作成する受信完了通知コ
マンド作成部であるアクセプトコマンド作成部51ai
を有する。
【0025】図8には、本実施例に係る受信部を示す。
本例に係る受信部は、同図に示すように、コマンド及び
パラメータの組からなる受信データを保持する受信デー
タ保持部53i と、前記送信データ(受信データ)に付
与された識別フラグに基づいて受信データの中からコマ
ンドとパラメータとを識別し、かつ識別されたコマンド
に含有されたパラメータ長データの検出を行う(受信デ
ータ識別部に相当)とともに、パリティの検査を行い、
受信データから情報ビットを抽出させ、スタートビット
から定まるタイミングで直並変換の指示を行う各種通信
処理部58i と、検出されたパラメータ長データから求
められた受信データの受信完了時に制御部51i に対し
て割込信号を送出する受信完了時割込信号送出部59i
と、前記アクセプトコマンドの検出を行うデコーダ等か
らなるアクセプトコマンド検出部64i と、送信データ
を送信している旨を表す送信フラグを保持し、受信完了
通知コマンド検出部であるアクセプトコマンド検出部6
i によりアクセプトコマンドが検出された場合には、
前記送信フラグの保持を解除する送信フラグレジスタ6
i とを有する。
【0026】前記各種通信処理部58i には、前記識別
フラグに基づいて受信データの中からコマンドとパラメ
ータとを識別し、かつ識別されたコマンドに含有された
パラメータ長データであるバイト数の検出を行う送信デ
ータ識別・バイト数検出部58ai と、コマンドまたは
パラメータの識別及び検出されたパラメータのバイト数
に基づいて、該当するレジスタに選択信号(CS信号)
を送出してレジスタの選択を行う選択部58bi とを有
する。
【0027】前記受信データ保持部53i には、シリア
ル通信回線を介して伝送されたシリアルデータを保持
し、指定されたタイミングで直並変換を行う直並変換部
535 i と、コマンドを保持するコマンド用レジスタ5
31i と、可変長のパラメータを1バイトずつ保持する
パラメータ用レジスタ532i ,533i ,534
i と、制御部51i からのアドレスにより前記レジスタ
を選択する選択信号(CS)を出力する選択部535i
とを有する。
【0028】さらに、前記中継局62の制御部66に
は、図6に示すように、各データ処理装置の送信部から
通信回線を介して送信されたコマンドに含有される送信
先の識別データ、パラメータのバイト数、コマンドコー
ドのうち、送信先の識別データを、送信元の識別データ
に変換してコマンドに含有させて、前記送信先のデータ
処理装置に送信させる送信先・送信元識別データ変換部
63を有する。ここで、送信先又は送信元識別データ
は、例えば、2ビットの信号で各データ処理装置に割り
当てたものである。
【0029】図9(a)には、送受信データのコマンド
及びパラメータのデータ構成を示す。また、同図(b)
には、送受信データの詳細なデータ構成を示す。コマン
ドは、スタートビット“0”と、コマンドとパラメータ
を識別する識別フラグ“1”と、8 ビットのデータ“XX
XXCCCC”と、パリティと、ストップビット“1”の12ビ
ットからなるものである。パラメータは可変長データで
あり、0 〜3 バイトまでの大きさをとることができ、ス
タートビットと、コマンド・パラメータ識別フラグ
“0”と 、8 ビットのデータ“DDDDDDDD”と、パリテ
ィと、ストップビット“1”とからなるものである。
【0030】また、コマンドは同図(b)に示すよう
に、コマンド種別を表す4 ビットのデータ“CCCC”
と、パラメータのバイト数を表す属性2の2 ビットのデ
ータ及び送信先を表す属性3の2 ビットの識別データを
有する。識別データ(ID)は、例えば、中継局を“0
0”、給版露光部を“01”、現像定着部を“10”、
溶出ガム部を“11”のように表す。図10には、コマ
ンドの種別の例を表し、4 ビットのデータで識別され
る。
【0031】続いて、本実施例に係る直接製版装置シス
テムの動作について、図11及び図12に基づいて説明
する。送信データの送信を行う場合には、図11に示す
ように、ステップSS1で、例えば、給版露光部のデー
タ処理装置501 から、中継局62を介して現像部のデ
ータ処理装置502 にデータの送信を行うとする。
【0032】前記データ処理装置501 の送信フラグレ
ジスタ651 の送信フラグ(TXBSY)がセットされている
“1”かセットされていない“0”かを前記制御部51
1 が判断する。送信フラグがセットされていないと判断
した場合には、前記アクセプトコマンドを既に受信して
おり、前回の送信データは送信先のデータ処理装置で受
信完了されていると判断し、制御部511 は、ステップ
SS2に進み、前記送信データ保持部521 の各レジス
タ5211 ,5221 ,5231 ,5241 が空か否か
を判断する。
【0033】空の場合には、ステップSS3で、制御部
511 は、送信データ用のアドレスを設定する。ステッ
プSS4で、前記送信データ選別部551 の選択部55
1は、制御部511 から当該アドレスを受けて、パラ
メータを保持すべきパラメータ用レジスタ5221 、5
231 、5241 に選択信号(CS)を送出して選択
し、パラメータを当該レジスタに書き込み、アドレスを
更新する。
【0034】ステップSS5で、書込みが終了した場合
には、ステップSS6に進み、前記送信データ選別部5
1 の前記選択部55c1 はコマンド用レジスタ521
1 を選択し、コマンドを当該レジスタに書き込む。書き
込まれたコマンドから前記バイト数検出部55a1 はパ
ラメータのバイト数を検出し、当該バイト数に基づいて
前記選択部55b1 はコマンドとパラメータを選択す
る。その際、ステップSS7で、前記コマンド用レジス
タ5211 にコマンドが書き込まれたタイミングで前記
送信フラグレジスタ651 の送信フラグ(TXBSY) を
“1”にセットする。
【0035】選択されたコマンドまたはパラメータに前
記各種ビット付与部561 は、スタートビット、ストッ
プビット、パリティ及び識別フラグ(コマンドとパラメ
ータとの間を識別する)を付与し、所定データ長毎に同
期させて、前記並直変換部525によりシリアル変換
し、光モジュールにより光信号に変換されて前記シリア
ル通信回線(光ファイバケーブル)を介して、前記中継
局62に送信する。
【0036】中継局62では、光モジュール684 を介
して受信部614 により受信され、さらに制御部66の
前記送信先・送信元ID変換部63により、コマンドに
含有される送信先ID(属性3)、パラメータ長データ
(属性2)、コマンド種別のうち、送信先IDを送信元
ID、即ち、送信先の現像定着部のデータ処理装置50
のID“10”から、給版露光部のデータ処理装置50
1 のID“01”に変換して、前記送信部60から現像
定着部のデータ処理装置502 に送信させる。
【0037】一方、図12には、当該現像定着部のデー
タ処理装置502 での受信手順を示す。同図に示すよう
に、ステップSR1で、送信先である当該データ処理装
置50 2 の制御部512 は、前回の受信データが受信デ
ータ保持部532 のレジスタ5312 ,5322 ,53
2 ,5342 にまだ残っているか否かの判断を行う。
【0038】受信データがあると判断された場合には、
ステップSR2に進む。ステップSR2では、前記アク
セプトコマンド検出部642 により、アクセプトコマン
ドが検出されたか否の判断を行う。アクセプトコマンド
が検出された場合には、ステップSR3に進む。ステッ
プSR3で、送信フラグレジスタ652 の送信フラグ(T
XBSY) がセット“1”であるか否かを判断する。
【0039】アクセプトコマンドが受信されたのは、自
己の送信データに対して送信先の他のデータ処理装置か
らのアクセプトコマンドを待っている状態にある筈であ
るから、前記送信フラグレジスタ652 の送信フラグ(T
XBSY) は、アクセプトコマンドが検出された時点では、
まだセットされて“1”状態にある筈である。従って、
送信フラグ(TXBSY) がセットされていないと判断された
場合には、転送エラーであることを示す。
【0040】一方、送信フラグ(TXBSY) がセットされて
いる場合には、ステップSR4で、アクセプトコマンド
に対するパラメータを前記パラメータ用レジスタ532
2 ,5332 ,5342 に書き込む。ステップSR5
で、書込みが終了した場合には、ステップSR6に進
み、前記送信フラグレジスタ652 に“0”を書き込
む。
【0041】一方、ステップSR2で、前記アクセプト
コマンド検出部642 によりアクセプトコマンドが検出
されなかった場合には、通常のコマンドであり、ステッ
プSR7に進み、受信したコマンドを前記受信データ保
持部532 のコマンド用レジスタ5312 に書き込む。
ステップSR8で、受信したパラメータを前記受信デー
タ保持部612 のパラメータ用レジスタ5322 ,53
2 ,5342 に書き込む。
【0042】ステップSR9で、パラメータを全て書き
込んだ場合には受信が完了したものとして、ステップS
R10に進む。その際、制御部512 にも前記受信完了
時割込信号送出部592 により割込信号が送出されてい
る。ステップSR10で、当該制御部512 は、前記ア
クセプトコマンド作成部51a2 によりアクセプトコマ
ンドを作成し、当該受信側のデータ処理処置502の送
信データ保持部522 の各レジスタ5212 ,52
2 ,5232 ,524 2 が空か否かを判断する。
【0043】送信データ保持部522 の各レジスタが空
と判断した場合には、ステップSR11に進み、送信デ
ータ用のアドレスを設定する。ステップSR12で送信
しようとするアクセプトコマンドに関するパラメータを
まず送信データ保持部のパラメータ用レジスタ52
2 ,5232 ,5242に書き込む。ステップSR1
3で、パラメータ用レジスタへの書込みが終了したと判
断した場合には、ステップSR14に進み、アクセプト
コマンドを送信データ保持部のコマンド用レジスタ52
2 に書き込む。
【0044】書き込まれたアクセプトコマンド及びパラ
メータは、前記光モジュールにより、光信号に変換さ
れ、この順序で、前記ファイバケーブルを用いた通信回
線を介して、送信側のデータ処理装置に送信されること
になる。
【0045】以上の例では、前記各データ処理装置間は
直接シリアル通信回線を介して接続するのではなく、中
継局62を介して接続するようにし、当該中継局62に
は、コンソール62aが設けられている。そのため、コ
ンソール62aを用いて使用者は通信の状況を知り、ま
た、種々の設定を行うことができるので便利である。
【0046】さらに、中継局62には、送信先・送信元
ID変換部63を設け、送信元から送信された送信デー
タのうちコマンドの送信先識別データである送信先ID
を送信元識別データである送信元IDに変換して、送信
先のデータ処理装置に送信するようにしている。従っ
て、コマンド中に、送信先及び送信元の両識別データを
同時に含有させることなくても、送信先のデータ処理装
置は送信元のデータ処理装置を認識することができ、少
ない送信データ量で効率良くデータの送受信を行うこと
ができる。尚、各データ処理装置を各々相互に直接、前
記シリアル通信回線で接続させるようにしても良い。
【0047】また、以上の例では、特定コマンドである
アクセプトコマンドを設定することにより、特別な制御
線を必要とすることなく、従来1バイト毎に行っていた
データ伝送を可変のデータ長毎にハンドシェイクによる
送受信を行うことができる。従って、1回の送信で、ま
とまりのある情報の伝送が可能となる。また、受信側は
割込の回数が減るので時間の短縮となり、通信の効率の
向上を図ることができる。
【0048】さらに、以上の例では、前記シリアル通信
回線として、光ファイバケーブルを用いていたが、当該
場合に限られることなく、モデムを介して電気信号によ
り通信を行うようにしても良い。そして、本発明は前記
給版露光装置に限られることなく、複数のデータ処理装
置から構成されるような通常のプリンタ装置に適用して
も良い。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にあって
は、シリアル通信回線を用いて、データ処理装置間で調
歩同期式のデータ通信を行う場合に、コマンドとパラメ
ータとの組からなる送信データの中からコマンドを選別
し、コマンドに含有されているパメータ長データに基づ
いてパラメータとを選別して、両者を識別する識別フラ
グを付与する。また、当該識別フラグに基づいて受信デ
ータのコマンドとパラメータを識別し、前記パラメータ
長データに基づいて、受信完了時に制御部に割込信号を
送出させるようにしている。したがって、コマンドとパ
ラメータを識別するための他の制御線を設けることな
く、かつ、制御部への割込を受信完了時に行うようにし
ているので、制御部に対する割込回数が減少し、通信処
理の時間を短縮し、安価に処理効率を増大させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図
【図2】本発明の実施態様を示すブロック図
【図3】本発明の他の実施態様を示すブロック図
【図4】本発明に係る処理流れ図
【図5】実施例に係る機器構成ブロック図
【図6】実施例に係るシステムの全体ブロック図
【図7】実施例に係る送信部を示すブロック図
【図8】実施例に係る受信部を示すブロック図
【図9】実施例に係る送受信データを示す図
【図10】実施例に係るコマンド種別を表す図
【図11】実施例に係る送信手順を示す流れ図
【図12】実施例に係る受信手順を示す流れ図
【図13】従来例に係るブロック図
【符号の説明】
10i ,30i ,50i ,i=1,〜,n(n は自然数) デ
ータ処理装置 11i ,31i ,51i 制御部 20i ,40i ,60i 送信部 21i ,41i ,61i 受信部 22,62 中継局 23,63 送信先・送信元識別データ変換部(送信先
・送信元ID変換部) 12i ,32i ,52i 送信データ保持部 13i ,33i ,53i 受信データ保持部 15i ,55i 送信データ選別部 16i (56i ) 識別フラグ付与部(各種ビット付与
部) 18i (58i ) 受信データ識別部(各種通信処理
部) 19i ,59i 受信完了時割込信号送出部 31ai (51ai ) 受信完了通知コマンド作成部
(アクセプトコマンド作成部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−92571(JP,A) 特開 昭61−169956(JP,A) 特開 昭55−108037(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/38 B41J 5/30 G06F 3/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調歩同期式に従って所定データ長毎に同
    期させて、送信を行う送信部(20i ;i=1, …n )及び
    受信を行う受信部(21i )と、各種データ処理の制御
    を行う制御部(11i )とを有する2以上の各データ処
    理装置(10 i )がシリアル通信回線で接続されたプリ
    ンタ装置であって、 前記送信部(20i )は、 コマンド及び可変長のパラメータの組からなる送信デー
    タを保持する送信データ保持部(12i )と、 送信データの中からコマンドを選別し、当該コマンドに
    含有されるパラメータ長データに基づいてパラメータを
    選別する送信データ選別部(15i )と、 選別されたコマンド及びパラメータに、両者を識別する
    識別フラグを前記所定データ長毎に付与する識別フラグ
    付与部(16i )とを有し、 前記受信部(21i )は、 コマンド及びパラメータの組からなる受信データを保持
    する受信データ保持部(13i )と、 前記識別フラグに基づいて受信データの中からコマンド
    とパラメータとを識別し、かつ識別されたコマンドに含
    有されたパラメータ長データの検出を行う受信データ識
    別部(18i )と、 検出されたパラメータ長データから求められた受信デー
    タの受信完了時に前記制御部(11i )に対し割込信号
    を送出する受信完了時割込信号送出部(19i)とを有
    することを特徴とするシリアルインタフェイス制御を用
    いるプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記各データ処理装置(10i )は、シ
    リアル通信回線を介して中継局(22)と接続され、 当該中継局(22)には、各データ処理装置(10i
    との間で、調歩同期式に従って所定データ長毎に同期さ
    せて、送信を行う送信部(20)及び受信を行う受信部
    (21)が、各データ処理装置に対応して設けられると
    ともに、中継処理等の制御を行う制御部を設け、 当該制御部には、シリアル通信回線を介して送信された
    コマンドに含有される送信先の識別データ、前記パラメ
    ータ長データ、コマンドコードのうち、送信先の識別デ
    ータを、送信元の識別データに変換してコマンドに含有
    させて、前記送信先のデータ処理装置に送信部を介して
    送信させる送信先・送信元識別データ変換部(23i
    を有することを特徴とする請求項1記載のシリアルイン
    タフェイス制御を用いるプリンタ装置
  3. 【請求項3】 各データ処理装置(30i )には、送信
    先のデータ処理装置(30j )が送信データの受信を完
    了した際に送出する受信完了の旨を示す受信完了通知コ
    マンドを検出する受信完了通知コマンド検出部(4
    i )と、 送信データの送信中には、その旨を示す送信フラグを保
    持し、受信完了通知コマンド検出部(44i )により受
    信完了通知コマンドが検出された場合には、前記送信フ
    ラグの保持を解除する送信フラグ保持部(45i )とを
    設け、 前記制御部(31i )には、前記受信完了時割込信号送
    出部(19i )からの割込信号を受けて、受信データの
    受信完了の旨を通知する受信完了通知コマンドを作成す
    る受信完了通知コマンド作成部(31ai )を設けたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシリアルイ
    ンタフェイス制御を用いるプリンタ装置。
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