JP3388231B2 - 巻取り装置 - Google Patents

巻取り装置

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JP3388231B2
JP3388231B2 JP2000536642A JP2000536642A JP3388231B2 JP 3388231 B2 JP3388231 B2 JP 3388231B2 JP 2000536642 A JP2000536642 A JP 2000536642A JP 2000536642 A JP2000536642 A JP 2000536642A JP 3388231 B2 JP3388231 B2 JP 3388231B2
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ラルス エリック ローランド エンネルレヴ
ヴェサ マルッカーネン
ライモ ペソネン
カウコ ペーテリ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙ウェブを製造す
る抄紙機の巻取り装置に関し、紙ウェブは巻取りドラム
に巻取られて紙リールを形成し、巻取りドラムはその端
部にベアリングハウジングを有していて、巻取り装置
は、 − 2つの下側スタンド部分がレールを備え、これに沿
って巻取りドラムがそのベアリングハウジングにより回
動自在に支持されて移動して、 − 2つの上側スタンド部分がレールを備え、これが空
の巻取りドラムの在庫を運び、 − 表面巻付けドラム及び/又はベルトの形状の支持手
段を備え、これを越えて紙ウェブは走行し、同支持手段
は下側スタンド部分に配置されたベアリングハウジング
にて回動自在に支承され、 − 1次装置は、巻取りドラムをそのベアリングハウジ
ングにて運び及び保持するための掴み部材を備えた2つ
の1次アームを含んでいて、同1次アームは、下側スタ
ンド部分のピボット軸を中心としてピボット自在に支承
されると共に、巻取りドラムを上側位置からレールに隣
接した下側位置へと支持手段に沿って動かすアクチュエ
ータを有し、巻取りドラムに紙ウェブを巻付け及び初期
の巻取りを行ない、 − 2次装置は、巻取りドラムをそのベアリングハウジ
ングにて掴むための掴み部材を備えた2つの2次部材を
含んでいて、同2次部材は、下側スタンド部分上に移動
自在に支承されると共に、巻取りドラムをレールに沿っ
て動かすためのアクチュエータを有している。
【0002】
【従来の技術】紙リールを巻取るに際しては、一般的に
2つの装置を巻取り装置に用いて連続的な生産を維持し
ていて、すなわち、1次装置は空の巻取りドラムを受取
るための掴み装置を備えた対をなすピボット自在な1次
アームを有しており、2次装置は紙ウェブがいったん所
定巻数だけ巻取りドラムに巻付けられると巻取りドラム
を1次装置から受取るようになっている。2次装置は通
常、対をなす2次アームが対をなす2次キャリッジかを
有していて、これは、紙リールの直径が大きくなると、
場合に応じて相互に平行な対をなすスタンド部材に沿っ
てピボットするか直線的に移動するかするもので、スタ
ンド部材には被動表面巻付けドラムが回動自在に設けら
れて、これを越えて紙ウェブが走行する。1次アームは
巻取りドラムを表面巻付けドラムに隣接するように位置
させてウェブの巻取りを開始させる。その後で、1次ア
ームは巻取りドラムを表面巻付けドラムに沿って2本の
レールへと下に運び、巻取りドラムはそのベアリングハ
ウジングによって回動自在に支持されて、レールに沿っ
てウェブの連続した巻取り中に移動する。重要なのは、
表面巻付けドラムに対して一定の直線的荷重が維持され
ることと、紙リールがその成長中に層の中、特に内側の
層でしわや折返しを生じることなしに均等に巻取られる
ことで、さもなくば廃棄せざるを得ない。巻取り動作の
全体にわたって直線的荷重の方向と強さとは変化して、
主に3つの変数、つまり適用荷重と、成長する紙リール
の重量増加と、紙リールの表面巻付けドラムの包絡面に
沿った現在位置とに依存する。表面巻付けドラムに対す
る位置によって直線的荷重は変化するが、紙リールは接
触線に沿って包絡面に対して押圧され、接触線は包絡面
に沿った円弧形の動きで下方へ変位して、それにより、
垂直と水平との力成分が発生し、その強さは動きの全体
にわたって相互に変化する。直線的荷重は、巻取りドラ
ムを1次装置から2次装置へと移動させる間にもまた否
定的な影響を受けるが、これは2つの装置の独立した掴
み部材の間において、そして中心駆動についての2つの
独立した駆動手段の間において交換をしなければならな
いからで、これにより一時的な圧力増加が発生する。巻
取り動作を最適化するために、巻取りプロセスの全体に
わたって、直線的荷重は注意深く定められた最大値及び
最小値の範囲内に維持しなければならない。成長する紙
リールと表面巻付けドラムとの間の直線的荷重の上述の
変数の否定的な影響を低減させるため、カム操縦及び/
又はパワーシリンダを備えて、1次アームによりニップ
の直線的荷重を調節する装置が試験された。よって、米
国特許第3,614,011号は2つの1次アームを備
えた巻取り装置について記述しており、2つの1次アー
ムのそれぞれは巻取りドラムの外側に適用荷重を調節す
るためのローディング装置を有していて、このローディ
ング装置はパワーシリンダと1次アームに沿ってパワー
シリンダにより変位自在な保持フックとから構成され
る。それぞれのローディング装置は、下側の操作可能な
カムトラックから構成されて巻取り装置の表面巻付けド
ラムの各端部に配置されたアンローディング装置と協同
する。巻取りドラムは、カムトラックで支持されて、そ
の曲った表面に沿って対をなすレールへと下へ運ばれ
て、2つの2次アームが紙リールのコントロールを引受
ける。それぞれのカムトラックはパワーシリンダによっ
て軸を中心としてピボット自在であって、紙リールが表
面巻付けドラムに当接して成長している間に、直線的荷
重をある程度調節することができる。従って、ニップの
直線的荷重は、ロックフックの変位を通してローディン
グ装置のパワーシリンダによって調節されると共に、カ
ムトラックの調節を通してアンローディング装置のパワ
ーシリンダによって調節される。米国特許第4,63
4,068号に記述された巻取り装置は、直線的荷重の
変化をコントロールしようと努めている。1次アームの
それぞれはパワーシリンダを備えたローディング装置を
備えていて、1次アームに沿って変位自在な上側ロック
フックをコントロールすると共に、アンローディング装
置が1次アームに配置されてアンローディングシリンダ
を備えた下側支持体を有し、紙リールの重量の増加する
ニップの圧力を軽減する。上述した公知の巻取り装置で
は、直線的荷重のコントロールは、2つの完全に独立し
た、しかし相互に協同することの不可欠な装置によって
実行しなければならず、ローディング装置は単独で適用
荷重を調節する一方で、アンローディング装置は巻取り
ドラムの重量と成長する紙リールの増加する重量とを軽
減する。これは最適なやり方で直線的荷重をコントロー
ルすることを非常に困難にする。これら両方の公知の巻
取り装置の他の問題点は、巻取りドラムのための固定さ
れたないし実質的に固定された下側ホルダーを備えた掴
み装置を1次アームが有していることである。従って、
紙リールの直径は、紙リールが巻取りドラムを前記下側
ホルダーから持上げる前においては、一定の予め定めら
れた最大限にまでだけ大きくなることを許される。1次
アームに保持されている間に、巻取りドラムにより多く
の紙を巻取ることができるようにするために、ある種の
巻取り装置では、変位自在な上側ロックフックと固定さ
れた下側ホルダーないしカムトラックが、2つのピボッ
ト自在な掴み部分を備えた掴み装置で置換えられて、上
側ロックフックと下側支持アームから構成されて、両者
は別々のピボット軸を中心として1次アームに支承され
る。紙リールの直径が大きくなると、ロックフックと支
持アームとは表面巻付けドラムの包絡面からピボットし
て離れる。巻取りドラムはそれにより掴み装置内にて不
都合に回動し、この回動はロックフックと支持アームが
表面巻付けドラムに対して平行に変位して、同時に互い
に距離を隔てて支承されたそれぞれのピボット軸を中心
としてピボットされることで生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は改良さ
れた巻取り装置を提供することにあり、上述した問題点
を少なくともかなりの程度まで低減することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による巻取り装置
は、1次装置の掴み部材のそれぞれが、 − 1次アームの上側取付部分の支承軸を中心としてピ
ボット自在に支承された外側ロックアームを備え、 − 外側ロックアームと同じ支承軸を中心としてピボッ
ト自在に支承された内側ロックアームを備え、 − 掴み部材により支持された第1のアクチュエータを
備え、同アクチュエータは外側ロックアームを支承軸を
中心として内側ロックアームに対してピボットさせるこ
とで掴み部材を開閉するように設けられ、開いた位置で
は巻取りドラムを受取って、閉じた位置では同巻取りド
ラムをベアリングハウジングにて保持し、 − ピボット自在に取付けられ、内側ロックアームと1
次アームの上側取付部分との間に延設された第2のアク
チュエータを備え、この形態で、外側ロックアームと内
側ロックアームと第1のアクチュエータとでピボット自
在なユニットを構成し、第2のアクチュエータの作用を
受けたときに、これが支承軸を中心としてピボットし
て、巻付けドラム上で大きくなる紙リールと支持手段と
の間の直線的荷重を調節することを特徴としている。
【0005】本発明による巻取り装置は、表面巻付けド
ラムと成長する紙リールとの間の直線的荷重の著しく改
善されたコントロールを提供する1次装置を有してお
り、このことは、従前可能であったのに比して極めて高
精度に直線的荷重を調節できることを意味する。本発明
によれば、ロックアームをコントロールするアクチュエ
ータをロックすることが可能になり、ロックのために適
用されたパワーを維持しつつ、アクチュエータが掴み装
置をロックされた位置にロックないし固定する。この機
能は簡単には“凍結された”状態と述べることができ
る。このことは、アクチュエータへの供給パイプで生じ
得る漏れが、巻取りドラムを保持したロックアームの固
定されロックされた位置を害することがないことを意味
する。上述した故障が生じた場合でも、巻取りドラム自
体の重量の影響によって、巻取りドラムが掴み装置から
落下する危険がないという安全性の改善が達成される。
さらに、1次装置と2次装置との間での安全な移行がな
し遂げられて、この移行の最中においてさえも、直線的
荷重を所定の範囲内に維持できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明について、添付図面を参照
しつつさらに説明する。図1には、連続したウェブとし
て紙が製造される抄紙機における巻取り装置の上流部分
を斜視図で示している。ウェブ1は巻取り装置におい
て、図2に示す如く、回動自在な巻取りドラム2に巻取
られて紙リールを形成する。巻取りドラム2は、ベアリ
ングハウジング4を有し、これは両端のブレーキドラム
18の軸方向内側に配置されており、ベアリングハウジ
ング4の周囲には取巻く溝40が設けられている(図7
参照)。ブレーキドラム18には通常、軸方向の結合装
置が備えられる。
【0007】巻取り装置は、下側の長手方向に延在する
2つのスタンド部分5と上側の長手方向に延在する2つ
のスタンド部分7とを備えた機械スタンドを備えてい
る。レール9,10はこれらのスタンド部分に水平に堅
固に取付けられて、巻取りドラム2を支持し、巻取りド
ラムはそのベアリングハウジング4にて支持されて、レ
ール9,10に沿って転がるが、後者はベアリングハウ
ジング4の溝40に受入れられる。
【0008】表面巻付けドラム11の形状の支持手段
は、下側スタンド部分5の間に延設されていて、下側ス
タンド部分5に取付けられたベアリングハウジング13
内において表面巻付けドラム11を回動自在に支承する
軸ピン12を有している。紙ウェブ1は表面巻付けドラ
ム11の包絡面のまわりを走行し、紙ウェブ1の速度と
一致した円周速度で表面巻付けドラム11を回転させる
ための駆動装置(図示せず)が設けられている。下側ス
タンド部分5のレール9の間の距離はウェブの幅よりも
いくらか大きくなっていることが理解できるだろう。図
7から明らかなように、各ベアリングハウジング13は
内側及び外側の端壁14,15と筒状の回転対称なケー
シング16とを有していて、ケーシングは軸ピン12と
同一中心でベアリングハウジング13でピボット自在に
支承されている。従って、ケーシング16のピボットの
軸線は表面巻付けドラム11の回動軸線と一致してい
る。
【0009】上側スタンド部分7のレール10は巻取り
ドラム2の在庫を支持するように配置されている。
【0010】巻取り装置は、機械スタンドにピボット自
在に支承された2つの降ろしアーム17を備えていて、
液圧シリンダ19によって、図2に示す上側の収集位置
と図4に示す下側の配達位置との間をピボットする。
【0011】巻取り装置は、紙ウェブ1を巻取りドラム
2に連続的に巻取るために、1次装置と2次装置とを備
えている。
【0012】2次装置は2つの2次キャリッジ20を有
し、それぞれ対応する下側スタンド部分5に支承されて
いて、スタンド部分5に沿って直線的に動く。各2次キ
ャリッジ20とスタンド部分5には液圧シリンダ(図示
せず)が取付けられて、制御されたやり方で、スタンド
部分5に沿って2次キャリッジ20を往復動作させる。
2次キャリッジ20の動きは互いに同期する。2次キャ
リッジ20のそれぞれは掴み部材を有しており、それは
ロックアーム21と押圧アーム22とを備えていて、開
始された紙リール3を備えた巻取りドラム2を受取っ
て、紙リールが完成したときには巻取りドラムを取去る
ように設けられ、さらに、巻取りドラムのベアリングハ
ウジングのまわりで閉じて、成長する紙リール3と表面
巻付けドラム11との間の必要な直線的荷重を維持しつ
つ、レール9に沿って巻取りドラム2を案内する。ロッ
ク及び押圧アーム21,22は、2次キャリッジ20に
ピボット自在に支承されており、液圧シリンダ(図示せ
ず)によって操作され、液圧シリンダは巻取りプロセス
をコントロールするための巻取り装置のコントロール装
置に備えられている。ロック及び押圧アーム21,22
の自由端には、回動自在に支承された小さなプーリが取
付けられていて、巻取りドラムのベアリングハウジング
4と協同して、レール9に沿ってこれらが自由に転がる
ようになっている。符号23はコントロール装置の誘導
タイプの位置指示器を示しており、押圧アーム22のそ
れぞれに備えられて、戻り動作中に2次キャリッジは押
圧アーム22が巻取りドラム2のベアリングハウジング
4に接触する前に一定距離で停止しなければならないの
で、それぞれの2次キャリッジ20の停止位置を検出す
る(図6参照)。
【0013】1次装置は2つの1次アーム24を備え、
表面巻付けドラム11の回動軸を中心としてピボットす
るようにピボット自在に支承されており、すなわち1次
アーム24は、表面巻付けドラム11のベアリングハウ
ジング13の筒状のピボット自在に支承されたケーシン
グ16に例えば溶接により堅固に取付けられている。各
1次アーム24は、中央部分25を有していて、これに
よって1次アーム24はそれぞれの表面巻付けドラム1
1のベアリングハウジング13に堅固に結合されている
と共に、下側取付部分26と上側取付部分27とを有し
ていて、これらの2つの取付部分26,27は表面巻付
けドラム11の回動軸の両側に位置している。液圧シリ
ンダ28は、そのピストンロッド29にて1次アーム2
4の下側取付部分26にピボット自在に取付けられ、そ
のシリンダ30の端部にてそれぞれの下側スタンド部分
5にピボット自在に取付けられている。水平同期軸31
は下側スタンド部分5の間を貫通延在して、下側スタン
ド部分にピボット自在に支承されている。2つの結合ア
ーム32は同期軸31の両端に堅固に結合されており、
1次アームの下側取付部分26にて1次アーム24にピ
ボット自在に結合されている。従って、1次アーム24
の該ピボット軸を中心とした動きは互いに同期する。
【0014】各1次アーム24は舌状の掴み部材33を
備え、第1の外側のロックアーム34と、第2の内側の
ロックアーム35とを備えている。“外側”及び“内
側”の語は、互いの相対位置と、表面巻付けドラム11
に対する位置とについてあてはまる。外側ロックアーム
34は、水平な支承軸36によって1次アーム24の上
側取付部分27にピボット自在に支承されている。内側
ロックアーム35は、外側ロックアーム34と同じ支承
軸36にピボット自在に支承されている。外側ロックア
ーム34は、前記支承軸36にピボット自在に支承する
ための中央部分37と、巻取りドラム2に接触するため
の自由掴み部分38と、取付部分39とを備えている。
図示の実施形態では、掴み部分38はフックの形状で、
ロックされた位置においては巻取りドラム2のベアリン
グハウジング4を例えば約90゜の一定の扇型角度で取
巻く。フック38と取付部分39とは前記支承軸36の
両側に配置されている。内側ロックアーム35も同様
に、前記共通の支承軸36にピボット自在に支承するた
めの中央部分41と、巻取りドラム2に接触するための
自由掴み部分42と、取付部分43とを備えている。閉
じた位置において巻取りドラム2及びフック38のため
の対抗支持として作用する自由掴み部分42と、取付部
分43とは、前記共通の支承軸36の両側に配置されて
いる。
【0015】1次アーム24の掴み部材33は、第1の
複動式の液圧シリンダ44と、第2の複動式の液圧シリ
ンダ45とを備えている。第1の液圧シリンダ44は、
そのピストンロッド46にて軸ピン47によって外側ロ
ックアーム34の取付部分39にピボット自在に取付け
られ、また、そのシリンダ48によりピストンロッド4
6に面するシリンダ48の端部にて2つの対向する軸ピ
ン49によって内側ロックアーム35の取付部分43に
ピボット自在に取付けられている。前記第1の液圧シリ
ンダ44に液圧油を供給し及び排出するために、記号的
に示したフレキシブルパイプ50が備えられ、実際には
液圧シリンダ44に取付けられているバルブ51が備え
られて、液圧シリンダが所定の突出位置になったときに
前記供給を遮断する。第1の液圧シリンダ44は、その
シリンダ48を1次アーム24の上側取付部分27の上
流側にしてこれに沿って自由に伸び、すなわち、内側ロ
ックアーム35と単に機械的なピボット自在な接触をし
て、これにより液圧シリンダ44を支持する。
【0016】前記第2の液圧シリンダ45は、そのピス
トンロッド52にて軸ピン53によって内側ロックアー
ム35の掴み部分42にピボット自在に取付けられ、軸
ピンは掴み部材の支承軸36すなわちロックアーム3
4,35の共通の支承軸から所定の距離に位置してお
り、また、そのシリンダ54によりピストンロッド52
と反対に面するシリンダの端部にて軸ピン55によって
1次アーム24の取付部分27にピボット自在に取付け
られている。内側においては、外側ロックアーム34の
フック38が、内側に曲がったないし内側ロックアーム
35のドラムと接触する掴み部分42へ向いて角度の付
けられた表面60を有しており、互いに面するロックア
ーム34,35の自由端の間の距離は、掴み部材33が
アクティブなロックされた位置にあるときには、巻取り
ドラム2のベアリングハウジング4の直径よりも小さく
て、たとえ前記自由端が下を向いたときであっても、巻
取りドラム2は掴み部材33によって保持される。
【0017】各ベアリングハウジング13の内側端壁1
4は上方へ延びて支持体56を支持し、支持体は降ろし
アーム17から巻取りドラムを受取るための上面を備
え、支持体56はベアリングハウジング4の溝40の内
側に配置されている。各支持体56は後側ストッパ57
を有し、巻取りドラム2が配達されたときに後方へ転が
るのを防止するように配置されている。支持体56は、
表面巻付けドラム11上において、内側ロックアーム3
5とその液圧シリンダ45の荷重がなくても、支持体が
巻取りドラム2の重量全体を支持するような高さに位置
しているが、降ろし動作の最終的な段階中には、ロック
アーム34,35は巻取りドラムのベアリングハウジン
グ4と接触する。
【0018】図示の実施形態では、各掴み部材33の外
側ロックアーム34は2枚の平行なプレート58から構
成されていて、互いに一定距離を隔てて配置され、溝4
0の両側において巻取りドラム2のベアリングハウジン
グ4と協同する。プレート58は中間部品59によって
所定位置に堅固に保持される。
【0019】掴み部材33の閉じてロックされた位置に
おいては、ロックアーム34,35が巻取りドラム2の
ベアリングハウジング4を取巻いて、バルブ51が閉じ
た位置にされて、ピストンロッド46がシリンダ48内
に戻ることがなく、掴み部材33の2つのロックアーム
34,35がピボット自在なユニットを形成して、これ
は支承軸36を中心として第2の液圧シリンダ45によ
りピボット自在であり、よって、初期の成長する紙リー
ル3と表面巻付けドラム11との間の直線的荷重をコン
トロールする装置の一部を構成する。ピボット自在なユ
ニットには液圧シリンダ44も含まれる。
【0020】上述した巻取り装置は実質的に以下のよう
に動作する。図2に示したように巻取りプロセスが進行
中の段階では、1次アーム24はその上位置にあり、掴
み部材33は空の巻取りドラム2を受取るべく開いた位
置にあり、空の巻取りドラムは降ろしアーム17により
収集されて2つの支持体56(図7参照)上に置かれ、
それから、第1の液圧シリンダ44が作動して外側ロッ
クアーム34を下方へピボットさせて、巻取りドラム2
のベアリングハウジング4に当接させて、図4に示すよ
うに、前記ベアリングハウジングは外側及び内側のロッ
クアーム34,35の間でしっかりとクランプされる。
掴み部材33が閉じた位置にあるときには、バルブ51
が作動して、油供給パイプ50が閉じられて、突出した
位置にてしっかりとロックされて保持されているそれぞ
れのピストンロッド46によって、外側及び内側のロッ
クアーム34,35は相対的に固定される。第1の液圧
シリンダ44は、掴み部材33を除いては、いかなる機
械的要素との機械的な結合をも欠いているので、各掴み
部材33と液圧シリンダ44とはピボット自在なユニッ
トを形成して、第2の液圧シリンダ45の作動によって
支承軸36を中心としてピボット自在である。図4に示
した巻取りプロセスの段階では、2次装置において紙リ
ール3が完成している。1次装置の空の巻取りドラム2
は不図示の前記開始装置によって回転させられる。1次
アーム24の液圧シリンダ28が作動して、1次アーム
24を図5に示したレール位置へとピボットさせる。こ
のピボット動作の最中に、この段階で既に回転している
巻取りドラム2は、表面巻付けドラム11に当接するよ
うに動かされ、紙ウェブ1が巻取りドラム2と接触させ
られて、巻付けと巻取りを開始する。同じく図5に示す
ように、紙ウェブ1は引裂かれて、2次キャリッジ20
が作動して完成した紙リール3を表面巻付けドラム11
から遠ざけるように移動させる。1次アーム24の掴み
部材33に保持された巻取りドラム2は、所定の初期角
度位置にて表面巻付けドラム11に接触し、巻取り装置
のコントロール装置に補助されて第2の液圧シリンダ4
5によって所定の直線的荷重が設定される。巻取りドラ
ム2と、これに巻付けられた紙ウェブ1の巻きとの重量
による直線的荷重への効果は、前記初期角度の位置での
最大の影響力から、図5に示すレール位置での完全な無
影響力になる。所定の直線的荷重を維持するために、第
2の液圧シリンダ45は、初期には表面巻付けドラム1
1を巻取りドラム2の重量の一部の影響力から軽減し、
この軽減効果は前記影響力が消滅するにつれて次第に消
滅する。与えられた角度位置において、所定の直線的荷
重の値に応じて、液圧シリンダ45はコントロールされ
た荷重軽減機能からコントロールされた荷重機能へと切
り替わり、巻取りドラム2は角度位置に応じた次第に増
加する力で表面巻付けドラム11を押圧して、所定の直
線的荷重を維持する。内側の液圧シリンダ45はまた、
紙リール3の直径の連続的な増大を補償するが、これは
1次アーム24によって2つのユニットと前記ユニット
に回動自在に保持された巻取りドラム2とが同時にピボ
ットすることにより巻取りドラム2がレール位置へとピ
ボット降下するときに生じて、巻取りドラム2の回動軸
線と表面巻付けドラム11の回動軸線との間の距離が増
加する。
【0021】所定の開始位置に対する1次アーム24の
角度位置は、1次アーム24の液圧シリンダ28の一方
の位置検出器によって適当に検出される。これは再計算
の後で、1次アームのピボット動作中に1次アームの角
度位置を直接測定する角度指示器に比べて、角度位置の
より精密な値を提供する。
【0022】巻取りドラム2の重量は既知であり、それ
ぞれで著しく変化することはないので、巻取り装置のコ
ントロール装置は、表面巻付けドラム11に対する角度
位置の関数として、垂直力成分の値についての曲線チャ
ートで予めプログラムしておくことができる。
【0023】2次キャリッジ20が完成した紙リール3
を巻取り装置の下流端へ配達すると、2次キャリッジは
表面巻付けドラム11の近くの開始位置へと復帰して、
図6に示した段階のすぐに後で、掴み部材21,22を
用いて次の巻取りドラム2を受取って保持する。
【0024】1次アーム24の掴み部材33が巻取りド
ラム2をその2つのベアリングハウジング4にて保持す
ると、後者は回動することができない。この結果、ベア
リングハウジング4は、ロックされた位置においては、
摩擦を避けようとすれば、直接レール9に接触させるこ
とができない。従って、1次アーム24の下方へのピボ
ット動作は、ベアリングハウジング4がレール9に接触
する前に停止させなければならない。そのような停止が
起こるのは、各ベアリングハウジング4とレール9との
間の距離が1乃至数mmのときである。掴み部材33がレ
ール位置にあるときには、外側ロックアーム34のフッ
ク38がベアリングハウジング4を下から取囲んでお
り、このことはこのレール位置において、フック38が
巻取りドラム2の重量の実質的部分を支持していること
を意味する。1次アーム24がこの位置にあるとき、巻
取りプロセスはコントロールされた直線的荷重で継続
し、その後、2次キャリッジ20が巻取り動作のコント
ロールを引継ぐ。2次キャリッジ20の表面巻付けドラ
ム11への戻り動作は、位置指示器23によって、2次
キャリッジ20の押圧アーム22がベアリングハウジン
グ4に到達する前に、一定距離で停止して、これによっ
て、直線的荷重の瞬間的な増大、より正確には、もしも
2次キャリッジ20の掴み部材が直接に直線的荷重のコ
ントロールを引継ぐべくベアリングハウジング4に向っ
た方向へと続いたら生じるであろう倍増を防止する。2
次キャリッジ20を上述したやり方で停止させること
で、紙リール3は2次キャリッジ20の直線的荷重をコ
ントロールするための装置へ“変化”することができ、
すなわち、直線的荷重が1次装置によってコントロール
されつつ紙リール3の直径は連続的に増加して、その後
で、成長した紙リール3を備えた巻取りドラム2のベア
リングハウジング4は図6に示すように2次装置の押圧
アーム22と接触する。従って、1次から2次のローデ
ィング装置への円滑な移行がなし遂げられる。ベアリン
グハウジングと接触するフック38の内面は、角度が付
いてレール9に向けて斜め下向きに傾いていて、そし
て、バルブ51が開かれて第1の液圧シリンダ44が作
動して掴み部材33が開かれたときには、ベアリングハ
ウジング4がフック38の傾いた表面に追従するので、
外側ロックアーム34の開き動作に比較して相応にゆっ
くりの垂直の動きで、巻取りドラム2は比較的ゆっくり
とレール9へ降下する。こうして、巻取りドラム2のレ
ール9への望ましい穏やかな降下をなし遂げる。この段
階で、ロックアーム21がベアリングハウジング4に対
するロック位置へと回動して、一方、同時に、1次装置
においての直線的荷重のコントロールは終って、2次装
置へと引継がれる。
【0025】第2の液圧シリンダ45は低摩擦タイプの
もので、最大に可能な敏感さで直線的荷重のコントロー
ルをなし遂げる。
【0026】2次キャリッジ20に代えて、2次アーム
を用いることもできる。
【0027】望まれるのなら、空気圧シリンダや、可能
ならば、他のタイプのアクチュエータを上述の液圧シリ
ンダに置換えることもできる。
【0028】位置指示器23以外に、指示器を巻取り装
置の複数の他の位置に配置して、他の可動な構成要素の
異なる位置を検出して、所望の段階中に巻取りプロセス
をコントロールするためのデータを得てもよい。
【0029】添付図面に示した上述の好ましい実施形態
では、1次アーム24のピボットの軸線は表面巻付けド
ラム11の回動軸線と同軸である。しかし、望むなら
ば、1次アームのピボットの軸線を表面巻付けドラムの
回動軸線に対して偏心させて配置してもよい。外側ロッ
クアーム34の掴み部分38はフックの形状であり、一
方、内側ロックアーム35の掴み部分42の接触面はも
っと直線的ないしわずかに内側に曲がった形状である。
この実施形態は好ましいものではあるが、ロックアーム
34,35をそれらの掴み部分38,42に関して逆に
したり、両方の掴み部分をフック又はフック状、例えば
ベアリングハウジング4を囲むのと同じ円弧のフックで
あって、図示のフック38よりはいくぶん小型の囲み円
弧に形成することも可能である。
【0030】本発明はまた、直線的動作のためにスタン
ド部分に支承されると共に、巻取りドラムをスタンドレ
ールから持上げるための、そして紙ウェブの巻取り中に
巻取りドラムを支持するための持上げ装置を有するよう
な、2つの2次本体を備えた少なくとも1の2次ユニッ
トを備えたような2次装置の巻取り装置にも適用するこ
とができる。さらに本発明は、上述の持上げ装置を備え
ずに2つの2次ユニットを備えたような巻取り装置にも
適用することができる。
【0031】図示の実施形態では、支持手段は表面巻付
けドラムから構成されている。他の実施形態(図示せ
ず)では、支持手段はベルトから構成され、又は、表面
巻付けドラムとベルトとの組合わせから構成される。 [図面の簡単な説明]
【図1】図1は、本発明による1次装置を備えた巻取り
装置の上流部分を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示した巻取り装置の側面図であ
って、開いた上位置において、本発明の掴み部材を備え
た1次装置の1次アームの一方を模式的に示しており、
紙リールは2次キャリッジで巻取られている。
【図3】図3は、図2の掴み部材を示す拡大図である。
【図4】図4は、図2に示した巻取り装置について、新
しい巻取りドラムが閉じた掴み部材で保持されて、1次
アームが上位置にあるようすを示している。
【図5】図5は、図2に示した巻取り装置について、完
成した紙リールが2次キャリッジに、開始された紙リー
ルがレール位置の1次アームに示されている。
【図6】図6は、図2に示した巻取り装置について、閉
じた掴み部材はレール位置にあって、開始された紙リー
ルの巻取りドラムが2次キャリッジへと移されて示され
ている。
【図7】図7は、図1に示した巻取り装置の1次アーム
の一方を示す拡大斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エンネルレヴ ラルス エリック ロー ランド スウェーデン エス−65346 カルルス タッド アンナ スヴェルドス ヴェー グ 1 (72)発明者 マルッカーネン ヴェサ フィンランド エフイーエン−02400 キルッコヌーミ ポルッカランティエ 588ベー (72)発明者 ペソネン ライモ フィンランド エフイーエン−01620 ヴァンター ライクリーヌ 2エー53 (72)発明者 ペーテリ カウコ フィンランド エフイーエン−37630 ヴァルケアコスキ サロマーンティエ 48セー7 (56)参考文献 特開 昭50−59510(JP,A) 特開 昭63−123743(JP,A) 特開 平2−152853(JP,A) 実開 昭52−158733(JP,U) 実開 平1−123653(JP,U) 米国特許4634068(US,A) 国際公開97/22543(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 18/26 B65H 19/30

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙ウェブ(1)を製造する抄紙機の巻取
    り装置であって、紙ウェブは巻取りドラム(2)に巻取
    られて紙リール(3)を形成し、巻取りドラム(2)は
    その端部にベアリングハウジング(4)を有していて、
    巻取り装置は、 − 2つの下側スタンド部分(5)がレール(9)を備
    え、これに沿って巻取りドラム(2)がそのベアリング
    ハウジング(4)により回動自在に支持されて移動し
    て、 − 2つの上側スタンド部分(7)がレール(10)を
    備え、これが空の巻取りドラム(2)の在庫を運び、 − 表面巻付けドラム及び/又はベルトの形状の支持手
    段(11)を備え、これを越えて紙ウェブ(1)は走行
    し、同支持手段は下側スタンド部分(5)に配置された
    ベアリングハウジング(13)にて回動自在に支承さ
    れ、 − 1次装置は、巻取りドラム(2)をそのベアリング
    ハウジング(4)にて運び及び保持するための掴み部材
    (33)を備えた2つの1次アーム(24)を含んでい
    て、同1次アーム(24)は、下側スタンド部分(5)
    のピボット軸を中心としてピボット自在に支承されると
    共に、巻取りドラム(2)を上側位置からレール(9)
    に隣接した下側位置へと支持手段(11)に沿って動か
    すアクチュエータ(28)を有し、巻取りドラム(2)
    に紙ウェブを巻付け及び初期の巻取りを行ない、 − 2次装置は、巻取りドラム(2)をそのベアリング
    ハウジング(4)にて掴むための掴み部材(21,2
    2)を備えた2つの2次部材(20)を含んでいて、同
    2次部材(20)は、下側スタンド部分(5)上に移動
    自在に支承されると共に、巻取りドラム(2)をレール
    (9)に沿って動かすためのアクチュエータを有してお
    り、1次装置の掴み部材(33)のそれぞれは、 − 1次アームの上側取付部分(27)の支承軸(3
    6)を中心としてピボット自在に支承された外側ロック
    アーム(34)を備え、 − 外側ロックアーム(34)と同じ支承軸(36)を
    中心としてピボット自在に支承された内側ロックアーム
    (35)を備え、 − 掴み部材(33)により支持された第1のアクチュ
    エータ(44)を備え、同アクチュエータは外側ロック
    アーム(34)を支承軸(36)を中心として内側ロッ
    クアーム(35)に対してピボットさせることで掴み部
    材(33)を開閉するように設けられ、開いた位置では
    巻取りドラム(2)を受取って、閉じた位置では同巻取
    りドラムをベアリングハウジング(4)にて保持し、 − ピボット自在に取付けられ、内側ロックアーム(3
    5)と1次アーム(24)の上側取付部分(27)との
    間に延設された第2のアクチュエータ(45)を備え、
    この形態で、外側ロックアーム(34)と内側ロックア
    ーム(35)と第1のアクチュエータ(44)とでピボ
    ット自在なユニットを構成し、第2のアクチュエータ
    (45)の作用を受けたときに、これが支承軸(36)
    を中心としてピボットして、巻付けドラム(2)上で大
    きくなる紙リール(3)と支持手段(11)との間の直
    線的荷重を調節することを特徴とする巻取り装置。
  2. 【請求項2】 第1のアクチュエータ(44)は、第1
    のアクチュエータ(44)をロックするように設けられ
    た移動阻止部材(51)を含んでいて、第1のアクチュ
    エータが1次アーム(24)の掴み部材(33)を閉じ
    た位置に動かした後で、外側及び内側のロックアーム
    (34,35)を互いに突き出させて固定することを特
    徴とする請求項1に記載の巻取り装置。
  3. 【請求項3】 第1のアクチュエータはパワーシリンダ
    (44)から構成されて圧力媒体を供給するパイプ(5
    0)を含んでいて、前記移動阻止部材は前記パイプ(5
    0)に設けられたバルブ(51)から構成されて、バル
    ブが閉じた位置にて前記ロックと固定とをなし遂げるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の巻取り装置。
  4. 【請求項4】 パワーシリンダ(44)は、そのピスト
    ンシリンダ(48)にて内側ロックアーム(35)に取
    付けられ、そのピストンロッド(46)にて外側ロック
    アーム(34)に取付けられていることを特徴とする請
    求項3に記載の巻取り装置。
  5. 【請求項5】 外側及び内側のロックアーム(34,3
    5)は自由掴み部分(38,42)を有していて、両者
    間において巻取りドラム(2)のベアリングハウジング
    (4)を受取り及び保持することを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれか1項に記載の巻取り装置。
  6. 【請求項6】 各掴み部材(33)のロックアーム(3
    4,35)の掴み部分(38,42)の少なくとも一方
    はフック状ないしフックに類似してデザインされ、レー
    ル(9)に対して傾斜したないし角度を付けられた内面
    (60)を有していて、掴み部材(33)が下方へ回動
    した位置にあるときに、巻取りドラム(2)の重量の一
    部を支持することを特徴とする請求項5に記載の巻取り
    装置。
  7. 【請求項7】 外側ロックアーム(34)の掴み部分
    (38)がフック状ないしフックに類似してデザインさ
    れていて、前記表面(60)を有していることを特徴と
    する請求項6に記載の巻取り装置。
  8. 【請求項8】 1次アーム(24)の少なくとも1つの
    アクチュエータ(28)に位置検出器が設けられてい
    て、検出を行なって、再計算の後で、所定の初期位置に
    対する1次アーム(24)の角度位置を示すことを特徴
    とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の巻取り装
    置。
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