JP3388150B2 - 立体画像表示装置 - Google Patents
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Description
鏡をかけなくても観察できるような立体画像を表示する
立体画像表示装置に関するものである。
表示装置は、例えばアーケードゲーム、3Dモニター、
CAD(Computer Aided Design )、医療機器等の様々
な用途に使用されている。
隔に相当する視差のついた物体像(視差像)を提示する
ことができれば、観察者は表示された物体像を立体的に
観察することができる。このような原理に基づいて画像
表示を行う立体画像表示装置において、視差像を観察者
の左右の目に振り分ける代表的な方式としては以下のよ
うなものがある。
と共に、この切り換えと同期して左右のシャッタを交互
に切り換えるシャッタ眼鏡を観察者に装着させ、このシ
ャッタ眼鏡の切り換え動作によって視差像を観察者の各
目に振り分けるシャッタ眼鏡方式。
前に互いに直交する偏光板を配置すると共に、同様に互
いに直交する偏光板を左右それぞれ貼った眼鏡を観察者
に装着させ、視差像を観察者の各目に振り分ける偏光眼
鏡方式。
ララックスバリア、または、シリンドリカルレンズを並
設したレンチキュラーレンズを表示素子の前面に配置す
ることによって、パララックスバリアまたはレンチキュ
ラーレンズの前面に空間的な画像観察可能領域を作る。
そして、観察者の各目を該領域内に入れさせて画像を観
察させるパララックスバリア方式またはレンチキュラー
レンズ方式。
式またはレンチキュラーレンズ方式を採用する立体画像
表示装置について詳細に説明する。
ラックスバリア71を配置した立体画像表示装置50の
断面図を示している。
に、ともにガラス等からなるTFT基板52と対向基板
53との間に液晶57を充填した構造となっている。T
FT基板52には、アクティブ素子としての図示しない
TFT(Thin Film Transistor)と画素電極54とがマ
トリクス状に配置されている。一方、対向基板53に
は、R、G、Bの各色フィルタからなり、上記TFTの
形成ピッチと同等のピッチでもって形成されるカラーフ
ィルタ55と、例えばITO(Indium Tin Oxide)から
なる透明電極56とが配置されている。したがって、こ
のような液晶表示素子51は、アクティブマトリクス型
のカラー液晶パネルとして構成される。
TFTを遮光すると共に各画素の分離を行うブラックマ
トリクス58が設けられている。このブラックマトリク
ス58は、通常、対向基板53上に酸化クロム/金属ク
ロムを薄膜形成し、これをフォトリソグラフィ技術によ
って所望のパターンにエッチングして形成される。した
がって、カラーフィルタ55およびブラックマトリクス
58ともに正確な位置決めが必要である。
ーフィルタ55の段差を取り除いてその表面を平坦化す
ると共に、電極の断線を防止する透明なカラーフィルタ
保護膜59が設けられている。そして、TFT基板52
および対向基板53の液晶57側表面には、互いに配向
方向が例えば直交するように配向膜60・61がそれぞ
れ設けられている。また、TFT基板52および対向基
板53の外面側(液晶57と反対側)には直線偏光板6
2・63(図14参照)がそれぞれ設けられており、さ
らに、直線偏光板62の外面側には、図示しないバック
ライトが設けられている。
はn個の画素からなる画素グループ64が複数形成され
ている。これら画素グループ64における画素配列は次
のようになっている。
(G1、B2、R3、・・・、Gn)、(B1、R2、
G3、・・・、Bn)、・・・ ただし、同一の括弧内に示された画素は同一の画素グル
ープ64に属しているものとする。また、上記のR、
G、Bはそれぞれ、赤、緑、青に対応する色信号で駆動
される画素を示している。また、添え数字は、n個の視
差像のうちのいずれであるかを示している。このよう
に、液晶表示素子51には、視差像を表示する各画素が
R、G、Bの順番で配置されている。
2、・・・、nの方向から眺めたときに得られるn個の
画像を指す。このようにn個の画像を用いる方式は一般
的にn眼式と呼ばれている。
示すように、開口部72となる複数のスリットと遮光部
73とから構成され、液晶表示素子51の1個の画素グ
ループ64が1個の開口部72に対応するように、液晶
表示素子51の前面に配置されている。
子51の各画素から出射される光は、液晶表示素子51
の前面のあらゆる方向に出射されるが、同一の画素グル
ープ64内に属する画素から出射される光は、図14中
の矢印の光路で示すように同一の開口部72を透過する
ことになる。
示装置50の前面には、1、2、・・・、nの各々の画
像を観察できる観察領域E1、E2、・・・、Enが空
間的に分割形成される。これにより、観察者の目を例え
ば観察領域E1内に入れると、観察者は液晶表示素子5
1に表示される全ての“1”の画像を観察することがで
きる。それゆえ、パララックスバリア71を挟んで液晶
表示素子51と反対側の位置にいる観察者は、観察領域
E1、E2、・・・、Enのうちのいずれかの2領域に
各目を入れることにより、1からnの画像のうちのいず
れかを選び出して立体画像を観察できるようになる。つ
まり、観察者は、観察する角度によって様々な立体画像
を観察できるようになる。
1を液晶表示素子51の前面に配置した立体画像表示装
置50の断面図を示している。レンチキュラーレンズ8
1は、複数のシリンドリカルレンズ82が基板83上に
並設されて構成されていると共に、液晶表示素子51の
1個の画素グループ64が1個のシリンドリカルレンズ
82に対応するように配置されている。したがって、観
察者がレンチキュラーレンズ81を介して表示面を観察
したときには、シリンドリカルレンズ82の作用によ
り、観察している方向によって見える画像が選択される
ことになる。
ときの画像を表示する画素(以下、画素1と称する)か
ら出射される光がシリンドリカルレンズ82の主点を通
るような方向(同図中実線の矢印で示すような方向)に
観察者がいる場合、観察者は破線で示す領域で表示され
る、画素1の画像だけを観察できることになる。したが
って、液晶表示素子51の前面にレンチキュラーレンズ
81を配置することにより、パララックスバリア71を
配置したときと同様の効果を得ることができる。
はレンチキュラーレンズ方式では、観察者の視点1点か
ら全ての画素が見えるようにするために、パララックス
バリア71の開口部72およびシリンドリカルレンズ8
2のピッチを高精度で設定する必要がある。つまり、立
体画像表示装置50の前面の1点から例えば全ての画素
1の画像を観察できるように、上記ピッチを高精度で設
定しなければならない。
P、立体表示をn眼式とし、液晶表示素子51とパララ
ックスバリア71またはレンチキュラーレンズ81との
距離をdとすると、表示面(パララックスバリア71ま
たはレンチキュラーレンズ81表面)から距離Lで観察
したときの、開口部72またはシリンドリカルレンズ8
2のピッチpは次式で表される。
リンドリカルレンズ82のピッチpを高精度で設定しな
ければならない。このような設定により、図16に示す
如く、立体画像表示装置50の前面にn個の視差像をそ
れぞれ観察できる観察領域E1、E2、・・・、Enが
形成され、観察者が全ての画素を見ることができるよう
になる。
E2、・・・、Enは略菱形形状となる。これは、液晶
表示素子51の各画素からの光が、パララックスバリア
71またはレンチキュラーレンズ81を介して放射状に
出射されるためである。つまり、このような光が表示面
からの距離Lで合成されて略菱形形状の観察領域E1、
E2、・・・、Enが形成されるのである。
クスバリア71またはレンチキュラーレンズ81の配置
位置は、以下のように決定されればよい。
幅は通常、観察者の両目間隔の65mmに設定されるこ
とが多いが、この幅をEとすれば次式の関係が成立す
る。
ックスバリア71またはレンチキュラーレンズ81の配
置位置を決定すればよい。
説明してきたが、次に、視差像が2種類、すなわち、n
=2の場合を例に挙げて具体的に説明する。
ラックスバリア71を配置した立体画像表示装置50の
断面図を示し、図19は、液晶表示素子51の前面にレ
ンチキュラーレンズ81を配置した立体画像表示装置5
0の断面図を示している。
1における右目用画像および左目用画像を表示する2個
の画素は1個の開口部72またはシリンドリカルレンズ
82に対応している。つまり、画素RR と画素GL 、画
素BR と画素RL 、画素GRと画素BL 、画素RR と画
素GL とが各開口部72または各シリンドリカルレンズ
82に対応している。開口部72またはシリンドリカル
レンズ82は、液晶表示素子51からの右目用画像およ
び左目用画像を、それぞれ観察者の右目および左目に向
かう方向に振り分ける機能を有している。同図中の矢印
は、観察者の右目または左目に向かう光をそれぞれ示し
ている。
対応して駆動される赤の画素を示し、画素GL は左目用
画像信号に対応して駆動される緑の画素をそれぞれ示し
ている。同様にして、画素BR は右目用画像信号に対応
して駆動される青の画素を、画素RL は左目用画像信号
に対応して駆動される赤の画素を、画素GR は右目用画
像信号に対応して駆動される緑の画素を、そして、画素
BL は左目用画像信号に対応して駆動される青の画素を
それぞれ示している。
ける、右目用画像および左目用画像を表示する各画素の
配置を示している。このように、液晶表示素子51で
は、赤、緑、青の各色信号に対応して駆動される画素が
この順で隣接している。
ンズ82のピッチは、上記式に基づいて設定されてい
るが、結果的には、液晶表示素子51の画素ピッチの2
倍、またはそれよりも若干小さく設定されている。これ
により、図21に示すように、液晶表示素子51におけ
る右目用画像および左目用画像を表示する全ての画素を
観察できる位置(観察領域)が、パララックスバリア7
1の前面に生じるようになる。なお、図示はしないが、
レンチキュラーレンズ81を用いた場合でも同様であ
る。
前面に形成される観察領域を立体的に示している。観察
領域F1、F2はそれぞれ、パララックスバリア71ま
たはレンチキュラーレンズ81によって分離された右目
用画像、左目用画像を観察できる領域である。したがっ
て、観察者は観察領域F1に右目を、観察領域F2に左
目を入れることにより、観察した右目用画像および左目
用画像をもとに立体画像を認識することができる。この
とき、右目用画像および左目用画像には、上述したよう
にこれらを両目で見たときに立体画像として認識される
ような視差があらかじめつけられている。
F2の外側にも観察領域F3、F4が形成されることに
なる。これは、開口部72またはシリンドリカルレンズ
82に対応する液晶表示素子51の画素ではなく、その
隣の画素から出射される光によって引き起こされるもの
である。この原理により、図示はしないが、観察領域F
3、F4の外側にもさらに他の観察領域が形成されるこ
とになる。
外側にある観察領域F3では、本来、左目で観察すべき
画像を観察することができる。また、左目用画像の観察
領域F2の外側にある観察領域F4では、本来、右目で
観察すべき画像を観察することができる。
左目を観察領域F1に入れて画像を観察する、つまり、
左目で観察すべき画像を右目で、右目で観察すべき画像
を左目で観察すると、手前と奥とが逆になった画像を観
察することになるので、画像が手前へ飛び出すような立
体感を得ることはできなくなる。したがって、右目用画
像の観察領域には右目を、左目用画像の観察領域には左
目を入れて各々の画像を観察する必要がある。
立体画像を表示させるためには、視差像の数nを増加さ
せ、表示素子側の解像度を上げることが必要になる。し
かし、例えば表示素子の画素の総数を変えないで視差像
の数nを増加させると、n眼式の場合、観察者が認識す
る立体画像の解像度は1/nとなるため、立体画像は粗
くなり、視認性は低下する。したがって、立体画像の視
認性を低下させることなく、きめ細かい立体画像を表示
させるためには、表示素子の画素のサイズを小さくし
て、視差像の数nを増加させることが必要となる。
およびカラーフィルタ55(図15参照)には元々、高
い寸法精度および加工精度が要求されている。したがっ
て、高解像度化を図る目的で表示素子の画素のサイズを
小さく形成する場合、これらTFTおよびカラーフィル
タ55にさらに高い寸法精度および加工精度が要求され
るので、結果的に、液晶表示素子51の製造自体が困難
になると共に、液晶表示素子51の歩留り、ひいては、
立体画像表示装置50の歩留りが低下するという問題が
生ずる。
なされたもので、その目的は、立体画像の視差像の数を
増加させ、緻密な立体画像を得る際に、表示素子の歩留
り、ひいては、立体画像表示装置の歩留りを向上させる
ことのできる立体画像表示装置を提供することにある。
体画像表示装置は、上記の課題を解決するために、画像
を表示する表示素子と、上記画像に対応した光が透過可
能な複数の光透過部を有し、個々の光透過部を透過した
光が観察者の右目または左目に到達するように、上記光
の光路を制御する光路制御部材とが設けられた立体画像
表示装置であって、上記表示素子は白黒表示を行う素子
であり、かつ、上記光路制御部材の個々の光透過部に
は、上記表示素子から出射される光を選択的に透過させ
るカラーフィルタが設けられていることを特徴としてい
る。
れる光は、光路制御部材によって観察者の右目または左
目に到達するように光路制御される。このとき、上記光
路制御部材の個々の光透過部にはカラーフィルタが設け
られており、所定の色に対応する情報を含んだ光のみが
上記カラーフィルタを透過する。これにより、観察者は
カラーの立体画像を観察できるようになる。
素子で構成される場合、液晶表示素子の歩留りは、アク
ティブ素子が形成される側の基板(以下、第1の基板と
称する)の歩留りと、カラーフィルタが形成される側の
基板(以下、第2の基板と称する)の歩留りとを掛け合
わせた値となる。
黒表示を行う素子であるので、表示素子の内部にカラー
フィルタを設けなくても済む。これにより、カラーフィ
ルタを設ける工程が削減されるので、第2の基板を容易
に製造することができる。したがって、第2の基板の歩
留りを向上させることができ、総合的に表示素子自体の
歩留り、ひいては、立体画像表示装置の歩留りを向上さ
せることができる。
設けなくても済むので、第2の基板の構成が簡素化され
る。これにより、表示素子1個あたりの価格を低減する
ことができると共に、この表示素子と光路制御部材とか
らなる立体画像表示装置の価格をも低減することができ
る。
は、上記の課題を解決するために、請求項1の構成にお
いて、上記個々の光透過部に設けられるカラーフィルタ
は、赤、緑、青の三原色のうちいずれか単色であること
を特徴としている。
色のカラーフィルタを形成するので、カラーフィルタの
形成精度がラフで済む。つまり、1個の光透過部に複数
色のカラーフィルタを形成する場合には各々のカラーフ
ィルタを高精度で形成する必要があるが、上記構成の場
合、光透過部さえ高精度で形成すれば、上記光透過部の
大きさに合わせて単色のカラーフィルタを容易に形成す
ることができる。したがって、立体画像表示装置の歩留
りをさらに向上させることができる。
表示素子内部のカラーフィルタほどの耐熱性を有してい
なくてもよく、それゆえ、カラーフィルタを高性能の材
料で構成する必要がない。したがって、カラーフィルタ
に要するコストを低減して、立体画像表示装置のコスト
をさらに低減することができる。
は、上記の課題を解決するために、請求項2の構成にお
いて、上記表示素子における、所定の色のカラーフィル
タと対応する位置には、上記カラーフィルタと同じ色に
対応する画像信号で駆動される画素が複数個集まった画
素グループが形成されていることを特徴としている。
られるカラーフィルタは、複数個の画素からなる画素グ
ループに対応して設けられている。したがって、表示素
子の所定の画素グループの各画素から出射される光は、
対応する色のカラーフィルタを確実に透過する。
設けられる場合、カラーフィルタは通常1個の画素ごと
に形成される。しかし、上記構成の場合、カラーフィル
タは複数個の画素からなる画素グループに対応して設け
られているので、カラーフィルタを数倍大きく形成する
ことができる。
くしても、光路制御部材にカラーフィルタを容易に形成
することができる。その結果、立体画像の高解像度化を
容易に図ることができる。
は、上記の課題を解決するために、請求項3の構成にお
いて、上記画素グループは、右目用画像信号によって駆
動される右目用画像表示画素と、左目用画像信号によっ
て駆動される左目用画像表示画素との対からなっている
ことを特徴としている。
用画像表示画素と左目用画像表示画素との対からなって
おり、いわゆる2眼式の立体画像表示装置が構成され
る。そして、上記の右目用画像表示画素、左目用画像表
示画素は、それぞれ右目用画像信号、左目用画像信号に
よって駆動される。
成した場合、視差像の数が2つなので、観察者が認識す
る立体画像の解像度を1/2とすることができる。なぜ
ならば、n眼式の立体画像表示装置の場合、上記解像度
は1/nとなるからである。
は、上記の課題を解決するために、請求項1、2、3ま
たは4の構成に加えて、観察者の位置を検出する位置検
出手段と、上記位置検出手段によって検出された観察者
の位置情報に基づき、観察者の移動に追従するように上
記光路制御部材を移動させる移動手段とが設けられてい
ることを特徴としている。
検出手段によって検出される。そして、光路制御部材
は、上記位置検出手段によって検出された観察者の位置
情報に基づいて移動手段によって移動される。つまり、
観察者が移動した場合には、その移動に追従して光路制
御部材が移動される。したがって、光路制御部材を固定
する方式に比べて観察領域を大幅に広げることができ
る。
ないし図7に基づいて説明すれば以下の通りである。
1に示すように、液晶表示素子1の前面に、複数の開口
部23が規則正しく配列してなるパララックスバリア2
1を配置して構成されている。
眼式のものであるが、以下では、説明の理解がしやすい
ように、2眼式の立体画像表示装置を例に挙げて説明す
る。
であり、その表示モードは本実施形態ではTFT駆動の
TN(Twisted Nematic )モードとなっている。なお、
表示モードは例えば単純マトリクス駆動のSTN(Supe
r Twisted Nematic )モード等であってもよい。また、
アクティブ素子は、上記のTFT以外にもMIM(Meta
l Insulator Metal )であってもよい。以下に、まず、
液晶表示素子1の構成について詳細に説明する。
に、ともにガラス等からなるTFT基板2と対向基板3
との間に液晶6を充填した構造となっている。TFT基
板2には、アクティブ素子としての図示しないTFTと
画素電極4とがマトリクス状に配置されている。一方、
対向基板3には、例えばITOからなる透明電極5とT
FTを遮光すると共に各画素の分離を行うブラックマト
リクス(図示せず)が配置されている。TFT基板2お
よび対向基板3の液晶6側表面には、互いに配向方向が
例えば直交するように配向膜7・8がそれぞれ設けられ
ている。また、TFT基板2および対向基板3の外面側
(液晶6と反対側)には直線偏光板9・10(図1参
照)がそれぞれ設けられている。さらに、直線偏光板9
の外面側には、図示しないバックライトが設けられてい
る。
は、対向基板3にカラーフィルタが設けられていないだ
けで、TFT基板2側は何ら通常と変わりはない。そし
て、各色に対応した駆動信号が所定の画素に供給される
ことにより、液晶表示素子1が駆動される。
5をパターン化して示しているが、このようなパターン
化は必ずしも必要ではなく、各画素にまたがるような一
様な電極としてもよい。
マトリクスをTFT基板2側に形成してもよい。つま
り、例えばブラックレジスト(黒色レジスト)からなる
ブラックマトリクスをTFT上に直接塗布し、フォトリ
ソグラフィ技術によってTFTの上部のみを覆うように
パターニングしてもよい。この場合、対向基板3にはも
はや、透明電極5のみが形成されることになる。したが
って、対向基板3の構成が一段と簡素化されると共に、
対向基板3の製造工程が一段と簡略化される。また、対
向基板3におけるブラックマトリクス形成時の位置決め
も必要なくなるので、対向基板3とTFT基板2との貼
り合わせ工程もさらに簡略化される。
合わせ工程では、TFT基板2および対向基板3のそれ
ぞれをパネル1枚の大きさに分断してから貼り合わせる
のではなく、上記両基板をあらかじめパネル数枚分(大
判)の大きさに形成しておき、上記両基板を貼り合わせ
た後パネル1枚の大きさに分断する。その後、上記両基
板間に液晶6を注入する。
右目用画像信号によって駆動される右目用画像表示画素
と、左目用画像信号によって駆動される左目用画像表示
画素との対からなる画素グループ11R、11G、11
Bが形成されている。
応する画像信号にて駆動される画素RR と画素RL とか
ら構成され、画素グループ11Gは、緑に対応する画像
信号にて駆動される画素GR と画素GL とから構成さ
れ、画素グループ11Bは、青に対応する画像信号にて
駆動される画素BR と画素BL とから構成されている。
なお、添字として付した英小文字“R ”は、右目用画像
信号に対応して駆動される画素を示す一方、英小文字“
L ”は、左目用画像信号に対応して駆動される画素を示
す。
面的に示したものである。このように、本実施形態で
は、赤、緑、青の各色ごとに、右目用画像を表示する画
素と左目用画像を表示する画素とが対になって画素グル
ープ11R、11G、11Bが形成されている。そし
て、画素グループ11R、11G、11Bに属する各画
素は、赤、緑、青の三原色のいずれかの色情報を有する
右目用画像信号または左目用画像信号により駆動される
ようになっている。
G、11Bを右目用画像表示画素と左目用画像表示画素
との対で構成して2眼式の立体画像表示装置を構成した
場合、視差像の数が2つなので、観察者が認識する立体
画像の解像度が1/2となり、観察者にとっては高精細
の画像を観察することができる(ちなみに、n眼式の立
体画像表示装置では、観察者が認識する立体画像の解像
度は1/nとなる)。
G、11Bは、3個以上の画素で構成されていても構わ
ない。ちなみに、立体画像表示装置30がn眼式で構成
される場合、図1および図8に示すように、液晶表示素
子1には、n個の画素からなる画素グループ11R、1
1G、11Bが形成される。このとき、画素グループ1
1R、11G、11Bは、同様に、赤、緑、青に対応す
る色信号で駆動される画素が集まって構成される。した
がって、この場合、画素グループ11R、11G、11
Bにおける画素配列は、それぞれ次のようになる。
明する。パララックスバリア21(光路制御部材)は、
図3および図5に示すように、液晶表示素子1に表示さ
れる画像に対応した光が観察者の右目または左目に到達
するように、上記光の光路を制御するものであり、ガラ
ス等からなる基板22上に、上記光の透過部となる複数
の開口部23と遮光部24とが規則正しく交互に配列さ
れてなっている。そして、液晶表示素子1における画素
グループ11R、11G、11Bから出射される光がそ
れぞれ対応する開口部23を透過できるように、液晶表
示素子1の前面に配置されている。なお、開口部23の
ピッチpは、上述の式を満たすように設定されてい
る。
の三原色のうちいずれか単色のカラーフィルタが設けら
れている。詳しくは、画素グループ11R、11G、1
1Bに対応する個々の開口部23に、それぞれ赤色のカ
ラーフィルタ25R、緑色のカラーフィルタ25G、青
色のカラーフィルタ25Bのいずれかが設けられてい
る。したがって、画素グループ11R、11G、11B
から出射される光は、対応する色のカラーフィルタ25
R、25G、25Bを透過することにより、それぞれ
赤、緑、青色の光として認識されることになる。このよ
うに、カラーフィルタ25R、25G、25Bは、画素
グループ11R、11G、11Bから出射される光のう
ち、所定の色に対応する光のみを選択的に透過させる光
選択透過機能を有している。
場合、基板22上に遮光部24またはカラーフィルタ2
5R、25G、25Bのどちらから形成してもよい。と
にかく、カラーフィルタ25R、25G、25Bが遮光
部24の間隙(すなわち開口部23)に正確に形成され
ていることが必要である。
プが1個のカラーフィルタに対応しているので、視差像
の数nを増やせば増やすほど、カラーフィルタの形成ピ
ッチをTFTの形成ピッチよりも大きくすることができ
る。
合、n個の画素を有する1個の画素グループが1個のカ
ラーフィルタに対応する。通常、一般的な液晶表示素子
は、1画素あたり約100μmの幅を持っている。した
がって、上記液晶表示素子を用いて例えば2眼式の立体
画像表示装置を構成した場合、カラーフィルタの形成ピ
ッチは2画素に1個の割合でよいので200μmとな
る。また、現在の液晶表示素子の最小画素の幅は20μ
mくらいであるので、この液晶表示素子を例えば4眼式
の立体画像表示装置に適用した場合には、カラーフィル
タの形成ピッチは80μmでよい。したがって、視差像
の数nを増やせば増やすほど、カラーフィルタの形成が
容易となる。その結果、液晶表示素子の歩留りを向上さ
せることができる。
について以下に説明する。
用いて立体表示を行う場合、まず、右目用画像と左目用
画像とを作成しなければならない。このとき、一方の画
像は、他方の画像にちょうど両目間隔分だけ視差のつい
た画像となっていなければならない。
ィックと呼ばれる画像を生成する場合、通常、3次元座
標で記述されている物体を与えられた視点から見たとき
にどう見えるのかをコンピュータ内部で計算し、その結
果を2次元の画像データとして出力し、表示する。この
ような3次元コンピュータグラフィック画像を、本発明
の立体画像表示装置を用いて表示する場合には、例えば
図7(a)に示すような右目用画像を作成した後、視点
位置を左目の位置に変更して図7(b)に示すような左
目用画像を得ることができる。
カメラを両眼に相当する視点となる位置に左右に並べて
設置し、物体を撮影することで、2枚の視差像を得るこ
とができる。そして、撮影した画像をデジタル化し、図
7(a)および(b)に示すようにディスプレイに表示
できる状態にしておけばよい。
R1 、G2 、B3 、R4 、G5 、・・・、Rn-2 、G
n-1 、Bn のデータで構成されており、同図(b)で示
す左目用画像も同様に、R1 、G2 、B3 、R4 、
G5 、・・・、Rn-2 、Gn-1 、Bn のデータで構成さ
れている。上記のR、G、Bは赤、緑、青の各色信号に
対応する画像データを示し、添え数字は水平方向のドッ
ト番号を示す。
毎に縦方向に分割されているのは、本実施形態における
パララックスバリア21は、画像の縦方向に開口部23
が形成されているためである。
像を左右交互に並べ直し、同図(c)に示す1枚の立体
表示用画像を作成する。
は、(R)R1 、(L)R1 、(R)G2 、(L)
G2 、(R)B3 、(L)B3 、(R)R7 、(L)R
7 、(R)G8 、(L)G8 、(R)B9 、(L)
B9 、・・・、(R)Rn 、(L)Rn となっている。
なお、(R)は右目用画像データを示し、(L)は左目
用画像データを示している。このように、同色の画像デ
ータが右目用と左目用とで対になって1枚の立体表示用
画像が形成されている。
G5 、(L)G5 、(R)B6 、(L)B6 等は採用さ
れていない。これは、右目用画像と左目用画像とから1
枚の立体表示用画像を作成する際に、各画像の解像度を
半分に落とさないといけないからである。同図(a)お
よび(b)に示す画像データからどの画像データを採用
するかについては、画像に応じて適宜選択すればよい。
画像を合成した後の従来のデータ構成を同図(d)に示
す。上記データ構成は、(R)R1 、(L)G2 、
(R)B3 、(L)R3 、(L)G5 、(L)B6 、・
・・、(L)Rn-2 、(R)Gn-1 、(L)Bn となっ
ている。すなわち、従来では、異なる色の画像データが
右目用と左目用とで対になって1枚の立体表示用画像が
形成されている。
ラックスバリア21で構成される立体画像表示装置30
の動作について、図3に基づいて説明する。
れた光は、液晶表示素子1の直線偏光板9を透過し、直
線偏光となって各画素に入射する。ここで、液晶表示素
子1にはカラーフィルタが設けられていないので、所定
の画像信号により駆動される液晶表示素子1の各画素か
ら、それぞれに割り当てられた色信号によって強度変調
を受けた白色光が出射される。
光は、上記画素RR に対応した位置にある赤のカラーフ
ィルタ25Rを透過することにより、赤色の光に変換さ
れて観察者の右目に到達する。一方、画素RL から出射
される光は、同じく赤のカラーフィルタ25Rを透過す
ることにより、赤色の光に変換されて観察者の左目に到
達する。同様に、画素GR 、GL から出射される光は、
各々の画素に対応した位置にあるカラーフィルタ25G
を、また、画素BR 、BL から出射される光は、各々の
画素に対応した位置にあるカラーフィルタ25Bを透過
することにより、所定の色に変換されて観察者の右目ま
たは左目に到達する。これにより、カラーの立体画像が
観察者によって認識されることになる。
黒表示を行う素子であるので、対向基板3には、R、
G、Bの各フィルタからなるカラーフィルタを設ける必
要はない。これにより、カラーフィルタを保護するため
の保護膜を形成する必要もない。したがって、対向基板
3側の構成を簡素化することができるので、対向基板3
を容易に製造することができると共に、液晶表示素子1
のコストダウンを図ることができる。
カラーフィルタを形成しないので、カラーフィルタを設
ける場合に比べて対向基板3側の歩留りが確実に向上す
る。したがって、液晶表示素子1の歩留りはTFT基板
2側の歩留りと対向基板3側の歩留りとの積で表される
ので、総合的には液晶表示素子1自体の歩留り、ひいて
は、立体画像表示装置30の歩留りを向上させることが
できる。また、対向基板3にはカラーフィルタを形成し
ないので、画素サイズの小さい液晶表示素子1を製造す
る場合に、TFT基板2と対向基板3との貼り合わせ精
度を緩和することができる。
が要求されるのは、開口部23のピッチと開口幅である
ので、カラーフィルタ25R、25G、25Bを高い寸
法精度で形成しなくても済む。つまり、カラーフィルタ
25R、25G、25Bは、フォトリソグラフィ技術に
よって高精度で形成された開口部23を埋めるように形
成されるので、開口部23の形成時ほどの寸法精度が要
求されない。
3の幅、すなわち、カラーフィルタ25R、25G、2
5Bの各幅は、1からnまでの各視差像を表示する画素
のトータル幅(1つの画素グループ11の幅)に対応す
るので、本来、液晶表示素子の内部に1個の画素ごとに
設けられるカラーフィルタよりも、その幅を数倍にも大
きく形成できる。
立体画像表示装置を説明してきたが、上記構成によれ
ば、視差像の数nを増やして高解像度化を図るために、
液晶表示素子1の画素を小さく形成しても、パララック
スバリア21にカラーフィルタ25R、25G、25B
を容易に形成することができる。その結果、立体画像表
示装置30の歩留りを低下させることなく、画素サイズ
を小さくして立体画像の高解像度化を容易に図ることが
できる。
側にカラーフィルタが形成され、さらにその上には、カ
ラーフィルタの段差を緩和するカラーフィルタ保護膜
(レベリング膜)と、液晶の配向を制御する配向膜とが
形成される。この配向膜にはポリイミドが使用されるた
め、これらの焼成、形成時には、カラーフィルタに18
0〜240℃の温度がかかる。したがって、液晶表示素
子内部のカラーフィルタには、通常、この温度に耐える
だけの性能が要求される。
このようなカラーフィルタを設けなくても済むので、カ
ラーフィルタにこのような耐熱性を要求する必要がな
い。したがって、液晶表示素子1外部に形成されるカラ
ーフィルタ25R、25G、25Bに高性能の材料を使
用する必要がなく、カラーフィルタ25R、25G、2
5Bに要するコストを低減することができると共に、カ
ラーフィルタ25R、25G、25Bが適用される立体
画像表示装置30のコストも低減することができる。
図1および図6に示すような構成であってもよい。すな
わち、上述の式を満たすピッチpで光透過部となる開
口部23が形成されるように、基板22上のカラーフィ
ルタ25R、25G、25Bの少なくとも端部を遮光部
24で覆う構成であってもよい。
には、開口部23が上記ピッチpで高精度で形成される
必要があるので、遮光部24は通常フォトリソグラフィ
技術によって高精度で形成される。
であり、液晶表示素子1の画素ピッチPが100μm、
液晶表示素子1とパララックスバリア21との距離dが
2mm、観察者と立体画像表示装置30との距離Lが8
0cmであるとすると、式より、パララックスバリア
21のピッチp(開口部23のピッチ)は、199.5
μmとなる。この精度は、フォトリソグラフィ技術を用
いないと実現できないレベルである。一方、遮光部24
の開口幅は40〜80μm程度であるから、119.5
〜159.5μm幅の遮光部24の下にカラーフィルタ
25R、25G、25Bの大部分が隠れることになる。
ルタ25R、25G、25Bの形成精度がラフで済み、
カラーフィルタ25R、25G、25Bの形成幅にある
程度の自由度を持たせることができる。その結果、カラ
ーフィルタ25R、25G、25Bを比較的容易に形成
することができる。
バリアにカラーフィルタを設ける構成については、例え
ば特開平8−146346号公報にも開示されており、
一見本発明と構成が類似しているかのように思われる。
しかし、この従来技術は、本発明とは異なる以下の構成
を備えたものであり、本発明とは根本的に異なるもので
ある。
に、赤、緑、青の3色のカラーフィルタが配置されてい
る。
並んだカラーフィルタが形成されている。
えば赤に対応した画素から出射される光を、パララック
スバリア側の赤のフィルタを通してしか観察できないよ
うにするものである。つまり、表示素子側のカラーフィ
ルタを通して出射される光は、パララックスバリアに配
置された同色のカラーフィルタを通してしか観察できな
いようになっている。これにより、観察している画素の
隣の画素からくる光はカラーフィルタにて吸収されるの
で、視差像が混ざり合うことがない。
口部にカラーフィルタを3色配置するため、本発明の特
徴でもあるカラーフィルタの形成精度を緩和することは
できない。また、上記(B)の構成では、表示素子から
出射される光は2回カラーフィルタを透過することにな
るので、画面の明るさが本発明と比べて暗くなり、視認
性が低下する。
決しようとする課題を解決できるものではなく、本発明
の主旨とは根本的に異なるものである。また、本発明に
よれば、表示素子から出射される光はカラーフィルタを
1回透過するだけであるので、上記従来技術に比べて表
示画像の高輝度化を図ることができる。
について、図8ないし図12に基づいて説明すれば以下
の通りである。本実施形態では、パララックスバリア2
1(図1参照)の代わりにレンチキュラーレンズ41を
用いて立体画像表示装置30を構成した例について説明
する。なお、実施の形態1で用いた部材と同一の機能を
有する部材には同一の部材番号を付記し、その説明を省
略する。
ラーレンズ41は、個々のシリンドリカルレンズ42が
赤色のカラーフィルタ44R、緑色のカラーフィルタ4
4G、青色のカラーフィルタ44Bのいずれかを介して
ガラス等からなる基板43上に並設されてなっている。
上記のシリンドリカルレンズ42は、液晶表示素子1の
画素から出射される光の透過部となるものである。そし
て、レンチキュラーレンズ41は、液晶表示素子1にお
ける画素グループ11R、11G、11Bから出射され
る光がそれぞれ対応するカラーフィルタ44R、44
G、44Bを透過できるように、液晶表示素子1の前面
に配置されている。
pは、上述の式を満たすように設定されていると共
に、液晶表示素子1における1からnまでの各視差像を
表示する画素のトータル幅(1つの画素グループの幅)
に対応している。したがって、シリンドリカルレンズ4
2に対応して設けられる各カラーフィルタ44R、44
G、44Bの幅を、本来液晶表示素子の内部に1個の画
素ごとに設けられるカラーフィルタの幅よりも数倍に大
きく形成できる。
る方法としては、射出成形による方法、光硬化性樹脂を
型に流し、プレスしながら硬化させる方法等がある。
R、11G、11Bから出射される光は、対応するカラ
ーフィルタ44R、44G、44Bを透過し、それぞれ
赤、緑、青色の光として認識されることになる。したが
って、レンチキュラーレンズ41もパララックスバリア
21と同様の光選択透過機能を有することになるので、
その結果、パララックスバリア21を用いた場合と同様
の作用、効果を奏することになる。
ば図10に示すように構成してもよい。すなわち、基板
43上のカラーフィルタ44R、44G、44Bの境界
部分に遮光部45を形成しておいてもよい。
比べ光の透過量は減るが、シリンドリカルレンズ42と
カラーフィルタ44R、44G、44Bとの位置合わせ
の精度が遮光部45の幅の分だけラフとなり、レンチキ
ュラーレンズ41を容易に形成することができる。
4Bの形成位置は、基板43とシリンドリカルレンズ4
2との間でなくても構わない。例えば図11に示すよう
に、基板43上に直接形成されたシリンドリカルレンズ
42の表面に、カラーフィルタ44R、44G、44B
を形成するようにしても構わない。この場合でも、本実
施形態と同様の効果を得ることができる。
じめ赤、緑、青色に着色されたシリンドリカルレンズ4
2R、42G、42Bを直接基板43上に並設してレン
チキュラーレンズ41を構成しても構わない。この場
合、熱可塑性の感光性樹脂に顔料を含ませ、フォトリソ
グラフィ技術によってそれをパターニングした後、熱だ
れさせることにより、容易にシリンドリカルレンズ42
を製造することができる。また、この場合、カラーフィ
ルタとシリンドリカルレンズとの位置決めを行う必要が
なくなる。
について、図13に基づいて説明すれば以下の通りであ
る。なお、実施の形態1、2で用いた部材と同一の機能
を有する部材には同一の部材番号を付記し、その説明を
省略する。
幅は、人間の両目間隔(約65mm)を考慮して、通常
65mmになるように設定されているので、観察者は最
大65mmしか頭を動かすことはできない。したがっ
て、パララックスバリア方式およびレンチキュラーレン
ズ方式は、そもそも観察者がシャッタ眼鏡あるいは偏光
眼鏡等の特殊な眼鏡をかけなくても立体画像を観察でき
るという利点があるが、上述のように観察者の観察範囲
がある程度限定されてしまうという欠点もある。この観
察範囲の制限は、パララックスバリア21またはレンチ
キュラーレンズ41が、液晶表示素子1に対して固定さ
れていることに起因する。
うに、実施の形態1、2で説明した立体画像表示装置3
0において、観察者Aの位置を検出する位置検出センサ
47(位置検出手段)と、モータ48(移動手段)とが
設けられている。モータ48は、位置検出センサ47に
て検出された観察者Aの位置情報に基づき、観察者Aの
移動に追従して当該移動方向と同方向にパララックスバ
リア21またはレンチキュラーレンズ41を移動させる
ものである。
CCD(Charge Coupled Device )や、赤外線LED
(Light Emitting Diode)と位置検出素子(PSD;Po
sitionSensitive Device )とを用いたもので構成され
る。
の動きに追従してパララックスバリア21またはレンチ
キュラーレンズ41が移動するので、観察領域F1、F
2自体も観察者Aの移動に追従して移動することにな
る。したがって、観察者Aが移動しても視点が観察領域
F1、F2から外れることがない。その結果、観察者A
は頭を固定させておかなくても立体画像を常に観察する
ことができる。結果的には、上記のような追従方式で
は、パララックスバリア21またはレンチキュラーレン
ズ41を液晶表示素子1に対して固定する方式の数倍か
ら十倍程度まで観察領域を広げることができる。
領域がn個存在するため、観察者Aが移動しても、観察
者Aの視点はほぼ確実にn個の観察領域のうちいずれか
2つに入る。これに対して、2眼式の立体画像表示装置
では観察領域が2つしかないため、観察者Aが少しでも
移動すると視点が上記領域から外れやすい。したがっ
て、このような追従方式は、特に2眼式の立体画像表示
装置においてより効果を発揮する。
平2−44995号公報にも開示されている。しかし、
このような従来技術では、上記したような追従機構を設
ける分だけ立体画像表示装置の価格が上昇する問題があ
った。しかし、本発明では、表示素子自体の価格を押さ
えることができるので、追従機構を設けた装置の価格上
昇を、上記表示素子の価格を低下させることにより幾分
回避することができ、総合的に装置のコストダウンを図
ることができる。
は、以上のように、画像を表示する表示素子と、上記画
像に対応した光が透過可能な複数の光透過部を有し、個
々の光透過部を透過した光が観察者の右目または左目に
到達するように、上記光の光路を制御する光路制御部材
とが設けられた立体画像表示装置であって、上記表示素
子は白黒表示を行う素子であり、かつ、上記光路制御部
材の個々の光透過部には、上記表示素子から出射される
光を選択的に透過させるカラーフィルタが設けられてい
る構成である。
素子であるので、表示素子の内部にカラーフィルタを設
けなくても済む。これにより、カラーフィルタを設ける
工程が削減されるので、第2の基板を容易に製造するこ
とができる。したがって、第2の基板の歩留りを向上さ
せることができ、総合的に表示素子自体の歩留り、ひい
ては、立体画像表示装置の歩留りを向上させることがで
きるという効果を奏する。
設けなくても済むので、第2の基板の構成が簡素化され
る。これにより、表示素子1個あたりの価格を低減する
ことができると共に、この表示素子と光路制御部材とか
らなる立体画像表示装置の価格をも低減することができ
るという効果を併せて奏する。
は、以上のように、請求項1の構成において、上記個々
の光透過部に設けられるカラーフィルタは、赤、緑、青
の三原色のうちいずれか単色である構成である。
えて、光透過部さえ高精度で形成すれば、光透過部の大
きさに合わせて単色のカラーフィルタを容易に形成する
ことができる。したがって、立体画像表示装置の歩留り
をさらに向上させることができるという効果を奏する。
表示素子内部のカラーフィルタほどの耐熱性を有してい
なくてもよく、それゆえ、カラーフィルタを高性能の材
料で構成する必要がない。したがって、カラーフィルタ
に要するコストを低減して、立体画像表示装置のコスト
をさらに低減することができるという効果を併せて奏す
る。
は、以上のように、請求項2の構成において、上記表示
素子における、所定の色のカラーフィルタと対応する位
置には、上記カラーフィルタと同じ色に対応する画像信
号で駆動される画素が複数個集まった画素グループが形
成されている構成である。
えて、カラーフィルタは複数個の画素からなる画素グル
ープに対応して設けられているので、カラーフィルタを
数倍大きく形成することができる。したがって、表示素
子の画素サイズを小さくしても、光路制御部材にカラー
フィルタを容易に形成することができる。その結果、立
体画像の高解像度化を容易に図ることができるという効
果を奏する。
は、以上のように、請求項3の構成において、上記画素
グループは、右目用画像信号によって駆動される右目用
画像表示画素と、左目用画像信号によって駆動される左
目用画像表示画素との対からなっている構成である。
えて、2眼式の立体画像表示装置を構成した場合、視差
像の数が2つなので、観察者が認識する立体画像の解像
度が1/2をとすることができるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項1、2、3または4の構成に
加えて、観察者の位置を検出する位置検出手段と、上記
位置検出手段によって検出された観察者の位置情報に基
づき、観察者の移動に追従するように上記光路制御部材
を移動させる移動手段とが設けられている構成である。
成による効果に加えて、観察者の移動に追従して光路制
御部材が移動されるので、光路制御部材を固定する方式
に比べて観察領域を大幅に広げることができるという効
果を奏する。
て、液晶表示素子の前面にパララックスバリアを配置し
た立体画像表示装置の一構成例を示す断面図である。
ある。
置した2眼式の立体画像表示装置の構成を示す断面図で
ある。
る。
ある。
である。
り、(b)は、左目用画像データを示す説明図であり、
(c)は、上記右目用画像データと上記左目用画像デー
タとを合成して得られる本発明における立体画像データ
を示す説明図であり、(d)は、上記右目用画像データ
と上記左目用画像データとを合成して得られる従来の立
体画像データを示す説明図である。
て、液晶表示素子の前面にレンチキュラーレンズを配置
した立体画像表示装置の一構成例を示す断面図である。
である。
面図である。
示す断面図である。
を配置した2眼式の立体画像表示装置の構成を示す断面
図である。
例を示す斜視図である。
配置した、従来のn眼式の立体画像表示装置の構成を示
す断面図である。
である。
像の観察領域を示す平面図である。
を配置した、従来のn眼式の立体画像表示装置の構成を
示す断面図である。
配置した、従来の2眼式の立体画像表示装置の構成を示
す断面図である。
を配置した、従来の2眼式の立体画像表示装置の構成を
示す断面図である。
ある。
画像が入射する様子を示す断面図である。
像の観察領域を立体的に示す斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】画像を表示する表示素子と、 上記画像に対応した光が透過可能な複数の光透過部を有
し、個々の光透過部を透過した光が観察者の右目または
左目に到達するように、上記光の光路を制御する光路制
御部材とが設けられた立体画像表示装置であって、 上記表示素子は白黒表示を行う素子であり、かつ、上記
光路制御部材の個々の光透過部には、上記表示素子から
出射される光を選択的に透過させるカラーフィルタが設
けられていることを特徴とする立体画像表示装置。 - 【請求項2】上記個々の光透過部に設けられるカラーフ
ィルタは、赤、緑、青の三原色のうちいずれか単色であ
ることを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示装
置。 - 【請求項3】上記表示素子における、所定の色のカラー
フィルタと対応する位置には、上記カラーフィルタと同
じ色に対応する画像信号で駆動される画素が複数個集ま
った画素グループが形成されていることを特徴とする請
求項2に記載の立体画像表示装置。 - 【請求項4】上記画素グループは、右目用画像信号によ
って駆動される右目用画像表示画素と、左目用画像信号
によって駆動される左目用画像表示画素との対からなっ
ていることを特徴とする請求項3に記載の立体画像表示
装置。 - 【請求項5】観察者の位置を検出する位置検出手段と、 上記位置検出手段によって検出された観察者の位置情報
に基づき、観察者の移動に追従するように上記光路制御
部材を移動させる移動手段とが設けられていることを特
徴とする請求項1、2、3または4に記載の立体画像表
示装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
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