JP3387771B2 - カセットテーププレーヤの前面パネル開閉機構 - Google Patents

カセットテーププレーヤの前面パネル開閉機構

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JP3387771B2 JP04596297A JP4596297A JP3387771B2 JP 3387771 B2 JP3387771 B2 JP 3387771B2 JP 04596297 A JP04596297 A JP 04596297A JP 4596297 A JP4596297 A JP 4596297A JP 3387771 B2 JP3387771 B2 JP 3387771B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カセットテーププ
レーヤの前面に開閉可能に取り付けられている前面パネ
ルを自動開扉させるための前面パネル開閉機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カセットテーププレーヤにおいては、本
体装置の前面に取り付けられて例えばLCD表示部など
が組み込まれている前面パネルを開閉可能とし、カセッ
トテープを装填したり取り出したりするときには前面パ
ネルを開いてテープ挿入口を露出させ、それ以外のとき
には前面パネルを閉じることでテープ挿入口が蓋閉でき
るようにしたものが知られている。このように前面パネ
ルにより本体装置の前面を開閉する構成とすることによ
り、テープ挿入口が常時露出するものと比べ、LCD表
示部や各種操作キーの配置スペースを広くとることがで
きるという効果がある。このような可動式の前面パネル
は、従来、駆動源として専用のモータやソレノイドを用
い、その駆動力を歯車群等を介して前面パネルに伝達す
ることによって、開閉動作が機械的に行われるようにな
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術のように、可動式の前面パネルの開閉機構と
して専用の駆動モータやソレノイドあるいは歯車群等を
採用すると、部品単価および部品点数が増大して構造も
複雑になってしまい、コストアップを余儀なくされると
いう不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ローディング
動作時やイジェクト動作時にカセットテープを搬送する
手段として組み込まれているカセットテーププレーヤの
カセット搬送機構の動きを利用して、閉状態で係止され
ている前面パネルを係止解除するための駆動力を該カセ
ット搬送機構から得ることにより、高価な部品が不要で
構造も簡素化できるようにし、もって大幅なコストダウ
ンが図れるようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明によるカセットテーププレ
ーヤの前面パネル開閉機構では、本体装置の前面に開閉
可能に取り付けられた前面パネルと、前記本体装置内に
設置されるカセット搬送機構と、このカセット搬送機構
に設けられカセットテープのローディングおよびイジェ
クト動作時に移動する移動部材と、この移動部材に係合
可能な係合部および前記前面パネルが閉状態のときにこ
の前面パネルに係脱可能なロック部を有するロック機構
と、前記ロック部が前記前面パネルに係止する方向に前
記ロック機構を常時弾性付勢する付勢部材とを備え、前
記ローディングおよびイジェクト動作時に前記移動部材
が移動する際に、この移動部材に前記係合部が係合する
ことにより前記ロック機構が前記付勢部材の付勢力に抗
して前面パネルの係止解除方向へ移動するように構成し
た。
【0006】また、かかる構成において、前記ロック機
構は、その一端部側に前記係合部を有する回動レバー
と、前記ロック部を有するとともに前記付勢部材により
付勢され前記回動レバーの後端部側と係合可能なロック
レバーとを備え、前記移動部材と前記係合部との係合に
より前記回動レバーが回動し、この回動レバーの後端部
側との係合により前記ロックレバーが前面パネルとの係
止解除方向へ移動するように構成した。その際、前記移
動部材に係合ピンが一体的に設けられており、前記係合
部が前記係合ピンに摺接可能なカム形状とされているこ
とが好ましい。
【0007】より具体的な構成としては、カセットテー
プが装填されていて且つ前面パネルが閉状態でイジェク
ト釦が操作されたとき、前記カセット搬送機構にて移動
部材を前後一方向(イジェクト方向)へ移動させること
により前記回動レバーを回転させ、この回転動作に伴っ
て前記前面パネルに対する前記ロックレバーの係止状態
を解除するように構成しておけばよい。また、カセット
テープが装填されておらず且つ前面パネルが閉状態でイ
ジェクト釦が操作されたときは、前記カセット搬送機構
にて前記移動部材を一旦前後他方向(ローディング方
向)へ移動させることにより前記回動レバーを回転さ
せ、この回転動作に伴って前記前面パネルに対する前記
ロックレバーの係止状態を解除するとともに、この解除
動作後に前記カセット搬送機構にて前記移動部材を初期
位置まで戻すように構成しておけばよい。上記カセット
テープが装填されているか否かの判断は、本体装置内に
設けられる検知手段により行われる。
【0008】このように構成されている前面パネル開閉
機構は、カセットテーププレーヤに必要とされるカセッ
ト搬送機構を利用して、係合ピン等の移動部材を前方あ
るいは後方へ移動させることにより、回動レバーを付勢
部材の付勢力に抗して回転させ、その回転動作に伴って
閉状態の前面パネルに対するロックレバーの係止状態が
解除できるようになっているので、高価な部品を使用し
たり構造を複雑化することなく、閉状態の前面パネルを
自動開扉させることができる。
【0009】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1はローディング動作が完了した状態における前面パ
ネル開閉機構の説明図、図2はイジェクト動作の途中で
前面パネルが開く様子を示す前面パネル開閉機構の説明
図、図3はイジェクト動作が完了した待機状態における
前面パネル開閉機構の説明図、図4は前面パネルが組み
込まれているノーズの正面図、図5はイジェクト動作が
完了した待機状態におけるカセットテーププレーヤの平
面図、図6はローディング動作が完了した装填状態にお
けるカセットテーププレーヤの平面図である。なお、図
4(A)は前面パネルが閉状態のとき、同図(B)は前
面パネルが開状態のときをそれぞれ示している。
【0010】図1〜図3に示すカセットテーププレーヤ
は、その本体装置1の前面に前面パネル2が開閉可能に
取り付けられているとともに、この前面パネル2を開閉
するための前面パネル開閉機構を具備している。かかる
前面パネル開閉機構は、ローディング動作時やイジェク
ト動作時にカセットテープを搬送するカセット搬送機構
9(図5,6参照)のスライド板7に一体的に固着され
た係合ピン3と、この係合ピン3に後端側のカム部4a
を係合させて固定ピン8を中心に回動可能な回動レバー
4と、この回動レバー4の前端側に保持されて爪部5a
が前面パネル2に係脱可能なロックレバー5と、閉状態
の前面パネル2を係止可能な向きにロックレバー5を常
時弾性付勢している引っ張りばね6と、前面パネル2を
開方向へ常時弾性付勢している図示せぬパネル付勢手段
とによって主に構成されている。なお、回動レバー4と
ロックレバー5とによりロック機構が構成されている。
そして、前記カセット搬送機構9のモータにて係合ピン
3を移動させ、この係合ピン3を回動レバー4のカム部
4aに沿って摺動させることにより、この回動レバー4
を引っ張りばね6の付勢力に抗して回転させ、それに伴
いロックレバー5を同じ向きに回転させて、前面パネル
2の係止状態が解除できるようになっている。なお、図
4(A)に示すように、本実施例に係る前面パネル2に
はLCD表示部2aが組み込まれており、各種の操作キ
ー10a〜10cが配設されている車載用音響機器のノ
ーズ10の一部に、この前面パネル2は回動自在に嵌め
込まれている。また、特に図示しないが、回動レバー4
自体も付勢部材によって図示時計方向に常時付勢されて
いる。
【0011】ここで、カセットテーププレーヤの本体装
置1に組み込まれている前記カセット搬送機構9につい
て、図5,6を参照しつつ簡単に説明する。図5,6に
おいて、符号11は平板状のシャーシであり、このシャ
ーシ11の表面側には、テープ巻き取り動作の駆動力を
生起するメインモータ12と、カセット搬送動作の駆動
力を生起するサブモータ13とが取り付けられていると
ともに、カセット搬送機構9が載置されている。このカ
セット搬送機構9は、シャーシ11に固定された一対の
側板14,15と、一方の側板14の外側に配置された
前記スライド板7と、両側板14,15間に回動可能に
保持されたプレートベース16と、このプレートベース
16の先端に連結されたカセットホルダ17等を備えて
いる。スライド板7には側板14の突起に案内される長
孔7c(図1〜図3参照)が穿設されていて、この側板
14がスライド板7を前後進自在に保持しているととも
に、該スライド板7の下端に、ラック18aを有してば
ね19に引っ張られるブロック体18が設けられてい
る。また、スライド板7の上面には長孔7aとL字状ス
リット7bとが穿設されていて、この長孔7aを貫通す
るピン20が側板14の上面に立設されており、このピ
ン20に第1のイジェクトアーム21と第2のイジェク
トアーム22が軸支されている。これら両イジェクトア
ーム21,22間はばね23等により一定角度に保たれ
ており、第2のイジェクトアーム22から垂下するピン
22aは前記L字状スリット7bと係合している。ま
た、第1のイジェクトアーム21にはカム孔21aと長
孔21bが穿設されており、このカム孔21aには検出
用レバー24の一部(突起)が係合していて、この検出
用レバー24は、前記シャーシ11に取り付けられたプ
リント基板25上のパックインスイッチ26に対向して
いる。さらに、第1のイジェクトアーム21の長孔21
bにはスライダ27の突起27aが挿入されていて、こ
のスライダ27は前記プレートベース16の上面に形成
されたガイド溝16aに沿って前後進できるようになっ
ている。
【0012】いま、上述した本体装置1がイジェクト動
作を完了した待機状態にあるとき、カセットテープTを
カセットホルダ17内へ挿入したとすると、スライダ2
7がカセットテープTのリール孔に引っ掛かって押し込
まれるため、第1のイジェクトアーム21がばね23の
引っ張り力に抗して図5の反時計回り方向へ回転し、検
出用レバー24の前記突起がカム孔21aにより駆動さ
れる。その結果、検出用レバー24が図5の時計回り方
向へ回転するので、パックインスイッチ26がオンされ
る。こうしてパックインスイッチ26がオンされると、
サブモータ13が順方向に回転を開始するので、カセッ
ト搬送機構9はオートローディング動作を行うようにな
り、図示せぬ歯車機構等によりラック18aが駆動され
てブロック体18およびスライド板7が前方(図5の左
方向)へ移動する。それに伴い、第2のイジェクトアー
ム22のピン22aがL字状スリット7b内を移動する
ので、両イジェクトアーム21,22がピン20を中心
にして図5の反時計回り方向へ回転し、それゆえスライ
ダ27がガイド溝16aに沿ってプレートベース16の
奥へとスライドし、カセットテープTはカセットホルダ
17の奥まで自動的に引き込まれる。また、スライド板
7が前進すると、図示せぬカム機構によりプレートベー
ス16は先端側が下位置へと移行する回転を行うので、
カセットホルダ17が下位置へ落ち込んで、カセットテ
ープTの装填が完了する。
【0013】また、こうしてカセットテープTが装填さ
れた状態にあるとき、図示せぬイジェクト釦(例えば操
作キー10c)が押圧操作されると、オートローディン
グ動作とは逆のオートイジェクト動作が行われる。すな
わち、この場合、サブモータ13が逆方向に回転を開始
するので、ブロック体18を介してスライド板7が後方
(図6の右方向)へ移動し、それに伴い、プレートベー
ス16が先端側を上位置へと移行させる回転を行うとと
もに、両イジェクトアーム21,22がピン20を中心
にして図6の時計回り方向へ回転する。その結果、スラ
イダ27がガイド溝16aに沿ってプレートベース16
の手前側へスライドするので、カセットテープTはカセ
ットホルダ17の手前まで自動的に排出される。そし
て、第1のイジェクトアーム21の動作に伴い、検出用
レバー24が図6の反時計回り方向へ回転するので、パ
ックインスイッチ26がオフに切り替わり、サブモータ
13の回転が停止して、カセットテープTのイジェクト
動作が完了する。
【0014】次に、上述したカセット搬送機構9の動き
を利用して行われる前面パネル開閉機構の動作につい
て、主に図1〜図3を参照しつつ説明する。まず、カセ
ットテープTが本体装置1内に装填されていて前面パネ
ル2が閉状態のときには、イジェクト釦を押圧操作する
ことにより、サブモータ13の駆動力でスライド板7が
後方(図1の左方向)へ移動するので、このスライド板
7の先端部に突設されている係合ピン3が、回動レバー
4のカム部4aを乗り越えるようにして後方へ移動す
る。それゆえ、図2に示すように、カム部4aが係合ピ
ン3に押し下げられて、回動レバー4は固定ピン8を中
心に回転して先端側が所定量押し上げられ、よってロッ
クレバー5が引っ張りばね6の付勢力に抗して押し上げ
られる。その結果、前面パネル2の後端部に対するロッ
クレバー5の爪部5aの係止状態が解除されるため、前
記パネル付勢手段の付勢力によって前面パネル2は図2
や図4(B)に示すように開いた状態となり、前記カセ
ットホルダ17のテープ挿入口17aが露出してそこに
カセットテープTが排出されるようになっている。な
お、かかるイジェクト動作に伴い係合ピン3は図3で示
す位置まで移動して停止するので、回動レバー4および
ロックレバー5は図2に示す位置まで上方へ回転した
後、引っ張りばね6等の付勢力により下方へ回転して初
期位置まで戻る。また、本実施例においては、回動レバ
ー4のカム部4aの形状を工夫することにより、カセッ
トテープTがテープ挿入口17aに排出されるタイミン
グを前面パネル2が開くタイミングよりも若干遅らせる
ようにしてある。よって、排出途中のカセットテープT
が前面パネル2の後端面に衝突するといった不具合は発
生しない。
【0015】また、カセットテープが本体装置1内に装
填されておらず前面パネル2が閉状態のときにも、同様
に前記イジェクト釦を押圧操作すれば、前面パネル2が
開いてテープ挿入口17aに所望のカセットテープTが
セットできるようになっている。すなわち、このように
本体装置1が待機状態にあるときは前記パックインスイ
ッチ26がオフになっているので、本実施例では、パッ
クインスイッチ26がオフ状態のときにイジェクト釦が
押圧操作された場合には、サブモータ13がスライド板
7を前方へ僅かに往復移動させるように回路設定してあ
る。つまり、この場合は、イジェクト釦が押圧操作され
ると、まずサブモータ13の順方向の回転駆動力でスラ
イド板7が前方(図3の右方向)へ移動するので、係合
ピン3にカム部4aが押し下げられて回動レバー4は図
3の状態から図2の状態へと回転し、それに伴いロック
レバー5が引っ張りばね6の付勢力に抗して押し上げら
れ、このロックレバー5の爪部5aの係止状態が解除さ
れて前面パネル2は前記パネル付勢手段の付勢力により
開く。そして、スライド板7を前方へ所定量移動させた
ならサブモータ13はすぐに逆方向に回転し、あるいは
パックインスイッチ26が一旦オン状態となったときに
逆方向へ回転し、今度はスライド板7を図3に示す初期
位置まで後方へ移動させるように設定してあるので、カ
セットホルダ17のテープ挿入口17aにカセットテー
プTを挿入すれば、前述した通常のローディング動作が
行われた後、図1に示す状態となる。なお、ローディン
グ動作あるいはイジェクト動作が完了した状態では、ロ
ックレバー5は図1または図3に示すように引っ張りば
ね6により図示時計方向へ回動しているので、前面パネ
ル2を手動によって閉じれば、ロックレバー5の爪部5
aが前面パネル2の後端部を乗り越えて係止され、前面
パネル2は閉状態でロックされる。
【0016】このように本実施例における前面パネル開
閉機構は、カセットテーププレーヤに備えられるカセッ
ト搬送機構の動きを利用して、係合ピン3を前方あるい
は後方へ移動させることにより、回動レバー4を引っ張
りばね6の付勢力に抗して回転させ、その回転動作に伴
って閉状態の前面パネル2に対するロックレバー5の係
止状態が解除できるようになっているので、専用の駆動
モータやソレノイド、あるいは歯車群といった高価な部
品を使用することなく、しかも極めて簡素な構成にて、
前面パネル2の自動開扉動作を行わせることができる。
【0017】なお、上記実施例においては、係合ピン3
の移動力を回動レバー4を介してロックレバー5に伝達
するようにしているが、ロックレバー5自体に係合ピン
3と当接する係合部(カム部4aと同等の構成)を設け
れば、回動レバー4を削除することも可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0019】ローディング動作時やイジェクト動作時に
カセットテープを搬送するカセット搬送機構を利用し
て、閉状態で係止されている前面パネルを係止解除する
ための駆動力を得ているので、専用の駆動モータやソレ
ノイドあるいは歯車群といった高価な部品が省略できて
構造も簡素化でき、それゆえ従来技術に比して大幅なコ
ストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る前面パネル開閉機構の説明図で、
ローディング動作が完了した装填状態の様子を示してい
る。
【図2】図1に示す前面パネル開閉機構の説明図で、イ
ジェクト動作の途中で前面パネルが開く様子を示してい
る。
【図3】図1,2に示す前面パネル開閉機構の説明図
で、イジェクト動作が完了した待機状態の様子を示して
いる。
【図4】前面パネルが組み込まれているノーズの正面図
である。
【図5】イジェクト動作が完了した待機状態におけるカ
セットテーププレーヤの平面図である。
【図6】ローディング動作が完了した装填状態における
カセットテーププレーヤの平面図である。
【符号の説明】
1 本体装置 2 前面パネル 3 係合ピン(移動部材) 4 回動レバー 4a カム部(係合部) 5 ロックレバー 5a 爪部(ロック部) 6 引っ張りばね(付勢部材) 7 スライド板(移動部材) 9 カセット搬送機構 13 サブモータ 17 カセットホルダ 26 パックインスイッチ(検知手段)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体装置の前面に開閉可能に取り付けら
    れた前面パネルと、前記本体装置内に設置されるカセッ
    ト搬送機構と、このカセット搬送機構に設けられカセッ
    トテープのローディングおよびイジェクト動作時に移動
    する移動部材と、この移動部材に係合可能な係合部およ
    び前記前面パネルが閉状態のときにこの前面パネルに係
    脱可能なロック部を有するロック機構と、前記ロック部
    が前記前面パネルに係止する方向に前記ロック機構を常
    時弾性付勢する付勢部材とを備え、 前記ローディングおよびイジェクト動作時に前記移動部
    材が移動する際に、この移動部材に前記係合部が係合す
    ることにより前記ロック機構が前記付勢部材の付勢力に
    抗して前面パネルの係止解除方向へ移動するようにした
    ことを特徴とするカセットテーププレーヤの前面パネル
    開閉機構。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記ロック機
    構は、その一端部側に前記係合部を有する回動レバー
    と、前記ロック部を有するとともに前記付勢部材により
    付勢され前記回動レバーの後端部側と係合可能なロック
    レバーとを備え、前記移動部材と前記係合部との係合に
    より前記回動レバーが回動し、この回動レバーの後端部
    側との係合により前記ロックレバーが前面パネルとの係
    止解除方向へ移動するカセットテーププレーヤの前面パ
    ネル開閉機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の記載において、前記
    移動部材には係合ピンが一体的に設けられており、前記
    係合部は前記係合ピンに摺接可能なカム形状とされてい
    るカセットテーププレーヤの前面パネル開閉機構。
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