JPH03248364A - 蓋開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダ等に於ける力セント装着
装置に適用し得る蓋開閉装置に関する。

口、従来の技術 ビデオテープレコーダに於いては、フロントローディン
グと称されるカセット装着装置が利用されている。即ち
、装置本体に形成されたカセット挿入口よりカセットが
挿入され、その後、下降して演奏位置に位置決められる
。この場合、カセット挿入口を施蓋する蓋体は通常、あ
る支点を中・口として回動される為、この蓋体の先端の
回動範囲よりも外側にカセットの演奏位置を設定する必
要があり、カセット挿入口より蓋体の回動範囲以上にカ
セットを押込む必要があり装置本体の奥行きが大きくな
る欠点があった。

ハ０発明が解決しようとする課組 本発明は蓋体の回動支点を固定せずに移動させることに
より、装置の小型化を図ろうとするものである。

二１課題を解決するための手段 そこで、本発明は、カセット挿入口をおおう蓋体と、前
記Ｍ体に設けられたガイドピンと、前記ガイドピンを案
内するガイド溝と、カセットの挿入位置から演奏位置へ
の移動に応答して回動する蓋開閉レバーとを設け、カセ
ット挿入口より装着されるカセットの水平移動に応答し
て、前記ガイドピンを中心として前記蓋体を回動させる
ことにより開蓋し、その後のカセ７・トの垂直方向への
移動に応答して回動する前記蓋開閉レバーにより前記蓋
体のガイドピンを前記ガイド溝に沿って垂直方向に移動
させることにより閉蓋する構成とする。

ホ１作用 本発明に依れば、最初に蓋体がガイドピンを中・し・と
じて回動することにより開蓋し、その後ガイドピンが垂
直方向に移動することにより閉蓋される。それ故、カセ
ットを蓋体の回動範囲以上に装置本体に押し込むことな
く、閉蓋が可能となる。

へ、実施例 カセ７）（］）の挿入口をおおう蓋体（２）の両側の上
下端には夫々ガイドビン（２ａ）（２１））が設けられ
ており、装置側壁（４）に設けられたガイド溝（４ａ）
（４ｂ）　を第２図参照）に係合している。ガイドピン
（２ａ）は細軸であり、輻狭の力゛イド溝（４ａ）内を
移動する。一方、ガイドピン（２ｂ）は太軸であり、幅
広のガイド溝（４ｂ）に対してのみ移動可能である。カ
セットホルダー（３）の両側にはガイドピン（３ａ　）
（３ｂ）が設けられており、側壁（４）に設けられたガ
イド孔（４ｃ、４ｄ）に係合している。側壁（４）には
、リンクレバー（５）が回動自在に軸支されており、そ
の溝部（５ｂ）には、側壁（４）のガイド孔（４Ｃ）よ
り突出したカセットホルダー（３）の力゛イドビン（３
ａ）が係合している。側壁（４）には、更に蓋開閉レバ
ー（６）が回動自在に軸支されており、その一端に設け
られたガイドピン（６ａ）はリンクレバー（５）に設け
られたガイド孔（５ａ）に係合している。更にバネ（７
）はその一端が側壁（４）に固定され、他端が蓋体（２
）のガイドピン（２ａ）に当接しており（第３図参、ｔ
！ｆり、このバネ（７）により蓋体（２）は第３図に於
いて閉蓋方向に付勢されている。

次に、第３図ないし第６図を参照して動作について説明
する。第３図はカセット（１）が蓋体（２）に当たる１
σ前の状態を示しており、この状態より更にカセット（
１）を矢印へ方向に押し込むと、蓋体（２）のガイドピ
ン（２ｂ）はガイド溝（４ａ）には入り込めないので、
ガイドピン（２ａ）がガイド溝（４ａ）に案内されて矢
印Ｂ方向に移動することとなり、蓋体（２）は開蓋され
る。

さて、カセット（１）の後端がカセットホルダー（３）
の係止片（３）（第１図参照）に当接する位置（第４図
図示の位置）までカセット（１）が挿入されると、図示
していないスイッチが動作してモータ（図示せず）が駆
動され、リンクレバー（５）が矢印Ｃ方向に回転を開始
する。するとカセットホルダー（３）のガイドピン（３
ａ）がリンクレバー（５）の溝部（５ｂ）に係合してい
るので、ガイドピン（３ａ）（３ｂ）はガイド溝（４ｃ
）（４ｄ）に案内されて矢印り方向に移動する。即ち、
カセットホルダー（３）及びカセ・／）（１）が矢印り
方向に移動する。

テープカセット（１）が第５図図示位置まで移動すると
、蓋開閉レバー（６）のガイドピン（６ａ）がリンクレ
バー（５）のガイド孔（５ａ）に案内されて少許内側に
移動することにより、蓋開閉レバー（６）の一端（６ｂ
）が蓋体（２）のガイドピン（２ａ）を、ガイドピン（
２ｂ）の位置よりも少許高い位置に押し上げる。

その後、更にリンクレバー（５）が矢印Ｃ方向に回動す
ると、カセットホルダー（３）のガイドピン（３ａ）が
ガイド溝（４ｃ）（４ｄ）に案内されて矢印Ｅ方向に下
降すると共に、蓋開閉レバー（６）の一端（６ｂ）が矢
印Ｆ方向に回動することに応答して蓋体（２）のガイド
ピン（２ａ）がガイド溝（４ａ）に沿って矢印Ｆ方向に
、またガイドピン（２ｂ）がガイド溝（４ｂ）溝に沿っ
て矢印Ｅ方向に夫々移動せしめられる。以って第６図に
示す如くカセット（１）が演奏位置に設定されると共に
蓋体（２）が閉蓋されることになる。即ち、カセット（
１）が蓋体（２）より微かな距離Ｓだけ内側に入った位
置を演奏位置としても、閉蓋動作を行うことができる。

第６図図示の状態よりカセット（１）を排出するにはリ
ンクレバー（５）を矢印Ｇ方向に回動すれば良いことは
これまでの説明から明白である。この際、蓋体く２）は
バネ（７）により第６図図示の状態では開蓋方向に、ま
た第４図では閉蓋方向に付勢されているので、支障なく
カセット排出動作並びに蓋体の開閉蓋動作を行うことが
できる。

ト１発明の効果 以上述べた本発明に依れば、蓋体の回動支軸を固定させ
ずに移動できる構成としたので、蓋開閉装置を小型化す
ることができ、ビデオテープレコーダ本体を小型化する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は何れも本発明にかかる蓋開閉装置を示すものであ
り、第１図は分解斜視図、第２図は側壁のガイド溝を示
す図、第３図、第４図、第５図、第６図は蓋体の開閉蓋
動作の説明に供する夫々異なる状態を示す図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）カセット挿入口をおおう蓋体と、前記蓋体に設け
   られたガイドピンと、前記ガイドピンを案内するガイド
   溝と、カセットの挿入位置から演奏位置への移動に応答
   して回動する蓋開閉レバーとを設け、 カセット挿入口より装着されるカセットの水平移動に応
   答して、前記ガイドピンを中心として前記蓋体を回動さ
   せることにより開蓋し、その後のカセットの垂直方向へ
   の移動に応答して回動する前記蓋開閉レバーにより前記
   蓋体のガイドピンを前記ガイド溝に沿って垂直方向に移
   動させることにより閉蓋する構成としたことを特徴とす
   る蓋開閉装置。