JP3387572B2 - ガラス破壊検知器及びこれを用いた開戸検知器 - Google Patents

ガラス破壊検知器及びこれを用いた開戸検知器

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JP3387572B2 JP24019793A JP24019793A JP3387572B2 JP 3387572 B2 JP3387572 B2 JP 3387572B2 JP 24019793 A JP24019793 A JP 24019793A JP 24019793 A JP24019793 A JP 24019793A JP 3387572 B2 JP3387572 B2 JP 3387572B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス破壊検知器及び
これを用いた開戸検知器に関する。更に詳しくは、リー
ドスイッチ素子とマグネット素子との組合せを用いて、
ガラス破壊検知器がガラス面から離脱したことを検出し
アラーム信号を出力するガラス破壊検知器と、このガラ
ス破壊検知器を利用してガラス窓の開閉を検出する開戸
検知器に関するものである。
【0002】
【従来技術】この種のガラス破壊検知器は、ガラス面に
貼着して使用され、ガラス表面が破壊されたときに、発
生する特異な周波数成分の振動波を検知して、アラーム
信号を出力するようになっている。ところが、このよう
なガラス破壊検知器は、ガラス面に貼着したときに経年
変化によって剥がれやすいので、従来からこのようなガ
ラス破壊検知器の剥離報知対策もなされている。
【0003】図6に示したものは、ガラス破壊検知器1
00の裏面にマイクロスイッチの作動片101を設けた
もので、ガラス破壊検知器100がガラス面102に貼
着されているときには、作動片101は弾性力に抗して
没し(同図(A)参照)、ガラス破壊検知器100がガ
ラス面102から脱落したときには、弾性力によって作
動片101が突出し、このときアラームを出力するよう
になっている(同図(B))。
【0004】また、図7に示したものは、ガラス破壊検
知器100側にリードスイッチ素子103を内蔵し、こ
のリードスイッチ素子103に近接してマグネット素子
104を並設し、ガラス面102に貼着させる構造とな
っており、ガラス破壊検知器100あるいはマグネット
素子104がガラス面102から脱落したら、リードス
イッチ素子103をオンさせてアラームを出力する構造
となっている。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6
に示した構造のガラス破壊検知器では、ガラス破壊検知
器100の裏面に突出した作動片101を設けた構造の
ため、ガラス面102との密閉性が劣り、ガラス面10
2より脱落しやすいという欠点があった。また、図7に
示した構造のものでは、2ピース構造となるため外観上
も目立ち、マグネット素子104とガラス破壊検知器1
00に対する2つの接着信頼性が要求されるという欠点
があった。
【0006】本発明は、これらの問題点を解決するため
に提案されるもので、その目的は、構造が簡単にして、
かつガラス破壊検知器のガラス面への貼着強度も大きい
ガラス破壊検知器と、これを利用した開戸検知器を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されるもので、請求項1項では、ガラ
ス破壊検知器にはリードスイッチ素子を内蔵するととも
に、ガラス破壊検知器の裏面には、該裏面に開口する穴
部を設けて、その穴部にマグネット素子を単に落し込ん
収容した構造とされ、上記ガラス破壊検知器が上記ガ
ラス面から離脱すると、上記マグネット素子が穴部よ
、その自重によって脱落したときにアラーム信号を出
力して、ガラス破壊検知器のガラス面からの離脱を検出
する構造となっている。
【0008】請求項2では、開戸検知器が提案され、請
求項1に記載されたガラス破壊検知器の穴部に収容され
たマグネット素子と、窓枠側に取り付けた別のリードス
イッチ素子とを組み合わせた構造となっている。更に、
請求項3では、請求項1に記載されたガラス破壊検知器
に、別のマグネット素子を内蔵した構造とされ、このマ
グネット素子と、窓枠側に取り付けたリードスイッチ素
子とを組み合わせた構造の開戸検知器が提案されてい
る。
【0009】
【作用】請求項1記載のガラス破壊検知器によれば、ガ
ラス破壊検知器の裏面に開口した穴部にマグネット素子
単に落し込んで収容し、そのままガラス面に貼着す
る。すると、ガラスが破壊したときには、ガラス破壊検
知器内部に設けたガラス破壊検知回路がこれを検知しア
ラームを出力する。
【0010】また、経年変化によって、ガラス破壊検知
器がガラス面から離脱すると、ガラス破壊検知器の裏面
に形成した穴部よりマグネット素子が、その自重によっ
脱落するので、リードスイッチ素子はオンとなって同
様にアラームを出力する。請求項2記載の開戸検知器に
よれば、ガラス面からの脱落時には請求項1と同様な動
作をなすが、窓ガラスへの取り付け位置を変更すること
によって、開戸、閉戸が検出できる。
【0011】すなわち、窓を閉じた状態では、ガラス破
壊検知器の裏面に開口させて形成した穴部に収容したマ
グネット素子が、窓枠側に設けたリードスイッチ素子を
オフさせる構成にすれば、窓の開放時には、マグネット
素子とリードスイッチ素子とは離反するので、オンとな
りアラームを発生させる。また、請求項3記載の開戸検
知器は、窓枠側にリードスイッチ素子に代えてマグネッ
ト素子を設けたもので、このマグネット素子と対応する
別のリードスイッチ素子をガラス破壊検知器側に更に設
けた構造となっており、リードスイッチ素子とマグネッ
ト素子とは窓の開閉に応じて請求項2と同じような動作
検知を行う。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す斜視図、図2は異な
る実施例の斜視図である。1はマグネット素子、2はリ
ードスイッチ素子、3はガラス破壊検知器である。4は
ガラス破壊検知器3を取り付けるガラス面、5はマグネ
ット素子を収容するガラス破壊検知器3の裏面3aに形
成した穴部である。この図では、実際の電気配線は省略
されている。
【0013】ガラス破壊検知器3は、穴部5にマグネッ
ト素子1に収容した後、裏面3aの全体をガラス面4に
取り付けて使用する。このような構造によれば、ガラス
破壊検知器3がガラス面4より脱落すれば、穴部5に収
容されたマグネット素子1は、穴部5より放出されるの
で、ガラス破壊検知器3内に設けたリードスイッチ素子
2から離反し、アラームを出力する。
【0014】図2の実施例は、マグネット素子1を穴部
5からの放出が容易なように球状に形成されており、穴
部5の底部は球状面5aとなっている。図3は、本発明
のガラス破壊検知器の回路部の構成を概略的に示したも
のである。GBDはガラスが破壊したときに生じる特異
な振動波の周波数成分を検知するガラス破壊検知回路、
2はリードスイッチ素子、1はマグネット素子である。
図では、リードスイッチ素子2は常開接点型を使用して
いるが、常閉接点型を使用してもよい(当然に回路構成
は代わる)。また、図では、ガラス破壊検知回路GB
D,リードスイッチ素子2のいずれかが動作したとき
に、ループが形成されて、電池Eから電流が流れ、アラ
ーム手段Bが作動されて、アラームを出力する構成とし
ているが、ガラス破壊検知器の脱落を検知と、ガラス破
壊時のアラームを異ならせて識別できるようにしてもよ
い。
【0015】図4は本発明の開戸検知器の一実施例を示
している。ガラス面からの脱落時には、ガラス破壊検知
器は請求項1と同様な動作でアラームを出力するが、窓
7を開閉する(図では開放)ことによって、ガラス破壊
検知器3の穴部に収容したマグネット素子1が窓枠側に
設けたリードスイッチ素子6から離反してアラームを出
力し開戸を検出するようにしている。
【0016】図5は、窓枠側にリードスイッチ素子に代
えて別のマグネット素子8を設けたもので、このマグネ
ット素子8に対応して別のリードスイッチ素子9をガラ
ス破壊検知器3側に設けた構造となっており、このた
め、マグネット素子1を収容させた穴部5は小さく形成
され、この穴部5に並行になるように窓枠側に設けた別
のマグネット素子8に対応した別のリードスイッチ素子
9を設けている。窓7の開閉(スライド方向)に応じ
て、窓枠側に設けたマグネット素子8からリードスイッ
チ素子9が離反して、リードスイッチ素子9をオンさせ
アラームを出力させて開戸を検知する構造となってい
る。
【0017】
【効果】請求項1に記載するガラス破壊検知器において
は、ガラス破壊検知器の裏面に設けた穴部にマグネット
素子を単に落し込んで、このマグネット素子を離脱可能
に内蔵しているだけであるから取付が簡単であり、ガラ
ス破壊検知器と一体となって収納できるため、取付のた
めのスペースを節約できる。また、請求項2、請求項3
に記載する開戸検知器においては、窓枠側にガラス破壊
検知器とは別体のリリードスイッチ素子又はマグネット
素子を配設し、開戸検知器が構成されるので取付が簡単
であり、開閉時に邪魔にならず外観を損ねることもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガラス破壊検知器の一実施例を示
す図である。
【図2】本発明に係るガラス破壊検知器の他の実施例を
示す図である。
【図3】本発明のガラス破壊検知器の回路構成を示す概
略図である。
【図4】本発明に係る開戸検知器の一実施例を示す概略
説明図である。
【図5】本発明に係る開戸検知器の他の実施例を示す概
略説明図である。
【図6】従来のガラス破壊検知器の一例を示す概略説明
図である。
【図7】従来のガラス破壊検知器の他例を示す概略説明
図である。
【符号の説明】
1 マグネット素子 2 リードスイッチ素子 3 ガラス破壊検知器 4 ガラス面 5 穴部 6 別のリードスイッチ素子 7 窓 8 別のマグネット素子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス破壊検知センサーを内蔵し、ガラス
    面に貼着して使用するようにしたガラス破壊検知器にお
    いて、 ガラス破壊検知器にはリードスイッチ素子を内蔵すると
    ともに、ガラス破壊検知器の裏面には、該裏面に開口す
    る穴部を設けて、その穴部にマグネット素子を単に落し
    込んで収容した構造とされ、上記ガラス破壊検知器が上
    記ガラス面からの離脱に伴って、上記マグネット素子が
    穴部より、その自重によって脱落したときにアラーム信
    号を出力して、ガラス破壊検知器のガラス面からの離脱
    を検出するようにしたガラス破壊検知器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載されたガラス破壊検知器の
    穴部に収容された上記マグネット素子と、窓枠側に取り
    付けた別のリードスイッチ素子とを組み合わせて構成さ
    れた開戸検知器。
  3. 【請求項3】請求項1に記載されたガラス破壊検知器
    に、別のリードスイッチ素子を内蔵して窓ガラスに貼着
    し、この別のリードスイッチ素子と、窓枠側に取り付け
    たマグネット素子とを組み合わせて構成された開戸検知
    器。
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