JPH06176275A - ガラス破壊検知器 - Google Patents

ガラス破壊検知器

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JPH06176275A
JPH06176275A JP8786591A JP8786591A JPH06176275A JP H06176275 A JPH06176275 A JP H06176275A JP 8786591 A JP8786591 A JP 8786591A JP 8786591 A JP8786591 A JP 8786591A JP H06176275 A JPH06176275 A JP H06176275A
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JP
Japan
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glass
detector
glass surface
glass breakage
magnet
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JP8786591A
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English (en)
Inventor
Akira Morimoto
亮 森本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ガラス破壊検知器において、検知器本体がガラ
ス面から剥がれかけたことを確実に検知できるようにす
る。 【構成】ガラス面からの脱落を検知する脱落検知手段D
を備えたガラス破壊検知器1において、脱落検知手段D
が、ガラス面Gに接着固定された板状マグネットMと、
ガラス面Gに接着される本体裏面側の接着面10に板状
マグネットMを覆うように形成された凹状陥没部10a
と、凹状陥没部10aに当接する本体内部側に取り付け
られ、板状マグネットMの接離に応じて開閉駆動される
リードスイッチ11とを備えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス破壊検知器の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラスが破壊されたときに生じる固有の
機械振動を圧電素子で検出して警報報知するようにした
ガラス破壊検知器が開発され使用されるようになってき
たが、このようなガラス破壊検知器では、ガラス面から
検知器本体が脱落するとガラス破壊時の機械振動を圧電
素子で検出することができないことから、脱落検知手段
を設けて検知器本体がガラス面から脱落したことを直ち
に報知させるようにしたものが開発されている。
【0003】図6の(A)は、このようなガラス破壊検
知器100の一例を断面図をもって示したもので、検知
器100本体の裏面側の接着面100Aに接着剤を塗布
してガラス面Gに接着するようになっており、ガラスが
破壊されると、固有の機械振動が接着面100Aを介し
て圧電素子101に伝わって電気信号に変換され、後述
するようにプリント基板CBに設けられた検知回路で圧
電素子101から出力された電気信号を処理し、スイッ
チング回路から信号線Lを介して別置された防犯受信機
側に発報信号を移報出力するようになっている。また、
図6の(B)に示したように、接着面100Aがガラス
面Gから離れたときには、脱落検知ピンPが突出して接
点SWが開成し、信号線Lを介して脱落検知信号を防犯
受信機側に送出するようになっている。
【0004】図7は、このようなガラス破壊検知器10
0の内部構成例および接続例を示したもので、ガラス破
壊振動に応じて圧電素子101から出力される電気信号
を検知回路102で処理し、発報が判別されたときに
は、スイッチング回路103を導通させるようになって
いるとともに、検知器100がガラス面Gから脱落する
と、接点SWが開成するようになっており、複数のガラ
ス破壊検知器100が渡り接続され、最後の検知器10
0には終端抵抗Rが接続されるようになっている。そし
て、いずれのガラス破壊検知器100も発報していない
ときには、防犯受信機側から出力される監視電圧により
終端抵抗Rを介して監視電流Iaが通電されているが、
いずれかの検知器100が発報してスイッチング回路1
03が導通すると、防犯受信機に接続された信号線を短
絡して防犯受信機側に発報信号が伝送され、また、いず
れかの検知機100がガラス面Gから脱落すると接点S
Wが開成して監視電流Iaを遮断することによって防犯
受信機側に脱落検知信号が伝送されるようになってい
る。
【0005】ところが、図6の(C)に示したように、
接着強度の低下によってガラス破壊検知器100がガラ
ス面Gから剥がれかけの状態になっているときには、ガ
ラス破壊時の振動が圧電素子101に充分伝わらないた
めに正常なガラス破壊検知が行えないにもかかわらず、
外見上は正常に取り付けられているように見え、しか
も、脱落検知ピンPが充分に突出しないために接点SW
も閉成したままであるので脱落検知信号も出力されない
ことになり、信頼性を低下させる要因となっていた。
【0006】また、図6に示したガラス破壊検知器10
0以外にも、図8の(A)に示したガラス破壊検知器1
00’のように水銀を封入した傾斜センサーSW’を設
けたものもあり、検知器100’がガラス面Gに正常に
取り付けられているときには、傾斜センサーSW’が水
銀によって閉成しているが、図8の(B)に示したよう
に、検知器100’がガラス面Gから剥がれて傾斜する
と、水銀による短絡が解除されて傾斜センサーSW’が
開成して脱落検知信号を出力するようになっている。し
かし、この検知器100’の場合でも、図8の(C)に
示したように、検知器100’がガラス面Gから剥がれ
かけている場合には、外見上は分からない上に傾斜角度
が少ないために傾斜センサーSW’で検知することがで
きなかった。
【0007】更に、図9の(A)に示したガラス破壊検
知器100”のように、接着面100Aに当接させてリ
ードスイッチSW”を設け、検知器100”の接着され
たガラス面Gの反対側から板状のマグネットMを接着す
る構成としたものもあり、この場合には、マグネットM
の磁力を適当に設定することによって、図9の(B)に
示したように、検知器100”がガラス面Gから剥がれ
かけたときでも、リードスイッチSW”を開成させて脱
落検知信号を出力できるようになっているが、この構成
では、室外側のガラス面にマグネットMを接着しなけれ
ばならず、雨水などによって接着されたマグネットが剥
がれやすいため、改善が望まれていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記事情に鑑みて提案
される本発明は、検知器本体がガラス面から剥がれかけ
たことを確実に検知できるようにして信頼性を向上させ
たガラス破壊検知器を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項1に記載の本発明は、ガラス面から
の脱落を検知する脱落検知手段を備えたガラス破壊検知
器において、上記脱落検知手段が、ガラス面に接着固定
された板状マグネットと、ガラス面に接着される本体裏
面側の接着面に上記板状マグネットを覆うように形成さ
れた凹状陥没部と、該凹状陥没部に当接する本体内部側
に取り付けられ、上記板状マグネットの接離に応じて開
閉駆動されるリードスイッチとを備えて構成されてい
る。請求項2に記載の本発明は、ガラス面に接着された
検知器本体を、ガラス面から離脱させる方向に弾性付勢
するための弾性付勢手段を備えた構成とされている。請
求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の構成におけ
る弾性付勢手段が、スプリングによって構成されてい
る。また、請求項4に記載の本発明は、請求項3に記載
の構成における弾性付勢手段のスプリングが、ガラス面
に当接する一端に、ガラス破壊時の機械振動がスプリン
グに伝播することを阻止するための緩衝具を備えた構成
とされている。
【0010】
【作用】請求項1に記載の本発明では、脱落検知手段の
板状マグネットを室内側のガラス面に接着し、接着され
た板状マグネットを、ガラス破壊検知器本体の接着面に
形成された凹状陥没部で覆うようにしてガラス破壊検知
器をガラス面に接着するので、ガラス面に接着された板
状マグネットが検知器本体の接着面によって外気から完
全に遮蔽される。このため、周囲環境によって板状マグ
ネットの接着強度が劣化して脱落することが未然に防止
される。また、板状マグネットの磁力を適当に設定する
ことにより、ガラス破壊検知器がガラス面から剥がれか
けて板状マグネットとリードスイッチとの距離がわずか
に増加すると直ちにリードスイッチが開成して検知する
ことができるので、外見上は正常に接着固定されている
ように見えるが正常にガラス破壊検知できないようなこ
とを未然に防止できる。
【0011】請求項2に記載の本発明では、ガラス面に
接着された検知器本体が、弾性付勢手段によってガラス
面から離脱する方向に常時付勢されているので、接着強
度の低下によって検知器本体がガラス面から剥がれかけ
ると、弾性付勢手段によって強制的に剥されて脱落する
ので、剥がれかけの状態で留まることがなくなるととも
に脱落によって異常を容易に発見することができる。
【0012】請求項3に記載の本発明では、スプリング
によって検知器本体がガラス面から離脱する方向に常時
付勢される。
【0013】また、請求項4に記載の本発明では、緩衝
具によって、ガラス面で生じた機械振動がスプリングに
伝達されることが阻止されるので、ガラス面の振動によ
ってスプリングが寄生振動することがなくなり、これに
よって、圧電素子へ誤った振動が伝播して誤動作するこ
とが防止される。
【0014】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は、請求項1に記載した本発明のガラス破
壊検知器1を断面図をもって示したもので、圧電素子1
01、プリント基板CBおよびその上に設けられた検知
回路102、スイッチング回路103については、従来
と同一であるので同一の符号を付して説明を省略してい
る。この検知器1の裏面側の接着面10には、凹状陥没
部10aが設けられ(図2に示した検知器1の接着面1
0側から見た図を参照)、この凹状陥没部10aの検知
器1内部側には、マグネットの接離に応じて開閉動作を
行なうリードスイッチ11が設けられている。そして、
後述する板状マグネットMと、凹状陥没部10aおよび
リードスイッチ11で脱落検知手段Dを構成している。
【0015】このような検知器1は、まず、板状マグネ
ットMの一面に接着剤を塗布して(または、両面テープ
などを貼付して)ガラス面Gに接着し、この後、検知器
1の凹状陥没部10aを除く接着面10に同様に接着剤
を塗布して、凹状陥没部10aで板状マグネットMを覆
うようにして接着することによって取付が行なわれる。
【0016】図3の(A)は、このようにして検知器1
をガラス面Gに取り付けた状態を断面図をもって示した
もので、板状マグネットMが接着面10によって完全に
外気から遮断されるので、例えば、風呂場など高湿度の
場所の窓ガラスに検知器1を接着固定した場合であって
も、板状マグネットMが剥がれることを未然に防止で
き、これによって、検知器1本体の脱落検知の信頼性を
向上させることができる。また、図3の(B)に示した
ように、検知器1の接着強度が湿度などで劣化して検知
器1が剥がれかけると、リードスイッチ11に鎖交する
板状マグネットの磁力線が低減してリードスイッチ11
が直ちに開成するので、検知器1が剥がれかけた場合で
も確実に脱落検知信号を出力することができるので、検
知器1が剥がれかけた状態で外見上は分からず、しか
も、正常なガラス破壊検知ができないといった問題を解
消することができる。
【0017】図4の(A),(B)は、請求項2に記載
した本発明のガラス破壊検知器2を断面図をもって示し
たもので、圧電素子101、プリント基板CBおよびそ
の上に設けられた検知回路102、スイッチング回路1
03については、従来および上述したガラス破壊検知器
1と同一であるので同一の符号を付して説明を省略して
いる。この検知器2では、カバー21に中空状の円筒リ
ム21aが形成され、この円筒リム21aの端部にはネ
ジ溝21bが刻まれている。そして、スプリング22a
の一端に盲ネジ22b、他端にフェルトなどで製された
緩衝具22cが取り付けられた弾性付勢手段22を、円
筒リム21aに挿入し、盲ネジ22bを回転させてカバ
ー21に取付固定するようになっており、このようにし
て弾性付勢手段22をカバー21に取付固定すると、緩
衝具22cが接着面20から突出するようになっている
(図4の(A)参照)。
【0018】このような構成の検知器2をガラス面Gに
接着固定する場合には、図4の(B)に示したように、
弾性付勢手段22をカバー21から取り外した状態で、
接着剤を接着面20の開口20aに入らないように接着
面20に塗布してガラス面Gに接着し、確実に接着固定
されてから付勢手段22をカバー21の円筒リム21a
に挿入し、盲ネジ22bを回転させて固定する。
【0019】図5の(A)は、このようにして検知器2
をガラス面Gに取付固定した状態を断面図をもって示し
たもので、弾性付勢手段22によって常時検知器2の本
体はガラス面Gから離れる方向に力を受けているが、通
常は接着強度が大きいために剥がれることはない。しか
し、図5の(B)に示したように、周囲の湿度などによ
って、接着面20とガラス面Gとの接着強度が劣化して
検知器2本体が剥がれかけると、弾性付勢手段22の弾
性力によって、検知器2がガラス面Gから押し離され、
図5の(C)に示したように検知器2がガラス面Gから
強制的に脱落するようになっている。従って、図5の
(B)に示したように、検知器2が剥がれかけの状態で
留まることがなくなり、剥がれかければ強制的に脱落さ
せるので、脱落はしていないが外見上は分からず、しか
も、正常なガラス破壊検知ができないといった不都合を
解消できる。
【0020】また、上述した検知器2では、弾性付勢手
段22のスプリング22aの一端にフェルトで製された
緩衝具22cを設けているので、ガラス面Gに破壊に至
らないような振動が加えられても、この振動がスプリン
グ22aに伝達されることが阻止される。このため、ガ
ラス面Gの振動によってスプリングが寄生振動を生じ、
圧電素子101から誤った電気信号が出力されて誤発報
を生じることを未然に防止するようにされている(請求
項3,4に対応)。
【0021】尚、上記ガラス破壊検知器2では、脱落検
知手段を設けない構成として説明しているが、弾性付勢
手段22に加えて脱落検知手段を設けた構成とすれば、
検知器2がガラス面Gから剥がれかけると弾性付勢手段
22によって強制的に脱落させて脱落検知手段から検知
信号を出力させることができるので、一層信頼性を向上
させることが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1に記載した本発明のガラス破壊検知器によれば、ガ
ラス面に予め接着された板状マグネットを検知器の接着
面に設けられた凹状陥没部で覆うようにして検知器本体
をガラス面に接着するので、板状マグネットがガラス面
と検知器の接着面によって外気から完全に遮断されて板
状マグネットの接着力の劣化を未然に防止することが可
能となる。また、板状マグネットの磁界強度を適当に設
定しているので、検知器本体がガラス面から剥がれかけ
ると直ちにリードスイッチで検知して脱落検知信号を出
力できるので、信頼性を向上させることができる。請求
項2に記載した本発明のガラス破壊検知器によれば、検
知器本体がガラス面から剥がれかけると弾性付勢手段に
よって強制的に脱落させるので、外見上は正常に取り付
けられているように見えるが正常なガラス破壊検知を行
なうことができないようなことを未然に防止することが
でき、信頼性を向上させることができる。請求項3に記
載した本発明によれば、スプリングを用いた簡単な構成
によって請求項2に記載したガラス破壊検知器を効果的
に実施できる。また、請求項4に記載した本発明によれ
ば、緩衝具によってスプリングの寄生振動を効果的に除
去するので、誤動作を未然に防止し、信頼性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した本発明のガラス破壊検知器
の断面図である。
【図2】図1に示したガラス破壊検知器を接着面側から
見た図である。
【図3】(A),(B)は図1に示したガラス破壊検知
器の動作を断面図を用いて示したものである。
【図4】(A),(B)は請求項2,3,4に記載した
本発明のガラス破壊検知器の断面図である。
【図5】(A)〜(C)は、図4に示したガラス破壊検
知器の動作を断面図を用いて示したものである。
【図6】(A)〜(C)は、脱落検知ピンによって検知
器本体の脱落を検知するようにした従来のガラス破壊検
知器の動作を断面図を用いて示したものである。
【図7】ガラス破壊検知器の接続例を示した説明図であ
る。
【図8】(A)〜(C)は、傾斜センサーによって検知
器本体の脱落を検知するようにした従来のガラス破壊検
知器の動作を断面図を用いて示したものである。
【図9】(A),(B)は、マグネットとリードスイッ
チの組み合わせによって検知器本体の脱落を検知するよ
うにした従来のガラス破壊検知器の動作を断面図を用い
て示したものである。
【符号の説明】
1,2 ガラス破壊検知器 10 接着面 10a 凹状陥没部 11 リードスイッチ 22 弾性付勢手段 22a スプリング 22c 緩衝具 D 脱落検知手段 G ガラス面 M 板状マグネット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年6月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲の請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明の欄の段落番号0
009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項1に記載の本発明は、ガラス面から
の脱落を検知する脱落検知手段を備えたガラス破壊検知
器において、上記脱落検知手段が、ガラス面に接着固定
された板状マグネットと、ガラス面に接着される本体裏
面側の接着面に上記板状マグネットを覆うように形成さ
れた凹状陥没部と、該凹状陥没部に当接する本体内部側
に取り付けられ、上記板状マグネットの接離に応じて開
閉駆動されるリードスイッチとを備えて構成されてい
る。請求項2に記載の本発明は、ガラス面に接着された
検知器本体を、ガラス面から離脱させる方向に弾性付勢
するための弾性付勢手段を備えた構成とされている。請
求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の構成におけ
る弾性付勢手段がスプリングによって構成されている。
また、請求項4に記載の本発明は、請求項3に記載の構
成における弾性付勢手段のスプリングが、ガラス面に当
接する一端に、ガラスへの衝撃による機械振動がスプリ
ングに伝播することを阻止するための緩衝具を備えた構
成とされている。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項4】上記弾性付勢手段のスプリングが、ガラス
面に当接する一端に、ガラスへの衝撃による機械振動が
スプリングに伝播することを阻止するための緩衝具を備
えたことを特徴とする、請求項3に記載のガラス破壊検
知器。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月7日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項1に記載の本発明は、ガラス面から
の脱落を検知する脱落検知手段を備えたガラス破壊検知
器において、上記脱落検知手段が、ガラス面に接着固定
された板状マグネットと、ガラス面に接着される本体裏
面側の接着面に上記板状マグネットを覆うように形成さ
れた凹状陥没部と、該凹状陥没部に当接する本体内部側
に取り付けられ、上記板状マグネットの接離に応じて開
閉駆動されるリードスイッチとを備えて構成されてい
る。請求項2に記載の本発明は、ガラス面に接着された
検知器本体を、ガラス面から離脱させる方向に弾性付勢
するための弾性付勢手段を備えた構成とされている。請
求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の構成におけ
る弾性付勢手段が、スプリングによって構成されてい
る。また、請求項4に記載の本発明は、請求項3に記載
の構成における弾性付勢手段のスプリングが、ガラス面
に当接する一端に、ガラスへの衝撃による機械振動がス
プリングに伝播することを阻止するための緩衝具を備え
た構成とされている。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス面からの脱落を検知する脱落検知手
    段を備えたガラス破壊検知器において、 上記脱落検知手段が、 ガラス面に接着固定された板状マグネットと、 ガラス面に接着される本体裏面側の接着面に上記板状マ
    グネットを覆うように形成された凹状陥没部と、 該凹状陥没部に当接する本体内部側に取り付けられ、上
    記板状マグネットの接離に応じて開閉駆動されるリード
    スイッチとを備えて構成されたことを特徴とするガラス
    破壊検知器。
  2. 【請求項2】ガラス面に接着された検知器本体を、ガラ
    ス面から離脱させる方向に弾性付勢するための弾性付勢
    手段を備えたことを特徴とするガラス破壊検知器。
  3. 【請求項3】上記弾性付勢手段がスプリングを用いて構
    成されたことを特徴とする、請求項2に記載のガラス破
    壊検知器。
  4. 【請求項4】上記弾性付勢手段のスプリングが、ガラス
    面に当接する一端に、ガラス破壊時の機械振動がスプリ
    ングに伝播することを阻止するための緩衝具を備えたこ
    とを特徴とする、請求項3に記載のガラス破壊検知器。
JP8786591A 1991-03-26 1991-03-26 ガラス破壊検知器 Withdrawn JPH06176275A (ja)

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JP8786591A JPH06176275A (ja) 1991-03-26 1991-03-26 ガラス破壊検知器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006293660A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Yoshika Kk 簡易設置型防犯用検知器
WO2010067747A1 (ja) * 2008-12-09 2010-06-17 株式会社 豊田自動織機 開閉式ウィンドウガラス破損検出装置
CN106355800A (zh) * 2015-07-14 2017-01-25 金宙科技有限公司 玻璃破碎警报装置及方法

Cited By (3)

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