JP3387050B2 - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP3387050B2
JP3387050B2 JP2000264858A JP2000264858A JP3387050B2 JP 3387050 B2 JP3387050 B2 JP 3387050B2 JP 2000264858 A JP2000264858 A JP 2000264858A JP 2000264858 A JP2000264858 A JP 2000264858A JP 3387050 B2 JP3387050 B2 JP 3387050B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影場所や撮影方
法を案内する情報を記憶装置に記憶した電子カメラに関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば建築現場で、工事の内容や施工状
況の報告をするために、現場写真を撮影して報告書に添
付するといった方法が広く採用されている。報告書の形
式が定められている場合には、現場写真を適切な大きさ
に焼き付けてから貼り付け場所のサイズに切断をして報
告書に貼り付ける。また、この種の写真撮影に、電子カ
メラが広く利用されるようになり、報告書も電子化され
て関係各所にメール送信されるケースが増加している。
このような場合には、電子カメラで撮影した画像を1枚
ずつ報告書ファイルの該当箇所にコンピュータ上で貼り
付けている。旅行その他で撮影した写真も、1枚ずつ整
理してアルバムに貼り付けたりしていたが、電子カメラ
の登場により、電子アルバムも盛んに作成されるように
なった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。電子カメラで撮影した画像データを、報告書ファイ
ルの所定の箇所に貼り付ける操作は比較的煩雑である。
また、データサイズが合わないと、拡大縮小をしたりト
リミングをする作業も必要になる。すなわち、撮影した
画像データのデータ形式を変換したり、サイズを変更す
る煩雑な作業が要求される。また、現場で撮影した多数
の電子写真の中から適当なものを選別する作業も大変
で、不適切な写真を貼り付けたり、貼り付ける箇所を間
違えたりすることもある。従って、写真入りの報告書の
作成は、担当者の非常に大きな負担になっていた。
【0004】また、撮影場所や撮影手順を間違えたり、
撮影方法が違っていたり、定型書式の報告書に必要な写
真の一部に取り忘れ等があると、再度現場に出向いて撮
影をし直さなければならないという問題もあった。一般
の電子アルバムの作成にも類似の問題があり、だれでも
手軽に体裁良くまとまりのよい電子アルバムを作ること
ができるツールの提供が望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉対象物を撮影するための案内情報を表示した
画像データを記憶する記憶装置と、上記画像データのフ
ァイル名リストを表示するとともに、指定されたファイ
ル名の画像データを表示するディスプレイとを備えたこ
とを特徴とする電子カメラ。
【0006】〈構成2〉対象物を撮影するための案内情
報を表示した画像データを記憶する記憶装置を備え、上
記画像データは、予め所定のサイズで所定の形式で作成
されており、各画像データに表示された案内情報に従っ
て撮影された画像は、当該画像データと置き換えられる
ように上書きされて、上記画像データを記憶した記憶装
置に記憶されることを特徴とする電子カメラ。
【0007】〈構成3〉構成1または2に記載の電子カ
メラにおいて、上記画像データは上記記憶装置に複数枚
記憶されており、これらの画像データは、所定の文書フ
ァイルに貼り付けられるいずれかの画像データと同一の
サイズで同一形式のデータに設定されていることを特徴
とする電子カメラ。
【0008】〈構成4〉構成3に記載の電子カメラにお
いて、上記所定の文書ファイルは、上記画像データのフ
ァイル名を用いて、これらの画像データとリンクして、
各画像データを所定の場所に貼り付けるように構成され
ており、上記記憶装置には、上記画像データのファイル
名を変更しないで記憶することを特徴とする電子カメ
ラ。
【0009】〈構成5〉構成1または3に記載の電子カ
メラにおいて、上記記憶装置には撮影場所名を表示する
データファイルが記憶され、当該撮影場所名は、撮影画
像に合成されることを特徴とする電子カメラ。 〈構成6〉構成1または3に記載の電子カメラにおい
て、上記画像データには、撮影場所の緯度経度を示す情
報が含まれることを特徴とする電子カメラ。
【0010】〈構成7〉構成1または3に記載の電子カ
メラにおいて、上記記憶装置に記憶された画像データに
は、撮影場所の商業的情報を表示した画像データが含ま
れることを特徴とする電子カメラ。 〈構成8〉対象物を撮影するための案内情報を表示した
画像データと、この画像データに上書きされるように撮
影された画像データとリンクする文書データとを記憶し
たことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。
【0011】〈構成9〉電子カメラの記憶装置に対し
て、対象物を撮影するための案内情報を表示し、予め所
定のサイズで所定の形式で作成された画像データであっ
て、上記案内情報に従って上記電子カメラで撮影された
画像が、該当する案内情報の画像データと置き換えられ
るように上書きされるものを、上記記憶装置に転送して
記憶させる、撮影支援データ供給装置。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。図1は本発明の電子カメラの具体
例を示す斜視図である。図に示す電子カメラ1は、シャ
ッター2とファインダ3とディスプレイ4とを備えてい
る。ここには半導体メモリなどのカード型の記憶装置5
が装着されるようになっている。本発明では、電子カメ
ラ1を用いて撮影しようとする対象物を撮影するための
案内情報を表示した画像データを、この記憶装置5に記
憶している。記憶装置5は、図示しないパーソナルコン
ピュータ等と容易にデータ交換をすることができるよう
に、電子カメラ1に着脱可能に取り付けられるものが好
ましい。電子カメラ1は、この画像データのファイル名
リスト6をディスプレイ4に表示する機能を持つ。
【0013】ディスプレイ4は、パーソナルコンピュー
タなどでよく知られた形式で、記憶装置5に記憶された
ファイル名リスト6を表示する。この図の例では、記憶
装置5に建築現場の各部を撮影してその検査報告を行う
ために必要な、撮影場所や撮影方法等を案内する情報を
記録した、何枚かの画像データが記憶されている。この
例では、これらの画像データのファイル形式は全てjp
g(Joint Photographic Experts Group)形式である
が、bmp(ビットマップ)形式や、gif(Graphic
Interchange Format)形式、あるいは、MPEG(Movi
ng Picture Experts Group phase)形式など、自由に選
定して構わない。
【0014】ここで、ファイル名リストの内のベース
筋.jpgというファイル名を指定したとする。指定方
法は、例えば、図示しない適当なファンクションキーを
操作してカーソルをファイル名の上に移動し、別のファ
ンクションキーを押す。こうしてベース筋.jpgとい
うファイルをディスプレイ4に表示させると、図の下側
に示すような案内情報7が表示される。この画像データ
には現場検査を行う場合にベース筋をどのような方角か
らどのように撮影したらよいかという情報が含まれてい
る。電子カメラ1のディスプレイ4にこのような案内情
報7を表示させ、ファインダ3を見ながら同様の撮影方
法で撮影する。このように予め案内情報7をディスプレ
イ4に表示して、対象物の撮影方法を確認し、その後そ
の対象物を撮影するという方法を採用すると、間違いな
く正確な対象物の撮影ができる。こうして、図のような
ベース筋の撮影画像9が得られる。
【0015】図2は、案内情報の画像データと撮影され
た画像データとの関係を説明する説明図である。図1に
示したベース筋7についての案内情報を参照しながらベ
ース筋の撮影をした後は、その案内情報の画像データは
不要になる。また、後で説明するように、現場検査報告
書を作成するための画像データを用意するには、そのデ
ータのサイズや形式を意識しないでも、そのまま撮影が
できることが好ましい。そこで、この発明では、案内情
報を表示する画像データに撮影画像を上書きするように
している。図2に示した画像データ11A,11B,1
1C,11D,11Eは、記憶装置5(図1)に予め記
憶されている案内情報の画像データである。ここで、ベ
ース筋の撮影方法を示す画像データ11Aをディスプレ
イ4(図1)に表示しながらベース筋の撮影を行うと、
撮影された画像データ12Aが案内情報の画像データ1
1Aに上書きされる。同様にして、他の案内情報の画像
データに対しても、撮影後それぞれ撮影された画像デー
タ12A.12B....が上書きされる。
【0016】撮影した画像データを案内情報の画像デー
タに上書きすると、案内情報の画像データと同一サイズ
の同一形式で保存される。形式を指定して新たなデータ
を保存するようにしない限り、元のデータ形式がそのま
ま摘要されるのは、一般のパーソナルコンピュータのア
プリケーションプログラムと同様である。従って、特殊
な制御は不要である。なお、記憶領域が充分にあれば、
案内情報の画像データとは別に、上書き保存用のデータ
ファイルをそれぞれ用意してもよい。しかしながら、そ
れでは記憶領域を非常に多く使用することになる。ま
た、撮影した画像データを記憶する場所を指定する制御
は、上書き保存よりも複雑になる。ディスプレイに表示
された画像を消去してそこに撮影画像を上書きする制御
が最も単純で容易である。従って、上記のような上書き
保存方法が最適であるといえる。
【0017】図3は現場検査報告書の具体的な内容説明
図である。この図に示す現場検査報告書は、コンピュー
タのディスプレイに表示される報告書データ15の一部
である。この報告書データ15の先頭には表題16が表
示されている。ここには任意の報告事項が記録される。
そして、検査報告中の所定の場所にベース筋の写真17
が貼り付けられる。このベース筋の写真17は、図1や
図2を用いて説明したようにして撮影された画像データ
である。図3に示す報告書データ15は、例えばHTM
L(HyperText Markup Language)形式の文書によって
作成される。
【0018】図の報告書データ15の下側には、この報
告書データ15をブラウザで表示するためのソースコー
ド18の例を示した。ここには報告書データ15を記述
するための主要なタグだけを例示した。この図に示すよ
うに、報告書データ15は、ベース筋.jpgやスリー
ブ管.jpgなどの画像データとリンクされている。
【0019】図4の(a)はウエブデータ形式の報告書
データ15を作成する場合に必要なファイルリストで、
(b)は実際の現場検査報告書の印刷イメージ例であ
る。図4(a)に示すファイルリストには、現場検査報
告書.htmというファイルと、このファイルとリンク
される画像データの、物件外観.jpgやベース筋.jp
gといったファイルが表示されている。これらのファイ
ルが相互にリンクする。図の(b)に示すように報告書
データをディスプレイに表示し、あるいは印刷すると、
リンクされた画像データが報告書のスタイルにあわせて
様々なサイズで表示される。例えば、イメージ22は図
示しないロゴで、イメージ23は物件外観.jpg、イ
メージ24はベース筋.jpgの写真が配置される。
【0020】このような様々なサイズの画像データは、
従来は、撮影した画像データをトリミングしたり拡大縮
小処理をしてから貼り付けている。従ってこうした文書
の作成には従来は非常に手間がかかっていた。この発明
では、こうした様々なサイズの画像データを予め用意し
てしまう。そしてその画像データに上記のような案内情
報を書き込む。この画像データを図1に示す記憶装置5
に記憶して、電子カメラに装着し、ディスプレイ4に表
示させる。撮影した画像を、案内情報を表示した画像デ
ータの上に上書きすれば、そのまま報告書に利用できる
画像データが得られる。
【0021】すなわち電子カメラ1に記憶装置5を装着
して現場に到着し、順番にディスプレイに案内情報を表
示させながら、その案内情報に従って対象物を撮影し、
撮影が終了するとその記憶装置5を持ち帰る。そしてこ
れを現場検査報告書のフォルダにコピーすれば、図4に
示すようなファイルリスト通りの画像データがセットさ
れる。これで現場検査報告書の文字データの部分に必要
事項を記入すれば、全ての作業が完了する。
【0022】ファイル名も予め付けられたままのものを
そのまま使用するので、リンクのためのファイル名を確
認したり新たに入力をする必要がない。もちろんファイ
ル名の間違いによるエラーも生じない。このように一定
の形式で一定の定められた文書を作成する場合に、間違
いがなく簡単に写真入りの文書を作成することができる
という効果がある。また、ファイルリストを見ながら順
番に案内情報通りに撮影をするので、撮影し忘れという
問題もない。なお撮影し忘れを防止するために、上書き
による撮影が終了したファイルに撮影済みの表示をする
とさらに使いやすくなる。上書き日時を各ファイルのプ
ロバティに付加すれば、この表示は容易にできる。もち
ろん撮影済みの撮影画像を順番にディスプレイに表示し
て確認するようにしてもよい。
【0023】本発明は以上のような報告書の作成処理の
みならず、広くさまざまな写真撮影に利用することがで
きる。例えば海外旅行や国内旅行の名所めぐりなどにも
利用できる。
【0024】図5は本発明の変形例を示す説明図であ
る。図の(a)に示すように、上記の記憶装置に例えば
観光案内の画像データ30‐1と撮影スポット30‐2
とを順番に記憶する。すなわち図1に示した記憶装置5
の中に、観光案内と記念撮影のための撮影スポットや撮
影方法が記憶されている。これが、例えば、本屋や写真
屋あるいは観光地の売店などで販売される。購入者はこ
の記憶装置を電子カメラに装着して、電子カメラのディ
スプレイを見ながら観光を楽しむ。また、その案内通り
に撮影スポットで撮影を行うと、その後旅行アルバムが
自動的に作成できる。記憶装置の中に、旅行アルバム全
体を完成させることができるデータを記憶させておけ
ば、さらに便利である。即ち、対象物を撮影するための
案内情報を表示した画像データと、この画像データに上
書きされるように撮影された画像データとリンクする文
書データとを記憶した記憶装置を販売する。撮影が終了
した後、記憶装置をコンピュータにセットして、記憶装
置中の文書データをコンピュータ上で開けば、そのまま
撮影済みの写真入りの文書が見られる。電子カメラに
も、コンピュータにもなにも用意しなくてよい。
【0025】また、この観光案内や撮影スポット案内
に、観光地のホテルのコマーシャルなどを含めておいて
もよい。図の(b)は、例えば観光案内誌32と対応さ
せた画像データを記憶装置に記憶した例を示す。図31
は観光案内誌32中の、特定のページの観光スポットに
ついて、その案内を表示したものである。ここには撮影
ポイントが観光案内誌32のどの部分に相当するかとい
う表示と、実際の撮影の仕方と、その近辺のホテルの案
内などが表示されている。このように、観光案内誌32
と組み合わせて使用できるようにしてもよいし、観光案
内誌32の内容をそっくり記憶装置5に記憶させて、電
子カメラで読むことができるようにしてもよい。
【0026】上記のような記憶装置5を写真屋で販売
し、撮影済みの記憶装置5を写真屋が回収するようにし
てもよい。写真屋では、撮影された写真をプリントして
その手数料を顧客から徴収する。記憶装置に電子アルバ
ムがセットされていれば、観光地名や撮影場所その他の
情報を一緒に印刷した旅行アルバムを顧客に提供でき
る。画像データ中に商業的情報、即ち、コマーシャル等
を含めれば、記憶装置を安価に提供できる。
【0027】また、本発明によれば、さらに充実した撮
影案内ができる。図5(c)にはGPS(Global Posit
ioning System)を備えた電子カメラによる撮影場所の
案内方法を示した。この図の画像データ35は、撮影ス
ポットを案内するためのデータである。この画像中に
は、その撮影場所の経度、緯度が表示されている。撮影
者の電子カメラのGPS33は、撮影者のいる場所の緯
度や経度を観測している。撮影者のいる場所の緯度や経
度と、案内情報の画像データ35に表示された緯度や経
度とを比較して、具体的な撮影スポットを確認すること
ができる。なお、この経度、緯度の情報は、日付情報と
ともに、撮影画像に合成するようにしてもよい。また、
例えば、記憶装置中に撮影場所の名称を示すテキストデ
ータファイルを記憶させておき、撮影時に、日付情報と
ともに撮影場所の名称も合成するようにしてもよい。
【0028】上記のように、メモリカードに旅行アルバ
ム作成モジュールとかグルメスポットやプレイスポット
の案内モジュールといったデータを記録しておくことに
よって、電子カメラを従来以上に活用することが可能に
なる。また、電子カメラの記憶装置に撮影のための案内
情報が記憶されていれば、例えば、建築現場の撮影に、
マニュアルその他を持ち歩かなくてよく、例えば雨天の
場合の撮影とか、片手に他の荷物を持っている場合の撮
影の場合に便利である。
【0029】また、本発明は、記憶装置に記憶された任
意の画像データをディスプレイに表示して、その画像デ
ータ上に撮影画像を上書きすることができる電子カメラ
であれば、特にそれ以上の複雑な機構を必要とせず、記
憶装置に記憶する画像データの内容次第で、さまざまな
分野に利用できるという効果がある。従って、本発明の
摘要される電子カメラは、電子カメラ機能を備えたモバ
イル式のパーソナルコンピュータや、電子カメラ機能を
備えた携帯電話等も含むものとする。また、電子カメラ
の記憶装置に、ネットワークを介して案内情報をダウン
ロードし、写真撮影ののち、ネットワークを介して報告
書等を送信するといった使用方法もできる。
【0030】図6は、電子カメラの記憶装置に案内情報
を供給する案内情報供給システムの例を示す説明図であ
る。このシステムで使用する電子カメラはなんでもよい
が、図の例では、電子カメラ41が内蔵されたモバイル
コンピュータ40を使用している。このモバイルコンピ
ュータ40は、ネットワーク50に対して無線局51
(携帯電話の基地局)を介して接続されている。ネット
ワーク50には、サーバ42が接続されている。サーバ
42の記憶装置43には、すでに説明したような案内情
報44が記憶されている。例えば、現場検査報告担当者
は、このシステムを利用して、ネットワーク50を介し
てサーバ42から案内情報44をモバイルコンピュータ
40に内蔵された図示しない記憶装置にダウンロードす
る。その後はすでに説明したとおりの要領で案内情報を
利用して写真撮影を行う。
【0031】撮影後の写真は、持ち帰って報告書作成に
使用するほか、例えば、ネットワーク50を介してサー
バ42に返送してもよいし、図示しない管理センターに
転送してもよい。また、図5を用いて説明したようなア
ルバム作成用の案内情報の場合には、写真店、本屋、コ
ンビニエンスストア等に据え付けられたコンピュータ4
5に案内情報供給機能を設ける。即ち、電子カメラに装
着できる記憶装置5に対して、上記の案内情報を転送し
て記憶させる機能を持たせる。また、例えば、電子カメ
ラ1の図示しないデータ入力端子にインタフェースケー
ブルを通じて案内情報を転送し、電子カメラ1に内蔵さ
れた記憶装置に記憶させるようにしてもよい。新作の案
内情報は、ネットワーク50を通じてサーバ42から配
信されるようにすればよい。また、撮影後の写真をこの
案内情報供給システムにより回収して、その場でカラー
プリンタ46により旅行アルバムのプリントサービスを
することもできる。コンビニエンスストア等に、こうし
た案内情報供給システムを設置すれば、広くさまざまな
用途に対して、本発明を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子カメラの具体例を示す斜視図であ
る。
【図2】案内情報の画像データと撮影された画像データ
との関係を説明する説明図である。
【図3】現場検査報告書の具体的な内容説明図である。
【図4】(a)はウエブデータ形式の報告書データ15
を作成する場合に必要なファイルリストで、(b)は実
際の現場検査報告書の印刷イメージ例である。
【図5】本発明の変形例を示す説明図である。
【図6】電子カメラの記憶装置に案内情報を供給する案
内情報供給システムの例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 電子カメラ 3 ファインダ 4 ディスプレイ 5 記憶装置 6 ファイル名リスト 7 案内情報 9 撮影画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮下 敬史 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目3番地 住友林業情報システム株式会社内 (56)参考文献 特開2002−64727(JP,A) 特開2001−24982(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物を撮影するための案内情報を表示
    した画像データを記憶する記憶装置と、 前記画像データのファイル名リストを表示するととも
    に、指定されたファイル名の画像データを表示するディ
    スプレイとを備えたことを特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】 対象物を撮影するための案内情報を表示
    した画像データを記憶する記憶装置を備え、 前記画像データは、予め所定のサイズで所定の形式で作
    成されており、 各画像データに表示された案内情報に従って撮影された
    画像は、当該画像データと置き換えられるように上書き
    されて、前記画像データを記憶した記憶装置に記憶され
    ることを特徴とする電子カメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の電子カメラに
    おいて、 前記画像データは前記記憶装置に複数枚記憶されてお
    り、これらの画像データは、所定の文書ファイルに貼り
    付けられるいずれかの画像データと同一のサイズで同一
    形式のデータに設定されていることを特徴とする電子カ
    メラ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電子カメラにおいて、 前記所定の文書ファイルは、前記画像データのファイル
    名を用いて、これらの画像データとリンクして、各画像
    データを所定の場所に貼り付けるように構成されてお
    り、前記記憶装置には、前記画像データのファイル名を
    変更しないで記憶することを特徴とする電子カメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1または3に記載の電子カメラに
    おいて、 前記記憶装置には撮影場所名を表示するデータファイル
    が記憶され、当該撮影場所名は、撮影画像に合成される
    ことを特徴とする電子カメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1または3に記載の電子カメラに
    おいて、 前記画像データには、撮影場所の緯度経度を示す情報が
    含まれることを特徴とする電子カメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1または3に記載の電子カメラに
    おいて、 前記記憶装置に記憶された画像データには、撮影場所の
    商業的情報を表示した画像データが含まれることを特徴
    とする電子カメラ。
  8. 【請求項8】 対象物を撮影するための案内情報を表示
    した画像データと、この画像データに上書きされるよう
    に撮影された画像データとリンクする文書データとを記
    憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  9. 【請求項9】 電子カメラの記憶装置に対して、 対象物を撮影するための案内情報を表示し、予め所定の
    サイズで所定の形式で作成された画像データであって、
    前記案内情報に従って前記電子カメラで撮影された画像
    が、該当する案内情報の画像データと置き換えられるよ
    うに上書きされるものを、前記記憶装置に転送して記憶
    させる、撮影支援データ供給装置。
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