JP2009065668A - 簡易撮影システム - Google Patents

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Abstract

【課題】建築土木等の工事現場の工事記録写真に関して、撮影と整理のコストを低減し、撮影時の安全性を向上させ電子納品できる工事写真の簡易撮影システムを提供する。
【解決手段】通信機能と写真撮影情報の文字等の入力手段と表示手段と記憶手段とを有する電子小黒板に、工事記録写真の撮影付属情報を直接入力する、あるいは通信手段等により取得した撮影付属情報を画面に表示し、電子小黒板の表示画面の文字等が判読できるように撮影対象画像と表示画面の文字等の両方をともに、時間、場所、明暗等の違いにかかわらず撮影し記憶できるデジタルカメラと電子小黒板による簡易撮影システムを構成する。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は、通信手段と文字入力手段及び撮影付属情報を表示する表示手段と記憶手段を有する携帯電話のような軽量・小型の工事写真用電子小黒板と、撮影対象とともに電子小黒板の画面に表示した撮影付属情報の文字等が判読できるように撮影し、記憶できるデジタルカメラと、写真整理時に、電子小黒板に記憶している撮影付属情報の文字等データとデジタルカメラの写真画像データをパーソナルコンピューターに取り込み、写真画像データに影響を与えずに整理でき専用のプログラムを用いることにより工事記録写真を電子納品できる簡易撮影システムに関するものである。
従来、工事記録写真撮影にあたっては、チョークなどで必要事項を記載した小黒板を文字が判読できるよう撮影対象とともにカメラに写しこみ、写真アルバム整理時には、パーソナルコンピューター画面で各写真を画面に表示し、写真に写っている工事黒板の文字などを目で確認しながら必要事項をパーソナルコンピューターに文字等入力するために、写真整理が煩雑であり誤りが生じやすく、多くの手間と費用がかかっていた。
また、撮影対象ごとの撮影付属情報をあらかじめ作成、記憶し、写真画像データと関連付けて整理を行う方法も知られているが複雑で手間がかかる。
工事現場では、気象、天候による工程の変更や、地形の差異などによる設計変更が生じることがあり計画通りには行かないことが多く、変更があれば撮影付属情報をあらかじめ作成、記憶していることも無駄になり、また、変更対応が煩雑になる。
工事の現場環境も様々であり、特に悪条件下では精密な黒板装置では故障もしやすい。
撮影対象とともに写し込むためにはある程度の大きさの黒板となり現場での持ち運びに不便である。また、工事黒板を交通量の多い危険な場所などに置いて撮影する場合は安全面でも対策が必要であった。
近年、国土交通省が発注する工事等の公共事業は、2004年度から全ての事業を電子データで提出することを義務付ける電子納品対象工事となり、工事完成図書としての工事写真も電子データで電子納品する必要がある。電子納品する工事写真はオリジナルデータの写真ファイルの記録形式をジェイペグ(JPEG)形式、同写真管理ファイルはエックスエムエル(XML)形式と定められている。
国土交通省のデジタル写真管理基準等では、写真の信憑性を考慮し、写真編集は認めないこと。さらには、工事黒板を撮影対象と共に写し込むと規定しており、工事黒板を写真画面内に実際に写し込む必要がある。
実物の工事黒板を写真に写し込まずに電子的な黒板の文字データと背景データとを電子的に合成あるいは加工編集などをして写真画像データを作成する方法あるいは写真画像データに写真付属撮影情報を関連付ける方法等は写真編集にあたるおそれがあり電子納品できない。
特開2004−120370号公報
特開2001−24982号公報
発明が解決しようとする課題
しかし、上記公報(特許文献1)記載の撮影システムでは、電子黒板装置に撮影対象ごとの撮影付属情報等をあらかじめ記憶していても、工事現場では、工場での流れ作業とは違い、気象、天候による工程の変更や、地形の差異などによる設計変更が生じることがあり、あらかじめ記憶している撮影付属情報の検索と追加・修正などに時間がかかり、かえって煩雑になると思われる。自然環境下での工事現場では、計画通りには行かないことが多くその都度対応が難しい。
また、撮影の現場環境も様々であり、特に悪条件下では精密な電子黒板装置では故障もしやすく、撮影対象とともに写し込むためにはある程度の大きさの黒板装置となり、現場での持ち運びに不便である。電子黒板装置を交通量の多い危険な場所などに置いて撮影する場合は安全面でも問題が残る。撮影付属情報をあらかじめ整理し記憶する作業や変更作業は写真整理が簡易にできるにしても多くの手間と費用がかかり、さらに、精密な電子黒板装置は簡便化や省力化に結びつかない。
また、カメラ機能を有する携帯端末に工事写真チェックリストや撮影図面や設計寸法、実測寸法、略図などをあらかじめ記憶させ写真管理に利用する方法もあるが数百枚あるいは数千枚の写真を撮影し管理する現場の施工管理者にとっては撮影付属情報のデータ管理が複雑となりかえってミスを誘発させるおそれがある。たとえ撮影付属情報を検索装置で検索できても設計変更などの対応も難しく、省力化や簡素化につながらない。
さらに、上記公報(特許文献2)記載のカメラシステムでは、写真撮影直後に電子すかし等の改ざん防止手段を用いて撮影情報を画像データに暗号化して記録する手段が、撮影後の写真画像データの合成や編集にあたり、工事完成図書の電子化(電子納品)の対象成果品は画像データの編集を一切認めていないため、このシステムでは電子納品として提出できない。
工事完成図書の電子化(電子納品)の対象書類として、電子納品する工事写真は、オリジナルデータで写真ファイルの記録形式をジェイペグ(JPEG)形式、同写真管理ファイルはエックスエムエル(XML)形式で電子納品する必要があるが、写真画像データの明るさ、コントラスト、回転、サイズ変更などの編集を行えば写真画像データの写真ファイル情報としての写真の撮影日が欠落し空白となるため、その写真を後から改ざんしたとの疑いを持たれることになる。
また、国土交通省のデジタル写真管理基準等では、工事黒板を撮影対象と共に写し込むと規定しており、工事黒板を写真画面内に実際に写し込む必要があり、電子的な工事黒板の文字データと背景データとを合成して写真画像データを作成することは写真編集にあたり電子納品用工事写真として提出できない。
通信機能を有するデジタルカメラは高価になり、さらに撮影した写真画像とともに撮影付属情報データをデジタルカメラに受信させ記憶する方法もあるが、データを取り出しパーソナルコンピューターに保存する際などに機械的あるいは電子的な故障や人為的なミスにより大切な写真画像データに影響を与えてデータを損なうことがある。
課題を解決するための手段
本発明は、通信機能と写真撮影情報の文字等の入力手段と表示手段と記憶手段とを有する携帯電話のような軽量・小型の電子小黒板に、工事記録写真に必要な工事名、工種、位置等及び写真番号等の撮影付属情報を直接入力あるいは通信手段等により取得した撮影付属情報を画面に表示できる電子小黒板と、電子小黒板の表示画面の文字等が判読できるように撮影対象と表示画面の文字等の両方を、時間、場所、明暗等の違いにかかわらず撮影し写真画像データとして記憶できる手段を持つデジタルカメラを用いる簡易撮影システムである。
たとえ電子小黒板と撮影対象との距離が離れている場合でも遠近にかかわらず電子小黒板の表示画面と撮影対象の両方を撮影できる被写界深度の深いあるいは固定焦点レンズ付きで、暗所におけるストロボ撮影の際にも、電子小黒板の表示画面と撮影対象の両方を撮影し写真画像データとして記憶できるデジタルカメラである。
電子小黒板に写真撮影時に入力あるいは取得した工事名、工種、位置及び写真番号等の撮影付属情報等の電子データを、写真画像データの記録形式であるジェイペグ(JPEG)形式の写真ファイルに影響を与えずにパーソナルコンピューターに通信手段あるいはUSB接続により取り込み、パーソナルコンピューターで整理すれば手間をかけずに間違いなく写真アルバム整理ができる。
本発明は、以上の構成よりなる、簡易で軽量・小型の携帯電話のような電子小黒板とデジタルカメラとパーソナルコンピューターを用いた電子納品にも対応できる簡易撮影システムを提供する。
以下に、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、多種の機能を持つ携帯電話のような軽量・小型の電子小黒板(1)に、工事名、工種、位置などの写真撮影付属情報の文字等データを直接入力または通信手段で取得あるいはバーコードリーダーで読み取った工事コード番号などの情報を記憶装置(2)に記憶し、電子小黒板の表示画面装置(3)に表示する。
電子小黒板(1)の写真撮影付属情報の文字等を表示画面装置(3)に表示した撮影付属情報の文字等と撮影対象(5)との両方をデジタルカメラあるいはカメラ付き携帯電話等で撮影し、撮影対象(5)と文字が判読できる小黒板の表示画面(3)が写った写真画像データをデジタルカメラ(6)に記憶させる。デジタルカメラは、撮影付属情報の文字等と撮影対象の遠近の違いや時間、場所、明暗等の違いにかかわらず電子小黒板の画面(3)の文字等と撮影対象(5)との両方を撮影し記憶できる機能を有する。
パーソナルコンピューター(7)による写真アルバム整理時に、デジタルカメラあるいはカメラ付き携帯電話等に記憶した写真画像データ(6)と携帯電話等のような軽量・小型の電子小黒板(1)に記憶している写真説明用の文字等のデータ(2)を写真画像データ(6)の写真ファイルに一切影響を与えずに通信手段あるいはUSB接続によりパーソナルコンピューター装置(8)で取り込み、写真説明文として写真アルバムに貼り付ければ、手間と費用をかけずに、簡易に間違いなくデジタル写真が整理でき、さらに専用のプログラムを用いれば電子納品用の電子データに変換できる。
本発明を使用する場合は、汎用の携帯電話のような軽量・小型の電子小黒板(1)とデジタルカメラあるいはカメラ付き携帯電話等(6)とパーソナルコンピューター(7)を組み合わせて使用することにより、写真撮影及び整理の簡易化と省力化等を図るものである。
例として、土木工事写真管理に適用した場合について説明する。
公共工事は、工事写真も工事完成図書の電子化(電子納品)の対象書類として電子納品する必要がある。
国土交通省は、工事黒板を撮影対象と共に写真に写し込み、黒板の文字等が判読できるように写真画像の有効画素数を100万画素程度と規定している。また、工事完成図書の電子化(電子納品)の対象書類として、電子納品する工事写真は、オリジナルデータで写真ファイルの記録形式をジェイペグ(JPEG)形式、同写真管理ファイルはエックスエムエル(XML)形式で電子納品する必要があるが、写真画像データの明るさ、コントラスト、回転、サイズ変更などの編集を行えば写真画像データの写真ファイル情報としての写真の撮影日が欠落し空白となるため、その写真を後から改ざんしたとの疑いを持たれることになる。
工事黒板を写真画面内に実際に写し込む必要があり、電子的な工事黒板の文字データと背景データとを合成して写真画像データを作成することは写真編集にあたるおそれがあり電子納品用工事写真として提出することは難しい。
これらの規定に従って、撮影付属情報を画面に表示した電子小黒板と、電子小黒板の表示画面の文字等と撮影対象との両方を撮影し記憶するデジタルカメラと、パーソナルコンピューターとでアルバム整理できる簡易撮影システムである。
この簡易撮影システムで写真を撮影整理すれば写真画像データの写真ファイルに影響を与えることがないため、工事記録写真を電子納品の工事写真成果品として提出できる。
通信機能と写真撮影情報の文字等の入力手段と表示手段と記憶手段とを有する携帯電話のような軽量・小型の電子小黒板に、工事記録写真の工事名、工種、位置及び写真番号等の撮影付属情報を直接入力あるいは通信手段等により取得した撮影付属情報を画面に表示できる電子小黒板は、一人で片方の手に持ち、電子小黒板の表示画面と撮影対象とをデジタルカメラで写真撮影できるため、写真撮影時の省力化が図れる。
携帯電話のような軽量・小型の電子小黒板は従来の大きさの工事用黒板とは異なり、現場での持ち運びに便利である。
また、工事用黒板を撮影地点から離れた高所や交通量の多い危険な場所などに置いて撮影する必要がないので安全面も向上する。
暗所におけるストロボ撮影の際には電子小黒板の表示画面の文字が明瞭に撮影できるように電子小黒板の表示部にはバックライト機能を付加するか表示画面の表面などにストロボ光の反射防止処理等を施せば撮影が容易になる。
普及品の携帯電話を用いる場合は、表示画面に反射防止等の処理を施せば電子小黒板として利用できるので経済的である。普及品の携帯電話に専用のUSB接続ケーブルと専用のプログラムを用いれば撮影付属情報等をパーソナルコンピューターに取り込み、写真説明文などを安価に編集整理できる。
撮影対象と電子小黒板の表示画面の文字等を昼間、夜間あるいは室内、屋外の違いにかかわらず撮影でき、文字が判読できる小黒板と撮影対象が写った写真画像データをデジタルカメラに記憶し保存する。
デジタルカメラは、撮影対象と文字等を画面表示した電子小黒板との距離が離れている場合でも、被写界深度を深くして(例えば、ピントが合っているように見える距離を0.6m〜5.0m前後)撮影するか、あるいはオートフォーカス機能なしの固定焦点レンズ付きで、さらには写真画像の有効画素数を黒板の文字及び撮影対象が確認できる100万画素程度にすれば、軽量・小型で安価な工事写真用デジタルカメラを提供することも可能になる。撮影対象の妨げにならない画面の余白部の左下あるいは右下の部分に電子小黒板の表示画面が写るようにファインダー内あるいはディスプレイ画面で確認し撮影する。
電子小黒板が写るようにファインダー内に小黒板を配置する箇所を、視差を考慮して明示すると良い。電子小黒板の表示画面の文字等と撮影対象の両方を撮影後、黒板の文字が判読できるかをデジタルカメラのディスプレイ画面で確認し、もし必要であればすぐに取り直すことができる。
通信機能を有するデジタルカメラあるいはカメラ機能を有する携帯端末は高価になり、さらに撮影した写真画像とともに撮影付属情報データをデジタルカメラあるいは携帯端末に受信させ記憶し、データを取り出してパーソナルコンピューターに保存する際などに機械的あるいは電子的な故障や人為的なミスにより大切な写真画像データに影響を与えたりをデータを損なうことがあるため、写真画像データはデジタルカメラに記憶して保存し、撮影付属情報データは電子小黒板に記憶し保存して、別々にパーソナルコンピューターに取り込み整理するこの簡易撮影システムのほうがより安全といえる。
写真アルバム整理時に、撮影時に一度文字等を通信手段あるいは直接文字入力し、電子小黒板の文字等データを無線、USB接続あるいは赤外線等により送信してパーソナルコンピューターで受信し、写真画像データの写真ファイルに影響を与えずに撮影付属情報をパーソナルコンピューターに取り込み、撮影付属情報に写真番号等が付されているためデジタルカメラからパーソナルコンピューターに取り込んだ写真画像と写真と同一の撮影付属情報を容易に識別できるので誰でも簡易に間違いなく写真整理ができる。
写真画像データと撮影付属情報の文字等をパーソナルコンピューターに取り込み写真画像のファイルに影響を与えずに整理できる専用のプログラムがあるとさらに省力化が可能になる。
工事記録写真のうち、大半が工事名、工種、種別、細別等を工事黒板に記載し撮影することで良いとされ、持ち運びに便利な携帯型の電子小黒板でほとんどが対応できる。
小黒板の判読が困難となる場合は、別紙に必要事項を記入し、写真に添付して整理することも認められているので、設計寸法、実測寸法、略図などが必要な品質管理写真や出来形管理写真はその内容を別の用紙に記載するか従来の工事黒板を併用して撮影することができる。また、写真整理時に設計寸法、実測寸法、略図などの必要事項を電子データとして写真アルバムに貼り付けることもできるので設計寸法、実測寸法、略図などを記載した黒板が必ずしも必要ではない。一般的に設計寸法、実測寸法、略図などが必要な品質管理写真や出来形管理写真の写真枚数は全体の写真枚数のおおよそ2割程度と見られておりそれほど多くはない。
着工前や完成時の写真など遠景の撮影対象に焦点を合わせて撮影する場合は、小黒板を省いて撮影し、写真整理時に説明文を付加することもできる。
電子黒板装置に撮影対象ごとの撮影付属情報等をあらかじめ記憶する方法もあるが、工事現場では、工場での流れ作業とは違い、気象、天候による工程の変更や、地形の差異などによる設計変更が生じることがあり、あらかじめ記憶している撮影付属情報の検索と追加・修正などに時間がかかり、かえって煩雑になると思われる。自然環境下での工事現場では、計画通りには行かないことが多くその都度対応が難しい。
カメラ機能を有する携帯端末に工事写真チェックリストや撮影図面や設計寸法、実測寸法、略図などをあらかじめ記憶させ写真管理に利用する方法もあるが数百枚あるいは数千枚の写真を撮影し管理する現場の施工管理者にとっては撮影付属情報のデータ管理が複雑となりかえってミスを誘発させるおそれがある。たとえ撮影付属情報を検索装置で検索できても設計変更などの対応も難しく、省力化や簡素化につながらない。
工事記録写真の撮影は本社や支店の机上で詳細にわたり計画するよりも、現場で撮影する者が撮影の概略を計画し実際に撮影して写真整理し管理するほうがミスも無駄も少なくなる。それで現場の施工管理者の負担にならないこの簡易な撮影システムのほうが望ましいといえる。
通常、写真に写し込む工事黒板の大きさや材質に規定がなく、紙製あるいはプラスチック製の小黒板に写真付属情報を手書きあるいはパーソナルコンピューターで印刷し、画面の手前に手で持つかあるいは簡易な装置に取り付けて写真撮影する方法もあるが、従来のチョークなどで必要事項を記載した小黒板をカメラに写し込む方法と手間も変わりがなく、写真アルバム整理時には、パーソナルコンピューター画面で各写真を画面に表示し、写真に写っている工事黒板の文字などを目で確認しながら必要事項をキーボードで文字等入力するためにやはり写真整理が煩雑であり誤りが生じやすく、多くの手間と費用がかかっていたがこの簡易撮影システムにより省力化と簡略化が図れる。
パーソナルコンピューターに取り込んだ写真画像を写真アルバムに貼り付け、写真アルバムの空白部に、電子小黒板からパーソナルコンピューターに取り込んだ写真説明用の文字等データを専用のプログラムを必要とせずに貼り付けるだけで簡易に写真アルバムの整理ができる。この方法で一般の写真も説明文を貼り付け簡単に写真整理ができる。
発明の効果
一人でも片方の手に携帯電話のような軽量・小型の電子小黒板を持ち、電子小黒板と撮影対象とをデジタルカメラで写真撮影できるため、写真撮影時の省力化が図れる。
工事黒板を交通量の多い場所などに置いて撮影する必要がないので撮影時の安全性も向上する。
普及品の携帯電話の表示画面に反射防止等の処理を施せば電子小黒板として利用できるので経済的である。また、普及品の携帯電話に専用のUSB接続ケーブルと専用のプログラムを用いれば撮影付属情報等をパーソナルコンピューターに取り込み、写真説明文などを安価に編集整理できる。
工事記録写真撮影にあたって、工事名、工種等、位置等及び写真番号などの写真撮影付属情報の文字等データを、携帯電話のような軽量小型の電子小黒板に、一度入力すれば、パーソナルコンピューターによる写真アルバム整理時に、デジタルカメラあるいはカメラ付き携帯電話に記憶した写真画像データと電子小黒板に記憶した文字等データを取り込み写真番号などの写真撮影付属情報を見て写真アルバムに文字等を貼り付ければ、パーソナルコンピューターによる再度の文字等入力の手間と費用をかけずに、簡易に間違いなくアルバム整理が誰でもできる。
さらに専用のプログラムを用いれば電子納品成果品が作成できる。
本発明の概略図である。
符号の説明
1 通信機能付き電子小黒板
2 撮影付属情報の文字等データの入力装置と記憶装置
3 文字等データの表示画面装置
4 文字等データの通信装置
5 撮影対象
6 電子小黒板の表示画面の文字等と撮影対象の両方を撮影し、写真画像データとして記憶できるデジタルカメラ
7 デジタルカメラに記憶した写真画像データを取り込み、電子小黒板の写真撮影付属情報の文字等データとともに整理し、専用のプログラムにより電子納品用のデータに変換できるパーソナルコンピューター
8 電子小黒板に記憶した写真撮影付属情報の文字等データを通信手段あるいはUSB接続により取り込みできるパーソナルコンピューターの装置

Claims (3)

  1. 工事記録写真に必要な工事名、工種、位置等の撮影付属情報の文字等を入力する手段あるいは通信手段等により取得した撮影付属情報を記憶する記憶手段と撮影付属情報を表示する表示手段と通信手段を有する携帯電話のような軽量・小型の電子小黒板と、撮影対象とともに電子小黒板の画面に表示した撮影付属情報を文字等が判読できるように時間、場所、明暗等の違いにかかわらず撮影し写真画像として記憶できる手段を有するデジタルカメラによる簡易撮影システム。
  2. 表示手段を有する電子小黒板の表示画面と撮影対象との距離が離れている場合でも、遠近にかかわらず電子小黒板の表示画面に表示する撮影付属情報等と撮影対象の両方を撮影し記憶する手段を有するデジタルカメラによる請求項1記載の簡易撮影システム。
  3. 写真撮影時に、携帯電話のような文字入力機能を持つ電子小黒板に直接入力あるいは通信手段により取得した工事名、工種、位置及び写真番号等の撮影付属情報等の電子データを、写真画像のファイルに影響を与えずにパーソナルコンピューターに通信手段あるいはUSB接続などで取り込み、デジタルカメラの写真画像データとともにパーソナルコンピューターで写真アルバム整理でき、専用のプログラムを用いることにより工事記録写真を電子納品できる請求項1ないし請求項2記載の簡易撮影システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013117943A (ja) * 2011-10-31 2013-06-13 Ricoh Co Ltd アプリケーション・プログラム及びスマートデバイス
CN108307112A (zh) * 2018-01-25 2018-07-20 国家电网公司 输变电工程建设数码照片采集装置

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