JP3386776B2 - 型枠の締付具及び型枠 - Google Patents
型枠の締付具及び型枠Info
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Description
製品を成形する型枠の2つの部材を締め付け、または締
め付けを解除する型枠の締付具、及び、この締付具を装
着した型枠に関する。
に、型枠の接合部付近の一方の部材に基端を枢着したボ
ルトの先端を正面形状がU字状のU字体の一端に側面方
向から結合し、U字体の他端には回動軸を固定した回動
片を該軸がU字体の溝内に出没自在に枢着し、型枠の接
合部付近の他方の部材には前記回動軸が嵌合すべき略半
円形の凹部を有する受片を設けた型枠の締付具が知られ
ている。
をL形の擁壁用ブロックの型枠20の下部の締め付けに
用いた例を示するもので、図9が締付状態、図10が締
付解除状態である。
2の基端側が軸受片13を介して枢着されている。ボル
ト2の先端には、側面形状がU字状をなすU字体3の一
側部が結合されている。U字体3の他方の端部付近には
回動軸5を固定した回動片8が枢着されており、回動軸
5はU字体の溝内に出没自在となっている。
が固定されている。受片6には略半円形の凹部6aが形
成されている。通常、この種の締付具は、図7に示すよ
うに、複数個が一本の回動軸5を共有して設けられる。
ける場合は、まず、図10に実線で示す解除状態から、
回動軸5を持ち上げ、図10に鎖線で示すように、回動
軸5を受片6の凹部6aに係合させる。次ぎに、回動軸
5を図10の左回りに回動すると回動片9が共に回動し
て図9の状態となり、締め付けが完了する。
記のごとくであったから、締め付けを行う場合に回動軸
5を持ち上げなければならず、そのためにはかなりの力
を必要としていた。また、回動軸5を受片6の凹部6a
に係合するためには、重い回動軸5を持ち上げた状態で
凹部6aを探らなければならず、作業員にとってかなり
の重労働であるばかりか、作業能率も悪いものであっ
た。
改善し、締め付け作業を容易に行えるようにすることを
課題としてなされたものである。
付近の一方の部材に基端を枢着したボルトの先端を側面
形状がU字状のU字体の一側部に横方向から結合し、該
U字体の他端側には回動軸を固定した回動片を該軸がU
字体の溝内に出没自在に枢着し、型枠の接合部付近の他
方の部材には前記回動軸が嵌合すべき略半円形の凹部を
有する受片を設けた型枠の締付具において、前記回動軸
にカム部材を固定すると共に、前記型枠の一方の部材に
案内板を設け、回動軸を回転させると、カム部材が案内
板と接触することによって、回動軸が前記受片の凹部内
に導かれることを特徴とする型枠の締付具である。
と接触することによって、回動軸が受片の凹部内に導か
れるので、締め付けに際してことさら回動軸を持ち上げ
る必要がなく、また、受片の凹部を探る必要もなく、回
動軸を回転させるのみで容易に締め付け作業を行うこと
ができる。
る。このようにすることで部品点数及び組み立ての手間
が減少し、コストダウンとなる。
着した型枠である。この型枠は、締付具の作用により、
型枠の開閉作業を容易に行うことができる。
いて本発明を詳細に説明する。図1は実施例の締付具1
の側面図、図2は締付具1の上面図、図3は締付具1の
正面図、図4は締付具1の解除状態の側面図、図5は締
付具1の分解斜視図、図6は締付具1の要部斜視図、図
7は締付具1を取り付けた型枠20の正面図、図8は図
7におけるAA線断面図である。
材4、回動軸5、回動片8、案内板7、受片6などから
なる。ボルト2は、基端部に形成された枢着軸15によ
って一方の型枠部材21(型枠20の台部)に固定され
た軸受片13に枢着されている。ボルト2の先端は、側
面形状がU字状をなすU字体3の一側部に横方向からね
じ込みにより結合している。U字体3の他端側の一方の
面にはカム部材4が、他方の面には回動片8が、ピン1
4により枢着されている。カム部材4及び回動片8の穴
4a、8aには長尺の回動軸5が挿通され、溶接により
固定されている。回動軸5を回動すると、カム部材4及
び回動片8が回動し、回動軸がU字体3の溝3aに出没
するようになっている。回動軸5のカム部材4及び回動
片8の外側には、リング部材9及びフランジ10が挿通
されている。リング部材は回動軸5が受片6の凹部6a
と係合するときの摩擦を軽減するものであり、フランジ
10はリング部材9を固定するために回動軸5に溶接固
定されている。回動軸5の端部には、回動操作を行うた
めの六角状の頭部11が設けられている。型枠部材21
には案内板7が溶接により固定されている。案内板7
は、ちょうどカム部材4の直下に位置している。
には、受片6が溶接固定されている。受片20には概略
半円形状の凹部6aが形成されており、締付状態におい
ては、回動軸5が凹部6aに嵌合し、堅固に固定され
る。
付具の回動片8の一方をカム部材4とする(カム部材4
は回動片の役割も兼ねている)と共に、案内板7を設け
た点である。図4は、成形したコンクリート製品を脱型
するために、締付具1の締め付けを解除した状態を示し
ている。この状態から回動軸5を左回りに回動すると、
カム部材4及び回動片8がピン14を中心に回動し、カ
ム部材4が案内板7の上を転がり、回動軸5を受片6の
凹部6a内に導く。このように、カム部材4の形状は回
動軸5が凹部6aに入り込むように形成されている。回
動軸5が凹部6a内に入った後に更に回動軸5を回動す
ると、回動軸5に装着されたリング部材9が完全に凹部
6aに嵌合し、図1に示す締付状態となる。
けた型枠の例である。逆L字形のキャビティー23にコ
ンクリートを充填し、L形の擁壁用コンクリートブロッ
クを上下反転した状態で成形するものである。締付具1
は、型枠部材21(台部)と型枠部材22(正面板)の
下部とを締め付けるために取り付けられている。型枠2
0には、他にも種々の締付具が用いられるが、図7、8
では他の締付具は全て省略して表している。型枠にコン
クリートを充填するときは、全ての締付具を締付状態と
し、成形したブロックを取り出す(脱型する)ときは、
締付具1などの締付具の締め付けを解除し、型枠部材2
2(正面板)を型開きする。
付具1が連結して設けられており、それぞれの締付具1
は1本の長尺の回動軸5を共有している。したがって、
1本の回動軸5を操作することで、4箇所の締め付け及
び解除を同時に行うことができる。
みで、回動軸が受片6の凹部6aに導かれるので、締め
付け作業を容易に行うことができる。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 型枠の接合部付近の一方の部材に基端を
枢着したボルトの先端を側面形状がU字状のU字体の一
側部に横方向から結合し、該U字体の他端側には回動軸
を固定した回動片を該軸がU字体の溝内に出没自在に枢
着し、型枠の接合部付近の他方の部材には前記回動軸が
嵌合すべき略半円形の凹部を有する受片を設けた型枠の
締付具において、 前記回動軸にカム部材を固定すると共に、 前記型枠の一方の部材に案内板を設け、 回動軸を回転させると、カム部材が案内板と接触するこ
とによって、回動軸が前記受片の凹部内に導かれること
を特徴とする型枠の締付具 - 【請求項2】 請求項1の締付具において、前記回動片
が前記カム部材を兼ねていることを特徴とする型枠の締
付具 - 【請求項3】 請求項1又は2の締付具を装着したこと
を特徴とする型枠
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000117884A JP3386776B2 (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 型枠の締付具及び型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000117884A JP3386776B2 (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 型枠の締付具及び型枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001300918A JP2001300918A (ja) | 2001-10-30 |
JP3386776B2 true JP3386776B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=18629126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3386776B2 (ja) |
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2000
- 2000-04-19 JP JP2000117884A patent/JP3386776B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2001300918A (ja) | 2001-10-30 |
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