JPH059126Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH059126Y2
JPH059126Y2 JP1989026699U JP2669989U JPH059126Y2 JP H059126 Y2 JPH059126 Y2 JP H059126Y2 JP 1989026699 U JP1989026699 U JP 1989026699U JP 2669989 U JP2669989 U JP 2669989U JP H059126 Y2 JPH059126 Y2 JP H059126Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner mold
formwork
bolt
tightening
joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989026699U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02117106U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989026699U priority Critical patent/JPH059126Y2/ja
Publication of JPH02117106U publication Critical patent/JPH02117106U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH059126Y2 publication Critical patent/JPH059126Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、コンクリート型枠の2つの部材を締
付け、または締付けを解除する型枠の締付け装置
に関し、特に桝、セグメント、マンホール等の筒
形のコンクリート製品を製造する型枠の内型の締
付けに用いて極めて好適なものである。
《従来の技術》 第4図は従来の締付け装置を装着した内型20
の締付け状態断面図、第5図は同じく解除状態の
平面図である。
コンクリート桝等の筒状のコンクリート製品の
製造にあつたつては、中空部分を形成するために
内型が用いられる。そして内型は、硬化したコン
クリートから取り除くため、すなわち脱型するた
めに数個の部材に分割され、折たためるようにな
つており、これら部材を緊結、弛緩自在とする装
置が内型の締付け装置である。
第4,5図に示すのは、特公昭62−43841号に
示される従来のクランプ23を内型20の締付け
装置として用いたものである。円筒形状の内型2
0は、部材20a,20b,20cに分割されて
おり、部材20a,20bの一端は部材20cに
蝶着され、部材20a,20bの他端は接合部2
1で接合される。部材20aの接合部21付近に
は腕22が略中央方向に張り出すように固定さ
れ、その先端にクランプ23の軸24が固定され
ている。部材20bの接合部21付近には鈎状の
ボルト受28が固定されている。クランプ23は
軸24、受台25、U字体26、ボルト27から
成る。受台25はU字体26を嵌挿できる凹溝2
5aと操作のための穴25bを有し、一端を軸2
4に、他端をU字体26に枢着されている。U字
体26の枢着端の反対の端部にはボルト27が螺
着されている。第4図に示すのは締付け状態で、
これから弛緩状態とするには、受台25の穴25
bに操作のための棒を差し込み、てこを利用して
受台を軸24を中心に右方向に回転させる。する
とU字体26が軸24から外れてボルト27がや
や外側方向に移動し頭部がボルト受28から外れ
第5図の弛緩状態となる。締付ける場合は、逆
に、ボルト頭部をボルト受28に差し込み、操作
棒を用いて受台25を左方向に回転させれば良い
のである。
《考案が解決しようとする問題点》 上記の従来の締付け装置には次のような問題点
があつた。
ボルト頭を内型内側のボルト受に差し込む作
業が煩雑である。特に内型が小さい場合、内型
が長くてクランプが奥に設けられている場合等
はきわめて作業能率が悪い。
狭い内型の中で操作棒を穴に差し込んだり、
てこを利用して受台を回転させるのは煩雑で操
作性が悪い。
本考案はこのような問題点を改善し、きわめて
操作が容易で作業能率の良い型枠の締付け装置を
提供するためになされたものである。
《問題点を解決するための手段》 本考案は、型枠の接合部付近の一方の部材に枢
着されたボルトの後端を平面形状がU字状のU字
体の一端に横方向から螺着し、該U字体の他端に
は上下方向の回動軸を固定したアームを該軸がU
字体の溝内に出没自在に枢着し、型枠の接合部付
近の他方の部材には前記回動軸が嵌合すべき略半
円形の凹部を有する受片を固定したことを特徴と
する型枠の締付け装置である。
《作用》 本考案締付け装置においては、ボルトがあらか
じめ型枠に取り付けられているので、操作するに
ついて、いちいちボルトをボルト受に引つ掛けた
り外したりという作業が不要となる。締付け、弛
緩の操作は回動軸を回動する操作でよいので、回
動軸端を操作しやすい位置に設けることができ、
特に内部の狭い内型においては、内型の外部や内
型の入り口部分に設けることができ、作業性をき
わめて向上できる。また、締付装置を複数設けた
場合、回動軸を共有させることにより、この共有
の回動軸を操作するという1つの動作で複数の締
付け装置を同時に操作することが可能となる。
《実施例》 第1図は本考案の1実施例を有する内型の平面
図、第2図は脱型状態の同様図、第3図は他の実
施例の要部説明図である。
内型7には、本考案の1実施例の締付け装置が
設けられている。この締付け装置は、U字体1、
ボルト2、アーム3および回動軸4からなるクラ
ンプと、受片5で構成されている。
第1図に示すごとく、内型7は3つの部材7
a,7b,7cに分割され、部材7cの端部には
部材7aおよび7bの一端が枢着され、部材7a
および7bの他端は接合部8で接合する。
クランプのボルト2の前端は部材7bの接合部
8付近に枢着され、その後端は平面形状がU字状
のU字体1の一端に横方向から螺着している。該
U字体1の他端には上下2枚のアーム3がU字体
1をはさむように枢着され、アーム3にはさらに
上下方向の回動軸4が固定され、該軸4はU字体
1の溝内に出没自在の関係となつている。
受片5はクランプを挟むように上下2枚設けら
れ(上側の受片は切り欠いて示してある)、内型
の部材7aの接合部8付近に固定され、その先端
部付近には回動軸4が嵌合すべき略半円形の凹部
6を有する。
クランプおよび受片5の位置関係は、第1図の
ごとく、ボルト2の枢着心、ボルト軸心および受
片3の枢着心は一直線となることが望ましい。回
転軸4の軸心は、ボルト2の枢着心と受片3の枢
着心を結ぶ直線mよりも僅かに部材7b側にずれ
ているので、回動軸4は受片5の凹部6内に嵌合
して固定される。
型枠の脱型に際しては、回動軸4をスパナ等を
用いて右方向に回転させる。すると、回動軸に固
定されたアーム3が共に回動し、各枢着部が回動
して回動軸4が凹部6から外れる。そして、第2
図に示すように、内型をたためばよいのである。
反対に型枠を組み立てるときは、第2図の状態か
ら内型を組み立てて接合部8を合わせ、回動軸4
を凹部6内に導き、さらに回動軸4を左方向に回
転させればよい。
第3図に示すのは他の実施例で、これは上述の
実施例と同様の構成で回動軸11を共有するクラ
ンプ10を2個設けている。受片は図示しない
が、クランプと同数設けられている。この装置は
内型の長さが長いときに用いて好適であり、クラ
ンプが複数であつても回動軸を操作するという1
つの動作で組み立て、脱型が出来るという特徴を
有する。
本考案締付け装置は内型に限らず、外型の締付
けに用いることができるのはもちろんであるが、
特に内部が狭い内型の締付けに用いて操作性のよ
さがきわだつものである。
《考案の効果》 本考案締付け装置は、ボルトをボルト受けに引
つ掛け、または外す作業を必要としないので作業
能率がよく、小型の内型等締付け装置のための十
分なスペースが確保できない場合等の狭い場所で
の締付け、弛緩作業が可能となる。さらに、締付
け装置を複数設けても操作性が損なわれないの
で、大型のコンクリート製品や長さの長いコンク
リート製品の製造に用いてきわめて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を有する内型の平面
図、第2図は脱型状態の同様図、第3図は他の実
施例の要部説明図である。第4図は従来の締付け
装置を装着した内型の締付け状態断面図、第5図
は同じく弛緩状態の平面図である。 1……U字体、2……ボルト、3……アーム、
4……回動軸、5……受片、6……凹部、7……
内型、8……接合部、10……クランプ、11…
…回動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 型枠の接合部付近の一方の部材に枢着されたボ
    ルトの後端を平面形状がU字状のU字体の一端に
    横方向から螺着し、該U字体の他端には上下方向
    の回動軸を固定したアームを該軸がU字体の溝内
    に出没自在に枢着し、型枠の接合部付近の他方の
    部材には前記回動軸が嵌合すべき略半円形の凹部
    を有する受片を固定したことを特徴とする型枠の
    締付け装置。
JP1989026699U 1989-03-10 1989-03-10 Expired - Lifetime JPH059126Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989026699U JPH059126Y2 (ja) 1989-03-10 1989-03-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989026699U JPH059126Y2 (ja) 1989-03-10 1989-03-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02117106U JPH02117106U (ja) 1990-09-19
JPH059126Y2 true JPH059126Y2 (ja) 1993-03-08

Family

ID=31248562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989026699U Expired - Lifetime JPH059126Y2 (ja) 1989-03-10 1989-03-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH059126Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58157606U (ja) * 1982-04-19 1983-10-21 日成工機株式会社 コンクリ−ト管成型中枠

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02117106U (ja) 1990-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH059126Y2 (ja)
JPS6128707Y2 (ja)
JPH037509U (ja)
JPS641829Y2 (ja)
JP3077259U (ja) クロスレンチ
JPH0317397U (ja)
JPS631975Y2 (ja)
JP3023139U (ja) 管継手ナット用スパナ
JPS6015653Y2 (ja) 給排水管における口金の締め付け、取り外し用工具
JPH0425584Y2 (ja)
JPH0139783Y2 (ja)
JPH0347785Y2 (ja)
JP2591847B2 (ja) コンクリート用型枠の結合装置
JPH0643358Y2 (ja) コーンの脱着工具
CA1305599C (en) Modular latticework structure
JPH085780Y2 (ja) コンクリート型枠における外枠脱着装置
JPH0136997Y2 (ja)
JPH0648054Y2 (ja) コンクリート壁形成用型枠保持部材の脱着工具
JPH0347736U (ja)
JPS602285Y2 (ja) ブルド−ザのブレ−ド装置
JP3002365U (ja) 平行自在クランプ
JPH057198Y2 (ja)
JPS6228346Y2 (ja)
JP3006310U (ja) 足場用クランプ
JPH0429119Y2 (ja)