JP3386220B2 - 塗工装置 - Google Patents

塗工装置

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JP3386220B2
JP3386220B2 JP04608194A JP4608194A JP3386220B2 JP 3386220 B2 JP3386220 B2 JP 3386220B2 JP 04608194 A JP04608194 A JP 04608194A JP 4608194 A JP4608194 A JP 4608194A JP 3386220 B2 JP3386220 B2 JP 3386220B2
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哲也 田中
一公 山本
修一 綱川
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、感光材料、磁気テ−
プ、感熱記録材料等の記録材料の製造において、連続走
行する長尺帯状の支持体(以下ウエブと称する)等に塗
工液を塗工するための改良されたバ−塗工装置に関し、
詳しくはウエブより搬送されプレーンバーに付着する異
物を除去するようにした塗工装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、連続走行しているウエブに塗工液
を塗工する装置としては、様々なものが考案されてき
た。これらの塗工装置のうち、バ−塗工装置は簡単な構
造、操作により、高速にしかも均一な塗工が可能である
ため広く用いられてきた。一般に、バ−塗工装置におい
ては、バ−とウエブが接触する直前に塗工液の液だまり
が形成されるように塗工液を外部より供給してウエブに
過剰の塗工液を転移させ、ウエブと同方向もしくは逆方
向に静止もしくはこれより遅い周速で回転するバ−によ
りウエブに塗工された過剰の塗工液を掻き落し、一定厚
の塗工膜をウエブに形成する。 【0003】かかる装置の一例として、支持部材に支持
されウエブ進行方向と逆方向に回転するプレ−ンバ−を
前記ウエブ進行方向後方側に、また支持部材に支持され
前記ウエブ進行方向と逆方向に回転するコイルバ−を前
記ウエブ進行方向前方側に、互いに平行に近接かつ離隔
して配設し、それぞれ前記ウエブに接触しつつ、前記プ
レ−ンバ−と前記コイルバ−と前記ウエブが作る空隙に
外部より塗工液を供給充満して液だまりを形成し、前記
ウエブに塗工液を塗工する装置がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
工装置においては、連続塗工しているときに、ウエブ
により搬送されてくる異物がプレ−ンバ−とバ−支持部
材との間に堆積し、さらにプレ−ンバ−とバ−支持部材
との間に入り込み塗工液の中に異物が混入することがあ
り、また、プレ−ンバ−の回転が不規則になりウエブが
振動し塗工不良を生じるという問題があった。そこで、
本発明は、前記の如き塗工装置において、前記プレ−ン
バ−にウエブ巾方向全長に渡りブレ−ドを接触させ、前
記ウエブより搬送されてくる異物の除去を可能とした塗
工装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、連続走行するウエブに塗工液を塗
工する装置であって、プレ−ンバー支持部材に支持され
前記ウエブ進行方向と逆方向に回転するプレ−ンバーを
前記ウエブ進行方向後方側に、またコイルバー支持部材
に支持され前記ウエブ進行方向と逆方向に回転するコイ
ルバーを前記ウエブ進行方向前方側に、互いに平行に近
接かつ離隔して配設し、それぞれ前記ウエブに接触しつ
つ、前記プレ−ンバ−と前記コイルバーと前記ウエブが
作る空隙に外部より塗工液を供給充満して液だまりを形
成し、かつ、前記プレ−ンバ−にウエブ巾方向全長に渡
り接触するブレ−ドを設け、前記ブレ−ドをウエブの走
行方向前後にスライド可能とすると共に前記ブレ−ドの
角度を調節可能としたことを特徴とするものである。 【0006】 【0007】 【作用】請求項1記載の発明では、プレ−ンバ−にウエ
ブ巾方向全長に渡り接触するブレ−ドを設けた。したが
って、ブレ−ドにより異物が除去され、ウエブにより搬
送されてくる異物がプレ−ンバ−とバ−支持部材との間
に堆積しなくなり、安定した塗工が可能となる。そし
て、ブレ−ドをウエブの走行方向前後にスライド可能と
したので、ブレ−ドの接触圧を調節でき、またブレ−ド
の摩耗、ズレに対応し、ブレ−ドを最適な位置に設定で
きる。さらに、ブレ−ドの角度を自由に調節可能とした
ので、ブレ−ドのプレ−ンバ−に対する接触角を最適な
位置に設定できる。 【0008】 【実施例】以下、請求項1〜3記載の発明の実施例を図
面に基づいて具体的に説明する。図1〜図3は本発明に
係る塗工装置の一実施例を示す図である。図1におい
て、1は図示しない外部の塗工液供給源から供給される
塗工液2をコイルバ−支持部材3とプレーンバ−支持部
材4により形成される給液案内溝5に入れるため、バ−
支持部材に設けられた給液口である。コイルバ−支持部
材3、及びプレ−ンバー支持部材4はコイルバ−6及び
プレ−ンバ−7の全長にわたり設けられており、コイル
バ−6及びプレ−ンバ−7にたわみが生じるのを防止す
るとともに、コイルバ−6へ塗工液2を供給する給液器
としての機能も備えている。 【0009】コイルバ−6及びプレ−ンバ−7は、連続
走行しているウエブと逆方向に回転している。8は、ウ
エブ9とコイルバ−6との接触部において、塗工液2の
計量が行われて所望の塗工量のみが塗工された時、塗工
されなかった塗工液が流下して新たに供給された塗工液
2とともに形成する液だまりである。ウエブ9は、図示
しない供給ロ−ルから引き出され、図示しない巻き取り
側のロ−ルが一定の速度で回転することにより連続的に
一定の速度で走行する。 【0010】10は、ウエブ9に塗工された塗工膜であ
る。11は、ウエブより搬送されてくる異物を除去する
ためのブレ−ドである。このブレ−ド11は、プレ−ン
バ−7に接触しており、ウエブより搬送されてくる異物
12を除去するようになっており、ブレ−ド調節機構1
3により自由に前後に移動が可能で、さらにブレ−ドの
角度も自由に調節できるようになっている。 【0011】まず、本実施例での基本動作を説明する。
初めに、ウエブ9が図示しない供給ロ−ルから引き出さ
れ、図示しない巻き取り側のロ−ルが一定の速度で回転
し巻き取ることにより連続的に一定の速度で走行する。
それとともに、図示しない外部の塗工液供給源(送液ポ
ンプ)から供給される塗工液2が給液口1に供給され、
液だまり8を形成する。次いで、塗工液2がウエブ9に
塗工され、引き続きコイルバ−6によって掻き落される
ので、一定厚の塗工膜がウエブ9上に連続的に塗工され
る。 【0012】本実施例では、図1に示す塗工装置を使用
しブレ−ド11(材質:SUS)の厚さ50μm、巾2
50mm、プレ−ンバ−7との接触角を60°、バ−支
持部材3とバ−支持部材4の間のスロット巾を0.3m
m、塗工液2としてポリビニ ルアルコ−ルの6重量%
水溶液(粘度100cp、表面張力50dyne/c
m)を走行速度100m/minのポリエチレンテレフ
タレ−ト製ウエブ(厚さ50μm、巾250mm)に、
成膜量15cc/m2に対する下限給液量300cc/
minに対し給液量600cc/minで塗工した。 【0013】その結果、ウエブ9により搬送されてくる
異物12がプレ−ンバ−7とバ−支持部材4との間に堆
積しなくなり、またプレ−ンバ−7とブレ−ド11との
間にも異物が堆積せず、連続塗工が可能であった。これ
に対して、ブレ−ド11を配設させないで、他は同一に
して塗工したところ、プレ−ンバ−7とバ−支持部材4
との間に異物が堆積し、塗工不良が発生した。このよう
に本実施例では、プレ−ンバ−7にウエブ巾方向全長に
渡り接触するブレ−ド11を設けたので、ブレ−ド11
により異物12が除去され、ウエブ9により搬送されて
くる異物がプレ−ンバ−7とバ−支持部材4との間に堆
積しなくなり、安定した塗工が可能となる。また、ブレ
−ド11をウエブ9の走行方向前後にスライドさせるよ
うにしても良い。このようにすれば、ブレ−ド11の接
触圧を調節でき、またブレ−ドの摩耗、ズレに対応し、
ブレ−ド11を最適な位置に設定できる。また、ブレ−
ド11の角度を自由に調節させるようにしても良い。こ
のようにすれば、ブレ−ド11のプレ−ンバ−7に対す
る接触角を最適な位置に設定できる。 【0014】 【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、プレ−ン
バ−にウエブ巾方向全長に渡り接触するブレ−ドを設け
たので、ブレ−ドにより異物が除去され、ウエブにより
搬送されてくる異物がプレ−ンバ−とバ−支持部材との
間に堆積しなくなり、安定した塗工が可能となる。そし
て、ブレ−ドをウエブの走行方向前後にスライド可能と
したので、ブレ−ドの接触圧を調節でき、またブレ−ド
の摩耗、ズレに対応でき、ブレ−ドを最適な位置に設定
することができる。さらに、ブレ−ドの角度を自由に調
節可能としたので、ブレ−ドのプレ−ンバ−に対する接
触角を最適な位置に設定することができる。 【0015】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る塗工装置の一実施例の側面断面図
である。 【図2】ブレ−ド付近の概略図である。 【図3】ブレ−ド調節機構を示す背面図である。 【符号の説明】 1 給液口 2 塗工液 3 コイルバ−支持部材 4 プレーンバ−支持部材 5 給液案内溝 6 コイルバ− 7 プレ−ンバ− 8 液だまり 9 ウエブ 10 塗工膜 11 ブレ−ド 12 異物 13 ブレ−ド調節機構 14 前後スライド用ネジ 15 前後スライド用ピ−ス 16 角度調節ネジ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−123568(JP,A) 特開 昭63−194766(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05C 1/08 B05C 3/18

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】連続走行するウエブに塗工液を塗工する装
    置であって、 プレ−ンバー支持部材に支持され前記ウエブ進行方向と
    逆方向に回転するプレ−ンバーを前記ウエブ進行方向後
    方側に、またコイルバー支持部材に支持され前記ウエブ
    進行方向と逆方向に回転するコイルバーを前記ウエブ進
    行方向前方側に、互いに平行に近接かつ離隔して配設
    し、それぞれ前記ウエブに接触しつつ、前記プレ−ンバ
    −と前記コイルバーと前記ウエブが作る空隙に外部より
    塗工液を供給充満して液だまりを形成し、 かつ、前記プレ−ンバ−にウエブ巾方向全長に渡り接触
    するブレ−ドを設け、前記ブレ−ドをウエブの走行方向
    前後にスライド可能とすると共に前記ブレ−ドの角度を
    調節可能としたことを特徴とする塗工装置。
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