JP3385962B2 - ブラシレス直流電動機用駆動回路 - Google Patents

ブラシレス直流電動機用駆動回路

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JP3385962B2 JP07907998A JP7907998A JP3385962B2 JP 3385962 B2 JP3385962 B2 JP 3385962B2 JP 07907998 A JP07907998 A JP 07907998A JP 7907998 A JP7907998 A JP 7907998A JP 3385962 B2 JP3385962 B2 JP 3385962B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御用ICとブリ
ッジ形インバータ回路とを用いてブラシレス直流電動機
を駆動する駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブラシレス直流電動機用の駆動回路とし
ては、ブリッジ形インバータ回路と、ブラシレス直流電
動機の回転子の回転角度位置を検出する位置センサと、
位置センサの出力に応じてインバータ回路のスイッチン
グ素子をオンオフ制御するための駆動信号を発生する制
御用ICとを用いたものが多く用いられている。
【0003】図3は従来のこの種の駆動回路を示したも
ので、同図において1は星形結線された3相の電機子コ
イル1u〜1wを有する固定子と、図示しない磁石回転
子とを備えたブラシレス直流電動機、2はスイッチング
素子のブリッジ回路を有するブリッジ形インバータ回路
である。図示の例ではブリッジ回路の上辺を構成するス
イッチング素子としてエミッタが共通接続されたPNP
形のパワートランジスタQu〜Qwが用いられている。
また、ブリッジ回路の下辺を構成するスイッチング素子
として、エミッタが共通接続されたNPN形のパワート
ランジスタQx〜Qzが用いられ、トランジスタQx,
Qy,QzのコレクタがそれぞれトランジスタQu,Q
v,Qwのコレクタに接続されてブリッジ回路が構成さ
れている。
【0004】ブリッジ回路の上辺のスイッチング素子を
構成するトランジスタQu〜Qwのエミッタの共通接続
点は正極側電源端子2aに接続され、ブリッジ回路の下
辺のスイッチング素子を構成するトランジスタQx〜Q
zのエミッタの共通接続点は抵抗R1 を通して負極側電
源端子2bに接続されている。またトランジスタQu〜
QwのコレクタとトランジスタQx〜Qzのコレクタと
の接続点からそれぞれ出力端子2u〜2wが引出され、
これらの出力端子2u〜2wに電機子コイル1u〜1w
の中性点と反対側の端子が接続されている。
【0005】ブリッジ回路の上辺のスイッチング素子を
構成するトランジスタQu〜Qwのベースには抵抗R2
〜R4 の一端がそれぞれ接続され、ブリッジ回路の下辺
のスイッチング素子を構成するトランジスタQx〜Qz
のベースには抵抗R5 〜R7の一端がそれぞれ接続され
ている。トランジスタQx〜Qzのベースエミッタ間に
はそれぞれ抵抗R8 〜R10及びコンデンサC1 〜C3 が
並列に接続され、出力端子2u〜2wと負極側電源端子
2bとの間にはそれぞれダイオードD1 〜D3が接続さ
れている。
【0006】正極側電源端子2aはソリッドステートリ
レー(SSR)3を通して図示しない駆動用直流電源の
正極端子に接続され、負極側電源端子2bは図示しない
駆動用直流電源の負極端子とともに接地されている。
【0007】4はインバータ回路2のブリッジ回路の上
辺のスイッチング素子を構成するトランジスタQu 〜Q
w を駆動するプリドライバ回路で、このプリドライバ回
路4は、インバータ回路2の負極側電源端子2bにエミ
ッタが共通接続され、コレクタが抵抗R2 〜R4 の他端
にそれぞれ接続されたNPNトランジスタQ1 〜Q3
と、トランジスタQ1 〜Q3 のベースエミッタ間にそれ
ぞれ接続された抵抗R11〜R13と、トランジスタQ1 〜
Q3 のベースに一端がそれぞれ接続された抵抗R14〜R
16とからなっている。
【0008】5u〜5wはそれぞれ図示しない回転子の
回転角度位置を3相の電機子コイル1u〜1wに対して
検出する位置センサ、6はインバータ回路2のトランジ
スタ(スイッチング素子)Qu〜Qw及びQx〜Qzを
駆動するための駆動信号を出力する制御用ICである。
【0009】制御用IC6は、図示しない制御用直流電
源の正極端子に接続される正極側電源端子6aと、図示
しない制御用直流電源の負極端子とともに接地される負
極側電源端子6bと、位置センサ5u〜5wが接続され
る位置センサ接続端子6cu,6du〜6cw,6dwと、イン
バータ回2のトランジスタ(スイッチング素子)にそれ
ぞれ対応する駆動信号出力端子6u〜6w及び6x〜6
zとを有していて、位置センサ5u〜5wの出力がそれ
ぞれ位置センサ接続端子6cu,6du 間〜6cw,6dw間
に入力されている。
【0010】この制御用ICは、電機子コイル1u〜1
wから回転磁界を発生させるべく、位置センサ5u〜5
wがそれぞれ発生する位置検出信号に応じてインバータ
回路2のトランジスタ(スイッチング素子)Qu 〜Qw
及びQx 〜Qz をオンオフ制御するための駆動信号u〜
w及びx〜zをそれぞれのトランジスタに対応する駆動
信号出力端子6u〜6w及び6x〜6zから出力する。
【0011】制御用ICが駆動信号出力端子6u〜6w
からそれぞれ駆動信号u〜wを出力すると、トランジス
タQ1 〜Q3 がオン状態になってトランジスタQu〜Q
wにベース電流が流れるため、トランジスタQu〜Qw
がオン状態になる。また制御用ICが駆動信号出力端子
6x〜6zからそれぞれ駆動信号x〜zを出力すると、
トランジスタQx〜Qzにそれぞれベース電流が供給さ
れるため、これらのトランジスタQx〜Qzがオン状態
になる。
【0012】ソリッドステートリレー(SSR)3は、
FETなどの半導体素子をスイッチング手段として用い
たリレーで、図示しない駆動用直流電源からインバータ
回路2を通して電機子コイル1u〜1wに流れる駆動電
流が制限値を超えたときに該駆動電流を遮断してインバ
ータ回路のスイッチング素子を保護する。
【0013】図3に示した駆動回路においては、電動機
を駆動する際に先ず制御用直流電源を投入して制御用I
Cの電源端子6a,6b間に制御用直流電圧Vc を印加
する。次いで駆動用直流電源を投入して、該電源からイ
ンバータ回路2の電源端子2a,2b間に駆動用直流電
圧VB を印加する。制御用ICは、位置センサ5u〜5
wにより検出される回転子の回転角度位置に応じてイン
バータ回路2のブリッジ回路の上辺のスイッチング素子
を構成するトランジスタQu〜Qwの中から選択した1
つのトランジスタと、該ブリッジ回路の下辺のスイッチ
ング素子を構成するトランジスタQx〜Qzの中から選
択した1つのトランジスタとをそれぞれオン状態にして
電機子コイル1u〜1wに所定の順序で転流する駆動電
流を流し、これにより電機子コイル1u〜1wから回転
磁界を生じさせて回転子を回転させる。
【0014】図3に示した駆動回路において、制御用電
源を投入すると、制御用IC6の電源端子に印加される
電源電圧Vc は、図4(A)に示すように所定の傾きで
上昇して動作電圧Vc1に達する。制御用ICは、電源電
圧Vc が該ICを動作可能な状態にする動作可能レベル
Vc1に達するまでの間不安定な状態にあるため、ノイズ
信号の出力を防止するための保護回路が設けられていな
い制御用ICを用いた場合には、図4(B)及び(C)
に示したように、電源電圧が動作可能レベルVc1に達す
るまでの間、その駆動信号出力端子6u〜6w及び6x
〜6zから同時にノイズ信号Vn が発生する。インバー
タ回路2に電源電圧VB が印加されている状態で制御用
ICがこのようなノイズ信号を発生すると、インバータ
回路のすべてのトランジスタQu〜Qw及びQx〜Qz
に同時に駆動信号が与えられるため、これらのトランジ
スタが同時にオン状態になる全相短絡の状態が生じて大
きな短絡電流が流れ、トランジスタが破壊することにな
る。
【0015】従って、図3に示した駆動回路では、電動
機を起動する際に、先ず制御用ICの電源を投入し、該
制御用ICが定常状態になった後にインバータ回路2の
電源を投入するようにする必要がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、制御用
ICを用いたブラシレス直流電動機用駆動回路では、制
御用ICの電源を投入した後にインバータ回路2に電源
を投入する必要があり、電源の投入順序を誤ったり、イ
ンバータ回路の電源の投入のタイミングが早すぎたりす
ると、インバータ回路で全相短絡の状態が生じてスイッ
チング素子が破壊する。そのため、従来は、万一の電源
の誤投入に備えて、インバータ回路のスイッチング素子
を保護するために、インバータ回路2と駆動用直流電源
との間にソリッドステートリレー3を挿入して、過電流
が流れたときに該リレーを開くようにしていた。
【0017】ところが、ソリッドステートリレー3は大
形であるため、該リレーが駆動回路内で占めるスベース
が大きくなり、駆動回路が大形化するという問題があっ
た。またソリッドステータリレーに代えてブレーカやヒ
ューズなどの過電流保護素子を用いることも考えられる
が、これらの過電流保護素子もソリッドステートリレー
と同様に大形であるため、駆動回路が大形になるのを防
ぐことはできない。
【0018】本発明の目的は、ソリッドステートリレー
のような大形の保護素子を用いることなく、インバータ
回路のスイッチング素子の保護を図ることができるよう
にしたブラシレス直流電動機用駆動回路を提供すること
にある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、出力端子がブ
ラシレス直流電動機の電機子コイルに接続され、電源端
子が駆動用直流電源に接続されたスイッチング素子のブ
リッジ回路を有していて、電機子コイルから回転磁界を
生じさせるべくブリッジ回路を構成するスイッチング素
子がオンオフ制御されるブリッジ形インバータ回路と、
ブラシレス直流電動機の回転子の回転角度位置を検出し
て位置検出信号を出力する位置センサと、制御用直流電
源から電源電圧が与えられる電源端子と位置センサが接
続される位置センサ接続端子とインバータ回路を構成す
る各スイッチング素子に対応する駆動信号出力端子とを
有していて、位置検出信号に応じてインバータ回路の各
スイッチング素子をオンオフ制御するための駆動信号を
各スイッチング素子に対応する駆動信号出力端子から出
力する制御用ICとを備えたブラシレス直流電動機用駆
動回路に係わるものである。
【0020】本発明においては、駆動用直流電源が投入
された時にオン状態になって、ブリッジ形インバータ回
路のブリッジ回路の上辺を構成する各スイッチング素子
に対応する制御用ICの駆動信号出力端子から出力され
る駆動信号、またはブリッジ形インバータ回路のブリッ
ジ回路の下辺を構成する各スイッチング素子に対応する
制御用ICの駆動信号出力端子から出力される駆動信号
をブリッジ形インバータ回路側の回路から側路するよう
に設けられた保護用スイッチと、制御用直流電源から制
御用ICの電源端子に与えられる電圧が該制御用ICを
動作させるために必要な動作可能レベルに達したときに
保護用スイッチをオフ状態にして制御用ICから出力さ
れる駆動信号がブリッジ形インバータ回路側に与えられ
るのを許容する保護動作解除回路とを設けた。
【0021】上記のように構成すると、制御用直流電源
よりも先に駆動用直流電源が投入された時、または制御
用直流電源の出力電圧が制御用ICを動作させるために
必要な動作可能レベルに達する前に駆動用直流電源が投
入されたときに、インバータ回路のブリッジ回路の上辺
を構成する各スイッチング素子に対応する制御用ICの
駆動信号出力端子から出力される駆動信号、またはブリ
ッジ形インバータ回路のブリッジ回路の下辺を構成する
各スイッチング素子に対応する制御用ICの駆動信号出
力端子から出力される駆動信号が保護用スイッチを通し
てインバータ回路側の回路から側路されるため、インバ
ータ回路のスイッチング素子はオフ状態に保たれる。従
って、制御用ICから発生するノイズ信号によりインバ
ータ回路で全相短絡の状態が生じるのを防いで、インバ
ータ回路のスイッチング素子が破損するのを防ぐことが
できる。制御用直流電源から制御用ICに印加される電
源電圧が動作可能レベルに達すると、保護動作解除回路
が働いて保護用スイッチをオフ状態にするため、制御用
ICからインバータ回路に駆動信号が与えられるように
なり、電動機は正常に駆動される。
【0022】一般に、制御用直流電源の出力電圧が印加
される制御用ICの負極側の電源端子は、ブリッジ形イ
ンバータ回路の負極側の電源端子とともに接地される。
この場合、保護用スイッチは、ブリッジ形インバータ回
路のブリッジ回路の上辺を構成する各スイッチング素子
に対応する制御用ICの駆動信号出力端子と接地間、ま
たはブリッジ形インバータ回路のブリッジ回路の下辺を
構成する各スイッチング素子に対応する制御用ICの駆
動信号出力端子と接地間にコレクタエミッタ間回路が接
続されて、駆動用直流電源が投入された時に該駆動用直
流電源からベース電流が与えられてオン状態になる保護
用トランジスタにより構成することができる。また保護
動作解除回路は、コレクタエミッタ間回路が保護用トラ
ンジスタのベース接地間回路に対して並列に接続された
保護動作解除用トランジスタと、制御用直流電源の出力
電圧が動作可能レベルに達したときに該保護動作解除用
トランジスタをオン状態にする保護動作解除用トランジ
スタ駆動回路とにより構成することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係わるブラシレ
ス直流電動機用駆動回路の構成例を示したもので、図1
において、図3に示した駆動回路の各部と同等の部分に
はそれぞれ同一の符号を付してある。
【0024】図1に示した例では、駆動用直流電源が投
入された時にオン状態になって、ブリッジ形インバータ
回路2のブリッジ回路の上辺のスイッチング素子を構成
するトランジスタQu〜Qwにそれぞれ対応する制御用
IC6の駆動信号出力端子6u〜6wから出力される駆
動信号u〜wをブリッジ形インバータ回路2側の回路
(図示の例ではプリドライバ回路4)から側路する保護
用スイッチが設けられている。図示の保護用スイッチ
は、ベースが共通接続され、エミッタが接地されたNP
NトランジスタQau〜Qawからなっていて、トランジス
タQau〜Qawのコレクタがそれぞれ制御用IC6の駆動
信号出力端子6u〜6wに接続されている。保護用スイ
ッチを構成するトランジスタQau〜Qawのベースの共通
接続点は、電圧VB を出力する図示しない駆動用直流電
源の正極側の出力端子に抵抗Ra1を通して接続されてい
る。
【0025】図1に示した例ではまた、制御用直流電源
から制御用IC6の電源端子6aに与えられる電圧Vc
が該制御用ICを動作させるために必要な動作可能レベ
ルVc1に達したときにオン状態になって、保護用スイッ
チに供給される駆動信号(図示の例ではトランジスタQ
au〜Qawに供給されるベース電流)を該保護用スイッチ
から側路する保護動作解除用スイッチが設けられてい
る。図示の保護動作解除用スイッチは、エミッタが接地
されたNPNトランジスタQbからなっていて、該トラ
ンジスタQbのコレクタが保護用スイッチを構成するト
ランジスタQau〜Qawのベースの共通接続点に接続され
ている。トランジスタQbのベースはアノードを該トラ
ンジスタ側に向けたツェナーダイオードZD1 を通し
て、制御用直流電圧Vc を出力する制御用直流電源の正
極側出力端子に接続されている。
【0026】この例では、トランジスタQau〜Qawと抵
抗Ra1とにより、制御用ICの電源電圧が動作可能レベ
ルに達していない状態で駆動用直流電源が投入されたと
きに、インバータ回路2のブリッジ回路の上辺のスイッ
チング素子(トランジスタQu〜Qw)にそれぞれ対応
する制御用IC6の駆動信号出力端子6u〜6wから出
力されるノイズ信号がブリッジ形インバータ回路2側に
供給されるのを阻止してインバータ回路2のスイッチン
グ素子を保護する保護回路7が構成されている。
【0027】また保護動作解除用スイッチ(トランジス
タQb)とツェナーダイオードZD1 とにより、制御用
直流電源から制御用IC6の電源端子に与えられる電圧
Vcが該制御用ICを動作させるために必要な動作可能
レベルVc1に達したときに保護用スイッチ(トランジス
タQau〜Qaw)をオフ状態にして制御用IC6から出力
される駆動信号がブリッジ形インバータ回路側に与えら
れるのを許容する保護動作解除回路8が構成され、保護
回路7と保護動作解除回路8とにより、インバータ回路
2の保護装置が構成されている。その他の点は図3に示
した従来の駆動回路と全く同様に構成されている。
【0028】図1に示した駆動回路において、制御用直
流電源の出力電圧Vc よりも先に駆動用直流電源の出力
電圧VB が投入されたとすると、駆動用直流電源から与
えられる電源電圧VB により保護用スイッチを構成する
トランジスタQau〜Qawにベース電流が供給されるた
め、制御用ICがノイズ信号を出力すると、トランジス
タQau〜Qawがオン状態になって該ノイズ信号をインバ
ータ回路2側から側路する。そのため制御用ICからプ
リドライバ回路4に与えられるノイズ信号は図5(B)
に示すように零になり、該ノイズ信号によりインバータ
回路2で全相短絡の状態が生じるのを防ぐことができ
る。制御用直流電源の出力電圧Vc が動作可能レベルに
達するとトランジスタQbがオン状態になって、トラン
ジスタQau〜Qawをオフ状態にするため、制御用ICが
出力する駆動信号u〜v及びx〜zはインバータ回路2
側に支障なく与えられ、電動機が駆動される。
【0029】図6は、図1に示した駆動回路において、
制御用直流電源の出力電圧Vc よりも先に駆動用直流電
源の出力電圧VB が投入されたときの動作を示すタイミ
ングチャートである。時刻to で駆動用直流電源が投入
されると、該電源の出力電圧VB が所定のレベルに達す
る時刻t1 においてトランジスタQau〜Qawが導通可能
な状態になり、時刻t2 において制御用直流電源の出力
電圧Vc が制御用ICに印加されて該制御用ICがノイ
ズ信号を発生するとトランジスタQau〜Qawがオン状態
になってノイズ信号をプリドライバ回路4から側路す
る。制御用直流電源の出力電圧Vc が制御用ICを動作
可能な状態にする動作可能レベルVc1に達すると、トラ
ンジスタQb がオン状態になるため、トランジスタQau
〜Qawがオフ状態になる。従って、制御用IC6が出力
する駆動信号u〜w及びx〜zがインバータ回路2側に
与えられ、電動機は支障なく駆動される。
【0030】時刻t4 で制御用直流電源の出力電圧が動
作可能レベル未満の状態に低下させられると、トランジ
スタQau〜Qawがオン状態になり、制御用ICが発生す
るノイズ信号がインバータ回路2側に与えられるのを阻
止する。時刻t5 で制御用直流電源の出力電圧が零にな
るとトランジスタQau〜Qawのコレクタ電流が流れなく
なり、時刻t6 で駆動用直流電源の出力電圧VB が所定
のレベル以下になるとトランジスタQau〜Qawのベース
電流が流れなくなり、該トランジスタが導通不能な状態
になる。
【0031】上記の説明では、駆動用直流電源を投入し
た後に制御用直流電源を投入するようにしたが、制御用
直流電源を投入した後、駆動用直流電源を投入した際に
未だ制御用直流電源の電圧Vc が動作可能レベルに達し
ていない場合にも、上記と同様にトランジスタQau〜Q
awがオン状態になって、該ノイズ信号がインバータ回路
側に与えられるのを防止する。
【0032】駆動用直流電源を投入した時点で既に制御
用直流電源の出力電圧が動作可能レベルに達している場
合には、駆動用直流電源が投入された際に、トランジス
タQbがオン状態にあってトランジスタQau〜Qawをオ
フ状態にしているので、保護動作が行われることなく電
動機の駆動が開始される。
【0033】上記のように構成すると、非常に小形の部
品であるトランジスタQau〜Qaw及びQb と抵抗Ra1と
ツェナーダイオードZD1 とにより保護回路7及び保護
動作解除回路8からなる保護装置を構成することができ
るため、ソリッドステートリレーなどの過電流保護素子
を用いる場合に比べて駆動回路を小形に構成することが
できる。
【0034】上記の例では、インバータ回路2のブリッ
ジ回路の上辺を構成するスイッチング素子としてPNP
トランジスタQu 〜Qw を用いているが、これらのトラ
ンジスタとしてNPNトランジスタを用いることもでき
る。インバータ回路2のブリッジ回路の上辺を構成する
スイッチング素子としてNPNトランジスタを用いる場
合には、プリドライバ回路4を省略できる。
【0035】図2は本発明に係わる駆動回路の他の構成
例を示したもので、この例では、トランジスタQbのベ
ースと制御用直流電源の正極側出力端子との間及びベー
スと接地間にそれぞれ抵抗Rb1及びRb2が接続され、制
御用直流電源の出力電圧Vcが制御用ICを動作可能な
状態にする動作可能レベルに達したときにトランジスタ
Qbに所定のベース電流が与えられて該トランジスタQ
bがオン状態になるようになっている。その他の点は図
1に示した例と同様に構成されている。
【0036】上記の例では、ブリッジ形インバータ回路
2のブリッジ回路の上辺を構成する各スイッチング素子
に対応する制御用IC6の駆動信号出力端子6u〜6w
から出力される駆動信号u〜wをブリッジ形インバータ
回路2側の回路から側路するように保護用スイッチ(ト
ランジスタQau〜Qaw)を設けたが、ブリッジ形インバ
ータ回路2のブリッジ回路の下辺を構成する各スイッチ
ング素子に対応する制御用ICの駆動信号出力端子から
出力される駆動信号をブリッジ形インバータ回路2側の
回路から側路するように保護用スイッチを設けてもよ
い。この場合には、図5(C)に示すように、制御用I
Cの電源電圧が動作可能レベルに達するまでの間、駆動
信号出力端子6x〜6zからインバータ回路2側に駆動
信号x〜zが供給されるのが阻止されて保護動作が行わ
れる。
【0037】上記の例では、インバータ回路2のスイッ
チング素子としてパワートランジスタを用いているが、
インバータ回路2のスイッチング素子としてMOSFE
TやIGBT等の他の制御可能なスイッチング素子を用
いる場合にも本発明を適用できるのはもちろんである。
【0038】また上記の例では、保護用スイッチ及び保
護動作解除用スイッチとしてトランジスタが用いられて
いるが、これらのスイッチとしても、MOSFETなど
のオンオフ制御が可能な他のスイッチ素子を用いること
ができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、トラン
ジスタなどの小形の半導体スイッチ素子と抵抗などの小
形の回路部品とによりインバータ回路の保護装置を構成
できるので、駆動回路の大形化を招くことなく、インバ
ータ回路のスイッチング素子の保護を図ることができる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる駆動回路の構成例を示した回路
図である。
【図2】本発明に係わる駆動回路の他の構成例を示した
回路図である。
【図3】従来の駆動回路の構成を示した回路図である。
【図4】従来の駆動回路において駆動用直流電源を制御
用直流電源よりも先に投入した場合の制御用直流電圧の
波形と、制御用ICからインバータ回路に与えられるノ
イズ信号の波形とを示した波形図である。
【図5】本発明に係わる駆動回路において駆動用直流電
源を制御用直流電源よりも先に投入した場合の制御用直
流電圧の波形と、制御用ICからインバータ回路に与え
られるノイズ信号の波形とを示した波形図である。
【図6】本発明に係わる駆動回路の動作を示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 ブラシレス直流電動機 2 ブリッジ形インバータ回路 4 プリドライバ回路 5u〜5w 位置センサ 6 制御用IC 6u〜6w,6x〜6z 駆動信号出力端子 7 保護回路 8 保護動作解除用スイッチ Qu〜Qw ブリッジの上辺のスイッチング素子を構成
するトランジスタ Qx〜Qz ブリッジの下辺のスイッチング素子を構成
するトランジスタ Qau〜Qaw 保護用トランジスタ Qb 保護動作解除用トランジスタ ZD1 ツェナーダイオード Ra1,Rb1,Rb2 抵抗

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力端子がブラシレス直流電動機の電機
    子コイルに接続され、電源端子が駆動用直流電源に接続
    されたスイッチング素子のブリッジ回路を有していて、
    前記電機子コイルから回転磁界を生じさせるべく前記ブ
    リッジ回路を構成するスイッチング素子がオンオフ制御
    されるブリッジ形インバータ回路と、 前記ブラシレス直流電動機の回転子の回転角度位置を検
    出して位置検出信号を出力する位置センサと、 制御用直流電源から電源電圧が与えられる電源端子と前
    記位置センサが接続される位置センサ接続端子と前記イ
    ンバータ回路を構成する各スイッチング素子に対応する
    駆動信号出力端子とを有していて、前記位置検出信号に
    応じて前記インバータ回路の各スイッチング素子をオン
    オフ制御するための駆動信号を各スイッチング素子に対
    応する駆動信号出力端子から出力する制御用ICとを備
    えたブラシレス直流電動機用駆動回路において、 前記駆動用直流電源が投入された時にオン状態になっ
    て、前記ブリッジ形インバータ回路のブリッジ回路の上
    辺を構成する各スイッチング素子に対応する前記制御用
    ICの駆動信号出力端子から出力される駆動信号、また
    は前記ブリッジ形インバータ回路のブリッジ回路の下辺
    を構成する各スイッチング素子に対応する前記制御用I
    Cの駆動信号出力端子から出力される駆動信号を前記ブ
    リッジ形インバータ回路側の回路から側路するように設
    けられた保護用スイッチと、 前記制御用直流電源から前記制御用ICの電源端子に与
    えられる電圧が該制御用ICを動作させるために必要な
    動作可能レベルに達したときに前記保護用スイッチをオ
    フ状態にして前記制御用ICから出力される駆動信号が
    ブリッジ形インバータ回路側に与えられるのを許容する
    保護動作解除回路とを具備したことを特徴とするブラシ
    レス直流電動機用駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記制御用直流電源の出力電圧が印加さ
    れる前記制御用ICの負極側の電源端子は、前記ブリッ
    ジ形インバータ回路の負極側の電源端子とともに接地さ
    れ、 前記保護用スイッチは前記ブリッジ形インバータ回路の
    ブリッジ回路の上辺を構成する各スイッチング素子に対
    応する前記制御用ICの駆動信号出力端子と接地間、ま
    たは前記ブリッジ形インバータ回路のブリッジ回路の下
    辺を構成する各スイッチング素子に対応する前記制御用
    ICの駆動信号出力端子と接地間にコレクタエミッタ間
    回路が接続されて、前記駆動用直流電源が投入された時
    に該駆動用直流電源からベース電流が与えられてオン状
    態になる保護用トランジスタからなり、 前記保護動作解除回路は、コレクタエミッタ間回路が前
    記保護用トランジスタのベース接地間回路に対して並列
    に接続された保護動作解除用トランジスタと、前記制御
    用直流電源の出力電圧が前記動作可能レベルに達したと
    きに該保護動作解除用トランジスタをオン状態にする保
    護動作解除用トランジスタ駆動回路とからなっている請
    求項1に記載のブラシレス直流電動機用駆動回路。
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