JP3384870B2 - 両面印刷式プリンタにおける給紙カセット装置 - Google Patents
両面印刷式プリンタにおける給紙カセット装置Info
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- JP3384870B2 JP3384870B2 JP11270894A JP11270894A JP3384870B2 JP 3384870 B2 JP3384870 B2 JP 3384870B2 JP 11270894 A JP11270894 A JP 11270894A JP 11270894 A JP11270894 A JP 11270894A JP 3384870 B2 JP3384870 B2 JP 3384870B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の給紙カセット
を同時に装着できるようにした両面印刷式プリンタの給
紙カセット装置に関するものである。より詳しくは、プ
リンタ本体に同時に装着する複数種類の給紙カセットの
うち特定の一つの給紙カセットに、表面に印刷したカッ
ト紙をプリント部に回送するための搬送ユニットを装着
して成る給紙カセット装置に関するものである。
を同時に装着できるようにした両面印刷式プリンタの給
紙カセット装置に関するものである。より詳しくは、プ
リンタ本体に同時に装着する複数種類の給紙カセットの
うち特定の一つの給紙カセットに、表面に印刷したカッ
ト紙をプリント部に回送するための搬送ユニットを装着
して成る給紙カセット装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、複写機に内蔵したプリンタや
独立して設置する静電印刷式等のプリンタにおいて、カ
ット紙の表裏両面に印刷することが行われている。この
両面印刷は、給紙カセットから１枚だけ送り出されたカ
ット紙の表面にプリント部にて印刷してから、そのカッ
ト紙を裏返した状態でプリント部に回送することによっ
て行うもので、表面に印刷したカット紙を裏返してプリ
ント部に回送する手段には何タイプかある。
独立して設置する静電印刷式等のプリンタにおいて、カ
ット紙の表裏両面に印刷することが行われている。この
両面印刷は、給紙カセットから１枚だけ送り出されたカ
ット紙の表面にプリント部にて印刷してから、そのカッ
ト紙を裏返した状態でプリント部に回送することによっ
て行うもので、表面に印刷したカット紙を裏返してプリ
ント部に回送する手段には何タイプかある。
【０００３】その一つのタイプとして、プリンタ本体の
後部に、プリント部で表面に印刷されたカット紙の送り
方向を変換するための反転ユニットを設け、この反転ユ
ニットにて、表面に印刷されたカット紙の搬送方向を逆
向きに変更し、次いで、搬送方向を変更されたカット紙
を給紙カセットの上面に装着した搬送ユニットに送り、
この搬送ユニットにて、裏返されたカット紙を片面印刷
の場合と同じ送り機構にてプリント部に搬送するように
したものがある。
後部に、プリント部で表面に印刷されたカット紙の送り
方向を変換するための反転ユニットを設け、この反転ユ
ニットにて、表面に印刷されたカット紙の搬送方向を逆
向きに変更し、次いで、搬送方向を変更されたカット紙
を給紙カセットの上面に装着した搬送ユニットに送り、
この搬送ユニットにて、裏返されたカット紙を片面印刷
の場合と同じ送り機構にてプリント部に搬送するように
したものがある。
【０００４】このように、両面印刷のための搬送ユニッ
トを給紙カセットに装着するタイプのものは、両面印刷
の場合と片面印刷の場合とに関係なく搬送ユニットを常
時給紙カセットに装着したままで良いから、例えば特開
昭５８−６９６４１号公報に記載されているように両面
印刷の場合と片面印刷の場合とで一々排紙トレイを差し
替えるタイプに比べて、使用者の手間を軽減できる利点
を有している。
トを給紙カセットに装着するタイプのものは、両面印刷
の場合と片面印刷の場合とに関係なく搬送ユニットを常
時給紙カセットに装着したままで良いから、例えば特開
昭５８−６９６４１号公報に記載されているように両面
印刷の場合と片面印刷の場合とで一々排紙トレイを差し
替えるタイプに比べて、使用者の手間を軽減できる利点
を有している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数個
の給紙カセットを同時に装着できるようにしたプリンタ
の場合、搬送ユニットは特定の給紙カセットに装着せね
ばならないが、これら複数個の給紙カセットは一般にそ
の外形を同じ大きさに形成していることから、前記のよ
うに給紙カセットに両面印刷用の搬送ユニットを装着す
ると、用紙の補充のために複数個の給紙カセットを同時
に抜き取って再装着するに際し、搬送ユニットを誤って
別の給紙カセットに装着してしまう虞があるという問題
があった。
の給紙カセットを同時に装着できるようにしたプリンタ
の場合、搬送ユニットは特定の給紙カセットに装着せね
ばならないが、これら複数個の給紙カセットは一般にそ
の外形を同じ大きさに形成していることから、前記のよ
うに給紙カセットに両面印刷用の搬送ユニットを装着す
ると、用紙の補充のために複数個の給紙カセットを同時
に抜き取って再装着するに際し、搬送ユニットを誤って
別の給紙カセットに装着してしまう虞があるという問題
があった。
【０００６】本発明は、この問題を解消すべく成された
もので、両面印刷のための搬送ユニットの装着ミスを防
止できるようにした給紙カセット装置を提供することを
目的とするものである。
もので、両面印刷のための搬送ユニットの装着ミスを防
止できるようにした給紙カセット装置を提供することを
目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項１に記載した発明の給紙カセット装置は、プ
リント部と、該プリント部に用紙を供給する給紙部とを
備え、給紙部に、多数枚の用紙を積層し得る給紙カセッ
トを抜き差し自在に装着するようにしたカセット収納部
を上下に複数段形成し、各カセット収納部のうち特定の
段のカセット収納部に装着すべき特定の給紙カセット
に、プリント部にて表面に印刷した用紙を反転した状態
でプリント部に再送するための搬送ユニットを着脱自在
に装着して成る両面印刷式プリンタにおいて、搬送ユニ
ットのうち特定の給紙カセットに装着した状態で外部か
ら視認し得る部位に、搬送ユニットの存在を表示する色
彩等の表示手段を設ける構成にしたものである。
め、請求項１に記載した発明の給紙カセット装置は、プ
リント部と、該プリント部に用紙を供給する給紙部とを
備え、給紙部に、多数枚の用紙を積層し得る給紙カセッ
トを抜き差し自在に装着するようにしたカセット収納部
を上下に複数段形成し、各カセット収納部のうち特定の
段のカセット収納部に装着すべき特定の給紙カセット
に、プリント部にて表面に印刷した用紙を反転した状態
でプリント部に再送するための搬送ユニットを着脱自在
に装着して成る両面印刷式プリンタにおいて、搬送ユニ
ットのうち特定の給紙カセットに装着した状態で外部か
ら視認し得る部位に、搬送ユニットの存在を表示する色
彩等の表示手段を設ける構成にしたものである。
【０００８】また、請求項２の発明に係る給紙カセット
装置は、請求項１と同じ前提の構成において、前記搬送
ユニットに、前記特定の給紙カセットから外向きに突出
する突起を形成する一方、前記給紙部のうち特定の給紙
カセットを装着すべきカセット収納部のみに、特定の給
紙カセットの差し込み動作にて搬送ユニットの突起が嵌
まる凹所を形成する構成にしたものである。
装置は、請求項１と同じ前提の構成において、前記搬送
ユニットに、前記特定の給紙カセットから外向きに突出
する突起を形成する一方、前記給紙部のうち特定の給紙
カセットを装着すべきカセット収納部のみに、特定の給
紙カセットの差し込み動作にて搬送ユニットの突起が嵌
まる凹所を形成する構成にしたものである。
【０００９】
【実施例】次に、本発明を画像形成装置としてのレーザ
ービーム式プリンタについて具体化した実施例を図面に
基づいて説明する。図１はプリンタ１の概略側断面図、
図２は図１の下部の拡大図、図３は給紙カセットの斜視
図であり、主として図１に基づいてプリンタ１の概略を
説明する。
ービーム式プリンタについて具体化した実施例を図面に
基づいて説明する。図１はプリンタ１の概略側断面図、
図２は図１の下部の拡大図、図３は給紙カセットの斜視
図であり、主として図１に基づいてプリンタ１の概略を
説明する。
【００１０】プリンタ１におけるプリンタ本体２内の下
部には、前向きに開口した第１カセット収納部３と第２
カセット収納部４とが上下に形成されており、第１カセ
ット収納部３には第１給紙カセット５を、第２カセット
収納部４には第２給紙カセット６をそれぞれ着脱自在に
装着している。前記両給紙カセット５，６は同じ外形に
形成されており、その前端部には、図２及び図３に明示
するように、給紙ローラ７と上下に貫通した給紙用長溝
孔８とが左右方向（図１で紙面の直交した方向）に延び
ている。また、両給紙カセット５，６の内部には、多数
枚のカット紙Ａを弾性的に支持するための受け板９をそ
れぞれ設けている。
部には、前向きに開口した第１カセット収納部３と第２
カセット収納部４とが上下に形成されており、第１カセ
ット収納部３には第１給紙カセット５を、第２カセット
収納部４には第２給紙カセット６をそれぞれ着脱自在に
装着している。前記両給紙カセット５，６は同じ外形に
形成されており、その前端部には、図２及び図３に明示
するように、給紙ローラ７と上下に貫通した給紙用長溝
孔８とが左右方向（図１で紙面の直交した方向）に延び
ている。また、両給紙カセット５，６の内部には、多数
枚のカット紙Ａを弾性的に支持するための受け板９をそ
れぞれ設けている。
【００１１】第１カセット収納部３の上方の部位には、
画像形成ユニット１０や定着部１１等を備えたプリント
部１２を設けており、第１給紙カセット５に積層したカ
ット紙Ａは、断面半月状の第１ピックアップローラ１３
にて１枚だけ分離されてから、給紙ローラ７及び複数の
送りローラ対１４を有する送り機構１５を介してプリン
ト部１２に搬送される。また、第２給紙カセット６に積
層したカット紙Ａは、第２ピックアップローラ１６にて
１枚だけ分離されてから、給紙ローラ７を介して第１給
紙カセット５の給紙用長溝孔８を通って送り機構１５に
送られ、第１給紙カセット５のカット紙Ａと同様の経路
でプリント部１２に搬送される。
画像形成ユニット１０や定着部１１等を備えたプリント
部１２を設けており、第１給紙カセット５に積層したカ
ット紙Ａは、断面半月状の第１ピックアップローラ１３
にて１枚だけ分離されてから、給紙ローラ７及び複数の
送りローラ対１４を有する送り機構１５を介してプリン
ト部１２に搬送される。また、第２給紙カセット６に積
層したカット紙Ａは、第２ピックアップローラ１６にて
１枚だけ分離されてから、給紙ローラ７を介して第１給
紙カセット５の給紙用長溝孔８を通って送り機構１５に
送られ、第１給紙カセット５のカット紙Ａと同様の経路
でプリント部１２に搬送される。
【００１２】前記画像形成ユニット１０は、感光ドラム
１７及びこれに圧接する転写ローラ１８やトナーカート
リッジユニット１９、帯電装置（図示せず）等を備えて
おり、画像形成ユニット１０にて紙面にトナーを転写さ
れたカット紙Ａは、加熱ローラ２０及び押圧ローラ２１
から成る前記定着ユニット１１に搬送され、この定着ユ
ニット１１で紙面に画像を固定されたカット紙Ａは、排
出搬送路２２及び複数のローラ対２３を介してプリンタ
本体２上面の排出部２４に積層される。
１７及びこれに圧接する転写ローラ１８やトナーカート
リッジユニット１９、帯電装置（図示せず）等を備えて
おり、画像形成ユニット１０にて紙面にトナーを転写さ
れたカット紙Ａは、加熱ローラ２０及び押圧ローラ２１
から成る前記定着ユニット１１に搬送され、この定着ユ
ニット１１で紙面に画像を固定されたカット紙Ａは、排
出搬送路２２及び複数のローラ対２３を介してプリンタ
本体２上面の排出部２４に積層される。
【００１３】プリンタ本体２の上部前面には操作パネル
２５が設けられている。また、プリンタ本体２の後面に
は、表面に印刷されたカット紙Ａの搬送方向を逆向きに
変換するための反転ユニット２６が装着されている。一
方、プリンタ本体２における搬出搬送路２２には、前記
反転ユニット２６への分岐部２２ａが形成されており、
分岐部２２ａに配置した回動式のガイド体（図示せず）
を電磁ソレノイド等にて回動操作することにより、カッ
ト紙Ａの搬送方向が切り換えられる。
２５が設けられている。また、プリンタ本体２の後面に
は、表面に印刷されたカット紙Ａの搬送方向を逆向きに
変換するための反転ユニット２６が装着されている。一
方、プリンタ本体２における搬出搬送路２２には、前記
反転ユニット２６への分岐部２２ａが形成されており、
分岐部２２ａに配置した回動式のガイド体（図示せず）
を電磁ソレノイド等にて回動操作することにより、カッ
ト紙Ａの搬送方向が切り換えられる。
【００１４】前記反転ユニット２６内には、下端をプリ
ンタ本体２における排出搬送路２２の分岐部２２ａに連
通させ上端を開放した第１反転搬送路２７と、第１反転
搬送路２７の上下中途部から分岐して下方に延びる第２
反転搬送路２８とが形成されており、両搬送路２７，２
８の分岐箇所には 正逆回転自在な切替えローラ対２９
が配置されている。プリンタ本体２から第１反転搬送路
２７に送り込まれたカット紙Ａは、図示しない駆動モー
タにより切替えローラ対２９を正転させることによって
一旦上方に向けて搬送され、その後、駆動モータにより
切替えローラ対２９を逆転させることにより、逆向きの
状態で第２反転搬送路２８に搬送される。
ンタ本体２における排出搬送路２２の分岐部２２ａに連
通させ上端を開放した第１反転搬送路２７と、第１反転
搬送路２７の上下中途部から分岐して下方に延びる第２
反転搬送路２８とが形成されており、両搬送路２７，２
８の分岐箇所には 正逆回転自在な切替えローラ対２９
が配置されている。プリンタ本体２から第１反転搬送路
２７に送り込まれたカット紙Ａは、図示しない駆動モー
タにより切替えローラ対２９を正転させることによって
一旦上方に向けて搬送され、その後、駆動モータにより
切替えローラ対２９を逆転させることにより、逆向きの
状態で第２反転搬送路２８に搬送される。
【００１５】前記反転ユニット２６における第２反転搬
送路２８の下端は、第１カセット収納部３の後部上端に
向けて開口しており、反転ユニット２６からプリンタ本
体２内に搬送されたカット紙Ａは、図２に示すように、
第１給紙カセット５に装着した搬送ユニット３０によ
り、裏返した状態で給紙ローラ７を介して前記送り機構
１５に回送され、これにより、カット紙Ａの裏面に印刷
が施される。そして、裏面に印刷されたカット紙Ａは排
出部２４に積層される。
送路２８の下端は、第１カセット収納部３の後部上端に
向けて開口しており、反転ユニット２６からプリンタ本
体２内に搬送されたカット紙Ａは、図２に示すように、
第１給紙カセット５に装着した搬送ユニット３０によ
り、裏返した状態で給紙ローラ７を介して前記送り機構
１５に回送され、これにより、カット紙Ａの裏面に印刷
が施される。そして、裏面に印刷されたカット紙Ａは排
出部２４に積層される。
【００１６】なお、第２給紙カセット６内から給紙され
たカット紙Ａも、上記と同じ搬送経路で両面に印刷され
る。前記搬送ユニット３０の概略を図４に示す。搬送ユ
ニット３０は、第１給紙カセット５（及び第２給紙カセ
ット６）にすっぽり嵌まるようなカバー状に形成されて
おり、その内部には補強及び用紙ガイド兼用のリブ３１
が所定の間隔をおいて形成されている。前記搬送ユニッ
ト３０のうち後端寄り部位の左右両側面には、第１給紙
カセット５の底板５ａに当接する足部３２が形成されて
おり、また、一側縁の前端には、第１給紙カセット５に
おける側板５ｂの上面に当たる横向き張り出し部３３が
形成されている。
たカット紙Ａも、上記と同じ搬送経路で両面に印刷され
る。前記搬送ユニット３０の概略を図４に示す。搬送ユ
ニット３０は、第１給紙カセット５（及び第２給紙カセ
ット６）にすっぽり嵌まるようなカバー状に形成されて
おり、その内部には補強及び用紙ガイド兼用のリブ３１
が所定の間隔をおいて形成されている。前記搬送ユニッ
ト３０のうち後端寄り部位の左右両側面には、第１給紙
カセット５の底板５ａに当接する足部３２が形成されて
おり、また、一側縁の前端には、第１給紙カセット５に
おける側板５ｂの上面に当たる横向き張り出し部３３が
形成されている。
【００１７】搬送ユニット３０は、第１給紙カセット５
内のカット紙Ａの送り出しを阻害しないように、その前
端を、積層したカット紙Ａの前端面よりもやや後方に位
置させている。また、搬送ユニット３０の一側面寄り部
位の後部には、反転ユニット２６から送られたカット紙
Ａを送り機構１５に向けて搬送するための搬送ベルト３
４と、該搬送ベルト３４を駆動するための駆動ローラ３
５とが配置されている。前記駆動ローラ３５は、プリン
タ本体２に設けられた前記駆動モータの駆動力により動
力伝達機構を介して回転駆動される。
内のカット紙Ａの送り出しを阻害しないように、その前
端を、積層したカット紙Ａの前端面よりもやや後方に位
置させている。また、搬送ユニット３０の一側面寄り部
位の後部には、反転ユニット２６から送られたカット紙
Ａを送り機構１５に向けて搬送するための搬送ベルト３
４と、該搬送ベルト３４を駆動するための駆動ローラ３
５とが配置されている。前記駆動ローラ３５は、プリン
タ本体２に設けられた前記駆動モータの駆動力により動
力伝達機構を介して回転駆動される。
【００１８】そして、図４及び図５に示すように、搬送
ユニット３０のうち例えば前端部の張り出し部３３と反
対側の部位に細幅状の表示部３６を前向きに突設し、こ
の表示部３６に、他の部位とは異なった色彩を施してお
く。或いは、図４及び図６に一点鎖線で示し且つ図７に
実線で示すように、搬送ユニット３０の一側面から突起
３７を横向きに突設する一方、プリンタ本体２における
第１カセット収納部３の側面に、前記搬送ユニット３０
の突起３７が嵌まる凹所３８を形成しておく。
ユニット３０のうち例えば前端部の張り出し部３３と反
対側の部位に細幅状の表示部３６を前向きに突設し、こ
の表示部３６に、他の部位とは異なった色彩を施してお
く。或いは、図４及び図６に一点鎖線で示し且つ図７に
実線で示すように、搬送ユニット３０の一側面から突起
３７を横向きに突設する一方、プリンタ本体２における
第１カセット収納部３の側面に、前記搬送ユニット３０
の突起３７が嵌まる凹所３８を形成しておく。
【００１９】前記表示部３６を搬送ユニット３０の側部
に設けたのは、カット紙Ａの搬送を阻害しないようにす
るためである。以上の構成において、搬送ユニット３０
に表示部３６を設けてこれに他の部位とは異なる色彩を
施した場合には、プリンタ１の使用者は、搬送ユニット
３０が第１給紙カセット５に装着されていること（換言
すると、搬送ユニット３０が正常に装着されているこ
と）を、表示部３６を目視することによって確認でき
る。従って、例えば搬送ユニット３０に似た形状のカバ
ーが第２給紙カセット６に装着されている場合でも、誤
って搬送ユニット３０を第２給紙カセット６に装着して
しまうことはないのである。
に設けたのは、カット紙Ａの搬送を阻害しないようにす
るためである。以上の構成において、搬送ユニット３０
に表示部３６を設けてこれに他の部位とは異なる色彩を
施した場合には、プリンタ１の使用者は、搬送ユニット
３０が第１給紙カセット５に装着されていること（換言
すると、搬送ユニット３０が正常に装着されているこ
と）を、表示部３６を目視することによって確認でき
る。従って、例えば搬送ユニット３０に似た形状のカバ
ーが第２給紙カセット６に装着されている場合でも、誤
って搬送ユニット３０を第２給紙カセット６に装着して
しまうことはないのである。
【００２０】他方、搬送ユニット３０に突起３７を設け
た場合には、図７の部分正面図から明らかなように、搬
送ユニット３７を第２給紙カセット６に装着した状態で
は、突起３７が本体２につかえてしまって第２給紙カセ
ット６を第２カセット収納部４に装着することはできな
いから、搬送ユニット３０の誤装着を確実に防止できる
のである。
た場合には、図７の部分正面図から明らかなように、搬
送ユニット３７を第２給紙カセット６に装着した状態で
は、突起３７が本体２につかえてしまって第２給紙カセ
ット６を第２カセット収納部４に装着することはできな
いから、搬送ユニット３０の誤装着を確実に防止できる
のである。
【００２１】なお、上記の実施例では、搬送ユニット３
０に表示部３６を突設して、これに色彩を施した場合で
あったが、表示部３６が突出していること自体を搬送ユ
ニット３０の存在を示す表示手段としても良いし、或い
は、表示部３６を突設せずに、搬送ユニット３０の適宜
部位（例えば前端縁の部分）に色彩を施したり、網目等
の造形を施すなどしても良い。
０に表示部３６を突設して、これに色彩を施した場合で
あったが、表示部３６が突出していること自体を搬送ユ
ニット３０の存在を示す表示手段としても良いし、或い
は、表示部３６を突設せずに、搬送ユニット３０の適宜
部位（例えば前端縁の部分）に色彩を施したり、網目等
の造形を施すなどしても良い。
【００２２】また、色彩を施す手段としては塗料を塗布
したり、色付きのテープを貼着するなど、種々の手段を
採用できる。他方、搬送ユニットに突起を設ける場合
は、突起を搬送ユニットの左右両側面に設けても良い
し、或いは、搬送ユニットの左右両側縁のうちいずれか
一方又は両方に上向きの突起を設け、これを本体に形成
した下向き開口の凹所に嵌めるようにしても良いのであ
る。
したり、色付きのテープを貼着するなど、種々の手段を
採用できる。他方、搬送ユニットに突起を設ける場合
は、突起を搬送ユニットの左右両側面に設けても良い
し、或いは、搬送ユニットの左右両側縁のうちいずれか
一方又は両方に上向きの突起を設け、これを本体に形成
した下向き開口の凹所に嵌めるようにしても良いのであ
る。
【００２３】更に、表示手段と突起とを併用しても良い
のである。また、本発明は２個の給紙カセットを装着で
きるプリンタのみでなく、３個以上の給紙カセットを同
時に装着できるプリンタにも適用できることは言うまで
もない。
のである。また、本発明は２個の給紙カセットを装着で
きるプリンタのみでなく、３個以上の給紙カセットを同
時に装着できるプリンタにも適用できることは言うまで
もない。
【００２４】
【発明の作用・効果】以上説明したように、請求項１の
発明の両面印刷式プリンタにおける給紙カセット装置
は、搬送ユニットに目視にて確認できる表示手段を設け
るようにしたので、プリンタの使用者は、表示手段によ
り、搬送ユニットが装着すべき特定の給紙カセットに装
着されていることを目視で確認できるから、搬送ユニッ
トを誤って別の給紙カセットに装着してしまう装着ミス
を防止できるのである。
発明の両面印刷式プリンタにおける給紙カセット装置
は、搬送ユニットに目視にて確認できる表示手段を設け
るようにしたので、プリンタの使用者は、表示手段によ
り、搬送ユニットが装着すべき特定の給紙カセットに装
着されていることを目視で確認できるから、搬送ユニッ
トを誤って別の給紙カセットに装着してしまう装着ミス
を防止できるのである。
【００２５】他方、請求項２の発明の両面印刷式プリン
タにおける給紙カセット装置は、搬送ユニットに突起を
設け、この突起をプリンタ本体の凹所に嵌め込む構成に
したので、搬送ユニットを他の給紙カセットに装着した
場合には、その給紙カセットはカセット収納部に装着す
ることはできず、搬送ユニットを特定の給紙カセットに
装着した正常な状態でしか各給紙カセットを同時にプリ
ンタ本体に装着することはできないから、この場合も搬
送ユニットの装着ミスを確実に防止できるのである。
タにおける給紙カセット装置は、搬送ユニットに突起を
設け、この突起をプリンタ本体の凹所に嵌め込む構成に
したので、搬送ユニットを他の給紙カセットに装着した
場合には、その給紙カセットはカセット収納部に装着す
ることはできず、搬送ユニットを特定の給紙カセットに
装着した正常な状態でしか各給紙カセットを同時にプリ
ンタ本体に装着することはできないから、この場合も搬
送ユニットの装着ミスを確実に防止できるのである。
【図１】本発明に係るプリンタの概略側断面図である。
【図２】図１の要部拡大図である。
【図３】給紙カセットの概略斜視図である。
【図４】搬送ユニットの概略斜視図である。
【図５】搬送ユニットを装着した給紙カセットの要部平
面図である。
面図である。
【図６】図２のVI−VI視断面図である。
【図７】プリンタ本体の要部正面図である。
１ プリンタ
２ プリンタ本体
３ 第１カセット収納部
４ 第２カセット収納部
５ 第１給紙カセット
６ 第２給紙カセット
１２ プリント部
１５ 送り機構
１７ 感光ドラム
２０ 加熱ローラ
２４ 排出部
２６ 反転ユニット
２９ 切替えローラ
３０ 搬送ユニット
３４ 搬送ベルト
３６ 表示部
３７ 突起
３８ 凹所
Claims (2)
- 【請求項１】 プリント部と、該プリント部に用紙を供
給する給紙部とを備え、給紙部に、多数枚の用紙を積層
し得る給紙カセットを抜き差し自在に装着するようにし
たカセット収納部を上下に複数段形成し、各カセット収
納部のうち特定の段のカセット収納部に装着すべき特定
の給紙カセットに、プリント部にて表面に印刷した用紙
を反転した状態でプリント部に再送するための搬送ユニ
ットを着脱自在に装着して成る両面印刷式プリンタにお
いて、 搬送ユニットのうち特定の給紙カセットに装着した状態
で外部から視認し得る部位に、搬送ユニットの存在を表
示する色彩等の表示手段を設けたことを特徴とする両面
印刷式プリンタにおける給紙カセット装置。 - 【請求項２】 プリント部と、該プリント部に用紙を供
給する給紙部とを備え、前記給紙部に、多数枚の用紙を
積層し得る給紙カセットを抜き差し自在に装着するよう
にしたカセット収納部を上下に複数段形成し、各カセッ
ト収納部のうち特定の段のカセット収納部に装着すべき
特定の給紙カセットに、前記プリント部にて表面に印刷
した用紙を反転した状態でプリント部に再送するための
搬送ユニットを着脱自在に装着して成る両面印刷式プリ
ンタにおいて、 前記搬送ユニットに、前記特定の給紙カセットから外向
きに突出する突起を形成する一方、前記給紙部のうち特
定の給紙カセットを装着すべきカセット収納部のみに、
特定の給紙カセットの差し込み動作にて搬送ユニットの
突起が嵌まる凹所を形成したことを特徴とする両面印刷
式プリンタにおける給紙カセット装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11270894A JP3384870B2 (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 両面印刷式プリンタにおける給紙カセット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11270894A JP3384870B2 (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 両面印刷式プリンタにおける給紙カセット装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07315698A JPH07315698A (ja) | 1995-12-05 |
| JP3384870B2 true JP3384870B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=14593517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11270894A Expired - Fee Related JP3384870B2 (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 両面印刷式プリンタにおける給紙カセット装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3384870B2 (ja) |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP11270894A patent/JP3384870B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07315698A (ja) | 1995-12-05 |
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