JP3384565B2 - 自動調心浮動タービンインペラ - Google Patents

自動調心浮動タービンインペラ

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JP3384565B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、タービンポンプ等において、回転する非固
定位置のインペラまたはディスクと隣接するシール面ま
たはスラスト面との間に加圧薄膜を生成させるための構
造に関するものである。
再生タービンポンプの通常の構成においては、その周
縁に複数の羽根を機械加工したディスク形状のインペラ
が、ライナーまたはヘッドからなる密封体内部で回転す
る。ライナーのシール面とインペラのシール面との間の
クリアランスは、ポンプ形式や構成材によって異なる
が、代表的には0.001〜0.006インチである。非摩損材料
(non−galling material)を用いた場合、および比較
的小型の形式においては、比較的小さいクリアランスで
よい。摩損材料を用いた場合、および比較的大形の形式
においては、比較的大きいクリアランスが必要となる。
インペラの一方の側と他方の側では水圧に差がある
(しばしば1/2ポンド〜1ポンドの差がある)ため、位
置が固定されていない非固定位置のインペラがライナー
の一方側に押し付けられてライナーと接触すると、擦れ
や摩耗が生じ、ある種の摩損材料の場合にはポンプの焼
付きが起こる。このような現象を軽減するために、イン
ペラのハブ近傍に“釣合い”穴をあけて圧力を均等化す
ることが従来から行われている。しかしこの解決策は、
インペラの回転が流体の流れに対して過大の抵抗を生じ
るため、必ずしも成功していない。ハブの近くに種々の
形状の複数のスロットを設けたインペラを製作する試み
もなされているが、必ずしも満足すべきものではない。
摩損を防止するための最も有効な方法は、軸の端部に
インペラをナットで締付け固定するか、あるいは、多段
ポンプの場合には固定環を使用してインペラを軸上に位
置決めする方法である。最終的な調整は、軸上のネジ付
環で行うか、あるいはシムで行う。しかしながらこの方
法は、装置の作製、組立て、および使用中において、骨
の折れる操作が必要でありコストも掛かる。温度や負荷
条件を変化させると、ケーシング、フレームおよび軸の
間で膨脹に差が生じ、同様に摩耗および/または焼付き
を起こす。
発明の概要 従って本発明の目的は、非固定位置の回転インペラま
たはディスクと隣接するシール面またはスラスト面との
間に加圧薄膜を生成させるための構造を提供することで
ある。
本発明のもう1つの目的は、改良された自動調心の浮
動タービンインペラを提供することである。
本発明のさらにもう1つの目的は、タービンポンプ等
に使用される改良されたインペラを提供することであ
る。
本発明のさらにもう1つの目的は、膨脹の違いの影響
が除去されることによりクリアランスを減少できるた
め、比較的大きい効率を備えたインペラアセンブリを提
供することである。
さらに本発明の目的は、タービンポンプ等に使用され
る改良された側板を提供することである。
これらの目的およびその他の目的は、インペラのごと
き回転自在な部材を備えた流体移送用アセンブリを提供
する本発明によって達成される。すなわち本発明は、固
定面の間で回転されかつ第1の側面と第2の側面を有す
る回転自在な部材を備えた流体移送用アセンブリにおい
て、前記部材を少なくとも部分的に格納しかつ前記部材
の第1側面および第2側面に対向する第1の固定面およ
び第2の固定面を形成するチャンバと、前記チャンバの
内部に前記部材を取り付けてその内部で1つの固定軸の
回りで回転させる取り付け手段とからなり、前記部材の
各側面は外縁と内縁とを備えた1つのシール面部分を有
し、前記内縁は前記取り付け手段に係合するハブ部を有
し、各シール面部分はその中に少なくとも1つの環状か
つ対称的なパターンに配列された複数の凹部を有し、前
記凹部の各々は1つの弧状半円形前縁と1つの直線状後
縁とを有し、前記後縁は凹部のピンチ・ポイントを形成
し、前記複数の凹部の複数のピンチ・ポイントは各シー
ル面部分の回りに放射状に実質的に釣り合いをもたせて
配置されかつ前記外縁と内縁の間に位置されており、こ
れによって、前記部材を回転させると移動流体の一部が
前記ピンチ・ポイントでピンチされ、前記回転自在部材
の前記シール面部分と前記第1および第2の対向固定面
との間に流体の加圧薄膜をもたらすことを特徴とするも
のである。本発明の1つの好ましい実施態様によれば、
これらの凹部は略“D"形状とされている。凹部はインペ
ラに設けてもよく、固定面に設けてもよく、あるいはイ
ンペラと固定面の両方に設けてもよい。本発明を構成す
る新規な特徴や詳細な構造は、以下に記述され、添付図
面に図示され、特に添付の請求の範囲に記載されてい
る。本発明の精神から外れることなく、あるいは本発明
の利点を犠牲にすることなく、本発明の細部においては
種々に変更が可能であることを理解すべきである。
図面の説明 本発明の理解を容易にするために、添付図面に本発明
の好ましい実施態様を図示する。これらの図面を以下の
説明と関連させて参照すれば、本発明の構成、動作およ
び多くの利点が容易に理解できるであろう。
図1は、軸と、インペラと、一組のライナーとを有す
るインペラアセンブリの単純化した説明図であり、これ
らのライナーは2つの固定面を形成し、これら固定面の
間でインペラが回転させられる; 図2は、複数の釣合い穴と圧力除去穴とをその側面に
有する従来のインペラの説明図である; 図3は、本発明によるインペラの端面図である; 図3Aは、図3の3A−3A線に沿う断面図である; 図3Bは、図3の3B−3B線に沿う部分説明図である; 図3Cは、ノッチの変形例を示すインペラの部分拡大説
明図である; 図4は、図3のインペラと共に使用する一組のライナ
ーのうちの一方のライナーの端面図である; 図5は、運動の方向に対するインペラのノッチの配向
を示す部分拡大説明図である; 図6は、インペラの両方向回転が可能なノッチのさら
に別な実施例を示すインペラの部分拡大説明図である; 図7は、運動の方向に対する図6のインペラのノッチ
の配向を示す部分拡大説明図である; 図8は、インペラの両方向回転が可能なノッチを有す
るインペラの別な実施例を示す部分拡大説明図である; 図9は、運動の方向に対する図8の円形ノッチを示す
部分拡大説明図である; 図10,図10Aおよび図10Bは、本発明による圧力ノッチ
を備えた相対運動する同心状部材の単純化した説明図で
ある; 図11は、本発明によるインペラの別な実施例を示す端
面図である;および 図12は、本発明によるインペラと共に使用する一組の
ライナーのうちの一方のライナーを示す端面図である。
好ましい実施態様の説明 図1は、タービンポンプ等に用いられるインペラアセ
ンブリ10を単純化して説明するものであり、従来から周
知のように、軸14に取付けられたインペラ12が、一組の
ライナーまたは側板16と18により形成されたチャンバま
たは空洞15内で回転するようになっている。従来から周
知のように、このインペラアセンブリはインペラの入口
から出口へ流体を移送し、出口で流体の圧力を高める。
図1ではインペラ12が水平に配向されているが、垂直に
配向することもできる。本発明の構造は、単段ポンプあ
るいは多段ポンプで使用することができ、さらにまた、
本発明による新規な構造をいかなる回転面と固定面との
間で使用する場合も本発明の範囲に含まれるものであ
る。インペラ12をライナー16,18とともに組立てたとき
のインペラとシール面との間のクリアランスは、0.004
〜0.010インチの範囲とすることができる。例として、
本発明の構造をタービンポンプを参照して説明するが、
この構造は、どんなシール面および/またはスラスト面
でもよい固定面間でディスクまたは環が回転するような
あらゆる場合に使用することができる。
従来技術についての図2は、インペラ本体を貫通して
軸方向に設けた複数の釣合い穴とインペラ両面に設けた
弧状溝または窪みを具備した従来から使用されている非
固定位置インペラを示すものである。例えば図2に示す
インペラ30は、その外周縁に複数の羽根32と、ライナー
の内面と僅かなクリアランスを形成する端面34とを有し
ており、インペラはライナー内部で回転する。インペラ
30の中心部分はハブ部35を形成し、このハブ部には駆動
軸の内端が軸方向に移動自在に嵌挿される穴36が設けら
れている。孔36はキー溝36aを有し、インペラを軸と係
合させ、インペラを軸に沿って軸方向に移動自在とさせ
る。インペラ30にはその中間環状部分37に、周方向に均
等に間隔をあけて設けた複数の弧状穴38が形成されてい
る。インペラ30にはさらに、その軸方向に貫通して伸び
る複数の圧力釣合い穴39が周方向に均等に間隔をあけて
形成されている。関連するライナー(図示せず)の内面
には、インペラの穴および/または溝と対向する位置
に、複数の溝を形成してもよい。
周知のように、弧状穴38および/または釣合い穴39
は、インペラがその内部で回転しているライナーの内面
と協働して、圧力分布をもたらしてインペラ30の対向面
の各々に対して作用する背分力を減少し、インペラ面と
ハウジングまたはライナーの対向内面との摩擦係合を最
小にする。インペラのハブ近傍に設けた釣合い穴39を用
いることおよび/または弧状穴38を用いることは、使用
中のインペラの摩損を防止するためには必ずしも有効で
はないことが判明している。
図1と図3を参照して説明すると、本発明のインペラ
12はディスク状部材40と、端面44と、中央ハブ45とを備
えている。ディスク状部材40は図3Bに示したような周縁
羽根42を有しており、中央ハブ45は孔46を有しており、
この孔46には駆動軸14が軸方向に移動自在に嵌挿され
る。孔46にはキー溝46aが形成されており、インペラを
キー46b(またはキー溝)により軸と係合させ、かつイ
ンペラを軸に沿って軸方向に移動自在にさせる。すなわ
ちインペラは浮動しており、駆動軸の軸方向に位置固定
されていない。ハブ45はディスクのいずれか一方の側に
設けてもよく、あるいは両側に設けてもよい。インペラ
12は中間環状部材47を有し、ここに複数の弧状穴48が形
成されている。しかし、部分47と羽根42との中間の円周
部分には、8個の凹部または圧力ノッチ49が設けられて
いる。各ノッチは、インペラの回転方向すなわち図3で
は時計方向と反対方向に向いた略“D"形状を有してい
る。各圧力ノッチは直線部分49aと弧状の半円部分49bと
を有している。図示の実施例では8個のノッチ49を設け
ているが、これより多いまたは少ない数のノッチを設け
ても良いことは明らかであろう。8個のノッチ49は1つ
置きに、端面44の外縁から内側に例えば1/16インチとい
った所定の距離だけ隔てて、または3/32インチだけ隔て
てそれぞれ設けられ、その結果、それぞれ4個のノッチ
からなる複数の同心状列(図示の例では2列の同心状
列)に配列される。かくして、2列に配列された各列の
ノッチのそれぞれは互い違いになるように配置されてデ
ィスクの全面に拡がっている。各ノッチは等しく45゜づ
つ隔置されている。例えば、半径5インチ半のインペラ
に対しては、ノッチ49の直線部分49aの放射方向長さは1
/2インチとする。ディスク40の他方の端面44aは、端面4
4の凹部や穴のパターンに対して相補的すなわち鏡像と
なる対応するパターンまたは形状を有している。
図3Aを参照して説明すると、ノッチ49の弧状部分49b
はノッチ49に対する前縁を形成し、ノッチ49に対する後
縁を形成する直線部分49aよりもディスク40の面44に深
く刻まれている。ノッチ面の傾斜角は5゜前後とするこ
とができる。弧状部分49bの半径はディスク40の端面の
直径と適合させる。ノッチ49は略“D"形状として図示さ
れているが、図3Cのノッチ49″に示す細長い略楕円形状
のような、他の形状とすることもできる。主要な部分は
直線部分の後縁49a″であり、この部分がノッチの“ピ
ンチ・ポイント(pinch point)”をもたらす。インペ
ラはステンレス鋼や摩損材料等で作製することができ
る。ノッチ49は小型のエンドミル削りあるいはその他の
適切な技法を用いて形成される。
図4は、インペラ12と共に使用される一組のライナー
16,18のうちの1つのライナー16を示している。ライナ
ー16は放射方向のノッチ51を形成してある1つの環状部
材であり、ノッチ51は放射方向内方に伸びていて流路52
と連通し、この流路52はさらに放射方向のノッチ55と連
通している。ライナーは盛り上がった環状内面54を有し
ており、この環状内面54がライナーのスラスト面を形成
している。一組のライナーの第2のライナー18はライナ
ー16と同様なものであるが、ライナー16のノッチや流路
の配置と相補的な配置にされている。ノッチ51はライナ
ー18の対応するノッチ51a(図1参照)と共に、タービ
ンインペラアセンブリの流体入口を形成する。ノッチ55
はライナー18の対応するノッチ(図示せず)と共に、流
体出口を形成する。
図1,図3および図4を参照して動作を説明すると、イ
ンペラ12が軸14のまわりで回転され、ライナー16,18の
放射方向ノッチ51、51aによって形成される入口に流体
が供給されると、ノッチ49は“ピンチ・ポイント”を形
成する直線部分49aで水圧の増大を引き起こす。汲み上
げられる液体または気体は、図5に示すように、ライナ
ーに対するインペラ12の回転方向に“ピンチ”される。
薄膜の速度はこの“ピンチ・ポイント”で圧力を生み出
す。これによって、インペラのディスク40の両側に加圧
薄膜をもたらし、インペラのディスク40のシール面44,4
4aどライナー16,18のシール面54,54aとの金属対金属の
接触を防止する。この現象は、本発明による凹部を設け
たインペラを一組のライナーに対して1回転当り1750フ
ィートおよび1回転当り3500フィートの速度で回転させ
たときに観察された。インペラ12は自動的に調心され、
始動時にインペラが一方のライナーのシール面よりも他
方のライナーのシール面に近付いていた場合でも、イン
ペラが軸上を軸方向に移動して軸の中心にくることにな
る。
図6と図7は、ノッチの別な配置を示しており、図3
の実施例における各1個のノッチに対するものとして2
個の圧力ノッチ49,49′が設けられている。ノッチ49,4
9′はそれぞれ直線部分49a,49a′と弧状部分49b,49b′
を有している。これら凹部のかような配置は、インペラ
(またはライナー)の両方向回転を可能とするともに、
所望の圧力釣合いをもたらしてインペラがライナー16,1
8のシール面と接触しないように維持する。ノッチ49は
インペラの反時計方向回転に対して加圧薄膜を形成する
のに有効であり、ノッチ49′はインペラの時計方向回転
に対して加圧薄膜を形成するのに有効である。
図8と図9は、さらにもう1つのノッチ配列を示して
おり、複数の皿状圧力ノッチ57がインペラの表面に設け
られている。図9に示したように、ノッチ57の中央58は
低いポイントとなっており、弧状縁57aおよび弧状縁57b
(これがインペラの反時計方向回転に対しての圧力ポイ
ントを形成する)がインペラ外表面の平面から内方へ伸
び、ノッチ57の外縁から中央58へ約5゜傾斜している。
ノッチのこの配置は、インペラ12の両方向運動、すなわ
ちインペラのいずれの方向への回転に対しても圧力釣合
いをもたらす。図3A,図5および図7に示したノッチ49
の下方への傾斜側面は直線であるが、これらの面を図9
に示した面57aのような曲線とすることもできる。
図10は、相対的に回転するようになっている内側部材
65と外側部材66を有する同心状部材を示しており、内側
部材65の非直線状の外周面に複数のノッチまたは溝67が
設けられている。複数の圧力ノッチ67は内側部材65の周
縁に沿って90゜隔置されている。部材65と66は、例えば
図10Bに示したような細長い円筒形状の部材とすること
ができ、周縁に隔置した一組4個のノッチの複数組を部
材65の長手方向に沿って設けることもできる。これらの
ノッチは、上述したような“D"形状、皿形状、楕円形
状、背中合わせ形状等の種々の形状とすることができ
る。また、ノッチを内側部材の外周面に設けてもよく
(図10)、外側部材の内周面に設けてもよく(図10
A)、あるいは両方に設けてもよい。同心状部材65,66
は、例えばインペラアセンブリ、歯車ポンプ、スリーブ
形軸受、軸方向スラスト軸受等を形成することができ
る。
図11は、インペラ60のさらに好ましい実施例を示して
いる。図11のインペラ60は、図3に示したインペラ12と
同様であるが、隣り合うノッチ49の間に圧力釣合い穴62
がさらに配置されている。
上述した実施例においては、ノッチはインペラの表面
に設けているが、インペラの表面とともにライナーのシ
ール面にも刻設することができ、インペラのみの表面に
刻設することもできる。例えば、図12にはライナー16′
のシール面70に複数のノッチ71を形成した実施例を示し
ており、この場合のノッチはインペラ12に形成したノッ
チと同様なパターンで配置されているが、ライナー16′
には16個のノッチが設けられていて、各列8個のノッチ
71が2つの同心状列に配列されている。盛り上がったシ
ール面部分73にはさらにもう1個のノッチ72が設けられ
ており、これは入口形状ノッチ74と出口形成ノッチ75を
隔てている。一組のうちの他方のライナーは、ライナー
16′と相補的なパターンで凹部を設けた表面を有してい
る。
図12に示したライナー16′およびその相補体は、図3
〜図9および図11を参照して上述したインペラのそれぞ
れと共に使用することができる。さらにまた、ライナー
16′およびその相補体は、例えば図2に示した従来のイ
ンペラ30と共に使用することもできる。この場合、ライ
ナー16′のノッチ71はインペラ30の釣合い穴39と協働し
て、ライナー16′およびその相補体のシール面とインペ
ラの端面との間の摩擦係合を防止する所望の効果をもた
らす。
図11に示したインペラ60と、図12に示したライナー1
6′のような配列を有する一組のライナー(周知のよう
にライナーの一方は他方の相補体となっている)とから
なるインペラアセンブリを、水平に配向するタービンア
センブリに組み立てた。ライナーとインペラとは共に31
6ステンレス鋼製とした。このインペラアセンブリをミ
ラノ市水道水の揚水に用いた。このポンプを各種の圧力
で200時間運転した。次いで、このタービンアセンブリ
を取り外して、多段ポンプに垂直方向に組込み、さらに
40時間運転した。その後、このタービンアセンブリを取
り外して解体した。インペラとライナーを観察したとこ
ろ、引っ掻き傷や摩損は認められなかった。上述したよ
うに、本発明に従って構成したインペラを1分当り1750
フィートおよび1回転当り3500フィートの速度で回転さ
せた結果、インペラの両側に加圧薄膜が形成され、イン
ペラとこのインペラの両側の固定面との間の金属対金属
の接触を防止した。
別の試験では、図2に示した従来のインペラ30を用い
たタービンアセンブリは、数分以内に摩損して焼付きを
起こした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04D 29/04 F04D 5/00 F16C 32/06 F04D 23/00 F04D 29/32

Claims (38)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定面の間で回転されかつ第1の側面と第
    2の側面を有する回転自在な部材を備えた流体移送用ア
    センブリにおいて、前記部材を少なくとも部分的に格納
    しかつ前記部材の第1側面および第2側面に対向する第
    1の固定面および第2の固定面を形成するチャンバと、
    前記チャンバの内部に前記部材を取り付けてその内部で
    1つの固定軸の回りで回転させる取り付け手段とからな
    り、前記部材の各側面は外縁と内縁とを備えた1つのシ
    ール面部分を有し、前記内縁は前記取り付け手段に係合
    するハブ部を有し、各シール面部分はその中に少なくと
    も1つの環状かつ対称的なパターンに配列された複数の
    凹部を有し、前記凹部の各々は1つの弧状半円形前縁と
    1つの直線状後縁とを有し、前記後縁は凹部のピンチ・
    ポイントを形成し、前記複数の凹部の複数のピンチ・ポ
    イントは各シール面部分の回りに放射状に実質的に釣り
    合いをもたせて配置されかつ前記外縁と内縁の間に位置
    されており、これによって、前記部材を回転させると移
    動流体の一部が前記ピンチ・ポイントでピンチされ、前
    記回転自在部材の前記シール面部分と前記第1および第
    2の対向固定面との間に流体の加圧薄膜をもたらすこと
    を特徴とする流体移送用アセンブリ。
  2. 【請求項2】前記複数の凹部は第1および第2の環状か
    つ対照的なパターンで同心状列に配列されていて、前記
    第1の列と前記第2の列における各凹部はそれぞれ互い
    違いになるように配置されている請求の範囲第1項記載
    のアセンブリ。
  3. 【請求項3】前記複数の凹部は一組づつ配列され、各組
    の凹部は背中合わせに配置されており、これによって、
    各組の1つの凹部は、時計方向回転または反時計方向回
    転に対して前記回転自在部材の回転方向に配向された1
    つの前縁を有している請求の範囲第1項記載のアセンブ
    リ。
  4. 【請求項4】前記回転自在部材は略ディスク形状であ
    り、その中心に前記ハブ部を有し、前記ハブ部と前記シ
    ール面部分との間に1つの環状面部分を有し、前記環状
    面部分にはその中に複数の弧状凹部を設けて、前記回転
    自在部材および第1および第2固定面の軸方向スラスト
    の低減をもたらす請求の範囲第1項記載のアセンブリ。
  5. 【請求項5】前記ディスク状部材には前記第1側面と第
    2側面のシール面部分を連通させる複数の貫通穴を設け
    て前記2つの側面で圧力を均等化させる請求の範囲第4
    項記載のアセンブリ。
  6. 【請求項6】前記固定面の各々はその中に複数の凹部を
    有しており、これら凹部の固定面上でのパターンは、前
    記ディスク状部材の対向する側面上の凹部のパターンの
    鏡像とされている請求の範囲第5項記載のアセンブリ。
  7. 【請求項7】固定面に対して部材を回転させるためのア
    センブリにおいて、第1の部材と、前記第1の部材を少
    なくとも部分的に格納する第2の部材とからなり、前記
    第1部材は前記第2部材の面と対向する面を有し、前記
    2つの部材の一方の部材は他方の部材に対して1つの軸
    の回りで回転するようになっていて、前記対向面の少な
    くとも一方の面は第1および第2の縁を備えており、前
    記少なくとも一方の面はその中に複数の凹部を有し、前
    記凹部の各々は1つの前縁と1つの後縁とを有し、前記
    後縁は凹部のピンチ・ポイントを形成し、前記複数の凹
    部の複数のピンチ・ポイントは前記対向面の少なくとも
    一方に実質的に釣り合いをもたせて配置し、これによっ
    て前記一方の部材を前記軸の回りで回転させると前記対
    向面の間に流体の加圧薄膜をもたらし、前記複数の凹部
    を前記少なくとも一方の面の2つの縁の間に放射状に配
    置しかつ対称的なパターンに配列し、これによって流体
    の外部供給のない不連続シール面をもたらし、前記アセ
    ンブリの動作中に前記対向面の間の加圧薄膜を最大に
    し、前記対向面の摩擦係合を防止することを特徴とする
    アセンブリ。
  8. 【請求項8】前記一方の対向面は平面であり、前記複数
    の凹部は少なくとも1つの環状かつ対称的なパターンに
    配列されている請求の範囲第7項記載のアセンブリ。
  9. 【請求項9】前記複数の凹部は一組づつ配列され、各組
    の凹部は背中合わせに配置されており、これによって、
    各組の1つの凹部は、時計方向回転または反時計方向回
    転に対して前記一方の部材の回転方向に配向された1つ
    の前縁を有している請求の範囲第7項記載のアセンブ
    リ。
  10. 【請求項10】前記一方の部材は円筒であり、その表面
    は非直線状であり、前記複数の凹部はその表面の外周に
    沿って形成されている請求の範囲第7項記載のアセンブ
    リ。
  11. 【請求項11】第1の側面および第2の側面を有する回
    転自在な部材を備えたインペラと、前記インペラを少な
    くとも部分的に格納しかつ前記インペラの第1側面およ
    び第2側面に対向する第1の固定面および第2の固定面
    を形成するチャンバとからなり、前記インペラは前記チ
    ャンバの内部で1つの固定軸の回りで回転自在でありか
    つ前記回転自在部材の外周に設けた複数の羽根状移送要
    素を有し、各側面は外縁と内縁とを備えた1つのシール
    面部分を有し、前記内縁はハブ部を有し、各シール面部
    分はその中に少なくとも1つの環状かつ対称的なパター
    ンに配列された複数の凹部を有し、前記凹部の各々は1
    つの前縁と1つの後縁とを有し、前記後縁は凹部のピン
    チ・ポイントを形成し、前記複数の凹部の複数のピンチ
    ・ポイントは前記各シール面部分の回りに放射状に実質
    的に釣り合いをもたせて配置されかつ前記外縁と内縁の
    間に位置されており、これによって、前記インペラを回
    転させると移送流体の一部が前記ピンチ・ポイントでピ
    ンチされ、前記インペラの前記シール面部分と前記第1
    および第2の対向固定面との間に流体の加圧薄膜をもた
    らすことを特徴とする流体移送用インペラアセンブリ。
  12. 【請求項12】前記複数の凹部は第1および第2の環状
    かつ対照的なパターンで同心状列に配列されていて、前
    記第1の列と前記第2の列における各凹部はそれぞれ互
    い違いになるように配置されている請求の範囲第11項記
    載のインペラアセンブリ。
  13. 【請求項13】前記複数の凹部は一組づつ配列され、各
    組の凹部は背中合わせに配置されており、これによっ
    て、各組の1つの凹部は、時計方向回転または反時計方
    向回転に対して前記回転自在部材の回転方向に配向され
    た1つの前縁を有している請求の範囲第11項記載のイン
    ペラアセンブリ。
  14. 【請求項14】前記部材は略ディスク形状であり、その
    中心に前記ハブ部を有し、前記ハブ部と前記シール面部
    分との中間に1つの環状面部分を有し、前記環状面部分
    にはその中に複数の弧状凹部を設けて、前記回転自在部
    材および第1および第2固定面の軸方向スラストの低減
    をもたらす請求の範囲第11項記載のインペラアセンブ
    リ。
  15. 【請求項15】前記ディスク状部材には前記第1側面と
    第2側面のシール面部分を連通させる複数の貫通穴を設
    けて前記2つの側面で圧力を均等化させる請求の範囲第
    14項記載のインペラアセンブリ。
  16. 【請求項16】前記チャンバは前記固定面を形成する第
    1および第2のライナー部材からなり、これらのライナ
    ー部材は一緒に組立てられて流体入口と流体出口を有す
    るチャンバを形成し、前記インペラは前記チャンバ内部
    に回転自在に取付けられて流体を前記入口から前記出口
    へ移送するようにした請求の範囲第14項記載のインペラ
    アセンブリ。
  17. 【請求項17】前記ライナー部材の各々はその中に複数
    の凹部を有しており、これら凹部の前記ライナー部材の
    表面上でのパターンは、前記インペラの対向する面上の
    凹部のパターンの鏡像とされている請求の範囲第16項記
    載のインペラアセンブリ。
  18. 【請求項18】第1の側面および第2の側面を有するデ
    ィスク状部材を備えたインペラと、前記インペラを少な
    くとも部分的に格納しかつ前記インペラの第1側面およ
    び第2側面に対向する第1の固定面および第2の固定面
    を形成するチャンバとからなり、前記インペラは前記チ
    ャンバの内部で1つの固定軸の回りで回転自在でありか
    つ前記ディスク状部材の外周に設けた複数の羽根状移送
    要素を有し、各側面は外縁と内縁とを備えた1つのシー
    ル面部分を有し、前記内縁はハブ部を有し、各シール面
    部分はその中に少なくとも1つの環状かつ対称的なパタ
    ーンに配列された複数の凹部を有し、前記シール面部分
    の一方における凹部パターンは前記シール面部分の他方
    における凹部パターンの鏡像とされており、前記凹部の
    各々は1つの弧状半円形前縁と1つの直線状後縁とを有
    し、前記後縁は凹部のピンチ・ポイントを形成し、前記
    複数の凹部の複数のピンチ・ポイントは前記各シール面
    部分の回りに放射状に実質的に釣り合いをもたせて配置
    されかつ前記外縁と内縁の間に位置されており、これに
    よって、前記部材を回転させると移送流体の一部が前記
    ピンチ・ポイントでピンチされ、前記回転自在部材の前
    記シール面部分と前記第1および第2の対向固定面との
    間に流体の加圧薄膜をもたらすことを特徴とする流体移
    送用インペラアセンブリ。
  19. 【請求項19】第1の側面および第2の側面を有するデ
    ィスク状部材と、前記ディスク状部材の外周に設けた複
    数の羽根状移送要素とからなるインペラであって、各側
    面は外縁と内縁とを備えた1つのシール面部分を有し、
    各シール面部分はその中に少なくとも1つの環状かつ対
    称的なパターンに配列された複数の凹部を有し、前記各
    凹部は1つの弧状半円形前縁と1つの直線状後縁とを有
    し、前記後縁は凹部のピンチ・ポイントを形成し、前記
    複数の凹部の複数のピンチ・ポイントは前記各シール面
    部分の回りに放射状に実質的に釣り合いをもたせて配置
    されかつ前記外縁と内縁の間に位置されていることを特
    徴とする流体移送用インペラ。
  20. 【請求項20】前記複数の凹部は第1および第2の環状
    かつ対照的なパターンで同心状列に配列されていて、前
    記第1の列と前記第2の列における各凹部はそれぞれ互
    い違いになるように配置されている請求の範囲第19項記
    載のインペラ。
  21. 【請求項21】前記複数の凹部は1組づつ配列され、各
    組の凹部は背中合わせに配置されており、これによっ
    て、各組の1つの凹部は、時計方向回転または反時計方
    向回転に対して前記ディスク状部材の回転方向に配向さ
    れた1つの前縁を有している請求の範囲第19項記載のイ
    ンペラ。
  22. 【請求項22】前記ディスク状部材はその中心にハブ部
    を有し、前記ハブ部に隣接して複数の弧状凹部を設けた
    1つの環状面部分を有している請求の範囲第19項記載の
    インペラ。
  23. 【請求項23】前記ディスク状部材には前記2つのシー
    ル面部分を連通させる複数の貫通穴を設けて前記2つの
    側面で圧力を均等化させる請求の範囲第19項記載のイン
    ペラ。
  24. 【請求項24】前記凹部は略“D"形状である請求の範囲
    第19項記載のインペラ。
  25. 【請求項25】1つの固定軸の回りで回転自在な流体移
    送用インペラと共に用いる側板であって、外縁と内縁と
    を備えた1つのシール面部分を有するディスク状部材か
    らなり、前記シール面部分はその中に少なくとも1つの
    環状かつ対称的なパターンに配列された複数の凹部を有
    し、前記凹部の各々は1つの弧状半円形前縁と1つの直
    線状後縁とを有し、前記後縁は凹部のピンチ・ポイント
    を形成し、前記複数の凹部の複数のピンチ・ポイントは
    前記シール面部分の回りに放射状に実質的に釣り合いを
    もたせて配置されかつ前記外縁と内縁の間に位置されて
    いることを特徴とする側板。
  26. 【請求項26】前記複数の凹部は第1および第2の環状
    かつ対照的なパターンで同心状列に配列されていて、前
    記第1の列と前記第2の列における各凹部はそれぞれ互
    い違いになるように配置されている請求の範囲第25項記
    載の側板。
  27. 【請求項27】前記複数の凹部は一組づつ配列され、各
    組の凹部は背中合わせに配置されており、これによっ
    て、各組の1つの凹部は、時計方向回転または反時計方
    向回転に対して前記インペラの回転方向に配向された1
    つの前縁を有している請求の範囲第25項記載の側板。
  28. 【請求項28】前記凹部は略“D"形状である請求の範囲
    第25項記載の側板。
  29. 【請求項29】実質的にすべてのピンチ・ポイントは、
    前記回転自在部材の中心から伸びる放射方向の線に沿っ
    て整列されている請求の範囲第1項記載のアセンブリ。
  30. 【請求項30】実質的にすべてのピンチ・ポイントは、
    前記一方の部材の中心から伸びる放射方向の線に沿って
    整列されている請求の範囲第8項記載のアセンブリ。
  31. 【請求項31】前記複数の凹部の少なくとも第1および
    第2のものは第1の軸に沿って整列されたピンチ・ポイ
    ントを有し、前記複数の凹部の少なくとも第3および第
    4のものは第2の軸に沿って整列されたピンチ・ポイン
    トを有し、前記部材を回転させると移送流体の一部が前
    記ピンチ・ポイントでピンチされ、前記第1および第2
    部材の対向面の間に流体の加圧薄膜をもたらす請求の範
    囲第7項記載のアセンブリ。
  32. 【請求項32】前記第1および第2の軸は前記一方の部
    材の回転軸に対して平行に伸びている請求の範囲第31項
    記載のアセンブリ。
  33. 【請求項33】前記一方の部材はスリーブ形軸受のブッ
    シングである請求の範囲第10項記載のアセンブリ。
  34. 【請求項34】前記第1の側面のシール面部分に設けた
    複数の凹部のパターンは、前記第2の側面のシール面部
    分に設けた複数の凹部のパターンの鏡像である請求の範
    囲第11項記載のインペラアセンブリ。
  35. 【請求項35】各凹部の前縁は、各凹部の後縁よりも前
    記シール面部分内部に深く凹んでいる請求の範囲第11項
    記載のインペラアセンブリ。
  36. 【請求項36】前記凹部の各々は略“D"形状であり、1
    つの弧状半円形前縁と1つの直線状後縁とを有している
    請求の範囲第11項記載のインペラアセンブリ。
  37. 【請求項37】前記凹部は略皿形状である請求の範囲第
    11項記載のインペラアセンブリ。
  38. 【請求項38】前記第1の側面のシール面部分に設けた
    複数の凹部のパターンは、前記第2の側面のシール面部
    分に設けた複数の凹部のパターンの鏡像である請求の範
    囲第19項記載のインペラ。
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