JP3384100B2 - 静電荷像現像用カラートナーおよびその製造方法 - Google Patents

静電荷像現像用カラートナーおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真、静電記録、
静電印刷等における静電荷像を現像するためのフルカラ
ー複写機用のカラートナーおよびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フルカラー画像は、減法混色法によりシ
アン、マゼンタおよびイエローの各トナーを用いて形成
される。それらのカラートナーの着色剤としては、耐光
性、耐移行性、安全性の観点から染料系の着色剤と比較
して優れている有機顔料系の着色剤が使用されている。
しかしながら、有機顔料系の着色剤の欠点として、市販
の乾燥粉末状態のものは、トナーに使用する結着樹脂中
に分散しがたく、トナー中での顔料の一次粒子が凝集体
のままで存在するため、フルカラートナーの最も重要な
特性である光透過性が大きく悪化し、色再現性やOHP
(オーバーヘッドプロジクター)フィルムの光透過性が
大きく悪化してしまう。この有機顔料系の着色剤の欠点
を解決するために有効な手段としては、特開昭62−2
80755号、特開平2−293867号、特開平3−
107869号、特開平3−107870号、特開平3
−1155568号、特開平3−185459号、特開
平3−269542号および特開平3−269543号
公報に記載されているような、加工顔料を使用して有機
顔料のトナー中での分散単位を小さくする方法が有効で
ある。これらの公報に記載されている加工顔料は、市販
の乾燥有機顔料をトナーに使用する通常の顔料濃度より
も高濃度になるように結着樹脂と加熱溶融混合し、さら
にトナーとして適切な顔料濃度となるように結着樹脂を
用いて希釈溶融混合して形成している。しかしながら、
市販の有機顔料は、顔料製造時の乾燥工程において、有
機顔料の一次粒子が集まって凝集粒子を形成しており、
そしてこの凝集粒子は、上記の様な手法を用いてもトナ
ーの光透過性に影響を与えなくなるまで微細に分散する
ことはできない。
【0003】トナー中での有機顔料の分散単位を小さく
する他の手法としては、特開昭62−127847号公
報に記載されている青色トナーの製造方法が有効であ
る。この方法は、顔料化工程で溶液中に析出したフタロ
シアニン顔料を水洗濃縮した後、樹脂を溶解した有機溶
剤と加熱混合し、水および有機溶剤を除去して有機顔料
が比較的高濃度に微細分散した樹脂組成物を作成する、
いわゆるフラッシング法である(以下、この方法によっ
て作製した樹脂分散顔料をフラッシング顔料と呼ぶ)。
このフラッシング顔料を使用して作製したトナーの光透
過性および色再現性は、先に述べた加工顔料に比較して
かなり良好なものとなる。しかしながら、特開昭62−
127847号公報に記載の方法では、アシッドペース
ト法或いはアシッドスラリー法で作製したフタロシアニ
ン顔料を用いているため、α型フタロシアニン結晶が生
成する。このα型フタロシアニン結晶は、結晶型が不安
定であるために、結晶成長や転移を起こしやすく、着色
力の低下や色相の変化を生じやすく、さらにフルカラー
トナー用シアントナーの色再現域の観点から好ましくな
く、β型フタロシアニン結晶を用いる必要がある。ま
た、この方法は、アシッドペースト或いはアシッドスラ
リー法を用いずに作製されるアゾレーキ系のマゼンタ顔
料やアゾカップリング法で合成されるイエロー顔料には
適用できない。さらにこの方法は、含水ペースト中の水
を置換するために有機溶剤を用いているために、有機溶
剤を回収しなければならず好ましくない。さらにアシッ
ドペースト法やアシッドスラリー法は、濃硫酸を使用す
るために、水洗しても顔料中に硫酸が残留する可能性が
あり、特にトナーの結着樹脂としてポリエステルを用い
た場合には、ポリエステルのエステル結合が残存する硫
酸によって加水分解されて、トナーの特性が変化してし
まう可能性がある。
【0004】そこで本発明者等は、特開平4−2427
52号公報に記載のように、有機顔料の含水ペーストを
結着樹脂と共に加熱し、加圧ニーダ中で少なくとも10
0℃以上の温度で加熱混合し、溶融樹脂で水分を置換除
去して有機顔料が高濃度で分散した樹脂(メルトフラッ
シング顔料と呼ぶ)を作製した後、結着樹脂と溶融混練
し、粉砕してトナーを作製することにより、トナー中で
の顔料の分散単位を制御して、フルカラートナーの光透
過性および色再現性を大幅に改良することができること
を見出だした。特開平4−242752号公報に記載の
顔料ペーストは、特開昭62−127847号公報に記
載のものとは全く異なる手法で作製できる。例えば、シ
アン顔料の含水ペーストは、水、塩類、顔料を高剪断型
の微粉砕機で破砕して顔料粒子を微細にするソルトミリ
ング法で作製することができる。またアゾ染料をレーキ
化して作製するアゾレーキ系マゼンタ顔料の含水ペース
トは、レーキ化時に顔料の凝集を防止するためにロジン
誘導体を共存しながら顔料分散液を作製した後、濃縮し
て作製することができる。ところで、メルトフラッシン
グ顔料技術を採用すれば、トナー中の顔料の分散単位を
制御でき、色再現性や光透過性を改善することができる
が、フルカラートナーの場合、高光沢、高発色および低
温定着性を達成するために比較的低分子量で分子量分布
の狭いポリマーを結着樹脂として使用する必要があり、
したがって、このような結着樹脂を用いて得られたトナ
ーを用いる場合には、トナーの離型性向上のために定着
ロールに依然としてオイルを供給しなければならなかっ
た。また、トナーが過剰に溶融することにより画質の低
下をまねくこともあった。上記問題を解決するために、
フルカラートナーの高光沢、高発色および低温定着性を
悪化させない範囲で結着樹脂の分子量を拡大したものを
使用することも提案されているが、その場合、メルトフ
ラッシング工程において、有機顔料を高濃度で樹脂と剪
断混合するために結着樹脂の分子量が大きく変化してし
まい、製造安定性が悪化してしまうという問題があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な実情に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明
の目的は、フルカラー画像に要求される高発色、高光沢
の画像が形成可能であり、かつ低温定着性を有し、高温
オフセットが発生しがたく、定着可能温度範囲が広く、
かつ溶融したトナーの定着ロールからの離型性がよく、
定着ロールへのオイル供給が低減でき、トナーが過剰に
溶融することによる画質低下が起こり難いカラートナー
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ト
ナーにおける結着樹脂として、実質的にテトラヒドロフ
ラン不溶分を有しない特定の分子量を有する非線状ポリ
エステルを用い、着色剤として、特定の分子量を有する
線状ポリエステルでメルトフラッシングした有機顔料を
使用することによって達成される。すなわち、本発明の
静電荷像現像用カラートナーは、少なくとも結着樹脂と
着色剤とからなる静電荷像現像用カラートナーにおい
て、結着樹脂が実質的にテトラヒドロフラン不溶分を含
有しない重量平均分子量30,000〜100,000
非線状ポリエステルを含有し、着色剤が重量平均分子
量7,000〜20,000の線状ポリエステルでメル
トフラッシング処理された有機顔料であることを特徴と
する。また、本発明の上記の静電荷像現像用カラートナ
ーの製造方法は、着色剤を線状ポリエステルでメルトフ
ラッシング処理する工程、該処理された着色剤を結着樹
脂と溶融混練し、粉砕する工程を有することを特徴とす
る。
【0007】以下、本発明を具体的に発明する。本発明
において結着樹脂の構成成分として用いる実質的にテト
ラヒドロフラン不溶分を含有しない非線状ポリエステル
は、2価のアルコールモノマーおよびカルボン酸モノマ
ーと3価以上の多価アルコールモノマーまた3価以上の
多価カルボン酸モノマーを使用して構成される。3価以
上の多価アルコールモノマーとしては、例えばソルビト
ール、1,2,3,6ーヘキサンテトロール、1,4ー
ソルビタン、ペンタエリスリトール、1,2,4ーブタ
ントリオール、1,2,5ーペンタントリオール、グリ
セリン、2ーメチルプロパントリオール、2ーメチルー
1,2,4ーブタントリオール、トリメチロールエタ
ン、トリメチロールプロパン、1,3,5ートリヒドロ
キシメチルベンゼン等をあげることができる。また、3
価以上の多価カルボン酸モノマーとしては、例えば1,
2,4ーベンゼントリカルボン酸、1,2,5ーベンゼ
ントリカルボン酸、1,2,4ーシクロヘキサントリカ
ルボン酸、2,5,7ーナフタレントリカルボン酸、
1,2,4ーナフタレントリカルボン酸、1,2,4ー
ブタントリカルボン酸等をあげることができる。
【0008】さらに、2価のアルコールモノマーまたは
2価のカルボン酸モノマーが用いられる。具体的には、
2価のアルコールモノマーとしては、ビスフェノールー
Aーアルキレンオキサイド付加物、2価のカルボン酸モ
ノマーとしては、テレフタル酸またはフマル酸からなる
ものが好適に用いられる。その他、2価のアルコールモ
ノマーとしては、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、1,2ープロピレン
グリコール、1,3ープロピレングリコール、1,4ー
ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4ーブ
テンジオール、シクロヘキサンメタノール、水素添加ビ
スフェノールA等の2価のアルコールをあげることがで
きる。また、2価のカルボン酸モノマーとしては、例え
ばマレイン酸、メサコン酸、シトラコン酸、イタコン
酸、グルタコン酸、フタル酸、イソフタル酸、シクロヘ
キサンジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン
酸、マロン酸類あるいはアルキルコハク酸、これらの酸
無水物、アルキルエステル等をあげることできる。特
に、アルキル置換またはアルケニルコハク酸誘導体が好
ましく用いられ、より具体的にはドデセニルコハク酸ま
たはドデセニルコハク酸無水物を使用することが好まし
い。
【0009】本発明における上記非線状ポリエステル
は、実質的にテトラヒドロフランに溶解しない成分を含
有せず、そしてゲルパーミエイションクロマトグラフィ
ー測定による分子量が、重量平均分子量30,000〜
100,000、好ましくは35,000〜80,00
0であり、数平均分子量は1,000〜6,000にあ
るのが好ましく、より好ましくは2,000〜5,00
0の範囲にある。分子量が上記の範囲より大きいと、低
温定着性が悪くなり、カラートナーの発色性が低下す
る。また、分子量が上記の範囲より小さいと、トナーの
オフセット性が悪化する。また、テトラヒドロフランに
溶解しない成分が存在すると、溶融混練前後での分子量
変化を生じるために製造安定性が低下する。またトナー
溶融ムラが発生し、フルカラー画像均一性が低下するた
めに好ましくない。また上記非線状ポリエステルは、フ
ローテスターによる軟化点が90〜150℃、好ましく
は100〜140℃の範囲にあるのが好ましい。軟化点
が上記の範囲より大きいと、低温定着性が悪くなる。軟
化点が上記の範囲より小さいと、ポリマーのガラス転移
点が低下するため、トナーのブロッキング性が悪化す
る。また示差熱分析によるガラス転移点が50〜80
℃、好ましくは55〜70℃の範囲にあることが好まし
い。
【0010】なお、ガラス転移点の測定は、島津熱分析
装置DT−40/DSC−41システムを使用して行
い、測定条件として、昇温速度=5°C/min、測定
温度範囲=40〜100℃を採用し、その条件下で測定
して得たDSCカーブから接線法により求めたショルダ
ー値をガラス転移点とした。ポリマーの軟化点は、フロ
ーテスター法により決定し、見かけ粘度が104 ポイズ
となる温度を軟化点とした。測定装置として島津フロー
テスタCFT500−Aを使用し、測定条件はダイ=
0.5mm×1.0mm、昇温速度=5℃/min、荷
重=10kg、予熱時間=300sec、測定温度範囲
=80〜190℃とした。ポリマーの分子量測定は、測
定装置として全自動高温高速クロマトグラフ(WATE
RS ALC/GPC 150C)を使用し、溶媒とし
てテトラヒドロフランを使用し、流速=1.0ml/m
in、温度=40℃、検出器=示差屈折計(RI)の条
件で行った。
【0011】本発明において上記非線状ポリエステルに
は、線状ポリエステルを併用するのが好ましい。特に、
顔料のメルトフラッシング処理に使用する線状ポリエス
テルが好ましい。顔料のメルトフラッシング処理に使用
する線状ポリエステルおよび併用する線状ポリエステル
は、2価のアルコールと2価のカルボン酸とより構成さ
れるが、2価のアルコールモノマーとしては、ビスフェ
ノール−A−アルキレンオキサイド付加物、2価のカル
ボン酸モノマーとしては、テレフタル酸またはフマル酸
をからなるものが好適に用いられる。特に、ビスフェノ
ール−A−アルキレンオキサイド付加物としては、ビス
フェノール−A−エチレンオキサイド付加物、ビスフェ
ノール−A−プロピレンオキサイド付加物が好ましく用
いられる。その他、これらモノマーと共に使用されるモ
ノマーとしては、次のような2価のアルコールモノマー
およびカルボン酸モノマーが挙げられる。すなわち、2
価のアルコールモノマーとして、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,
2ープロピレングリコール、1,3ープロピレングリコ
ール、1,4ーブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1,4ーブテンジオール、シクロヘキサンジメタノ
ール、水素添加ビスフェノールA等の2価のアルコール
をあげることができ、2価のカルボン酸モノマーとし
て、例えばマレイン酸、メサコン酸、シトラコン酸、イ
タコン酸、グルタコン酸、フタル酸、イソフタル酸、シ
クロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セ
バシン酸、マロン酸類あるいはアルキルコハク酸、これ
らの酸無水物、アルキルエステル等をあげることができ
る。
【0012】これら線状ポリエステルは、ゲルパーミエ
イションクロマトグラフィー測定による分子量が、重量
平均分子量7,000〜20,000であり、数平均分
子量1,000〜5,000の範囲にあるのが好まし
く、より好ましくは2,000〜4,000の範囲にあ
る。分子量が上記の範囲より大きいと、メルトフラッシ
ング顔料作製時にポリマーの分子鎖が剪断力により剪断
され、分子量が大きく変化するため、トナー製造安定性
が劣化し、また、分子量が上記の範囲より小さいと、ポ
リマーのガラス転移点が低下するため、トナーのブロッ
キング性が悪化する。またフローテスターによる軟化点
が、90〜130℃、好ましくは100〜120℃の範
囲にあることが好ましい。軟化点が上記の範囲より大き
いと、低温定着性が悪くなる。軟化点が上記の範囲より
小さいと、ポリマーのガラス転移点が低下するため、ト
ナーのブロッキング性が悪化する。さらにまた、示差熱
分析によるガラス転移点が50〜80℃、好ましくは5
5〜70℃の範囲にあることが好ましい。
【0013】本発明におけるトナーの結着樹脂におい
て、非線状ポリエステルと線状ポリエステルとが用いら
れる場合、両者は、重量比で90:10〜10:90の
範囲割合で混合するのが好ましい。非線状ポリエステル
の混合割合が10重量%より少ないと、オフセット性の
改善効果が発揮されない。また混合割合が90重量%よ
り多いと、低温定着性が悪くなる。
【0014】本発明において着色剤としては、モノアゾ
イエロー、ジスアゾイエロー、カーミン、キナクリド
ン、ローダミン、銅フタロシアニン等の有機顔料を用い
ることができる。特にC.I.ピグメントレッド48:
1、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメ
ントレッド57:1、C.I.ピグメントイエロー9
7、C.I.ピグメントイエロー12、C.I.ピグメ
ントイエロー17、C.I.ピグメントブルー15:3
等を用いることができる。本発明において、上記の有機
顔料は、上記した線状ポリエステルでメルトフラッシン
グ処理されていることが必要である。具体的には、上記
有機顔料の含水ペーストに線状ポリエステルを添加し、
加圧ニーダーで溶融混練しながら含水ペースト中の水を
ポリエステルで置換しながら水分を除去することによっ
て得られる。有機顔料の含有量は、10〜50wt%の
範囲が好ましい。
【0015】本発明のカラートナーは、上記のように線
状ポリエステルを用いてメルトフラッシング処理された
着色剤を、上記した結着樹脂と溶融混練し、冷却し、粉
砕し、分級することによって製造することができる。着
色剤の添加量としては、結着樹脂100重量部に対して
有機顔料2〜15重量部の範囲にあることが好ましい。
有機顔料の添加量が2重量部よりも少なくなると、着色
力が弱くなり、15重量部より多くなると、カラートナ
ーの透明性を低下させる。さらに本発明においては、必
要に応じてカラートナーの色調に影響を与えない無色ま
たは淡色の荷電制御剤を添加してもかまわない。無色ま
たは淡色の荷電制御剤としては、ホウ素系錯体、クロム
系錯体、亜鉛系錯体等の錯体をあげることできる。荷電
制御剤の添加量としては、結着樹脂100重量部に対し
て0.1〜6重量部の範囲にあることが好ましい。
【0016】
【作用】本発明においては、実質的にテトラヒドロフラ
ン不溶分を有しない重量平均分子量30,000〜10
0,000の非線状ポリエステルを含む結着樹脂を用い
ることによって、低温定着性と高温オフセットを維持し
つつ、定着ロールからの用紙剥離性を向上させるととも
に、メルトフラッシング顔料作製に使用する樹脂とし
て、重量平均分子量7,000〜20,000の線状ポ
リエステルを使用することにより、メルトフラッシング
顔料作製時における樹脂の分子量変化をなくし、製造安
定性を確保することができる。さらにメルトフラッシン
グ顔料を使用することにより、トナー中での顔料の分散
単位を微細にすることができると共に、トナーの溶融混
合時においても、発生するせん断力による高分子量の非
線状ポリエステルの分子量変化をなくすことができる。
特に本発明においては、高画質を達成するために体積平
均径が3.5から8ミクロンの小粒径トナーを採用して
いるために、製造工程において発生する微粉トナーの再
利用、トナーの製造安定性を保証することができる。特
に、アルキル置換またはアルケニルコハク酸誘導体をモ
ノマー成分として含有するポリエステルを用いた場合に
は、低温定着性がより良好であり、かつ高温耐オフセッ
ト性を有するので好ましく用いられる。さらに体積平均
径が3.5から8ミクロンの小粒径トナーになると、粉
体流動性が悪化し、製造時のトナーの取扱いが困難にな
るが、本発明においては、アルキル置換コハク酸誘導体
をモノマー成分とする実質的にテトラヒドロフラン不溶
分を有しない重量平均分子量30,000〜100,0
00の非線状ポリエステルを使用するので、トナーを小
径化しても粉体流動性が悪化することがなく、製造時の
トナーの取扱性も向上する。
【0017】
【実施例】
メルトフラッシング顔料製造法−1 (1)線状ポリエステル−A 100重量部 (ビスフェノール−A−プロピレンオキサイド付加物 (商品名ニューポールBP−2P、三洋化成社製)/フ
マル酸) 重量平均分子量(Mw)=13,000 数平均分子量(Mn)=2,700 重量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)=4.
8 ガラス転移温度=58℃、軟化点=105℃ (2)シアン顔料(C.I.ピグメントブルー15:3) 62重量部 含水ペースト(含水ペースト中の水分量=30wt%) 上記成分を加圧ニーダーで溶融混練し、顔料含水ペース
ト中の水をポリエステル−Aで置換しながら水分を除去
して、顔料含有量30wt%のシアンフラッシング顔料
aを作製した。
【0018】メルトフラッシング顔料製造法−2 シアン顔料(C.I.ピグメントブルー15:3)含水
ペーストを顔料(C.I.ピグメントレッド57:1)
含水ペーストに代えた以外は、メルトフラッシング顔料
製造法−1と同様にして、顔料含有量30wt%のマゼ
ンタフラッシング顔料bを作製した。
【0019】メルトフラッシング顔料製造法−3 シアン顔料(C.I.ピグメントブルー15:3)含水
ペーストをイエロー顔料(C.I.ピグメントイエロー
17)含水ペーストに代えた以外は、メルトフラッシン
グ顔料製造法ー1と同様にして、顔料含有量30wt%
のイエローフラッシング顔料cを作製した。
【0020】メルトフラッシング顔料製造法−4 非線状ポリエステル−B (ビスフェノール−A−エチレンオキサイド付加物(商
品名ニューポールBPE−20、三洋化成社製)/ビス
フェノール−A−プロピレンオキサイド付加物(商品名
ニューポールBP−2P、三洋化成社製)/テレフタル
酸/ドデセニルコハク酸/無水トリメリット酸) 重量平均分子量(Mw)=83,000 数平均分子量(Mn)=3,600 重量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)=23 ガラス転移点=62℃、軟化点=130℃ この樹脂1gをテトラヒドロフラン100mlに加え
て、約24時間、室温で攪拌後、静置して不溶分の有無
を目視にて観察したところ、不溶分は認められなかっ
た。
【0021】上記線状ポリエステル−Aを非線状ポリエ
ステル−Bに代えた以外は、メルトフラッシング顔料製
造法ー1と同様にして、顔料含有量30wt%のシアン
メルトフラッシング顔料dを作製した。これらメルトフ
ラッシング顔料a、b、cおよびdのそれぞれをテトラ
ヒドロフランに溶解して顔料構成分を除いてポリマーの
分子量を測定したところ、メルトフラッシング顔料a,
b,cの場合は、原料の線状ポリエステル−Aの分子
量、分子量分布と比較して殆ど変化していなかったが、
メルトフラッシング顔料dの場合は、原料の非線状ポリ
エステル−Bの分子量、分子量分布と比較して大きく変
化していた。
【0022】顔料製造工程でのポリマー分子量変化の状
態を表1に示す。
【表1】
【0023】実施例1 (1)線状ポリエステル−A 30重量部 (2)非線状ポリエステル−B 70重量部 (3)シアンメルトフラッシング顔料a 15重量部 上記成分を加圧ニーダーにて溶融混練した後、冷却し、
ジェットミルで粉砕し、分級して、顔料含有量4wt%
で体積平均粒径7μmのシアントナーAを作製した。シ
アンメルトフラッシング顔料aをマゼンタメルトフラッ
シング顔料bに代えた以外は、同様にして顔料含有量4
wt%で体積平均粒径7μmのマゼンタトナーBを作製
した。シアンメルトフラッシング顔料aをイエローメル
トフラッシング顔料cに代えた以外は、同様にして顔料
含有量4wt%で体積平均粒径7μmのイエロートナー
Cを作製した。これらの各々のトナー100重量部に疎
水性シリカ(R812:日本アエロジル社製)1.0重
量部を外添し、スチレン−メチルメタクリレート共重合
体をコートしたフェライトキャリヤと混合して現像剤を
調製し、富士ゼロックス社製Acolorデジタルフル
カラー改造機で未定着のサンプルを作製し、後記の定着
装置を用いて定着特性の評価を実施した。
【0024】実施例2 (1)線状ポリエステル−A 50重量部 (2)非線状ポリエステル−B 50重量部 (3)シアンメルトフラッシング顔料a 15重量部 上記成分を加圧ニーダーにて溶融混練した後、冷却し、
ジェットミルで粉砕し、分級して、顔料含有量4wt%
で体積平均粒径7μmのシアントナーDを作製した。シ
アンメルトフラッシング顔料aをマゼンタメルトフラッ
シング顔料bに代えた以外は、同様にして顔料含有量4
wt%で体積平均径7μmのマゼンタトナーEを作製し
た。シアンメルトフラッシング顔料aをイエローメルト
フラッシング顔料cに代えた以外は、同様にして顔料含
有量4wt%で体積平均径7μmのイエロートナーFを
作製した。これらのトナーを使用して実施例1と同様に
して現像剤を調製し、富士ゼロックス社製Acolor
デジタルフルカラー改造機で未定着のサンプルを作製
し、後記の定着装置を用いて定着特性の評価を実施し
た。
【0025】実施例3 (1)線状ポリエステル−A 70重量部 (2)非線状ポリエステル−B 30重量部 (3)シアンメルトフラッシング顔料a 15重量部 上記成分を用い、実施例1と同様にして顔料含有量4w
t%で体積平均径7μmのシアントナーGを作製した。
シアンメルトフラッシング顔料aをマゼンタメルトフラ
ッシング顔料bに代えた以外は、同様にして顔料含有量
4wt%で体積平均径7μmのマゼンタトナーHを作製
した。シアンメルトフラッシング顔料aをイエローメル
トフラッシング顔料cに代えた以外は、同様にして顔料
含有量4wt%で体積平均径7μmのイエロートナーI
を作製した。これらのカラートナーを使用して実施例1
と同様にして現像剤を調製し、富士ゼロックス社製Ac
olorデジタルフルカラー改造機で未定着のサンプル
を作製し、後記の定着装置を用いて定着特性の評価を実
施した。
【0026】比較例1 (1)線状ポリエステル−A 100重量部 (2)シアンメルトフラッシング顔料a 15重量部 上記成分を加圧ニーダーにて溶融混練した後、冷却し、
ジェットミルで粉砕し、分級して、顔料含有量4wt%
で体積平均径7μmのシアントナーJを作製した。シア
ンメルトフラッシング顔料aをマゼンタメルトフラッシ
ング顔料bに代えた以外は、同様にして顔料含有量4w
t%で体積平均径7μmのマゼンタトナーKを作製し
た。シアンメルトフラッシング顔料aをイエローメルト
フラッシング顔料cに代えた以外は、同様にして顔料含
有量4wt%で体積平均径7μmのイエロートナーLを
作製した。これらのトナーを使用して実施例1と同様に
して現像剤を調製し、富士ゼロックス社製Acolor
デジタルフルカラー改造機で未定着のサンプルを作製
し、後記の定着装置を用いて定着特性の評価を実施し
た。
【0027】比較例2 (1)線状ポリエステル−A 70重量部 (2)非線状ポリエステル−C 30重量部 (ビスフェノール−A−エチレンオキサイド付加物(商
品名ニューポールBPE−20、三洋化成社製)/ビス
フェノール−A−プロレンオキサイド付加物(商品名ニ
ューポールBP−2P、三洋化成社製)/テレフタル酸
/無水トリメリット酸) 重量平均分子量(Mw)=65,000 数平均分子量(Mn)=4,000 重量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)=8.
8 ガラス転移点=65℃、軟化点=152℃ (この樹脂1gをテトラヒドロフラン100mlに加え
て、約24時間、室温で攪拌後、静置して不溶分の有無
を目視にて観察したところ、不溶分は認められなかっ
た。) (3)シアンメルトフラッシング顔料d 15重量部 上記成分を加圧ニーダーにて溶融混練した後、冷却し、
ジェットミルで粉砕し、分級して、顔料含有量4wt%
で体積平均径7μmのシアントナーMを作製した。この
シアントナーMを使用して実施例1と同様にして現像剤
を調製し、富士ゼロックス社製Acolorデジタルフ
ルカラー改造機で未定着のサンプルを作製し、後記の定
着装置を用いて定着特性の評価を実施した。
【0028】比較例3 (1)線状ポリエステル−A 30重量部 (2)非線状ポリエステル−B 70重量部 (3)シアン顔料(C.Iピグメントブルー15.3) 4.2重量部 上記成分を加圧ニーダーにて溶融混練した後、冷却し、
ジェットミルで粉砕し、分級して、顔料含有量4wt%
で体積平均径7μmのシアントナーNを作製した。
【0029】このシアントナーNと実施例1で作製した
シアントナーAの分子量をGPCを使用して測定した。
結果を表2に示す。
【表2】GPCによる分子量測定結果
【0030】このトナーを使用して実施例1と同様にし
て現像剤を調製し、富士ゼロックス社製Acolorデ
ジタルフルカラー改造機で未定着のサンプルを作製し、
後記の定着装置を用いて定着特性の評価を実施した。
【0031】定着装置としては、図1に示される構成の
ものを使用した。図1に示される加熱ロール1は、内部
に500Wのコルツランプ3を備え、外径44mmスチ
ール型コア材で形成された基質ロール4と、適宜プライ
マーを介して上記基質ロール4上に設けられ、シリコン
コンパウンド(SH841U、東レ社製)100重量部
に対して、結晶性シリカ100重量部と加硫剤(RC−
4、東レ社製)0.8部を充填混合して形成され、その
ゴム硬度がJIS硬度において60°およびその厚みt
が3mmの内側弾性体5と、この内側弾性体5上に、フ
ッ素系ゴム(例えば、商品名バイトンゴム、デュポン社
B−50)100重量部とカーボン(キャボット社、サ
ーマルブラックMT)2重量部と酸化マグネシウム(M
gO;協和化学社製;#30)10重量部とを充填混合
して形成された、厚みが40μmの外側弾性層6とより
構成されている。一方加圧ロール2は、内部に500W
のコルツランプ3を備え、外径48mmスチール型コア
材で形成された基質ロール7と、適宜プライマーを介し
て上記基質ロール4上に設けられ、シリコンコンパウン
ド(SH841U、東レ社製)100重量部に対して、
結晶性シリカ50重量部と加硫剤(RC−4、東レ社
製)0.8部と充填混合して形成され、そのゴム硬度が
JIS硬度において60°およびその厚みtが1mmの
内側弾性体8と、この内側弾性体8上に、フッ素系ゴム
(例えば、商品名バイトンゴム、デュポン社B−50)
100重量部とカーボン(キャボット社、サーマルブラ
ックMT)2重量部と酸化マグネシウム(MgO;協和
化学社製;#30)10重量部とを充填混合して形成さ
れた、厚みが40μmの外側弾性層9とより構成されて
いる。また、上記加熱ロール1と加圧ロール2とは、図
示されない加圧機構により圧接されて、中央部で6mm
のニップ幅が形成されている。さら、加熱ロール1と加
圧ロール2は、互いに矢印方向に表面速度150mm/
secで回転するようになっている。
【0032】上記の定着装置にシリコーンオイルを供給
しながら、加圧ロールの表面温度を150℃に固定し、
加熱ロールの表面温度を110℃〜240℃まで変化さ
せて評価した。用紙剥離テストは、加圧ロールの表面温
度を150℃に固定し、加熱ロールの表面温度を120
℃〜240℃まで変化させて評価した。OHPの光透過
性評価は、加圧ロールの表面温度を150℃に固定し、
加熱ロールの表面温度を160℃に固定し、加熱ロール
表面速度50mm/secに設定して評価した。最低発
色温度は、コピーの光沢を光沢計(グロスメーター−グ
ロスガード−[入射角75°]、米国ガードナー社製)
により測定した値が40以上になった時の温度を意味す
る。高温オフセット温度(ホットオフセット発生温度)
は、定着トナーが再び加熱ロールへ移行してしまう温度
を意味する。用紙剥離性(用紙送り性)は、目視による
加熱ロールへの紙の巻き付き性により判断した。
【0033】これらの評価結果を表3に示す。
【表3】
【0034】比較例1のトナーは、トナーを構成する結
着樹脂が線状ポリマーのみからなるものであるためホッ
トオフセットが発生しやすく、用紙剥離性も劣ってい
た。比較例2のトナーは、メルトフラッシング顔料を処
理するポリエステルが非線状のポリエステルであるため
に、トナーの最低定着温度が高くなり、また最低発色温
度が高くなる。また、用紙剥離性も若干劣っていた。比
較例3のトナーは、顔料として市販の乾燥粉末顔料を使
用したために、トナー中の顔料分散が悪く、OHPシー
トの光透過性が劣っていた。さらにトナーの分子量がメ
ルトフラッシング顔料を使用したトナーに比べて分子量
が大きく低下しており、製造安定性に欠け、分級工程で
発生する微粉の再使用ができなかった。
【0035】
【発明の効果】本発明の静電荷像現像剤用カラートナー
は、実質的にテトラヒドロフラン不溶分を有しない重量
平均分子量30,000〜100,000の非線状ポリ
エステルを含有する結着樹脂および重量平均分子量7,
000〜20,000の線状ポリエステルを使用した
ルトフラッシング顔料を使用することにより、低温定着
性と高温オフセットを維持しつつ、定着ロールからの用
紙剥離性が向上し、良好な画質のフルカラートナー画像
を形成することができる。また、色再現性範囲の広い、
OHPシートの光透過性の良いカラー画像を提供するこ
とができる。さらに、トナー製造時に結着樹脂の分子量
変化がなく、トナーの製造安定性を保証することがで
き、またトナーの製造工程で発生する廃却分級微粉を再
利用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の静電荷像現像剤用カラートナーを用
いて得られた未定着画像を定着するための定着装置の概
略図である。
【符号の説明】
1…加熱ロール、2…加圧ロール、3…コルツランプ、
4…基質ロール、5…内側弾性体、6…外側弾性層、7
…基質ロール、8…内側弾性体、9…外側弾性層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−280755(JP,A) 特開 昭59−7960(JP,A) 特開 平6−19198(JP,A) 特開 平5−19533(JP,A) 特開 平2−66561(JP,A) 特開 平6−161154(JP,A) 特開 平5−34978(JP,A) 特開 平4−242752(JP,A) 特開 平6−56973(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも結着樹脂と着色剤とからなる
    静電荷像現像用カラートナーにおいて、該結着樹脂が実
    質的にテトラヒドロフラン不溶分を含有しない重量平均
    分子量30,000〜100,000の非線状ポリエス
    テルを含有し、該着色剤が重量平均分子量7,000〜
    20,000の線状ポリエステルでメルトフラッシング
    処理された有機顔料であることを特徴とする静電荷像現
    像用カラートナー。
  2. 【請求項2】 着色剤を線状ポリエステルを用いてメル
    トフラッシング処理する工程、処理された着色剤を結着
    樹脂と溶融混練し、粉砕する工程を有することを特徴と
    する請求項1記載の静電荷像現像用カラートナーの製造
    方法。
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