JP3383673B2 - 電子部品実装機の部品判定方法 - Google Patents

電子部品実装機の部品判定方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、部品を認識・判定して
実装する電子部品実装機の部品認識処理において、部品
判定を適正に行う方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、電子部品実装の分野では実装密度
の向上のための部品の小型化と多品種化と共に製品基板
の品質の向上が求められており、部品を認識・判定して
実装する電子部品実装機が利用されるようになってきて
いる。 【0003】以下、図3を参照しながら従来の電子部品
実装機の認識処理における部品評価処理を説明する。図
3において、まず現在認識中の部品の外形の認識処理を
行い(ステップ#31)、次に予め記憶している部品の
外形と現在認識中の部品の外形を比較して現在認識中の
部品の外形が許容値内かどうかの判定を行い(ステップ
#32、#33)、許容値内であれば実装動作を行う設
定を行い(ステップ#34)、許容値内でない場合には
実装動作を行わない設定を行っている(ステップ#3
5)。 【0004】具体例について追加説明すると、予め全て
の部品の外形データがその種別により数種類のパターン
に振り分けられて記憶されており、部品外形の認識工程
ではその部品の寸法、面積あるいはリード本数が求めら
れ、比較工程では予め記憶されている上記外形データ値
との比が求められ、この比が予めパターンごとに設定さ
れている許容値内か否かによって実装動作を行うか否か
を判定する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような処理では、許容値を部品毎に固定的に設定してい
るので、同じ種類の部品でもメーカー間で部品外形精度
に違いがあり、また照明条件の時間的変化により認識値
が変動するためにこれらを考慮して許容範囲を拡大して
設定しておく必要があり、部品評価の精度を落とすこと
となる。その結果、指定した部品と違っていても実装で
きてしまうというようなことが起こり得るという問題を
有していた。 【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、各部品
毎に毎回の認識データに基づいて部品許容値を設定しま
た更新して行くことができる電子部品実装機の部品判定
方法を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の電子部品実装機
の部品判定方法は、部品の外形を認識して得られた部品
寸法が許容値内か否かの判定をした後にその判定後の部
実装するようにした電子部品実装機の部品判定方法
である。 【0008】特に、上記の目的を達成するため、部品
外形を視覚認識によって認識しその画像から部品寸法を
求めるステップ1と、このステップ1で求めた部品寸法
が設定された許容値内のものであるか否かを判定するス
テップ2と、このステップ2での判定が許容値内の場合
は実装動作を行なう設定をするステップ3と、前記ステ
ップ2での判定が許容値内でない場合には実装動作を行
なわない設定をするステップ4と、前記ステップ3又は
4の後ステップ1で求めた部品寸法から部品寸法の平均
値を求めるステップ5と、前記ステップ3又は4の後ス
テップ1で求めた部品寸法と部品のカタログ寸法との差
から部品のカタログ寸法に対するばらつきを求めるステ
ップ6と、前記ステップ6で求めたばらつきから予め与
えられた条件を満たす許容値を再設定するステップ7
と、を備え、前記ステップ7で求めた許容値は前記ステ
ップ1の新たな部品の判定に使用し、前記ステップ5で
求めた平均値が予め記憶されている部品のカタログ寸法
に対して著しい差異がある場合に指令を出すことを特徴
としている。 【0009】 【作用】本発明によれば、部品認識で得られた部品寸法
を蓄えてそれに基づいて部品寸法の許容値を設定・更新
して行くので、メーカー間に部品外形精度に違いがあっ
たり、照明条件が時間的に変化するような場合でも、
品寸法が部品のカタログ寸法に対して著しい差異がある
場合の指令による対応を図りながら、部品評価の精度を
高めて適正な許容範囲の部品だけを実装し、そうでない
部品は実装しないようにでき、製品基板の品質を高める
ことができる。 【0010】 【実施例】以下、本発明の一実施例の電子部品実装機に
おける部品実装動作について図1、図2を参照しながら
説明する。 【0011】まず、図2により部品実装動作について説
明すると、実装部品に適合した装着ノズルを選択した
後、そのノズルナンバーを確認し、さらに装着ノズルを
回転してその原点位置に戻した状態にする(ステップ#
11〜13)。次に、装着ノズルにて部品を吸着すると
ともに(ステップ#14)、吸着時の装着ノズル位置か
ら部品厚みを測定する(ステップ#15)。次に、視覚
認識によって部品の外形を認識し(ステップ#16)、
適正部品であるか不良部品であるかにより装着を行うか
否かの判定を行う(ステップ#17)。不良部品の場合
はステップ#21に移行し、装着を行わずに不良部品を
排出してステップ#11に戻る。適正部品で装着を行う
場合は、装着ノズルを回転して装着角度の補正を行った
後装着ノズルを基板に向けて下降させて部品を装着し
(ステップ#18、19)、部品装着後装着ノズルを原
点に戻した後(ステップ#20)、ステップ#11に戻
り、以上の動作を繰り返すことにより、順次部品を装着
する。 【0012】次に、上記部品認識(ステップ#16)の
具体的な処理を図1を参照して説明すると、ステップ#
1で部品の外形を視覚認識によって認識し、その2値画
像から部品寸法を求める。次に、ステップ#2でその部
品寸法が前回設定された許容値内のものであるか否かを
判定する。許容値内の場合はステップ#3に移行して実
装動作を行う設定を行った後ステップ#5に移行し、許
容値内でない場合にはステップ#4に移行して実装動作
を行わない設定を行った後ステップ#5に移行する。ス
テップ#5では、ステップ#1で求められた部品外形寸
法から各部品固有の外形寸法の平均値を求める。この平
均値は参考データとして用いられ、その平均値が予め記
憶されている部品のカタログ寸法に対して著しい差異が
ある場合に部品メーカーや検査工程に対する指令や照明
条件の変更指令を出すために利用される。次にステップ
#6でステップ#1で求められた部品外形寸法と部品の
カタログ寸法との差から部品のカタログ寸法に対するば
らつきを求める。そうして、ステップ#7でステップ#
5、6で求められたばらつきから予め与えられた条件を
満たす各部品固有の許容値を設定し、更新して行く。こ
こで、予め設定された条件とは、ばらつきのデータから
σを求め、カタログ値のプラス・マイナス3σを許容値
とするものである。こうして設定された許容値が次回の
部品外形の適否の判定基準とされる。 【0013】以上のように本実施例によれば、ステップ
#6のカタログ外形との差から外形のバラツキを求める
処理、ステップ#7の各部品固有の予め与えられた条件
を満たす許容値を設定し更新する処理を設けることによ
り、部品の外形精度と2値画像の両者のばらつきを加味
した許容値を設定することができる。かくして、部品外
形の製造上の精度や、照明の照度変化など認識装置の環
境変化等の影響をうけない許容値の設定を自動的に行う
ことができ、その結果製品基板の品質を向上することが
できる。 【0014】尚、上記実施例においては部品外形として
部品寸法を用いたが、部品面積としてもよい。 【0015】さらに本発明は、視覚認識による部品外形
に限らず、その他の部品特性に関するデータに関しても
適用することができる。 【0016】 【発明の効果】本発明によれば、以上のように部品認識
で得られた部品寸法を蓄えてそれに基づいて部品寸法
許容値を設定・更新して行くので、例えば部品外形につ
いて言えばメーカー間に部品外形精度に違いがあった
り、照明条件が時間的に変化するような場合において
も、部品寸法が部品のカタログ寸法に対して著しい差異
がある場合の指令による対応を図りながら、部品評価の
精度を高めて適正な許容範囲の部品だけを実装し、そう
でない部品は実装しないようにでき、製品基板の品質を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の部品実装動作における部品
認識処理のフローチャートである。 【図2】同実施例の部品実装動作のフローチャートであ
る。 【図3】従来例の部品実装動作における部品認識処理の
フローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/08 H05K 13/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 部品の外形を認識して得られた部品寸法
    が許容値内か否かの判定をした後にその判定後の部品
    実装するようにした電子部品実装機の部品判定方法にお
    いて、 部品の外形視覚認識によって認識しその画像から部品
    寸法を求めるステップ1と、このステップ1で求めた部
    品寸法が設定された許容値内のものであるか否かを判定
    するステップ2と、このステップ2での判定が許容値内
    の場合は実装動作を行なう設定をするステップ3と、前
    記ステップ2での判定が許容値内でない場合には実装動
    作を行なわない設定をするステップ4と、前記ステップ
    3又は4の後ステップ1で求めた部品寸法から部品寸法
    の平均値を求めるステップ5と、前記ステップ3又は4
    の後ステップ1で求めた部品寸法と部品のカタログ寸法
    との差から部品のカタログ寸法に対するばらつきを求め
    るステップ6と、前記ステップ6で求めたばらつきから
    予め与えられた条件を満たす許容値を再設定するステッ
    プ7と、を備え、前記ステップ7で求めた許容値は前記
    ステップ1の新たな部品の判定に使用し、前記ステップ
    5で求めた平均値が予め記憶されている部品のカタログ
    寸法に対して著しい差異がある場合に指令を出す電子部
    品実装機の部品判定方法。
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