JP3383266B2 - ドアガード - Google Patents
ドアガードInfo
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- JP3383266B2 JP3383266B2 JP2000141187A JP2000141187A JP3383266B2 JP 3383266 B2 JP3383266 B2 JP 3383266B2 JP 2000141187 A JP2000141187 A JP 2000141187A JP 2000141187 A JP2000141187 A JP 2000141187A JP 3383266 B2 JP3383266 B2 JP 3383266B2
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- lever
- pair
- door
- corners
- rotate
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Description
限して不法侵入を阻止するドアガードに関する。
る受け部材と、ドアに施錠位置と解錠位置との間を回動
自在に自在に設けられるレバーと、このレバーを施錠位
置または解錠位置に付勢する付勢手段とを備えており、
レバーを施錠位置に回動させた状態でドアを閉位置から
開回動させると、レバーの係合部が受け部材に係合し、
レバーが施錠位置から解錠位置側へ回動するのを阻止す
る。しかも、ドアが所定の半開位置まで回動すると、レ
バーのストッパが受け部材に突き当たり、ドアがそれ以
上開回動するのを阻止するようになっている(実公平4
−54286号公報、特開平10−37567号公報参
照)。
から施錠位置側に位置しているときにはレバーを施錠位
置側へ付勢し、中立位置から解錠位置側に位置している
ときには解錠位置側へ付勢している。しかし、レバーが
中立位置に位置しているときにには、レバーを回動付勢
することがない。この中立位置では、付勢手段の付勢力
に起因する摩擦抵抗により、レバーが中立位置に維持さ
れる。
を中立位置に維持する摩擦力は弱いので、仮にレバーを
中立位置に位置させた状態でドアを閉じると、ドアが閉
位置に達した時の衝撃によってレバーが中立位置から施
錠位置側へ外れる。一旦、レバーが中立から外れると、
その後は付勢手段によって施錠位置まで回動させられ
る。このため、レバーを中立位置に回動させた状態でド
アを開け、室外に出てからドアを閉めると、レバーが施
錠位置に回動してしまう。その結果、ドアを半開位置以
上に開けることができなくなってしまい、室外に締め出
されるおそれがあった。
を解決するために、躯体に設けられる受け部材と、ドア
に施錠位置と解錠位置との間を回動可能に設けられるレ
バーと、このレバーが所定の中立位置から上記施錠位置
側に外れるとレバーを施錠位置側へ回動付勢し、上記中
立位置から解錠位置側に外れると解錠位置側へ回動付勢
する付勢手段とを備え、上記レバーには、これを上記施
錠位置に回動させた状態で上記ドアを閉位置から開回動
させると、上記受け部材に係合して上記レバーが解錠位
置側へ回動するのを阻止する係合部、およびドアが所定
の半開位置まで回動すると、上記受け部材に突き当たる
ことによってドアがそれ以上開回動するのを阻止するス
トッパ部が設けられたドアガードにおいて、上記付勢手
段が、上記レバーに中心を上記レバーの回動軸線と一致
させて回動不能に設けられたカム軸と、このカム軸の外
周面をその径方向の両側から挟持する一対のばね板部と
を有し、上記カム軸の外周面にはカム軸の中心を間にし
て互いに逆側に位置する一対の対頂角部が設けられ、上
記一対のばね板部は、上記レバーが中立位置に位置して
いるときには上記一対の対頂角部を上記カム軸の中心に
向う方向へ付勢し、上記レバーが上記中立位置から上記
施錠位置側へ向って所定の角度範囲に位置しているとき
には上記一対の対頂角部を上記カム軸が施錠位置側へ回
動するように付勢し、上記レバーが上記中立位置から上
記解錠位置側へ向って所定の角度範囲に位置していると
きには上記一対の対頂角部を上記カム軸が上記解錠位置
側へ回動するように付勢し、 上記レバーに、このレバ
ーを上記中立位置に回動させた状態で上記ドアを閉位置
から開回動させたときに上記受け部材に突き当たる当接
部を設けたことを特徴としている。この場合、上記カム
軸の外周面に、上記レバーが上記中立位置と上記解錠位
置との間の所定の安定位置に回動したときに上記一対の
ばね板部に上記一対の対頂角部と同時に接触する一対の
第2対頂角部が上記一対の対頂角部に対して上記施錠位
置側へ離れて設けられ、上記上記一対の対頂角部及び上
記一対の第2対頂角部が上記一対の板ばねに同時に接触
することにより、上記安定位置では上記レバーが節度を
もって回動不能に位置固定されることが望ましい。上記
カム軸が断面正六角形に形成され、対頂角線上に位置す
る一の一対の角部が上記一対の対頂角部とされ、この一
対の対頂角部に対して上記施錠位置側に隣接した他の一
対の角部が上記一対の第2対頂角部とされていることが
望ましい。
いて図1〜図11を参照して説明する。図1〜図6にお
いて符号Aは、躯体の一部をなすドア枠の上下に延びる
縦枠部であり、符号Bはドアである。ドアBは、図1に
示す側部とは逆側の側部がドア枠の他方の縦枠部にヒン
ジ(図示せず)を介して回動可能に支持されている。ド
アBは、図に示す閉位置と、この閉位置から室外O側へ
向ってほぼ90°回動した開位置との間を回動可能であ
る。
係るドアガード1が設けられている。ドアガード1は、
縦枠部Aに設けられた受け部材2、ドアBに支持金具3
を介して回動自在に設けられたレバー4、およびこのレ
バー4をカム軸5を介して回動付勢する板ばね(付勢手
段)6を有している。
内面に固定される基板部21を有している。この基板部
21には、閉じたドアBとほぼ平行に水平に起立する軸
部22が形成されており、この軸部22の先端部には、
軸部22より大径の大径部23が軸部22と同芯に形成
されている。また、基板部21の軸部22から室内I側
に離れた個所には、軸部22とほぼ平行に突出する位置
規制突片24が形成されている。
に延びる一対の主板部41,41を有している。この一
対の主板部41,41の基端部には、上記カム軸5が軸
線を上下方向に向けて回動不能に設けられている。この
カム軸5は、支持金具3に回動可能に設けられている。
これにより、レバー4の基端部がドアBに水平方向へ回
動可能に支持されている。レバー4は、縦枠部Aにほぼ
沿って位置する図1の施錠位置と、ドアBの室内I側の
面に突き当たった図4に示す解錠位置との間のほぼ90
°の範囲を回動可能である。一対の主板部41,41の
先端部は、それらと一体に形成された略U字状をなす連
結板部(ストッパ部)42によって連結されている。こ
の連結板部42が形成されたレバー4の先端部には、ゴ
ム等からなる緩衝材7が設けられており、これによって
レバー4が解錠位置側へ回動してドアBに突き当たると
きの衝撃を緩和するようになっている。
には、互いに接近するように突出する一対の係合板部
(係合部)43,43が形成されている。図1に示すよ
うに、係合板部43が上記受け部材2の位置規制突片2
4に突き当たることにより、レバー4の施錠位置が決定
されている。レバー4が施錠位置に回動した状態では、
上記受け部材2の大径部23が一対の主板部41,41
の基端部間に入り込むとともに、係合板部43,43の
一端部(レバー4の基端側の端部)が大径部23と位置
規制突片24との間に位置するようになる。
おり、それらの間隔は、上記受け部材2の軸部22の外
径より大きくなっている。したがって、レバー4を施錠
位置に回動させた状態でドアBを閉位置から開回動させ
ると、受け部材2の軸部22が一対の係合板部43,4
3間に入り込む。しかも、一対の係合板部43,43の
間隔は、大径部23の外径より小さくなっている。した
がって、係合板部43,43間に軸部22が入り込んだ
状態では、大径部23が係合板部43,43に突き当た
る。これにより、レバー4が施錠位置に維持される。ド
アBを半開位置までさらに開回動させると、大径部23
が連結板部干渉材7を介して突き当たり、それ以上開回
動させることができなくなっている。勿論、半開位置に
おいても、係合板部43が大径部23に係合することに
より、レバー4が施錠位置に維持される。
に、一平面上に配置された一対の固定板部61,61
と、この固定板部61,61間にそれらと一体に設けら
れたばね板部62,62と、このばね板部62,62を
連結するU字部63とから構成されている。そして、板
ばね6は、その固定板部61,61がドアBと支持金具
3とによって挟持固定されている。ばね板部62,62
は、それ自体の弾性により、その中央部においてカム軸
5の外周にその両側から押圧接触し、カム軸5を介して
レバー4を回動付勢している。
る部分が断面正六角形のカム部51になっている。この
カム部51は、レバー4が図1に示す施錠位置に回動し
ているときには、図7に示すように、カム部51の一対
の対頂角部51a,51aがばね板部61,61にその
中央から外れた個所において接触している。この状態で
は、ばね板部62,62の付勢力がカム軸5の中心Cに
向うことなく、中心Cから外れている。したがって、ば
ね板部62,62の付勢力は、カム軸5に対し回動モー
メントとして作用する。この回動モーメントは、レバー
4を開錠位置側から施錠位置側へ向わせる方向(図7に
おいて矢印X方向)に作用している。したがって、レバ
ー4は、施錠位置では位置規制突片24に突き当てら
れ、施錠位置に維持される。
位置から解錠位置へ向う方向(図7において矢印Y方
向)へ所定角度(例えば、15°〜20°程度)回動さ
せると、図8に示すように、一対の対頂角部51a,5
1aがばね板部62,62とその中央において接触する
ようになり、ばね板部62,62の付勢力がカム軸5の
中心Cに向う。したがって、このときにはばね板部62
の付勢力がレバー4を回動させる力として作用すること
がなく、ばね板部62の付勢力はばね板部62とカム部
51との間に摩擦を生じさせるだけである。この摩擦抵
抗により、レバー4が一定の回動位置に維持される。こ
のときのレバー4の回動位置が、図2に示す中立位置で
ある。
(この実施の形態では30°)だけ解錠位置側へ回動さ
せると、レバー4は、図3に示す安定位置に達する。安
定位置においては、図9に示すように、対頂角部51a
とこれに隣接する対頂角部(第2対頂角部)51bが板
ばね部62に同時に接触する。したがって、カム軸5
は、板ばね部62,62により所定の大きさの力で矢印
X,Y両方向への回動が阻止される。これにより、レバ
ー4が節度をもって安定位置に維持される。
45°程度)だけ回動させると、図4に示す解錠位置に
達する、解錠位置においては、図10に示すように、対
頂角部51b,51bがばね板部62,62とそれらの
中央から外れた個所において接触するので、ばね板部6
2,62の付勢力がカム部51に施錠位置側から解錠位
置側へ向う方向(図7の矢印Y方向)の回転モーメント
として作用する。したがって、レバー4は解錠位置に維
持される。
おいてレバー4を中立位置に回動させると、係合板部4
3の室外O側を向く先端面43aが受け部材2の大径部
23の外周面と対向するようになっている。したがっ
て、レバー4を中立位置に回動させた状態でドアBを閉
位置から開回動させると、係合板部43の先端面43a
が大径部23に突き当たり、それ以上ドアBを開回動さ
せることができない。このため、軸部22が係合板部4
3,43間に入り込むことができず、係合板部43が大
径部23と係合することができない。よって、室内の者
は室外に出ることができず、室外に締め出されることも
ない。これから明らかなように、このドアガード1にお
いては、先端面43aが当接部になっている。
の間の摩擦力は弱いものである。したがって、先端面4
3aが大径部23に突き当たると、その衝撃によってレ
バー4が中立位置から外れる。そして、板ばね6によっ
て施錠位置または安定位置に回動させられる。
は、大径部23が連結板部42に突き当たることによ
り、ドアBの半開位置以上の回動が阻止される。したが
って、室内の者は室外に出ることができない。よって、
この場合にも室外に締め出されることがない。
合、安定位置ではレバー4が板ばね6により大きな力で
施錠位置側および開錠位置側への回動が阻止される。し
たがって、ドアBを開いて室外に出た後、ドアBを閉じ
てもそのときの衝撃によってレバー4が安定位置から施
錠位置へ回動することがない。よって、室外に締め出さ
れることがない。
すものであり、この実施の形態のドアガード1′におい
ては、係合板部43の先端部を折り曲げてレバー4から
縦枠部A側へ突出させ、その突出部44を当接部として
いる。その他の構成は、上記の実施の形態と同様であ
る。突出部44を当接部とした場合には、突出部44が
レバー4から突出した分だけ大径部23との対向幅(レ
バー4の回動方向における幅)が広くなる。したがっ
て、レバー4が中立位置になっている角度範囲が仮に広
くても、それに対応することができる。また、中立位置
になるときのレバー4の施錠位置からの回動角度を大き
くすることができる。
定されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上
記の実施の形態においては、中立位置と開錠位置との間
に安定位置を設けているが、安定位置は設けなくともよ
い。その場合には、安定位置若しくはその近傍位置を中
立位置にしてもよい。
ば、ドアガードによって室外に締め出されるような事態
を確実に防止することができるという効果が得られる。
回動させた状態で示す図である。
状態で示す図である。
状態で示す図である。
状態で示す図である。
ときのカム軸と板ばねとの関係を示す図である。
ときのカム軸と板ばねとの関係を示す図である。
ときのカム軸と板ばねとの関係を示す図である。
たときのカム軸と板ばねとの関係を示す図である。
の図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 躯体に設けられる受け部材と、ドアに施
錠位置と解錠位置との間を回動可能に設けられるレバー
と、このレバーが所定の中立位置から上記施錠位置側に
外れるとレバーを施錠位置側へ回動付勢し、上記中立位
置から解錠位置側に外れると解錠位置側へ回動付勢する
付勢手段とを備え、上記レバーには、これを上記施錠位
置に回動させた状態で上記ドアを閉位置から開回動させ
ると、上記受け部材に係合して上記レバーが解錠位置側
へ回動するのを阻止する係合部、およびドアが所定の半
開位置まで回動すると、上記受け部材に突き当たること
によってドアがそれ以上開回動するのを阻止するストッ
パ部が設けられたドアガードにおいて、上記付勢手段が、上記レバーに中心を上記レバーの回動
軸線と一致させて回動不能に設けられたカム軸と、この
カム軸の外周面をその径方向の両側から挟持する一対の
ばね板部とを有し、上記カム軸の外周面にはカム軸の中
心を間にして互いに逆側に位置する一対の対頂角部が設
けられ、上記一対のばね板部は、上記レバーが中立位置
に位置しているときには上記一対の対頂角部を上記カム
軸の中心に向う方向へ付勢し、上記レバーが上記中立位
置から上記施錠位置側へ向って所定の角度範囲に位置し
ているときには上記一対の対頂角部を上記カム軸が施錠
位置側へ回動するように付勢し、上記レバーが上記中立
位置から上記解錠位置側へ向って所定の角度範囲に位置
しているときには上記一対の対頂角部を上記カム軸が上
記解錠位置側へ回動するように付勢し、 上記レバーに、このレバーを上記中立位置に回動させた
状態で上記ドアを閉位置から開回動させたときに上記受
け部材に突き当たる当接部を設けたことを特徴とするド
アガード。 - 【請求項2】 上記カム軸の外周面に、上記レバーが上
記中立位置と上記解錠位置との間の所定の安定位置に回
動したときに上記一対のばね板部に上記一対の対頂角部
と同時に接触する一対の第2対頂角部が上記一対の対頂
角部に対して上記施錠位置側へ離れて設けられ、上記上
記一対の対頂角部及び上記一対の第2対頂角部が上記一
対の板ばねに同時に接触することにより、上記安定位置
では上記レバーが節度をもって回動不能に位置固定され
ることを特徴とする請求項1に記載のドアガード。 - 【請求項3】 上記カム軸が断面正六角形に形成され、
対頂角線上に位置する一の一対の角部が上記一対の対頂
角部とされ、この一対の対頂角部に対して上記施錠位置
側に隣接した他の一対の角部が上記一対の第2対頂角部
とされていることを特徴とする請求項2に記載のドアガ
ード。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000141187A JP3383266B2 (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | ドアガード |
CNB001202790A CN1207479C (zh) | 1999-07-22 | 2000-07-19 | 门定位器 |
US09/621,035 US6343818B1 (en) | 1999-07-22 | 2000-07-21 | Door guard |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000141187A JP3383266B2 (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | ドアガード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001323709A JP2001323709A (ja) | 2001-11-22 |
JP3383266B2 true JP3383266B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=18648339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000141187A Expired - Fee Related JP3383266B2 (ja) | 1999-07-22 | 2000-05-15 | ドアガード |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3383266B2 (ja) |
-
2000
- 2000-05-15 JP JP2000141187A patent/JP3383266B2/ja not_active Expired - Fee Related
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