JP3382962B2 - 自動演奏装置及び自動演奏制御方法 - Google Patents

自動演奏装置及び自動演奏制御方法

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JP3382962B2
JP3382962B2 JP07263892A JP7263892A JP3382962B2 JP 3382962 B2 JP3382962 B2 JP 3382962B2 JP 07263892 A JP07263892 A JP 07263892A JP 7263892 A JP7263892 A JP 7263892A JP 3382962 B2 JP3382962 B2 JP 3382962B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部から受信された自
動演奏データに従った自動演奏音を、記憶されている自
動演奏時間データで示される演奏時間再生する自動演奏
装置及び自動演奏制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、送信局から楽器演奏用の自動演奏
データを送信する一方、この自動演奏データを受信し
て、自動演奏を行う自動演奏装置が提案されるに至って
いる(特開昭63−301997号公報参照)。この自
動演奏装置においては、衛星放送のデータチャンネルを
利用して、自動演奏データとしてのMIDI(Musi
cal Instrument Digital In
terface)信号を伝送し、自動演奏装置側で伝送
されたMIDI信号に含まれるノートナンバー、ノート
オン、ノートオフ、音色データ等に基づき自動演奏を行
う。これにより、自動演奏装置からは、前記ノートナン
バーに従った音高、ノートオン及びノートオフに対応す
る音長、及び音色データに従った音色の楽音が順次発音
され、これにより伝送されたMIDI信号により構成さ
れる楽曲を自動演奏し得るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の衛星放送を利用した自動演奏装置にあって
は、単に伝送されたMIDI信号に基づき、自動演奏を
行うに過ぎないものであることから、自動演奏される楽
曲の曲想は伝送時のMIDI信号により一義的に決定さ
れてしまう。したがって、自動演奏を実行しても通常の
衛星放送を受信して再生する場合との差異がなく、受信
者側において任意の音色にて自動演奏を実行させて、自
己の好みや曲想にて自動演奏を実行させる等の演奏表現
の多様性が得られるものではなかった。
【0004】本発明は、モードの設定状況に応じて、外
部から受信した自動演奏データの記憶、計時された現在
時刻の表示、記憶済みの自動演奏データに従った自動演
奏音の再生を、記憶されている自動演奏時間データで示
される演奏時間、確実に行うことができる自動演奏装置
および自動演奏制御方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、外部から受信し記憶されている自動演
奏データに従って、記憶されている自動演奏時間データ
で示される演奏時間、希望する音色で再生出力される自
動演奏がいかなるものであるのか否か、当該自動演奏デ
ータに関連した関連データを目で確認しながら聞くこと
ができる自動演奏装置および自動演奏制御方法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の発明にかかる自動演奏装置は、時刻表
示機能と自動演奏機能とを装置本体に備えた自動演奏装
置において、前記装置本体は、第1、第2および第3の
モードのいずれかを設定するモード設定手段(図3のモ
ードキー6c)と、データを表示する表示手段(図1、
図4の表示部4)と、外部に記憶されている自動演奏デ
ータに係る番組に対応するチャンネルの番号を示すチャ
ンネル番号を複数記憶している第1の記憶手段(図1,
図6のメモリ31)と、現在時刻を計時する計時手段
(図4の原信号発生器32、分周回路33)と、前記
憶手段により記憶されている複数のチャンネル番号のな
かから一つの複数のチャンネル番号を前記記憶手段から
読み出し、この読み出されたチャンネル番号に対応する
番組の自動演奏データを前記外部から受信する受信手段
(図2、図4の受信アンテナ22;図7のSA26)
と、前記モード設定手段により第1のモードが設定され
ていることを条件に、前記受信手段により受信された自
動演奏データ、この自動演奏データに用いられる音色を
示す音色番号データ、および、前記自動演奏データの演
奏時間を示す自動演奏時間データを対応づけて第2の記
憶手段に複数組記憶させる第1の制御手段(図4のCP
U11;図7のSA36)と、自動演奏データに従って
自動演奏音を発生する楽音発生手段(図4の楽音発生回
路12)と、前記モード設定手段により第2のモードが
設定された際に、前記計時手段により計時されている現
在時刻を前記表示手段に表示させるように制御する第2
の制御手段(図4のCPU30)と、前記モード設定手
段により第3のモードが設定されていることを条件に、
前記第2の記憶手段に記憶されている複数組の自動演奏
データおよび音色番号データのなかから選択された一組
の自動演奏データおよび音色番号データを読み出し、こ
の読み出された自動演奏データと前記音色番号データと
を前記楽音発生手段に送出し、前記自動演奏データに従
った自動演奏音を、前記自動演奏時間データで示される
演奏時間、前記音色番号データで示される音色で再生出
力させるように制御するとともに、前記自動演奏データ
に関連する関連データを前記表示手段に表示させるよう
に制御する第3の制御手段(図4のCPU11;図7の
SA35)と、を備えていることを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明にかかる自動演
奏装置は、時刻表示機能と自動演奏機能とを装置本体に
備えた自動演奏装置において、前記装置本体は、第1、
第2および第3のモードのいずれかを設定するモード設
定手段(図3のモードキー6c)と、データを表示する
表示手段(図1、図4の表示部4)と、音高、音長を含
む自動演奏データ、音色の種類を示す音色番号、およ
び、自動演奏時間を示す自動演奏時間データを記憶する
記憶手段(図4のICメモリ13)と、現在時刻を計時
する計時手段(図4の原信号発生器32、分周回路3
3)と、外部から送られてきた自動演奏データを受信す
る受信手段(図2、図4の受信アンテナ22;図7のS
A26)と、前記モード設定手段により第1のモードが
設定されていることを条件に、前記受信手段により受信
された自動演奏データ、この自動演奏データに用いられ
る音色の種類を示す音色番号データ、および、この自動
演奏データの演奏時間を示す自動演奏時間データを対応
づけて前記記憶手段に複数組記憶させる第1の制御手段
(図4のCPU11;図7のSA36)と、自動演奏デ
ータに従って自動演奏音を発生する楽音発生手段(図4
の楽音発生回路12)と、前記モード設定手段により第
2のモードが設定された際に、前記計時手段により計時
されている現在時刻を前記表示手段に表示させるように
制御する第2の制御手段(図4のCPU30)と、前記
モード設定手段により第3のモードが設定されている
とを条件に、前記記憶手段に記憶されている複数組の自
動演奏データおよび音色番号データのなかから選択され
た一組の自動演奏データおよび音色番号データを読み出
し、この読み出された自動演奏データと前記音色番号デ
ータとを前記楽音発生手段に送出し、前記自動演奏デー
タに従った自動演奏音を、前記自動演奏時間データで示
される演奏時間、前記音色番号データで示される音色で
再生出力させるように制御するとともに、前記自動演奏
データに関連する関連データを前記表示手段に表示させ
るように制御する第3の制御手段(図4のCPU11;
図7のSA35)と、を備えていることを特徴とする。
【0007】また、請求項3記載の発明にかかる自動演
奏装置は、時刻表示機能と自動演奏機能とを装置本体に
備えた自動演奏装置において、前記装置本体は、第1、
第2および第3のモードのいずれかを設定するモード設
定手段(図3のモードキー6c)と、データを表示する
表示手段(図1、図4の表示部4)と、現在時刻を計時
する計時手段(図4の原信号発生器32、分周回路3
3)と、自動演奏データを外部から受信する受信手段
(図2、図4の受信アンテナ22;図7のSA26)
と、前記モード設定手段により第1のモードが設定され
ていることを条件に、前記受信手段により受信された自
動演奏データ、この自動演奏データに用いられる音色を
示す音色番号データ、および、前記自動演奏データの演
奏時間を示す自動演奏時間データを対応づけて前記記憶
手段に複数組記憶させる第1の制御手段(図4のCPU
11;図7のSA36)と、自動演奏データに従って自
動演奏音を発生する楽音発生手段(図4の楽音発生回路
12)と、前記モード設定手段により第2のモードが設
定された際に、前記計時手段により計時されている現在
時刻を前記表示手段に表示させるように制御する第2の
制御手段(図4のCPU30)と、前記モード設定手段
により第3のモードが設定されていることを条件に、
記記憶手段に記憶されている複数組の自動演奏データお
よび音色番号データのなかから選択された一組の自動演
奏データおよび音色番号データを読み出し、この読み出
された自動演奏データと前記音色番号データとを前記楽
音発生手段に送出し、前記自動演奏データに従った自動
演奏音を、前記自動演奏時間データで示される演奏時
間、前記音色番号データで示される音色で再生出力させ
るように制御する第3の制御手段(図4のCPU11;
図7のSA35)と、を備えていることを特徴とする。
【0008】また、請求項4記載の発明にかかる自動演
奏装置は、請求項2または請求項3記載の自動演奏装
置において、前記記憶手段は、前記装置本体に着脱可能
に設けられていることを特徴とする。
【0009】また、請求項5記載の発明にかかる自動演
奏装置は、請求項2または請求項3記載の自動演奏装
置において、前記装置本体は、使用者の腕に装着される
電子機器本体であることを特徴とする。
【0010】また、請求項6記載の発明にかかる自動演
奏装置は、請求項5に記載の自動演奏装置において、前
記電子機器本体は、腕時計型本体であり、この腕時計
は、時計本体、この時計本体を使用者の腕に装着させ
るための時計バンド、および前記時計本体から引き出さ
れたイヤホンコードの先端に設けられたイヤホン(図
1,図2のイヤホン15)とを備えていることを特徴と
する。
【0011】また、請求項7記載の発明にかかる自動演
奏制御方法は、第1、第2および第3のモードのいずれ
かを設定するモード設定手段(図3のモードキー6c)
とデータを表示する表示手段(図1、図4の表示部4)
とを装置本体に備えた自動演奏装置に用いられる自動演
奏制御方法において、現在時刻を計時する計時ステップ
(図4の原信号発生器32、分周回路33)と、外部に
記憶されている自動演奏データに係る番組に対応する
ャンネルの番号を示すチャンネル番号を複数記憶してい
第1の記憶手段(図1,図6のメモリ31)を制御
、この第1の記憶手段に記憶されている複数のチャン
ネル番号のなかから一つの複数のチャンネル番号を前記
第1の記憶手段から読み出し、この読み出されたチャン
ネル番号に対応する番組の自動演奏データを前記外部か
受信する受信ステップ(図7のSA26)と、前記モ
ード設定手段により第1のモードが設定されていること
を条件に、前記受信ステップにより受信された自動演奏
データ、この自動演奏データに用いられる音色を示す音
色番号データ、および、前記自動演奏データの演奏時間
を示す自動演奏時間データを対応づけて第2の記憶手段
(図4のICメモリ13)に複数組記憶させる第1の制
御ステップ(図4のCPU11;図7のSA36)と、
前記モード設定手段により第2のモードが設定された際
に、前記計時ステップにより計時されている現在時刻を
表示手段に表示させるように制御する第2の制御ステッ
プ(図4のCPU30)と、前記モード設定手段により
第3のモードが設定されていることを条件に、前記第2
記憶手段に記憶されている複数組の自動演奏データお
よび音色番号データのなかから選択された一組の自動演
奏データおよび音色番号データを読み出し、この読み出
された自動演奏データと前記音色番号データとを、自動
演奏データに従って自動演奏音を発生するための楽音発
生手段(図4の楽音発生回路12)に送出し、前記自動
演奏データに従った自動演奏音を、前記自動演奏時間デ
ータで示される演奏時間、前記音色番号データで示され
る音色で再生出力させるように制御するとともに、前記
自動演奏データに関連する関連データを前記表示手段に
表示させるように制御する第3の制御ステップ(図4の
CPU11;図7のSA35)と、を備えていることを
特徴とする。
【0012】また、請求項8記載の発明にかかる自動演
奏制御方法は、第1、第2および第3のモードのいずれ
かを設定するモード設定手段(図3のモードキー6
c)データを表示する表示手段(図1、図4の表示部
4)と、および、データを記憶する記憶手段(図4のI
Cメモリ13)を装置本体に備えた自動演奏装置に用い
られる自動演奏制御方法おいて、現在時刻を計時する計
時ステップ(図4の原信号発生器32、分周回路33)
と、自動演奏データを外部から受信する受信ステップ
(図7のSA26)と、前記モード設定手段により第1
のモードが設定されていることを条件に、前記受信ステ
ップにより受信された自動演奏データ、この自動演奏デ
ータに用いられる音色を示す音色番号データ、および、
前記自動演奏データの演奏時間を示す自動演奏時間デー
を対応づけて前記記憶手段に複数組記憶させる第1の
制御ステップ(図4のCPU11;図7のSA36)
と、前記モード設定手段により第2のモードが設定され
た際に、前記計時ステップにより計時されている現在時
刻を前記表示手段に表示させるように制御する第2の制
御ステップ(図4のCPU30)と、前記モード設定手
段により第3のモードが設定されていることを条件に、
前記記憶手段に記憶されている複数組の自動演奏データ
および音色番号データのなかから選択された一組の自動
演奏データおよび音色番号データを読み出し、この読み
出された自動演奏データと前記音色番号データとを、自
動演奏データに従って自動演奏音を発生する楽音発生手
段に送出し、前記自動演奏データに従った自動演奏音
、前記自動演奏時間データで示される演奏時間、番号
データで示される音色で再生出力させるように制御する
とともに、前記自動演奏データに関連する関連データを
前記表示手段に表示させるように制御する第3の制御ス
テップ(図4のCPU11;図7のSA35)と、を備
えていることを特徴とする。
【0013】また、請求項9記載の発明にかかる自動演
奏制御方法は、第1、第2および第3のモードのいずれ
かを設定するモード設定手段(図3のモードキー6
c)データを表示する表示手段(図1、図4の表示部
4)、および、データを記憶する記憶手段(図4のIC
メモリ13)を装置本体に備えた自動演奏装置に用いら
れる自動演奏制御方法おいて、現在時刻を計時する計時
ステップ(図4の原信号発生器32、分周回路33)
と、自動演奏データを外部から受信する受信ステップ
(図2、図4の受信アンテナ22;図7のSA26)
と、前記モード設定手段により第1のモードが設定され
ていることを条件に、前記受信ステップにより受信され
た自動演奏データ、この自動演奏データに用いられる音
色を示す音色番号データ、および、前記自動演奏データ
の演奏時間を示す自動演奏時間データを対応づけて前記
記憶手段に複数組記憶させる第1の制御ステップ(図4
のCPU11;図7のSA36)と、前記モード設定手
段により第2のモードが設定された際に、前記計時ステ
ップにより計時されている現在時刻を前記表示手段に表
示させるように制御する第2の制御ステップ(図4のC
PU30)と、前記モード設定手段により第3のモード
が設定されていることを条件に、前記記憶手段に記憶さ
れている複数組の自動演奏データおよび音色番号データ
のなかから選択された一組の自動演奏データおよび音色
番号データを読み出し、この読み出された自動演奏デー
タと前記音色番号データとを、自動演奏データに従って
自動演奏音を発生する楽音発生手段(図4の楽音発生回
路12)に送出し、前記自動演奏データに従った自動演
奏音を、前記自動演奏時間データで示される演奏時間、
前記音色番号データで示される音色で再生出力させるよ
うに制御する第3の制御ステップ(図4のCPU11;
図7のSA35)と、を備えていることを特徴とする。
【0014】また、請求項10記載の発明にかかる自動
演奏制御方法は、請求項8または請求項9記載の自動
演奏制御方法において、前記記憶手段は、前記装置本体
に着脱可能に設けられていることを特徴とする。
【0015】また、請求項11記載の発明にかかる自動
演奏制御方法は、請求項8または請求項9記載の自動
演奏制御方法において、前記装置本体は、使用者の腕に
装着される電子機器本体であることを特徴とする。
【0016】また、請求項12記載の発明にかかる自動
演奏制御方法は、請求項11に記載の自動演奏制御方法
において、前記電子機器本体は、腕時計型本体であり、
この腕時計本体は、時計本体、この時計本体を使用者の
腕に装着させるための時計バンド、および前記時計本体
から引き出されたイヤホンコードの先端に設けられたイ
ヤホンとを備えていることを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1または請求項7の発明によれば、記憶
されている複数のチャンネル番号のなかから一つの複数
のチャンネル番号を記憶手段から読み出し、この読み出
されたチャンネル番号に対応する番組の自動演奏データ
外部から受信することができる。また、モード設定手
段により第1のモードが設定されていることを条件に、
受信された自動演奏データ、この自動演奏データに用い
られる音色を示す音色番号データ、および、前記自動演
奏データの演奏時間を示す自動演奏時間データを対応づ
けて複数組記憶させることができる。また、そればかり
でなく、モード設定手段により第2のモードが設定され
た際に、計時されている現在時刻を表示させることがで
き、更に、モード設定手段により第3のモードが設定さ
れていることを条件に、記憶されている複数組の自動演
奏データおよび音色番号データのなかから選択された一
組の自動演奏データおよび音色番号データを読み出し、
この読み出された自動演奏データと前記音色番号データ
とを楽音発生手段に送出し、前記自動演奏データに従っ
た自動演奏音を、前記自動演奏時間データで示される演
奏時間、前記音色番号データで示される音色で再生出力
させるように制御するとともに、前記自動演奏データに
関連する関連データを表示させることができる。
【0018】また、請求項2または請求項8の発明によ
れば、モード設定手段により第1のモードが設定されて
いることを条件に、受信された自動演奏データ、この自
動演奏データに用いられる音色の種類を示す音色番号デ
ータ、および、この自動演奏データの演奏時間を示す自
動演奏時間データを対応づけて複数組記憶させることが
できる。また、モード設定手段により第2のモードが設
定された際には、計時されている現在時刻を表示手段に
表示させることができる。また、そればかりでなく、モ
ード設定手段により第3のモードが設定されていること
を条件に、記憶されている複数組の自動演奏データおよ
び音色番号データのなかから選択された一組の自動演奏
データおよび音色番号データを読み出し、この読み出さ
れた自動演奏データと前記音色番号データとを前記楽音
発生手段に送出し、前記自動演奏データに従った自動演
奏音を、前記自動演奏時間データで示される演奏時間、
前記音色番号データで示される音色で再生出力させるよ
うに制御するとともに、前記自動演奏データに関連する
関連データを表示させることができる。
【0019】また、請求項3または請求項9の発明によ
れば、モード設定手段により第1のモードが設定されて
いることを条件に、受信された自動演奏データ、この自
動演奏データに用いられる音色の種類を示す音色番号デ
ータ、および、この自動演奏データの演奏時間を示す自
動演奏時間データを対応づけて複数組記憶させることが
できる。また、モード設定手段により第2のモードが設
定された際には、計時されている現在時刻を表示手段に
表示させることができる。また、そればかりでなく、モ
ード設定手段により第3のモードが設定されていること
を条件に、記憶されている複数組の自動演奏データおよ
び音色番号データのなかから選択された一組の自動演奏
データおよび音色番号データを読み出し、この読み出さ
れた自動演奏データと前記音色番号データとを前記楽音
発生手段に送出し、前記自動演奏データに従った自動演
奏音を、前記自動演奏時間データで示される演奏時間、
前記音色番号データで示される音色で再生出力させるよ
うに制御することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説
明する。この実施例は、本発明にかかる自動演奏装置を
腕時計に適用したものであって、図1に示したように、
腕時計1は、本体ケース2と、該本体ケース2の上面側
に設けられた蓋3とを備えている。該蓋3は、図2に示
したように、連結部3aを介して本体ケース2に開閉可
能に連結されており、その表面側には表示部4が設けら
れている。該表示部4は、液晶表示装置で構成されてお
り、時計モードの設定時には、時計機能としての情報、
例えば、年、月、日、曜日、時刻等が表示されるととも
に、自動演奏モードの設定時には、楽譜が表示される。
【0021】前記本体ケース2には、時計用操作部5と
自動演奏用操作部6とが設けられているとともに、蓋3
の下部には図2に示したように、メモリ収納部7が形成
されている。前記時計用操作部5には、キー5a,5
b,5c,5dが設けられており、また、自動演奏用操
作部6には、図3に示したように、戻しスクロールキー
6a、送りスクロールキー6b、モードキー6c、チャ
ンネルキー6d、音色キー6e、時間帯(スタート)キ
ー6f、時間帯(エンド)キー6g、電源キー6h、プ
ログラム(NO.)キー6i及び自動演奏スタートキー
6jが設けられている。前記時計用操作部5に設けられ
た各種キー5a〜5dは、時計モードのとき日時調整等
に使用され、自動演奏用操作部6に設けられた各種キー
6a〜6jは、登録モード、受信モード及び再生モード
の切り替えや、番組のプリセット時に使用される。前記
メモリ収納部7は、円柱状の凹部からなり、複数の接点
で構成された接点群8が設けられている。
【0022】このメモリ収納部に7には、図2に示した
ICコインメモリ9が収容され、該ICコインメモリ9
は円盤形(薄い円柱形)に形成されている。ICコイン
メモリ9には、図示しないが、その下面に接点群が形成
されており、このICコインメモリ9に形成されている
接点群は、ICコインメモリ9をメモリ収納部7に収納
したとき、該メモリ収納部7に形成されている前記接点
群8と接触する。
【0023】なお、本体ケース2には、時計バンド10
が取り付けられているとともに、イヤホン15が取り付
けられており、また、前記蓋3には受信アンテナ22が
埋設されている。
【0024】図4は腕時計1内に配設された放送受信装
置の回路のブロック図であって、放送受信装置21は、
前記受信アンテナ22、チューナー23、VIF24、
マイクロプロセッサー25、エラー検出器26、テキス
トVRAM27、CG28、表示コントローラ29、前
記表示部4、CPU30、レジストレーションメモリ3
1、前記時計用操作部5と自動演奏用操作部6、原信号
発生器32、分周回路33、及び電源装置34等を備え
ている。
【0025】電源装置34は、電池(図示せず)からの
電源を所定の電圧に変換し、放送受信装置21の各部に
供給する。この電源装置34には、CPU30からの制
御信号が入力され、電源装置34はこの制御信号により
電源供給の開始及び停止を行う。
【0026】放送受信装置21は、受信アンテナ22よ
り放送電波を受信し、該受信アンテナ22により受信さ
れた放送電波は、チューナー23に送られる。該チュー
ナー23は、コイル、容量及び抵抗等で構成された所謂
電子チューナーであり、CPU13からの制御下で動作
する。チューナー23は、CPU13から指示された周
波数の電波に同調し、その周波数の信号を取り出して、
VIF24に出力する。該VIF24は、復調回路や検
波回路等で構成され、チューナー23から入力される信
号を復調及び検波して、該信号から自動演奏データ(M
IDIデータ)部分を取り出す。
【0027】マイクロプロセッサー25は、A/D変換
器、バッファ及びデコーダ等を備えており、VIF24
から入力されるアナログ信号の自動演奏データをA/D
変換器によりデジタル信号に変換して、バッファに蓄え
る。さらに、マイクロプロセッサー25は、デコーダに
より自動演奏データを復号して、音符データあるいは休
符データに変換する。
【0028】マイクロプロセッサー5のバッファに蓄え
られたデジタル信号は、順次取り出されてエラー検出器
6に出力され、該エラー検出器6は、その中のエラー数
を検出して、検出したエラー数をマイクロプロセッサー
5及びCPU30に出力する。テキストVRAM27
は、CPU30の制御下で、表示画面上の音符あるいは
休符の位置、大きさを記憶する。
【0029】CG28は、音符の大きさと音符種及び休
符種に対応するドットパターンを記憶しており、テキス
トVRAM27から音符あるいは休符の位置、大きさが
入力されると、その表示ドットパターンを表示コントロ
ーラ29に出力する。該表示コントローラ29は、入力
順カウンター及び表示位置制御回路で構成され、CG2
8から入力されたドットパターン列を表示画面の左上か
ら右下に順次表示する位置信号と表示信号とを発生して
表示部4に出力する。
【0030】表示部4は、Y−CTR35、X−CTR
36、及びLCD37で構成され、LCD37はY−C
TR35及びX−CTR36からの駆動信号により駆動
される。Y−CTR35及びX−CTR36は、表示コ
ントローラ29から入力される位置信号及び表示信号に
基づいてLCD37の各座標に対して、指定されたオン
/オフを制御する駆動信号を出力する。LCD37は、
表示画素がドットマトリックス状に配置されており、Y
−CTR35及びX−CTR36からの駆動信号により
点灯(例えば、黒表示)あるいは消灯(透明表示)す
る。なお、LCD37の表面には、五線譜が印刷されて
いる。
【0031】CPU30は、マイクロプロセッサー、R
OM及びRAM等で構成され、ROM内には、放送受信
装置21としてのプログラムや選択可能なチャンネルの
番号とそのチャンネル番号に対応した周波数等が記憶さ
れている。RAMは、ワークメモリとして利用され、マ
イクロプロセッサーが、ROM内のプログラムに従っ
て、放送受信装置21の各部を制御して、放送受信装置
21として機能させる。
【0032】自動演奏用操作部6には、図3に示しまた
前述のように各種キー6a〜6jが設けられており、放
送受信装置21の種々の操作及び後述するICコイン9
内のCPU11に対する音色の指示等を行う。チャンネ
ルキー6dにより、図5に示した番組表の1〜Nまでの
いずれかの放送局のチャンネルを選択することができ
る。また、時間帯(スタート)キー6fにより選択した
チャンネルであって選択した番組の受信スタート時刻を
設定し、時間帯(エンド)キー6gにより受信エンド時
間を設定する。たとえば、チャンネルキー6dにより、
チャンネル1を選択し、時間帯(スタート)キー6fに
よりAM6:00と設定するとともに、時間帯(エン
ド)キー6gによりAM9:00を設定すると、チャン
ネル1のAM6:00〜9:00の番組である1−A
(クラシック曲)が受信される。また、チャンネルキー
6dにより、チャンネル3を選択し、時間帯(スター
ト)キー6fによりAM9:00と設定するとともに、
時間帯(エンド)キー6gによりPM3:00を設定す
ると、チャンネル1のAM9:00〜PM3:00の番
組である3−A(ジャズ曲)が受信される。また、電源
ON/OFFキー6hにより放送受信装置21のオン/
オフを操作することができる。
【0033】各スクロールキー6a,6bを操作するこ
とにより、その前にチャンネルキー6dが操作された場
合にはチャンネルを、音色キー6eが操作された場合に
は音色NO.を、時間帯(スタート)キー6fが操作さ
れた場合には受信スタート時刻を、時間帯(エンド)キ
ー6gが操作された場合には受信エンド時刻を、プログ
ラム(NO.)キー6iが操作された場合には、後述す
るレジストレーションメモリ31に記憶されるアドレス
番号を、各々スクロールすることができる。
【0034】レジストレーションメモリ31は、RAM
等で構成され、自動選局用データを記憶する。すなわ
ち、レジストレーションメモリ31には、図6に示した
フォーマットにて、アドレス1〜Nごとにチャンネル
(CH)NO.、音色NO.、放送の時間帯を格納する
記憶領域が設けられている。チャンネル(CH)NO.
の記憶領域には、前記チャンネルキー6dの操作と各ス
クロールキー6a,6bの操作により設定されたチャン
ネルNO.が記憶され、音色NO.の記憶領域には音色
キー6eと各スクロールキー6a,6bの操作により設
定された3(ピアノ音)、1(ギター音)、2(サック
ス音)等の音色NO.が記憶される。また、放送の時間
帯の記憶領域には、時間帯(スタート)キー6fと各ス
クロールキー6a,6bの操作により設定された受信ス
タート時刻と、時間帯(エンド)キー6gと各スクロー
ルキー6a,6bの操作により設定された受信エンド時
刻とが記憶される。
【0035】原信号発生器32は、水晶、抵抗及び容量
等で構成された、所謂水晶発振器であり、一定周波数の
原クロック信号を発生する。また、分周回路33は、例
えば、バイナリーカウンターを数段組み合わせることに
より形成されており、原信号発生器32から入力される
原クロック信号を分周して、時計用の基準信号として利
用できる1Hzのクロック信号を生成して、CPU30
に出力する。CPU30は、この分周回路33からのク
ロック信号により現在時刻を計時して、LCD37に現
在時刻を表示させたり、放送受信装置21の電源のオン
/オフ制御を行う等の各種制御に利用している。
【0036】ICコインメモリ9は、CPU11と楽音
発生回路12及び自動演奏データメモリ13を有してい
る。CPU11は、マイクロプロセッサー、ROM及び
RAM等で構成され、ROM内には、放送局からMID
I信号で送信された自動演奏データを用いて楽音発生回
路12を制御するに必要なプログラムや、この自動演奏
データを自動演奏データメモリ13に順次記憶させるに
必要なプログラム等が記憶されている。RAMは、ワー
クメモリとして利用され、マイクロプロセッサーが、R
OM内のプログラムに従って、楽音発生回路12を制御
することにより、自動演奏手段が達成される。また、楽
音発生回路12はCPU11からの指示に従った音高、
音長、音色、音量の楽音信号を生成し、この楽音信号は
アンプ14により増幅され、前記イヤホン15に内蔵さ
れたスピーカ16から放音される。
【0037】次に、以上の構成にかかる本実施例の作用
について説明する。
【0038】放送受信装置21は、時刻表示も行うこと
ができ、放送の受信を行っていないときには、LCD3
7に時刻表示を行っている。すなわち、放送受信装置2
1は、自動演奏用操作部6の電源ON/OFFキー6h
がオフにされているときには、自動的に、時計モードが
設定されるようになっており、この時計モードの設定下
では、CPU30により分周回路33から入力されるク
ロック信号に現在時刻を計時し、表示位置を決定してテ
キストVRAM27の対応する位置に現在時刻の情報を
出力する。このテキストVRAM27からDG8を介し
て表示コントローラ29に現在時刻の情報を出力し、L
CD37の所定位置に現在時刻を表示させる。
【0039】一方、CPU30は常に図7,8に示した
フローチャートに従って動作を行っており、先ず自動演
奏用操作部6の電源ON/OFFキー6hがオン操作さ
れたか否かを判別し(SA1)、該電源ON/OFFキ
ー6hがオン操作されると、次のSA2に進む。そし
て、SA2ではモードキー6cの操作状態に基づき、設
定されているモードが登録モードと受信モードのいずれ
であるかを判別し、登録モードである場合には図8のS
A3に進んでアドレス番号mとして初期値“1”を設定
するとともに、フラグAをセットする(SA4)。引き
続き、プログラムNO.キー6i、チャンネルキー6
d、音色キー6e、時間帯(スタート)キー6f、時間
帯(エンド)キー6gのいずれかがオン操作されたか否
かを判別する(SA5)。
【0040】そして、プログラムNO.キー6iがオン
操作された場合にはフラグAのみをセットするとともに
他のフラグB,C,D,Eをリセットし(SA6)、チ
ャンネルキー6dがオン操作された場合にはフラグBの
みをセットするとともに他のフラグA,C,D,Eをリ
セットする(SA7)。また、音色キー6eがオン操作
された場合にはフラグCのみをセットするとともに他の
フラグA,B,D,Eをリセットし(SA8)、時間帯
(スタート)キー6fがオン操作された場合にはフラグ
Dのみをセットするとともに他のフラグA,B,C,E
をリセットする(SA9)。さらに、時間帯(エンド)
キー6gがオン操作された場合にはフラグEのみをセッ
トするとともに他のフラグA,B,C,Dをリセットし
(SA10)、いずれのキーも操作されなかった場合に
はそのままSA11に進む。
【0041】このSA11では、送りスクロールキー6
bが操作されたか否かを判別し、該送りスクロールキー
6bが操作されてた場合には、前述したSA6〜SA1
0でセットされたフラグがA〜Eのいずれであるかを判
別する(SA12)。そして、セットされているフラグ
がAである場合には、アドレス番号mをインクリメント
し(SA13)、Bである場合にはmアドレスのCH、
つまりアドレス番号mで示されるチャンネル(CH)記
憶領域に格納されるチャンネルNO.をインクリメント
する(SA14)。また、セットされているフラグがC
である場合にはmアドレスの音色NO.をインクリメン
トし(SA15)、Dである場合にはmアドレスのスタ
ート時刻をインクリメントし(SA16)、さらにEで
ある場合にはmアドレスのエンド時刻をインクリメント
する(SA17)。
【0042】一方、送りスクロールキー6bが操作され
ていない場合には、SA11からSA18に進み、戻り
スクロールキー6aが操作されたか否かを判別し、該戻
りスクロールキー6aが操作されてた場合にも、前述し
たSA6〜SA10でセットされたフラグがA〜Eのい
ずれであるかを判別する(SA19)。そして、セット
されているフラグがAである場合には、アドレス番号m
をデクリメントし(SA20)、Bである場合にはmア
ドレスのCH、つまりアドレス番号mで示されるチャン
ネル(CH)記憶領域に格納されるチャンネルNO.を
デクリメントする(SA21)。また、セットされてい
るフラグがCである場合にはmアドレスの音色NO.を
デクリメントし(SA22)、Dである場合にはmアド
レスのスタート時刻をデクリメントし(SA23)、さ
らにEである場合にはmアドレスのエンド時刻をデクリ
メントする(SA24)。
【0043】そして、このようにSA11とSA12の
判別結果に応じたSA13〜SA17の処理、又はSA
18とSA19の判別結果に応じたSA20〜SA24
の処理を実行した後、モードキー6cにより設定されて
いるモードが登録モードと受信モードのいずれであるか
を再度判別し(SA25)、登録モードが設定されてい
る状態にあれば、前述したSA4からこのSA25まで
の判別処理を繰り返す。
【0044】したがって、登録モードを設定した状態
で、順次プログラム(NO.)キー6i、チャンネルキ
ー6d、音色キー6e、時間帯(スタート)キー6f、
時間帯(エンド)キー6gのいずれかを操作し、かつ送
りスクロールキー6bと戻りスクロールキー6aのいず
れかを操作することにより、図6に例示したように、各
アドレスに対応して、チャンネル(CH)NO.、音色
NO.、放送の時間帯がレジストレーションメモリ31
に記憶される。
【0045】そして、モードキー6cを操作して登録モ
ードから受信モードに切り替えた場、あるいは、電源O
N/OFFスイッチ6hをオンにした際予め受信モード
が設定されている場合には、図7のSA26に進み受信
処理を実行する。この受信処理では、CPU30は電源
装置34にオンを指示する制御信号(例えば、「H」の
信号)を出力し、電源装置34はオンを指示する制御信
号が入力されると、チューナー23、VIF4、マイク
ロプロセッサー25、及びエラー検出器26に電源を供
給し、これにより自動演奏データを受信し得る状態が形
成される。
【0046】引き続き、SA27では、図6に示したレ
ジストレーションメモリ31の記憶内容を各アドレスご
とに検索することにより、放送の時間帯に記憶されたデ
ータに現在時刻を含む時間帯データがあるか否かを判別
する(SA27)。そして、いずれのアドレスにも、現
在時刻を含む時間帯データがない場合には、メッセージ
出力を行って、「選局すべき局なし」の表示を表示部4
に表示させる(SA28)。
【0047】また、いずれかのアドレスに現在時刻を含
む時間帯データがある場合には、当該時間データに対応
するチャンネルNO.データを読み出す(SA29)。
たとえば、現在時刻がAM6:00であったとすると、
図6に示したアドレス1の時間帯データAM6:00〜
AM9:00に、現在時刻が含まれていることから、こ
のAM6:00〜AM9:00に対応するチャンネルN
O.データであるチャンネルNO.“1”を読み出す。
引き続き、この読み出されたチャンネルNO.データに
対応する放送局を選局し(SA30)、このSA30の
処理によりチューナー23には、チャンネルNO.1の
放送局の受信周波数が設定され、チャンネルNO.1の
放送局からの自動演奏データの受信が開始される。
【0048】次に、エラー検出器26からのエラーデー
タ(エラー数の情報)に基づきエラー検出を行い(SA
31)、引き続き受信した当該放送局からの自動演奏デ
ータの受信状態が良好であるか否かをエラー検出26か
ら入力されたエラー数の情報により判別する(SA3
2)。そして、受信状態が不良であると判別した場合に
は、現在時刻に一番近い時間帯データに対応するチャン
ネルNO.データを読み出す(SA33)。
【0049】たとえば、前述のように現在時刻がAM
6:00であり、よって、アドレス1に記憶されたチャ
ンネルNO.1の放送局の受信を開始した場合におい
て、当該チャンネルNO.1の受信状態が不良であると
すると、このチャンネル1以外であって、現在時刻のA
M6:00に一番近い時間帯データはアドレス2に記憶
されているAM9:00〜PM3:00である。また、
この時間帯データAM9:00〜PM3:00に対応す
るチャンネルNO.データは、“3”であることから、
チャンネルNO.3を読み出すのである。そして、この
SA33の処理を行った後、前述したSA30からの判
別処理を繰り返す。
【0050】また、前記エラー数に基づき受信状態が良
好と判別した場合には、読み出されたチャンネルNO.
データに対応する音色NO.データを読み出し(SA3
4)、この読み出された音色NO.データに対応する音
色で、選局中の自動演奏曲を演奏開始するとともに、受
信された自動演奏データに基づいて、対応する楽譜をL
CD27に液晶表示する(SA35)。たとえば、現在
時刻がAM6:00であって、チャンネルNO.1の受
信状態が良好であれば、音色NO.3のピアノ音で図5
に示した1−A曲(クラシック曲)の自動演奏をこのと
き受信されている自動演奏データに基づき実行し、か
つ、後述するSB5と同様にして表示部4に楽譜を表示
する。この自動演奏は、ICコインメモリ9に内蔵され
ているCPU11が、放送受信装置21内のCPU30
から転送される自動演奏データ(MIDIデータ)およ
び読み出された音色NO.データを楽音発生回路12に
送出し、この送出された音色NO.データに対応する音
色で転送された自動演奏データに従った音高、音長、音
量の楽音信号の生成を指示することにより行われる。そ
して、楽音発生回路12により生成された楽音信号は、
アンプ14により増幅され、この増幅された楽音信号に
よりイヤホン15内のスピーカ16を駆動することによ
り、イヤホン15から前記自動演奏データに従った楽曲
が音色NO.に対応するピアノ音で放音される。
【0051】なお、たとえば現在時刻がAM6:00で
あり、かつ前述したSA32の判別結果が受信不良であ
って、前述のようにSA33の処理によりチャンネルN
O.データ“3”が読み出された場合には、AM6:0
0の時点でのチャンネルNO.3の番組は、3−A曲
(ジャズ曲)であって、また、このチャンネルNO.3
に対応する音色NO.は“1(ギター音)”であること
から、3−A曲(ジャズ曲)がギター音色にて自動演奏
される。したがって、この場合には受聴者の意に反する
曲が自動演奏されることになるが、適正に自動演奏を実
行させるためには、受信状態の良否が大きく影響するこ
とから、適正な自動演奏の実行を優先して、受信状態が
不良である場合には受聴者の意に反しても、受信状態の
良好な局を自動選択するようにしてある。
【0052】また、SA35に続くSA36では、受信
された自動演奏データ、読み出されたチャンネルNO.
データ、音色NO.データ、および時間帯データにより
表される自動演奏所要時間データを、ICコインメモリ
9内の自動演奏データメモリ13に記憶させる。したが
って、自動演奏データメモリ13には順次受信されてい
る自動演奏データが、チャンネルNO.データ、音色N
O.データ、自動演奏所要時間データとともに記憶され
る。
【0053】そして、次のSA37では、選局中の時間
帯データで表された時間が経過したか否かを判別し、こ
の時間が経過するまで前述した自動演奏の実行と自動演
奏データの記憶とを継続し、前記時間が経過した時点
で、SA27からの判別処理を実行する。したがって、
レジストレーションメモリ31に図6に示した内容が予
め記憶されており、かつ、各チャンネルの受信状態が全
て良好であったとすると、自動演奏データメモリ13に
は、図9に示したように、各データが記憶される。
【0054】たとえば、アドレス1には1−A曲(クラ
シック曲)の自動演奏データが記憶されるとともに、音
色NO.として3(ピアノ音)が記憶され、自動演奏時
間としてAM6:00〜PM9:00の時間である3時
間が記憶される。また、アドレス2には3−B曲(ジャ
ズ曲)の自動演奏データが記憶されるとともに、音色N
O.として1(ギター音)が記憶され、自動演奏時間と
してAM9:00〜PM3:00の時間である6時間が
記憶される。さらに、アドレス3には1−B曲(クラシ
ック曲)の自動演奏データが記憶されるとともに、音色
NO.として2(サックス音)が記憶され、自動演奏時
間としてPM3:00〜PM6:00の時間である3時
間が記憶される。
【0055】そして、レジストレーションメモリ31に
記憶された番組の自動演奏を全て終了することにより、
現在時刻データを含む時間帯データがなくなると、SA
27の判別がNOとなり、SA27からSA28に進ん
で前述したメッセージ出力を行い、受信モードに対応す
る制御を終了させる。
【0056】他方、モードキー6cの操作により、再生
モードが設定されている状態にあると、ICコインメモ
リ9内のCPU11が図10に示したフローチャートに
したがって動作し、先ず、電源ON/OFFスイッチ6
hがオン操作されたか否かを判別する(SB1)。該電
源ON/OFFスイッチ6hがオン操作されると、自動
演奏スタートスイッチ6jがオンとなったか否かを判別
し(SB2)、オンとなった時点で、アドレスを1にセ
ットする(SB3)。
【0057】次に、自動演奏データメモリ13から、こ
のアドレスに対応する自動演奏データ、音色NO.デー
タ、自動演奏時間データを読み出す(SB4)。つま
り、図9に示したように、アドレス1に1−A曲(クラ
シック曲)の自動演奏データが記憶され、音色NO.と
して3(ピアノ音)が記憶され、自動演奏時間として3
時間が記憶されているとすると、これらのアドレス1に
対応するデータが全て読み出される。
【0058】引き続き、読み出された自動演奏データに
基づき、該自動演奏データで示される楽譜を、LCD3
7を有する表示部4に、五線譜とともに表示することに
より、1−A曲(クラシック曲)の楽譜として順次表示
させて行く。さらに、読み出された自動演奏データ、音
色NO.データを楽音発生回路12に送出し(SB
6)、該楽音発生回路12が自動演奏データと音色N
O.データとにしたがって楽音信号を生成することによ
り、前述したようにイヤホン15から音色NO.データ
に対応する音色で自動演奏された楽曲が放音される。
【0059】さらに、前述のSB4で読み出された自動
演奏時間データに対応する時間が経過したか否かを判別
し(SB7)、この時間が経過するまで読み出した自動
演奏データに基づく楽譜表示と自動演奏とを継続する。
そして、前述のSB4で読み出された自動演奏時間デー
タに対応する時間が経過すると、その時点でSB7から
SA8に進み、今まで楽譜表示及び自動演奏に用いた自
動演奏データが記憶されているアドレスが記憶済最終ア
ドレスであるか否か、つまり、自動演奏データメモリ1
3に記憶されている各アドレスごとのデータの読み出し
を全て完了したか否かを判別する(SB8)。
【0060】そして、例えば現在、アドレス1に記憶さ
れた自動演奏データに基づく自動演奏を終了した時点で
あって、アドレス2,3に記憶された自動演奏データに
基づく自動演奏が実行されていない状態にある場合に
は、アドレスをインクリメントした後(SB9)、SB
4からの処理判別を繰り返す。したがって、SB9の処
理により各アドレスごとに記憶された自動演奏データに
基づく楽譜表示と自動演奏とが終了するごとに、次のア
ドレスに記憶された自動演奏データに基づく楽譜表示と
自動演奏とが順次実行される。そして、自動演奏データ
メモリ13に記憶された全ての自動演奏データに基づく
楽譜表示と自動演奏とが終了した時点で、この再生モー
ドに対応する制御を終了する。
【0061】なお、この実施例においては、ICコンメ
モリ9にCPU11と楽音発生回路12及び自動演奏デ
ータメモリ13を設けるようにしたが、楽音発生回路1
2及び自動演奏データメモリ13のみをICコンメモリ
9側に設け、放送受信装置21内のCPU30により楽
音発生回路12を制御する構成、あるいは自動演奏デー
タメモリ13のみをICコンメモリ9側に設け、楽音発
生回路12を放送受信装置21側に設ける構成としても
よい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または請
求項7の発明によれば、記憶されている複数のチャンネ
ル番号のなかから一つの複数のチャンネル番号を記憶手
段から読み出し、この読み出されたチャンネル番号に対
する番組の自動演奏データを外部から受信することが
できる。また、モード設定手段により第1のモードが設
定されていることを条件に、受信された自動演奏デー
タ、この自動演奏データに用いられる音色を示す音色番
号データ、および、前記自動演奏データの演奏時間を示
す自動演奏時間データを対応づけて複数組記憶させるこ
とができる。また、そればかりでなく、モード設定手段
により第2のモードが設定された際に、計時されている
現在時刻を表示させることができ、更に、モード設定手
段により第3のモードが設定されていることを条件に、
記憶されている複数組の自動演奏データおよび音色番号
データのなかから選択された一組の自動演奏データおよ
び音色番号データを読み出し、この読み出された自動演
奏データと前記音色番号データとを楽音発生手段に送出
し、前記自動演奏データに従った自動演奏音を、前記自
動演奏時間データで示される演奏時間、前記音色番号デ
ータで示される音色で再生出力させるように制御すると
ともに、前記自動演奏データに関連する関連データを表
示させることができる。
【0063】また、請求項2または請求項8の発明によ
れば、モード設定手段により第1のモードが設定されて
いることを条件に、受信された自動演奏データ、この自
動演奏データに用いられる音色の種類を示す音色番号デ
ータ、および、この自動演奏データの演奏時間を示す自
動演奏時間データを対応づけて複数組記憶させることが
できる。また、モード設定手段により第2のモードが設
定された際には、計時されている現在時刻を表示手段に
表示させることができる。また、そればかりでなく、モ
ード設定手段により第3のモードが設定されていること
を条件に、記憶されている複数組の自動演奏データおよ
び音色番号データのなかから選択された一組の自動演奏
データおよび音色番号データを読み出し、この読み出さ
れた自動演奏データと前記音色番号データとを前記楽音
発生手段に送出し、前記自動演奏データに従った自動演
奏音を、前記自動演奏時間データで示される演奏時間、
前記音色番号データで示される音色で再生出力させるよ
うに制御するとともに、前記自動演奏データに関連する
関連データを表示させることができる。また、請求項3
または請求項9の発明によれば、モード設定手段により
第1のモードが設定されていることを条件に、受信され
た自動演奏データ、この自動演奏データに用いられる音
色の種類を示す音色番号データ、および、この自動演奏
データの演奏時間を示す自動演奏時間データを対応づけ
て複数組記憶させることができる。また、モード設定手
段により第2のモードが設定された際には、計時されて
いる現在時刻を表示手段に表示させることができる。ま
た、そればかりでなく、モード設定手段により第3のモ
ードが設定されていることを条件に、記憶されている複
数組の自動演奏データおよび音色番号データのなかから
選択された一組の自動演奏データおよび音色番号データ
を読み出し、この読み出された自動演奏データと前記音
色番号データとを前記楽音発生手段に送出し、前記自動
演奏データに従った自動演奏音を、前記自動演奏時間デ
ータで示される演奏時間、前記音色番号データで示され
る音色で再生出力させるように制御することができる。
【0064】
【0065】
【0066】
【0067】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部外観図である。
【図2】同実施例において蓋を開けてICコインメモリ
を装着する前の状態を示す斜視図である。
【図3】同実施例の自動演奏用操作部を示す平面図であ
る。
【図4】同実施例の全体回路構成図である。
【図5】放送番組表の一例を示す図である。
【図6】同実施例のレジストレーションメモリに記憶さ
れた内容の一例を示す図である。
【図7】送信された自動演奏データに基づく自動演奏を
行うための手順を示すフローチャートである。
【図8】図7に示したフローチャートのSA2に続く、
番組をプリセットするための手順を示すフローチャート
である。
【図9】自動演奏データメモリに記憶された記憶内容の
一例を示す図である。
【図10】自動演奏データメモリに記憶されたデータに
基づく楽譜表示と自動演奏とを行うための手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
4 表示部 9 ICコインメモリ 11 CPU 12 楽音発生回路 13 自動演奏データメモリ 21 放送受信装置 29 表示コントローラ 30 CPU 31 レジストレーションメモリ 35 X−CTR 36 Y−CTR 37 LCD
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−116284(JP,A) 特開 昭57−26896(JP,A) 特開 昭56−90286(JP,A) 特開 昭63−159898(JP,A) 特開 昭61−200786(JP,A) 特開 平3−23499(JP,A) 特開 昭56−114998(JP,A) 特開 昭58−28686(JP,A) 特開 昭62−9289(JP,A) 特開 昭60−198925(JP,A) 特開 平2−222998(JP,A) 特開 昭62−184495(JP,A) 実開 昭61−189297(JP,U) 実開 昭63−60991(JP,U) 実開 平2−98399(JP,U) 実開 昭59−94449(JP,U) 特公 昭63−15777(JP,B2)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻表示機能と自動演奏機能とを装置本
    体に備えた自動演奏装置において、 前記装置本体は、 第1、第2および第3のモードのいずれかを設定するモ
    ード設定手段と、 データを表示する表示手段と、外部に記憶されている 自動演奏データに係る番組に対応
    するチャンネルの番号を示すチャンネル番号を複数記憶
    している第1の記憶手段と、 現在時刻を計時する計時手段と、前記第1の記憶手段 により記憶されている複数のチャン
    ネル番号のなかから一つの複数のチャンネル番号を前記
    第1の記憶手段から読み出し、この読み出されたチャン
    ネル番号に対応する番組の自動演奏データを前記外部か
    受信する受信手段と、 前記モード設定手段により第1のモードが設定されてい
    ることを条件に、前記受信手段により受信された自動演
    データ、この自動演奏データに用いられる音色を示す
    音色番号データ、および、前記自動演奏データの演奏時
    間を示す自動演奏時間データを対応づけて第2の記憶手
    に複数組記憶させる第1の制御手段と、 自動演奏データに従って自動演奏音を発生する楽音発生
    手段と、 前記モード設定手段により第2のモードが設定された際
    に、前記計時手段により計時されている現在時刻を前記
    表示手段に表示させるように制御する第2の制御手段
    と、 前記モード設定手段により第3のモードが設定されてい
    ことを条件に、前記第2の記憶手段に記憶されている
    複数組の自動演奏データおよび音色番号データのなかか
    ら選択された一組の自動演奏データおよび音色番号デー
    タを読み出し、この読み出された自動演奏データと前記
    音色番号データとを前記楽音発生手段に送出し、前記自
    動演奏データに従った自動演奏音を、前記自動演奏時間
    データで示される演奏時間、前記音色番号データで示さ
    れる音色で再生出力させるように制御するとともに、前
    記自動演奏データに関連する関連データを前記表示手段
    に表示させるように制御する第3の制御手段と、 を備えていることを特徴とする自動演奏装置。
  2. 【請求項2】 時刻表示機能と自動演奏機能とを装置本
    体に備えた自動演奏装置において、 前記装置本体は、 第1、第2および第3のモードのいずれかを設定するモ
    ード設定手段と、 データを表示する表示手段と、 音高、音長を含む自動演奏データ、音色の種類を示す音
    色番号、および、自動演奏時間を示す自動演奏時間デー
    タを記憶する記憶手段と、 現在時刻を計時する計時手段と、 外部から送られてきた自動演奏データを受信する受信手
    段と、 前記モード設定手段により第1のモードが設定されてい
    ることを条件に、前記受信手段により受信された自動演
    奏データ、この自動演奏データに用いられる音色の種類
    を示す音色番号データ、および、この自動演奏データの
    演奏時間を示す自動演奏時間データを対応づけて前記記
    憶手段に複数組記憶させる第1の制御手段と、 自動演奏データに従って自動演奏音を発生する楽音発生
    手段と、 前記モード設定手段により第2のモードが設定された際
    に、前記計時手段により計時されている現在時刻を前記
    表示手段に表示させるように制御する第2の制御手段
    と、 前記モード設定手段により第3のモードが設定されてい
    ことを条件に、前記記憶手段に記憶されている複数組
    の自動演奏データおよび音色番号データのなかから選択
    された一組の自動演奏データおよび音色番号データを読
    み出し、この読み出された自動演奏データと前記音色番
    号データとを前記楽音発生手段に送出し、前記自動演奏
    データに従った自動演奏音を、前記自動演奏時間データ
    で示される演奏時間、前記音色番号データで示される音
    色で再生出力させるように制御するとともに、前記自動
    演奏データに関連する関連データを前記表示手段に表示
    させるように制御する第3の制御手段と、 を備えていることを特徴とする自動演奏装置。
  3. 【請求項3】 時刻表示機能と自動演奏機能とを装置本
    体に備えた自動演奏装置において、 前記装置本体は、 第1、第2および第3のモードのいずれかを設定するモ
    ード設定手段と、 データを表示する表示手段と、 現在時刻を計時する計時手段と、 自動演奏データを外部から受信する受信手段と、 前記モード設定手段により第1のモードが設定されてい
    ることを条件に、前記受信手段により受信された自動演
    データ、この自動演奏データに用いられる音色を示す
    音色番号データ、および、前記自動演奏データの演奏時
    間を示す自動演奏時間データを対応づけて記憶手段に複
    数組記憶させる第1の制御手段と、 自動演奏データに従って自動演奏音を発生する楽音発生
    手段と、 前記モード設定手段により第2のモードが設定された際
    に、前記計時手段により計時されている現在時刻を前記
    表示手段に表示させるように制御する第2の制御手段
    と、 前記モード設定手段により第3のモードが設定されてい
    ことを条件に、前記記憶手段に記憶されている複数組
    の自動演奏データおよび音色番号データのなかから選択
    された一組の自動演奏データおよび音色番号データを読
    み出し、この読み出された自動演奏データと前記音色番
    号データとを前記楽音発生手段に送出し、前記自動演奏
    データに従った自動演奏音を、前記自動演奏時間データ
    で示される演奏時間、前記音色番号データで示される音
    色で再生出力させるように制御する第3の制御手段と、 を備えていることを特徴とする自動演奏装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の自動演
    奏装置において、 前記記憶手段は、前記装置本体に着脱可能に設けられて
    いることを特徴とする自動演奏装置。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項3に記載の自動演
    奏装置において、 前記装置本体は、使用者の腕に装着される電子機器本体
    であることを特徴とする自動演奏装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の自動演奏装置におい
    て、 前記電子機器本体は、腕時計型本体であり、この腕時計
    本体は、時計本体、この時計本体を使用者の腕に装着さ
    せるための時計バンド、および前記時計本体から引き出
    されたイヤホンコードの先端に設けられたイヤホンとを
    備えていることを特徴とする自動演奏装置。
  7. 【請求項7】 第1、第2および第3のモードのいずれ
    かを設定するモード設定手段とデータを表示する表示手
    段とを装置本体に備えた自動演奏装置に用いられる自動
    演奏制御方法において、 現在時刻を計時する計時ステップと、外部に記憶されている 自動演奏データに係る番組に対応
    するチャンネルの番号を示すチャンネル番号を複数記憶
    している第1の記憶手段を制御し、この第1の記憶手段
    に記憶されている複数のチャンネル番号のなかから一つ
    の複数のチャンネル番号を前記第1の記憶手段から読み
    出し、この読み出されたチャンネル番号に対応する番組
    自動演奏データを前記外部から受信する受信ステップ
    と、 前記モード設定手段により第1のモードが設定されてい
    ることを条件に、前記受信ステップにより受信された自
    動演奏データ、この自動演奏データに用いられる音色を
    示す音色番号データ、および、前記自動演奏データの演
    奏時間を示す自動演奏時間データを対応づけて第2の記
    憶手段に複数組記憶させる第1の制御ステップと、 前記モード設定手段により第2のモードが設定された際
    に、前記計時ステップにより計時されている現在時刻を
    表示手段に表示させるように制御する第2の制御ステッ
    プと、 前記モード設定手段により第3のモードが設定されてい
    ことを条件に、前記第2の記憶手段に記憶されている
    複数組の自動演奏データおよび音色番号データのなかか
    ら選択された一組の自動演奏データおよび音色番号デー
    タを読み出し、この読み出された自動演奏データと前記
    音色番号データとを、自動演奏データに従って自動演奏
    音を発生するための楽音発生手段に送出し、前記自動演
    奏データに従った自動演奏音を、前記自動演奏時間デー
    タで示される演奏時間、前記音色番号データで示される
    音色で再生出力させるように制御するとともに、前記自
    動演奏データに関連する関連データを前記表示手段に表
    示させるように制御する第3の制御ステップと、 を備えていることを特徴とする自動演奏制御方法。
  8. 【請求項8】 第1、第2および第3のモードのいずれ
    かを設定するモード設定手段データを表示する表示手
    、および、データを記憶する記憶手段を装置本体に備
    えた自動演奏装置に用いられる自動演奏制御方法おい
    て、 現在時刻を計時する計時ステップと、 自動演奏データを外部から受信する受信ステップと、 前記モード設定手段により第1のモードが設定されてい
    ることを条件に、前記受信ステップにより受信された自
    動演奏データ、この自動演奏データに用いられる音色を
    示す音色番号データ、および、前記自動演奏データの演
    奏時間を示す自動演奏時間データを対応づけて前記記憶
    手段に複数組記憶させる第1の制御ステップと、 前記モード設定手段により第2のモードが設定された際
    に、前記計時ステップにより計時されている現在時刻を
    前記表示手段に表示させるように制御する第2の制御ス
    テップと、 前記モード設定手段により第3のモードが設定されてい
    ことを条件に、前記記憶手段に記憶されている複数組
    の自動演奏データおよび音色番号データのなかから選択
    された一組の自動演奏データおよび音色番号データを読
    み出し、この読み出された自動演奏データと前記音色番
    号データとを、自動演奏データに従って自動演奏音を発
    生する楽音発生手段に送出し、前記自動演奏データに従
    った自動演奏音を、前記自動演奏時間データで示される
    演奏時間、前記音色番号データで示される音色で再生出
    力させるように制御するとともに、前記自動演奏データ
    に関連する関連データを前記表示手段に表示させるよう
    に制御する第3の制御ステップと、 を備えていることを特徴とする自動演奏制御方法。
  9. 【請求項9】 第1、第2および第3のモードのいずれ
    かを設定するモード設定手段データを表示する表示手
    、および、データを記憶する記憶手段を装置本体に備
    えた自動演奏装置に用いられる自動演奏制御方法おい
    て、 現在時刻を計時する計時ステップと、 自動演奏データを外部から受信する受信ステップと、 前記モード設定手段により第1のモードが設定されてい
    ることを条件に、前記受信ステップにより受信された自
    動演奏データ、この自動演奏データに用いられる音色を
    示す音色番号データ、および、前記自動演奏データの演
    奏時間を示す自動演奏時間データを対応づけて前記記憶
    手段に複数組記憶させる第1の制御ステップと、 前記モード設定手段により第2のモードが設定された際
    に、前記計時ステップにより計時されている現在時刻を
    前記表示手段に表示させるように制御する第2の制御ス
    テップと、 前記モード設定手段により第3のモードが設定されてい
    ことを条件に、前記記憶手段に記憶されている複数組
    の自動演奏データおよび音色番号データのなかから選択
    された一組の自動演奏データおよび音色番号データを読
    み出し、この読み出された自動演奏データと前記音色番
    号データとを、自動演奏データに従って自動演奏音を発
    生する楽音発生手段に送出し、前記自動演奏データに従
    った自動演奏音を、前記自動演奏時間データで示される
    演奏時間、前記音色番号データで示される音色で再生出
    力させるように制御する第3の制御ステップと、 を備えていることを特徴とする自動演奏制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載の自動
    演奏制御方法において、 前記記憶手段は、前記装置本体に着脱可能に設けられて
    いることを特徴とする自動演奏制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項8または請求項9に記載の自動
    演奏制御方法において、 前記装置本体は、使用者の腕に装着される電子機器本体
    であることを特徴とする自動演奏制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の自動演奏制御方法
    において、 前記電子機器本体は、腕時計型本体であり、この腕時計
    本体は、時計本体、この時計本体を使用者の腕に装着さ
    せるための時計バンド、および前記時計本体から引き出
    されたイヤホンコードの先端に設けられたイヤホンとを
    備えていることを特徴とする自動演奏制御方法。
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