JP3382815B2 - 輪転機の巻取紙自動装着方法及び輪転機の巻取紙自動装着装置 - Google Patents

輪転機の巻取紙自動装着方法及び輪転機の巻取紙自動装着装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輪転機の給紙部に
適用される、輪転機の巻取紙自動装着方法及び輪転機の
巻取紙自動装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8,図9は従来の輪転機の給紙部を示
すものであり、給紙装置1′の巻取紙取付アーム3(図
9参照)に装着された巻取紙2から走行紙(ウェブ)1
3が引き出され、このウェブ13が図示しない輪転機の
印刷部に送出されている。そして、巻取紙2の残量が減
少して所定の直径以下になると、次に準備されている新
しい巻取紙2に自動的に交換(紙継)され連続的にウェ
ブ13が送り出される。
【0003】使用済の小径の巻取紙(残紙又は残芯)は
巻取紙取付アーム3から取り外され、搬送台車5′に設
けられた残芯回収装置(図示省略)により回収されると
ともに、搬送台車5′により搬送された新たな巻取紙2
と交換される。そして、新たな巻取紙2の装着時には、
搬送台車5′に付設されたリフタ7により巻取紙2を上
昇させ、上方で待機している取付アーム3のチャック4
(図9参照)位置と巻取紙2の中心位置とを合致させた
後、チャック4を巻取紙2に押し付けて新たな巻取紙2
を取り付けるのである。
【0004】その後、搬送台車5′のリフタ7を下降さ
せて、搬送台車5′を後退させ残芯を搬出する。なお、
これ以外にも、図10に示すように、搬送台車5′にリ
フタを設ける代わりに、フロアにリフタ7を設置し、搬
送台車5′と巻取紙2とを一緒に上昇させるものも開
発,実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに搬送台車やフロアにリフト機構(リフタ)が設けら
れた従来の技術では、以下のような課題があった。すな
わち、一般にこのようなリフト機構には大型の駆動装置
が必要であり、リフト機構を搬送台車に付設する場合
は、搬送台車の重量が増加するとともに大型化してしま
い、これにともない装置全体のコストも上昇してしまう
という課題がある。特に、新聞印刷用の輪転機では搬送
台車の台数が多く、搬送台車を小型化、軽量化したいと
いう要望がある。また、リフト機構の駆動装置に要求さ
れる駆動力も大きく運転コストも高くなるという課題も
ある。
【0006】また、フロアにリフト機構を設ける場合に
は、やはりリフト機構や動力機構により装置全体のコス
トや運転コストが増大するとともに、リフト機構や動力
機構の設置スペースが大きいという課題がある。なお、
特開平8−133533号公報等にも関連する技術が開
示されているが、このような技術は上述の課題を解決す
るようなものではなかった。
【0007】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、リフト機構を用いることなく巻取紙の交換を
行なえるようにするとともに、装置全体を小型化できる
ようにした、輪転機の巻取紙自動装着方法及び輪転機の
巻取紙自動装着装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の輪転機の巻取紙自動装着方法は、輪転機の給
紙装置に巻取紙を装着する巻取紙自動装着方法におい
て、該巻取紙を搬送する巻取紙搬送台車の高さ及び該巻
取紙の径を記憶して該巻取紙搬送台車の高さと該巻取紙
の半径とを加えた高さ位置になるように該給紙装置の巻
取紙取付アームを駆動する第1のステップと、該巻取紙
搬送台車を該巻取紙取付アーム側に駆動する第2のステ
ップと、該巻取紙取付アームに設けられた巻取紙中心位
置検出手段からの検出情報に基づいて該巻取紙取付アー
ムのチャックと巻取紙中心位置とが合致した位置で該巻
取紙搬送台車を停止させる第3のステップと、該取付ア
ームのチャックにより該巻取紙の中心が把持される第4
のステップと、をそなえていることを特徴としている。
【0009】また、請求項2記載の本発明の輪転機の巻
取紙自動装着装置は、輪転機の給紙装置に巻取紙を装着
する巻取紙自動装着装置において、該巻取紙を搬送する
巻取紙搬送台車の高さ及び該巻取紙の径を入力する入力
手段と、該入力手段により入力された情報を記憶する記
憶手段と、該記憶手段に記憶された台車高さと該巻取紙
の径とから巻取紙取付アームの巻取紙装着位置を演算す
る演算手段と、該巻取紙取付アームを駆動する駆動装置
と、該巻取紙取付アームに付設され該巻取紙の中心位置
を検出する巻取紙中心位置検出手段と、該演算手段の演
算結果に基づいて該巻取紙取付アームが該巻取紙装着位
置となるように該駆動装置の作動を制御するとともに巻
取紙中心位置検出手段からの検出情報に基づいて該取付
アームと該巻取紙の中心位置とが合致する位置で該巻取
紙搬送台車を停止させる制御手段と、をそなえているこ
とを特徴としている。
【0010】また、請求項3記載の本発明の輪転機の巻
取紙自動装着装置は、上記請求項2記載の構成におい
て、該巻取紙の径を検出する巻取紙直径検出手段が設け
られ、該巻取紙直径検出手段からの検出信号に基づいて
該入力手段に該巻取紙の径が入力されるように構成され
ていることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の一実
施形態としての輪転機の巻取紙自動装着装置について図
1〜図7を用いて説明する。図中において、1は輪転機
の給紙装置であって、巻取紙2は巻取紙取付アーム3の
先端部に設けられたチャック4により回転自在に支持さ
れている。
【0012】また、この給紙装置1の巻取紙取付アーム
3(以下、単に取付アームという)は、同時に3つまで
の巻取紙2が装着可能に構成されており、上記複数の巻
取紙2のうち1つの巻取紙2の先端部が引き出されて、
図示しない輪転機の印刷部に送出されるようになってい
る。なお、符号13は、輪転機に送り出される走行紙
(ウェブ)であり、他の2つの巻取紙2は、現在使用さ
れている巻取紙2がなくなったときに、速やかに巻取紙
2の交換を行なえるように用意された予備の巻取紙2で
ある。
【0013】また、図1及び図2に示すように、取付ア
ーム3には駆動機構(駆動手段)8が設けられており、
取付アーム3はこの駆動機構8により、図1に示す回転
軸O 1 を中心に回転可能に構成されている。駆動機構8
は、後述する制御装置(以下、コントローラという)9
からの制御信号に基づいて作動状態が制御されるように
なっており、巻取紙2の交換時(取付時)以外には、基
本的には停止状態に制御されるようになっている。
【0014】また、5は新たな巻取紙2を取付アーム3
に搬送するための台車である。この台車5は、図示しな
い駆動機構により移動可能に構成されており、やはり後
述するコントローラ9からの制御信号に基づいて遠隔操
作されるようになっている。さて、図1に示すように、
本装置には、新たな巻取紙2を取付アーム3に供給する
際に台車5及び取付アーム3の作動を制御するコントロ
ーラ9が設けられている。
【0015】このコントローラ9は、入力部(入力手
段)10,記憶部(記憶手段)11,演算部(演算手
段)12及び制御信号を送出する制御部(制御手段)1
4をそなえている。このうち、入力部10には、搬送台
車5の巻取紙搬送高さh,巻取紙2の直径D,巻取紙取
付アーム3の回転中心高さH,巻取紙取付アーム3の回
転半径R等が入力されるようになっている。
【0016】また、入力部10に入力されたこれらの情
報は記憶部11に記憶されるようになっており、演算部
12では記憶部11に記憶された情報に基づいて、新た
に供給される巻取紙2の中心高さと、巻取紙2の取り付
け時の取付アーム3の角度θを演算するようになってい
る。ここで、演算手段12では、台車5の巻取紙搬送高
さhと巻取紙2の半径D/2とを加算することで、巻取
紙2の中心高さを算出するようになっている。つまり、
巻取紙2の中心高さは、h+D/2により算出される。
【0017】一方、図1に示すように、取付アーム3と
の間では下式(1)が成立する。 h+D/2=H−R・cosθ・・・・・・・(1) したがって、巻取紙2取り付け時の取付アーム3の角度
θは、下式(2)により算出される。 θ=cos-1〔{H−(h+D/2)}/R〕・・・・(2) なお、上式では、取付アーム3が回転中心の鉛直方向下
側にあるときを回転角度の基準点(θ=0)に設定して
いる。
【0018】そして、巻取紙2の装着時には、制御部1
4から台車5の駆動機構(図示省略)及び取付アーム3
の駆動機構8に制御信号が送出されることにより、これ
らの台車5や取付アーム3が所定位置まで駆動されるよ
うになっている。ところで、図2及び図3に示すよう
に、取付アーム3のチャック4近傍には巻取紙2の中心
位置を検出する巻取紙中心位置検出手段6が設けられて
いる。この巻取紙中心検出手段6は、図3に示すよう
に、通常の直径の巻取紙の取付角度(≒θ)に取付アー
ム3があるときに、チャック4の中心位置(チャックセ
ンタ)に対して略水平な位置になるように取り付けられ
ており、台車5に載置された巻取紙2の中心がこの巻取
紙中心位置検出手段6の前方を通過すると、この巻取紙
2の中心位置が検出されるようになっている。なお、巻
取紙中心位置検出手段6は、厳密な意味での巻取紙の中
心位置を検出するものに限定されず、例えば巻取紙2の
中心穴(コア、図5に示す符号2a参照)を検出するよ
うなものであればよい。
【0019】本発明の一実施形態としての輪転機の巻取
紙自動装着装置は上述のように構成されているので、巻
取紙2の装着時には、取付アーム3の回転角度がコント
ローラ9の演算部12で演算された角度θになるように
制御部14から取付アーム3の駆動機構8に制御信号が
伝達され、取付アーム3が角度θになるまで駆動され
る。これにより、搬送台車5上の巻取紙2の中心位置の
高さとチャック4の中心位置の高さとが略合致した状態
となる。
【0020】一方、コントローラ9からの制御信号によ
り搬送台車5の駆動機構が制御されて搬送台車5が取付
方向(図1中、矢印A方向)に進行する。そして、巻取
紙中心位置検出手段6により巻取紙2の中心が検出され
ると、この検出時から、中心位置検出手段6とチャック
センタとのずれ量分だけ搬送台車5を走行させた後、そ
の後搬送台車5を停止させる。
【0021】これにより、取付アーム3の取付位置(チ
ャック4中心位置)と巻取紙2の中心位置とが合致した
状態となる。次に、取付アーム3のチャック4を図示し
ない押付装置により巻取紙2の中心(コア)2aに押し
付けることによってチャック4が巻取紙2の中心を把持
し、巻取紙2が取付アーム3に取り付けられる。
【0022】その後、搬送台車5が通り抜け可能な程度
に巻取紙2を上昇させ台車5を後退させる。なお、台車
5は搬送経路にしたがって次の巻取紙2を搬送すべく回
送される。なお、巻取紙2の取付アーム3への取り付け
時には、巻取紙2の中心を一旦チャックセンタよりも前
進させ、巻取紙2のコア2aの領域を検出した後、この
領域の半分の距離だけ戻すようにしてもよい。このよう
にして巻取紙2を取り付けるようにすれば、さらに正確
な取り付け位置で巻取紙2を取付アーム3に取り付ける
ことができる。
【0023】また、図4及び図5に示すように、巻取紙
中心検出手段6をチャック4の中心部分に設けてもよ
い。このように構成した場合には、巻取紙中心検出手段
6により巻取紙2のコア2aが検出された時点で搬送台
車5を停止させれば、チャック4の中心位置と巻取紙2
の中心位置とが合致した状態となり、迅速に巻取紙2を
装着することができる利点がある。
【0024】また、図6(a),(b)に示すように、
自動的に直径を計測する巻取紙直径検出手段を設け、こ
の検出手段からの出力信号を利用して巻取紙2の直径を
自動的に入力部10に入力するように構成してもよい。
なお、図6(a)は投光器20及びイメージセンサ20
Aを用いて巻取紙2の直径を光学的に検出するものであ
り、図6(b)は巻取紙2の表面に接する検出アーム2
2と、この検出アーム22の回転角度を検出するポテン
ショメータ21とを設けて、検出アーム22の回転角度
をポテンショメータ21で電気信号に変換して巻取紙2
の直径を電気的検出するものである。
【0025】さらには、搬送台車5に記憶手段を設け、
搬送台車5に巻取紙2を載置する際に直径を計測して搬
送台車5の記憶装置に入力し、巻取紙2を取り付ける時
に巻取紙2の直径信号をコントローラ9に送出するよう
にしてもよい。次に、このような輪転機の巻取紙自動装
着装置における巻取紙2の自動装着方法について、図7
に示すフローチャートを用いて、簡単に説明する。
【0026】まず、ステップS1において、入力部10
に巻取紙搬送台車5の高さh及び巻取紙2の径Dを入力
し、記憶部11にこれらの情報を記憶させる。次に、ス
テップS2に進んで、記憶部11で記憶された情報に基
づいて、巻取紙搬送台車5の高さhと巻取紙2の半径D
/2とを加算して取付位置高さを算出する。ステップS
3では、上式(2)により巻取紙2の取り付け時の取付
アーム3の角度θが算出され、ステップS4で取付アー
ム3がステップS3で算出された角度θとなるように駆
動される(以上、第1のステップ)。
【0027】次に、ステップS5に進んで、搬送台車5
を取付アーム3側に駆動する(第2のステップ)。そし
て、ステップS6では、巻取紙中心位置検出手段6から
の検出情報に基づいて取付アーム3のチャックセンタと
巻取紙2の中心位置とが合致したか否かを判定し、中心
位置が合致したと判定されるとステップS7に進んで搬
送台車5を停止させる(第3のステップ)。
【0028】さらに、ステップS8で取付アーム3のチ
ャック4を作動させて巻取紙2を把持させ、取付アーム
3への巻取紙2の装着が完了する(第4のステップ)。
そして、この後、ステップS9において、巻取紙2が上
昇する方向に取付アーム3を回転させ、搬送台車5を後
退させ、一連の巻取紙取り付け作業が終了する。以上詳
述したように、本発明の一実施形態によれば、従来技術
のようなリフト機構(リフタ)を用いることなく巻取紙
2の取付アーム3への装着を行なうことができるので、
搬送台車5を大幅に小型、軽量化することができ、コス
トを大幅に低減することができる。また、リフト機構を
用いないので、取り扱いや保守・点検が容易になるとと
もに安全性も大幅に向上する利点がある。
【0029】また、巻取紙2の径を検出する巻取紙直径
検出手段(投光器20やポテンショメータ21)を設
け、巻取紙2の直径を自動的に入力部10に入力される
ように構成した場合には、より精度の高い自動装着が可
能となる利点がある。なお、本発明の実施形態として
は、上述のような構成に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない限り、種々の変形が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の輪転機の巻取紙自動装着方法によれば、第1のス
テップで巻取紙搬送台車の高さと巻取紙の半径とを加え
た高さ位置になるように給紙装置の巻取紙取付アームを
駆動し、第2のステップにおいて巻取紙搬送台車を巻取
紙取付アーム側に駆動するとともに、第3のステップに
おいて巻取紙取付アームのチャックと巻取紙中心位置と
が合致した位置で巻取紙搬送台車を停止させ、その後、
第4のステップで取付アームのチャックが巻取紙の中心
を把持することで巻取紙の装着が行なわれるので、リフ
ト機構等を用いることなく巻取紙の装着を行なうことが
できるという利点がある。これにより、搬送台車を大幅
に小型、軽量化することができ、コストを大幅に低減す
ることができる利点がある。また、リフト機構を用いな
いので、取り扱いや保守・点検が容易になるとともに安
全性も大幅に向上する利点がある。
【0031】また、請求項2記載の本発明の輪転機の巻
取紙自動装着装置によれば、入力手段に巻取紙搬送台車
の高さ及び巻取紙の径が入力されるとこれらの情報が記
憶手段に記憶される。また、演算手段では、記憶手段に
記憶された情報に基づいて取付アームの巻取紙装着位置
が演算される。そして、制御手段により、演算手段の演
算結果に基づいて取付アームが巻取紙装着位置まで駆動
されるとともに、巻取紙中心位置検出手段の検出情報に
基づいて、巻取紙取付アームと巻取紙の中心位置とが合
致する位置に巻取紙搬送台車が駆動され巻取紙の装着が
行なわれる。したがって、リフト機構を用いることなく
巻取紙を巻取紙取付アームへ装着することができ、搬送
台車を大幅に小型、軽量化することができる利点がある
ほか、コストを大幅に低減することができる利点があ
る。また、リフト機構を用いないので、取り扱いや保守
・点検が容易になるとともに安全性も大幅に向上する利
点がある。
【0032】また、請求項3記載の本発明の輪転機の巻
取紙自動装着装置によれば、巻取紙の径を検出する巻取
紙直径検出手段からの検出信号に基づいて記憶手段に巻
取紙の径が記憶されるので、より精度の高い自動装着が
可能となるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輪転機の巻取紙自動装着装置の全体構
成を示す模式的な構成図である。
【図2】本発明の輪転機の巻取紙自動装着装置の巻取紙
取付アーム部分示す模式的な斜視図である。
【図3】本発明の輪転機の巻取紙自動装着装置における
巻取紙中心検出手段の装着状態を説明するための図であ
る。
【図4】本発明の輪転機の巻取紙自動装着装置における
巻取紙中心検出手段の装着状態を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の輪転機の巻取紙自動装着装置における
巻取紙中心検出手段の装着状態を説明するための図であ
る。
【図6】(a),(b)はいずれも本発明の輪転機の巻
取紙自動装着装置における巻取紙直径検出手段の具体例
を示す図である。
【図7】本発明の輪転機の巻取紙自動装着方法を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】従来の巻取紙装着装置を説明するための模式図
である。
【図9】従来の巻取紙装着装置を説明するための模式図
である。
【図10】従来の巻取紙装着装置を説明するための模式
図である。
【符号の説明】
1 給紙装置 2 巻取紙 3 巻取紙取付アーム 4 チャック 5 搬送台車 6 巻取紙中心位置検出手段 8 駆動手段としての取付アーム駆動機構 9 制御装置(コントローラ) 10 入力手段としての入力部 11 記憶手段としての記憶部 12 演算手段としての演算部 13 走行紙(ウェブ) 20 巻取紙直径検出手段としての投光器 20A イメージセンサ 21 巻取紙直径検出手段としてのポテンショメータ 22 検出アーム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−5606(JP,A) 特開 平6−255795(JP,A) 実開 平4−66140(JP,U) 実開 昭61−83649(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 19/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪転機の給紙装置に巻取紙を装着する巻
    取紙自動装着方法において、 該巻取紙を搬送する巻取紙搬送台車の高さ及び該巻取紙
    の径を記憶して該巻取紙搬送台車の高さと該巻取紙の半
    径とを加えた高さ位置になるように該給紙装置の巻取紙
    取付アームを駆動する第1のステップと、 該巻取紙搬送台車を該巻取紙取付アーム側に駆動する第
    2のステップと、 該巻取紙取付アームに設けられた巻取紙中心位置検出手
    段からの検出情報に基づいて該巻取紙取付アームのチャ
    ックと巻取紙中心位置とが合致した位置で該巻取紙搬送
    台車を停止させる第3のステップと、 該取付アームのチャックにより該巻取紙が把持される第
    4のステップと、をそなえていることを特徴とする、輪
    転機の巻取紙自動装着方法。
  2. 【請求項2】 輪転機の給紙装置に巻取紙を装着する巻
    取紙自動装着装置において、 該巻取紙を搬送する巻取紙搬送台車の高さ及び該巻取紙
    の径を入力する入力手段と、 該入力手段により入力された情報を記憶する記憶手段
    と、 該記憶手段に記憶された台車高さと該巻取紙の径とから
    巻取紙取付アームの巻取紙装着位置を演算する演算手段
    と、 該巻取紙取付アームを駆動する駆動装置と、 該巻取紙取付アームに付設され該巻取紙の中心位置を検
    出する巻取紙中心位置検出手段と、 該演算手段の演算結果に基づいて該巻取紙取付アームが
    該巻取紙装着位置となるように該駆動装置の作動を制御
    するとともに巻取紙中心位置検出手段からの検出情報に
    基づいて該取付アームと該巻取紙の中心位置とが合致す
    る位置で該巻取紙搬送台車を停止させる制御手段と、を
    そなえていることを特徴とする、輪転機の巻取紙自動装
    着装置。
  3. 【請求項3】 該巻取紙の径を検出する巻取紙直径検出
    手段が設けられ、該巻取紙直径検出手段からの検出信号
    に基づいて該入力手段に該巻取紙の径が入力されるよう
    に構成されていることを特徴とする、請求項2記載の輪
    転機の巻取紙自動装着装置。
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