JP3382274B2 - 通信端末及びその表示制御方法 - Google Patents
通信端末及びその表示制御方法Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、通信端末及びその表示
制御方法に関し、より具体的にはテレビ会議システムに
おける通信端末及びその表示制御方法に関する。
制御方法に関し、より具体的にはテレビ会議システムに
おける通信端末及びその表示制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】テレビ会議システム用の従来の端末装置
の構成ブロック図を図２に示す。図２に示すように、従
来の端末装置には、画像入力手段として、会議参加者を
撮影するカメラ１０、原稿台１２上の原稿１４を画像入
力する書画カメラ１６、及び、入力ペン１８などにより
描画入力する描画入力装置２０（例えば、ディジタイ
ザ）を具備し、画像出力手段として、動画像表示に適し
た表示能力のモニタ２２及び静止画像表示に適した表示
能力のモニタ２４を具備する。画像制御回路２６は、カ
メラ１０，１６による入力画像と受信画像の選択合成、
及びモニタ２２，２４への画像出力を制御する。
の構成ブロック図を図２に示す。図２に示すように、従
来の端末装置には、画像入力手段として、会議参加者を
撮影するカメラ１０、原稿台１２上の原稿１４を画像入
力する書画カメラ１６、及び、入力ペン１８などにより
描画入力する描画入力装置２０（例えば、ディジタイ
ザ）を具備し、画像出力手段として、動画像表示に適し
た表示能力のモニタ２２及び静止画像表示に適した表示
能力のモニタ２４を具備する。画像制御回路２６は、カ
メラ１０，１６による入力画像と受信画像の選択合成、
及びモニタ２２，２４への画像出力を制御する。
【０００３】マイク２８及びスピーカ３０を具備し、そ
の音声入出力は音声制御回路３２により制御されてい
る。
の音声入出力は音声制御回路３２により制御されてい
る。
【０００４】通信制御回路３４は通信回線、例えば、Ｉ
ＳＤＮ回線との接続を制御し、システム制御回路３６
は、操作装置３８の操作に応じて、及び描画入力装置２
０の描画入力に応じて全体を制御する。
ＳＤＮ回線との接続を制御し、システム制御回路３６
は、操作装置３８の操作に応じて、及び描画入力装置２
０の描画入力に応じて全体を制御する。
【０００５】システム制御回路３６はまた、描画入力装
置２０により入力された描画画像データを画像制御回路
２６及び必要により他局に転送し、自局及び他局の画像
制御回路２６はその描画画像を静止画用モニタ２４に画
像表示する。例えば、共通の資料画像上に書込みを行な
って特定箇所を指摘する場合等に、描画入力装置２０が
使用される。即ち、会議参加者の各端末の静止画表示用
モニタに同じ資料画像を表示させておき、各会議参加者
は、自己の端末の描画入力装置２０により当該同じ資料
画像の任意の箇所に書き込みを行なうことができ、この
書込みは全会議参加者の静止画表示用モニタに表示され
る資料画像上に重畳表示される。
置２０により入力された描画画像データを画像制御回路
２６及び必要により他局に転送し、自局及び他局の画像
制御回路２６はその描画画像を静止画用モニタ２４に画
像表示する。例えば、共通の資料画像上に書込みを行な
って特定箇所を指摘する場合等に、描画入力装置２０が
使用される。即ち、会議参加者の各端末の静止画表示用
モニタに同じ資料画像を表示させておき、各会議参加者
は、自己の端末の描画入力装置２０により当該同じ資料
画像の任意の箇所に書き込みを行なうことができ、この
書込みは全会議参加者の静止画表示用モニタに表示され
る資料画像上に重畳表示される。
【０００６】このような複数の端末が通信回線を介して
相互に接続し、画像及び音声を送受信してテレビ会議を
行なう。
相互に接続し、画像及び音声を送受信してテレビ会議を
行なう。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のシス
テムでは、２局間のテレビ会議の場合には誰が書込みを
しているかは自明であるが、３局以上の場合、誰が書込
みをしているのかを判別できないという欠点がある。
テムでは、２局間のテレビ会議の場合には誰が書込みを
しているかは自明であるが、３局以上の場合、誰が書込
みをしているのかを判別できないという欠点がある。
【０００８】本発明は、このような不都合を解消する通
信端末及びその表示制御方法を提示することを目的とす
る。
信端末及びその表示制御方法を提示することを目的とす
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信端末
は、複数の通信相手端末と通信可能であり、少なくとも
音声および画像により通信を行う端末装置であって、前
記複数の通信相手端末から、描画情報を受信する描画情
報受信手段と、前記描画情報および、前記複数の通信相
手端末それぞれを示す画像を表示する表示手段と、前記
描画情報の表示色を設定する設定手段と、前記描画情報
の表示色を、他の通信相手の描画情報の表示色と同一に
ならないよう制御する表示色制御手段とからなり、前記
表示手段が、前記描画情報の表示色に対応した所定画像
と、当該所定画像に対応する描画色の前記描画情報を入
力している通信端末を示す画像とからなる合成画像を表
示することを特徴とする。
は、複数の通信相手端末と通信可能であり、少なくとも
音声および画像により通信を行う端末装置であって、前
記複数の通信相手端末から、描画情報を受信する描画情
報受信手段と、前記描画情報および、前記複数の通信相
手端末それぞれを示す画像を表示する表示手段と、前記
描画情報の表示色を設定する設定手段と、前記描画情報
の表示色を、他の通信相手の描画情報の表示色と同一に
ならないよう制御する表示色制御手段とからなり、前記
表示手段が、前記描画情報の表示色に対応した所定画像
と、当該所定画像に対応する描画色の前記描画情報を入
力している通信端末を示す画像とからなる合成画像を表
示することを特徴とする。
【００１０】本発明に係る表示制御方法は、複数の端末
と通信可能であり、少なくとも音声及び画像により通信
を行う画像通信端末における表示制御方法であって、前
記複数の通信相手端末から所定の表示色の描画情報を受
信し、前記描画情報の表示色に対応した所定画像が、当
該所定画像に対応する表示色の描画情報を入力した通信
相手端末を示す画像に合成されて表示され、前記描画情
報の表示色が、他の通信相手の描画情報の表示色と同一
にならないよう制御されることを特徴とする。
と通信可能であり、少なくとも音声及び画像により通信
を行う画像通信端末における表示制御方法であって、前
記複数の通信相手端末から所定の表示色の描画情報を受
信し、前記描画情報の表示色に対応した所定画像が、当
該所定画像に対応する表示色の描画情報を入力した通信
相手端末を示す画像に合成されて表示され、前記描画情
報の表示色が、他の通信相手の描画情報の表示色と同一
にならないよう制御されることを特徴とする。
【００１１】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【００１２】図１は、本発明の一実施例における端末装
置の概略構成ブロック図を示す。図１において、１１０
は会議参加者を撮影するカメラ、１１１はカメラ１１０
の出力画像に所定パターンを重畳する合成回路、１１６
は、原稿台１１２上の原稿１１４を画像入力する書画カ
メラ、１２０は、入力ペン１１８などにより描画入力す
る描画入力装置、１２２は動画表示用モニタ、１２４は
静止画像表示用モニタ、１２６は、合成回路１１１の出
力画像、カメラ１１６の出力画像及び受信画像の選択合
成、並びにモニタ２２，２４への画像出力を制御する画
像制御回路である。
置の概略構成ブロック図を示す。図１において、１１０
は会議参加者を撮影するカメラ、１１１はカメラ１１０
の出力画像に所定パターンを重畳する合成回路、１１６
は、原稿台１１２上の原稿１１４を画像入力する書画カ
メラ、１２０は、入力ペン１１８などにより描画入力す
る描画入力装置、１２２は動画表示用モニタ、１２４は
静止画像表示用モニタ、１２６は、合成回路１１１の出
力画像、カメラ１１６の出力画像及び受信画像の選択合
成、並びにモニタ２２，２４への画像出力を制御する画
像制御回路である。
【００１３】１２８はマイク、１３０はスピーカ、１３
２はマイク１２８の入力音声及びスピーカ１３０への音
声出力を制御する音声制御回路である。
２はマイク１２８の入力音声及びスピーカ１３０への音
声出力を制御する音声制御回路である。
【００１４】１３４は、通信回線、例えば、ＩＳＤＮ回
線との接続を制御する通信制御回路、１３６は、操作装
置１３８の操作及び描画入力装置１２０の描画入力に応
じて全体を制御するシステム制御回路である。システム
制御回路１３６は、従来例と同様に、描画入力装置１２
０により入力された描画画像データを画像制御回路１２
６及び必要により他局に転送し、自局及び他局の画像制
御回路１２６はその描画画像を静止画用モニタ１２４に
画像表示する。これにより、各会議参加者が、共通の資
料画像上の任意の箇所に書込みを行なえる。勿論、特定
の会議参加者にのみ書込みを許可することもできること
はいうまでもない。
線との接続を制御する通信制御回路、１３６は、操作装
置１３８の操作及び描画入力装置１２０の描画入力に応
じて全体を制御するシステム制御回路である。システム
制御回路１３６は、従来例と同様に、描画入力装置１２
０により入力された描画画像データを画像制御回路１２
６及び必要により他局に転送し、自局及び他局の画像制
御回路１２６はその描画画像を静止画用モニタ１２４に
画像表示する。これにより、各会議参加者が、共通の資
料画像上の任意の箇所に書込みを行なえる。勿論、特定
の会議参加者にのみ書込みを許可することもできること
はいうまでもない。
【００１５】システム制御回路１３６はまた、合成回路
１１１を制御して、指定の文字パターン画像をカメラ１
１０の出力画像に合成させる。合成回路１１１で合成さ
れるパターン画像は、例えば、赤、青、緑などの色を示
す文字を表現する画像である。
１１１を制御して、指定の文字パターン画像をカメラ１
１０の出力画像に合成させる。合成回路１１１で合成さ
れるパターン画像は、例えば、赤、青、緑などの色を示
す文字を表現する画像である。
【００１６】本実施例では、描画入力装置１２０による
描画入力を許可された局又は端末に対し、個別の色を割
り当て、その色で描画画像を表示出力する。これと同時
に、当該局のカメラ１１０で入力された人物像にその色
を明示する文字パターンを合成回路１１１で重畳して各
局に送信し、且つ、自局のモニタに表示する。
描画入力を許可された局又は端末に対し、個別の色を割
り当て、その色で描画画像を表示出力する。これと同時
に、当該局のカメラ１１０で入力された人物像にその色
を明示する文字パターンを合成回路１１１で重畳して各
局に送信し、且つ、自局のモニタに表示する。
【００１７】４つの端末でテレビ会議を行なう場合を例
に本実施例の動作を詳細に説明する。図３に示すよう
に、４つの局Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄの端末２００Ａ，２００
Ｂ，２００Ｃ，２００Ｄがディジタル回線２０２Ａ，２
０２Ｂ，２０２Ｃ，２０２Ｄを介して多地点間テレビ会
議通信制御装置２０４に接続する。各端末２００Ａ，２
００Ｂ，２００Ｃ，２００Ｄは、図１に示す構成をして
いる。各端末２００Ａ，２００Ｂ，２００Ｃ，２００Ｄ
の内部回路については、図１に示す符号に、夫々Ａ，
Ｂ，Ｃ，Ｄを付加して区別する。
に本実施例の動作を詳細に説明する。図３に示すよう
に、４つの局Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄの端末２００Ａ，２００
Ｂ，２００Ｃ，２００Ｄがディジタル回線２０２Ａ，２
０２Ｂ，２０２Ｃ，２０２Ｄを介して多地点間テレビ会
議通信制御装置２０４に接続する。各端末２００Ａ，２
００Ｂ，２００Ｃ，２００Ｄは、図１に示す構成をして
いる。各端末２００Ａ，２００Ｂ，２００Ｃ，２００Ｄ
の内部回路については、図１に示す符号に、夫々Ａ，
Ｂ，Ｃ，Ｄを付加して区別する。
【００１８】例えば、局Ａから資料の静止画を局Ｂ，
Ｃ，Ｄに送信し、その資料をもとに会議を行なうと仮定
する。なお、画像制御回路１２６は送信すべき画像情報
の圧縮符号化と、受信した圧縮画像情報の伸長復号化を
行なうが、本実施例の動作とは直接関係しないので、以
下ではその圧縮伸長処理を省略する。
Ｃ，Ｄに送信し、その資料をもとに会議を行なうと仮定
する。なお、画像制御回路１２６は送信すべき画像情報
の圧縮符号化と、受信した圧縮画像情報の伸長復号化を
行なうが、本実施例の動作とは直接関係しないので、以
下ではその圧縮伸長処理を省略する。
【００１９】局Ａの端末２００Ａでは、会議参加者がそ
の資料原稿を原稿台１１２Ａ上に置き、その撮影と送信
を操作装置１３８Ａによりシステム制御回路１３６Ａに
指示する。その指示に応じてシステム制御回路１３６Ａ
は画像制御回路１２６Ａ及び通信制御回路１３４Ａを制
御し、静止画の取り込みと表示及び送信を実行させる。
即ち、画像制御回路１２６Ａは、カメラ１１６Ａの出力
画像を、モニタ１２４Ａに出力して静止画として画像表
示させると共に、通信制御回路１３４Ａにも供給する。
通信制御回路１３４Ａは、画像制御回路１２６Ａからの
画像情報をディジタル回路２０２Ａを介してテレビ会議
通信制御回路２０４に出力する。
の資料原稿を原稿台１１２Ａ上に置き、その撮影と送信
を操作装置１３８Ａによりシステム制御回路１３６Ａに
指示する。その指示に応じてシステム制御回路１３６Ａ
は画像制御回路１２６Ａ及び通信制御回路１３４Ａを制
御し、静止画の取り込みと表示及び送信を実行させる。
即ち、画像制御回路１２６Ａは、カメラ１１６Ａの出力
画像を、モニタ１２４Ａに出力して静止画として画像表
示させると共に、通信制御回路１３４Ａにも供給する。
通信制御回路１３４Ａは、画像制御回路１２６Ａからの
画像情報をディジタル回路２０２Ａを介してテレビ会議
通信制御回路２０４に出力する。
【００２０】テレビ会議通信制御回路２０４は端末２０
０Ａからの画像情報を端末２００Ｂ，２００Ｃ，２００
Ｄに転送する。端末２００Ｂ，２００Ｃ，２００Ｄで
は、通信制御回路１３４Ｂ，１３４Ｃ，１３４Ｄが受信
画像情報を画像制御回路１２６Ｂ，１２６Ｃ，１２６Ｄ
に供給し、画像制御回路１２６Ｂ，１２６Ｃ，１２６Ｄ
は受信画像信号をモニタ１２４Ｂ，１２４Ｃ，１２４Ｄ
に出力し、静止画として画像表示させる。
０Ａからの画像情報を端末２００Ｂ，２００Ｃ，２００
Ｄに転送する。端末２００Ｂ，２００Ｃ，２００Ｄで
は、通信制御回路１３４Ｂ，１３４Ｃ，１３４Ｄが受信
画像情報を画像制御回路１２６Ｂ，１２６Ｃ，１２６Ｄ
に供給し、画像制御回路１２６Ｂ，１２６Ｃ，１２６Ｄ
は受信画像信号をモニタ１２４Ｂ，１２４Ｃ，１２４Ｄ
に出力し、静止画として画像表示させる。
【００２１】これにより、全局Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄの静止画
表示用モニタ１２４Ａ，１２４Ｂ，１２４Ｃ，１２４Ｄ
に同じ静止画像が表示される。
表示用モニタ１２４Ａ，１２４Ｂ，１２４Ｃ，１２４Ｄ
に同じ静止画像が表示される。
【００２２】勿論、各局Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄの会議参加者は
カメラ１１０Ａ，１１０Ｂ，１１０Ｃ，１１０Ｄにより
撮影されており、その人物像は相互に送信されて、例え
ば、図４に示すように、４画像のマルチ画表示で、各端
末モニタ２００Ｂ，２００Ｃ，２００Ｄの動画表示用モ
ニタ１２２Ａ，１２２Ｂ，１２２Ｃ，１２２Ｄに表示さ
れている。図４において、２０６Ａは局Ａの人物像、２
０６Ｂは局Ｂの人物像、２０６Ｃは局Ｃの人物像、２０
６Ｄは局Ｄの人物像である。
カメラ１１０Ａ，１１０Ｂ，１１０Ｃ，１１０Ｄにより
撮影されており、その人物像は相互に送信されて、例え
ば、図４に示すように、４画像のマルチ画表示で、各端
末モニタ２００Ｂ，２００Ｃ，２００Ｄの動画表示用モ
ニタ１２２Ａ，１２２Ｂ，１２２Ｃ，１２２Ｄに表示さ
れている。図４において、２０６Ａは局Ａの人物像、２
０６Ｂは局Ｂの人物像、２０６Ｃは局Ｃの人物像、２０
６Ｄは局Ｄの人物像である。
【００２３】ここで、局Ａの会議参加者が操作装置１３
８Ａによりシステム制御回路１３６Ａに描画入力装置１
２０Ａによる描画入力を有効にする描画入力モードを指
示したとする。システム制御回路１３６Ａは、この指示
に応じて描画入力装置１２０Ａを有効にし、描画入力装
置１２０Ａに対し現在設定されている描画情報（ペンの
色や線種など）を要求する。描画入力装置１２０Ａは当
該描画情報をシステム制御回路１３６Ａに送信する。シ
ステム制御回路１３６Ａは、受信した描画情報の色情報
に応じた文字パターンを合成回路１１１Ａに発生させ、
カメラ１１０Ａの出力画像に合成させる。例えば、当該
色情報が赤であれば、合成回路１１１Ａに”赤”の文字
画像を発生させる。
８Ａによりシステム制御回路１３６Ａに描画入力装置１
２０Ａによる描画入力を有効にする描画入力モードを指
示したとする。システム制御回路１３６Ａは、この指示
に応じて描画入力装置１２０Ａを有効にし、描画入力装
置１２０Ａに対し現在設定されている描画情報（ペンの
色や線種など）を要求する。描画入力装置１２０Ａは当
該描画情報をシステム制御回路１３６Ａに送信する。シ
ステム制御回路１３６Ａは、受信した描画情報の色情報
に応じた文字パターンを合成回路１１１Ａに発生させ、
カメラ１１０Ａの出力画像に合成させる。例えば、当該
色情報が赤であれば、合成回路１１１Ａに”赤”の文字
画像を発生させる。
【００２４】これにより、他局Ｂ，Ｃ，Ｄのモニタ１２
２Ｂ，１２２Ｃ，１２２Ｄ上では、図５に示すように、
局Ａの人物像２０６Ａに”赤”の文字画像が重畳表示さ
れる。
２Ｂ，１２２Ｃ，１２２Ｄ上では、図５に示すように、
局Ａの人物像２０６Ａに”赤”の文字画像が重畳表示さ
れる。
【００２５】描画入力装置１２０Ａに描画入力がある
と、システム制御回路１３６Ａは描画データを画像制御
回路１２６Ａに転送する。画像制御回路１２６Ａは、静
止画表示用モニタ１２４Ａに表示される資料の静止画上
にその描画画像を画像表示すると共に、描画データを通
信制御回路１３４Ａに転送する。通信制御回路１３４Ａ
は描画データをディジタル回線２０２Ａを介してテレビ
会議通信制御装置２０４に転送し、テレビ会議通信制御
装置２０４はそれをディジタル回線２０２Ｂ，２０２
Ｃ，２０２Ｄを介して端末２００Ｂ，２００Ｃ，２００
Ｄに転送する。
と、システム制御回路１３６Ａは描画データを画像制御
回路１２６Ａに転送する。画像制御回路１２６Ａは、静
止画表示用モニタ１２４Ａに表示される資料の静止画上
にその描画画像を画像表示すると共に、描画データを通
信制御回路１３４Ａに転送する。通信制御回路１３４Ａ
は描画データをディジタル回線２０２Ａを介してテレビ
会議通信制御装置２０４に転送し、テレビ会議通信制御
装置２０４はそれをディジタル回線２０２Ｂ，２０２
Ｃ，２０２Ｄを介して端末２００Ｂ，２００Ｃ，２００
Ｄに転送する。
【００２６】各端末２００Ｂ，２００Ｃ，２００Ｄで
は、通信制御回路１３４Ｂ，１３４Ｃ，１３４Ｄが受信
した描画データを画像制御回路１２６Ｂ，１２６Ｃ，１
２６Ｄに供給し、画像制御回路１２６Ｂ，１２６Ｃ，１
２６Ｄは、静止画表示用モニタ１２４Ｂ，１２４Ｃ，１
２４Ｄに表示される資料の静止画上に、受信した描画デ
ータに基づく描画画像を画像表示させる。
は、通信制御回路１３４Ｂ，１３４Ｃ，１３４Ｄが受信
した描画データを画像制御回路１２６Ｂ，１２６Ｃ，１
２６Ｄに供給し、画像制御回路１２６Ｂ，１２６Ｃ，１
２６Ｄは、静止画表示用モニタ１２４Ｂ，１２４Ｃ，１
２４Ｄに表示される資料の静止画上に、受信した描画デ
ータに基づく描画画像を画像表示させる。
【００２７】これにより、局Ａの会議参加者がその描画
入力装置１２０Ａで書き込んだ同じ内容が全局Ａ，Ｂ，
Ｃ，Ｄの静止画表示用モニタ１２４Ａ，１２４Ｂ，１２
４Ｃ，１２４Ｄに表示される資料画像上に重畳して画像
表示される。
入力装置１２０Ａで書き込んだ同じ内容が全局Ａ，Ｂ，
Ｃ，Ｄの静止画表示用モニタ１２４Ａ，１２４Ｂ，１２
４Ｃ，１２４Ｄに表示される資料画像上に重畳して画像
表示される。
【００２８】局Ａの会議参加者がその描画入力装置１２
０Ａで描画入力している間、システム制御回路１３６Ａ
は合成回路１１１Ａに指示して、合成しているパターン
画像を点滅させる。これにより、図４では、局Ａ，Ｂ，
Ｃ，Ｄの動画像表示用モニタ１２２Ａ，１２２Ｂ，１２
２Ｃ，１２２Ｄの人物像２０６Ａに重畳される”赤”の
文字画像が点滅し、局Ｂ，Ｃ，Ｄの会議参加者は、局Ａ
の会議参加者が描画入力中であることを知ることができ
る。
０Ａで描画入力している間、システム制御回路１３６Ａ
は合成回路１１１Ａに指示して、合成しているパターン
画像を点滅させる。これにより、図４では、局Ａ，Ｂ，
Ｃ，Ｄの動画像表示用モニタ１２２Ａ，１２２Ｂ，１２
２Ｃ，１２２Ｄの人物像２０６Ａに重畳される”赤”の
文字画像が点滅し、局Ｂ，Ｃ，Ｄの会議参加者は、局Ａ
の会議参加者が描画入力中であることを知ることができ
る。
【００２９】局Ａの会議参加者が操作装置１３８Ａによ
り描画入力不能モードをシステム制御回路１３６Ａに指
示すると、システム制御回路１３６Ａは合成回路１１１
Ａにパターンの合成を禁止する。即ち、合成回路１１１
Ａはカメラ１１０の出力をそのまま出力する。これによ
り、各局の動画像表示用モニタ１２２Ａ，１２２Ｂ，１
２２Ｃ，１２２Ｄの表示は、図５から図４の状態に戻
る。
り描画入力不能モードをシステム制御回路１３６Ａに指
示すると、システム制御回路１３６Ａは合成回路１１１
Ａにパターンの合成を禁止する。即ち、合成回路１１１
Ａはカメラ１１０の出力をそのまま出力する。これによ
り、各局の動画像表示用モニタ１２２Ａ，１２２Ｂ，１
２２Ｃ，１２２Ｄの表示は、図５から図４の状態に戻
る。
【００３０】上記実施例では、描画入力モードの設定に
応じて合成回路１１１を作動させたが、描画入力開始に
応じて合成回路１１１を作動させてもよい。また、合成
回路１１１でカメラ１１０の出力画像に合成する画像
は、”描画中”又は”書込み中”という文字パターン画
像をその色で発生させてもよい。
応じて合成回路１１１を作動させたが、描画入力開始に
応じて合成回路１１１を作動させてもよい。また、合成
回路１１１でカメラ１１０の出力画像に合成する画像
は、”描画中”又は”書込み中”という文字パターン画
像をその色で発生させてもよい。
【００３１】複数の局で描画入力モードが設定され、そ
の色が同じになる場合がある。その場合、端末間で色が
異なるように色を調節する必要がある。例えば、時間的
に先に描画入力モードを設定した端末の色指定を優先
し、後から描画入力モードを設定する端末は他局で使用
する色を調査し、同じ色が既に使用されていれば、ぶつ
からない別の色の使用を会議参加者に促すか又は強制す
ればよく、選択された色のパターン画像を合成回路１１
１で合成させる。
の色が同じになる場合がある。その場合、端末間で色が
異なるように色を調節する必要がある。例えば、時間的
に先に描画入力モードを設定した端末の色指定を優先
し、後から描画入力モードを設定する端末は他局で使用
する色を調査し、同じ色が既に使用されていれば、ぶつ
からない別の色の使用を会議参加者に促すか又は強制す
ればよく、選択された色のパターン画像を合成回路１１
１で合成させる。
【００３２】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、描画情報の表示形態に対応した所
定画像を、当該所定画像に対応する表示形態の描画情報
を入力した通信相手端末を示す前記表示手段上の画像に
合成して表示させるので、複数の相手端末との通信にお
いて、どの相手端末がどの描画情報を入力したのかを容
易に認識することができる。
に、本発明によれば、描画情報の表示形態に対応した所
定画像を、当該所定画像に対応する表示形態の描画情報
を入力した通信相手端末を示す前記表示手段上の画像に
合成して表示させるので、複数の相手端末との通信にお
いて、どの相手端末がどの描画情報を入力したのかを容
易に認識することができる。
【図１】 本発明の一実施例の端末装置の構成ブロック
図である。
図である。
【図２】 従来例の概略構成ブロック図である。
【図３】 ４局構成にテレビ会議の構成ブロック図であ
る。
る。
【図４】 動画像表示用モニタ１２２の表示例である。
【図５】 局Ａを描画入力モードとしたときの動画像表
示用モニタ１２２の表示例である。
示用モニタ１２２の表示例である。
１０：カメラ １２：原稿台 １４：原稿 １６：書画
カメラ １８：入力ペン ２０：描画入力装置 ２２：動画表示用モニタ ２４：
静止画表示用モニタ ２６：画像制御回路 ２８：マイク ３０：スピーカ
３２：音声制御回路 ３４：通信制御回路 ３６：シス
テム制御回路 ３８：操作装置 １１０：カメラ １１１：合成回路 １１２：原稿台 １１４：原稿 １
１６：書画カメラ １１８：入力ペン １２０：描画入
力装置 １２２：動画表示用モニタ １２４：静止画表
示用モニタ １２６：画像制御回路 １２８：マイク
１３０：スピーカ １３２：音声制御回路 １３４：通
信制御回路 １３６：システム制御回路 １３８：操作装置 ２００Ａ，２００Ｂ，２００Ｃ，２
００Ｄ：端末 ２０２Ａ，２０２Ｂ，２０２Ｃ，２０２
Ｄ：ディジタル回線 ２０４：多地点間テレビ会議通信
制御装置
カメラ １８：入力ペン ２０：描画入力装置 ２２：動画表示用モニタ ２４：
静止画表示用モニタ ２６：画像制御回路 ２８：マイク ３０：スピーカ
３２：音声制御回路 ３４：通信制御回路 ３６：シス
テム制御回路 ３８：操作装置 １１０：カメラ １１１：合成回路 １１２：原稿台 １１４：原稿 １
１６：書画カメラ １１８：入力ペン １２０：描画入
力装置 １２２：動画表示用モニタ １２４：静止画表
示用モニタ １２６：画像制御回路 １２８：マイク
１３０：スピーカ １３２：音声制御回路 １３４：通
信制御回路 １３６：システム制御回路 １３８：操作装置 ２００Ａ，２００Ｂ，２００Ｃ，２
００Ｄ：端末 ２０２Ａ，２０２Ｂ，２０２Ｃ，２０２
Ｄ：ディジタル回線 ２０４：多地点間テレビ会議通信
制御装置
Claims (4)
- 【請求項１】 複数の通信相手端末と通信可能であり、
少なくとも音声および画像により通信を行う端末装置で
あって、 前記複数の通信相手端末から、描画情報を受信する描画
情報受信手段と、 前記描画情報および、前記複数の通信相手端末それぞれ
を示す画像を表示する表示手段と、前記描画情報の表示色を設定する設定手段と、 前記描画情報の表示色を、他の通信相手の描画情報の表
示色と同一にならないよう制御する表示色制御手段とか
らなり、 前記表示手段が、前記描画情報の表示色に対応した所定
画像と、当該所定画像に対応する描画色の前記描画情報
を入力している通信端末を示す画像とからなる合成画像
を表示する ことを特徴とする通信端末。 - 【請求項２】 前記所定画像は、前記描画情報の表示色
に対応した文字を示す画像であることを特徴とする請求
項１に記載の通信端末。 - 【請求項３】 前記描画情報は、前記複数の通信端末に
共通表示される画面上への描画であることを特徴とする
請求項１又は２に記載の通信端末。 - 【請求項４】 複数の端末と通信可能であり、少なくと
も音声及び画像により通信を行う画像通信端末における
表示制御方法であって、 前記複数の通信相手端末から所定の表示色の描画情報を
受信し、 前記描画情報の表示色に対応した所定画像が、当該所定
画像に対応する表示色の描画情報を入力した通信相手端
末を示す画像に合成されて表示され、 前記描画情報の表示色が、他の通信相手の描画情報の表
示色と同一にならないよう制御される ことを特徴とする
画像通信端末における表示制御方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34568292A JP3382274B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 通信端末及びその表示制御方法 |
| US08/892,464 US5742329A (en) | 1992-10-26 | 1997-07-14 | Image pickup system and communication system for use in video conference system or the like |
| US09/010,686 US5999214A (en) | 1992-10-26 | 1998-01-22 | Image pickup system and communication system for use in video conference or the like |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34568292A JP3382274B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 通信端末及びその表示制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06197339A JPH06197339A (ja) | 1994-07-15 |
| JP3382274B2 true JP3382274B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=18378256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34568292A Expired - Fee Related JP3382274B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-12-25 | 通信端末及びその表示制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3382274B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5370314B2 (ja) * | 2010-08-27 | 2013-12-18 | ブラザー工業株式会社 | 通信装置、通信制御方法、および通信制御プログラム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2648192B2 (ja) * | 1988-12-14 | 1997-08-27 | 日本電信電話株式会社 | 分散型多地点間データ端末 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP34568292A patent/JP3382274B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06197339A (ja) | 1994-07-15 |
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