JP3381572B2 - オフセット補正回路及び直流増幅回路 - Google Patents

オフセット補正回路及び直流増幅回路

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JP3381572B2
JP3381572B2 JP25904597A JP25904597A JP3381572B2 JP 3381572 B2 JP3381572 B2 JP 3381572B2 JP 25904597 A JP25904597 A JP 25904597A JP 25904597 A JP25904597 A JP 25904597A JP 3381572 B2 JP3381572 B2 JP 3381572B2
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辰彦 高津
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/30Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流増幅器の入力
信号に起因して生じるオフセット誤差を補正するオフセ
ット補正回路、及び、そのオフセット補正回路を備えた
直流増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入力信号を増幅して出力する直流
増幅器において、入力信号が0の場合は出力信号が0に
なることが理想とされているが、振幅の大きい入力信号
を加えた直後に入力信号を0にした場合は、出力信号が
0にならず、入力信号に起因したオフセット誤差が生じ
る。この入力信号に起因して生じるオフセット誤差に
は、10ミリ秒から数十秒間継続するものがあり、この
オフセット誤差が長時間継続する原因には、温度安定度
及び電源電圧変動率によるものがある。
【0003】図5に直流増幅器5の基本的な回路図を示
す。まず、入力信号に起因した温度安定度によってオフ
セット誤差が生じる場合について説明する。図5におい
て、直流増幅器5は、差動増幅器55及び電圧増幅器5
6から構成されている。差動増幅器55は、トランジス
タTR51、TR52、抵抗R51、R52、R53に
より構成され、電圧増幅器56は、トランジスタTR5
3、抵抗R54、R55により構成されている。正入力
端子IN51は、トランジスタTR51のベースに接続
され、負入力端子IN52はトランジスタTR52のベ
ースに接続されている。また、出力端子O51は抵抗R
55に接続されている。電源入力端子V51には正の電
源が接続され、電源入力端子V52には負の電源が接続
されている。
【0004】信号は、正入力端子IN51、又は負入力
端子IN52から入力され、出力端子O51に出力され
る。なお、通常は、出力端子O51から出力された信号
の一部を負入力端子IN52に帰還させるが、図5にお
いては、説明を簡略化するため帰還を行わない。また、
トランジスタTR51とトランジスタTR52の構造及
び特性は同じであり、抵抗R51と抵抗R52の抵抗値
は同じである。さらに、正入力端子IN51の印加電圧
を0とし、負入力端子IN52が接地された場合は、抵
抗R51と抵抗R52に流れる電流は、抵抗R53に流
れる電流の1/2となり、また、出力端子O51の電圧
が0になるように、トランジスタTR53、抵抗R55
の特性は調整されている。
【0005】まず、正入力端子IN51に、正の電圧を
印加すると、差動増幅器55において、トランジスタT
R51のコレクタ電流が増加し、トランジスタTR52
のコレクタ電流が減少する。そして、トランジスタTR
51のコレクタ電流が増加したことにより、抵抗R51
の電圧が増加し、トランジスタTR51のコレクタ−エ
ミッタ間の電圧が減少する。通常、差動入力範囲を広く
するために、抵抗R51または抵抗R52の電圧に比
べ、トランジスタTR51またはトランジスタTR52
のコレクタ−エミッタ間の電圧が大きいため、前記トラ
ンジスタTR51の電流の増加率に比べて、トランジス
タTR51のコレクタ−エミッタ間の電圧の減少率は少
ない。このため、トランジスタTR51の消費電力が増
大されて、その素子温度は上昇する。そして、トランジ
スタTR52の消費電力が減少されて、その素子温度が
低下するため、トランジスタTR51は、トランジスタ
TR52より高温になる。トランジスタTR51とトラ
ンジスタTR52の温度差は、次式(1)となる。
【0006】
【数1】
【0007】ただし、Q(51)、Q(52):トランジスタT
R51またはトランジスタTR52の熱容量、P(51)、
P(52):トランジスタTR51またはトランジスタTR
52の発熱量、ΔT(51)、ΔT(52):トランジスタTR
51またはトランジスタTR52の素子と周囲との温度
差、θ(51)、θ(52):トランジスタTR51またはトラ
ンジスタTR52の素子と周囲との熱抵抗、である。
【0008】次いで、正入力端子IN51の印加電圧を
0にする。トランジスタTR51とトランジスタTR5
2に温度差がない場合は、抵抗R51及び抵抗R52に
流れる電流が等しくなり、出力端子O51の電圧は0に
なるが、前述したように、トランジスタTR51がトラ
ンジスタTR52より高温になっているため、トランジ
スタTR51のベースーエミッタ間の電圧が、トランジ
スタTR52のベースーエミッタ間の電圧より小さくな
る。このため、トランジスタTR51のベース電流がト
ランジスタTR52のベース電流より大きくなり、トラ
ンジスタTR51のコレクタ電流がトランジスタTR5
2のコレクタ電流より大きくなる。そして、トランジス
タTR51のコレクタ電流がトランジスタTR52のコ
レクタ電流より大きくなることにより、抵抗R51の電
圧が抵抗TR52の電圧より大きくなり、出力端子O5
1に正のオフセット誤差電圧が生じる。
【0009】この出力端子O51に生じたオフセット誤
差電圧は、トランジスタTR51とトランジスタTR5
2の温度差によるものであり、既に、正入力端子IN5
1の印加電圧を0にすることにより、トランジスタTR
51とトランジスタTR52に温度差が生じる原因は無
くなっているが、トランジスタTR51とトランジスタ
TR52の熱容量のため、正入力端子IN51と負入力
端子IN52に電位差が生じていた時のトランジスタT
R51とトランジスタTR52の消費電力差により生じ
た温度差が蓄積されている。蓄積された温度差は、式
(1)のP(51)とP(52)が等しくなる条件に従って、徐
々に小さくなる。そして、この温度差が小さくなるとと
もに、出力端子O51に生じたオフセット誤差電圧も小
さくなり、トランジスタTR51とトランジスタTR5
2の温度差が無くなるとき、出力端子O51に生じたオ
フセット誤差も無くなる。
【0010】以上のように、従来の直流増幅器5では、
入力信号に起因した直流増幅器5の構成要素の温度変動
により、温度安定度が低くなり、オフセット誤差が生じ
る。
【0011】次に、直流増幅器5において、入力信号に
起因した電源電圧変動によってオフセット誤差が生じる
場合について説明する。まず、入力信号に起因する電源
電圧の変動について説明する。図5において、直流増幅
器5の出力端子O51が正の電圧になっていた場合、ト
ランジスタTR53のコレクタ電流は、出力端子O51
の電圧が0の場合に比べて大きくなる。このため、正の
電源入力端子V51と負の電源入力端子V52の電源電
流は大きくなり、出力端子O51より流出する電流は、
正の電源入力端子V51からトランジスタTR53を経
由して出力端子O51より流出し、出力端子O51より
流入する電流は、出力端子O51より抵抗R55を経由
して負の電源入力端子V52に流入する。したがって、
直流増幅器5の出力は入力電圧によって変化するため、
入力電圧により電源電流が変動し、電源電流が変動すれ
ば直流増幅器5に接続された電源の出力抵抗に見合った
電源電圧の変動が発生する。以上のように、入力信号に
起因して電源電圧の変動が発生する。
【0012】次に、直流増幅器5における電源電圧の変
動によるオフセット誤差の発生について説明する。図5
において、正入力端子IN51の印加電圧を0にして、
トランジスタTR51、TR52、抵抗R51、R5
2、R53により構成された差動増幅器55を平衡状態
にする。トランジスタTR53は、抵抗R51の電圧が
トランジスタTR53のベース−エミッタ間電圧と抵抗
R54の電圧を加えた電圧と等しくなるようにトランジ
スタTR53のコレクタ電流を調節するように働く。ト
ランジスタTR53のコレクタ電流により抵抗R55に
生ずる電圧が、負の電源入力端子V52と等しい場合
に、出力端子O51の電圧は0になる。
【0013】次いで、負の電源入力端子V52が変動し
て半分の電圧になった場合、正入力端子IN51、及び
負入力端子IN52が接地電位のため、抵抗R53の電
圧は約半分になる。抵抗R53の電圧が約半分になる
と、抵抗R53の電流が半分になり、抵抗R51と抵抗
R52に流れる電流が半分になる。そして、抵抗R51
の電圧が半分になり、トランジスタTR53は、抵抗R
51の電圧がトランジスタTR53のベース−エミッタ
間電圧と抵抗R54の電圧を加えた電圧と等しくなるよ
うにトランジスタTR53のコレクタ電流を調節するよ
うに働くため、トランジスタTR53のベース−エミッ
タ間電圧と抵抗R54の電圧を加えた電圧が半分にな
る。
【0014】トランジスタTR53のベース−エミッタ
間電圧はトランジスタTR53のエミッタ電流に比例せ
ず、ほぼ一定であるため、トランジスタTR53のベー
ス−エミッタ間電圧と抵抗R54の電圧を加えた電圧が
半分になると、抵抗R54の電圧が半分以下まで小さく
なる。これは、トランジスタTR53のコレクタ−エミ
ッタ間を流れる電流が半分以下まで小さくなったことを
示し、抵抗R55の電圧が半分以下まで小さくなる。そ
して、抵抗R55の電圧が半分以下まで小さくなると、
出力端子O51の電圧は抵抗R55の電圧と負の電源入
力端子V52の差になるため、負のオフセット誤差が発
生する。
【0015】以上のように、直流増幅器5の電源電流は
入力信号に起因して変動し、その電源電流の変動により
電源電圧が変動する。また、電源電圧が変動すると直流
増幅器5にオフセット誤差が発生する。したがって、直
流増幅器5において、入力信号に起因した電源電圧変動
によりオフセット誤差が発生する。従来、直流増幅器5
に接続される電源には電源電流の変動による電源電圧の
変動を押さえるためコンデンサが付加されており、電源
電流の変動は電源のコンデンサの充放電に置き換えら
れ、電源電圧はコンデンサに蓄積した電荷量に比例する
ため、電源電圧は電源電流の変化量の積分値に比例して
いた。したがって、入力信号に起因する電源電圧の変動
は、コンデンサに蓄積した電荷量の積分値に比例するた
め、電源電圧の変動により発生するオフセット誤差は、
入力信号の強さを積分した値に比例する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の直
流増幅器では、入力信号に起因した温度安定度や電源電
圧変動率によって、オフセット誤差を発生する。このオ
フセット誤差は、入力信号の強さを積分した値に比例す
る。
【0017】本発明の課題は、電気的特性及び構造が既
知である直流増幅器において、入力信号の強さからオフ
セット誤差を予測し、そのオフセット誤差を打ち消す信
号を発生することにより、入力信号に起因して生じるオ
フセット誤差を補正するオフセット補正回路、及び、そ
のオフセット補正回路を備えた高精度の直流増幅回路を
提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の直流増幅器が複数段に接続され、その各直流増幅
器の出力段と入力段との間に整合抵抗が接続される直流
増幅回路から出力される出力信号に生じるオフセット誤
差を補正するオフセット補正回路において、前段の直流
増幅器から出力される出力信号から分離した分離信号を
所定の積分処理により積分して補正信号を生成して後段
の直流増幅器の入力段に出力する積分器を、前記前段の
直流増幅器の出力段と後段の直流増幅器の入力段との間
に接続し、前記後段の直流増幅器に前記前段の直流増幅
器から整合抵抗を介して入力される入力信号に前記積分
器から出力される補正信号を合成して、各段の直流増幅
器に入力される入力信号に起因して前記直流増幅回路の
出力信号に生じるオフセット誤差を補正することを特徴
としている。
【0019】請求項1記載の発明のオフセット補正回路
によれば、前段の直流増幅器から出力される出力信号か
ら分離した分離信号を所定の積分処理により積分して補
正信号を生成して後段の直流増幅器の入力段に出力する
積分器が、前記前段の直流増幅器の出力段と後段の直流
増幅器の入力段との間に接続され、前記後段の直流増幅
器に前記前段の直流増幅器から整合抵抗を介して入力さ
れる入力信号に前記積分器から出力される補正信号が合
成され、各段の直流増幅器に入力される入力信号に起因
して前記直流増幅回路の出力信号に生じるオフセット誤
差が補正される。
【0020】請求項2記載の発明は、複数の直流増幅器
が複数段に接続され、その各直流増幅器の出力段と入力
段との間に整合抵抗が接続される直流増幅回路から出力
される出力信号に生じるオフセット誤差を補正するオフ
セット補正回路において、前段の直流増幅器に入力され
る入力信号から分離した分離信号を所定の積分処理によ
り積分して補正信号を生成して後段の直流増幅器の入力
段に出力する積分器を、前記前段の直流増幅器の入力段
と後段の直流増幅器の入力段との間に接続し、前記後段
の直流増幅器に前記前段の直流増幅器から整合抵抗を介
して入力される入力信号に前記積分器から出力される補
正信号を合成して、各段の直流増幅器に入力される入力
信号に起因して前記直流増幅回路の出力信号に生じるオ
フセット誤差を補正することを特徴としている。
【0021】請求項2記載の発明のオフセット補正回路
によれば、前段の直流増幅器に入力される入力信号から
分離した分離信号を所定の積分処理により積分して補正
信号を生成して後段の直流増幅器の入力段に出力する積
分器が、前記前段の直流増幅器の入力段と後段の直流増
幅器の入力段との間に接続され、前記後段の直流増幅器
に前記前段の直流増幅器から整合抵抗を介して入力され
る入力信号に前記積分器から出力される補正信号が合成
され、各段の直流増幅器に入力される入力信号に起因し
て前記直流増幅回路の出力信号に生じるオフセット誤差
が補正される。
【0022】請求項3記載の発明は、複数の直流増幅器
が複数段に接続され、その各直流増幅器の出力段と入力
段との間に整合抵抗が接続される直流増幅回路から出力
される出力信号に生じるオフセット誤差を補正するオフ
セット補正回路において、前段の直流増幅器から出力さ
れる出力信号から分離した分離信号を所定の積分処理に
より積分して補正信号を生成して中段の直流増幅器の出
力段に出力する積分器を、前記前段の直流増幅器の出力
段と後段の直流増幅器の入力段との間に接続し、前記後
段の直流増幅器に前記中段の直流増幅器から整合抵抗を
介して入力される入力信号に前記積分器から出力される
補正信号を合成して、各段の直流増幅器に入力される入
力信号に起因して前記直流増幅回路の出力信号に生じる
オフセット誤差を補正することを特徴としている。
【0023】請求項3記載の発明のオフセット補正回路
によれば、前段の直流増幅器から出力される出力信号か
ら分離した分離信号を所定の積分処理により積分して補
正信号を生成して中段の直流増幅器の出力段に出力する
積分器が、前記前段の直流増幅器の出力段と後段の直流
増幅器の入力段との間に接続され、前記後段の直流増幅
器に前記中段の直流増幅器から整合抵抗を介して入力さ
れる入力信号に前記積分器から出力される補正信号が合
成され、各段の直流増幅器に入力される入力信号に起因
して前記直流増幅回路の出力信号に生じるオフセット誤
差が補正される。
【0024】したがって、直流増幅回路において、積分
器からなるオフセット補正回路により、直流増幅器の入
力信号に起因した温度安定度や電源電圧変動率によって
生じるオフセット誤差の影響を打ち消すことができる。
【0025】請求項4記載の発明は、直流増幅回路から
出力される出力信号に生じるオフセット誤差を補正する
オフセット補正回路において、前記直流増幅回路から出
力される出力信号を時系列の数値信号に変換して出力す
るA/D変換器を、当該直流増幅回路の出力段に接続
し、前記A/D変換器から出力される時系列の数値信号
を所定の積分処理により積分して時系列の補正数値信号
を生成して前記時系列の数値信号に合成して出力する演
算器を、前記A/D変換器の出力段に接続し、前記直流
増幅回路に入力される入力信号に起因して当該直流増幅
回路の出力信号に生じるオフセット誤差を補正すること
を特徴としている。
【0026】請求項4記載の発明のオフセット補正回路
によれば、前記直流増幅回路から出力される出力信号を
時系列の数値信号に変換して出力するA/D変換器が、
当該直流増幅回路の出力段に接続され、前記A/D変換
器から出力される時系列の数値信号を所定の積分処理に
より積分して時系列の補正数値信号を生成して前記時系
列の数値信号に合成して出力する演算器が、前記A/D
変換器の出力段に接続され、前記直流増幅回路に入力さ
れる入力信号に起因して当該直流増幅回路の出力信号に
生じるオフセット誤差が補正される。
【0027】したがって、直流増幅回路において、A/
D変換器及び演算器からなるオフセット補正回路によ
り、入力信号に起因した温度安定度や電源電圧変動率に
よって生じるオフセット誤差の影響を打ち消すことがで
きる。
【0028】請求項5記載の発明は、複数の直流増幅器
が複数段に接続され、その各直流増幅器の出力段と入力
段との間に整合抵抗が接続されて構成される直流増幅回
路において、前段の直流増幅器から出力される出力信号
から分離した分離信号を所定の積分処理により積分して
補正信号を生成して後段の直流増幅器の入力段に出力す
る積分器を、前記前段の直流増幅器の出力段と後段の直
流増幅器の入力段との間に接続し、後段の直流増幅器に
前段の直流増幅器から整合抵抗を介して入力される入力
信号に前記積分器から出力される補正信号を合成して、
各段の直流増幅器に入力される入力信号に起因して出力
信号に生じるオフセット誤差を補正するオフセット誤差
補正機能を備えたことを特徴としている。
【0029】請求項5記載の発明の直流増幅回路によれ
ば、前段の直流増幅器から出力される出力信号から分離
した分離信号を所定の積分処理により積分して補正信号
を生成して後段の直流増幅器の入力段に出力する積分器
が、前記前段の直流増幅器の出力段と後段の直流増幅器
の入力段との間に接続され、後段の直流増幅器に前段の
直流増幅器から整合抵抗を介して入力される入力信号に
前記積分器から出力される補正信号を合成し、各段の直
流増幅器に入力される入力信号に起因して出力信号に生
じるオフセット誤差を補正するオフセット誤差補正機能
が備えられる。
【0030】請求項6記載の発明は、複数の直流増幅器
が複数段に接続され、その各直流増幅器の出力段と入力
段との間に整合抵抗が接続されて構成される直流増幅回
路において、前段の直流増幅器に入力される入力信号か
ら分離した分離信号を所定の積分処理により積分して補
正信号を生成して後段の直流増幅器の入力段に出力する
積分器を、前記前段の直流増幅器の入力段と後段の直流
増幅器の入力段との間に接続し、後段の直流増幅器に前
段の直流増幅器から整合抵抗を介して入力される入力信
号に前記積分器から出力される補正信号を合成して、各
段の直流増幅器に入力される入力信号に起因して出力信
号に生じるオフセット誤差を補正するオフセット誤差補
正機能を備えたことを特徴としている。
【0031】請求項6記載の発明の直流増幅回路によれ
ば、前段の直流増幅器に入力される入力信号から分離し
た分離信号を所定の積分処理により積分して補正信号を
生成して後段の直流増幅器の入力段に出力する積分器
が、前記前段の直流増幅器の入力段と後段の直流増幅器
の入力段との間に接続され、後段の直流増幅器に前段の
直流増幅器から整合抵抗を介して入力される入力信号に
前記積分器から出力される補正信号を合成して、各段の
直流増幅器に入力される入力信号に起因して出力信号に
生じるオフセット誤差を補正するオフセット誤差補正機
能が備えられる。
【0032】請求項7記載の発明は、複数の直流増幅器
が複数段に接続され、その各直流増幅器の出力段と入力
段との間に整合抵抗が接続されて構成される直流増幅回
路において、前段の直流増幅器から出力される出力信号
から分離した分離信号を所定の積分処理により積分して
補正信号を生成して中段の直流増幅器の出力段に出力す
る積分器を、前記前段の直流増幅器の出力段と後段の直
流増幅器の入力段との間に接続し、後段の直流増幅器に
中段の直流増幅器から整合抵抗を介して入力される入力
信号に前記積分器から出力される補正信号を合成して、
各段の直流増幅器に入力される入力信号に起因して出力
信号に生じるオフセット誤差を補正するオフセット誤差
補正機能を備えたことを特徴としている。
【0033】請求項7記載の発明の直流増幅回路によれ
ば、前段の直流増幅器から出力される出力信号から分離
した分離信号を所定の積分処理により積分して補正信号
を生成して中段の直流増幅器の出力段に出力する積分器
が、前記前段の直流増幅器の出力段と後段の直流増幅器
の入力段との間に接続され、後段の直流増幅器に中段の
直流増幅器から整合抵抗を介して入力される入力信号に
前記積分器から出力される補正信号を合成して、各段の
直流増幅器に入力される入力信号に起因して出力信号に
生じるオフセット誤差を補正するオフセット誤差補正機
能が備えられる。
【0034】したがって、積分器からなるオフセット補
正回路により、入力信号に起因した温度安定度や電源電
圧変動率によって生じるオフセット誤差の影響を打ち消
すことができるため、高精度で入力信号を増幅して出力
することができる。
【0035】請求項8記載の発明は、直流増幅器により
構成される直流増幅回路において、前記直流増幅器から
出力される出力信号を時系列の数値信号に変換して出力
するA/D変換器を、当該直流増幅器の出力段に接続
し、前記A/D変換器から出力される時系列の数値信号
を所定の積分処理により積分して時系列の補正数値信号
を生成して前記時系列の数値信号に合成して出力する演
算器を、前記A/D変換器の出力段に接続し、直流増幅
器に入力される入力信号に起因して前記直流増幅回路の
出力信号に生じるオフセット誤差を補正するオフセット
誤差補正機能を備えたことを特徴としている。
【0036】請求項8記載の発明の直流増幅回路によれ
ば、前記直流増幅器から出力される出力信号を時系列の
数値信号に変換して出力するA/D変換器が、当該直流
増幅器の出力段に接続され、前記A/D変換器から出力
される時系列の数値信号を所定の積分処理により積分し
て時系列の補正数値信号を生成して前記時系列の数値信
号に合成して出力する演算器が、前記A/D変換器の出
力段に接続され、直流増幅器に入力される入力信号に起
因して前記直流増幅回路の出力信号に生じるオフセット
誤差を補正するオフセット誤差補正機能が備えられる。
【0037】したがって、A/D変換器及び演算器から
なるオフセット補正回路により、入力信号に起因した温
度安定度や電源電圧変動率によって生じるオフセット誤
差の影響を打ち消すことができるため、高精度で入力信
号を増幅して出力することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0039】(第1の実施の形態)図1は、本発明を適
用したオフセット補正回路を備えた直流増幅回路におけ
る第1の実施の形態を示す図である。
【0040】まず、構成を説明する。
【0041】図1は、本第1の実施の形態のオフセット
補正回路11を備えた直流増幅回路1の回路構成を示す
図である。この図1において、直流増幅回路1は、積分
器S11、抵抗R11及び抵抗R13からなるオフセッ
ト補正回路11と、直流増幅器A11、直流増幅器A1
2、抵抗R12、及び抵抗R14から構成されている。
【0042】直流増幅器A11は、入力端子IN11か
ら入力された信号を増幅して、オフセット補正回路11
の抵抗R11と、抵抗R12に出力する。
【0043】抵抗R12は、直流増幅器A11の出力側
に直列に接続され、抵抗R14は、前記抵抗R12の後
段の直流増幅器A12の入力側に並列に接続され、一端
は接地される。この抵抗R12及び抵抗R14は、直流
増幅器A11と直流増幅器A12を従属接続する整合抵
抗である。また、抵抗R12のインピーダンスは、直流
増幅器A11の出力抵抗のインピーダンスより大きい。
【0044】オフセット補正回路11は、積分器S1
1、抵抗R11及び抵抗R13から構成され、直流増幅
器A11及び直流増幅器A12における、入力信号に起
因した温度安定度や電源電圧変動率によって生じる、入
力信号の強さを積分した値に比例するオフセット誤差を
補正する。
【0045】積分器S11は、直流増幅器A11の出力
側と直流増幅器A12の入力側との間に、抵抗R12と
並列に接続され、また、その積分器S11の入力側に抵
抗R11が直列に接続され、出力側に抵抗R13が直列
に接続されている。積分器S11は、所定の特性を有
し、抵抗R11を介して入力された分離信号により、積
分主体の演算処理を行い、直流増幅器A11及び直流増
幅器A12において入力信号に起因して生じる、入力信
号の強さを積分した値に比例するオフセット誤差を打ち
消す補正信号を、抵抗R13に出力する。
【0046】直流増幅器A12は、抵抗R12からの信
号とオフセット補正回路11の抵抗R13からの補正信
号が合成され抵抗R14を介して入力される信号を増幅
して、出力端子O11に出力する。
【0047】次に、本第1の実施の形態の動作を説明す
る。
【0048】図1の入力端子IN11から直流増幅器A
11に入力された信号は、増幅され、オフセット補正回
路11の抵抗R11と、抵抗R12に出力される。抵抗
R12に入力された信号は整合され、抵抗R14と直流
増幅器A12に出力される。また、オフセット補正回路
11において、抵抗R11を介して積分器S11に入力
された分離信号は、積分を主体とする演算処理により、
直流増幅器A11及び直流増幅器A12において入力信
号に起因した温度安定度や電源電圧変動率によって生じ
る、入力信号の強さを積分した値に比例するオフセット
誤差を打ち消す補正信号に変換され、抵抗R13に出力
される。オフセット補正回路11の抵抗R13から出力
された補正信号は、抵抗R12から出力された信号と合
成され、整合抵抗である抵抗R14を介して、直流増幅
器A12に入力される。直流増幅器A12に入力された
信号は、増幅され、出力端子O11に出力される。
【0049】なお、積分器S11の入力と出力の信号の
符号が同じ場合、抵抗R13から抵抗R12を介して抵
抗R11に至る正帰還の経路ができるが、抵抗R12の
インピーダンスは直流増幅器A11の出力抵抗のインピ
ーダンスに比べて大きいため、帰還量は1を越えること
なく、直流増幅器A11の出力は、積分器S11からの
補正信号の影響をほとんど受けない。
【0050】以上のように、本第1の実施の形態のオフ
セット補正回路11及び直流増幅回路1では、直流増幅
器A11の出力側と直流増幅器A12の入力側との間
に、積分器S11からなるオフセット補正回路11を設
け、この積分器S11により、直流増幅器A11におい
て入力信号に起因して生じるオフセット誤差の補正だけ
でなく、直流増幅器A12における入力信号に起因して
生じるオフセット誤差の補正も行うようにしたため、直
流増幅器A11及び直流増幅器A12において入力信号
に起因した温度安定度や電源電圧変動率によって生じ
る、入力信号の強さを積分した値に比例するオフセット
誤差の影響を打ち消すことができる。
【0051】したがって、直流増幅回路において、積分
器からなるオフセット補正回路により、入力信号に起因
した温度安定度や電源電圧変動率によって生じるオフセ
ット誤差の影響を打ち消すようにしたため、高精度で入
力信号を増幅して出力することができる。
【0052】(第2の実施の形態)第2の実施の形態で
は、第1の実施の形態の直流増幅回路1と同様に従属接
続された2つの直流増幅器に対して、その直流増幅器の
オフセット誤差を補正するための積分器からなるオフセ
ット補正回路を、他の回路構成により接続した場合につ
いて説明する。
【0053】図2は、本発明を適用したオフセット補正
回路を備えた直流増幅回路における第2の実施の形態を
示す図である。
【0054】まず、構成を説明する。
【0055】図2は、本第2の実施の形態のオフセット
補正回路21を備えた直流増幅回路2の回路構成を示す
図である。この図2において、直流増幅回路2は、積分
器S21、抵抗R21及び抵抗R23からなるオフセッ
ト補正回路21と、直流増幅器A21、直流増幅器A2
2、抵抗R22、及び抵抗R24から構成されている。
【0056】直流増幅器A21は、入力端子IN21か
ら入力された信号を増幅して、抵抗R22に出力する。
【0057】抵抗R22は、直流増幅器A21の出力側
に直列に接続され、抵抗R24は、前記抵抗R22の後
段の直流増幅器A22の入力側に並列に接続され、一端
は接地される。この抵抗R22及び抵抗R24は、直流
増幅器A21と直流増幅器A22を従属接続する整合抵
抗である。
【0058】オフセット補正回路21は、積分器S2
1、抵抗R21及び抵抗R23から構成され、直流増幅
器A21及び直流増幅器A22における、入力信号に起
因した温度安定度や電源電圧変動率によって生じる、入
力信号の強さを積分した値に比例するオフセット誤差を
補正する。
【0059】積分器S21は、直流増幅器A21の入力
側と直流増幅器A22の入力側との間に、直流増幅器A
21と抵抗R22に並列に接続され、また、その積分器
S21の入力側に抵抗R21が直列に接続され、出力側
に抵抗R23が直列に接続されている。積分器S21
は、所定の特性を有し、抵抗R21を介して入力された
分離信号により、積分主体の演算処理を行い、直流増幅
器A21及び直流増幅器A22において入力信号に起因
して生じる、入力信号の強さを積分した値に比例するオ
フセット誤差を打ち消す補正信号を、抵抗R23に出力
する。
【0060】直流増幅器A22は、抵抗R22からの信
号とオフセット補正回路21の抵抗R23からの補正信
号が合成され抵抗R24を介して入力される信号を増幅
して、出力端子O21に出力する。
【0061】次に、本第2の実施の形態の動作を説明す
る。
【0062】図2の入力端子IN21から直流増幅器A
21及びオフセット補正回路21の抵抗R21に信号が
入力され、直流増幅器A21に入力された信号は、増幅
され、抵抗R22に出力される。抵抗R22に入力され
た信号は整合され、抵抗R24と直流増幅器A22に出
力される。また、オフセット補正回路21において、抵
抗R21を介して積分器S21に入力された分離信号
は、積分を主体とする演算処理により、直流増幅器A2
1及び直流増幅器A22において入力信号に起因した温
度安定度や電源電圧変動率によって生じる、入力信号の
強さを積分した値に比例するオフセット誤差を打ち消す
補正信号に変換され、抵抗R23に出力される。オフセ
ット補正回路21の抵抗R23から出力された補正信号
は、抵抗R22から出力された信号と合成され、整合抵
抗である抵抗R24を介して、直流増幅器A22に入力
される。直流増幅器A22に入力された信号は、増幅さ
れ、出力端子O21に出力される。
【0063】以上のように、本第2の実施の形態のオフ
セット補正回路21と直流増幅回路2では、直流増幅器
A21の入力側と直流増幅器A22の入力側との間に、
直流増幅器A21と抵抗R22に並列に、積分器S21
からなるオフセット補正回路21を設け、この積分器S
21により、直流増幅器A21において入力信号に起因
して生じるオフセット誤差の補正だけでなく、直流増幅
器A22における入力信号に起因して生じるオフセット
誤差の補正も行うようにしたため、直流増幅器A21及
び直流増幅器A22において入力信号に起因した温度安
定度や電源電圧変動率によって生じる、入力信号の強さ
を積分した値に比例するオフセット誤差の影響を打ち消
すことができる。
【0064】したがって、直流増幅回路において、積分
器からなるオフセット補正回路により、入力信号に起因
した温度安定度や電源電圧変動率によって生じるオフセ
ット誤差の影響を打ち消すことができるため、高精度で
入力信号を増幅して出力することができる。
【0065】(第3の実施の形態)第1及び第2の実施
の形態では、直流増幅回路において、従属接続された2
つの直流増幅器に、その直流増幅器のオフセット誤差を
補正するオフセット補正回路を接続した回路について説
明したが、第3の実施の形態では、従属接続された3つ
の直流増幅器を使用する直流増幅回路について説明す
る。
【0066】図3は、本発明を適用したオフセット補正
回路を備えた直流増幅回路における第3の実施の形態を
示す図である。
【0067】まず、構成を説明する。
【0068】図3は、本第3の実施の形態のオフセット
補正回路31を備えた直流増幅回路3の回路構成を示す
図である。この図3において、直流増幅回路3は、積分
器S31、抵抗R31及び抵抗R35からなるオフセッ
ト補正回路31と、直流増幅器A31、直流増幅器A3
2、直流増幅器A33、抵抗R32、抵抗R33、抵抗
R34、及び抵抗R36から構成されている。
【0069】直流増幅器A31は、入力端子IN31か
ら入力された信号を増幅して、抵抗R32及びオフセッ
ト補正回路31の抵抗R31に出力する。
【0070】抵抗R32は、直流増幅器A31の出力側
に直列に接続され、抵抗R33は、前記抵抗R32の後
段の直流増幅器A32の入力側に並列に接続され、一端
は接地される。この抵抗R32と抵抗R33は、直流増
幅器A31と直流増幅器A32を従属接続する整合抵抗
である。
【0071】直流増幅器A32は、抵抗R32から抵抗
R33を介して入力される信号を増幅して、抵抗R34
に出力する。
【0072】抵抗R34は、直流増幅器A32の出力側
に直列に接続され、抵抗R36は、前記抵抗R34の後
段の直流増幅器A33の入力側に並列に接続され、一端
は接地される。この抵抗R34と抵抗R36は、直流増
幅器A32と直流増幅器A33を従属接続する整合抵抗
である。
【0073】オフセット補正回路31は、積分器S3
1、抵抗R31及び抵抗R35から構成され、直流増幅
器A31、直流増幅器A32、及び直流増幅器A33に
おける、入力信号に起因した温度安定度や電源電圧変動
率によって生じる、入力信号の強さを積分した値に比例
するオフセット誤差を補正する。
【0074】積分器S31は、直流増幅器A31の出力
側と直流増幅器A32の出力側との間に、抵抗R32、
直流増幅器A32、及び抵抗R34と並列に接続され、
また、その積分器S31の入力側に抵抗R31が直列に
接続され、出力側に抵抗R35が直列に接続されてい
る。積分器S31は、所定の特性を有し、抵抗R31を
介して入力された分離信号により、積分主体の演算処理
を行い、直流増幅器A31、直流増幅器A32、及び直
流増幅器A33において入力信号に起因して生じる、入
力信号の強さを積分した値に比例するオフセット誤差を
打ち消す補正信号を、抵抗R35に出力する。
【0075】直流増幅器A33は、抵抗R34からの信
号とオフセット補正回路31の抵抗R35からの補正信
号が合成され抵抗R36を介して入力される信号を増幅
して、出力端子O31に出力する。
【0076】次に、本第3の実施の形態の動作を説明す
る。
【0077】図3の入力端子IN31から直流増幅器A
31に入力された信号は、増幅され、オフセット補正回
路31の抵抗R31と、抵抗R32に出力される。抵抗
R32に入力された信号は整合され、抵抗R33と直流
増幅器A32に出力される。抵抗R32から抵抗R33
を介して直流増幅器A32に入力された信号は、増幅さ
れ、抵抗R34に出力される。抵抗R34に入力された
信号は整合され、抵抗R36と直流増幅器A33に出力
される。また、オフセット補正回路31において、抵抗
R31を介して積分器S31に入力された分離信号は、
積分を主体とする演算処理により、直流増幅器A31、
直流増幅器A32、及び直流増幅器A33において入力
信号に起因した温度安定度や電源電圧変動率によって生
じる、入力信号の強さを積分した値に比例するオフセッ
ト誤差を打ち消す補正信号に変換され、抵抗R35に出
力される。オフセット補正回路31の抵抗R35から出
力された補正信号は、抵抗R34から出力された信号と
合成され、整合抵抗である抵抗R36を介して、直流増
幅器A33に入力される。直流増幅器A33に入力され
た信号は、増幅され、出力端子O31に出力される。
【0078】以上のように、本第3の実施の形態のオフ
セット補正回路31及び直流増幅回路3では、直流増幅
器A31の出力側と直流増幅器A32の出力側との間
に、抵抗R32、直流増幅器A32及び抵抗R34と並
列に、積分器S31からなるオフセット補正回路31を
設け、この積分器S31により、直流増幅器A31にお
いて入力信号に起因して生じるオフセット誤差の補正だ
けでなく、直流増幅器A32及び直流増幅器A33にお
ける入力信号に起因して生じるオフセット誤差の補正も
行うようにしたため、直流増幅器A31、直流増幅器A
32、及び直流増幅器A33において入力信号に起因し
た温度安定度や電源電圧変動率によって生じる、入力信
号の強さを積分した値に比例するオフセット誤差の影響
を打ち消すことができる。
【0079】したがって、直流増幅回路において、積分
器からなるオフセット補正回路により、入力信号に起因
した温度安定度や電源電圧変動率によって生じるオフセ
ット誤差の影響を打ち消すことができるため、高精度で
入力信号を増幅して出力することができる。
【0080】(第4の実施の形態)第1、第2及び第3
の実施の形態では、オフセット補正回路に積分器を使用
したが、第4の実施の形態では、オフセット補正回路に
A/D変換器及び演算器を使用した直流増幅回路につい
て説明する。
【0081】図4は、本発明を適用したオフセット補正
回路を備えた直流増幅回路における第4の実施の形態を
示す図である。
【0082】まず、構成を説明する。
【0083】図4は、本第4の実施の形態のオフセット
補正回路41を備えた直流増幅回路4の回路構成を示す
図である。この図4において、直流増幅回路4は、直流
増幅器A41と、A/D変換器AD41及び演算器PU
41からなるオフセット補正回路41から構成されてい
る。
【0084】直流増幅器A41は、入力端子IN41か
ら入力された信号を増幅して、オフセット誤差を含む信
号を、オフセット補正回路41のA/D変換器AD41
に出力する。このオフセット誤差は、直流増幅器A41
において入力信号に起因した温度安定度や電源電圧変動
率によって生じ、その入力信号の強さを積分した値に比
例する。
【0085】オフセット補正回路41は、A/D変換器
AD41及び演算器PU41から構成され、直流増幅器
A41における入力信号に起因した温度安定度や電源電
圧変動率によって生じる、入力信号の強さを積分した値
に比例するオフセット誤差を補正する。
【0086】A/D変換器AD41は、直流増幅器A4
1の出力側に接続され、直流増幅器A41から入力され
たオフセット誤差を含む信号を、時系列の数値信号に変
換して、演算器PU41に出力する。
【0087】演算器PU41は、A/D変換器AD41
の出力側に接続され、A/D変換器AD41から入力さ
れた時系列の数値信号から時系列の補正数値信号を生成
するために、所定の次数及び係数による積分を主体とす
る演算処理を行い、その時系列の補正数値信号を前記時
系列の数値信号に加えることにより生成された、オフセ
ット誤差を打ち消す時系列の数値信号を、出力端子O4
1に出力する。
【0088】次に、本第4の実施の形態の動作を説明す
る。
【0089】図4の入力端子IN41から直流増幅器A
41に入力された信号は、増幅され、オフセット誤差を
含み、オフセット補正回路41のA/D変換器AD41
に出力される。A/D変換器AD41に入力されたオフ
セット誤差を含む信号は、時系列の数値信号に変換さ
れ、演算器PU41に出力される。演算器PU41に入
力された時系列の数値信号は、所定の次数及び係数によ
る積分を主体とする演算処理により生成された時系列の
補正数値信号に加えられ、オフセット誤差を打ち消す時
系列の数値信号として出力端子O41に出力される。
【0090】以上のように、本第4の実施の形態のオフ
セット補正回路41及び直流増幅回路4では、直流増幅
器A41の出力側に、A/D変換器AD41及び演算器
PU41からなるオフセット補正回路41を設け、この
A/D変換器AD41及び演算器PU41により、直流
増幅器A41において入力信号に起因して生じるオフセ
ット誤差の補正を行うようにしたため、直流増幅器A4
1において入力信号に起因した温度安定度や電源電圧変
動率によって生じる、入力信号の強さを積分した値に比
例するオフセット誤差の影響を打ち消すことができる。
【0091】したがって、直流増幅回路において、A/
D変換器及び演算器からなるオフセット補正回路によ
り、入力信号に起因した温度安定度や電源電圧変動率に
よって生じるオフセット誤差の影響を打ち消すことがで
きるため、高精度で入力信号を増幅して出力することが
できる。
【0092】なお、第1〜第4の実施の形態では、各直
流増幅器をさらに複数段に従属接続した場合において
も、前記オフセット補正回路によって全直流増幅器のオ
フセット誤差の補正を行うようにすることが可能であ
る。
【0093】
【発明の効果】請求項1、2、及び3記載の発明のオフ
セット補正回路によれば、直流増幅回路において、積分
器からなるオフセット補正回路により、直流増幅器の入
力信号に起因した温度安定度や電源電圧変動率によって
生じるオフセット誤差の影響を打ち消すことができる。
【0094】請求項4記載の発明のオフセット補正回路
によれば、直流増幅回路において、A/D変換器及び演
算器からなるオフセット補正回路により、入力信号に起
因した温度安定度や電源電圧変動率によって生じるオフ
セット誤差の影響を打ち消すことができる。
【0095】請求項5、6、及び7記載の発明の直流増
幅回路によれば、積分器からなるオフセット補正回路に
より、入力信号に起因した温度安定度や電源電圧変動率
によって生じるオフセット誤差の影響を打ち消すことが
できるため、高精度で入力信号を増幅して出力すること
ができる。
【0096】請求項8記載の発明の直流増幅回路によれ
ば、A/D変換器及び演算器からなるオフセット補正回
路により、入力信号に起因した温度安定度や電源電圧変
動率によって生じるオフセット誤差の影響を打ち消すこ
とができるため、高精度で入力信号を増幅して出力する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のオフセット補正回
路11を備えた直流増幅回路1を示す図。
【図2】本発明の第2の実施の形態のオフセット補正回
路21を備えた直流増幅回路2を示す図。
【図3】本発明の第3の実施の形態のオフセット補正回
路31を備えた直流増幅回路3を示す図。
【図4】本発明の第4の実施の形態のオフセット補正回
路41を備えた直流増幅回路4を示す図。
【図5】直流増幅器5の基本的な回路構成を示す図。
【符号の説明】
1〜4 直流増幅回路 11、21、31、41 オフセット補正回路 IN11 入力端子 A11、A12 直流増幅器 R11〜R14 抵抗 S11 積分器 O11 出力端子 IN21 入力端子 A21、A22 直流増幅器 R21〜R24 抵抗 S21 積分器 O21 出力端子 IN31 入力端子 A31、A32、A33 直流増幅器 R31〜R36 抵抗 S31 積分器 O31 出力端子 IN41 入力端子 A41 直流増幅器 AD41 A/D変換器 PU41 演算器 O41 出力端子 5 直流増幅器 55 差動増幅器 56 電圧増幅器 IN51 正入力端子 IN52 負入力端子 TR51〜TR53 トランジスタ R51〜R55 抵抗 V51 正の電源入力端子 V52 負の電源入力端子 O51 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 3/34 G06G 7/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の直流増幅器が複数段に接続され、そ
    の各直流増幅器の出力段と入力段との間に整合抵抗が接
    続される直流増幅回路から出力される出力信号に生じる
    オフセット誤差を補正するオフセット補正回路におい
    て、 前段の直流増幅器から出力される出力信号から分離した
    分離信号を所定の積分処理により積分して補正信号を生
    成して後段の直流増幅器の入力段に出力する積分器を、
    前記前段の直流増幅器の出力段と後段の直流増幅器の入
    力段との間に接続し、 前記後段の直流増幅器に前記前段の直流増幅器から整合
    抵抗を介して入力される入力信号に前記積分器から出力
    される補正信号を合成して、各段の直流増幅器に入力さ
    れる入力信号に起因して前記直流増幅回路の出力信号に
    生じるオフセット誤差を補正することを特徴とするオフ
    セット補正回路。
  2. 【請求項2】複数の直流増幅器が複数段に接続され、そ
    の各直流増幅器の出力段と入力段との間に整合抵抗が接
    続される直流増幅回路から出力される出力信号に生じる
    オフセット誤差を補正するオフセット補正回路におい
    て、 前段の直流増幅器に入力される入力信号から分離した分
    離信号を所定の積分処理により積分して補正信号を生成
    して後段の直流増幅器の入力段に出力する積分器を、前
    記前段の直流増幅器の入力段と後段の直流増幅器の入力
    段との間に接続し、 前記後段の直流増幅器に前記前段の直流増幅器から整合
    抵抗を介して入力される入力信号に前記積分器から出力
    される補正信号を合成して、各段の直流増幅器に入力さ
    れる入力信号に起因して前記直流増幅回路の出力信号に
    生じるオフセット誤差を補正することを特徴とするオフ
    セット補正回路。
  3. 【請求項3】複数の直流増幅器が複数段に接続され、そ
    の各直流増幅器の出力段と入力段との間に整合抵抗が接
    続される直流増幅回路から出力される出力信号に生じる
    オフセット誤差を補正するオフセット補正回路におい
    て、 前段の直流増幅器から出力される出力信号から分離した
    分離信号を所定の積分処理により積分して補正信号を生
    成して中段の直流増幅器の出力段に出力する積分器を、
    前記前段の直流増幅器の出力段と後段の直流増幅器の入
    力段との間に接続し、 前記後段の直流増幅器に前記中段の直流増幅器から整合
    抵抗を介して入力される入力信号に前記積分器から出力
    される補正信号を合成して、各段の直流増幅器に入力さ
    れる入力信号に起因して前記直流増幅回路の出力信号に
    生じるオフセット誤差を補正することを特徴とするオフ
    セット補正回路。
  4. 【請求項4】直流増幅回路から出力される出力信号に生
    じるオフセット誤差を補正するオフセット補正回路にお
    いて、 前記直流増幅回路から出力される出力信号を時系列の数
    値信号に変換して出力するA/D変換器を、当該直流増
    幅回路の出力段に接続し、 前記A/D変換器から出力される時系列の数値信号を所
    定の積分処理により積分して時系列の補正数値信号を生
    成して前記時系列の数値信号に合成して出力する演算器
    を、前記A/D変換器の出力段に接続し、 前記直流増幅回路に入力される入力信号に起因して当該
    直流増幅回路の出力信号に生じるオフセット誤差を補正
    することを特徴とするオフセット補正回路。
  5. 【請求項5】複数の直流増幅器が複数段に接続され、そ
    の各直流増幅器の出力段と入力段との間に整合抵抗が接
    続されて構成される直流増幅回路において、 前段の直流増幅器から出力される出力信号から分離した
    分離信号を所定の積分処理により積分して補正信号を生
    成して後段の直流増幅器の入力段に出力する積分器を、
    前記前段の直流増幅器の出力段と後段の直流増幅器の入
    力段との間に接続し、 後段の直流増幅器に前段の直流増幅器から整合抵抗を介
    して入力される入力信号に前記積分器から出力される補
    正信号を合成して、各段の直流増幅器に入力される入力
    信号に起因して出力信号に生じるオフセット誤差を補正
    するオフセット誤差補正機能を備えたことを特徴とする
    直流増幅回路。
  6. 【請求項6】複数の直流増幅器が複数段に接続され、そ
    の各直流増幅器の出力段と入力段との間に整合抵抗が接
    続されて構成される直流増幅回路において、 前段の直流増幅器に入力される入力信号から分離した分
    離信号を所定の積分処理により積分して補正信号を生成
    して後段の直流増幅器の入力段に出力する積分器を、前
    記前段の直流増幅器の入力段と後段の直流増幅器の入力
    段との間に接続し、 後段の直流増幅器に前段の直流増幅器から整合抵抗を介
    して入力される入力信号に前記積分器から出力される補
    正信号を合成して、各段の直流増幅器に入力される入力
    信号に起因して出力信号に生じるオフセット誤差を補正
    するオフセット誤差補正機能を備えたことを特徴とする
    直流増幅回路。
  7. 【請求項7】複数の直流増幅器が複数段に接続され、そ
    の各直流増幅器の出力段と入力段との間に整合抵抗が接
    続されて構成される直流増幅回路において、 前段の直流増幅器から出力される出力信号から分離した
    分離信号を所定の積分処理により積分して補正信号を生
    成して中段の直流増幅器の出力段に出力する積分器を、
    前記前段の直流増幅器の出力段と後段の直流増幅器の入
    力段との間に接続し、 後段の直流増幅器に中段の直流増幅器から整合抵抗を介
    して入力される入力信号に前記積分器から出力される補
    正信号を合成して、各段の直流増幅器に入力される入力
    信号に起因して出力信号に生じるオフセット誤差を補正
    するオフセット誤差補正機能を備えたことを特徴とする
    直流増幅回路。
  8. 【請求項8】直流増幅器により構成される直流増幅回路
    において、 前記直流増幅器から出力される出力信号を時系列の数値
    信号に変換して出力するA/D変換器を、当該直流増幅
    器の出力段に接続し、 前記A/D変換器から出力される時系列の数値信号を所
    定の積分処理により積分して時系列の補正数値信号を生
    成して前記時系列の数値信号に合成して出力する演算器
    を、前記A/D変換器の出力段に接続し、 直流増幅器に入力される入力信号に起因して前記直流増
    幅回路の出力信号に生じるオフセット誤差を補正するオ
    フセット誤差補正機能を備えたことを特徴とする直流増
    幅回路。
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